JPH08263058A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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Publication number
JPH08263058A
JPH08263058A JP7086547A JP8654795A JPH08263058A JP H08263058 A JPH08263058 A JP H08263058A JP 7086547 A JP7086547 A JP 7086547A JP 8654795 A JP8654795 A JP 8654795A JP H08263058 A JPH08263058 A JP H08263058A
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JP
Japan
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musical instrument
channels
selection
rhythm
stereophonic
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JP7086547A
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English (en)
Inventor
Yoshiue Nakano
喜植 中野
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子楽器において、リズム、楽曲スタイル、
楽器編成などから選択した項目により制御パラメータを
読出して立体音響効果を設定する。 【構成】 複数の発音チャンネルを有するトーンジェネ
レータ13の各発音チャンネルの楽音信号をチャンネル
変換手段21で少なくとも2チャンネルからなる立体音
響信号に変換する。夫々複数の選択項目からなるリズム
群、楽曲スタイル群、楽器編成群の少なくとも1つの選
択群において1群から1つの項目を選択する選択手段2
4を設け、選択された項目に対応して、立体音響効果に
関する予め蓄積された複数の制御パラメータをパラメー
タメモリ19から読出し、立体音響効果手段20〜23
に設定し、立体音響効果に作用する信号成分を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体音響効果を有する
電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子楽器において、種々のリズム(例え
ば、ロック、ジャズ、ワルツなど)や種々の楽曲スタイ
ル(モダンジャズ、スイングジャズなど)を釦で選択す
ると、予め設定されたレジストレーション情報により選
択したリズムまたはジャンルに合致した楽器編成及び各
楽器の音色が自動設定されるものが知られている。例え
ば、ジャズを選択すると、下鍵盤がピアノ、上鍵盤がサ
ックス、フット鍵盤がウッドベースに夫々自動設定さ
れ、また自動伴奏音のベース、コード、リズムなどもジ
ャズに対応した音色に自動設定される。またこのような
自動設定モードを利用可能とする、ワンツープレイと称
されているモード釦が設けられていて、このモード釦を
押してからリズム選択釦でリズムを選択したときに、楽
器編成などの自動設定がなされるものも知られている。
【0003】このような従来の電子楽器では、種々の楽
器編成を簡単に設定でき、多彩な楽曲スタイルで演奏で
きるが、演奏音は臨場感が乏しく、特に複数の構成楽器
の空間配置に関する臨場感は再現できなっかった。
【0004】また公知の電子楽器においては、発音され
る演奏音、伴奏音にリバーブ、アンサンブルなどの音場
効果を調整可能に付加するものがある。リバーブは、残
響時間量により演奏場の空間的広がりの効果を与えるも
のであり、アンサンブルは、左右2チャンネルの発音信
号の位相または時間を微小量ずらして、複数の楽器が空
間に配置されているような音場効果を与えるものであ
る。
【0005】またコンピュータシンセサイザと称されて
いるコンピュータ支援の演奏/作曲装置では、パニン
グ、チューニングなどの音場効果を与えるものが知られ
ている。
【0006】パニングは、特定の楽器に対応した楽音チ
ャンネルに関し、左右2チャンネルの音量バランスを可
変にすることにより、楽器の定位調整をするものであ
る。チューニングは、特定の楽器に関し、発音の音程を
微調整して、その楽器が前面に張出したり、逆に後退し
たような臨場効果を与えるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような音場効果
機能を備えた電子楽器においては、効果選択釦(モード
選択釦)、スライド調整器、設定値のアップダウン釦な
どは、操作パネル上(コンピュータシンセサイザではモ
ニタ画面上)に個々の効果ごとに操作可能に設けられて
いて、各々微調整が可能であるが、操作に予備知識、熟
練を要し、初心者にとっては使いずらいものであった。
また手慣れた演奏者または作曲者であっても、演奏曲の
楽器編成を考慮してパニング、チューニングなどで楽器
ごとに楽器定位を調整するには、極めて煩雑で時間のか
かる作業を必要し、しかも必ずしも楽器編成に対応した
最適な定位設定ができるとは限らない問題がある。特に
パニング、チューニングのみでは、楽器定位が画一的、
平面的であり、多様な楽器配置を認識させるに足る明確
な立体的な音場空間を再現することができない問題があ
る。
【0008】本発明の目的は、簡単な操作で臨場感のあ
る立体音場効果を設定することができる電子楽器を提供
することである。
【0009】本発明の別の目的は、楽器配置を明確に認
識させる得る立体音場効果を設定できる電子楽器を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電子楽器は、複
数の発音チャンネルを有するトーンジェネレータと、各
発音チャンネルの楽音信号を少なくとも2チャンネルか
らなる立体音響信号に変換するチャンネル変換手段と、
夫々複数の選択項目からなるリズム群、楽曲スタイル
群、楽器編成群の少なくとも1つの選択群において1群
から1つの項目を選択する選択手段と、上記選択手段で
選択された項目に対応して、立体音響効果に関する予め
蓄積された複数の制御パラメータが読み出されるパラメ
ータメモリと、上記複数の発音チャンネルと上記2チャ
ンネルの立体音響信号との少なくとも一方に対し、上記
パラメータメモリから読み出された制御パラメータによ
り立体音響効果に作用する信号成分を制御する立体音響
効果手段とを具備する。
【0011】本発明の別の態様によると、制御パラメー
タメモリが、上記楽器編成に関するデータをリズムまた
は楽曲スタイルに対応して記憶している。
【0012】本発明の更に別の態様によると、各発音チ
ャンネルごとの楽音信号の2チャンネル立体音響信号へ
の分配比率を選択項目に対応して設定する手段を備え
る。
【0013】本発明の更に別の態様によると、各発音チ
ャンネルの楽音信号のブリリアンス及び各発音チャンネ
ルごとの発音音程を夫々制御する手段を備える。
【0014】本発明の更に別の態様によると、2チャン
ネルの立体音響信号に関しリバーブ情報及び周波数特性
を夫々制御する手段を備える。
【0015】本発明の更に別の態様によると、演奏場所
を選択する手段を更に備える。
【0016】
【作用】図1に示すように、複数の発音チャンネルを有
するトーンジェネレータ13の各発音チャンネルの楽音
信号をチャンネル変換手段21で少なくとも2チャンネ
ルからなる立体音響信号に変換する。夫々複数の選択項
目からなるリズム群、楽曲スタイル群、楽器編成群の少
なくとも1つの選択群において1群から1つの項目を選
択する選択手段24を設け、選択された項目に対応し
て、立体音響効果に関する予め蓄積された複数の制御パ
ラメータをパラメータメモリ19から読出し、立体音響
効果手段20〜23に設定し、立体音響効果に作用する
信号成分を制御する。この結果、複雑で時間のかかる臨
場感効果の設定作業が不要になり、簡単な操作で臨場感
のある立体音響効果を設定することが可能となる。
【0017】なお本明細書において楽曲スタイルとは、
リズムまたは楽器編成によって特徴付けられる楽曲の種
類であり、リズムのバリエーションとも表現される。
【0018】
【実施例】図1に本発明の一実施例の電子楽器の基本構
成を示し、図2に実施例の電子楽器の全体構成を示す。
【0019】この実施例の電子楽器では、旋律及びベー
ス、コード、リズムなどの自動伴奏の楽音発生が図2の
マイクロコンピュータ及び周辺回路によって行われる。
図2のバス10には、鍵盤11、パネルスイッチ12、
ディジタル音源のトーンジェネレータ13、CPU1
4、データ及びプログラム格納用のRAM/ROM1
5、が接続されている。
【0020】演奏者が鍵盤11を操作すると、ROM1
5に書かれたキースキャンプログラムに基づいてCPU
14がキーナンバ、押鍵速度などを検出し、対応の楽音
制御パラメータをトーンジェネレータ13に導出する。
トーンジェネレータ13は、鍵盤11で指定したキーナ
ンバ及びパネルスイッチ12で指定した楽器種類、リズ
ム種類などに基づいて、音源データを波形ROM16か
ら読出し、楽音制御パラメータにより波形のエンベロー
プ、持続時間などの加工を行ってから楽音信号として導
出する。
【0021】一方、CPU14は、ROM18に書込ま
れてる自動伴奏パターンのデータに基づいてリズム、ベ
ース、コードなどの伴奏音信号をトーンジェネレータ1
3に導出する。自動伴奏ブロック17は、左手鍵盤の押
鍵情報によりROM18にプログラムされているコード
パターンを展開して和音信号を形成するが、自動伴奏に
よらずに演奏者の和音伴奏をそのまま発音することもで
きる。
【0022】鍵盤11は、上鍵盤、下鍵盤、足鍵盤、フ
ットペダルなどを備え、トーンジェネレータ13は、こ
れらの各鍵盤による旋律及び伴奏演奏や自動伴奏ブロッ
ク17によるリズム、ベース、コードの自動伴奏の各音
を扱うために、例えば16個の同時発音チャンネルを備
える。
【0023】図1に示すように、トーンジェネレータ1
3は、エフェクタ(チューニング用)23を含み、これ
により各発音チャンネルの楽器音程のチューニングが行
われる。トーンジェネレータ13の各チャンネルの出力
C1、C2………は、エフェクタ(ブリリアンス用)2
0を介し、エフェクタ(楽器ポジション設定用)21で
左右の立体音響信号(ステレオ信号)に分岐される。左
右の信号L、Rは、更にエフェクタ22(リバーブ、イ
コライズ用)に供給される。これらの各エフェクタ20
〜23には、エフェクトパラメータメモリ19から立体
音響効果を付加するためのエフェクトパラメータが供給
される。
【0024】立体音響効果が付加された左右の信号L、
Rは、図2においてディジタルアナログ変換器(DA
C)26L、26Rでアナログ音声信号に変換され、更
に左右のスピーカ27L、27Rでステレオ音声に変換
される。なお図2に例示するように、図1のエフェクタ
20はディジタルフィルタ20aで実施され、エフェク
タ21はL/R分配回路21aで実施される。またエフ
ェクタ22はディジタルシグナルプロセッサ22aで実
施される。
【0025】エフェクトパラメータメモリ19には、立
体音響効果を楽音信号に付加する制御パラメータが予め
プログラムされていて、図1に示すように、この実施例
ではリズム選択ブロック24の出力によりエフェクトパ
ラメータが読み出され、各エフェクタ20〜23にセッ
トされる。リズム選択ブロック24は、図2のパネルス
イッチ12に設けられたロック、ジャズ、ディスコ、ワ
ルツ、タンゴ、ボサノバ………などのリズム選択釦と、
選択されたリズム名のコードを記憶するCPU14内の
レジスタなどで構成される。なおパネルスイッチ12に
ワンツープレイ釦のような自動設定釦25を設け、この
釦25を押してからリズム選択を行ったときにのみ、立
体音響効果パラメータが各エフェクタ20〜23に設定
されるようにすると良い。
【0026】エフェクトパラメータメモリ19は、図3
に示すように、リズム(A)、楽器編成(B)、楽器ポ
ジション(C)、チューニング(D)、ブリリアンス
(E)、リバーブ(F)、イコライズ(G)の各データ
ブロックから成る。なおこれらのデータブロックからの
読出しは、各ブロックのインデックスまたはポインタに
基づいてCPU14が行う。
【0027】リズムのデータブロック(A)は、図1の
リズム選択ブロック24によって指定されるリズムの種
類に対応したリズムセグメントRH1、RH2…………
を有し、各セグメントにはリズムに対応した楽器編成タ
イプが記録されている。例えば、リズムとしてジャズを
選択したときには、楽器編成としてジャズコンボが一義
的に指定され、楽器編成タイプのデータCM1として読
み出される。
【0028】楽器編成のデータブロック(B)は、楽器
編成タイプに対応したセグメントCM1、CM2………
…を有し、各セグメントには楽器編成タイプに対応した
楽器種類(音色)がトーンジェネレータ13のチャンネ
ルごとに記録されている。例えばジャズコンボの楽器編
成タイプCM1では、第1チャンネルから順に、ピアノ
(右手)、ピアノ(左手)、サックス、ベース、ドラム
…………が指定されている。なおトーンジェネレータ1
3の発音チャンネルは、第1〜3チャンネルが下右手鍵
盤、第4〜6チャンネルが下左手鍵盤、第7〜9チャン
ネルが上右手鍵盤、第10チャンネルが足鍵盤などのよ
うに、予め固定設定されている。またリズム、ベース、
コードなどの自動伴奏についても、夫々何れかのチャン
ネルに割り当てられている。
【0029】楽器ポジションのデータブロック(C)
は、楽器配置データのセグメントPS1、PS2………
…を有し、各セグメントには楽器編成タイプに対応して
各楽器の空間的な配置データが発音チャンネル(楽器)
ごとのL、Rのステレオデータa、bで記録されてい
る。例えばジャズコンボの楽器編成タイプCM1では、
第1〜6チャンネルのピアノがスピーカ27L、27R
に向って中央寄り左側に配置されるように配置データa
11、b11〜a16、b16が指定され、第7〜9チ
ャンネルのサックスが中央寄り右側に配置されるよう
に、配置データa17、b17〜a19、b19が指定
される。これらのステレオデータa、bは後述のよう
に、左右のステレオ信号の分配比(振幅比)を設定す
る。
【0030】チューニングのデータブロック(D)は、
楽器編成タイプに対応したセグメントTU1、TU2…
………を有し、各セグメントには編成された各楽器の音
程微調データt1、t2…………がチャンネル(楽器)
に対応して記録されている。この音程微調データは、音
程が他の楽器より幾分高いとその楽器が前面に張出して
くるような効果を利用して、演奏空間における楽器の前
後位置を設定するものである。逆に音程を幾分下げる
と、その楽器が後退した空間配置となる。例えばジャズ
コンボの楽器編成タイプCM1では、第1〜6チャンネ
ルのピアノが中央寄り左前列に位置するように、音程を
高めるデータt1〜t6が指定される。
【0031】ブリリアンスのデータブロック(E)は、
楽器編成タイプに対応したセグメントBR1、BR2…
………を有し、各セグメントには編成された各楽器の中
高音強調データr1、r2…………がチャンネル(楽
器)に対応して記録されている。この中高音強調データ
は、上記のチューニングと同様に、中高音レベルが他の
楽器より幾分高いとその楽器が前面に張出してくるよう
な効果を利用して、演奏空間における楽器の前後位置を
設定するものである。例えばジャズコンボの楽器編成タ
イプCM1では、第7〜9チャンネルのサックスが中央
寄り右前列に位置するように、中高音域を高めるデータ
r7〜r9が指定される。
【0032】これらのチューニング、ブリリアンスの各
データは、一方のみを使用しても良いが、併用すると、
楽器の空間配置の識別効果を高めることができる。また
これらのデータは、演奏場所、演奏環境、演奏スタイル
(ジャズ風とかクラシック風などの音楽スタイル)など
にも関連するので、これらの空間的環境や演奏上のフィ
ーリングに関するパラメータである後述のリバーブ、イ
コライズを考慮して設定することができる。
【0033】リバーブのデータブロック(F)は、演奏
場所や演奏環境に関するパラメータを格納する。この実
施例では、選択したリズム(または楽器編成)に一義的
に対応するように、リズムに対応したセグメントRV
1、RV2…………を有し、各セグメントには、演奏場
所や環境に対応して残響の振幅、遅延時間、減衰時間な
どを設定するデータv1、v2…………が記録されてい
る。例えば、リズムとしてジャズを選択すると、上述の
ように楽器編成としてジャズコンボが指定され、これに
よりジャズホールの空間環境を再現するリバーブパラメ
ータが設定される。ジャズホールは、演奏場所として比
較的狭く、堅い壁面や天井からの残響が多いので、短い
遅延時間で、振幅が大きく、減衰の速い残響音が生じる
ように、各データv1、v2…………が設定される。な
おリバーブパラメータは、トーンジェネレータ13の発
音チャンネルと関係なく、L、R2チャンネルのステレ
オ信号に対して設定される。
【0034】イコライズのデータブロック(G)は、ク
ラシック風、ジャズ風、イージーリスニング風などの演
奏スタイルまたは音楽スタイルに関するパラメータを格
納する。このブロックは、選択したリズム(または楽器
編成)に一義的に対応するように、リズムに対応したセ
グメントEQ1、EQ2…………を有し、各セグメント
には、L、Rのステレオ信号の低〜高音域に対する周波
数特性を決定するデータeが記録されている。例えば、
リズムとしてジャズを選択すると、低域が厚く、高域が
増強され、楽器存在が明瞭なライブなフィーリングの周
波数特性が設定される。なおこイコライズパラメータ
は、リバーブで設定する演奏空間環境とも関連し、反射
の多い環境では、高低域をより強調し、反射処理がなさ
れたクラシック演奏会場ではフラットな周波数特性とな
るように設定する。
【0035】各データブロックで選択されたエフェクト
パラメータPS、TU、BR、RV、EQは、図1に示
すように各エフェクタ20〜23に供給される。なお楽
器編成のブロック(B)でリズムに応じて選択された楽
器編成のデータCMは、CPU14で読取られ、トーン
ジェネレータ13の発音チャンネルと音色(楽器)の対
応設定に利用される。
【0036】図1に示すように、チューニングエフェク
タ23は、トーンジェネレータ13に含まれ、各発音チ
ャンネルのチューニング量に応じて波形メモリ16の読
出し速度(クロック周波数)が微調量増減される。また
ブリリアンスのエフェクタ20は、図2に示すようにデ
ィジタルフィルタ20aで構成され、発音チャンネルご
とに中高域の強調が行われる。なおディジタルフィルタ
20aでは、チャンネルシリアルのトーンジェネレータ
出力に対し、チャンネル順に時分割で所望の周波数特性
を与える係数パラメータでフィルタ演算が行われる。次
の楽器ポジションのエフェクタ21は、多チャンネルか
らステレオ2チャンネルへの変換回路であるL/R分配
回路21aで構成され、個々の各発音チャンネルごとに
左右のステレオ信号への分配率a/bが設定される。
【0037】図4はポジションエフェクタ21(L/R
分配回路21a)の構成を示し、エフェクタ20からの
チャンネルシリアルの信号は、2チャンネルに分岐され
てから、倍率器31L、31Rでチャンネルごとの分配
比a/bが掛けられることにより、2チャンネルの立体
音響信号(ステレオ信号)に変換される。例えば、上述
のジャズコンボの例では、ピアノの第1〜第6チャンネ
ルの夫々に関してステレオ信号の振幅比(音量比)を
2:1として、ピアノが観客に対し中央寄り左側に位置
するよう左右に分配される。同様にサックスに関して
は、ステレオ信号の振幅比(音量比)を1:2として、
観客に対し中央寄り右側に楽器が位置するように分配さ
れる。この分配比率の演算もチャンネルシリアルに行わ
れ、各倍率器に与えられる分配比率a11、a12……
……、b11、b12…………は、発音チャンネルごと
に変更される。
【0038】倍率器31L、31Rの出力は、アキュム
レータ32L、32Rに供給され、チャンネルシリアル
の信号が一対のL、Rステレオ信号となるように、チャ
ンネルアキュムレーションが行われる。つまりピアノ、
サックス、ベース、ドラムなどのステレオの同時発音信
号となるように、各発音チャンネルが合成される。
【0039】なお上述の例では、トーンジェネレータ1
3の出力およびディジタルフィルタ20aの出力は、チ
ャンネルシリアルとしているが、チャンネルパラレルと
して例えば16の並列発音チャンネルの楽音データを扱
うようにしても良い。また上述の例では、ステレオ信号
は2チャンネルであるが、多チャンネルのフロントスピ
ーカシステムまたはサラウンド音場システムに適応する
ように、チャンネル変換を行ってもよい。
【0040】ポジションエフェクタ21(L/R分配回
路21a)のステレオ信号出力は、次にディジタル・シ
グナル・プロセッサ(DSP)22aで構成されたリバ
ーブ及びイコライズのエフェクタ22に供給され、パラ
メータメモリ19からのリバーブパラメータRV及びイ
コライズパラメータEQに基づいて演奏場所、演奏雰囲
気、演奏スタイル、音楽スタイルなどを表現する残響効
果、周波数特性が与えられる。
【0041】なおディジタルフィルタ20a、L/R分
配回路21a、DSP22aは、夫々ディジタル・シグ
ナル・プロセッサで構成でき、十分に高速のDSPを使
用すれば、これらをまとめて単一のDSPでも実施する
ことができる。
【0042】図5は、エフェクトパラメータの設定例を
示し、例えばリズムとしてジャズを選択すると、ジャズ
コンボの楽器編成が指定され、中央Cに関しピアノ、サ
ックス、ギター、ベース、ドラムが図5の(A)の配置
となるように、ポジション、チューニング、ブリリアン
スの各パラメータが設定される。なおこの場合、ギタ
ー、ベース、ドラムは自動伴奏であってよく、ピアノと
サックスを演奏者が演奏する。また演奏場としてジャズ
ホールが指定され、比較的狭い空間で残響の多い環境が
リバーブパラメータにより設定される。更に演奏スタイ
ル(または演奏雰囲気)としてジャズが指定され、図5
の(B)のように、低音域、高音域が増強されているラ
イブな周波数特性がイコライズパラメータにより設定さ
れる。
【0043】図5の(C)(D)は、リズムとしてワル
ツを選択した場合で、楽器編成としてストリング・オー
ケストラが指定され、第1、第2バイオリン、ビオラ、
チェロ、木管、金管、バス(ベース)、打楽器が夫々
(C)の配置となるようにパラメータの設定がなされ
る。この場合、ストリングスが主体となるようにチュー
ニングやブリリアンスが設定される。また演奏場として
比較的広く周囲に残響処理のなされていない演舞会場
(ボールルーム)が設定され、演奏スタイルとして
(D)のように中高音の伸びやかなクラシックコンサー
ト調のイコライズ特性が設定される。
【0044】以上の例示の他に、楽器のポジション、チ
ューニング、ブリリアンスにより楽器編成及び配置とし
て、シンフォニック・オーケストラ、パイプオルガン、
ビッグバンド、ブラスバンド、小編成室内楽などを設定
することが可能であり、リバーブ効果により演奏場とし
て、コンサートホール(大、小)、教会、ディスコ、広
場などを自在に設定することができ、音楽スタイルまた
は演奏スタイルとして、クラシック調、バロック調、デ
ィスコ調、イージーリスニング調など多彩に設定するこ
とができる。
【0045】以上の実施例では、リズム選択に連動して
各エフェクトパラメータがパラメータメモリ19から読
み出され、対応のエフェクタ20〜23に設定されるよ
うにしたが、リズムのバリエーション、例えばジャズの
場合、モダン、スイング、ディキシーランドなどの楽曲
スタイルごとの選択肢を設け、これらの選択に対応して
楽器編成、配置、残響、周波数特性の各パラメータが設
定されるようにしても良い。この場合、リズムバリエー
ション(楽曲スタイル)ごとに選択釦を設けてもよく、
或いは上位レベルのリズムを選択すると、例えば液晶タ
ッチパネルにリズムバリエーションが表示され、選択可
能となるような構成にしても良い。
【0046】以上は、リズムまたは楽曲スタイルの選択
に応答して、楽器編成、配置、残響、周波数特性の各パ
ラメータが一義的に設定されるようにしたもので、リズ
ムまたは楽曲スタイルは楽器編成と関連し、楽器編成は
楽器配置を決定し、楽器配置及び楽曲スタイルは演奏場
所と関連するという連想形式の一括設定となっている
が、リズムに関係なく、例えば楽器編成を直接的に選択
したときに立体音響効果の各パラメータが設定されるよ
うにすることもできる。また一括設定でなく、選択肢を
2段階、3段階としてより細かに臨場感の設定ができる
ようにしてもよい。
【0047】図6は、このような種々の変形例を示す。
図6(A)は、楽器編成の選択ブロック41を設け、そ
の選択結果でパラメータメモリ19の楽器編成に関する
のデータセグメントCM1、CM2…………(図3B)
を読み出す例である。他のパラメータPS、TU、B
R、RV、EQは、楽器編成の選択に従う。楽器編成の
選択肢は、リズム選択の例と同様にストリング・オーケ
ストラ、シンフォニック・オーケストラ、パイプオルガ
ン、ジャズコンボ、ビッグバンド、ブラスバンド、小編
成室内楽などであり、これらに相当する選択釦をパネル
スイッチ12に設ける。リズムは、音響エフェクトのパ
ラメータと関係なく、独立して設定する。従って、タン
ゴのリズムで、ストリング・オーケストラの編成でコン
サートホールの音場空間においてイージーリスニング調
に演奏することもできる。
【0048】図6(B)は、楽器編成選択ブロック41
と演奏場所の選択ブロック42を設けて、両者の選択結
果でパラメータメモリ19のエフェクトデータを読み出
す例であり、演奏場所の選択釦としてコンサートホール
(大、小)、教会、ディスコ、ジャズホール、舞踏会場
などを設け、楽器編成と演奏場所との任意の組合わせ
で、立体音響に関するエフェクトパラメータを設定す
る。この場合、楽器ポジションのパラメータは楽器編成
の選択に従い、リバーブ、イコライズは演奏場所の選択
に従う。例えば、ジャズのリズム、ピアノトリオの楽器
編成、小コンサートホールの空間、ジャズコンサートの
雰囲気で演奏することができる。
【0049】図6(C)は、リズム選択ブロック24と
楽器編成選択のブロック41を設けた例で、この場合に
は、例えば楽器ポジションとリバーブは楽器編成の選択
に従い、イコライズはリズム(または楽曲スタイル)の
選択に従うようにする。例えばワルツのリズム、小編成
室内楽(弦楽五重奏など)の楽器編成で、コンサートホ
ールの雰囲気で、クラシック風に演奏することができ
る。
【0050】図6(D)は、リズム選択ブロック24と
演奏場所の選択ブロック42を設けた例で、この場合に
は、例えば楽器編成と楽器ポジションとイコライズはリ
ズム(または楽曲スタイル)の選択に従い、リバーブは
演奏場所の選択に従うようにする。例えば、タンゴのリ
ズムと楽器編成で、ボールルームで、ラテン調のスタイ
ルで演奏することができる。
【0051】図6(E)は、リズム選択ブロック24、
楽器編成の選択ブロック41及び演奏場所の選択ブロッ
ク42を設けた例で、この場合には、例えば楽器ポジシ
ョンは楽器編成の選択、リバーブは演奏場所の選択、イ
コライズはリズム(楽曲スタイル)の選択に夫々従うよ
うにする。例えば、ジャズのリズム、ピアノトリオの編
成、屋外コンサート場の雰囲気で演奏することができ
る。
【0052】なお図6(E)の例(或いは他のB〜Dの
選択群が2組ある例)において、番号付けされた複数の
ユーザレジストレーション釦を設け、リズム選択ブロッ
ク24、楽器編成の選択ブロック41及び演奏場所の選
択ブロック42の選択による組合わせを登録し、登録後
にはレジストレーション釦の選択により瞬時にパラメー
タ設定ができるようにしてもよい。また図3の各ブロッ
クのパラメータを個別に読み出して、編集し、ユーザデ
ータとして登録しても良い。
【0053】また図6の各例で、図1に示したような自
動設定釦25(ワンツープレイ釦)を設け、ワンツープ
レイ釦とリズム(楽曲スタイル)の選択、ワンツープレ
イ釦と楽器編成の選択、ワンツープレイ釦と演奏場所の
選択などの組合せにより、各エフェクトパラメータの一
括的な簡易設定ができるようにしても良い。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明によると、リズム、楽曲
スタイル、楽器編成などから選択した項目により制御パ
ラメータが読出されて立体音響効果が設定されるように
したから、複雑で時間のかかる臨場感効果の設定作業が
不要になり、簡単な操作で臨場感のある立体音響効果を
設定することができる。
【0055】請求項2の発明によると、制御パラメータ
メモリが、上記楽器編成に関するデータをリズムまたは
楽曲スタイルに対応して記憶しているので、リズムまた
は楽曲スタイルを選択することにより楽器編成が決定さ
れるので、楽器編成を意識することなく、簡単に立体音
場効果を設定することができる。
【0056】請求項3の発明によると、各発音チャンネ
ルごとの楽音信号の2チャンネル立体音響信号への分配
比率を選択項目に対応して設定するので、トーンジェネ
レータの多数ある発音チャンネルと楽器(音色)の対応
を考えて各発音チャンネル(楽器)ごとに楽器配置、臨
場感などを設定する煩雑な調整操作が不要になり、予め
用意されている選択項目から選ぶことにより、多数の発
音チャンネルに関し簡単な操作で臨場感のある立体音響
効果を設定することができる。
【0057】請求項4及び5の発明によると、各発音チ
ャンネルの楽音信号のブリリアンス及び各発音チャンネ
ルごとの発音音程を夫々制御するようにしたから、左右
方向に加えて前後方向の立体音響効果を得ることがで
き、しかも各発音チャンネル(楽器)ごとに立体音響効
果を設定する煩雑な調整操作が不要であり、簡単な選択
操作で立体感のある臨場効果を得ることができる。
【0058】請求項6及び7の発明によると、2チャン
ネルの立体音響信号に関しリバーブ情報及び周波数特性
を夫々制御するようにしたから、演奏場所、雰囲気(コ
ンサートとかライブなど)などの立体音響効果を設定す
ることができ、更に効果的に臨場感を得ることができ
る。
【0059】請求項8の発明によると、演奏場所を選択
するようにしたから、リズム、楽曲スタイルまたは楽器
編成と演奏場所とを組合わせて多彩な臨場感のある音響
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子楽器の基本構成を示す要部ブロッ
ク図である。
【図2】電子楽器の全体構成を示すブロック図である。
【図3】エフェクトパラメータメモリのデータ構成を示
すデータ配置図である。
【図4】図2におけるL/R分配回路の回路図である。
【図5】臨場感設定の事例を示す図である。
【図6】実施例の変形を示す要部ブロック図である。
【符号の説明】
11 鍵盤 12 パネルスイッチ 13 トーンジェネレータ 14 CPU 15 RAM/ROM 16 波形メモリ 17 自動伴奏回路 18 パターンメモリ 19 エフェクトパラメータメモリ 20 ブリリアンス・エフェクタ 20a ディジタルフィルタ 21 ポジション・エフェクタ 21a L/R分配回路 22 エフェクタ(リバーブ、イコライズ) 22a DSP 23 チューニング・エフェクタ 24 リズム選択ブロック 25 自動設定釦 31L、R 倍率器 32L、R アキュムレータ 41 楽器編成選択ブロック 42 演奏場所選択ブロック

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発音チャンネルを有するトーンジ
    ェネレータと、 各発音チャンネルの楽音信号を少なくとも2チャンネル
    からなる立体音響信号に変換するチャンネル変換手段
    と、 夫々複数の選択項目からなるリズム群、楽曲スタイル
    群、楽器編成群の少なくとも1つの選択群において1群
    から1つの項目を選択する選択手段と、 上記選択手段で選択された項目に対応して、立体音響効
    果に関する予め蓄積された複数の制御パラメータが読み
    出されるパラメータメモリと、 上記複数の発音チャンネルと上記2チャンネルの立体音
    響信号との少なくとも一方に対し、上記パラメータメモ
    リから読み出された制御パラメータにより立体音響効果
    に作用する信号成分を制御する立体音響効果手段とを具
    備する電子楽器。
  2. 【請求項2】 上記制御パラメータメモリが、上記楽器
    編成に関するデータを上記リズムまたは楽曲スタイルに
    対応して記憶していることを特徴とする請求項1の電子
    楽器。
  3. 【請求項3】 上記立体音響効果手段が、上記各発音チ
    ャンネルごとの上記楽音信号の上記2チャンネルへの分
    配比率を上記選択項目に対応して設定する上記チャンネ
    ル変換手段を含むことを特徴とする請求項1の電子楽
    器。
  4. 【請求項4】 上記立体音響効果手段が、上記各発音チ
    ャンネルの楽音信号のブリリアンスを上記選択項目に対
    応して制御することを特徴とする請求項1の電子楽器。
  5. 【請求項5】 上記立体音響効果手段が、上記トーンジ
    ェネレータ内で発音チャンネルごとの発音音程を選択項
    目に対応して制御する音程チューニング手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1の電子楽器。
  6. 【請求項6】 上記立体音響効果手段が、上記2チャン
    ネルの立体音響信号に付加するリバーブ成分を上記選択
    項目に対応して制御することを特徴とする請求項1の電
    子楽器。
  7. 【請求項7】 上記立体音響効果手段が、上記2チャン
    ネルの立体音響信号の周波数特性を上記選択項目に対応
    して制御することを特徴とする請求項1の電子楽器。
  8. 【請求項8】 上記選択手段により、上記リズム群、楽
    曲スタイル群、楽器編成群の少なくとも1つの選択群か
    ら1群より1つの項目を選択し、更に演奏場所群から1
    つの項目を選択することを特徴とする請求項1の電子楽
    器。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003010750A1 (en) * 2001-07-25 2003-02-06 Diamond Age Technologies Pty. Limited Sound effects controller
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