JP2002533990A - システムフレーム番号を用いた電気通信ネットワークのクロック同期 - Google Patents

システムフレーム番号を用いた電気通信ネットワークのクロック同期

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JP2002533990A
JP2002533990A JP2000590333A JP2000590333A JP2002533990A JP 2002533990 A JP2002533990 A JP 2002533990A JP 2000590333 A JP2000590333 A JP 2000590333A JP 2000590333 A JP2000590333 A JP 2000590333A JP 2002533990 A JP2002533990 A JP 2002533990A
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マルクス カールソン,
エリク イェンソン,
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テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
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Abstract

(57)【要約】 本願の電話通信システム(18)は、1以上のノードから提供される複数のリアルタイムクロック(206)を同期させるべく、システムフレーム番号(SFN)を採用する。マスタクロックと同期する必要のあるスレーブクロック(206)を備えるプロセッサ(202)に対し、信号ソース(210と310)からシステムフレーム信号(例えばパルス)が配布される。マスタプロセッサ(202M、302T)は、基準マスタクロック時間(506)と基準システムフレーム番号(504)を含むクロック設定メッセージ(500)を受信側プロセッサに送信する。クロック設定メッセージを受信したプロセッサは、基準システムフレーム番号のタイミングに基づいて、スレーブクロックを基準マスタクロック時間に同期させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 1.発明の分野 本願発明は、電気通信に係り、とりわけ、電気通信ネットワークにおける複数
のプロセッサにより維持されるリアルタイムクロックの同期に関する。
【0002】 2.関連技術及び考慮すべき課題 セルラー電話システムは、(移動)ユーザー装置ユニットと基地局(BS)ノー
ド間の無線リンク(例えば、エアインタフェース)を採用している。基地局ノー
ドは、複数のユーザー装置ユニットとの無線コネクションを形成するための送信
機と受信機を備えている。1以上の基地局ノードは、(例えば、地上回線または
マイクロウェーブにより)接続され、無線ネットワーク制御装置ノード(また、
いくつかのネットワークでは、基地局コントローラ[BSC]として知られている
。)により管理される。無線ネットワーク制御装置ノードは、制御ノードを通し
てコア通信ネットワークに順次接続される。制御ノードは様々な形式を取ること
ができるが、これは制御ノードが接続しているサービスまたはネットワークのタ
イプに依存する。PSTNおよび/またはISDN、交換網などのコネクションオリエン
テッド型のコネクションにおいて、制御ノードは、移動交換局(MSC)に該当し
よう。(例えば)インターネットなどのパケット交換データサービスに接続する
場合には、制御ノードは、ゲートウェイ・データ・サポート・ノードに該当し、
有線データネットワークと1以上の在圏ノードとを介してコネクションが確立さ
れることになろう。
【0003】 従って、モバイルユーザー装置ユニットと別のパーティー(例えば、コア通信
ネットワークまたは別のモバイルユーザー装置ユニット)との間での電気通信コ
ネクションには、移動ユニットから基地局及び無線ネットワーク制御装置(RNC
)を経由する上り回線と、この上り回線とは逆方向の下り回線とが含まれる。い
くつかのタイプの電気通信システムにおいて、制御情報とユーザー情報は、上り
回線と下り回線の双方のフレームにおいて伝送される。
【0004】 セルラー通信ネットワークに含まれるノードのいくつかは、フレーム等の送信
処理を取り扱うべく、複数のプロセッサを搭載しており、それぞれ、リアルタイ
ムクロックで動作するリアルタイムオペレーティングシステムを装備している。
電気通信ネットワークを維持・制御し、かつ、コネクションを処理する上で、リ
アルタイムクロックを同期させることが重要である。従って、本願発明の目的は
、電気通信ネットワークのリアルタイムクロックを同期させるための技術を提供
することである。
【0005】 発明の概要 本願の電気通信システムでは、ネットワークにおける1以上のノードにおいて
提供されている複数のリアルタイムクロックを同期させるために、システムフレ
ーム番号を採用する。システムフレーム信号(例えば、パルス)は、信号ソース
(例えば、発振器)から、マスタクロックに同期する必要のあるスレーブクロッ
クを備えた機器またはユニットに対して配布される。マスタプロセッサは、クロ
ック設定メッセージをプロセッサに送信し、このクロック設定メッセージには、
基準マスタクロック時間と基準システムフレーム番号が含まれている。クロック
設定メッセージを受信した受信側のプロセッサは、基準マスタクロック時間と基
準システムフレーム番号とを使用して自己のスレーブクロックを再同期させる。
一方のモードにおいて、クロック設定メッセージは、受信側のプロセッサに対し
、受信側のプロセッサが基準システムフレーム番号を取得したときにスレーブク
ロックを基準マスタクロック時間に設定するよう命令する。他方のモードにおい
て、クロック設定メッセージは、基準システムフレーム番号のときに実際のマス
タクロック時間を受信側プロセッサに通知するので、受信側プロセッサは、調整
されたスレーブクロック時間を計算により求めることが可能になる。
【0006】 受信側プロセッサと関連するマスタプロセッサの位置は、実施形態の違いに応
じて変わる。例えば、ある実施形態では、マスタプロセッサと受信側プロセッサ
は、例えば、基地局ノードの如く、電気通信ネットワーク内の同一のノードに配
置される。そのような実施形態においては、マスタプロセッサと受信側プロセッ
サは、電気通信ネットワークの同一ノード内において、異なるデバイスボード上
に配置されることになろう。他の実施形態では、マスタプロセッサ及び受信側プ
ロセッサには、電気通信ネットワーク内の異なるノードに配置されることもあり
、例えば、マスタプロセッサが、無線ネットワーク制御装置ノードに配置され、
1以上の受信側プロセッサが電気通信ネットワークの基地局ノードに配置されて
もよい。
【0007】 発明の詳細な説明 以下の説明において、本願発明の完全な理解を提供すべく、特有な詳細として
、特定のアーキテクチャ、インターフェイス、技術などが用いられるが、これは
本願発明を限定するためではなく説明目的のために用いるに過ぎない。また、本
願発明は、これらの具体的な詳細を逸脱するような他の実施形態において実施さ
れてもよいことは、当業者においても明らかであろう。他の例において、不要な
説明によって本願発明の説明が覆い隠されないようにするため、周知の機器、回
路、および方法についての詳細な説明が省略されることがある。
【0008】 図1は、電気通信ネットワーク18を示しており、ユーザー装置ユニット20が、
(例えば、無線インターフェイス等の)エアインタフェース23を介して、1以上
の基地局22と通信するものである。基地局22は、[またいくつかのネットワーク
では、基地局コントローラ(BSC)として知られている]無線ネットワーク制御
装置(RNC)24に、地上回線(またはマイクロウェーブ)により接続される。無
線ネットワーク制御装置(RNC)24は、移動交換センター26として知られる制御
ノードを通じて、雲28として表現されている回線交換電話ネットワーク(PSTN/I
SDN)に順次接続している。さらに、無線ネットワーク制御装置(RNC)24は、在
圏GPRSサポートノード(SGSN)25、及び、バックボーンネットワーク27を通じて
ゲートウェイGRPSサポートノード(GGSN)30と接続され、コネクションは、雲32
として表現されている(例えば、インターネット、X.25外部ネットワーク等の)
パケット交換網によって確立される。
【0009】 当業者であれば理解できるように、ユーザー装置ユニット20が移動電話コネク
ションに参加するときは、指定された無線チャンネルのエアインタフェース23上
で、ユーザー装置ユニット20からのシグナリング情報とユーザー情報が1以上の
基地局22に送信される。基地局は、コネクションまたはセッションに含まれる無
線信号を送信したり、受信したりする無線通信機を備えている。基地局は、コネ
クションまたはセッションに関連する無線信号を送受信するための無線通信機を
備えている。基地局は、ユーザー装置ユニット20からコネクションに関係する他
のパーティーへの上り回線における情報を無線信号から取得し、デジタル信号に
変換し、無線ネットワーク制御装置(RNC)24に転送する。無線ネットワーク制
御装置(RNC)24は、コネクションまたはセッションに関係しうる複数の基地局2
2の参加を統合するが、これは、ユーザー装置装置20が地理的に移動し、基地局2
2にハンドオーバするかもしれないからである。上り回線上で、無線ネットワー
ク制御装置(RNC)24は、ユーザー装置ユニット20と、PSTN/IDSN 28又は(例え
ば、インターネットの如く)パケット交換網32のパーティーとの間でコネクショ
ンを確立するために、ユーザー情報を含んでいる1以上の基地局22からのフレー
ムを抜き取る。
【0010】 ここに例示される実施形態は、たまたま、符号分割多重接続(CDMA)を採用し
ており、特定の移動局と基地局との間で送信される情報は、同じ無線周波数を利
用している他の移動局の情報と区別するために、(拡散符号などの)数学的なコ
ードにより変調されている。従って、CDMAにおいては、コードに基づいて個々の
無線リンクが区別される。CDMAの種々の側面は、Garg、Vijay K.らによるワイア
レス/パーソナル・コミュニケーションにおけるCDMAアプリケーション、プレン
ティスホール(1997)に記述されている。CDMAのダイバーシチを考慮し、図1の
ユーザー装置ユニット20は、複数の基地局22(例えば、基地局22、および基地局
222)と接続しているように描かれている。
【0011】 本願発明は、特に、上り回線と下り回線の双方のフレームまたは情報パケット
において情報が送信される電気通信ネットワーク18におけるリアルタイムクロッ
クの同期に関連している。個々のフレームは、フレーム識別番号(FN)を含むよ
うに連続的に番号が付けられている。フレーム番号(FN)は、基地局22と無線ネ
ットワーク制御装置(RNC)24の双方において維持されるシステムフレーム番号
(SFN)に基づいている。
【0012】 SFNは、無線ネットワーク制御装置(RNC)24と基地局22との間で同期される。
この観点において、基地局22は、当該基地局22内のすべてのボードにシステムフ
レーム番号を分配するシステムフレーム番号(SFN)発振器を備えている。従っ
て、基地局22が起動する際には、このSFN発振器は、無線ネットワーク制御装置
(RNC)24に同期し、その後、各基地局22は、SFN発振器を使用して自身のSFNカ
ウンタを維持する。その後、ユーザー装置ユニット20への最終的な転送のために
、無線ネットワーク制御装置(RNC)24が基地局22にユーザーデータフレームを
送信するときには、すべてのフレームはフレーム番号(FN)により印をつけられ
ている。実際には、このフレーム番号(FN)は、例えば、SFN mod 72の如く、SF
Nからの演算により導出される。このフレーム番号FN、および、基地局22により
維持されるSFNを使用することによって、基地局22は、指定された時間に、フレ
ームを送信することができる。
【0013】 本願発明のリアルタイムクロック同期は、第1の例を提供する図2の様々な実
施形態に適用可能である。特に、図2は、電気通信ネットワーク18の代表基地局
22を例示する。図2の例示的な基地局22は、複数のユニットまたはデバイスボー
ド200M,200S1,…,200Snを備えている。各デバイスボード200は、ボードプロ
セッサ202を備えており、リアルタイムクロック206でもってリアルタイムオペレ
ーティングシステム(RTOS)204を実行する。
【0014】 図2において、リアルタイムクロック206Mは、マスタリアルタイムクロック(
マスタクロック206M)であると考えられるため、デバイスボード200Mは、「マス
タボード」と呼ばれる。さらに、例示された実施形態において、システムフレー
ム信号のソースとして、すなわち、SFN発振器210をデバイスボード200Mに備えて
いる。マスタボード200Mのプロセッサ202Mは、インターフェイス212を経て、さ
らに、制御バス214を介して他のデバイスボード200のプロセッサと通信する。
【0015】 図2の例において、マスタデバイスボード200Mを除いた他のデバイスボード20
0は、本願発明の同期を行うスレーブボードと呼ばれる。スレーブボード200S1-2
00Sn上のリアルタイムクロック206は、同期するにあたり、マスタクロック206M
に従属同期する。さらに、スレーブボード200S1-200Snは、SFN信号線216を介し
てSFN発振器210からシステムフレームを受信する。
【0016】 例示された実施形態において、SFN発振器210は、10ミリ秒ごとにパルスを出力
する。SFN発振器210から出力されたパルスは、スレーブボード200S1- 200Snの各
SFNカウンタ220に適用される。SFNカウンタ220は、SFN信号線216において受信さ
れたシステムフレーム信号を含むパルスの計算を継続する。さらに、マスタプロ
セッサ202Mはシステムフレーム信号を受信し、カウントする。マスタプロセッサ
200Mが、システムフレーム信号の完全なセットがSFN発振器210から出力されたと
判断すると、マスタプロセッサ200Mはリセット線222においてリセット信号を出
す。
【0017】 スレーブボード200S1-200Snは、それぞれ、1以上の独特な機能を具備し、各
機能は一般に機能ブロック230S1-230Snとして表現される。各機能ブロック230S1 -230Snは、1以上の基地局機能を実行できる。例えば、機能ブロック230S1は、
エアインタフェース23上での通信を提供するための送信機/受信機であるかもし
れない。機能ブロック230Snは、電気通信ネットワーク18内の他のノード(例え
ば、無線ネットワーク制御装置(RNC)24など)へのインターフェイスであって
もよく、この場合は、ボード200Snは拡張ボードとして機能する。また、基地局2
2のデバイスボード200のいくつかは送信機/受信機ボードとして機能することに
なろう。しかしながら、基地局22で提供される特定のアイデンティティおよび機
能の組み合わせは、本願発明と密接な関係があるわけではなく、前記機能ととも
に説明目的のために提供されるにすぎない。
【0018】 基地局22のデバイスボード200間におけるユーザーデータフレーム等の送信に
ついては、図2において例示を省略していることを理解して頂きたい。例えば、
ユーザーデータフレーム等の送信は、ATMフレームのカプセル化のような従来の
方法を用いて実現されよう。従って、いくつかの実施形態においては、例えば、
基地局22内のデバイスボード間におけるユーザーデータフレームの送信を容易に
するために、ATMスイッチなどのスイッチが提供されよう。
【0019】 本願発明は、マスタクロック206Mにスレーブクロック206Sを同期させることに
努めるものである。マスタクロック206Mが(例えば、無線ネットワーク制御装置
(RNC)24により)正確に維持又は保持されたものと仮定すると、マスタプロセ
ッサのSFNカウンタは適切に同期したとことになる(例えば、起動時など)。本
願発明の同期は、電気通信ネットワーク18の様々なデバイスボード200において
維持されるシステムフレーム番号(SFN)により特徴付けられる。この観点に基
づき、上述したように、SFN発振器210は線216にパルスを出力する。、SFNカウン
タ220が線216のパルスをカウントすることにより、各ユーザーデータフレームの
フレーム番号(FN)とSFNを把握でき、これにより各デバイスボード200は、適切
な時間に、エアインタフェース上でフレームを送信できるようになる。さらに、
マスタプロセッサ202Mはシステムフレームパルスをカウントし、いつシステムフ
レーム番号を0にリセットすべきかを決定する。マスタプロセッサ202Mが、シス
テムフレーム番号を0にリセットすべきであると決定すると、マスタプロセッサ2
02Mはリセット信号を線222に送信する。
【0020】 本願発明によれば、マスタプロセッサ202Mは、スレーブボード200S1-200Sn
各受信側プロセッサ202に対して、制御バス214上でクロック設定メッセージ(CS
M)500を送信する。クロック設定メッセージ(CSM)500の代表的なフォーマット
の例を図5に示す。制御バス214において送信される他のタイプのメッセージか
らクロック設定メッセージCSMを識別するために、クロック設定メッセージ(CSM
)500には、メッセージタイプ識別フィールド502が含まれている。さらに、クロ
ック設定メッセージ(CSM)500は、フィールド506に(基準システムフレーム番
号分野504として知られる)基準システムフレーム番号を格納し、フィールド504
に(基準マスタクロック時間フィールド506として知られている)基準マスタク
ロック時間を格納している。基準マスタクロック時間フィールド506は、基準マ
スタクロック時間を、時間、分、および秒(hh.mm.ss)のフォーマットで指定す
る。もし、マスタデバイスボード200Mと様々なスレーブボード200S1-200Snとの
間で、制御バス214が、専用コネクションではなくアドレッシングを採用する場
合は、クロック設定メッセージ(CSM)500にアドレスフィールドを設ける必要が
あろう。また他のフィールドが含まれてよく、例えば、パリティ、またはチェッ
クサムフィールドの如くである。
【0021】 本願発明に係る第1のモードにおいて、受信側のスレーブプロセッサ202SのSF
Nカウンタ220が(例えば、図示されるようなSFN=Xの如く)基準システムフレー
ム番号フィールド504に含まれる値に等しくなったことを受信側のスレーブプロ
セッサ202Sが検出すると、スレーブクロック206Sを特定のリアルタイムクロック
に設定するよう、受信側のスレーブプロセッサ202Sはクロック設定メッセージ(
CSM)500により命令される。
【0022】 前記第1の発明のモードは、図4Aに例示されており、ステップ4A-1において
、マスタプロセッサ202Mは、図5に示されるフォーマットを備えたクロック設定
メッセージ(CSM)500を準備し、(インターフェイス212Mを介し、制御バス214
上で)送信する。図4Aのステップ4A-2では、スレーブプロセッサ202が、クロ
ック設定メッセージ(CSM)500を受信し、例えば 基準システムフレーム番号フ
ィールド504と基準マスタクロック時間フィールド506において受信された値を蓄
えるが如く処理する。SFN発振器210は、システムフレーム信号(パルス)を、SF
N信号線216に供給しつづけ、(ステップ4A-3で)SFN = Xとなるパルスが放出さ
れる。SFNカウンタ220により維持されるシステムフレームパルスのカウントを、
スレーブプロセッサ202Sが監視する。ステップ4A-4により示されるように、SFN
カウンタ220のカウントが、基準システムフレーム番号フィールド504に含められ
ている値(例えば、SFN = X)に達すると、対応するスレーブプロセッサ202は、
そのスレーブクロック206を、クロック設定メッセージ(CSM)500において指定
される時間にリセットする。SFNカウンタ220により維持される、システムフレー
ム番号に係る信号についてのカウントされた数が、基準システムフレーム番号フ
ィールド504の値と予め定められた関係になると、スレーブクロック206は、基準
マスタクロック時間フィールド506に格納されて運ばれてきたhh.mm.ssの値にリ
セットされる。すなわち、基準システムフレーム番号フィールド504において指
定されるようにSFN = Xに達するとすぐに、スレーブクロック206は、クロック設
定メッセージ(CSM)500の基準マスタクロック時間フィールド506で指定される
実際の時間にリセットされる。
【0023】 本願発明に係る第2のモードでは、基準システムフレーム番号フィールド504
で搬送される基準システムフレーム番号のときに(基準マスタクロック時間フィ
ールド506で指定されるような)実際のマスタクロック時間が発生することを、
クロック設定メッセージ(CSM)500により、スレーブボード200S1-200Sn上の受
信側プロセッサに対し通知するものである。この第2のモードにおいて、受信側
プロセッサは、関連するスレーブクロック206がリセットされるべき時刻である
、調整されたスレーブクロック時間を計算により求める。
【0024】 前記第2の発明のモードは、図4Bにおいて示されており、ステップ4B-1にお
いて、マスタプロセッサ202Mは、図5に示されるようなフォーマットを備えたク
ロック設定メッセージ(CSM)500を用意し、(インターフェイス212Mを介して、
制御バス214上に)送信する。図4Bのステップ4B-2において、スレーブプロセ
ッサ202が、クロック設定メッセージ(CSM)500を受信し、例えば 基準システ
ムフレーム番号フィールド504と基準マスタクロック時間フィールド506において
受信された値を蓄積するが如く処理を行う。ステップ4B-3において、SFN発振器2
10は、SFN = Yとなるようにカウントされるシステムフレーム信号(パルス)を
、SFN信号線216に供給する。ステップ4B-4において、現在のシステムフレーム番
号SFN = Yを把握すると、スレーブプロセッサ202は、現在のシステムフレーム番
号SFN = Yと、基準システムフレーム番号フィールド504の値と、基準マスタクロ
ック時間フィールド506に格納される実際の時間とを用いて、調整されたスレー
ブクロック時間を計算により求める。従って、ステップ4B-4で計算により求めら
れた調整されたスレーブクロック時間は、基準マスタクロック時間フィールド50
6に格納された実際の時間とは異なり、基準マスタクロック時間フィールド506に
格納された時間を用いて計算により求められた別の値となる。すなわち、マスタ
クロック206Mの実際の時間は、基準システムフレーム番号フィールド504に特定
のシステムフレーム番号を格納したときに、基準マスタクロック時間フィールド
506に格納された値であり、スレーブプロセッサ202は、その値を知ることで、現
在のシステムフレーム番号SFN =Yにおいてマスタクロック時間を計算できるので
ある。信号線216におけるシステムフレームのパルスが、既知の間隔(例えば、
例示された実施形態のすべての10ミリ秒)でもって発生するという事実により、
マスタクロック時間の計算は簡素化される。ステップ4B-4にいおいて計算により
求められた調整されたスレーブクロック時間を用い、ステップ4B-5において、ス
レーブプロセッサ202は、当該スレーブプロセッサ202のスレーブクロック206S
、調整されたスレーブクロック時間に設定する。
【0025】 図4Bは、ステップ4B-1でクロック設定メッセージ(CSM)500が送信されたこ
とに続き、SFN=Y(ステップ4B-3)となるシステムフレーム信号が送信されたこ
とを示しており、なお、図4Bにおいて、ステップ4B-3はステップ4B-1よりも先
行して実行されてもよいことは理解されよう。すなわち、本願発明に係る第2の
モードでは、ステップ4B-4の計算をする際に、スレーブプロセッサ202が現在の
システムフレーム番号を把握していることが重要である。現在のシステムフレー
ム番号を知ること又は更新することが、クロック設定メッセージ(CSM)500を受
信した前であるか又は受信した後であるかは、正確な現在のシステムフレーム番
号が利用される限り、本質的なことではない。
【0026】 図3は、第2の実施形態の代表的な例であり、本願発明のリアルタイムクロッ
ク同期を例示している。とりわけ、マスタクロック306Mは、1以上の基地局221-
22qにおいてスレーブクロック306Sの同期のために使用されるが、図3は、マス
タクロック306Mを、無線ネットワーク制御装置(RNC)24が維持するシナリオを
例示している。
【0027】 マスタクロック306Mは、無線ネットワーク制御装置(RNC)24のタイミングボ
ード300T上に配置され、とりわけその中でも、タイミングボード300Tに配置され
るプロセッサ302Tに係るリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)304T
一部である。図2に係るマスタボード200Mの手法と同様に、タイミングボード30
0Tは、プロセッサ302Tが制御線314上で基地局22のプロセッサと通信するための
インターフェイス312Tを具備する。また、タイミングボード300Tは、図2のSFN
発振器210と同様な手法でシステムフレーム信号(パルス)を出力するSFN発振器
310を備えている。
【0028】 タイミングボード300Tは、ポート313Tを備えており、このポートを通じて、ス
イッチ315を経た無線ネットワーク制御装置(RNC)24の他方と通信を確立する。
タイミングボード300Tとスイッチ315との間では、様々なタイプの情報がポート3
13Tを介して送信され、その中には、図2の信号線216と222により搬送されるシ
ステムフレーム信号とリセット信号とに対応するものが含まれている。スイッチ
315は、無線ネットワーク制御装置(RNC)24とは異なるユニットとのコネクショ
ンを提供し、このようなユニットとしては、(タイミングボード300Tだけでなく
)ダイバーシチ・ハンドオーバユニット340、(例えば、MSC26またはSGSN25との
インターフェイスの如く)制御ノードインタフェース342、および、(例えば、
それぞれの近くの基地局221-22qと地上回線により接続する)基地局インタフェ
ース3441-344qなどが含まれている。
【0029】 各基地局22は、拡張ボード350を介して無線ネットワーク制御装置(RNC)24と
接続される。前もって説明されたように、拡張ボード350は、基地局22に配置さ
れうるいくつかのタイプのデバイスボードの正にその1つである。拡張ボード35
0は、SFN発振器310Tからシステムフレーム信号を受信し、無線ネットワーク制御
装置(RNC)24のプロセッサ302Tからの信号をリセットし、さらに、ある実施形
態においては、基地局22に備えられる複数のデバイスボード200のそれぞれにス
イッチ352を経てそのような信号を供給する。図3において、基地局221は、2001 -s1 から2001-snまでのデバイスボードを備えていることが示されており、基地局
22qは、200q-s1から200q-snまでのデバイスボードを備えていることが示されて
いる。
【0030】 図3の基地局22のデバイスボード200は、図2のデバイスボードと似通ってお
り、デバイスボード2001-s1のポート3541-s1、デバイスボード200q-s1のポート3
54q-s1として示されているように、各デバイスボード200がポート354を備えてい
る点が例外的に異なるだけである。ポート354は、SFNカウンタ220及びプロセッ
サ202を含むデバイスボード200を備えるユニットとスイッチ352間の通信を処理
する。さらに、各デバイスボード200について、そのプロセッサ202は、インター
フェイス212を介して制御線314と接続される。制御線314はクロック設定メッセ
ージ(CSM)500を搬送し、図3の実施形態において、図5および前述の議論が例
示するような同一のフォーマットであってもよい。
【0031】 図3の実施形態において、各基地局22のデバイスボード200のそれぞれはデバ
イスボード2001-S1により描写された同期手法や、図4Aのモードまたは図4B
のモードのそれぞれについて前述された同期手法など、スレーブクロック206の
同期手法を装備することができる。すなわち、個々のデバイスボード200は、無
線ネットワーク制御装置(RNC)24のSFN発振器31からシステムフレーム信号と、
無線ネットワーク制御装置(RNC)24からのクロック設定メッセージ(CSM)500
とを受信できる。このケースにおいて、制御線314は、同期を必要とするスレー
ブクロック106を備えた基地局の各デバイスボード200と接続されるが、この場合
は、クロック設定メッセージ(CSM)500が供給される基地局22の特定のデバイス
ボード200を指定するためのアドレスフィールドを、クロック設定メッセージ(C
SM)500に設ける必要がある。
【0032】 代わりに、無線ネットワーク制御装置(RNC)24のマスタクロック306Tは、最
初、個々の基地局で、予め定められたあるデバイスボード200(例えば、基地局2
21のデバイスボード2001-S1 )のスレーブクロック206を同期させるために使用
され、この最初に同期したスレーブクロック206は、同一の基地局22内にある他
の残りのデバイスボード200のスレーブクロック206を同期させるために、補助の
マスタクロックとして利用される。初期の同期の後に、補助のマスタクロックは
、無線ネットワーク制御装置(RNC)24により監督され位相が修正される。この
代替案の実施において、基地局22の個々のデバイスボード200は、SFN発振器310T からシステムフレーム信号を直接受信することになるが、クロック設定メッセー
ジ(CSM)500は、最初に同期したスレーブクロックを備えるデバイスボード200
から、基地局22の他のデバイスボード200へと、他のデバイスボード200上のスレ
ーブクロックを同期させるために中継される。
【0033】 前述したように、図3の実施形態に係るクロック設定メッセージ(CSM)500は
、図4Aのモードまたは図4Bのモードにおいて使用されてもよい。そのような
モードは図2の先行議論を考慮することで理解されよう。
【0034】 図3の実施形態は、ノードを介して情報をルーティングするためのスイッチを
使用するノードが例示されている。そのようなスイッチの例は、ノードを介して
ATMセルをルーティングするATMスイッチであるかもしれない。必要に応じて、他
のタイプのルーティング技術が利用されてもよく、また、(代わりに)無線ネッ
トワーク制御装置(RNC)24から基地局22の適切なデバイスボード200に対し、こ
れらの信号が直接的に若しくは違った形で供給されてもよいことは理解できよう
。さらに、ここに明確に例示されてはいないが、図2の実施形態において構内ノ
ードスイッチが使用できることも理解できよう。
【0035】 前述した説明から、マスタプロセッサ、および、マスタクロックは、移動通信
交換局26など、電気通信ネットワーク18の制御ノードに配置されてもよい。その
ような実施形態において、マスタプロセッサは、下位ノード(例えば、無線ネッ
トワーク制御装置(RNC)24および/または基地局22)のスレーブクロックをリ
セットするために利用されよう。
【0036】 効果的に、本願発明は、電気通信ネットワーク18の別の機能(SFN)を用いる
ことにより、単一のノードだけでなく、電気通信ネットワーク18の複数のノード
間でさえも、リアルタイムクロックの正確な同期を容易にする。従って、本願発
明の同期手法を用いることで、電気通信ネットワーク18において発生するタイム
スタンプ・イベントを、リアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)が正確
に処理することが可能になる。例えば、これらのイベントは、他のノードへ送信
するための警報報告や、システムデバッグなど際にログファイルに記録されるロ
グイベントなどであるかもしれない。
【0037】 現時点で、最も実用的で好ましいと考えられるものに関連して本願発明が説明
されてきたが、本願発明は、開示された実施形態に制限されることはなく、それ
どころか、添付の請求項の思想及び範囲に含まれうる様々な部分変更および均等
な構成をカバーすることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
前述の発明の目的及び他の目的、機能、および利点は、様々な視野にわたって
同一部分を参照する参照文字の付された付随図面において開示された好ましい実
施形態についてのより詳細な説明により、さらに明確になろう。図面には、必ず
しも、発明の原理を例示するのに代えて強調やスケールが必要というわけではな
い。
【図1】本願発明が適用される電話通信システムの実施形態についての概要図
である。
【図2】本願発明の同期技術が基地局において採用される場合の概要図である
【図3】無線ネットワーク制御装置(RNC)と基地局間において本願発明の同
期技術が採用される場合の概要図である。
【図4A】本願発明のクロック設定メッセージ(CSM)を使用する第1のモー
ドを示すフローチャートである。
【図4B】本願発明のクロック設定メッセージ(CSM)を使用する第2のモー
ドを示すフローチャートである。
【図5】本願発明に係るクロック設定メッセージ(CSM)のフォーマット例を
示す概要図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5B045 BB50 CC09 GG01 5K047 AA18 BB01 BB11 GG45 GG56 HH31 MM11 MM49 MM56 5K067 AA21 BB04 DD25 DD57 EE10 EE16 KK13

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタクロックを備えているマスタプロセッサと、 スレーブクロックを備えている受信側プロセッサと、 前記受信側プロセッサに供給されるシステムフレーム番号の信号ソースと、 を備え、 前記マスタプロセッサは、基準マスタクロック時間と基準システムフレーム番
    号とを含むクロック設定メッセージを前記受信側プロセッサに送信し、 前記受信側プロセッサは、前記基準マスタクロック時間と前記基準システムフ
    レーム番号を使用して前記スレーブクロックを再同期させることを特徴とする電
    気通信ネットワークの装置。
  2. 【請求項2】 前記クロック設定メッセージは、前記受信側プロセッサが前記基準システムフ
    レーム番号を取得すると、指定されたリアルタイムに前記スレーブクロックを設
    定するよう前記受信側プロセッサに命令するものであることを特徴とする請求項
    1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記受信側プロセッサでシステムフレーム番号の信号をカウントするカウンタ
    をさらに備え、 前記受信側プロセッサは、 前記システムフレーム番号の信号についてカウントされた数が、前記基準シス
    テムフレーム番号に対し、予め定められた関係になると、前記スレーブクロック
    を前記基準マスタクロック時間に設定することを特徴とする請求項2に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記クロック設定メッセージは、前記基準システムフレーム番号で実際のマス
    タクロック時間を受信側プロセッサに通知し、前記通知により、前記受信プロセ
    ッサは、調整されたスレーブクロック時間を計算により求めることを特徴とする
    請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記マスタプロセッサと前記受信側プロセッサは、前記電気通信ネットワーク
    の同一ノード内に配置されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記電気通信ネットワークの同一のノードは、基地局ノードであることを特徴
    とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記マスタプロセッサと前記受信側プロセッサは、前記電気通信ネットワーク
    における同一ノード内の異なるデバイスボードに配置されることを特徴とする請
    求項5に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記マスタプロセッサと前記受信側プロセッサは、前記電気通信ネットワーク
    の異なるノードに配置されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記マスタプロセッサは、前記電気通信ネットワークの無線ネットワーク制御
    装置ノードに配置され、 前記受信側プロセッサは、前記電気通信ネットワークの基地局ノードに配置さ
    れることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記マスタプロセッサは、無線ネットワーク制御装置ノードに配置され、 第1の受信側プロセッサは、第1の基地局ノードに配置され、 第2の受信側プロセッサは、第2の基地局ノードに配置されることを特徴とす
    る請求項8に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記システムフレーム番号の信号ソースは、発振器であることを特徴とする請
    求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 マスタプロセッサがマスタクロックを維持するものであって、システムフレー
    ム番号が利用されるタイプのセルラー通信システムの運用方法において、 前記マスタプロセッサは、受信側プロセッサに対し、基準マスタクロック時間
    と基準システムフレーム番号を含むクロック設定メッセージを送信し、 前記受信側プロセッサは、前記基準マスタクロック時間と前記基準システムフ
    レーム番号を使用してスレーブクロックを再同期させることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 前記クロック設定メッセージは、前記受信側プロセッサが前記基準システムフ
    レーム番号を取得すると、指定されたリアルタイムに前記スレーブクロックを設
    定するよう前記受信側プロセッサに命令するものであることを特徴とする請求項
    12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記受信側プロセッサにシステムフレーム番号に係る信号を定期的に送信し、 前記受信側プロセッサで前記システムフレーム番号に係る信号をカウントし、 前記システムフレーム番号に係る信号についてカウントされた番号が、前記基
    準システムフレーム番号に対し、予め定められた関係になると、前記基準マスタ
    クロック時間に前記スレーブクロックを設定することを特徴とする請求項13に
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記クロック設定メッセージは、前記基準システムフレーム番号で実際のマス
    タクロック時間を受信側プロセッサに通知し、前記通知により、前記受信プロセ
    ッサは、調整されたスレーブクロック時間を計算により求めることを特徴とする
    請求項12記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記システムフレーム番号が前記基準システムフレーム番号となった際に、前
    記クロック設定メッセージ中の前記基準マスタクロック時間は実際のマスタクロ
    ック時間を参照するようにクロック設定メッセージを用意し、 前記システムフレーム番号を前記受信側プロセッサに対し周期的に送信し、 前記受信側プロセッサで、前記システムフレーム番号に係る信号について現在
    のカウント数を維持し、 前記システムフレーム番号に係る信号の現在のカウント数と、前記基準システ
    ムフレーム番号と、および、前記基準マスタクロック時間とを使用して、調整さ
    れたスレーブクロック時間を計算により求めることを特徴とする請求項15に記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 前記マスタプロセッサと前記受信側プロセッサとを、前記電気通信ネットワー
    クの同一ノード内に配置させることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記電気通信ネットワークの同一のノードは、基地局ノードであることを特徴
    とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記マスタプロセッサと前記受信側プロセッサとを、前記電気通信ネットワー
    クの異なるデバイスボードに配置させることを特徴とする請求項12に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 前記マスタプロセッサと前記受信側プロセッサとを、前記電気通信ネットワー
    ク内の異なるノードに配置させることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記マスタプロセッサを、前記電気通信ネットワークの無線ネットワーク制御
    装置ノードに配置させ、 前記受信側プロセッサを、前記電気通信ネットワークの基地局ノードに配置さ
    せることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記マスタプロセッサを、無線ネットワーク制御装置ノードに配置させ、 第1の受信側プロセッサを、第1の基地局ノードに配置させ、 第2の受信側プロセッサを、第2の基地局ノードに配置させることを特徴とす
    る請求項20に記載の方法。
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