JPH0825720A - 画像出力方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テストパターンを出力することによって、使
用頻度の高い文字パターンを優先的にフォントキャッシ
ュに登録し、文字データのパターン展開に要する時間を
短縮できる画像出力方法及び装置を提供することを目的
とする。 【構成】 テストデータを記憶装置６に記憶しておき、
その記憶装置６に記憶されたテストデータに基づいてテ
ストパターンを出力する。このテストパターンの出力時
に、パターン展開された文字パターンをフォントキャッ
シュ８ａに記憶しておき、このフォントキャッシュ８ａ
に記憶された文字パターンを使用して、入力した文字デ
ータをパターン展開し、こうしてパターン展開された文
字パターンに基づいて画像を出力するように動作する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、文字データを入力して
文字パターンに展開して出力する画像出力方法及び装置
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】プリンタ装置は一般に、文字データを入
力し、内蔵されているフォントデータを参照して文字パ
ターンに展開して印刷を行っている。このようなプリン
タ装置では、パターン展開された文字データを一時記憶
装置（フォントキャッシュ）に登録しておき、次に同じ
文字コードで、同じ文字サイズ等の同一書体の文字デー
タが入力されると、そのフォントキャッシュに記憶され
ているパターンデータを参照して印刷を行うことによ
り、文字コードのパターン展開に要する時間を短くして
印刷速度を向上させている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例の装置では、このフォントキャッシュへの文字パター
ンの登録は、外部装置から入力された文字データをパタ
ーン展開して登録するか、もしくはプリンタ装置が待機
中に文字データをパターン展開し、不揮発性の記憶装置
に登録することにより行っている。このため、多くの文
字パターンがフォントキャッシュに登録されていない場
合、例えば電源投入直後等の場合には、フォントキャッ
シュのヒット率が低下し、印刷速度が低下してしまう。
またこのようなフォントキャッシュの内容は、プリンタ
装置による印刷処理により更新されるため、例えば特殊
な文字が多く含まれる文書などを大量に印刷した後、通
常の印刷を行う場合に、そのフォントキャッシュのヒッ
ト率が低下し、印刷速度が低下する等の問題があった。

【０００４】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、テストパターンを出力することによって、使用頻度
の高い文字パターンを優先的にフォントキャッシュに登
録し、文字データのパターン展開に要する時間を短縮で
きる画像出力方法及び装置を提供することを目的とす
る。

【０００５】また本発明の他の目的は、使用頻度の高い
文字データを含むテストデータを作成し、そのテストデ
ータを出力することにより、フォントキャッシュのヒッ
ト率を高めるようにした画像出力方法及び装置を提供す
ることにある。

【０００６】また本発明の他の目的は、所望のタイミン
グでテストパターンの出力を行うことにより、フォント
キャッシュの内容を所望の内容に更新できる画像出力方
法及び装置を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像出力装置は以下のような構成を備える。
即ち、文字データを入力しパターン展開して出力する画
像出力装置であって、テストデータを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶されたテストデータに基づいて
テストパターンを出力するテストパターン出力手段と、
前記テストパターン出力手段による出力時にパターン展
開された文字パターンを記憶するフォントキャッシュ手
段と、前記フォントキャッシュ手段に記憶された文字パ
ターンを使用して、入力した文字データをパターン展開
するパターン展開手段と、前記パターン展開手段により
パターン展開された文字パターンに基づいて画像を出力
する出力手段とを有する。

【０００８】上記目的を達成するために本発明の画像出
力方法は以下のような工程を備える。即ち、文字データ
を入力しパターン展開して出力する画像出力方法であっ
て、記憶されているテストデータに基づいてテストパタ
ーンを出力する工程と、テストパターンの出力時にパタ
ーン展開された文字パターンをメモリに記憶する工程
と、文字データのパターン展開時、当該文字データの文
字パターンが前記メモリに記憶されているか否かを判断
する工程と、前記メモリに記憶されている時は、その文
字パターンを使用して、入力した文字データをパターン
展開するとともに、前記メモリに記憶されていない文字
パターンに該当する文字データをフォントデータを参照
してパターン展開する工程と、そのパターン展開された
文字パターンに基づいて画像を出力する工程とを有す
る。

【０００９】

【作用】以上の構成において、テストデータを記憶手段
に記憶しておき、その記憶手段に記憶されたテストデー
タに基づいてテストパターンを出力する。このテストパ
ターンの出力時に、パターン展開された文字パターンを
フォントキャッシュに記憶しておき、そのフォントキャ
ッシュに記憶された文字パターンを使用して、入力した
文字データをパターン展開する。こうしてパターン展開
された文字パターンに基づいて、画像を出力するように
動作する。

【００１０】

【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。尚、以下の実施例ではプリンタ
装置の場合で説明するが本発明はこれに限定されるもの
でなく、例えばディスプレイ装置やパーソナルコンピュ
ータ等のイメージ展開の場合にも適用できる。

【００１１】図１は、本実施例に適用されるレーザビー
ムプリンタ１０００（以下、ＬＢＰと略す）の内部構造
を示す断面図で、このＬＢＰ１０００は不図示のデータ
源から文字パターンの登録や定型書式（フォームデー
タ）等の登録が行なえる。

【００１２】図１において、１０００はＬＢＰ本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータ（図２の
１）から供給される文字情報（文字コード）やフォーム
情報或いはマクロ命令等を入力して記憶するとともに、
それらの情報に従って対応する文字パターンやフォーム
パターン等を作成し、記憶媒体である記録紙上に像を形
成する。１０１２は操作のためのスイッチ及びＬＢＰ表
示器等が配されている操作パネル、１００１はＬＢＰ１
０００全体の制御及びホストコンピュータから供給され
る文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。
この制御ユニット１００１は、主に文字情報を対応する
文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ１
００２に出力する。レーザドライバ１００２は半導体レ
ーザ１００３を駆動するための回路であり、入力された
ビデオ信号に応じて半導体レーザ１００３から発射され
るレーザ光１００４をオン・オフ切り替えする。レーザ
光１００４は回転多面鏡１００５で左右方向に振られて
静電ドラム１００６上を走査する。これにより静電ドラ
ム１００６上には文字パターンの静電潜像が形成され
る。この潜像は、静電ドラム１００６周囲の現像ユニッ
ト１００７により現像された後、記録紙に転写される。
この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録
紙はＬＢＰ１０００に装着した用紙カセット１００８に
収納され、給紙ローラ１００９及び搬送ローラ１０１０
と１０１１とにより装置内に取り込まれて、静電ドラム
１００６に供給される。

【００１３】図２は図１で示したレーザビームプリンタ
の制御ユニット１０００の概略構成を中心に示すブロッ
ク図である。

【００１４】同図において、１は外部装置であり、ＬＢ
Ｐ１０００に印刷データ等を送信する。３はＣＰＵで、
制御ユニット１００１の全体を制御する。４は入力イン
ターフェースで、外部装置１より各種データを入力す
る。５は電源部で、ＬＢＰ１０００の各部に必要な電力
を供給する。６は記憶装置で、その記憶内容を不揮発に
保持する不揮発性メモリ（ハードディスク、フロッピー
ディスク等）で構成され、例えばテストデータ６ａ等を
記憶している。７はＲＯＭであり、ＣＰＵ３が実行する
各種制御プログラム、文字フォントパターン等の各種デ
ータを記憶している。８はＲＡＭであり、外部装置１よ
り送られてきた印刷データを格納するための受信バッフ
ァや、ＣＰＵ３が制御プログラムを実行するために必要
なワークエリア等を含んでいる。８ａはフォントキャッ
シュで、プリント時にパターン展開された文字パターン
データが登録されている。９は出力インターフェース
で、印刷されるイメージデータを印刷機構部１０に出力
している。１０は、例えば図１に示された電子写真方式
の印刷機構部で、制御ユニット１００１より出力された
印刷イメージデータに基づいて、記憶媒体（記録紙）上
への記録を実行している。なお、本実施例における印刷
機構部１０は、上述のレーザビーム方式であっても、或
はインクジェットプリンタ、又はサーマルプリンタ等の
いずれの印刷方式であってもよい。

【００１５】図３は図２のＲＯＭ７に格納されている本
実施例の印刷装置（ＬＢＰ）の制御プログラムによる処
理を示すフローチャートである。

【００１６】この処理は印刷装置に電源が投入されるこ
とにより開始され、ステップＳ１で印刷可能な状態にな
ると、テストプリントが開始される。このテストプリン
トの開始は、例えば操作パネル１０１２のテストプリン
ト指示スイッチが押下されるか、或は所定のキーを押下
しながら装置の電源がオンされることなどにより開始さ
れる。こうしてテストプリントが開始されると、記憶装
置６に記憶されているテストデータ６ａの読み出しが開
始され、ＲＯＭ７に記憶されているフォントデータ等を
参照して、そのテストデータに含まれる文字コードがパ
ターン展開される。こうしてパターン展開された文字パ
ターンは、一旦、フォントキャシュ８ａにも登録される
（ステップＳ３）。こうしてフォントキャッシュ８ａに
登録された展開済み文字パターンデータを使用して、Ｒ
ＡＭ８のイメージメモリに出力イメージ（テストパター
ンイメージ）がビットマップ展開される。このイメージ
メモリに展開されたイメージデータは、出力インターフ
ェース９を介して印刷機構部１０に出力されて印刷され
る（ステップＳ４）。こうしてステップＳ５において、
例えば１ページ分のテストパターンの印刷が終了する
と、テストプリントが終了する。

【００１７】図４はこのようなテストパターンの印刷例
を示す図である。

【００１８】次にステップＳ６に進み、外部装置１より
のデータが受信されたかどうかを調べ、データを受信す
ると、その受信データをＲＡＭ８の受信バッファに記憶
する。ステップＳ７では受信データを解析し、排紙命令
であればステップＳ７に進んで排紙処理を行ってステッ
プＳ６に戻る。

【００１９】一方、ステップＳ７で、印刷データであれ
ばステップＳ８に進み、印刷データ中の文字コードの該
当するパターンデータ（同じ文字コードが同じ文字サイ
ズ、同じ書体でパターン展開されている）が、フォント
キャッシュ８ａに既に登録されているか否かを判定す
る。同じ文字パターンが既に登録されている時はステッ
プＳ９に進み、フォントキャッシュ８ａに登録された文
字パターンデータを使用して、受信した印刷データをパ
ターン展開し、ＲＡＭ８のイメージメモリにビットマッ
プに展開する。そして、そのビットマップ展開したデー
タを印刷機構部１０に出力して印刷を行う。

【００２０】一方、ステップＳ８で、その文字コードが
フォントキャッシュ８ａにパターン展開されて登録され
ていなかった場合はステップＳ１０に進み、その受信し
た文字コードを指定された文字サイズ及び書体でパター
ン展開する。こうしてパターン展開された文字データを
フォントキャッシュ８ａに登録する。その後ステップＳ
９に進み、フォントキャッシュ８ａに記憶されている文
字パターンデータを使用して印刷イメージの展開、およ
び印刷処理を行う。

【００２１】このように本実施例では、テストプリント
時に展開された文字パターンをフォントキャッシュ８ａ
に登録しておき、実際のプリントデータの受信時にその
文字パターンを用いて印刷イメージに展開して印刷を行
うことにより、受信した印刷データに含まれる文字コー
ドをビットマップ展開する時間を節約して高速に印刷で
きる。

【００２２】また、テストパターンを実際の印刷に使用
される頻度の高い文字パターンを含むパターンデータと
することにより、実際の印刷時にヒットされる確率が高
くなり、より効率良く印刷を行うことができる。

【００２３】［他の実施例］上記実施例では、電源を投
入後、印刷可能になるとすぐに使用頻度の高い文字を使
用したテストパターンを印刷する印刷装置の場合で説明
したが、本発明はこれに限定されるものでなく、印刷装
置の初期化を行なった後、印刷可能になるとすぐに使用
頻度の高い文字を使用したテストプリントを実行する様
にしても良い。

【００２４】また上記実施例では、使用頻度が高いと思
われる予め決められた文字をテストプリントに使用する
印刷装置について説明したが、外部装置（ホストコンピ
ュータ）１から送られてきた印刷データに含まれる文字
コード等の使用頻度を求め、この使用頻度に基づいて、
最も使用頻度の高い文字コードやパターンを含むテスト
パターンを作成する。そして、電源の再投入時、或いは
初期化処理の実行後などに、その更新されたテストパタ
ーンに基づくテストプリントを実行することにより、フ
ォントキャッシュ８ａの文字パターンを、より有効に使
用してプリントを行うことができる。

【００２５】図５は、この使用頻度を求めてテストデー
タを更新する処理を示すフローチャートで、この処理を
実行する制御プログラムはＲＯＭ７に記憶されている。

【００２６】まずステップＳ２１で、外部装置１より印
刷データを受信したかどうかを調べ、データを受信する
とステップＳ２２に進み、入力インターフェース４を介
して受信したデータをＲＡＭ８の受信バッファに記憶す
る。次にステップＳ２３に進み、文字コードあるいは書
体データに基づいて、印刷が指示された文字コード及び
その書体に該当する文字パターンの使用頻度を計算し
て、記憶装置６に不揮発に記憶する。

【００２７】次にステップＳ２４に進み、プリントの開
始が指示されたかどうかを調べ、プリントの開始が指示
されるとステップＳ２５に進み、その受信した印刷デー
タに含まれる文字コードを、指定された文字サイズ、書
体にパターン展開する。尚、この場合には、フォントキ
ャッシュ８ａに該当する文字パターンが記憶されていれ
ば、それを使用する。そしてステップＳ２６で、展開さ
れた文字パターンに基づいて印刷イメージをビットマッ
プに展開し、ステップＳ２７で実際にプリントを実行す
る。

【００２８】次にステップＳ２８に進み、テストデータ
の更新が指示されたかどうかをみる。この指示は、例え
ば専用の指示スイッチ等が設けられていて、それを押下
することにより指示されても良く、或は電源オフスイッ
チが押下されたかどうかにより判断しても良い。こうし
てテストデータの更新が指示された時はステップＳ２９
に進み、ステップＳ２３で求めた文字データの使用頻度
に基づいて、最も使用頻度の高い文字データを含むテス
トデータを作成する。この作成或は更新されたテストデ
ータは記憶装置６に送られて記憶される。

【００２９】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても１つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。

【００３０】以上説明した様に本実施例によれば、テス
トプリントを実行できる印刷装置において、例えば電源
投入後、或いは初期化処理の実行に、使用頻度の高い文
字データを使用したテストプリントを行い、その際にパ
ターン展開した文字パターンをフォントキャッシュとし
て記憶しておくことにより、キャッシュされているフォ
ントデータのヒット率を高めて印刷効率を上げることが
できる。

【００３１】また本実施例によれば、使用頻度の高い文
字を含むテストデータを作成し、これを印刷することに
よりフォントキャッシュに使用頻度の高い文字パターン
が記憶されるため、受信した印刷データを印刷する場合
に、よりフォントキャッシュの使用効率を高めて印刷で
き、印刷速度を向上できる。

【００３２】また本実施例によれば、テストパターンの
出力を任意のタイミングで行うことができるようにする
ことにより、ユーザが所望のタイミングでフォントキャ
ッシュの内容を所望の内容に更新できる。

【００３３】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
ストパターンを出力することによって、使用頻度の高い
文字パターンを優先的にフォントキャッシュに登録し、
文字データのパターン展開に要する時間を短縮できる効
果がある。

【００３４】また本発明によれば、使用頻度の高い文字
データを含むテストデータを作成し、そのテストデータ
を出力することにより、フォントキャッシュのヒット率
を高めることができる。

【００３５】また本発明によれば、所望のタイミングで
テストパターンの出力を行うことにより、フォントキャ
ッシュの内容を所望の内容に更新できる効果がある。

【００３６】

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施例のレーザビームプリンタの内部構造を
表す構造断面図である。

【図２】本実施例のレーザビームプリンタの制御ユニッ
トの構成を中心に示すブロック図である。

【図３】本実施例のプリンタ制御ユニットにおける制御
処理を示すフローチャートである。

【図４】本実施例におけるテストプリントの一例を示す
図である。

【図５】他の実施例におけるテストデータの更新処理を
示すフローチャートである。

【符号の説明】

１ 外部装置（ホストコンピュータ） ３ ＣＰＵ ４ 入力インターフェース ５ 電源部 ６ａ テストデータ ６ 記憶装置 ７ ＲＯＭ ８ ＲＡＭ ８ａ フォントキャッシュ ９ 出力インターフェース １０ 印刷機構部（プリンタエンジン） １０００ レーザビームプリンタ本体（以下ＬＢＰ） １００１ プリンタ制御ユニット １０１２ 操作パネル

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 文字データを入力しパターン展開して出
   力する画像出力装置であって、 テストデータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたテストデータに基づいてテス
   トパターンを出力するテストパターン出力手段と、 前記テストパターン出力手段による出力時にパターン展
   開された文字パターンを記憶するフォントキャッシュ手
   段と、 前記フォントキャッシュ手段に記憶された文字パターン
   を使用して、入力した文字データをパターン展開するパ
   ターン展開手段と、 前記パターン展開手段によりパターン展開された文字パ
   ターンに基づいて画像を出力する出力手段と、を有する
   ことを特徴とする画像出力装置。
2. 【請求項２】 前記パターン展開手段は、パターン展開
   しようとする文字データに対応する文字パターンが前記
   フォントキャッシュ手段に記憶されているか否かを判断
   し、記憶されている文字パターンがあればそれを用いて
   パターン展開すると共に、記憶されていない文字パター
   ンを前記フォントキャッシュに追加することを特徴とす
   る請求項１に記載の画像出力装置。
3. 【請求項３】 前記テストパターン出力手段は、電源投
   入後、実際の画像出力が行われる前にテストパターンを
   出力することを特徴とする請求項１に記載の画像出力装
   置。
4. 【請求項４】 前記パターン展開手段においてパターン
   展開される文字データの使用頻度を計測する計測手段
   と、前記計測手段によって計測された使用頻度に応じて
   前記テストデータを更新する更新手段を更に有すること
   を特徴とする請求項１に記載の画像出力装置。
5. 【請求項５】 文字データを入力しパターン展開して出
   力する画像出力方法であって、 記憶されているテストデータに基づいてテストパターン
   を出力する工程と、 テストパターンの出力時にパターン展開された文字パタ
   ーンをメモリに記憶する工程と、 文字データのパターン展開時、当該文字データの文字パ
   ターンが前記メモリに記憶されているか否かを判断する
   工程と、 前記メモリに記憶されている時は、その文字パターンを
   使用して、入力した文字データをパターン展開するとと
   もに、前記メモリに記憶されていない文字パターンに該
   当する文字データをフォントデータを参照してパターン
   展開する工程と、 そのパターン展開された文字パターンに基づいて画像を
   出力する工程と、を有することを特徴とする画像出力方
   法。
6. 【請求項６】 前記テストパターンは、電源投入後、実
   際の画像出力が行われる前に出力されることを特徴とす
   る請求項５に記載の画像出力方法。
7. 【請求項７】 パターン展開される文字データの使用頻
   度を計測する工程と、その計測された使用頻度に応じて
   前記テストデータを更新する工程とを更に有することを
   特徴とする請求項５に記載の画像出力方法。