JPH08259147A - エレベータ用パネル体 - Google Patents

エレベータ用パネル体

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JPH08259147A
JPH08259147A JP28526195A JP28526195A JPH08259147A JP H08259147 A JPH08259147 A JP H08259147A JP 28526195 A JP28526195 A JP 28526195A JP 28526195 A JP28526195 A JP 28526195A JP H08259147 A JPH08259147 A JP H08259147A
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Japan
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panel body
honeycomb
elevator
plate
core
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Application number
JP28526195A
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English (en)
Inventor
Akinobu Mori
顕伸 森
Kazumi Yamamoto
和美 山本
Hide Yamashita
秀 山下
Noboru Hiroshima
登 広嶋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、十分な強度を保ち振動の発生を防
止しつつ、軽量化を図り、これにより据付作業の省力化
及びエレベータ全体の小形軽量化を図ることを目的とす
るものである。 【解決手段】 金属製の表板11と裏板13との間にア
ルミニウムハニカム等のハニカム材12を固定し、表板
11及び裏板13を薄くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータのか
ご室壁やドアなどに使用されるエレベータ用パネル体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば実開昭61−12716
9号公報などに示された従来のエレベータのかご室を示
す断面図である。図において、1はかご室、2はかご室
1の出入口、3は出入口2を開閉するドア、4はかご室
1の床、5はかご室1の壁を構成する複数枚のパネル体
である。
【0003】図13は図12のパネル体5を示す背面図
である。図において、51はパネル体5の主要部を構成
する表板であり、この表板51は、例えば鋼板の縁部を
一側へ折り曲げて形成されている。52は表板51の裏
面に固着され、断面に凸形状を有する鋼板製の補強板で
ある。
【0004】なお、この種のエレベータ用パネル体とし
ては、例えば特開昭61−263586号公報及び特開
昭61−274076号公報に示されたものなどが知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のパネル体5においては、荷物搬出入時の台車の
衝突、手荷物の衝突、又は自転車を乗り入れたときの衝
突などによって生じる各種の衝撃力に対して壁面が変形
するのを防止するとともに、びびりと呼ばれる小振動に
よる騒音が運転時に発生するのを防止するために、表板
51をある程度以上の厚さにする必要があった。このた
め、パネル体5の重量が大きくなって、エレベータ据付
時に2人以上の作業者が必要となり、またエレベータ全
体の小形軽量化を図る上で大きな障害となるなどの問題
点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、十分な強度を
保ち振動の発生を防止しつつ、軽量化を図ることがで
き、これにより据付作業の省力化及びエレベータ全体の
小形軽量化を図ることができるエレベータ用パネル体を
得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るエ
レベータ用パネル体は、表板と、この表板の裏側に固定
され、ハニカム材及び発泡材の少なくともいずれか一方
を有する芯材と、この芯材の裏側に固定されている裏板
とを備えたものである。
【0008】請求項2の発明に係るエレベータ用パネル
体は、芯材が、セラミック製のハニカム材により構成さ
れているものである。
【0009】請求項3の発明に係るエレベータ用パネル
体は、芯材が、フェノール樹脂含浸紙製のハニカム材に
より構成されているものである。
【0010】請求項4の発明に係るエレベータ用パネル
体は、セルサイズが10〜20mmでコア高さが24〜
30mmのハニカム材により、芯材が構成されているも
のである。
【0011】請求項5の発明に係るエレベータ用パネル
体は、芯材が、エレベータのかご室への取付状態で床側
に位置する第1のハニカム材と、この第1のハニカム材
よりも天井側に位置し第1のハニカム材よりも剛性の低
い第2のハニカム材とを有しているものである。
【0012】請求項6の発明に係るエレベータ用パネル
体は、第1のハニカム材のセルサイズを10〜20m
m、コア高さを24〜30mmとし、第2のハニカム材
のセルサイズを20〜25mm、コア高さを20〜24
mmとしたものである。
【0013】請求項7の発明に係るエレベータ用パネル
体は、ハニカム材のセル内に発泡材を充填したものであ
る。
【0014】請求項8の発明に係るエレベータ用パネル
体は、第1のハニカム材のセル内のみに発泡材を充填し
たものである。
【0015】請求項9の発明に係るエレベータ用パネル
体は、発泡材により芯材を構成したものである。
【0016】請求項10の発明に係るエレベータ用パネ
ル体は、芯材を、角錐又は円錐形の発泡材で構成したも
のである。
【0017】請求項11の発明に係るエレベータ用パネ
ル体は、表板として、厚さ0.2〜0.6mmの金属板
を使用したものである。
【0018】請求項12の発明に係るエレベータ用パネ
ル体は、表板を厚さ1〜3mmの複合材料により構成し
たものである。
【0019】請求項13の発明に係るエレベータ用パネ
ル体は、裏板の一部を面積比で10%以下取り除いたも
のである。
【0020】請求項14の発明に係るエレベータ用パネ
ル体は、表板が透明な材料からなり、芯材及び裏板が不
透明な材料からなるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるエ
レベータ用パネル体の断面図である。図において、11
は表面に装飾が施された表板であり、この表板は、例え
ば板厚0.6〜0.8mmで弾性定数7000〜210
00kg/mm2のアルミニウム板又は鋼板等の金属板
により構成されている。
【0022】12は表板11の裏面に例えばエポキシ樹
脂等の接着剤20により接着された芯材としてのハニカ
ム材であり、このハニカム材12は、例えばアルミニウ
ム材から構成されている。また、図2に示すように、ハ
ニカム構造のセルサイズは10〜20mm、コア高さは
24〜30mmとしている。13はハニカム材12の裏
側に例えばエポキシ樹脂等の接着剤20により接着され
たアルミニウム板製の裏板で、その板厚は表板11と同
様である。
【0023】このようなエレベータ用パネル体では、表
板11と裏板13との間にハニカム材12が固定されて
いるので、従来の単なる金属板のみにより構成されたも
のに比べて、その重量が例えば2/3〜1/2にまで軽
減される。従って、据付作業の省力化及びエレベータ全
体の小形軽量化を図ることができる。また、適当なハニ
カムサイズ及びコア高さを選択することにより、衝撃力
に対して十分な強度をより確実に維持できるとともに、
運転時に小振動が発生するのをより確実に防止すること
ができる。即ち、ハニカム構造のセルサイズを10〜2
0mm、コア高さを24〜30mmとすることにより、
必要な強度を確保しつつ、従来例のものよりも軽量化す
ることができる。
【0024】なお、上記実施の形態1ではハニカム材1
2としてアルミニウムハニカムを示したが、これに限定
されるものではなく、例えばセラミックハニカム(セラ
ミック質のバインダーを用いて紙状に成形したもの)を
用いてもよく、アルミニウムハニカムの場合よりも強度
を高くすることができる。
【0025】また、ハニカム材12をフェノール含浸紙
(紙製のハニカムにフェノール樹脂を含浸したもの)又
はフェノール樹脂を含浸したガラス繊維強化プラスチッ
クで構成してもよく、アルミニウムハニカムの場合より
も一層軽量化することができるとともに、強度を高くす
ることができる。
【0026】実施の形態2.次に、図3はこの発明の実
施の形態2によるエレベータ用パネル体を示す一部切欠
斜視図である。この実施の形態2のハニカム材は、エレ
ベータのかご室への取付状態で床側に位置する第1のハ
ニカム材14と、この第1のハニカム材14よりも天井
側に位置し第1のハニカム材14よりも剛性の低い第2
のハニカム材15とで構成されている。即ち、第1のハ
ニカム材14は、セルサイズが10〜20mmでコア高
さが24〜30mmとなっており、第2のハニカム材1
5は、セルサイズが20〜25mmでコア高さが20〜
24mmとなっている。これらのセルサイズ及びコア高
さは、必要な強度を確保しつつ、軽量化を図るために選
択されている。
【0027】この実施の形態2では、天井側に位置する
第2のハニカム材15のセルサイズを第1のハニカム材
14のセルサイズよりも大きくすることにより、全体を
軽量化することができる。ここで、第2のハニカム材1
5は第1のハニカム材14よりも強度が低くなるが、エ
レベータのかご室壁として使用される場合、天井側には
台車等の衝突による衝撃力が加わりにくいため、パネル
体全体としての強度に問題は生じない。
【0028】なお、上記実施の形態2では第1のハニカ
ム材14の領域と第2のハニカム材15の領域とを単に
上下に分けたが(図3の一点鎖線)、領域の区分方法は
これに限定されるものではなく、また3つ以上の領域に
分けることも可能である。
【0029】実施の形態3.次に、図4はこの発明の実
施の形態3によるエレベータ用パネル体を示す一部切欠
斜視図である。図において、16はハニカム材12のセ
ル内に充填されている発泡材であり、この発泡材16
は、例えばアルミニウム,塩化ビニル又はウレタン樹脂
等からなっている。また、アルミニウム発泡材の発泡径
は約20mm、塩化ビニル発泡材の発泡径は約5mm、
ウレタン樹脂発泡材の発泡径は約2mmである。なお、
他の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0030】このようなエレベータ用パネルでは、上記
実施の形態1に比べて、軽量化の効果はやや低くなるも
のの、耐衝撃性能,断熱性及び遮音性能を向上させるこ
とができる。
【0031】なお、上記実施の形態3ではパネル体全体
のハニカム材12のセル内に発泡材16を充填したが、
衝撃力を受け易い部分のみに充填するなど、部分的に充
填してもよい。
【0032】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4を示す図であり、上記実施の形態2と同様のパネル
体を用い、第1のハニカム材14及び第2のハニカム材
15の両方のセル内に発泡材16を充填したものであ
る。このようなパネル体によっても、耐衝撃性能,断熱
性及び遮音性能を向上させることができる。
【0033】実施の形態5.また、図6はこの発明の実
施の形態5を示す図であり、上記実施の形態5と同様の
パネル体を用い、第1のハニカム材14のセル内のみに
発泡材16を充填したものである。このようなパネル体
では、発泡材16の充填による重量増加を最小限に抑え
つつ、耐衝撃性能を効果的に向上させることができる。
【0034】実施の形態6.次に、この発明の実施の形
態6について説明する。この実施の形態6のパネル体の
基本的な構造は図1と同様であるが、表板11として、
厚さが0.6mm以下で弾性定数が7000〜2100
0kg/mm2のアルミニウム板又は鋼板等の金属板、
若しくは厚さ3mm以下のガラス繊維強化プラスチック
などの複合材料が使用されている。また、裏板には、厚
さが0.8mm以下で、弾性定数が7000〜2100
0kg/mm2のアルミニウム板又は鋼板等の金属板が
使用されている。なお、ハニカム材12のコア高さは、
入手上容易なのが15mm以上であり、かご室用のパネ
ル体を製造するためには32mm以下とする必要があ
る。また、金属板の厚さは、入手上0.2mm以上であ
り、複合材料の板厚も同様に1mm以上である。
【0035】このように、ハニカム材12だけではな
く、表板11及び裏板13の厚さを上記の条件の中から
選択することにより、パネル体全体として、強度を下げ
ることなく、より効果的に軽量化を図ることができる。
【0036】例えば、厚さ0.6mmの鋼板からなる表
板11、コア高さ30mmのセラミックペーパーハニカ
ムからなるハニカム材12、及び厚さ0.5mmのアル
ミニウム板からなる裏板13を使用し、2500×75
0×32mmのパネル体を製造した結果、その重量は約
16kgであった。これに対して、図13に示したよう
な従来構造で、剛性・強度が等価のパネル体を製造した
場合(厚さ1.6mmの鋼板を厚さ0.8mmの鋼板で
補強した。)、その重量は約30kgとなった。即ち、
この例では、剛性・強度を保ちつつ、重量を約50%低
減することができた。
【0037】図7はハニカム材のコア高さの最適化計算
結果の一例を示す関係図であり、表板11として厚さ
0.6mmの鋼板、裏板13として厚さ0.5mmのア
ルミニウム板を使用している。また、図8は図7の表板
11の厚さを0.8mmとした場合の計算結果を示して
いる。各図中、一点鎖線Aはハニカム材12としてセラ
ミックペーパーハニカム(17セル)を使用した場合の
重量、実線Bはハニカム材12としてアルミニウムハニ
カム(20セル)を使用した場合の重量、破線Cは20
0kg負荷時のパネル中央のたわみをそれぞれ示してい
る。なお、たわみ曲線は、アルミニウムハニカムの場合
もセラミックペーパーハニカムの場合も殆ど同じである
ため、セラミックペーパーハニカムの場合のみ示してい
る。
【0038】これらの図から、図7では21〜31mm
がコア高さとして適当であり、図8では20〜31mm
がコア高さとして適当であることがわかる。このような
計算結果により、表板11の板厚等に応じた最適なコア
高さを求めることができ、パネル体としての剛性・強度
を保ちつつ、重量を効果的に低減することができる。
【0039】実施の形態7.図9はこの発明の実施の形
態7によるエレベータ用パネル体を示す背面図である。
この例では、表板11として厚さ0.6mmの鋼板、ハ
ニカム材12としてセルサイズ20mm、コア高さ20
mmのセラミックペーパーハニカム、裏板13として厚
さ0.27mmの鋼板が使用されている。また、裏板1
3の中間より上部には、その一部が取り除かれて開口部
13aが設けられている。さらに、パネル体全体の重量
は、16kgである。
【0040】エレベータのかご室においては、乗客の寄
りかかりによる圧力や台車等の衝撃による衝撃力は天井
側には加わりにくいため、裏板13の上部に開口部13
aを設けても、剛性・強度には問題が生じない。即ち、
開口面積を裏板13全体に対する面積比で6%とした場
合、パネル体全体の剛性低下率を計算により求めると約
3.5%となり影響は小さい。これに対し、穴開けによ
るパネル体全体の重量減は約1kgとなり、更なる軽量
化が可能となる。
【0041】なお、上記実施の形態7では矩形の開口部
13aを1つ設けたが、開口部13aの形状や数は種々
の変更が可能である。
【0042】実施の形態8.次に、図10はこの発明の
実施の形態8によるエレベータ用パネル体の断面図であ
る。この例では、芯材として多数の角錐又は円錐形状の
ウレタン発泡材(フォーム材)21が使用されている。
また、ウレタン発泡材21は、粘弾性を有するエポキシ
系の接着剤20により表板11及び裏板13に接着され
ている。
【0043】エレベータのかご室内に伝播する風切り音
や機械音などの騒音は、かご室壁材へと固体伝播するも
のと、壁材から空間を伝播するものとが考えられる。こ
れらの騒音伝播経路に対して、まず固体伝播する騒音に
対しては、粘弾性を有する接着剤20が振動エネルギー
を吸収して減衰させる。また、空間伝播する騒音に対し
ては、ウレタン発泡材21の幾何学的な形状により入射
波を散乱させ、入射エネルギーを分散させることにより
減衰させる。
【0044】無音室内で、図13のような従来構造のパ
ネル体及び図10のパネル体に対して、ゴムボールと鋼
球とを落下させ、そのときの音響レベルをFFTにより
周波数分析した結果、従来構造のパネル体と比べて図1
0の構造のパネル体の音響レベルは、最大で約15dB
低い値となった。なお、芯材としてウレタン発泡材21
の代わりにハニカム材を使用した場合にも、従来構造と
比べて約10dB低い値となった。
【0045】実施の形態9.次に、図11はこの発明の
実施の形態9によるエレベータ用パネル体を示す斜視図
である。この例では、表板22として、エポキシ樹脂を
含浸したガラス繊維強化プラスチック製のものが用いら
れている。この表板22は、エポキシ樹脂とガラス繊維
の光の屈折率が近いことから、ほぼ透明となっている。
【0046】このようなパネル体では、表板22が透明
であるため、表板22を通して不透明な裏板13やハニ
カム材12の模様が見えるようになり、独特の風合いを
持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1,6によるエレベー
タ用パネル体の断面図である。
【図2】 図1のハニカム材の構造を拡大して示す斜視
図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるエレベータ用
パネル体を示す一部切欠斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるエレベータ用
パネル体を示す一部切欠斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態4によるエレベータ用
パネル体を示す一部切欠斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるエレベータ用
パネル体を示す一部切欠斜視図である。
【図7】 ハニカム材のコア高さの最適化計算結果の一
例を示す関係図である。
【図8】 ハニカム材のコア高さの最適化計算結果の他
の例を示す関係図である。
【図9】 この発明の実施の形態7によるエレベータ用
パネル体を示す背面図である。
【図10】 この発明の実施の形態8によるエレベータ
用パネル体の断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態9によるエレベータ
用パネル体を示す斜視図である。
【図12】 従来のエレベータのかご室の一例を示す断
面図である。
【図13】 図12のパネル体を示す背面図である。
【符号の説明】
11,22 表板、12 ハニカム材(芯材)、13
裏板、14 第1のハニカム材(芯材)、15 第2の
ハニカム材(芯材)、16 発泡材、21 ウレタン発
泡材(芯材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広嶋 登 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表板と、この表板の裏側に固定され、ハ
    ニカム材及び発泡材の少なくともいずれか一方を有する
    芯材と、この芯材の裏側に固定されている裏板とを備え
    ていることを特徴とするエレベータ用パネル体。
  2. 【請求項2】 芯材は、セラミック製のハニカム材によ
    り構成されていることを特徴とする請求項1記載のエレ
    ベータ用パネル体。
  3. 【請求項3】 芯材は、フェノール樹脂含浸紙製のハニ
    カム材により構成されていることを特徴とする請求項1
    記載のエレベータ用パネル体。
  4. 【請求項4】 芯材は、セルサイズが10〜20mmで
    コア高さが24〜30mmのハニカム材により構成され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
    れかに記載のエレベータ用パネル体。
  5. 【請求項5】 芯材は、エレベータのかご室への取付状
    態で床側に位置する第1のハニカム材と、この第1のハ
    ニカム材よりも天井側に位置し上記第1のハニカム材よ
    りも剛性の低い第2のハニカム材とを有していることを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
    エレベータ用パネル体。
  6. 【請求項6】 第1のハニカム材は、セルサイズが10
    〜20mmでコア高さが24〜30mmであり、第2の
    ハニカム材は、セルサイズが20〜25mmでコア高さ
    が20〜24mmであることを特徴とする請求項5記載
    のエレベータ用パネル体。
  7. 【請求項7】 ハニカム材のセル内に発泡材が充填され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいず
    れかに記載のエレベータ用パネル体。
  8. 【請求項8】 第1のハニカム材のセル内のみに発泡材
    が充填されていることを特徴とする請求項5又は請求項
    6記載のエレベータ用パネル体。
  9. 【請求項9】 芯材は、発泡材により構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベータ用パネル体。
  10. 【請求項10】 芯材は、角錐又は円錐形の発泡材であ
    ることを特徴とする請求項9記載のエレベータ用パネル
    体。
  11. 【請求項11】 表板は、厚さ0.2〜0.6mmの金
    属板であることを特徴とする請求項1ないし請求項10
    のいずれかに記載のエレベータ用パネル体。
  12. 【請求項12】 表板は、厚さ1〜3mmの複合材料に
    より構成されていることを特徴とする請求項1ないし請
    求項10記載のいずれかに記載のエレベータ用パネル
    体。
  13. 【請求項13】 裏板は、面積比で10%以下の部分が
    取り除かれていることを特徴とする請求項1ないし請求
    項12のいずれかに記載のエレベータ用パネル体。
  14. 【請求項14】 表板が透明な材料からなり、芯材及び
    裏板が不透明な材料からなることを特徴とする請求項1
    ないし請求項10記載のいずれかにエレベータ用パネル
    体。
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