JPH08262829A - 印字ずれ量判定方法 - Google Patents

印字ずれ量判定方法

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JPH08262829A
JPH08262829A JP7066510A JP6651095A JPH08262829A JP H08262829 A JPH08262829 A JP H08262829A JP 7066510 A JP7066510 A JP 7066510A JP 6651095 A JP6651095 A JP 6651095A JP H08262829 A JPH08262829 A JP H08262829A
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JP7066510A
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English (en)
Inventor
Noboru Otaki
登 大瀧
Kazuyoshi Yoshida
一義 吉田
Yoshitatsu Okiyama
義▲龍▼ 沖山
Masahito Sakai
雅人 酒井
Hiroyuki Inoue
弘之 井上
Hideichiro Ogata
秀一郎 尾形
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像読取手段を使用することなく、オペレータ
が印字ずれ量を容易に判定することができ、印字ずれを
なくすことができるようにする。 【構成】パターンデータに従って、互いに設定されたピ
ッチで複数の基準線を印刷し、前記パターンデータに従
って、前記基準線と異なるピッチで複数の印字ずれ検出
線を印刷し、前記各基準線及び各印字ずれ検出線のう
ち、一直線上に並んだ基準線及び印字ずれ検出線の位置
に基づいて印字ずれ量を判定する。この場合、一直線上
に並んだ基準線及び印字ずれ検出線の位置によって、印
字ずれが発生しているかどうかを知ることができるだけ
でなく、印字ずれ量及び印字ずれ方向を知ることもでき
る。したがって、スケール付きで、かつ、倍率の高い顕
微鏡、ルーペ等を使用する必要がなく、検査に必要な時
間が短くなり、作業が簡素化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録装置の印字ずれ量
判定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録装置は、形成される画像の色
によってモノクロ記録装置及びカラー記録装置に分類す
ることができる。このうち、該カラー記録装置には、電
子写真記録装置、熱転写記録装置、インクジェット記録
装置等がある。前記電子写真記録装置においては、イエ
ロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像を記録
媒体に順次転写し、定着するようになっている。また、
前記熱転写記録装置においては、インクリボンのイエロ
ー、マゼンタ、シアン及びブラックのインク層を記録媒
体に熱転写するようになっている。さらに、前記インク
ジェット記録装置においては、インク吐出口からイエロ
ー、マゼンタ、シアン及びブラックのインクを記録媒体
に順次噴出させるようになっている。
【0003】また、前記記録装置は、データの転送方法
によってライン型記録装置及びシリアル型記録装置に分
類することができる。このうち、該シリアル型記録装置
においては、記録媒体に対向させて配設された記録ヘッ
ドを主走査方向(横方向)に往復させるとともに、前記
記録媒体を副走査方向(縦方向)に搬送し、その間に文
字、画像等を両方向に印刷するようになっている。な
お、前記記録ヘッドには、複数個の記録素子が副走査方
向に1列に配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の記録装置においては、カラー記録装置の場合、いず
れも記録媒体に各色のトナー像、インク像等の画像を重
ね合わせてカラー画像を形成するようにしているので、
各色の画像の重合せが良好に行われないと、カラー画像
に色ずれが発生してしまう。該色ずれには、記録媒体の
搬送方向が変動することによる位置ずれ、記録ヘッドの
走査方向が変動することによる位置ずれ、記録媒体に対
して記録ヘッドが傾くことによる傾きずれ等がある。
【0005】また、シリアル型記録装置においては、記
録ヘッドを主走査方向に往復させて両方向に印刷を行う
と、記録ヘッドの駆動系の機械的なガタ、遊び等によっ
て画像にずれが発生してしまう。そこで、カラー記録装
置における色ずれ、シリアル型記録装置におけるずれ等
(以下「印字ずれ」という。)の量を判定するために、
印字ずれ量判定パターンが設定され、該印字ずれ量判定
パターンを記録媒体に印刷し、印刷された印字ずれ量判
定パターンの画像を目視によって検査するようにしてい
る。そして、判定された印字ずれ量に基づいて電気的又
は機械的な調整を行い、印字ずれをなくすようにしてい
る。
【0006】ところが、オペレータが前記印字ずれ量判
定パターンの画像を検査するためには、スケール付き
で、かつ、倍率の高い顕微鏡、ルーペ等を使用しなけれ
ばならず、検査に必要な時間が長くなり、作業が煩わし
い。また、記録装置に画像読取手段を配設し、該画像読
取手段によって前記印字ずれ量判定パターンを読み取る
方法も考えられる。この場合、読み取られた印字ずれ量
判定パターンに基づいて印字ずれ量を検出し、電気的又
は機構的な調整を自動的に行い、印字ずれをなくすよう
にしている。
【0007】ところが、記録装置に画像読取手段を配設
する分だけ記録装置が大型化するとともに、コストが高
くなってしまう。本発明は、前記従来の記録装置の問題
点を解決して、画像読取手段を使用することなく、オペ
レータが印字ずれ量を容易に判定することができ、印字
ずれをなくすことができる印字ずれ量判定方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の印
字ずれ量判定方法においては、パターンデータに従っ
て、互いに設定されたピッチで複数の基準線を印刷し、
前記パターンデータに従って、前記基準線と異なるピッ
チで複数の印字ずれ検出線を印刷し、前記各基準線及び
各印字ずれ検出線のうち、一直線上に並んだ基準線及び
印字ずれ検出線の位置に基づいて印字ずれ量を判定す
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、前記のように印字ずれ量判定
方法においては、パターンデータに従って、互いに設定
されたピッチで複数の基準線を印刷し、前記パターンデ
ータに従って、前記基準線と異なるピッチで複数の印字
ずれ検出線を印刷し、前記各基準線及び各印字ずれ検出
線のうち、一直線上に並んだ基準線及び印字ずれ検出線
の位置に基づいて印字ずれ量を判定する。
【0010】前記基準線の印刷と印字ずれ検出線の印刷
との間に印字ずれが発生していないときと、前記基準線
の印刷と印字ずれ検出線の印刷との間に印字ずれが発生
したときとでは、一直線上に並んだ基準線及び印字ずれ
検出線の位置が異なる。また、印字ずれ量が多い場合と
少ない場合とでは、一直線上に並んだ基準線及び印字ず
れ検出線の位置が異なる。さらに、印字ずれが発生した
方向によっても一直線上に並んだ基準線及び印字ずれ検
出線の位置が異なる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おける印字ずれ量判定パターンを示す図、図2は本発明
の第1の実施例における印字ずれ量判定パターンの拡大
図、図3は本発明の第1の実施例における印字ずれの第
1の例を示す図、図4は本発明の第1の実施例における
印字ずれの第2の例を示す図である。
【0012】なお、本実施例においては、イエロー、マ
ゼンタ、シアン及びブラックの画像を重ね合わせること
によってカラー画像を形成するカラー記録装置について
説明する。図に示すように、11は記録媒体であり、該
記録媒体11に印字ずれ量判定パターンが印刷されるよ
うになっている。該印字ずれ量判定パターンは、記録媒
体11の左側縁及び右側縁においてそれぞれ副走査方向
に沿って直列的に印刷された3個のパターンP1、及び
記録媒体11の上縁及び下縁においてそれぞれ主走査方
向に沿って並列的に印刷された3個のパターンP1から
成る。
【0013】そして、各パターンP1に隣接させて印刷
された記号は、印字ずれ量の判定の対象となる画像の
色、及びパターンP1の位置を示す。すなわち、記号
「Y−L」はイエローの画像の副走査方向の印字ずれ量
を判定するために記録媒体11の左側縁に形成されたパ
ターンP1であることを、記号「M−L」はマゼンタの
画像の副走査方向の印字ずれ量を判定するために記録媒
体11の左側縁に形成されたパターンP1であること
を、記号「C−L」はシアンの画像の副走査方向の印字
ずれ量を判定するために記録媒体11の左側縁に形成さ
れたパターンP1であることを示す。
【0014】また、記号「Y−R」はイエローの画像の
副走査方向の印字ずれ量を判定するために記録媒体11
の右側縁に形成されたパターンP1であることを、記号
「M−R」はマゼンタの画像の副走査方向の印字ずれ量
を判定するために記録媒体11の右側縁に形成されたパ
ターンP1であることを、記号「C−R」はシアンの画
像の副走査方向の印字ずれ量を判定するために記録媒体
11の右側縁に形成されたパターンP1であることを示
す。
【0015】そして、記号「Y−T」はイエローの画像
の主走査方向の印字ずれ量を判定するために記録媒体1
1の上縁に形成されたパターンP1であることを、記号
「M−T」はマゼンタの画像の主走査方向の印字ずれ量
を判定するために記録媒体11の上縁に形成されたパタ
ーンP1であることを、記号「C−T」はシアンの画像
の主走査方向の印字ずれ量を判定するために記録媒体1
1の上縁に形成されたパターンP1であることを示す。
【0016】さらに、記号「Y−B」はイエローの画像
の主走査方向の印字ずれ量を判定するために記録媒体1
1の下縁に形成されたパターンP1であることを、記号
「M−B」はマゼンタの画像の主走査方向の印字ずれ量
を判定するために記録媒体11の下縁に形成されたパタ
ーンP1であることを、記号「C−B」はシアンの画像
の主走査方向の印字ずれ量を判定するために記録媒体1
1の下縁に形成されたパターンP1であることを示す。
【0017】なお、記録媒体11の左側縁に形成された
パターンP1と右側縁に形成されたパターンP1とは、
間隔Wだけ離され、記録媒体11の上縁に形成されたパ
ターンP1と下縁に形成されたパターンP1とは、距離
Lだけ離される。この場合、図示しないカラー記録装置
は、後述するように、前記パターンP1及び文字の印刷
データをメモリに格納していて、前記印刷データをメモ
リから読み出すことによって印字ずれ量判定パターンを
印刷する。
【0018】次に、各パターンP1について説明する。
図2において、パターンP1は、左右方向に形成された
11本の基準線K0〜K10、印字ずれ検出線L0〜L
10、前記基準線K0〜K2に隣接させて付された目盛
数字「0.」、「1.」「2.」、及び印字ずれ検出線
L0〜L10に隣接させて付された目盛数字「0」、
「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、
「7」、「8」、「9」、「0」から成る。
【0019】前記基準線K0〜K10はブラックで印刷
され、例えば、10ドット(画素)の等ピッチで形成さ
れる。また、印字ずれ検出線L0〜L10は各色で印刷
され、例えば、基準線K0〜K10より1ドット少ない
9ドットの等ピッチで形成される。この場合、前記基準
線K0〜K10及び印字ずれ検出線L0〜L10は、い
ずれも1ドットの太さ、及び10ドットの長さで形成さ
れる。なお、オペレータが目視することができる範囲で
基準線K0〜K10及び検出線L0〜L10の太さ及び
長さを変更することができる。
【0020】また、印字ずれ検出線L0〜L10は、図
1の記号「Y−L」、「Y−R」、「Y−T」、「Y−
B」が付されたパターンP1の場合はイエローで、記号
「M−L」、「M−R」、「M−T」、「M−B」が付
されたパターンP1の場合はマゼンタで、記号「C−
L」、「C−R」、「C−T」、「C−B」が付された
パターンP1の場合はシアンで印刷される。
【0021】例えば、ブラックの印刷とイエローの印刷
との間において印字ずれが全く発生しない場合は、図2
に示すように、基準線K1と印字ずれ検出線L0とが、
また、基準線K10と印字ずれ検出線L10とが一直線
上に並ぶ。これに対して、イエローの印刷がブラックの
印刷に対して矢印B方向に1ドット分だけずれると、基
準線K2と印字ずれ検出線L1とが一直線上に並ぶ。そ
して、イエローの印刷がブラックの印刷に対して矢印A
方向に1ドット分だけずれると、基準線K9と印字ずれ
検出線L9とが一直線上に並ぶ。
【0022】次に、印字ずれ量判定パターンを用いて印
字ずれ量を判定する方法について説明する。この場合、
ブラックの印刷とイエローの印刷との間の印字ずれにつ
いて説明する。まず、オペレータは、印字ずれ検出線L
0が前記基準線K0〜K10に対してどの位置にあるか
を見て、対応する基準線に付された目盛数字を読む。次
に、オペレータは、前記基準線K0〜K10及び印字ず
れ検出線L0〜L10のうち、一直線上に並んだものを
捜し、一直線上に並んだ印字ずれ検出線に付された目盛
数字を読む。
【0023】例えば、図2に示すように、ブラックの印
刷とイエローの印刷との間に印字ずれがない場合は、基
準線K1が印字ずれ検出線L0の横に位置し、基準線K
1と印字ずれ検出線L0とが一直線上に並ぶ。したがっ
て、オペレータは、基準線K1に付された目盛数字
「1.」と、印字ずれ検出線L0に付された目盛数字
「0」とを読み、目盛数字「1.」、「0」を合わせて
目盛値「1.0」にし、該目盛値「1.0」を基準値と
する。
【0024】また、図3に示すように、イエローの印刷
がブラックの印刷に対して矢印A方向に3ドット分ずれ
る場合は、印字ずれ検出線L0が基準線K0、K1間に
位置し、基準線K7と印字ずれ検出線L7とが一直線上
に並ぶ。したがって、オペレータは、基準線K0に付さ
れた目盛数字「0.」と、印字ずれ検出線L7に付され
た目盛数字「7」とを読み、目盛数字「0.」、「7」
を合わせて目盛値「0.7」にし、該目盛値「0.7」
を判定値とする。
【0025】次に、前記基準値「1.0」から判定値
「0.7」を減算して差「+0.3」を求め、該差「+
0.3」を10倍すると、印字ずれ量として「+3」を
求めることができる。この場合、印字ずれが矢印A方向
に3ドット分発生していることが分かる。また、図4に
示すように、イエローの印刷がブラックの印刷に対して
矢印B方向に4ドット分ずれる場合は、印字ずれ検出線
L0が基準線K1、K2間に位置し、基準線K5と印字
ずれ検出線L4とが一直線上に並ぶ。したがって、オペ
レータは、基準線K1に付された目盛数字「1.」と、
印字ずれ検出線L4に付された目盛数字「4」とを読
み、目盛数字「1.」、「4」を合わせて目盛値「1.
4」にし、該目盛値「1.4」を判定値とする。
【0026】次に、前記基準値「1.0」から判定値
「1.4」を減算して差「−0.4」を求め、該差「−
0.4」を10倍すると、印字ずれ量として「−4」を
求めることができる。この場合、印字ずれが矢印B方向
に4ドット分発生していることが分かる。このように、
印字ずれ検出線L0が基準線K0、K1間に位置する場
合は、イエローの印刷はブラックの印刷に対して矢印A
方向にずれ、基準線K0に付された目盛数字「0.」が
目盛値の少数点以上の数字になる。また、印字ずれ検出
線L0が基準線K1、K2間に位置する場合は、イエロ
ーの印刷はブラックの印刷に対して矢印B方向にずれ、
基準線K1に付された目盛数字「1.」が目盛値の少数
点以上の数字になる。
【0027】そして、基準線と一直線上に並ぶ印字ずれ
検出線に付された目盛数字が目盛値の少数点以下の数字
になる。そこで、得られた目盛値をオペレータが図示し
ない操作部から入力すると、記録装置は基準値「1.
0」から目盛値を減算して差を求め、該差を10倍し、
その値を図示しない表示装置等に表示する。このように
して、ブラックの印刷とイエローの印刷との印字ずれ量
を判定することができる。
【0028】本実施例においては、基準線K0〜K2と
対応させてそれぞれ目盛数字「0.」、「1.」
「2.」が付されるようになっているので、20ドット
分すなわち±10ドットの印字ずれ量を判定することが
できる。なお、前記目盛数字を増加することによって判
定することが可能な印字ずれ量を増加することができ
る。そして、記号「Y−L」が付されたパターンP1に
よって、記録媒体11の左側縁における副走査方向の印
字ずれ量を判定することができ、記号「Y−R」が付さ
れたパターンP1によって、記録媒体11の右側縁にお
ける副走査方向の印字ずれ量を判定することができるの
で、両パターンP1間の間隔W、及び左側縁における印
字ずれ量と右側縁における印字ずれ量との差に基づい
て、ブラックの印刷に対するイエローの印刷の傾き量を
知ることができる。
【0029】同様に、記号「M−L」が付されたパター
ンP1によって、記録媒体11の左側縁における副走査
方向の印字ずれ量を判定することができ、記号「M−
R」が付されたパターンP1によって、記録媒体11の
右側縁における副走査方向の印字ずれ量を判定すること
ができるので、ブラックの印刷に対するマゼンタの印刷
の傾き量を知ることができ、記号「C−L」が付された
パターンP1によって、記録媒体11の左側縁における
副走査方向の印字ずれ量を判定することができ、記号
「C−R」が付されたパターンP1によって、記録媒体
11の右側縁における副走査方向の印字ずれ量を判定す
ることができるので、ブラックの印刷に対するシアンの
印刷の傾き量を知ることができる。
【0030】さらに、記号「Y−T」が付されたパター
ンP1によって、記録媒体11の上縁における主走査方
向の印字ずれ量を判定することができ、記号「Y−B」
が付されたパターンP1によって、記録媒体11の下縁
における主走査方向の印字ずれ量を判定することができ
るので、両パターンP1間の距離L、及び上縁における
印字ずれ量と下縁における印字ずれ量との差に基づい
て、ブラックの印刷に対するイエローの印刷のスキュー
量(記録媒体11の蛇行量)を知ることができる。
【0031】同様に、記号「M−T」が付されたパター
ンP1によって、記録媒体11の上縁における主走査方
向の印字ずれ量を判定することができ、記号「M−B」
が付されたパターンP1によって、記録媒体11の下縁
における主走査方向の印字ずれ量を判定することができ
るので、ブラックの印刷に対するマゼンタの印刷のスキ
ュー量を知ることができ、記号「C−T」が付されたパ
ターンP1によって、記録媒体11の上縁における主走
査方向の印字ずれ量を判定することができ、記号「C−
B」が付されたパターンP1によって、記録媒体11の
下縁における主走査方向の印字ずれ量を判定することが
できるので、ブラックの印刷に対するシアンの印刷のス
キュー量を知ることができる。
【0032】なお、本実施例においては、基準線K0〜
K10をブラックで印刷するようにしているが、印字ず
れ検出線L0〜L10と異なる色であれば他の色で印刷
することもできる。また、イエロー、マゼンタ、シアン
及びブラックの4色によるカラー記録装置について説明
しているが、2色又は3色のカラー記録装置に適用する
こともできる。
【0033】さらに、主走査方向及び副走査方向のいず
れにおいても、1ドット単位で印字ずれを判定するよう
になっているが、一般に、副走査方向の解像度は記録媒
体11の搬送速度に対応して変化する。したがって、記
録媒体11の走行ピッチを短くすると、副走査方向の解
像度は高くなる。その場合、基準線K0〜K10に対す
る印字ずれ検出線L0〜L10の印字ずれ量の最小値を
前記解像度に合わせるようにする。
【0034】次に、前記構成の印字ずれ量判定パターン
によって印字ずれ量を判定するための記録装置について
説明する。図5は本発明の第1の実施例における記録装
置の制御ブロック図、図6は本発明の第1の実施例にお
ける記録ヘッドの要部拡大図である。この場合、インク
ジェット記録装置について説明し、イエロー、マゼン
タ、シアン及びブラックに対応させて符号Y、M、C、
Bを付してある。
【0035】図において、20Y、20M、20C、2
0Bはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラッ
クのインクを吐出する記録ヘッドであり、各記録ヘッド
20Y、20M、20C、20Bは副走査方向において
互いに距離Lhを置いて等間隔に配設される。前記記録
ヘッド20Y、20M、20C、20Bは、いずれも同
じ構造を有し、例えば、記録ヘッド20Yについて説明
すると、図6に示すように、N個の記録素子pが主走査
方向に1列に配設され、該記録素子pを選択的に駆動し
てインクを吐出させることができるようになっている。
【0036】また、21はマイクロプロセッサ等から成
る制御回路であり、図5のすべての回路を統括する。そ
のために、前記制御回路21には、記録ヘッド20Y、
20M、20C、20Bにそれぞれ対応させて配設され
た印刷制御回路22Y、22M、22C、22Bが接続
される。そして、各印刷制御回路22Y、22M、22
C、22Bは、制御回路21からの指示によって、各メ
モリ23Y、23M、23C、23Bからの画像データ
を受けて各記録ヘッド20Y、20M、20C、20B
を駆動する。
【0037】また、インタフェース部24は、図示しな
い外部装置、例えば、ホストコンピュータから送信され
た画像データを色別に分解し、イエローの画像データを
メモリ23Yに、マゼンタの画像データをメモリ23M
に、シアンの画像データをメモリ23Cに、ブラックの
画像データをメモリ23Bにそれぞれ格納する。この場
合、各メモリ23Y、23M、23C、23Bには、ホ
ストコンピュータから送信された各色の1ページ分の画
像データが順次格納される。そのために、各メモリ23
Y、23M、23C、23Bには、該画像データを書き
込むための図示しないライトアドレスカウンタ、格納さ
れた画像データを印字ずれ補正値に対応させて制御して
読み出すための図示しないリードアドレスカウンタが配
設される。
【0038】また、モータ駆動回路25は、記録媒体1
1を副走査方向に搬送するモータ26を駆動する。そし
て、該モータ26が駆動されると、記録媒体11は、各
記録ヘッド20Y、20M、20C、20Bの記録素子
pの前面を通過して搬送される。また、27〜29は外
部から操作することができるように配設された、補正値
設定手段としてのディップスイッチ(DIP SW)で
ある。該ディップスイッチ27は記録ヘッド20Y、2
0M間の印字ずれを補正するために、ディップスイッチ
28は記録ヘッド20Y、20C間の印字ずれを補正す
るために、ディップスイッチ29は記録ヘッド20Y、
20B間の印字ずれを補正するために配設され、各ディ
ップスイッチ27〜29によって設定された印字ずれ補
正値は制御回路21によって読み取られる。
【0039】また、パターンデータ発生回路30は、印
字ずれ量判定パターンを印刷するためのパターンデータ
を発生させる。該パターンデータは、制御回路21の指
示によってインタフェース部24を介して各メモリ23
Y、23M、23C、23Bに送られて格納され、更に
各メモリ23Y、23M、23C、23Bから読み出さ
れて各印刷制御回路22Y、22M、22C、22Bに
送られるようになっている。なお、テストスイッチ31
は、前記印字ずれ量判定パターンの印刷を指示するため
に配設される。
【0040】前記構成の記録装置において、テストスイ
ッチ31がオンにされると、制御回路21は、これを検
出し、図1に示す印字ずれ量判定パターンの印刷を行
う。このとき、制御回路21は、ディップスイッチ27
〜29によって設定された印字ずれ補正値を無視し、補
正動作は行わない。次に、前記制御回路21は、パター
ンデータ発生回路30に指示を与え、パターンデータを
インタフェース部24を介してメモリ23Y、23M、
23C、23Bに格納する。この場合、前記インタフェ
ース部24は前記印字ずれ量判定パターンのパターンデ
ータを色別に分解し、イエローのパターンデータをメモ
リ23Yに、マゼンタのパターンデータをメモリ23M
に、シアンのパターンデータをメモリ23Cに、ブラッ
クのパターンデータをメモリ23Bにそれぞれ格納す
る。
【0041】そして、1ページ分のパターンデータが各
メモリ23Y、23M、23C、23Bに格納される
と、次に、印字ずれ量判定パターンの印刷動作に移る。
まず、制御回路21は、モータ駆動回路25を介してモ
ータ26を駆動し、記録媒体11を搬送して該記録媒体
11の先端を記録ヘッド20Yの位置に置く。続いて、
前記制御回路21は、メモリ23Yからイエローの1ラ
イン目のパターンデータを読み出し、印刷制御回路22
Yに送る。
【0042】なお、図6に示すように、各ラインの全パ
ターンデータ長によって、記録ヘッド20Yの有効記録
幅We が決定されるが、該有効記録幅Weは全記録素子
数Nより短く、記録ヘッド20Yの両端に非印刷領域D
L、DRが形成される。したがって、前記パターンデー
タを印刷制御回路22Yに送ると、該印刷制御回路22
Yは、前記非印刷領域DL、DRに対応する分の非印刷
データ“0”を前記パターンデータに付加する。そし
て、該パターンデータは記録ヘッド20Yに送られ、該
記録ヘッド20Yに送られたパターンデータに従って記
録素子pが駆動され、1ラインの印刷が行われる。
【0043】続いて、制御回路21は、モータ駆動回路
25を介してモータ26を駆動し、記録媒体11を副走
査方向に1ライン分搬送し、再び1ライン分の印刷を行
う。このようにして、次々にラインごとの印刷が行われ
る。そして、記録ヘッド20Yによって1ライン目の印
刷が行われてから、記録媒体11が距離Lhだけ搬送さ
れると、制御回路21は、メモリ23Mからマゼンタの
1ライン目のパターンデータを読み出し、印刷制御回路
22Mに送る。このようにして、記録ヘッド20Mによ
る印刷が開始され、イエローの印刷とマゼンタの印刷と
が重ねて行われる。
【0044】同様に、記録ヘッド20Mによって1ライ
ン目の印刷が行われてから、記録媒体11が距離Lhだ
け搬送されると、制御回路21は、メモリ23Cからシ
アンの1ライン目のパターンデータを読み出し、印刷制
御回路22Cに送る。このようにして、記録ヘッド20
Cによる印刷が開始され、イエローの印刷とマゼンタの
印刷とシアンの印刷とが重ねて行われる。
【0045】さらに、記録ヘッド20Cによって1ライ
ン目の印刷が行われてから、記録媒体11が距離Lhだ
け搬送されると、制御回路21は、メモリ23Bからブ
ラックの1ライン目のパターンデータを読み出し、印刷
制御回路22Bに送る。このようにして、記録ヘッド2
0Bによる印刷が開始され、イエローの印刷とマゼンタ
の印刷とシアンの印刷とブラックの印刷とが重ねて行わ
れる。
【0046】その結果、印字ずれ量判定パターンが印刷
される。したがって、オペレータは、記録媒体11に印
刷された印字ずれ量判定パターンに基づいて、主走査方
向における印字ずれ量、副走査方向における印字ずれ
量、各記録ヘッド20Y、20M、20C、20Bの傾
き量、各記録ヘッド20Y、20M、20C、20Bの
傾き方向、記録媒体11の蛇行量等を判定することがで
きる。
【0047】また、主走査方向における印字ずれ量、副
走査方向における印字ずれ量、各記録ヘッド20Y、2
0M、20C、20Bの傾き量、各記録ヘッド20Y、
20M、20C、20Bの傾き方向、記録媒体11の蛇
行量等に基づいて、各記録ヘッド20Y、20M、20
C、20Bの取付位置を機械的に微調整することによっ
て、印字ずれを補正することができる。
【0048】そして、印字ずれの補正を電気的に行うこ
ともできる。その場合、主走査方向の印字ずれの場合
は、印字ずれ量に対応させて前記非印刷領域DL、DR
を変更することによって印字ずれを補正することができ
る。また、副走査方向の印字ずれの場合は、1ライン目
の印刷開始のタイミングを調整することによって印字ず
れを補正することができる。すなわち、ある記録ヘッド
によって1ライン目の印刷が行われた後、記録媒体11
が距離Lhだけ搬送されると、次の記録ヘッドによる1
ライン目の印刷が行われるが、このときの印刷開始のタ
イミングを副走査方向における印字ずれ量に対応させて
調整する。
【0049】さらに、各記録ヘッド20Y、20M、2
0C、20Bの傾きは、前記各メモリ23Y、23M、
23C、23Bに画像データを格納するときのライトア
ドレスカウンタを制御したり、格納された画像データを
読み出すときのリードアドレスカウンタを制御したりす
ることによって、補正することができる。この場合、各
ディップスイッチ27〜29によって、印字ずれの補正
を電気的に行うための印字ずれ補正値が設定されると、
前記制御回路21は印字ずれ補正値を読み取り、該印字
ずれ補正値に基づいて各補正動作を行う。
【0050】さらに、記録媒体11の蛇行は、フィード
ローラ等を機械的に調整することによって蛇行を補正す
ることができる。次に、本発明の第2の実施例について
説明する。図7は本発明の第2の実施例における印字ず
れ量判定パターンを示す図である。
【0051】この場合、シリアル型記録装置において記
録ヘッドを往復させて両方向に印刷を行ったときの、印
字ずれを判定することができる。そのために、印字ずれ
量判定パターンは、記録媒体の任意の箇所に印刷される
1個のパターンP2から成る。次に、該パターンP2に
ついて説明する。
【0052】図において、パターンP2は、上下方向に
形成された9本の基準線としての基準縦線V1〜V9、
9本の印字ずれ検出線としての印字ずれ検出縦線S1〜
S9、及び前記基準縦線V1〜V9に隣接させて付され
た目盛数字「+4」、「+3」、「+2」、「+1」、
「0」、「−1」、「−2」、「−3」、「−4」から
成る。
【0053】前記基準縦線V1〜V9は、例えば、dド
ットの等ピッチで形成される。また、印字ずれ検出縦線
S1〜S9は、基準縦線V1〜V9のピッチより0.5
ドット(ハーフドット)短い(d−0.5)ドットの等
ピッチで形成される。この場合、前記基準縦線V1〜V
9及び印字ずれ検出縦線S1〜S9は、いずれも1ドッ
トの太さで形成される。なお、オペレータが目視するこ
とができる範囲で1ドットの太さを変更することができ
る。
【0054】前記構成の印字ずれ量判定パターンによっ
て印字ずれ量を判定する場合、記録装置の操作部のキー
スイッチ等を押下することによって、印字ずれ量判定パ
ターンを印刷する。この場合、まず、図示しない記録ヘ
ッドを主走査方向における矢印C方向に移動させ、目盛
数字「+4」、「+3」、「+2」、「+1」、
「0」、「−1」、「−2」、「−3」、「−4」を印
刷する。次に、前記記録ヘッドを矢印D方向に移動させ
て復帰動作を行い、記録媒体を搬送して改行動作を行っ
た後、記録ヘッドを矢印C方向に再び移動させながら、
前記目盛数字「+4」、「+3」、「+2」、「+
1」、「0」、「−1」、「−2」、「−3」、「−
4」に対応させて基準縦線V1〜V9を印刷する。該基
準縦線V1〜V9はdドットの等ピッチで印刷される。
【0055】続いて、前記記録媒体を搬送して改行動作
を行った後、記録ヘッドを矢印D方向に移動させなが
ら、印字ずれ検出縦線S1〜S9を印刷する。そして、
例えば、前記記録ヘッドを往復させて両方向に印刷を行
ったときに印字ずれが全く発生しない場合は、基準縦線
V5と印字ずれ検出縦線S5とが一直線上に並ぶ。
【0056】また、記録ヘッドを矢印C方向に移動させ
て印刷された基準縦線V1〜V9に対して、記録ヘッド
を矢印D方向に移動させて印刷された印字ずれ検出縦線
S1〜S9が0.5ドット分矢印D方向にずれると、目
盛数字「+1」の下において基準縦線V4と印字ずれ検
出縦線S4とが一直線上に並ぶ。同様に、基準縦線V1
〜V9に対して印字ずれ検出縦線S1〜S9が1ドット
分矢印D方向にずれると、目盛数字「+2」の下におい
て基準縦線V3と印字ずれ検出縦線S2とが一直線上に
並ぶ。
【0057】そして、逆に、基準縦線V1〜V9に対し
て印字ずれ検出縦線S1〜S9が1ドット分矢印C方向
にずれると、目盛数字「−2」の下において基準縦線V
7と印字ずれ検出縦線S7とが一直線上に並ぶ。このよ
うに、正の目盛数字の下において基準縦線と印字ずれ検
出縦線とが一直線上に並ぶ場合は、基準縦線V1〜V9
に対して印字ずれ検出縦線S1〜S9が矢印D方向にず
れていることが分かり、負の目盛数字の下において基準
縦線と印字ずれ検出縦線とが一直線上に並ぶ場合は、基
準縦線V1〜V9に対して印字ずれ検出縦線S1〜S9
が矢印C方向にずれていることが分かる。また、目盛数
字の1/2のドット数が印字ずれ量である。
【0058】このように、一直線上に並んだ基準縦線及
び印字ずれ検出縦線における基準縦線に付与された目盛
数字を読み取ることによって、印字ずれ量を容易に判定
することができる。なお、この場合も、オペレータが前
記目盛数字を読み取り、該目盛数字を記録装置の操作
部、ディップスイッチ等により入力することによって、
印字ずれを補正することができる。すなわち、矢印D方
向における記録素子p(図6)の駆動タイミングが印字
ずれ量に対応させて矢印C方向における記録素子pの駆
動タイミングからずらされる。
【0059】また、印字ずれを補正した後に、再び印字
ずれ量判定パターンを印刷することによって、印字ずれ
の補正が行われたかどうかを確認することもできる。次
に、前記構成の印字ずれ量判定パターンによって印字ず
れ量を判定するための記録装置について説明する。図8
は本発明の第2の実施例における記録装置の制御ブロッ
ク図である。
【0060】図において、41は図示しないホストコン
ピュータからライン単位で送信された印刷データをn行
分まで格納するn行ラインメモリ、42はn個の記録素
子pが1列に配設された記録ヘッド、43は該記録ヘッ
ド42を主走査方向に移動させるための主走査駆動回
路、44は記録媒体11(図5)を副走査方向に搬送す
るための副走査駆動回路、45はマイクロプロセッサ等
から成り、図のすべての回路を統括する制御回路であ
る。
【0061】また、46は図7の印字ずれ量判定パター
ンを印刷するためのパターンデータを発生させるパター
ンデータ発生回路、47は前記n行ラインメモリ41か
らの印刷データ又はパターンデータ発生回路46からの
パターンデータのいずれか一方を選択して記録ヘッド制
御回路48に送るセレクタである。この場合、制御回路
45からセレクタ47に対して出力される指示信号Sが
ハイレベルであるとき、セレクタ47はn行ラインメモ
リ41から送られてくる印刷データを選択し、指示信号
Sがローレベルであるとき、セレクタ47はパターンデ
ータ発生回路46から送られてくるパターンデータを選
択する。
【0062】そして、記録ヘッド制御回路48は、送ら
れてきた印刷データ又はパターンデータに従って記録ヘ
ッド42の記録素子pを駆動する。また、49は印字ず
れを補正するためのディップスイッチ等から成る補正量
設定手段、50は印字ずれ量判定パターンを印刷するた
めのテストスイッチである。また、WRはホストコンピ
ュータから送信された印刷データをn行ラインメモリ4
1に格納するための書込信号、RDは、n行ラインメモ
リ41に格納された印刷データを読み出し、セレクタ4
7に送るための読出信号、RPは、パターンデータ発生
回路46に格納されたパターンデータを読み出し、セレ
クタ47に送るための読出信号、MMは、記録ヘッド4
2が1列分(nドット分)を印刷するたびに発生させら
れる主走査駆動信号であり、該主走査駆動信号MMが主
走査駆動回路43に対して出力されると、記録ヘッド4
2は1ドット分主走査方向に移動させられる。そして、
DMは記録ヘッド42の移動方向を決定する信号であ
り、該信号DMがハイレベルである場合、記録ヘッド4
2は図7の矢印C方向に移動させられ、ローレベルであ
る場合、記録ヘッド42は矢印D方向に移動させられ
る。
【0063】そして、PMは、記録ヘッド42が主走査
方向に1行分移動させられるたびに発生させられる副走
査駆動信号であり、該副走査駆動信号PMが副走査駆動
回路44に対して出力されると、記録媒体11はnドッ
ト分副走査方向に搬送される。さらに、PWは、記録ヘ
ッド制御回路48への印刷データ又はパターンデータの
転送が終了するたびに、制御回路45によって発生させ
られる記録制御信号であり、該記録制御信号PWが記録
ヘッド制御回路48に対して出力されると、印刷データ
又はパターンデータの黒ドットに対応する記録素子pが
選択的に駆動され、1列分の印刷が行われる。したがっ
て、前記記録制御信号PWが発生させられるタイミング
で、記録ヘッド42の記録素子pが駆動されることにな
るので、記録制御信号PWが発生させられるタイミング
をずらすことによって、記録素子pの駆動タイミングを
換えることができる。
【0064】次に、前記構成の記録装置の動作について
説明する。まず、テストスイッチ50がオンにされる
と、制御回路45はセレクタ47に対して出力される指
示信号Sをローレベルにする。これにより、セレクタ4
7はパターンデータ発生回路46からのパターンデータ
を選択して記録ヘッド制御回路48に送る。なお、通常
の印刷モードにおいては、指示信号Sはハイレベルにさ
れ、セレクタ47はn行ラインメモリ41からの印刷デ
ータを選択して記録ヘッド制御回路48に送る。
【0065】さらに、制御回路45は、パターンデータ
発生回路46に指示を出し、該パターンデータ発生回路
46は図7に示す印字ずれ量判定パターンのパターンデ
ータを発生させる。すなわち、パターンデータ発生回路
46は読出信号RPのタイミングで目盛数字のパターン
データを発生させ、主走査駆動信号MM及び信号DM
(ハイレベル)を主走査駆動回路43に対して出力して
記録ヘッド42を図7の矢印C方向に移動させる。この
ようにして、目盛数字「+4」、「+3」、「+2」、
「+1」、「0」、「−1」、「−2」、「−3」、
「−4」が印刷される。
【0066】次に、制御回路45は、副走査駆動信号P
Mを副走査駆動回路44に対して出力し、記録媒体11
を副走査方向にn画素分搬送する。また、制御回路45
は、主走査駆動信号MM及び信号DM(ローレベル)を
主走査駆動回路43に対して出力して記録ヘッド42を
図7の矢印D方向に移動させ、ホーム位置に戻す。続い
て、制御回路45は、読出信号RPをパターンデータ発
生回路46に対して出力して、基準縦線V1〜V9(図
7)のパターンデータを発生させる。同時に、制御回路
45は、主走査駆動信号MM及び信号DM(ハイレベ
ル)を主走査駆動回路43に対して出力して記録ヘッド
42を図7の矢印C方向に移動させ、基準縦線V1〜V
9を印刷する。
【0067】次に、制御回路45は、副走査駆動信号P
Mを副走査駆動回路44に対して出力し、記録媒体11
を副走査方向にn画素分搬送する。そして、制御回路4
5は、読出信号RPをパターンデータ発生回路46に対
して出力して、印字ずれ検出縦線S1〜S9のパターン
データを発生させる。同時に、制御回路45は、主走査
駆動信号MM及び信号DM(ローレベル)を主走査駆動
回路43に対して出力して記録ヘッド42を図7の矢印
D方向に移動させ、印字ずれ検出縦線S1〜S9を印刷
する。
【0068】このようにして、記録ヘッド42を図7の
矢印C方向に移動させながら基準縦線V1〜V9を印刷
し、次に、記録媒体11を副走査方向にn画素分搬送し
た後、記録ヘッド42を図7の矢印D方向に移動させな
がら印字ずれ検出縦線S1〜S9を印刷する。このと
き、印刷のタイミングは、目盛数字「0」に対応する基
準縦線V5と印字ずれ検出縦線S5とが一直線上に並ぶ
ように制御される。
【0069】ここで、記録ヘッド42の駆動系に機械的
なガタ、遊び等があると、一直線上に並ぶ基準縦線及び
印字ずれ検出縦線が変化する。そこで、オペレータは、
印字ずれ量を判定し、一直線上に並んだ基準縦線及び印
字ずれ検出縦線における基準縦線に付与された目盛数字
を補正量設定手段49に設定する。そして、制御回路4
5は補正量設定手段49に設定された目盛数字を読み取
り、通常の印刷モードにおいては、印刷のタイミングを
目盛数字に対応する基準縦線と印字ずれ検出縦線とが一
直線上に並ぶように制御する。
【0070】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。この場合、シリアル型記録装置は、主走査方向に
記録ヘッド42(図8)を複数備え、同時に印刷するこ
とができるようになっている。そして、各記録ヘッド4
2に対応させてn行ラインメモリ41、パターンデータ
発生回路46、セレクタ47及び記録ヘッド制御回路4
8が配設される。
【0071】通常の印刷モードにおいては、各記録ヘッ
ド42は主走査方向におけるそれぞれの領域だけの印刷
を行うが、印字ずれ量判定モードにおいては、印字ずれ
量を判定するために、他の記録ヘッド42の領域の印刷
も行うことができるようになっている。最初に、片方向
に2個の記録ヘッド42を移動させて印字ずれ量判定パ
ターンを印刷する場合について説明する。
【0072】この場合、まず、一方の記録ヘッド42を
記録媒体11(図5)の全体にわたって図7の矢印C方
向に移動させながら、基準縦線V1〜V9を印刷する。
次に、改行動作を行い、前記記録ヘッド42を図7の矢
印D方向に移動させて復帰動作を行う。続いて、他方の
記録ヘッド42を記録媒体11の全体にわたって図7の
矢印C方向に移動させながら、印字ずれ検出縦線S1〜
S9を印刷する。
【0073】両記録ヘッド42間において印字ずれが発
生していない場合には、基準縦線V5と印字ずれ検出縦
線S5とが一直線上に並ぶ。次に、両方向に2個の記録
ヘッド42を移動させて印字ずれ量判定パターンを印刷
する場合について説明する。この場合、まず、一方の記
録ヘッド42を記録媒体11の全体にわたって図7の矢
印C方向に移動させながら、基準縦線V1〜V9を印刷
する。次に、改行動作を行い、他方の記録ヘッド42を
記録媒体11の全体にわたって図7の矢印D方向に移動
させながら、印字ずれ検出縦線S1〜S9を印刷する。
【0074】両記録ヘッド42間において印字ずれが発
生していない場合には、基準縦線V5と印字ずれ検出縦
線S5とが一直線上に並ぶ。前記第1の実施例において
は、基準線K0〜K10(図1)及び印字ずれ検出線L
0〜L10の、第2、第3の実施例においては、基準縦
線V1〜V9及び印字ずれ検出縦線S1〜S9の太さを
1ドットに設定しているが、画像の解像度に対応させて
変更することができる。
【0075】また、各実施例においては、基準線K0〜
K10及び基準縦線V1〜V9が等ピッチで形成されて
いるが、それぞれ印字ずれ検出線L0〜L10及び印字
ずれ検出縦線S1〜S9と異なるピッチで形成されれ
ば、等ピッチにする必要はない。さらに、基準線K0〜
K10と印字ずれ検出線L0〜L10とを、また、基準
縦線V1〜V9と印字ずれ検出縦線S1〜S9とを互い
に隣接させて形成するようになっているが、互いに一部
分を重ねるように形成することもできる。その場合、重
なった部分が別の色、例えば、レッド、グリーン、ブル
ーに変化するので、目視が容易になる。
【0076】そして、各印字ずれ量判定パターンのパタ
ーンデータを、第1の実施例においてはパターンデータ
発生回路30(図5)によって、第2、第3の実施例に
おいては、パターンデータ発生回路46(図8)によっ
て発生させるようにしているが、ホストコンピュータか
ら送信することもできる。また、第2、第3の実施例に
おいては、基準縦線V1〜V9に目盛数字を付している
が、印字ずれ検出縦線S1〜S9に付すこともできる。
さらに、目盛数字に代えて記号を付与することもでき
る。
【0077】そして、第2、第3の実施例においては、
±2ドット分の印字ずれ量を判定することができるが、
基準縦線V1〜V9及び印字ずれ検出縦線S1〜S9の
数を多くすることによって判定可能な印字ずれ量を増加
させることができる。また、基準縦線V1〜V9及び印
字ずれ検出縦線S1〜S9のピッチを広くすることもで
きる。
【0078】さらに、各実施例を、電気写真プリンタ、
インクジェットプリンタ、熱転写サーマルプリンタ、ワ
イヤドットインパクトプリンタ、前記各プリンタを組み
合わせた形態のプリンタ等に適用することができる。な
お、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であ
り、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0079】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、印字ずれ量判定方法においては、パターンデータ
に従って、互いに設定されたピッチで複数の基準線を印
刷し、前記パターンデータに従って、前記基準線と異な
るピッチで複数の印字ずれ検出線を印刷し、前記各基準
線及び各印字ずれ検出線のうち、一直線上に並んだ基準
線及び印字ずれ検出線の位置に基づいて印字ずれ量を判
定する。
【0080】この場合、一直線上に並んだ基準線及び印
字ずれ検出線の位置によって、印字ずれが発生している
かどうかを知ることができるだけでなく、印字ずれ量及
び印字ずれ方向を知ることもできる。したがって、スケ
ール付きで、かつ、倍率の高い顕微鏡、ルーペ等を使用
する必要がなく、検査に必要な時間が短くなり、作業が
簡素化する。
【0081】また、記録装置に画像読取手段を配設する
必要がないので、前記記録装置を小型化することができ
るだけでなく、コストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における印字ずれ量判定
パターンを示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例における印字ずれ量判定
パターンの拡大図である。
【図3】本発明の第1の実施例における印字ずれの第1
の例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例における印字ずれの第2
の例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例における記録装置の制御
ブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施例における記録ヘッドの要
部拡大図である。
【図7】本発明の第2の実施例における印字ずれ量判定
パターンを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例における記録装置の印字
制御ブロック図である。
【符号の説明】
11 記録媒体 P1、P2 パターン K0〜K10 基準線 L0〜L10 印字ずれ検出線 W、L、Lh 距離 20Y、20M、20C、20B 記録ヘッド V1〜V9 基準縦線 S1〜S9 印字ずれ検出縦線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 雅人 東京都港区芝浦四丁目11番地22号 株式会 社沖データ内 (72)発明者 井上 弘之 東京都港区芝浦四丁目11番地22号 株式会 社沖データ内 (72)発明者 尾形 秀一郎 東京都港区芝浦四丁目11番地22号 株式会 社沖データ内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)パターンデータに従って、互いに
    設定されたピッチで複数の基準線を印刷し、(b)前記
    パターンデータに従って、前記基準線と異なるピッチで
    複数の印字ずれ検出線を印刷し、(c)前記各基準線及
    び各印字ずれ検出線のうち、一直線上に並んだ基準線及
    び印字ずれ検出線の位置に基づいて印字ずれ量を判定す
    ることを特徴とする印字ずれ量判定方法。
  2. 【請求項2】 前記基準線及び印字ずれ検出線の一方に
    対応させて、印字ずれ量及び印刷ずれ方向を示す符号を
    印刷する請求項1に記載の印字ずれ量判定方法。
  3. 【請求項3】 前記基準線と印字ずれ検出線とは互いに
    異なる色で印刷される請求項1に記載の印字ずれ量判定
    方法。
  4. 【請求項4】 (a)前記各基準線及び各印字ずれ検出
    線は、記録媒体の主走査方向に並べて印刷され、(b)
    前記基準線及び印字ずれ検出線から成るパターンが、記
    録媒体の副走査方向において設定された距離を置いて形
    成される請求項1に記載の印字ずれ量判定方法。
  5. 【請求項5】 (a)前記各基準線及び各印字ずれ検出
    線は、記録媒体の副走査方向に並べて印刷され、(b)
    前記基準線及び印字ずれ検出線から成るパターンが、記
    録媒体の主走査方向において設定された距離を置いて形
    成される請求項1に記載の印字ずれ量判定方法。
  6. 【請求項6】 シリアル型の記録装置において、記録ヘ
    ッドを一方向に移動させながら前記基準線及び印字ずれ
    検出線を印刷する請求項1に記載の印字ずれ量判定方
    法。
  7. 【請求項7】 シリアル型の記録装置において、記録ヘ
    ッドを一方向に移動させながら前記基準線を印刷し、記
    録ヘッドを逆の方向に移動させながら印字ずれ検出線を
    印刷する請求項1に記載の印字ずれ量判定方法。
  8. 【請求項8】 (a)前記記録ヘッドは記録媒体の主走
    査方向において複数箇所に配設され、(b)各記録ヘッ
    ドは、記録媒体の主走査方向における全体を移動しなが
    ら基準線及び印字ずれ検出線を印刷する請求項6又は7
    に記載の印字ずれ量判定方法。
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