JPH08266375A - ふとん冷暖房用の送風パッド装置 - Google Patents

ふとん冷暖房用の送風パッド装置

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JPH08266375A
JPH08266375A JP7424695A JP7424695A JPH08266375A JP H08266375 A JPH08266375 A JP H08266375A JP 7424695 A JP7424695 A JP 7424695A JP 7424695 A JP7424695 A JP 7424695A JP H08266375 A JPH08266375 A JP H08266375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
ventilation
bag
cooling
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP7424695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Ishikawa
川 浩 規 石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP7424695A priority Critical patent/JPH08266375A/ja
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風していない時にも通気性を確保して、蒸
れを防止することができるふとん冷暖房用の送風パッド
の提供を目的とする。 【構成】 通気性を有した外袋13と、外袋内に配設さ
れ且つ通気性を有した布よりなると共に、冷温風の供給
口14aを有した通風袋14と、通風袋を外袋内にて所
定の位置に保持し且つ通気性の良好な部材よりなる良通
気部15a、16aと、外袋内に冷暖房の風を送り込む
送風装置11とを備えたことを特徴とするふとん冷暖房
用の送風パッド装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ふとん冷暖房用の送風
パッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、例えば特開
昭58−25116号公報に開示される技術が知られて
いる。図6はこの従来技術の送風寝具の構成を示す斜視
図、図7はパッドの断面斜視図である。図において、1
00はコントローラであって、送風装置101の制御を
行っている。送風装置101は、ダクト102を介して
パッド103内に冷風又は温風を送り込むものである。
【0003】パッド103は、外装103aと、通気性
のある布103bと、パッド103の高さを確保してお
くための凸部103dを有する凹凸パッド103cとか
ら構成されている。
【0004】そして、送風装置101から供給される風
は、突部103dの間を縫うように流れ、布103bよ
り透過する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような送風装置で
は、就寝している間中送風を続けていると、人肌を乾燥
させてしまう不具合が生じるために、所定の時間が経つ
と自動的にOFFされるタイマー接点を設けることが一
般的に行われる。
【0006】ところで、上記した従来技術では、あまり
通気性の良くない布103bを使用することによって、
パッド103全体から風をじんわりと吹き出させること
ができるものであるために、常に送風していないと蒸れ
る問題がある。
【0007】本発明は、送風していない時にも通気性を
確保して、蒸れを防止することができるふとん冷暖房用
の送風パッドの提供を技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するため請求項1の発明において講じた技術的手段
は、通気性を有した外袋と、外袋内に配設され且つ通気
性を有した布よりなると共に、冷温風の供給口を有した
通風袋と、通風袋を外袋内にて所定の位置に保持し且つ
通気性の良好な部材よりなる良通気部と外袋内に冷暖房
の風を送り込む送風装置とを備えたことである。
【0009】冬場においては、足先ほど冷えるために、
足先において温風が出る量を多くすることが望ましいた
めに、請求項2の発明において講じた技術的手段は、通
風袋は、複数の長筒部と、供給口と長筒部とを接続する
分岐部とを備えたことである。
【0010】人の寝返りに応じて効果的に風が送られる
ようにするため、請求項3の発明において講じた技術的
手段は、通風袋は互いに千鳥状に設けられた複数の貫通
孔を有し、貫通孔内に良通気部が配設されることであ
る。
【0011】夏場においては頭付近に冷風が多く供給さ
れることが望ましく、冬場においては足付近に温風が多
く供給されることが望ましいために、請求項4の発明に
おいて講じた技術的手段は、供給口を人が寝る方向に対
して側方の頭側と足側の少なくとも2か所設けたことで
ある。
【0012】人が送風パッド上に横になった時に、人の
重みで通風袋内を風が通り難くなるのを防止するため、
請求項5の発明において講じた技術的手段は、通風袋内
に配設され、撓んでも通気性の良好な弾性部材を備えた
ことである。
【0013】
【作用】請求項1の発明においては、送風装置からの風
が供給口より通風袋内に送り込まれると、その風は通風
袋及び外袋を透過することによって冷暖房される。
【0014】又、良通気部は、通風袋を所定の位置に保
持しているので、外袋内にて通風袋が絡まることが防止
でき、更に、良通気部は通気性の良好な部材より構成さ
れているために、送風が停止されているときにおいて
も、良通気部にて通気性が確保される。
【0015】請求項2の発明においては、風が分岐部か
ら複数の長筒部に供給されるため、分岐部において多量
の風が吹き出し、長筒部の端に行くほど風の吹き出し良
が減少する。このため、分岐部が足の近傍に位置するよ
うに寝れば、足の近傍において多くの温風が得られる。
【0016】請求項3の発明においては、風が貫通孔の
無い部分を通って吹き出されるために、人が寝返りをし
てもそれに対応して、風は流れやすい部分を通って吹き
出る。
【0017】請求項4の発明においては、供給口が頭側
と足側に設けられていて、夏場のような頭付近に冷風が
多く欲しいときには頭側の供給口と送風装置とを接続
し、冬場のような足付近に温風が多く欲しいときには足
側の供給口と送風装置とを接続することにより、季節に
よって風の出かたを変化させることができる。
【0018】請求項5の発明においては、通風袋内に通
気性の良好な弾性部材が配設されているために、人が送
風パッド上に横になった時でも、人の重みで通風袋内を
風が通り難くなるのが防止できる。
【0019】
【実施例】5本発明に係る実施例を図面に基づいて説明
する。
【0020】図1は第1実施例の送風パッド及びベッド
の外観斜視図、図2は送風パッドの断面斜視図である。
図において、送風パッド装置は、送風パッド10と、こ
の送風パッドに冷暖房の風を送る送風装置11とから構
成されている。送風装置11は、市販のエアコン等を使
用できる。
【0021】送風パッド10は、本実施例ではマットレ
ス12上に載置されているが、マットレス12と一体的
に構成してもなんら差し支えはない。この送風パッド1
0は、通気性を有した材質(例えば布等)からなる外装
13と、同じく低通気度の通気性を有した材質(例えば
ふとん乾燥機用として用いられるようなポリエステルを
織ったもの等)からなる通風袋14と、通風袋14を外
装10内にて所定の位置に保持しておくために通風袋1
4を上下より狭持すると共に、通気性の良好な部材より
なるウレタン15、16とから構成されている。尚、外
装13とウレタン15、16との間には、綿の層17が
介在されていて、手触りの向上を図っている。
【0022】通風袋14は、冷温風の供給口14aと、
複数の長筒部14bと、供給口14aと長筒部14bと
を接続する分岐部14cとから構成されている。長筒部
14b及び分岐部14c内には、弾性部材を構成するウ
レタン18が挿入されていて、人が送風パッド10上に
横になった際に、人の重みで撓んでも通気袋14内の通
気を確保できるようになっている。尚、供給口14aの
先端には、供給口14aと送風手段とを接続する際にそ
の接続部材を固定するためのマジックテープ19が設け
られている。
【0023】ウレタン15、16は、通風袋14を上下
から狭持していて、更に、通風袋14を所定位置に固定
しておくために、通風袋14の長筒部14bに沿って上
下で縫い合わされている。又、ウレタン15、16の通
風袋14の無い部分15a、16aは、良通気部を構成
していて、送風装置11を作動させていない時における
通気性を確保し、更に、通風袋14があるところとの高
さを合わせるために、ウレタン20が介在されている。
又、良通気部15a、16aは、図1に示す如く、ジグ
ザジ等のパターンでキルトされていても良く、この場
合、通風袋のある部分と無い部分15a、16aとのウ
レタン15、16内部での通気性が向上できる。
【0024】上記構成の本実施例においては、送風装置
11からの風が供給口14aより通風袋14内に送り込
まれると、その風は通風袋14、ウレタン15、綿の層
17及び外袋13を透過することによってふとんが冷暖
房される。
【0025】又、良通気部15a、16aは、通風袋を
所定の位置に保持しているので、外袋13内にて通風袋
14が絡まることが防止でき、更に、良通気部15a、
16aは通気性の良好な部材より構成されているため
に、送風が停止されているときにおいても、良通気部1
5a、16aにて通気性が確保される。
【0026】図3及び図4は、第2及び第3実施例の通
風袋の平面図である。図3に示す通風袋21は、通路が
梯子状に形成されたものであって、分岐部21bに長筒
部21cが複数接続されている。供給口21aより送り
込まれた風は、図中の矢印に示されるように流れる。こ
の第2実施例の場合には、分岐部21bと長筒部21c
にて囲まれる貫通孔21d内に上述した良通気部を形成
すればよい。
【0027】一方、図4に示す通風袋22は、互いに千
鳥状に設けられた複数の貫通孔22bを有していて、供
給口22aより送りこまれた風は図中の矢印に示される
ように流れる。この第3実施例の場合には、貫通孔22
b内に上述した良通気部を形成すればよい。
【0028】上記した2つの実施例においては、人が寝
返りをしても冷温風はそれに対応して流れやすい部分を
通って吹き出されるので、風が人のいない無意味なとこ
ろから吹き出ることが防止されて、効果的に冷暖房を行
うことができる。
【0029】図5は、第4実施例の通風袋23が載置さ
れたパッド24の平面図を示している。図において、通
風袋23は頭側と足側の二つの供給口23a、23bを
有している。
【0030】この第4実施例においては、夏場のような
頭付近に冷風が多く欲しいときには頭側の供給口23a
と送風装置11とを接続し、冬場のような足付近に温風
が多く欲しいときには足側の供給口23bと送風装置1
1とを接続することにより、季節によって風の出かたを
変化させることができるものである。このとき、使用し
ない側の供給口は、ファスナー、マジックテープ等で閉
じておくとよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明においては、良通気部が
通気性の良好な部材より構成されているために、送風が
停止されているときにおいても、通気性が確保できる。
【0032】請求項2においては、分岐部において多量
の風が吹き出し、長筒部の端に行くほど風の吹き出し良
が減少するため、分岐部が足の近傍に位置するように寝
れば、足の近傍において多くの温風が得られる。
【0033】請求項3においては、冷温風は貫通孔の無
い部分を通って吹き出されるために、人が寝返りをして
もそれに対応して、流れやすい部分を通って吹き出され
る。
【0034】このため、風が人のいない無意味なところ
から吹き出ることが防止されて、効果的に冷暖房を行う
ことができる。
【0035】請求項4の発明においては、供給口が頭側
と足側に設けられていて、夏場のような頭付近に冷風が
多く欲しいときには頭側の供給口と送風装置とを接続
し、冬場のような足付近に温風が多く欲しいときには足
側の供給口と送風装置とを接続することにより、季節に
よって風の出かたを変化させることができる。
【0036】請求項5の発明においては、通風袋内に通
気性の良好な弾性部材が配設されているために、人が送
風パッド上に横になった時でも、人の重みで通風袋内を
風が通り難くなるのが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の送風パッド及びベッドのマットレ
ス上に載置された状態の外観斜視図を示す。
【図2】第1実施例の送風パッドの断面斜視図を示す。
【図3】第2実施例の通風袋の平面図を示す。
【図4】第3実施例の通風袋の平面図を示す。
【図5】第4実施例の通風袋が載置された状態のパッド
の平面図を示す。
【図6】従来技術の送風寝具の構成を示す斜視図を示
す。
【図7】従来技術のパッドの断面斜視図を示す。
【符号の説明】
10・・・送風パッド 11・・・送風装置 13・・・外装 14・・・通風袋(第1実施例) 14a・・・供給口(第1実施例) 14b・・・長筒部(第1実施例) 14c・・・分岐部(第1実施例) 15、16・・・ウレタン 15a、16a・・・良通気部 18・・・ウレタン(弾性部材) 21・・・通風袋(第2実施例) 21a・・・供給口(第2実施例) 21b・・・長筒部(第2実施例) 21c・・・分岐部(第2実施例) 22・・・通風袋(第3実施例) 22a・・・供給口(第3実施例) 22b・・・貫通孔 23・・・通風袋(第4実施例) 23a・・・頭側の供給口 23b・・・足側の供給口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性を有した外袋と、 該外袋内に配設され且つ通気性を有した布よりなると共
    に、冷温風の供給口を有した通風袋と、 該通風袋を前記外袋内にて所定の位置に保持し且つ通気
    性の良好な部材よりなる良通気部と前記外袋内に冷暖房
    の風を送り込む送風装置とを備えたことを特徴とするふ
    とん冷暖房用の送風パッド装置。
  2. 【請求項2】 前記通風袋は、複数の長筒部と、前記供
    給口と前記長筒部とを接続する分岐部とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載のふとん冷暖房用の送風パッド
    装置。
  3. 【請求項3】 前記通風袋は互いに千鳥状に設けられた
    複数の貫通孔を有し、該貫通孔内に前記良通気部が配設
    されることを特徴とする請求項1記載のふとん冷暖房用
    の送風パッド装置。
  4. 【請求項4】 前記供給口を人が寝る方向に対して側方
    の頭側と足側の少なくとも2か所設けたことを特徴とす
    る請求項2又は請求項3記載のふとん冷暖房用の送風パ
    ッド装置。
  5. 【請求項5】 前記通風袋内に配設され、撓んでも通気
    性の良好な弾性部材を備えたことを特徴とする請求項1
    から請求項4のいずれか1項記載のふとん冷暖房用の送
    風パッド装置。
JP7424695A 1995-03-30 1995-03-30 ふとん冷暖房用の送風パッド装置 Pending JPH08266375A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020033118A (ko) * 2002-02-07 2002-05-04 신동길 스프링 매트리스에 사용되는 'e'자형 온수관

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