JPH08263741A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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Publication number
JPH08263741A
JPH08263741A JP9004495A JP9004495A JPH08263741A JP H08263741 A JPH08263741 A JP H08263741A JP 9004495 A JP9004495 A JP 9004495A JP 9004495 A JP9004495 A JP 9004495A JP H08263741 A JPH08263741 A JP H08263741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
ejector
vending machine
rack
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9004495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Ikenotani
正克 池之谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON TETRA PACK KK
Nihon Tetra Pak KK
Original Assignee
NIPPON TETRA PACK KK
Nihon Tetra Pak KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON TETRA PACK KK, Nihon Tetra Pak KK filed Critical NIPPON TETRA PACK KK
Priority to JP9004495A priority Critical patent/JPH08263741A/ja
Publication of JPH08263741A publication Critical patent/JPH08263741A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶用の自動販売機を大幅に改造することな
く、紙容器に適用できる自動販売機を提供することであ
る。 【構成】 紙を主な基材とする8角柱状の紙包装容器5
が多数個、積層・収納されるラック14と、このラック
の下部に設けられ、収納中に積層・収納された包装容器
の最下に位置するこの容器5を支え、はきだし信号によ
り、最下に位置するこの容器5のみを商品取出し口13
にシュート15を介して落下させる第1エジェクター1
とを主に備え、ラックの内表面の一部若しくは全部が紙
包装容器との摩擦が少ない自動販売機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機に関し、
より詳細には、ジュース、乳製品の紙容器を販売する自
動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レンガ型の紙容器若しくは缶の包
装容器に収容された各種の液体食品を販売するための自
動販売機には、液体食品を選択するための押しボタンが
あり、その押しボタンを押すことにより、自動販売機本
体に収納された包装容器が商品取出し口に落下する。
【0003】缶用の自動販売機11では、自動販売機の
内部を示す図7に示すように、サーペンタインラック1
4と呼ばれる、内部が蛇行した上下に細長いラック14
が本体11に複数本、備えられ、そのラック14に上部
の投入口からスチールやアルミニウムなどの缶を投入
し、ラック下部のエジェクター(図示せず)で液体容器
(図示せず)を、ラック内に下から上に1列に横に積み
上げて収納する。液体食品を選択するための押しボタン
(図示せず)があり、その押しボタンを押すことによ
り、サーペンタインラックに収納された缶の一番下の包
装容器がエジェクターによる支えを失って、シュート1
5を滑って商品取出し口13に落下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】レンガ型の紙容器のた
めの自動販売機は、形状及びその包装材質の違いから、
缶用の自動販売機と異なるベンディング機構を持ち、従
来の紙容器を缶用の自動販売機に用いることができなか
った。すなわち、従来の紙容器では、三角錐型、レンガ
型であり、缶の円筒状と相違し、その材質は、紙を主基
材とし、その紙にアルミニウム箔、ポリエチレンフィル
ムなどを積層したものであり、缶の金属と相違してその
機械的強度なども当然に異なる。従って、缶用の自動販
売機に紙容器をそのまま投入することができず、できた
としても紙容器が容易に変形し、表面に傷など付く。そ
の為に従来の紙容器を缶用の自動販売機に用いることが
できなかった。
【0005】この発明は、上述の背景に基づきなされた
ものであり、その目的とするところは、缶用の自動販売
機を大幅に改造することなく、紙容器に適用できる自動
販売機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、この発明に
より解決される。すなわち、この発明よる自動販売機
は、紙を主な基材とする多角柱状の、好ましくは6〜1
0角柱状のより好ましは6〜8角柱状の紙包装容器が多
数個、積層・収納されるラックと、このラックの下部に
設けられ、収納中に積層・収納された包装容器の最下に
位置するこの容器を支え、はきだし信号により、最下に
位置するこの容器のみを商品取出し口に送出するエジェ
クターと、を主に備えることを特徴とするものである。
【0007】この発明による好ましい態様においては、
エジェクターを、収納中に最下に位置するこの容器を下
方から支え、取出し時に支えを外して、この容器を落下
させる、横倒容器の全長より長い板状を有するものとす
ることができる。
【0008】
【作用】上記構成を有するこの発明による自動販売機で
は、以下のように作用・動作する。この発明よる自動販
売機では、紙を主な基材をとする多角柱状の、好ましく
は6〜10角柱状のより好ましは6〜8角柱状の紙包装
容器がラック上部から多数個投入されると、紙包装容器
が多角柱状であるために、缶の円筒状と同様にラック内
を容易に滑り回転してスムーズにラック下方に落下して
ラック内に紙包装容器が積層・収納される。
【0009】このラックの下部に設けられたエジェクタ
ーが、収納中に積層・収納された包装容器の少なくとも
最下に位置するこの容器を支える。消費者が選択ボタン
を押すことによりはきだし信号が送出されこの信号によ
り、最下に位置するこの容器のみを商品取出し口に落下
させる。
【0010】この発明による好ましい態様においては、
エジェクターを、収納中に最下に位置するこの容器を下
方から支え、取出し時に支えを外して、この容器を落下
させる、横倒容器の全長より長い板状を有するものとす
ることができる。従来の短いエジェクターでは、紙容器
の一部のみを支えるだけであるので、そののエッジで機
械的強度が弱い紙容器に変形が起る。しかしながら、こ
の発明によるエジェクターにより、紙容器全体をエジェ
クターで支持して、従来の短いエジェクターのエッジで
より起る紙容器の変形を防止する。
【0011】
【実施例】この発明を、図面を参照して、以下の実施例
により具体的に説明する。図1は、この発明による一実
施例の自動販売機のラック14下部と商品取出し口13
との付近の概略部分側断面図であり、図2は、この発明
の自動販売機に使用される8角柱状の紙包装容器5であ
り、図3は、この発明による一実施例の自動販売機のラ
ック14下部の付近の第1エジェクター1と容器5とを
示す概略部分正面図である。
【0012】この実施例よる自動販売機は、紙を主な基
材とする8角柱状の紙包装容器5が多数個、積層・収納
されるラック14と、このラックの下部に設けられ、収
納中に積層・収納された包装容器の最下に位置するこの
容器5を支え、はきだし信号により、最下に位置するこ
の容器5のみを商品取出し口13にシュート15を介し
て落下させる第1エジェクター1と、最下の容器の上に
位置する容器を支える第2のエジェクター2を主に備え
るものである。
【0013】この態様においては、第1エジェクター1
は、収納中に最下に位置するこの容器を下方から支え、
取出し時に支えを外して、この容器を落下させるもので
あり、図3に示すように、横倒容器5の全長より長い板
状を有するものである。缶用の自動販売機においてこの
エジェクターの幅は、約120mm以下であるが、容器5
の高さ以上の、例えば、130mm以上とする。エジェク
ターの材質は、その用途に応じて種々に変更することが
できるが、例えば、木質、アクリル樹脂などのプラスチ
ック、スチールなどの金属などを用いることができ、従
来の缶用のエジェクターに幅広の板を装着することもで
きる。
【0014】この態様で用いられる容器5は、図2に示
すような8角柱状であり、両端部の3角状フラップ3
は、図示するように折りたたまれる。
【0015】この実施例による自動販売機では、以下の
ように動作する。この実施例よる自動販売機では、紙を
主な基材をとする8角柱状の紙包装容器5がラック14
上部から多数個投入されると、紙包装容器5が8角柱状
であるために、缶の円筒状と同様にラック14内を容易
に滑り回転してスムーズにラック14下方に落下してラ
ック14内に紙包装容器5が積層・収納される。
【0016】このラックの下部に設けられたエジェクタ
ー1、2が、収納中に積層・収納された包装容器の最下
に位置する容器5と最下の容器の上に位置する容器を支
える。消費者が選択ボタンを押すことによりはきだし信
号が送出されこの信号により、第1のエジェクター1が
矢印の方向に外れて、最下に位置するこの容器のみをシ
ュート15を介して商品取出し口13に落下させる。次
いで、第1のエジェクター1が戻ると共に、第2のエジ
ェクター2が外れて上の容器が第1のエジェクター1ま
で降りる。
【0017】この実施例においては、第1エジェクター
1が、収納中に最下に位置するこの容器を下方から支
え、取出し時に支えを外して、この容器を落下させ、横
倒容器の全長より長い板状を有するものである。従っ
て、従来の短いエジェクターでは、紙容器の一部のみを
支えるだけであるので、そのエッジで機械的強度が弱い
紙容器に変形が起るが、この実施例によるエジェクター
1、2により、紙容器全体をエジェクターで支持して、
従来の短いエジェクターのエッジでより起る紙容器の変
形を防止する。
【0018】この発明は上記実施例に限定されず、種々
の変形が可能である。例えば、図4に示すように、6角
柱状の容器5を用いて本発明による自動販売機に使用す
ることもできる。この例でも両端部のフラップ3は、上
端及び下端に折込まれる。この容器は、ストロー穴を形
成するほか、注ぎ口を別途、設けることもできる。例え
ば、図5に示すように、蓋体18にスパウト19を設け
ることができる。また、図6に示すように、上端に直接
にスパウト20を設けることができる。
【0019】
【発明の効果】上記実施例に実証されるこの発明による
自動販売機により、以下の効果を奏する。この発明によ
り、缶用の自動販売機を大幅に改造することなく、紙容
器に適用できる自動販売機を得ることができる。
【0020】この発明による好ましい態様においては、
エジェクターを、収納中に最下に位置するこの容器を下
方から支え、取出し時に支えを外して、この容器を落下
させる、横倒容器の全長より長い板状を有するものとす
ることができるので、従来の短いエジェクターでは、紙
容器の一部のみを支えるだけであるので、そののエッジ
で機械的強度が弱い紙容器に変形が起るが、この態様に
よるエジェクターにより、紙容器全体をエジェクターで
支持して、従来の短いエジェクターのエッジでより起る
紙容器の変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明による一実施例の自動販売機
のラック下部と商品取出し口との付近の概略部分側断面
図である。
【図2】図2は、この発明の自動販売機に使用される8
角柱状の紙包装容器の一例の斜視図である。
【図3】図3は、この発明による一実施例の自動販売機
のラック下部の付近の第1エジェクターと容器とを示す
概略部分正面図である。
【図4】図4は、この発明の自動販売機に使用される6
角柱状の紙包装容器の一例の斜視図である。
【図5】図5は、この発明の自動販売機に使用される6
角柱状の紙包装容器の一例の斜視図である。
【図6】図6は、この発明の自動販売機に使用される6
角柱状の紙包装容器の一例の斜視図である。
【図7】図7は、自動販売機の内部を示す外観図であ
る。
【符号の説明】
1 第1エジェクター 2 第2エジェクター 3 フラップ 5 紙包装容器 11 自動販売機 13 商品取出し口 14 ラック 15 シュート 18 蓋体 19 スパウト 20 スパウト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙を主な基材とする多角柱状の紙包装容
    器が多数個、積層・収納されるラックと、該ラックの下
    部に設けられ、収納中に積層・収納された包装容器の最
    下に位置する該容器を支え、はきだし信号により、最下
    に位置する該容器のみを商品取出し口に送出するエジェ
    クターと、を主に備える自動販売機。
  2. 【請求項2】 エジェクターが、収納中に最下に位置す
    る該容器を下方から支え、取出し時に支えを外して、該
    容器を落下させる、横倒容器の全長より長い板状を有す
    るものである、請求項1による自動販売機。
JP9004495A 1995-03-24 1995-03-24 自動販売機 Pending JPH08263741A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9004495A JPH08263741A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9004495A JPH08263741A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 自動販売機

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JPH08263741A true JPH08263741A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13987646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9004495A Pending JPH08263741A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 自動販売機

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JP (1) JPH08263741A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108478003A (zh) * 2018-05-31 2018-09-04 广东亿龙电器科技有限公司 胶囊咖啡机
CN108478011A (zh) * 2018-05-31 2018-09-04 广东亿龙电器科技有限公司 具有打奶功能的胶囊咖啡机
CN108497929A (zh) * 2018-05-31 2018-09-07 广东亿龙电器科技有限公司 胶囊掉落装置及方法
WO2019227850A1 (zh) * 2018-05-31 2019-12-05 广东亿龙电器科技有限公司 胶囊掉落装置、胶囊掉落方法及胶囊咖啡机

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WO2019227850A1 (zh) * 2018-05-31 2019-12-05 广东亿龙电器科技有限公司 胶囊掉落装置、胶囊掉落方法及胶囊咖啡机

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040511