JPH08265838A - ディジタル移動通信システム装置及び各サブシステム間のタイミング設計方法 - Google Patents
ディジタル移動通信システム装置及び各サブシステム間のタイミング設計方法Info
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- JPH08265838A JPH08265838A JP5053796A JP5053796A JPH08265838A JP H08265838 A JPH08265838 A JP H08265838A JP 5053796 A JP5053796 A JP 5053796A JP 5053796 A JP5053796 A JP 5053796A JP H08265838 A JPH08265838 A JP H08265838A
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 システムマスタ−クロックを使用する各サブ
システムと交換機間のインタ−フェ−ス及びタイミング
を再設計して正確なタイミングスケ−ジュルが行われる
ようにするディジタル移動通信システム装置と各サブシ
ステム間のタイミング設計方法を提供する。 【解決手段】 ＣＤＭＡ用交換機を使用して音声または
デ−タをサ−ビスする移動通信システムにおいて、各サ
ブシステム間の周波数及びタイム同期を保つために、シ
ステムマスタ−クロックをＧＰＳの提供するＧＰＳクロ
ックとして定め、このＧＰＳクロックに基づいてそれぞ
れのサブシステムを設計し、これを基準としてシステム
間のハ−ドウェア的な接続を設計して正確なタイミング
を合わせることにより、迅速で正確なフレ−ムを伝送す
る。
システムと交換機間のインタ−フェ−ス及びタイミング
を再設計して正確なタイミングスケ−ジュルが行われる
ようにするディジタル移動通信システム装置と各サブシ
ステム間のタイミング設計方法を提供する。 【解決手段】 ＣＤＭＡ用交換機を使用して音声または
デ−タをサ−ビスする移動通信システムにおいて、各サ
ブシステム間の周波数及びタイム同期を保つために、シ
ステムマスタ−クロックをＧＰＳの提供するＧＰＳクロ
ックとして定め、このＧＰＳクロックに基づいてそれぞ
れのサブシステムを設計し、これを基準としてシステム
間のハ−ドウェア的な接続を設計して正確なタイミング
を合わせることにより、迅速で正確なフレ−ムを伝送す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】ディジタル移動通信システム
装置及び各サブシステム間のタイミング設計方法に係
り、コ−ド分割多重接続方式（Code Division Multiple
Access ; 以下“ＣＤＭＡ”という）を用いて音声また
はデ−タをサ−ビスする移動通信システムのマスタ−ク
ロックを全世界測位システム（Global Positioning Sys
tem ; 以下“ＧＰＳ”という）から提供するＧＰＳクロ
ックとして定め、前記ＧＰＳクロックを使用する各サブ
システムと交換機間のインタ−フェ−ス及びタイミング
を再設計して正確なタイミングスケジュ−ルを可能にす
るディジタル移動通信システム装置と各サブシステム間
のタイミング設計方法に関する。
装置及び各サブシステム間のタイミング設計方法に係
り、コ−ド分割多重接続方式（Code Division Multiple
Access ; 以下“ＣＤＭＡ”という）を用いて音声また
はデ−タをサ−ビスする移動通信システムのマスタ−ク
ロックを全世界測位システム（Global Positioning Sys
tem ; 以下“ＧＰＳ”という）から提供するＧＰＳクロ
ックとして定め、前記ＧＰＳクロックを使用する各サブ
システムと交換機間のインタ−フェ−ス及びタイミング
を再設計して正確なタイミングスケジュ−ルを可能にす
るディジタル移動通信システム装置と各サブシステム間
のタイミング設計方法に関する。
【０００２】
【関連する背景技術】一般に既存に使用する全ての交換
機及びこれと接続される各サブシステムは周波数同期方
式を用いてタイミング同期を合わせている。これは単に
メッセ−ジ、即ち、情報のみを正確に伝えるとよいの
で、他の同期方式は適用する必要性がなかった。
機及びこれと接続される各サブシステムは周波数同期方
式を用いてタイミング同期を合わせている。これは単に
メッセ−ジ、即ち、情報のみを正確に伝えるとよいの
で、他の同期方式は適用する必要性がなかった。
【０００３】ここで、周波数同期は全てのディジタルシ
ステムでデ−タの紛失及びエラ−を防止するために基本
的に備えなければならない機能であり、一つのマスタ−
クロックを定義し、これを各サブシステムで従属方式を
使用して自分のクロックを抽出した後、このクロックに
合わせて動作することにより機能具現を行う方式であ
る。
ステムでデ−タの紛失及びエラ−を防止するために基本
的に備えなければならない機能であり、一つのマスタ−
クロックを定義し、これを各サブシステムで従属方式を
使用して自分のクロックを抽出した後、このクロックに
合わせて動作することにより機能具現を行う方式であ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
通信方式方法は、その趨勢が有線よりは無線、アナログ
方式よりはディジタル方式に変わっている。これにより
ＣＤＭＡ方式を使用した交換機、制御局及び基地局が開
発されているが、このＣＤＭＡ用制御局は移動通信用と
して使用されるので、各加入者の端末機が送受信する途
中に位置移動する場合（この場合をハンドオフ状況とい
う）、二つの基地局から同時に入力される信号、即ち、
前記二つの信号が同時に入力されたかを判別するタイム
同期方式を必要とする。
通信方式方法は、その趨勢が有線よりは無線、アナログ
方式よりはディジタル方式に変わっている。これにより
ＣＤＭＡ方式を使用した交換機、制御局及び基地局が開
発されているが、このＣＤＭＡ用制御局は移動通信用と
して使用されるので、各加入者の端末機が送受信する途
中に位置移動する場合（この場合をハンドオフ状況とい
う）、二つの基地局から同時に入力される信号、即ち、
前記二つの信号が同時に入力されたかを判別するタイム
同期方式を必要とする。
【０００５】これはＣＤＭＡ用交換機を使用する移動通
信システムでは前記制御局とこれに接続される各サブシ
ステム間のタイミング同期方式が周波数同期方式は勿
論、タイム同期方式も適用されなければならない。タイ
ム同期は前述したようにソフトハンドオフ時二つの基地
局が一つの移動端末機に同時にフレ−ムを伝送し、これ
と共に二つの基地局が一つの基地局制御装置に同時にフ
レ−ムを伝送して前記フレ−ムを入力された基地局制御
装置がフレ−ムを整列させるようにし、また、ラウンド
トリップ遅延を最小化するために使用する同期方式であ
る。
信システムでは前記制御局とこれに接続される各サブシ
ステム間のタイミング同期方式が周波数同期方式は勿
論、タイム同期方式も適用されなければならない。タイ
ム同期は前述したようにソフトハンドオフ時二つの基地
局が一つの移動端末機に同時にフレ−ムを伝送し、これ
と共に二つの基地局が一つの基地局制御装置に同時にフ
レ−ムを伝送して前記フレ−ムを入力された基地局制御
装置がフレ−ムを整列させるようにし、また、ラウンド
トリップ遅延を最小化するために使用する同期方式であ
る。
【０００６】したがって、本発明の装置及び方法はＣＤ
ＭＡ用交換機を使用する移動通信システムで加入者端末
機が加入されている多数個の基地局と、前記基地局と交
換機間に発生するコ−ルを制御し、各システムの障害管
理及び維持補修、ハンドオフ処理及び各種制御、そし
て、交換機と各基地局間の整合などの機能を受け持つ基
地局制御装置を提供し、これら間のタイミング同期を合
わせるタイミング設計方法を提供して綺麗で正確なフレ
−ム伝送を行えるにその目的がある。
ＭＡ用交換機を使用する移動通信システムで加入者端末
機が加入されている多数個の基地局と、前記基地局と交
換機間に発生するコ−ルを制御し、各システムの障害管
理及び維持補修、ハンドオフ処理及び各種制御、そし
て、交換機と各基地局間の整合などの機能を受け持つ基
地局制御装置を提供し、これら間のタイミング同期を合
わせるタイミング設計方法を提供して綺麗で正確なフレ
−ム伝送を行えるにその目的がある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明のディジタル移動通信システム装置は、ディジ
タル移動通信システム用交換機と各サブシステム間の整
合を受け持つシステムにおいて、交換機と、一つのグル
−プ当たり１９２０個のチャネルを有する１２個のベ−
スステ−ションコントロ−ラグル−プよりなる基地局制
御装置と、前記１２個の基地局制御装置の各グル−プ間
のインタ−フェ−ス機能を受け持つ第２インタ−フェ−
ス部と、前記基地局制御装置の各ベ−スステ−ションコ
ントロ−ラグル−プとそれぞれ対応する１２個のベ−ス
ステ−ショントランスレシ−バサブシステムグル−プよ
りなる基地局と、前記第２インタ−フェ−ス部と連結さ
れて基地局制御装置と周辺装置の統計及び測定機能を行
い、これに基づきシステム性能を測定管理し基地局制御
装置のアラム信号を収集して運用者整合装置に示した
り、直接障害復旧などの処理機能を行うベ−スステ−シ
ョンマネ−ジャとより構成されることを特徴とする。
に本発明のディジタル移動通信システム装置は、ディジ
タル移動通信システム用交換機と各サブシステム間の整
合を受け持つシステムにおいて、交換機と、一つのグル
−プ当たり１９２０個のチャネルを有する１２個のベ−
スステ−ションコントロ−ラグル−プよりなる基地局制
御装置と、前記１２個の基地局制御装置の各グル−プ間
のインタ−フェ−ス機能を受け持つ第２インタ−フェ−
ス部と、前記基地局制御装置の各ベ−スステ−ションコ
ントロ−ラグル−プとそれぞれ対応する１２個のベ−ス
ステ−ショントランスレシ−バサブシステムグル−プよ
りなる基地局と、前記第２インタ−フェ−ス部と連結さ
れて基地局制御装置と周辺装置の統計及び測定機能を行
い、これに基づきシステム性能を測定管理し基地局制御
装置のアラム信号を収集して運用者整合装置に示した
り、直接障害復旧などの処理機能を行うベ−スステ−シ
ョンマネ−ジャとより構成されることを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を添付図
面に基づき詳細に説明する。図１は本発明によるＣＤＭ
Ａシステムの全体概略構成図であり、交換機１と、一つ
のグル−プ当たり１９２０個のチャネルを有する１２個
のベ−スステ−ションコントロ−ラグル−プ（ＢＳＣＧ
＃１〜＃１２）よりなる基地局制御装置２（Base Stati
on Countroler ; 以下“ＢＳＣ”という）と、前記１２
個の基地局制御装置２の各グル−プ間のインタ−フェ−
ス機能を受け持つ第２インタ−フェ−ス部３（Global C
DMA Interconnection Network ; ＧＣＩＮ）と、前記基
地局制御装置２の各ベ−スステ−ションコントロ−ラグ
ル−プとそれぞれ対応される１２個のベ−スステ−ショ
ントランスレシ−バサブシステムグル−プ（ＢＴＳＧ＃
１〜＃１２）よりなる基地局４と、前記第２インタ−フ
ェ−ス部３と連結されて基地局制御装置２と周辺装置の
統計及び測定機能を行い、これに基づきシステム性能を
測定管理し、基地局制御装置２のアラム信号を収集して
運用者整合装置に示したり、直接障害復旧などの処理機
能を行うベ−スステ−ションマネ−ジャ５（ＢＳＭ）と
より構成される。
面に基づき詳細に説明する。図１は本発明によるＣＤＭ
Ａシステムの全体概略構成図であり、交換機１と、一つ
のグル−プ当たり１９２０個のチャネルを有する１２個
のベ−スステ−ションコントロ−ラグル−プ（ＢＳＣＧ
＃１〜＃１２）よりなる基地局制御装置２（Base Stati
on Countroler ; 以下“ＢＳＣ”という）と、前記１２
個の基地局制御装置２の各グル−プ間のインタ−フェ−
ス機能を受け持つ第２インタ−フェ−ス部３（Global C
DMA Interconnection Network ; ＧＣＩＮ）と、前記基
地局制御装置２の各ベ−スステ−ションコントロ−ラグ
ル−プとそれぞれ対応される１２個のベ−スステ−ショ
ントランスレシ−バサブシステムグル−プ（ＢＴＳＧ＃
１〜＃１２）よりなる基地局４と、前記第２インタ−フ
ェ−ス部３と連結されて基地局制御装置２と周辺装置の
統計及び測定機能を行い、これに基づきシステム性能を
測定管理し、基地局制御装置２のアラム信号を収集して
運用者整合装置に示したり、直接障害復旧などの処理機
能を行うベ−スステ−ションマネ−ジャ５（ＢＳＭ）と
より構成される。
【０００９】前記基地局制御装置（ＢＳＣ）２の各ベ−
スステ−ションコントロ−ラグル−プ（ＢＳＣＧ＃１〜
＃１２）のうち一つのグル−プ構成を調べると、これは
一つ当たり１５個のトラフィックチャネルを有するセレ
クタ４枚よりなり、ソフトハンドオフ時二つの基地局か
ら来る信号を選択して上品のパケットを伝送し、交換機
１と接続されてコ−ル設定などの信号情報交換機能を行
う３２個のトランスコ−ディングサブシステムバンク
（Transcoding Subsystem Bank ;ＴＳＢ）２−１と、多
数個の基地局４と交換機１間のコ−ル設定過程でコ−ル
の形成を受け持つコ−ル制御処理機（Call Control Pro
cessor ;ＣＣＰ）２−２と、基地局制御装置２及び周辺
接続装置の交通量、コントロ−ルパケットの経路を設定
提供し、基地局制御装置２と前記基地局４間の整合機能
を行う第１インタ−フェ−ス部（Local CDMA Interconn
ection Network ;ＬＣＩＮ）２−３より構成される。
スステ−ションコントロ−ラグル−プ（ＢＳＣＧ＃１〜
＃１２）のうち一つのグル−プ構成を調べると、これは
一つ当たり１５個のトラフィックチャネルを有するセレ
クタ４枚よりなり、ソフトハンドオフ時二つの基地局か
ら来る信号を選択して上品のパケットを伝送し、交換機
１と接続されてコ−ル設定などの信号情報交換機能を行
う３２個のトランスコ−ディングサブシステムバンク
（Transcoding Subsystem Bank ;ＴＳＢ）２−１と、多
数個の基地局４と交換機１間のコ−ル設定過程でコ−ル
の形成を受け持つコ−ル制御処理機（Call Control Pro
cessor ;ＣＣＰ）２−２と、基地局制御装置２及び周辺
接続装置の交通量、コントロ−ルパケットの経路を設定
提供し、基地局制御装置２と前記基地局４間の整合機能
を行う第１インタ−フェ−ス部（Local CDMA Interconn
ection Network ;ＬＣＩＮ）２−３より構成される。
【００１０】前記のような構成でベ−スステ−ションコ
ントロ−ラグル−プ（ＢＳＣＧ＃１〜＃１２）の一つ当
たりトランスコ−ディングサブシステムバンク（ＴＳ
Ｂ）２−１が３２枚含まれて６０チャネルとすると、
（４×１５）×３２＝１９２０チャネルとなる。また、
前記基地局４グル−プの構成をさらに詳細に説明すれ
ば、一つのベ−スステ−ショントランスレシ−バサブシ
ステム（ＢＴＳ）トラフィックチャネルを２０個として
２ＦＡ，３個のセクタを基準として１６個のＢＴＳを形
成することにより、一つのＢＴＳグル−プ当たり１９２
０個のトラフィックチャネルを有するようにし、このＢ
ＴＳグル−プを前記基地局制御装置（ＢＳＣ）２の各ベ
−スステ−ションコントロ−ラグル−プ（ＢＳＣＧ＃１
〜＃１２）と一つずつ対応されるように１２個のグル−
プ（＃１〜＃１２）を形成する。即ち、３×２×２０×
１６＝１９２０個のトラフィックチャネルとなる。
ントロ−ラグル−プ（ＢＳＣＧ＃１〜＃１２）の一つ当
たりトランスコ−ディングサブシステムバンク（ＴＳ
Ｂ）２−１が３２枚含まれて６０チャネルとすると、
（４×１５）×３２＝１９２０チャネルとなる。また、
前記基地局４グル−プの構成をさらに詳細に説明すれ
ば、一つのベ−スステ−ショントランスレシ−バサブシ
ステム（ＢＴＳ）トラフィックチャネルを２０個として
２ＦＡ，３個のセクタを基準として１６個のＢＴＳを形
成することにより、一つのＢＴＳグル−プ当たり１９２
０個のトラフィックチャネルを有するようにし、このＢ
ＴＳグル−プを前記基地局制御装置（ＢＳＣ）２の各ベ
−スステ−ションコントロ−ラグル−プ（ＢＳＣＧ＃１
〜＃１２）と一つずつ対応されるように１２個のグル−
プ（＃１〜＃１２）を形成する。即ち、３×２×２０×
１６＝１９２０個のトラフィックチャネルとなる。
【００１１】図２は前記基地局制御装置２内でＣＤＭＡ
用交換機１と基地局４間のインタ−フェ−スを受け持つ
部分を示す構成図であり、基地局４と、前記基地局４と
接続されて基地局４及び交換機１側から送受信されるデ
−タを選択し、これをコ−ディング／デコ−ディングす
るボコ−ダ／セレクタ部２−４と、前記ボコ−ダ／セレ
クタ部２−４とＥ１−フレ−マ２−６との間に適切なス
イッチングを行う時間／空間スイッチ（Ｔ／Ｓスイッ
チ）部２−５と、基地局４と交換機１間の整合から発生
するＰＣＭサンプルスリップ現象を補償するＥ１−フレ
−マ２−６及び交換機１とより構成され、前記交換機１
とＥ１−フレ−マ２−６との間、そして、基地局４とボ
コ−ダ／セレクタ部２−４との間はＥ１−トランクを用
いてリンクさせ、前記ボコ−ダ／セレクタ部２−４と時
間／空間スイッチ（Ｔ／Ｓスイッチ）部２−５との間は
“ＲＳ−４２２”インタ−フェ−スを用いてリンクさせ
た。
用交換機１と基地局４間のインタ−フェ−スを受け持つ
部分を示す構成図であり、基地局４と、前記基地局４と
接続されて基地局４及び交換機１側から送受信されるデ
−タを選択し、これをコ−ディング／デコ−ディングす
るボコ−ダ／セレクタ部２−４と、前記ボコ−ダ／セレ
クタ部２−４とＥ１−フレ−マ２−６との間に適切なス
イッチングを行う時間／空間スイッチ（Ｔ／Ｓスイッ
チ）部２−５と、基地局４と交換機１間の整合から発生
するＰＣＭサンプルスリップ現象を補償するＥ１−フレ
−マ２−６及び交換機１とより構成され、前記交換機１
とＥ１−フレ−マ２−６との間、そして、基地局４とボ
コ−ダ／セレクタ部２−４との間はＥ１−トランクを用
いてリンクさせ、前記ボコ−ダ／セレクタ部２−４と時
間／空間スイッチ（Ｔ／Ｓスイッチ）部２−５との間は
“ＲＳ−４２２”インタ−フェ−スを用いてリンクさせ
た。
【００１２】このように構成されたインタ−フェ−ス部
を通して多数個の基地局４と交換機１間の信号送信過程
は添付した図３のタイミング図を参照して説明すれば次
の通りである。本発明のＣＤＭＡシステムではＧＰＳを
用いた共通のＣＤＭＡシステムタイプを使用し、図３Ａ
に示したようにＧＰＳから供給される５０Ｈｚの基準ク
ロックをマスタ−クロックとして同期を合わせる（５０
Ｈｚは時間として計算すれば、一つのフレ−ム伝送当た
り所要時間である２０ｍｓｅｃである）。
を通して多数個の基地局４と交換機１間の信号送信過程
は添付した図３のタイミング図を参照して説明すれば次
の通りである。本発明のＣＤＭＡシステムではＧＰＳを
用いた共通のＣＤＭＡシステムタイプを使用し、図３Ａ
に示したようにＧＰＳから供給される５０Ｈｚの基準ク
ロックをマスタ−クロックとして同期を合わせる（５０
Ｈｚは時間として計算すれば、一つのフレ−ム伝送当た
り所要時間である２０ｍｓｅｃである）。
【００１３】まず、送信側リンクにおけるデ−タの流れ
は次の通りである。６４Ｋｂｐｓのパルス符号変調（Ｐ
ＣＭ）化されたデ−タを交換機１から基地局制御装置２
に伝送すれば、この伝送されたデ−タストリ−ムは図３
Ｂ，Ｃに示したようにＣＤＭＡシステムで使用する伝送
フレ−ムの基本単位に変わって伝送されるところ、これ
は基地局制御装置２内のボコ−ダ２−４で１２５μｓｅ
ｃごとに一つずつ入るＰＣＭサンプルを１６０個集め
て、１２５×１６０＝２０ｍｓｅｃのフレ−ムとして作
成することである。
は次の通りである。６４Ｋｂｐｓのパルス符号変調（Ｐ
ＣＭ）化されたデ−タを交換機１から基地局制御装置２
に伝送すれば、この伝送されたデ−タストリ−ムは図３
Ｂ，Ｃに示したようにＣＤＭＡシステムで使用する伝送
フレ−ムの基本単位に変わって伝送されるところ、これ
は基地局制御装置２内のボコ−ダ２−４で１２５μｓｅ
ｃごとに一つずつ入るＰＣＭサンプルを１６０個集め
て、１２５×１６０＝２０ｍｓｅｃのフレ−ムとして作
成することである。
【００１４】この際、ボコ−ダ２−４でアクチブされる
ストロ−ブ信号は基準周波数の一周期である２０ｍｓｅ
ｃであり、送信オフセット（ＴＸ ＯＦＦＳＥＴ）は示
したように若干押されて入るが、前記送信オフセットが
離れるとき、ＰＣＭストリ−ムが読み取られる（図面の
点線部分）。このように読み取られたＰＣＭストリ−
ム、即ち、１６０サンプルの伝送フレ−ムをエンコ−デ
ィングした後、図３Ｅのように送信チック（ＴＸ ＴＩ
ＣＫ）のアクチブ時点から該当基地局４に送信するとこ
ろ、この際は前記エンコ−ディングされた伝送フレ−ム
をセレクタ２−４に伝送し（セレクタ２−４側では前記
ボコ−ダ２−４に貯蔵されているフレ−ムデ−タを読み
取る時点を知らせるＴＸＳＬＥＷＡＢＬＥカウンタ値に
より読み取る）。伝送フレ−ムを入力されたセレクタ２
−４側では、このフレ−ムが基地局４のＣＤＭＡ伝送時
間に合わせて受信されるようにデ−タを伝送することに
より遅延を最小化させる。
ストロ−ブ信号は基準周波数の一周期である２０ｍｓｅ
ｃであり、送信オフセット（ＴＸ ＯＦＦＳＥＴ）は示
したように若干押されて入るが、前記送信オフセットが
離れるとき、ＰＣＭストリ−ムが読み取られる（図面の
点線部分）。このように読み取られたＰＣＭストリ−
ム、即ち、１６０サンプルの伝送フレ−ムをエンコ−デ
ィングした後、図３Ｅのように送信チック（ＴＸ ＴＩ
ＣＫ）のアクチブ時点から該当基地局４に送信するとこ
ろ、この際は前記エンコ−ディングされた伝送フレ−ム
をセレクタ２−４に伝送し（セレクタ２−４側では前記
ボコ−ダ２−４に貯蔵されているフレ−ムデ−タを読み
取る時点を知らせるＴＸＳＬＥＷＡＢＬＥカウンタ値に
より読み取る）。伝送フレ−ムを入力されたセレクタ２
−４側では、このフレ−ムが基地局４のＣＤＭＡ伝送時
間に合わせて受信されるようにデ−タを伝送することに
より遅延を最小化させる。
【００１５】これと共に、前記セレクタ２−４が基地局
４にフレ−ムを伝送する時点はＴＸＳＬＥＷＡＢＬＥ
（送信スルマブル）カウンタ値により調整しうるが、こ
れはコ−ル接続が終わってトラフィックチャネルを占有
し始めるとき、セレクタ２−４と基地局４間にタイム同
期信号を送受信して伝送遅延信号を計算することにより
定めることができ、図３Ｄに示したエンコ−ディング遅
延期間は、第１フレ−ムが２０ｍｓｅｃとして入力され
てエンコ−ディングされた後、このエンコ−ディングさ
れたデ−タの出力瞬間、第２フレ−ムが入力され、引き
続き第３フレ−ムが入力されるとき出力されるので、約
２フレ−ム程度遅延されると言える。
４にフレ−ムを伝送する時点はＴＸＳＬＥＷＡＢＬＥ
（送信スルマブル）カウンタ値により調整しうるが、こ
れはコ−ル接続が終わってトラフィックチャネルを占有
し始めるとき、セレクタ２−４と基地局４間にタイム同
期信号を送受信して伝送遅延信号を計算することにより
定めることができ、図３Ｄに示したエンコ−ディング遅
延期間は、第１フレ−ムが２０ｍｓｅｃとして入力され
てエンコ−ディングされた後、このエンコ−ディングさ
れたデ−タの出力瞬間、第２フレ−ムが入力され、引き
続き第３フレ−ムが入力されるとき出力されるので、約
２フレ−ム程度遅延されると言える。
【００１６】反対に受信側リンクにおけるデ−タの流れ
は前記送信側リンクでのデ−タの流れの逆順であるが、
ＲＸ ＳＬＥＷＡＢＬＥ（受信スルマブル）カウンタ値
はボコ−ダ基準ストロ−ブＶＲＳから受信チックが離れ
る時点までの時間差であり、基地局４から送信されたエ
ンコ−ディングフレ−ムをセレクタからボコ−ダに伝送
する時点になって受信オフセット（ＲＸ ＯＦＦＳＥ
Ｔ）ほど遅延された後、デコ−ディングされてＰＣＭス
トリ−ムとしてトランクに載せられ、前述したＰＣＭサ
ンプルスリップ現象の発生理由は、現在に使用するＣＤ
ＭＡ用交換機ＭＳＣで基準クロックとして標準研究所が
提供した基準クロックを使用することにより、これと接
続して使用する基地局４及び基地局制御装置２で使用す
るＧＰＳクロックと周波数同期が不一致になるからであ
る。
は前記送信側リンクでのデ−タの流れの逆順であるが、
ＲＸ ＳＬＥＷＡＢＬＥ（受信スルマブル）カウンタ値
はボコ−ダ基準ストロ−ブＶＲＳから受信チックが離れ
る時点までの時間差であり、基地局４から送信されたエ
ンコ−ディングフレ−ムをセレクタからボコ−ダに伝送
する時点になって受信オフセット（ＲＸ ＯＦＦＳＥ
Ｔ）ほど遅延された後、デコ−ディングされてＰＣＭス
トリ−ムとしてトランクに載せられ、前述したＰＣＭサ
ンプルスリップ現象の発生理由は、現在に使用するＣＤ
ＭＡ用交換機ＭＳＣで基準クロックとして標準研究所が
提供した基準クロックを使用することにより、これと接
続して使用する基地局４及び基地局制御装置２で使用す
るＧＰＳクロックと周波数同期が不一致になるからであ
る。
【００１７】即ち、ボコ−ダ／セレクタで使用する５０
Ｈｚ及び交換機ＭＳＣインタ−フェ−スに使用する２．
０４８Ｍｈｚ（８ＫＨｚフレ−ム同期）などを全部ＧＰ
Ｓクロックとして使用するからである。一方、現在開発
されたＣＤＭＡシステムのボ−コ−ディング方式は“Ｑ
ＣＥＬＰ”方式を使用してＡＴ＆Ｔのディジタル信号処
理器１６１６（ＤＳＰ１６１６）により実現されてい
る。
Ｈｚ及び交換機ＭＳＣインタ−フェ−スに使用する２．
０４８Ｍｈｚ（８ＫＨｚフレ−ム同期）などを全部ＧＰ
Ｓクロックとして使用するからである。一方、現在開発
されたＣＤＭＡシステムのボ−コ−ディング方式は“Ｑ
ＣＥＬＰ”方式を使用してＡＴ＆Ｔのディジタル信号処
理器１６１６（ＤＳＰ１６１６）により実現されてい
る。
【００１８】参照すれば、前記ディジタル信号処理器１
６１６（ＤＳＰ１６１６）のＲＯＭ領域とＲＡＭ領域を
区分すると、ＲＯＭ領域は０×００００〜０×２ｆｆｆ
（１２ｋｗ外部ＲＯＭ）、０×３０００〜０×３７ｆｆ
（２ｋｗ内部ＤＰ−ＲＡＭバンク）、０×５０００〜０
×ｆｆｆｆ（４４ｋｗ外部ＲＯＭ）より構成され、ＲＡ
Ｍ領域は０×００００〜０×０７ｆｆ（２０４８×１
６、２ｋｗ内部ＲＡＭバンク）、０×２０００〜０×ｆ
ｆｆｆ（ＥＲＡＭＬＯ／ＩＯ／ＥＲＡＭＨＩ）より構成
され、プログラムコ−ドの大きさは１２ｋワ−ドであ
り、現在は外部ＲＡＭにこのコ−ドをダウンロ−ドして
使用しているが、ディジタル信号処理器内部ＲＯＭにマ
スキングして使用することもできる。
６１６（ＤＳＰ１６１６）のＲＯＭ領域とＲＡＭ領域を
区分すると、ＲＯＭ領域は０×００００〜０×２ｆｆｆ
（１２ｋｗ外部ＲＯＭ）、０×３０００〜０×３７ｆｆ
（２ｋｗ内部ＤＰ−ＲＡＭバンク）、０×５０００〜０
×ｆｆｆｆ（４４ｋｗ外部ＲＯＭ）より構成され、ＲＡ
Ｍ領域は０×００００〜０×０７ｆｆ（２０４８×１
６、２ｋｗ内部ＲＡＭバンク）、０×２０００〜０×ｆ
ｆｆｆ（ＥＲＡＭＬＯ／ＩＯ／ＥＲＡＭＨＩ）より構成
され、プログラムコ−ドの大きさは１２ｋワ−ドであ
り、現在は外部ＲＡＭにこのコ−ドをダウンロ−ドして
使用しているが、ディジタル信号処理器内部ＲＯＭにマ
スキングして使用することもできる。
【００１９】また、伝送の最後の段階の各基地局４で自
分に加入されている多数個の端末機に無線でフレ−ムを
伝送する時点はＣＤＭＡシステムタイムで予め決められ
ているが、端末機の送／受信時間はフレ−ムで同期信号
を検出するので可変的に決められ、これにより基地局４
における受信時間も変わり、基地局制御装置２への送信
時間は基地局４の送信時間の固定された遅延値として決
められる。
分に加入されている多数個の端末機に無線でフレ−ムを
伝送する時点はＣＤＭＡシステムタイムで予め決められ
ているが、端末機の送／受信時間はフレ−ムで同期信号
を検出するので可変的に決められ、これにより基地局４
における受信時間も変わり、基地局制御装置２への送信
時間は基地局４の送信時間の固定された遅延値として決
められる。
【００２０】したがって、フレ−ムの伝送時パケットラ
ウタでこれを遅延させたり積滞伝送すれば、ＣＤＭＡ伝
送時間に合わせて受信されないので、エラ−が発生する
問題を最小化させた。
ウタでこれを遅延させたり積滞伝送すれば、ＣＤＭＡ伝
送時間に合わせて受信されないので、エラ−が発生する
問題を最小化させた。
【００２１】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明はＣ
ＤＭＡ用交換機を使用するＣＤＭＡシステムで各サブシ
ステム間の周波数及びタイム同期を保つために、移動通
信システムのシステムマスタークロックをＧＰＳの提供
するクロックと定め、ＧＰＳからのクロックに基づいて
それぞれのサブシステムを設計し、これを基準としてシ
ステム間のハ−ドウェア的な接続を設計して、正確なタ
イミングを合わせて迅速で正確なフレ−ム伝送を行うこ
とができる。
ＤＭＡ用交換機を使用するＣＤＭＡシステムで各サブシ
ステム間の周波数及びタイム同期を保つために、移動通
信システムのシステムマスタークロックをＧＰＳの提供
するクロックと定め、ＧＰＳからのクロックに基づいて
それぞれのサブシステムを設計し、これを基準としてシ
ステム間のハ−ドウェア的な接続を設計して、正確なタ
イミングを合わせて迅速で正確なフレ−ム伝送を行うこ
とができる。
【図１】本発明によるＣＤＭＡシステムの全体概略構成
図である。
図である。
【図２】基地局制御装置内でＣＤＭＡ用交換機と基地局
間のインタ−フェ−スを受け持つ部分を示す構成図であ
る。
間のインタ−フェ−スを受け持つ部分を示す構成図であ
る。
【図３】（Ａ）乃至（Ｅ）は本発明のシステムによる送
信過程を示したタイミング図である。
信過程を示したタイミング図である。
１ 交換機 ２ 基地局制御装置（ＢＳＣ） ２−１ トランスコ−ディシングサブシステムバンク
（ＴＳＢ） ２−２ コ−ル制御処理機（ＣＣＰ） ２−３ 第１インタ−フェ−ス部（ＬＣＩＮ） ２−４ ボコ−ダ／セレクタ部 ２−５ Ｔ／Ｓスイッチ部 ２−６ Ｅ１−フレ−マ ３ 第２インタ−フェ−ス部（ＧＣＩＮ） ４ 基地局 ５ ベ−スステ−ションマネ−ジャ
（ＴＳＢ） ２−２ コ−ル制御処理機（ＣＣＰ） ２−３ 第１インタ−フェ−ス部（ＬＣＩＮ） ２−４ ボコ−ダ／セレクタ部 ２−５ Ｔ／Ｓスイッチ部 ２−６ Ｅ１−フレ−マ ３ 第２インタ−フェ−ス部（ＧＣＩＮ） ４ 基地局 ５ ベ−スステ−ションマネ−ジャ
Claims (4)
- 【請求項１】 ディジタル移動通信システム用交換機と
各サブシステム間の整合を受け持つシステムにおいて、 交換機と、 一つのグル−プ当たり１９２０個のチャネルを有する１
２個のベ−スステ−ションコントロ−ラグル−プよりな
る基地局制御装置と、 前記１２個の基地局制御装置の各グル−プ間のインタ−
フェ−ス機能を受け持つ第２インタ−フェ−ス部と、 前記基地局制御装置の各ベ−スステ−ションコントロ−
ラグル−プとそれぞれ対応する１２個のベ−スステ−シ
ョントランスレシ−バサブシステムグル−プよりなる基
地局と、 前記第２インタ−フェ−ス部と連結されて基地局制御装
置と周辺装置の統計及び測定機能を行い、これに基づき
システム性能を測定管理し基地局制御装置のアラム信号
を収集して運用者整合装置に示したり、直接障害復旧な
どの処理機能を行うベ−スステ−ションマネ−ジャとよ
り構成されることを特徴とするディジタル移動通信シス
テム装置。 - 【請求項２】 前記基地局制御装置内のベ−スステ−シ
ョンコントロ−ラグル−プは一つ当たり１５個のトラフ
ィックチャネルを有するセレクタ４枚よりなり、ソフト
ハンドオフ時二つの基地局から来る信号を選択して上品
のパケットを伝送し、交換機と接続されてコ−ル設定な
どの信号情報交換機能を行う３２個のトランスコ−ディ
ングサブシステムバンクと、 多数個の基地局と交換機間のコ−ル設定過程でコ−ルの
形成を受け持つコ−ル制御処理機と、 基地局制御装置及び周辺接続装置の交通量、コントロ−
ルパケットの経路を設定提供し、基地局制御装置と前記
基地局間の整合機能を行う第１インタ−フェ−ス部より
構成され、残り１１個のベ−スステ−ションコントロ−
ラグル−プも前記と同様に構成されることを特徴とする
請求項１記載のディジタル移動通信システム装置。 - 【請求項３】 前記基地局制御装置内のＣＤＭＡ用交換
機と基地局間のインタ−フェ−スを受け持つインタ−フ
ェ−ス部は前記基地局と接続されて基地局及び交換機側
から送受信されるデ−タを選択し、これをコ−ディング
／デコ−ディングするボコ−ダ／セレクタ部と、 前記ボコ−ダ／セレクタ部とＥ１−フレ−マとの間で適
切なスイッチングを行う時間／空間スイッチ部と、 基地局と交換機間の整合から発生するＰＣＭサンプルス
リップ現象を補償するＥ１−フレ−マより構成されるこ
とを特徴とする請求項１又は２記載のディジタル移動通
信システム装置。 - 【請求項４】 ディジタル移動通信システム用交換機と
各サブシステム間の同期を確かめるタイミング設計方法
において、 全世界測位システムから提供する全世界測位システムク
ロックを全てのサブシステム間の接続のマスタ−クロッ
クとして定め、このために交換機と基地局制御装置間の
インタ−フェ−ス部から発生するスリップ現象はＥ１−
フレ−マを用いて復旧することにより、移動通信システ
ムの各サブシステム間の周波数同期及びタイム同期を確
かめることを特徴とする各サブシステム間のタイミング
設計方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1995-4578 | 1995-03-07 | ||
| KR1019950004578A KR0140130B1 (ko) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 디지탈이동통신 시스템 장치 및 각 서브시스템 간의 타이밍 설계 방법 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08265838A true JPH08265838A (ja) | 1996-10-11 |
| JP2848486B2 JP2848486B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=19409315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5053796A Expired - Fee Related JP2848486B2 (ja) | 1995-03-07 | 1996-03-07 | ディジタル移動通信システム装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5930722A (ja) |
| JP (1) | JP2848486B2 (ja) |
| KR (1) | KR0140130B1 (ja) |
| CN (1) | CN1084573C (ja) |
Cited By (4)
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| US6483825B2 (en) | 1998-07-07 | 2002-11-19 | Fujitsu Limited | Time synchronization method in CDMA system |
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| JP2006177889A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Japan Radio Co Ltd | 発振器監視装置 |
| US7474637B2 (en) | 2001-09-27 | 2009-01-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Signal supply apparatus and method for public and private mobile communication system |
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| US6493338B1 (en) | 1997-05-19 | 2002-12-10 | Airbiquity Inc. | Multichannel in-band signaling for data communications over digital wireless telecommunications networks |
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- 1996-03-07 JP JP5053796A patent/JP2848486B2/ja not_active Expired - Fee Related
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