JPH08257069A - リクライニング機能付き車椅子 - Google Patents

リクライニング機能付き車椅子

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JPH08257069A
JPH08257069A JP7064251A JP6425195A JPH08257069A JP H08257069 A JPH08257069 A JP H08257069A JP 7064251 A JP7064251 A JP 7064251A JP 6425195 A JP6425195 A JP 6425195A JP H08257069 A JPH08257069 A JP H08257069A
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rear wheel
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wheelchair
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Kiyotaka Maeda
清隆 前田
Koichi Ota
耕一 太田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者が座部に腰掛けたまま自力で大径後輪
を前後方向に移動できるとともに、かかる後輪の移動に
よって、走行性能を維持しながら、リクライニング機構
の安全性を確保したリクライニング機能付き車椅子を提
案すること。 【構成】 車椅子1では、利用者が車椅子1からベッド
などに移り乗る際には、肘掛け13を回転させて後方に
押しやる。この動作は、第1のリンク機構60を介して
車軸用ブラケット20を後退させる力として出力される
とともに、第2のリンク機構70を介して背凭れ部12
を後方に倒す力として出力される。ここで、車軸用ブラ
ケット20から前方に延びる連結用パイプ22、23
は、本体側ブラケットの案内用パイプ41、42の内部
に挿入されているため、車軸用ブラケット20は、水平
に後退する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体の不自由な人が利
用する車椅子に関し、更に詳しくは、大径後輪を前後方
向に移動させるための後輪位置切換機構と、背凭れ部分
のリクライニング機構とを備えた車椅子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】身体の不自由な人が利用する車椅子は、
背凭れ部、座部、肘掛け、および小径前輪が取り付けら
れた走行車体と、その左右位置に取り付けられた大径後
輪とを有しており、大径後輪を手やモータなどで回転さ
せて走行するようになっている。かかる車椅子では、利
用者の使い勝手を高めることを目的に、背凭れ部のリク
ライニング機構付きの車椅子が求められているが、背凭
れ部を後方に倒した状態で、利用者が背凭れ部に体重を
かけると、車椅子が後方に転倒する危険性がある。そこ
で、大径後輪を最初から後方に取り付けることによっ
て、背凭れ部を倒したときの安全性を確保した車椅子が
案出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リクライニング機能付き車椅子のように、大径後輪を最
初から後方に配置しておくと、車椅子に腰掛けた利用者
は、大径後輪と一体に構成されているハンドリムまで無
理な姿勢で手を延ばして手こぎ駆動を行なうことになっ
て、利用者は、疲れやすい。また、大径後輪と前輪とが
離れていると、小回りがきかないという問題点もある。
【0004】ここに、本願発明者は、車椅子に後輪後退
機構を設けるとともに、この後輪後退機構付きの車椅子
に対して、リクライニング機能を付加し、さらに、後輪
の後退動作を行なったときにリクライニング動作が可能
となる車椅子を提案するものである。
【0005】かかる車椅子を実現するにあたって、後輪
後退機構としては、たとえば、特開平6−197929
号公報に開示されたものがあり、この車椅子では、肘掛
けを備えた外部フレームを外側に倒伏できるようにする
とともに、大径後輪を後退させるリンク機構を設けてあ
る。このリンク機構では、図6に示すように、アーム9
1にスプリング92を介して接続された操作レバー93
をアーム91側の規制板94の融通孔941に貫通して
ある。そして、操作レバー93を矢印Gで示すように下
方に回動させると、アーム91は、リンク杆95、96
によって動作が規制されながら後方に揺動し、アーム9
1の下端側に取り付けられた大径後輪の車軸97を後退
させるようになっている。
【0006】しかしながら、図6に示す後輪退避機構を
設けた車椅子では、一点鎖線Hで示す複雑な車軸97の
軌跡のうち、できるだけ直線的な軌跡を描く範囲H1で
車軸97を移動させているが、車軸97がアーム91に
直結されている以上、車軸97に上下動させようとする
力が加わることを避けれない。従って、車軸97を後退
させるときには、座部に押し上げる力が働くので、その
分だけ操作レバー93に大きな力をかける必要がある。
従って、利用者は、座部に腰掛けたままでは大径後輪を
自力で移動させることができないという問題点がある。
【0007】かかる問題点に鑑みて、本発明の課題は、
利用者が座部に腰掛けたまま自力で大径後輪を前後方向
に移動できるとともに、かかる後輪の移動によって、走
行性能を維持しながら、リクライニング機構の安全性を
確保したリクライニング機能付き車椅子を提案すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るリクライニング機能付き車椅子では、
座部、この座部の側方に位置する左右一対の肘掛け、座
部の後方に位置する背凭れ部、および左右一対の小径前
輪が取り付けられた走行車体と、この走行車体と別体で
構成され、肘掛けの側方に左右一対の大径後輪がそれぞ
れ位置するように車軸を支持する左右一対の車軸用ブラ
ケットと、走行車体側で肘掛けを座部の側方に位置する
状態と座部の側方を開放する位置まで退避した状態との
間で切り換える肘掛け位置切換機構と、走行車体と車軸
用ブラケットとの間でこの車軸用ブラケットを前後方向
に水平に案内するガイド機構と、操作部材に対する操作
により作動し、車軸用ブラケットをガイド機構により案
内しながら前後方向に水平移動させることによって大径
後輪が座部の側方に位置する状態と座部の側方を開放す
る位置まで後退した状態とに切り換える後輪位置切換機
構と、この後輪位置切換機構において大径後輪の後退動
作が行なわれたときに背凭れ部をその下端部を中心に所
定の位置まで回転させて後方に倒すことが可能となるリ
クライニング機構とを設けたことに特徴を有する。
【0009】本発明では、肘掛け位置切換機構について
は、肘掛けが走行車体の後方寄りの位置を中心に回転す
ることにより、座部の側方に位置する状態と背凭れ部の
側方位置で起立して座部の側方位置を開放する状態とに
切り換えるように構成し、後輪位置切換機構について
は、肘掛けを前記の操作部材として、この肘掛けを背凭
れ部の側方位置で起立させるときに車軸用ブラケットを
後方に水平移動させて大径後輪を座部の側方位置から後
退させる一方、この状態から、肘掛けを座部の側方位置
に戻すときに車軸用ブラケットを前方に水平移動させて
大径後輪を座部の側方位置に戻すように構成し、リクラ
イニング機構については、肘掛けを前記の操作部材とし
て、この肘掛けを背凭れ部の側方位置で起立させて大径
後輪を後退させるときに背凭れ部をその下端部を中心に
所定の位置まで回転させて後方に倒す一方、この状態か
ら、肘掛けを座部の側方位置に戻して大径後輪を座部の
側方位置まで戻すときに、背凭れ部をその下端部を中心
に回転させて元の姿勢に戻すように構成することが好ま
しい。
【0010】
【作用】本発明に係る車椅子では、車軸を走行車体とは
別体の車軸用ブラケットを介して取り付けるとともに、
このブラケットを水平に案内するガイド機構を設けてあ
るため、後輪位置切換機構によって、車軸用ブラケット
を前後方向に移動させる際に、大径後輪は、水平に移動
する。従って、座部が上下動しないので、利用者は、座
部に腰掛けたまま小さな力で大径後輪を移動させること
ができる。
【0011】また、本発明では、大径後輪を後退させる
ときに背凭れ部を後方に倒すことが可能になるリクライ
ニング機構を設けてあるため、大径後輪を移動させない
限り、背凭れ部を後方に倒すことができない。それ故、
背凭れ部を後方に倒した状態で、車椅子が後方に転倒す
ることを確実に防止でき、安全である。
【0012】さらに、本発明では、後輪位置切換機構を
設けることによって、背凭れ部を倒したときの安全性を
確保しながら、車椅子に腰掛けた利用者が車椅子を手こ
ぎ駆動して自走するときの機動性を高いものにしてあ
る。すなわち、大径後輪を最初から後方に配置するのと
相違して、本発明では、利用者が車椅子を手こぎ駆動す
る際には、大径後輪と一体に形成されているハンドリム
は、座部の側方位置に前進した状態にある。従って、座
部に腰掛けた利用者がハンドリムの頂点付近に手を掛け
た状態で、肘は約90°の角度に屈曲して後方に張り出
す状態となる。この姿勢は、人間工学的な観点からみる
と手こぎ駆動を行いやすい状態である。これに対して、
大径後輪を最初から後方に配置しておくと、無理な姿勢
で手こぎ駆動を行なうことになって、利用者は、疲れや
すい。また、本発明では、車椅子が走行する際には、大
径後輪が座部の側方位置に前進し、大径後輪と前輪との
距離が短いので、小回りがきく。それ故、本発明に係る
車椅子では、走行性能がよいとともに、背凭れ部を倒し
たときの安全性が高い。
【0013】本発明において、肘掛けを座部の側方位置
と背凭れ部の側方位置との間で回転させるとともに、こ
の肘掛け自身を後輪位置切換機構とリクライニング機構
の操作部材とした場合には、利用者は、身体を低く屈め
なくても操作部材を扱えるので、楽な姿勢で操作できる
とともに、安全である。しかも、後輪位置切換機構の動
作に対してリクライニング機構の動作を連動させた場合
には、大径後輪と背凭れ部を一つの動作で操作できると
ともに、背凭れ部を後方に倒すときに、大径後輪は、必
ず後退するので、安全である。しかも、自力で操作でき
るほど小さな力で扱える後輪位置切換機構の動作にリク
ライニング機構の動作を連動させているため、これらの
機構を連動させても、利用者は、大きな力を必要としな
い。
【0014】
【実施例】図面を参照して、本発明の一実施例を説明す
る。
【0015】図1は、本例の車椅子の右側面図、図2
は、本例の車椅子を座部や背凭れ部などを省略して示す
正面図である。なお、本例の車椅子は、左右対称になっ
ていることから、右側半分を中心に説明する。
【0016】(全体構造)図1において、本例の車椅子
1では、略水平に構成された座部11、その両側で起立
する肘掛け13、および座部11の後端部から斜め上方
に起立する背凭れ部12を備える走行車体10と、肘掛
け13の外側で左右一対の空気入りタイヤを備える大径
後輪51とから大略構成されている。大径後輪51に
は、その外側にハンドリム59が取り付けられている。
【0017】走行車体10の側面部では、図2に示すよ
うに、左右対称に構成された本体側ブラケット18がX
字形のリンクフレーム101で互いに連結された構造に
なっている。リンクフレーム101を構成する各リンク
102は、上端部が本体側ブラケット18の上方部分に
支持され、下端部が本体側ブラケット18の下方部分に
固定された金具441内で支持されている。この金具4
41は、パイプを縦半分に分割したものである。また、
各リンク102は、2本ずつ前後に重ねられた状態でそ
の中央部分でピン103で接続されている。
【0018】再び、図1において、本体側ブラケット1
8の前側下部には、キャスター16を介して左右一対の
小径前輪17が取り付けられている。また、本体側ブラ
ケット18の前方上部から斜め下方に向けては、左右一
対の前方フレーム14が取り付けられ、これらの前方フ
レーム14の内部には、足載せ台15の連結用パイプ1
51の上端部が嵌められている。連結用パイプ151
は、前方フレーム14にねじ止め固定されており、前方
フレーム14への差込み長さを変えることによって足載
せ台15の高さ位置を調節可能である。
【0019】本体側ブラケット18の上面には、座部用
ベース111が水平に取り付けられ、このベースの上面
に座部用カバー112が貼られて座部11が構成されて
いる。座部11の前方寄りの側方位置には、大径後輪5
1に対するブレーキ機構19のレバー191が配置され
ている。
【0020】本体側ブラケット18には、座部11の後
端が位置する部分から斜め上方に向けて立ち上がり部1
81が形成されている。
【0021】立ち上がり部181の内側では、それに沿
ってハンドル連結用パイプ31が取り付けられている。
ハンドル連結用パイプ31の内部には、ハンドルパイプ
33の下端部が嵌められ、この状態でボルト34で止め
られている。ハンドルパイプ33の上端部は、後方に折
れ曲がり、そこに手押し用ハンドル32が形成されてい
る。手押し用ハンドル32の高さ位置は、ハンドルパイ
プ31のハンドル連結用パイプ31への差込み長さを変
えることにより調節可能である。
【0022】ハンドル連結用パイプ31の前面側には、
背凭れ用ベース121が取り付けられており、このベー
スの前面に背凭れカバー122が貼られて背凭れ部12
が構成されている。ハンドル連結用パイプ31は、その
下端部が本体側ブラケット18に対し回転軸38を介し
て取り付けられているため、回転軸38を中心にして矢
印Gおよび矢印Hの方向に回転することが可能である。
【0023】(肘掛け構造)座部11の側方位置には、
略六角形の側面形状を有する左右一対の肘掛け13が配
置されている。肘掛け13の各辺のうち、水平な上辺部
132に対しては、肘木134および肘掛けカバー13
3が取り付けられている。
【0024】肘掛け13の後端部の下方寄りの位置にあ
る角部分135は、本体側ブラケット18の立ち上がり
部181の前面(走行車体10の後方寄りの位置)に対
して連結用のピン63を介して取り付けられている。従
って、肘掛け13は、矢印Aで示すように、ピン63を
中心にして座部11の側方に位置する状態から背凭れ部
12の側方位置で起立する状態にまで回転しながら退避
し、座部11の側方位置を開放可能である。逆に、肘掛
け13は、矢印Bで示すように、ピン63を中心に逆方
向にも回転して背凭れ部12の側方位置から座部11の
側方位置に戻ることも可能である。このようにして、本
例では、肘掛け13の位置を切り換えるための肘掛け位
置切換機構が左右一対に構成されている。なお、図1に
示す状態では、側面フレーム131の水平な下辺部13
6は、本体側ブラケット18の上面部186に乗った状
態にある。
【0025】座部11の側方位置には、肘掛け13の下
辺部136にロック片130Cが固定され、それに形成
されている孔130Aに、本体側ブラケット18の側に
形成されているピン130Bが引っ掛かって図1に示す
状態を保持するロック機構130が形成されている。こ
のロック機構130では、ロック片130Cを側方にず
らして、孔130Aからピン130Bを外すことによっ
て、肘掛け13が矢印Aの方向に回転することが可能に
なる。
【0026】なお、肘掛け13には、円弧状のスリット
139が形成され、このスリット139の内部には、立
ち上がり部181から側方に突出しているピン182が
位置している。
【0027】(大径後輪の取付け構造)このように構成
した走行車体10に対する大径後輪51の取付け構造
を、以下に説明する。
【0028】本体側ブラケット18の後方位置には、矩
形の側面形状を有する左右一対の車軸用ブラケット20
が配置されている。車軸用ブラケット20からは、前方
に向けて水平に延設された細径の連結用パイプ22、2
3(連結軸)が上下2段にねじ止め固定されている。一
方、本体側ブラケット18の外側面には、太径の案内用
パイプ41、42が止め具43によって水平に上下2段
に取り付けられている。これらの案内用パイプ41、4
2の内部には、車軸用ブラケット20の連結用パイプ2
2、23がそれぞれ挿抜可能な状態で差し込まれて、本
体側ブラケット18を前後方向に水平に案内するガイド
機構40が構成されている。この状態で、車軸用ブラケ
ット20は、本体側ブラケット18に支持されている状
態にある。
【0029】車軸用ブラケット20の外側面には、車軸
固定板24が固定されており、この車軸固定板24に対
して大径後輪51の車軸511が支持されている。車軸
固定板24には、前後方向に長孔241が形成されてお
り、この長孔241を貫通するように、車軸511を保
持する軸受け(図示せず。)がねじ止め固定されてい
る。従って、車軸511の前後位置は、長孔241の形
成範囲内で調節可能である。このようにして、本例で
は、車軸511の前後位置調節機構が構成されている。
【0030】車軸固定板24は、車軸用ブラケット20
の対向する垂直部分21に対して縦方向にそれぞれ1条
ずつ形成された長孔211、および車軸固定板24自身
の両端部に縦に1つずつ形成された孔242、およびこ
れらの孔を貫通する計2本のボルト242によって固定
されている。従って、車軸用ブラケット20に対する車
軸固定板24の固定位置は、長孔211の形成範囲内に
おいて変更できるので、車軸511の高さ位置は、調節
可能である。このようにして、本例では、車軸511の
高さ位置調節機構が構成されている。
【0031】(後輪位置切換機構)本例では、肘掛け1
3を操作したときに、大径後輪51が前後方向に移動す
るように、車軸用ブラケット20と走行車体10とは、
連結用パイプ22、23、および案内用パイプ41、4
2からなるガイド機構40と、第1のリンク機構60
(後輪位置切換機構)とによって機構的に接続されてい
る。また、本例では、肘掛け13を操作して大径後輪5
1を前後方向に移動させたとき、ハンドル連結用パイプ
31、および背凭れ部12が図1に示すように起立した
状態、および斜め後方に倒れた状態に切り換えるための
第2のリンク機構70(リクライニング機構)が構成さ
れている。
【0032】これらの第1および第2のリンク機構6
0、70と、ガイド機構40とを抜き出して、図3に拡
大して示す。
【0033】図3において、まず、第1のリンク機構6
0では、本体側ブラケット18の立ち上がり部181の
上端部には、ピン64を介して第1のリンク杆61の上
端部が回転可能に取り付けられ、リンク杆61の下端部
は、ピン65を介して車軸用ブラケット20の上部26
に回転可能に取り付けられている。ピン65は、第1の
リンク杆61の下端部に形成された長孔66の内部を上
下動可能である。第1のリンク杆61の中間部分には、
ピン67を介して短い第2のリンク杆62の後端部が回
転可能に取り付けられている。第2のリンク杆62の前
端部は、ピン68を介して肘掛け13の後端部138に
回転可能に取り付けられている。ここで、肘掛け13
は、前述したとおり、ピン63を介して本体側ブラケッ
ト18に対して回転可能に取り付けられている。
【0034】(リクライニング機構)第2のリンク機構
70では、ハンドル連結用パイプ31に対しその長さ方
向の中央部分よりもやや下端よりの位置に、第3のリン
ク杆71の上端部がピン72を介して回転可能に取り付
けられ、第3のリンク杆71の下端部は、第1のリンク
杆61と第2のリンク杆62との連結部分において、ピ
ン67を介して第1のリンク杆61に回転可能な状態で
取り付けられている。但し、本例では、ロック機構13
0を解除しない限り、肘掛け13を回転させることがで
きないとともに、第2のリンク機構70は、第1のリン
ク機構60と同様、肘掛け13によって動作する。従っ
て、第2のリンク機構70と第1のリンク機構60とが
連動する状態にあって、第1のリンク機構60が動作し
ない限り、第2のリンク機構70も動作しないようにな
っている。
【0035】なお、車椅子1では、車軸用ブラケット2
0、第1および第2のリンク機構60、70などが左右
独立して動作するように設けてあるが、左側面も同じ構
成になっているので、その説明を省略する。
【0036】(車椅子の使用方法)このように構成した
車椅子1では、利用者は、座部11に腰掛けながらハン
ドリム59を介して手で大径後輪51を回転させること
により走行することができる。この状態のとき、肘掛け
13は、図1に示すように、座部11の側方位置にあ
る。また、大径後輪51およびハンドリム59は、手が
届くように座部11の側方位置にある。従って、通常の
走行状態のままでは、利用者が車椅子1から座部11の
上を横移動しながらベッドなどに移り乗ろうとしても、
肘掛け13および大径後輪51が邪魔になる。
【0037】そこで、本例では、利用者が車椅子1の側
方からベッドなどに移り乗る際には、まず、車椅子1を
ベッドに横付けした後、大径後輪51にブレーキを掛け
る。
【0038】次に、ロック機構130を解除した後、矢
印Aで示すように、肘掛け13を上方に回転させて背凭
れ部12の側方位置で起立するまで後方に押しやる。そ
の結果、座部11の側方が開放される。
【0039】この動作に連動して、第1のリンク機構6
0では、図3に示すように、第2のリンク杆62と肘掛
け13との連結部分がピン63を中心に矢印Cで示す軌
跡を辿りながら二点鎖線で示す位置まで回転する。ま
た、第1のリンク杆61と第2のリンク杆62との連結
部分は、ピン64を中心に矢印Dで示す軌跡を辿りなが
ら回転する。従って、第1のリンク杆61は、ピン64
を中心に揺動し、その下端部に連結されている車軸用ブ
ラケット20は、矢印Eの方向に力を受ける。このと
き、ガイド機構40では、連結用パイプ22、23が案
内用パイプ41、42の内部を滑りながら移動する。ま
た、第1のリンク杆61の下端部では、そこに形成した
長孔66の内部をピン65が滑っていく。従って、第1
のリンク機構60は、図4に実線で示すように、肘掛け
13に対する操作だけで車軸用ブラケット20を水平方
向に後退させる。その結果、大径後輪51は、それを上
下動するような力を受けることなく、図5で示すよう
に、水平に後退し、座部11の側方位置から退避する。
それ故、利用者は、座部11を横移動しながら簡単にベ
ッドなどに乗り移ることができる。
【0040】逆に、利用者がベッドから車椅子1に移り
乗る際には、図4に実線で示すように、肘掛け13およ
び大径後輪51を座部11の側方から退避させておき、
利用者が車椅子1に乗り移った後に、肘掛け13を矢印
Bの方向に回転させて座部11の側方位置に戻す。この
動作に連動して、第1のリンク機構60では、先の動作
とは逆に、第1のリンク杆61は、ピン64を回転中心
として下端側が揺動し、車軸用ブラケット20は、水平
に前進する。従って、大径後輪51は、図1に示すよう
に、座部11の側方位置に戻り、通常の走行状態に簡単
に戻る。
【0041】かかる動作に連動して、本例では、ロック
機構130を解除した後、図3において、矢印Aで示す
ように、肘掛け13を上方に回転させて背凭れ部12の
側方位置で起立するまで後方に押しやって、大径後輪5
1を後退させたとき、第2のリンク機構70では、第3
のリンク杆71が第1のリンク杆61に引っ張られて後
方に移動する。その結果、図4に示すように、第3のリ
ンク杆71に後方に引っ張られたハンドル連結用パイプ
31は、その下端部(回転軸38)を中心に矢印Gの方
向に回転し、図5に示すように、背凭れ部12は、約4
5°の角度にまで倒れる。この状態では、大径後輪51
は、後退した状態にあるので、利用者が背凭れ部12に
体重をかけても、車椅子1は、後ろに倒れることがな
い。
【0042】逆に、肘掛け13を矢印Bの方向に回転さ
せて座部11の側方位置に戻して、大径後輪51も座部
11の側方位置に戻したとき、第2のリンク機構70に
おいて、第3のリンク杆71は、第1のリンク杆61に
よって前に押し出される。その結果、図3および図4に
示すように、ハンドル連結用パイプ31は、その下端部
(回転軸38)を中心に矢印Hの方向に回転し、図1に
示すように、背凭れ部12は、元の姿勢に戻る。
【0043】(実施例の効果)このように、本例の車椅
子1では、肘掛け13が座部11の側方位置から退避す
るだけでなく、その動作に連動して、大径後輪51も座
部11の側方位置から後方に退避する。従って、利用者
は、座部11上を横移動して簡単に乗り降りすることが
できる。
【0044】さらに、本例では、背凭れ部12をその下
端部を中心に回転させて後方に倒す第2のリンク機構7
0が設けてあり、この第2のリンク機構70は、大径後
輪51を後退させるときに行なう肘掛け13に対する操
作に基づいて回動する。このため、利用者が車椅子1の
座部11の上を横移動しながらベッドなどに乗り移る際
に、大径後輪51を後退させるとともに、背凭れ部12
を後方に倒すことができるので、座部11の上が広くな
る。従って、利用者は、座部11の側方からベッドなど
に乗り移る際に姿勢を簡単に変えることができる。ま
た、背凭れ部12を後方に倒した状態で利用者が休むこ
ともできる。
【0045】このように、背凭れ部12を後方に倒して
利用するときには、大径後輪51は、必ず後退した状態
にある。すなわち、大径後輪51を後退させない限り、
背凭れ部12を誤って後方に倒すことができないので、
安全である。
【0046】さらに、本例では、大径後輪51を前後に
移動させることによって、背凭れ部12を倒したときの
安全性を確保しながら、車椅子1に腰掛けた利用者がそ
れを手こぎ駆動して自走するときの機動性を高いものに
してある。すなわち、大径後輪51を最初から後方に取
り付けた場合と相違して、本例では、利用者が車椅子1
を手こぎ駆動する際には、大径後輪51と一体に形成さ
れているハンドリム59は、座部11の側方位置に前進
した状態にある。従って、座部11に腰掛けた利用者が
ハンドリム59の頂点付近に手を掛けた状態で、肘は約
90°の角度に屈曲して後方に張り出す状態となる。こ
の姿勢は、人間工学的な観点からみると手こぎ駆動を行
いやすい姿勢である。これに対して、大径後輪51を最
初から後方に配置しておくと、無理な姿勢で手こぎ駆動
を行なうことになって、利用者は、疲れやすくなってし
まう。また、本例では、車椅子1を手こぎ駆動する際に
は、大径後輪51が座部11の側方位置に前進してお
り、大径後輪51と小径前輪17との距離が短いので、
小回りがきく。
【0047】このように、本例の車椅子1では、高い走
行性能を維持しながら、背凭れ部を倒したときの安全性
も高く、二律背反する関係にあるこれらの特性の双方を
満たしている。
【0048】また、車軸511は、走行車輛10とは別
体の車軸用ブラケット20を介して取り付けられている
とともに、走行車輛10と車軸用ブラケット20との間
には、このブラケットを水平に案内するガイド機構40
が構成されている。しかも、第1のリンク杆61の下端
部では、長孔66の内部をピン65が滑っていく。この
ため、車軸用ブラケット20や大径後輪51は、それを
上下動するような力を受けないので、座部11が上下動
しない。従って、利用者は、座部11に腰掛けたまま、
肘掛け13を小さな力で回転させるだけで、大径後輪5
1を移動させることができる。それ故、利用者は、自力
で大径後輪51を移動させて車椅子1の側方から乗り降
りできる。しかも、肘掛け13を小さな力で回転させる
だけで、大径後輪51を移動させることができるので、
肘掛け13への操作に連動して、背凭れ部12を倒した
り、起こしたりするように構成しても、これらの操作
を、利用者は自力で十分行なうことができる。
【0049】また、本例では、第1のリンク機構60に
対する操作部材としても機能する肘掛け13は、座部1
1の側方位置に出現する状態と、背凭れ部12の側方位
置で起立する状態に切り換わる。従って、利用者は、身
体を屈めずに大径後輪51を移動させることができるの
で、楽であるとともに、安全である。しかも、大径後輪
51と背凭れ部12とを一つの動作で扱うことができる
ので、便利である。
【0050】さらに、車軸511の位置は、長孔241
の形成範囲内であれば前後方向に調節可能である。従っ
て、図3に二点鎖線Lで示すハンドル連結用パイプ31
の下方への延長線上に近い位置に車軸511を配置する
ことができる。それ故、介護者は、手押し用ハンドル3
2をもって車椅子1を簡単に方向転換できる。この場合
には、座部11の側方が大径後輪51で完全に遮られる
状態になるが、大径後輪51は、必要に応じて後方に退
避させることが可能であるので、座部11の側方からの
乗り降りに支障がない。
【0051】また、車椅子は、大径後輪の径が大きい
程、早く走行できるため、外出に便利である一方、大径
後輪の径が小さい程、小回りが利くので、屋内で使用す
るのに便利である。従って、使用状況に合わせて、径の
異なる大径後輪に交換すればよいが、従来の車椅子で
は、径の異なる大径後輪に変更すると、座部の高さ位置
が変わってしまい、体形に合わなくなる。これに対し
て、本例の車椅子1では、車軸用ブラケット20に対す
る車軸固定板24の固定位置が長孔211の形成範囲内
で変更できるので、大径後輪51を径の大きなものに交
換したときには、車軸用ブラケット20の固定位置を高
くすればよく、座部11の高さ位置が変わらない。逆
に、大径後輪51を径の小さなものに交換したときに
は、車軸固定板24の車軸用ブラケット20に対する固
定位置を低くすれば、座部11の高さ位置が変わらな
い。このように、径の異なる大径後輪に交換しても、座
部11の高さ位置が変わらず、体形に合ったままである
ので都合がよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るリク
ライニング機能付き車椅子には、車軸を走行車体とは別
体の車軸用ブラケットを介して取り付けるとともに、こ
のブラケットを水平に案内するガイド機構と、車軸用ブ
ラケットを前後方向に移動させる後輪位置切換機構と、
後輪が後退したときに背凭れ部を後方に倒すことが可能
となるリクライニング機構とを設けたことに特徴を有す
る。従って、本発明によれば、車軸用ブラケットを水平
に案内するガイド機構を設けてあるため、後輪位置切換
機構によって、車軸用ブラケットを前後方向に移動させ
る際に、大径後輪は、水平に移動する。従って、座部が
上下動しないので、利用者は、座部に腰掛けたまま小さ
な力で大径後輪を移動させることができる。
【0053】また、本発明では、大径後輪を後退させる
ときに背凭れ部を後方に倒すことが可能になるリクライ
ニング機構を設けてあるため、大径後輪を移動させない
限り、背凭れ部を後方に倒すことができない。それ故、
背凭れ部を後方に倒した状態で、車椅子が後方に転倒す
ることを確実に防止でき、安全である。
【0054】さらに、本発明では、背凭れ部を倒したと
きの安全性を確保する目的に大径後輪を最初から後方に
配置するのと相違して、利用者が車椅子を手こぎ駆動す
る際には、大径後輪と一体に形成されているハンドリム
は、座部の側方位置に前進した状態にある。従って、座
部に腰掛けた利用者は、ハンドリムを楽に操作できる。
また、自走時には、大径後輪が座部の側方位置に前進
し、大径後輪と前輪との距離が短いので、小回りがき
く。それ故、本発明に係る車椅子では、高い走行性能を
維持しながら、安全性の高いリクライング機構を構成し
てあるので、二律背反する関係にある走行性能と安全性
の双方を満たすことができる。
【0055】本発明において、肘掛けを座部の側方位置
と背凭れ部の側方位置との間で回転させるとともに、こ
の肘掛け自身を後輪位置切換機構とリクライニング機構
の操作部材とした場合には、利用者は、身体を低く屈め
なくても操作部材を扱えるので、楽な姿勢で操作できる
とともに、安全である。しかも、後輪位置切換機構の動
作に対してリクライニング機構の動作を連動させた場合
には、大径後輪と背凭れ部を一つの動作で操作できると
ともに、背凭れ部を後方に倒すときに、大径後輪は、必
ず後退するので、安全である。しかも、自力で操作でき
るほど小さな力で扱える後輪位置切換機構の動作にリク
ライニング機構の動作を連動させているため、これらの
機構を連動させても、利用者は、大きな力を必要としな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るリクライニング機能付き
車椅子における走行状態を示す右側面図である。
【図2】図1に示す車椅子の正面図である。
【図3】図1に示す車椅子において、大径後輪を後退さ
せるともに、背凭れ部を後方に倒すためのガイド機構、
第1のリンク機構、および第2のリンク機構の説明図で
ある。
【図4】図1に示す車椅子において大径後輪を後方に移
動させるとともに、背凭れ部を後方に倒す動作を示す右
側面図である。
【図5】図1に示す車椅子において大径後輪を後方に移
動させるとともに、背凭れ部を後方に倒した状態を示す
右側面図である。
【図6】従来の車椅子における大径後輪を後退させるた
めのリンク機構の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・車椅子 10・・・走行車体 11・・・座部 12・・・背凭れ部 13・・・肘掛け 18・・・本体側ブラケット 20・・・車軸用ブラケット 22、23・・・車軸用ブラケットの連結用パイプ(連
結軸) 32・・・手押し用ハンドル 40・・・ガイド機構 41、42・・・本体側ブラケットの案内用パイプ 51・・・大径後輪 59・・・ハンドリム 60・・・第1のリンク機構 61・・・第1のリンク杆 62・・・第2のリンク杆 70・・・第2のリンク機構 71・・・第3のリンク杆 130・・・ロック機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部、該座部の側方に位置する左右一対
    の肘掛け、前記座部の後方に位置する背凭れ部、および
    左右一対の小径前輪が取り付けられた走行車体と、 該走行車体と別体で構成され、前記肘掛けの側方に左右
    一対の大径後輪がそれぞれ位置するように車軸を支持す
    る左右一対の車軸用ブラケットと、 前記走行車体側で前記肘掛けを前記座部の側方に位置す
    る状態と前記座部の側方を開放する位置まで退避した状
    態との間で切り換える肘掛け位置切換機構と、 前記走行車体と前記車軸用ブラケットとの間で該車軸用
    ブラケットを前後方向に水平に案内するガイド機構と、 操作部材に対する操作により動作し、前記車軸用ブラケ
    ットを前記ガイド機構により案内しながら前後方向に水
    平移動させることによって前記大径後輪が前記座部の側
    方に位置する状態と前記座部の側方を開放する位置まで
    後退した状態とに切り換える後輪位置切換機構と、 この後輪位置切換機構における前記大径後輪の後退動作
    が行なわれたときに前記背凭れ部をその下端部を中心に
    所定の位置まで回転させて後方に倒すことが可能となる
    リクライニング機構とを有することを特徴とするリクラ
    イニング機能付き車椅子。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記肘掛け位置切換
    機構は、前記肘掛けが前記走行車体の後方寄りの位置を
    中心に回転することにより、前記座部の側方に位置する
    状態と前記背凭れ部の側方位置で起立して前記座部の側
    方位置を開放する状態とに切り換えるように構成され、 前記後輪位置切換機構は、前記肘掛けを前記操作部材と
    して、該肘掛けを前記背凭れ部の側方位置で起立させる
    ときに前記車軸用ブラケットを後方に水平移動させて前
    記大径後輪を前記座部の側方位置から後退させる一方、
    この状態から、前記肘掛けを前記座部の側方位置に戻す
    ときに前記車軸用ブラケットを前方に水平移動させて前
    記大径後輪を前記座部の側方位置に戻すように構成さ
    れ、 前記リクライニング機構は、前記肘掛けを前記操作部材
    として、該肘掛けを前記背凭れ部の側方位置で起立させ
    て前記大径後輪を後退させるときに前記背凭れ部をその
    下端部を中心に所定の位置まで回転させて後方に倒す一
    方、この状態から、前記肘掛けを前記座部の側方位置に
    戻して前記大径後輪を前記座部の側方位置まで戻すとき
    に、前記背凭れ部をその下端部を中心に回転させて元の
    姿勢に戻すように構成されていることを特徴とするリク
    ライニング機能付き車椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2006003716A1 (ja) * 2004-06-30 2010-03-25 弘道 廣川 車椅子
JP2020006015A (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 三貴ホールディングス株式会社 車いす
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