JPH08256983A - 検眼装置 - Google Patents

検眼装置

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JPH08256983A
JPH08256983A JP7209807A JP20980795A JPH08256983A JP H08256983 A JPH08256983 A JP H08256983A JP 7209807 A JP7209807 A JP 7209807A JP 20980795 A JP20980795 A JP 20980795A JP H08256983 A JPH08256983 A JP H08256983A
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JP
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eye
ultrasonic wave
inspected
optometry apparatus
circuit
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JP7209807A
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English (en)
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Izumi Umemura
泉 梅村
Nobuyuki Miyake
信行 三宅
Aomine Yamashita
青峰 山下
Yoichi Iki
洋一 壱岐
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • G01S15/899Combination of imaging systems with ancillary equipment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被検眼の左右眼の判断を的確に行うことができ
る検眼装置を提供する。 【解決手段】測定光を透過させて被検眼に照射し、その
反射光を取り込む測定窓2と、超音波を送信する2つの
送信器(右送信器11、左送信器12)と、該超音波の
反射波を受信する2つの受信器(右受信器13、左受信
器14)と、各受信器の受信結果に基づいて、被検眼の
左右眼を判断する演算制御回路とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼屈折力測定や角
膜形状測定等を行うための検眼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】眼屈折力等を測定する検眼装置は、従
来、測定部を含んだ主要機構が滑動台の上に載せられて
いるものが一般的であり、滑動台の位置により被検眼の
左右眼を自動的に判断していた。
【0003】しかしながら、最近では、このような滑動
台を備えていないもの(例えば、検者が自由に持ち運べ
る手持ち型のもの)も出てきている。
【0004】したがって、例えば、特開平4−7304
6号公報に記載されている「検眼装置」では、滑動台を
備えていない検眼装置の左右眼判断機能を提案してい
る。この検眼装置は、被検眼の側方部に光束を照射し、
その反射光に基づいて、左右眼の識別を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の検眼装置においては、被検眼の側方部に照射する光
束が、被検眼の測定に用いられる測定光束に影響を及ぼ
してしまうことが考えられる。測定光束への外乱が発生
すると、測定精度の低下を招くことになる。
【0006】また、手持ち型の検眼装置は、持ち運びが
便利であるため、ベッドで横になっている被検者に対し
て用いられることが多い。このような場合、該検眼装置
は、被検者に対して様々な方向(例えば、被検者の顔の
横や真上)から使用されることになる。
【0007】しかしながら、前述した従来の検眼装置
は、このような使用状況において、被検眼の左右眼の識
別が不可能となる。
【0008】このような問題を鑑み、本発明の目的は、
被検眼の左右眼の判断を的確に行うことができる検眼装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の態様によれば、被検眼の周囲に超音波
を送信する超音波送信手段と、該超音波の反射波を受信
する超音波受信手段と、該超音波受信手段の受信結果に
基づいて、前記被検眼を右眼又は左眼と判断する判断手
段とを備えることを特徴とする検眼装置が提供される。
【0010】上記目的を達成するための本発明の第2の
態様によれば、第1の態様において前記超音波送信手段
は、前記超音波を送信する少なくとも2つの送信部と、
前記各送信部を交互に駆動する駆動部とを含んで構成さ
れている。
【0011】上記目的を達成するための本発明の第3の
態様によれば、第1または第2の態様において、前記超
音波送信手段が前記超音波を送信した時点から予め定め
た時間が経過したことを検出する検出手段をさらに備
え、前記判断手段は、前記検出手段が前記予め定めた時
間の経過を検出した時点での前記超音波受信手段の受信
結果に基づいて前記判断を行うことを特徴とする検眼装
置が提供される。
【0012】上記目的を達成するための本発明の第4の
態様によれば、被検眼を測定する検眼装置において、前
記被検眼が右眼又は左眼であるかを指定する指定手段を
備えることを特徴とする検眼装置が提供される。
【0013】上記目的を達成するための本発明の第5の
態様によれば、被検眼を測定する測定手段と、前記被検
眼の左右眼を判断する判断手段とを備える検眼装置にお
いて、前記被検眼が右眼又は左眼であるかを指定する指
定手段と、前記判断手段と前記指定手段との一方を選択
する選択手段とを備えることを特徴とする検眼装置が提
供される。
【0014】本発明によれば、超音波送信手段は、被検
眼の周囲に超音波を送信し、超音波受信手段は、前記超
音波の反射波を受信する。判断手段は、該超音波受信手
段の受信結果に基づいて、前記被検眼を右眼又は左眼と
判断する。
【0015】また、前記超音波送信手段に2以上の送信
部を備えた場合、各送信部を交互に駆動してもよい。各
送信部を交互に駆動すれば、超音波の混信を防ぐことが
できる。
【0016】なお、検出手段は、超音波送信手段が超音
波を送信した時点から予め定めた時間が経過したことを
検出し、判断手段は、前記検出手段が前記予め定めた時
間の経過を検出した時点での前記超音波受信手段の受信
結果に基づいて前記判断を行う。
【0017】このようにすれば、前記予め定めた時間が
経過した時点での受信結果に基づいて左右眼判断が為さ
れるので、正確な判断結果を得ることができる。具体的
には、被検者の顔からの反射波のみを検出することがで
きるようになり、検眼装置から一定距離以上はなれた物
体の反射波の影響を受けない左右眼判断を実施すること
ができる。
【0018】また、指定手段は、被検眼が右眼又は左眼
であるかを指定することができる。選択手段は、該指定
手段と、被検眼の左右眼を判断する判断手段との一方を
選択することが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を手持ち型の検眼装
置に適用した場合の実施例を図面を用いて説明する。
【0020】図1及び図2には、本実施例の検眼装置の
外観が示されている。図1に示すように、検眼装置1の
正面には、測定光を透過させて被検眼(ここでは図示せ
ず)に照射し、その反射光を取り込む測定窓2と、超音
波を送信する右送信器11と、該超音波の反射波を受信
する右受信器13と、同じく超音波の送受信を行う左送
信器12および左受信器14が設けられている。各送信
器は、測定窓2よりも低い位置において、左右に振り分
けられて配置されている。各受信器は、対応する送信器
に隣接して配置されている。このように、測定窓2から
上下方向に離れた場所に各送受信器を配置すれば、検眼
を行う際、これらが被検者の視界に入らず、被検者を煩
らわせることがない。もちろん、これらの送受信器は、
測定窓2の斜め上方にそれぞれ配置してもよい。一方、
検眼装置1の下面には、手持ち用のグリップ3が設けら
れている。
【0021】検眼装置1の上面には、図2に示すよう
に、キ−ボ−ド140が設置されている。検眼を行う上
で必要な情報は、該キ−ボ−ド140を用いて入力され
る。また、検眼装置1の側面には、ビュ−ファインダ4
が取り付けられている。ビュ−ファインダ4の表示領域
には、図6に示すように、被検眼(ここでは、右眼5
a)の映像が映し出される領域4aと、表示装置120
(図5参照)により表示/制御される領域4bが存在す
る。
【0022】図3及び図4には、各送信器が出力する超
音波の放射範囲が示されている。両図においては、被検
者6の右眼5aの検査が行われるが、この場合、左送信
器12から発した超音波は、そのほととんどが被検者6
の顔で反射する。一方、右送信器11から発した超音波
の大部分は、被検者6の顔の横を通り抜けてしまう。し
たがって、左受信器14は、右受信器13よりも強い反
射波を受信することになる。もちろん、被検者6の左眼
5bを検査する場合には、これと逆の事象が生じる。す
なわち、測定窓2を被検眼に対向させた際に、各受信器
で受信する反射波の強さを比較すれば、被検眼が右眼で
あるのか又は左眼であるのかを判断することができる。
なお、超音波は、毛髪からの反射量が極めて弱いため、
顔の両側に毛髪が多い被検者でも、正確な判断を行うこ
とができる。
【0023】以下、本検眼装置で行われる左右眼の判断
処理について説明する。まず、図5を用いて、該判断処
理に必要な構成要素を説明する。
【0024】検眼装置1の内部には、所定の周波数(例
えば、40KHz前後)を発振する送信器駆動回路10
1と、該周波数の駆動信号を右送信器11又は左送信器
12に選択的に送出する切り替え回路102と、与えら
れた制御信号に応じて、切り替え回路102にタイミン
グパルスを出力するタイミングパルス発生回路111が
設けられている。これらは、超音波の送信の際に用いら
れる。
【0025】また、超音波の受信系として、増幅回路
(右増幅回路103、左増幅回路104)、検波回路
(右検波回路105、左検波回路106)、サンプル/
ホ−ルド回路(右サンプル/ホ−ルド回路107、左サ
ンプル/ホ−ルド回路108)、マルチプレクサ10
9、および、A/D変換回路110が設けられている。
【0026】マルチプレクサ109、A/D変換回路1
10、および、タイミングパルス発生回路111のそれ
ぞれは、演算制御回路100に接続している。なお、演
算制御回路100には、前述したキ−ボ−ド140や表
示装置120をはじめ、ブザ−130やプリンタ用通信
回路150も接続している。プリンタ用通信回路150
は、演算制御回路100から与えられた情報を、該検眼
装置1とは別に設けられたプリンタ(図示省略)に向け
て無線(本実施例では、赤外線)で出力することができ
る。なお、演算制御回路100は、CPUや、該CPU
で実行されるプログラムを記憶するメモリを含んで構成
されている。
【0027】キ−ボ−ド140の詳細は、図7に示され
ている。同図に示すように、その中央部には、右左眼の
判断処理を実行可能な状態にするための右左オ−トキ−
143が設けられている。右左オ−トキ−143の両側
には、右測定キ−141および左測定キ−142がそれ
ぞれ配置されている。各キ−には、その設定内容に応じ
て点灯/消灯するランプ(オ−ト測定ランプ146、右
測定ランプ144、左測定ランプ145)が付随して設
けられている。一方、ビュ−ファインダ内の表示領域4
b(図6参照)にも、右測定ランプ144と同等な表示
を行う右測定ランプ121、および、左測定ランプ14
5と同等な表示を行う左測定ランプ122が設けられて
いる。
【0028】つぎに、左右眼の判断処理の手順を検眼作
業の流れとともに説明する。ここでは、キ−ボ−ド14
0にて左右オ−トキ−143が予め押下されているもの
とする。オ−ト測定ランプ146は、これにともない点
灯している状態にある。
【0029】検者は、まず、測定開始スイッチ(図示省
略)をオンにし、該検眼装置1を測定可能状態にする。
これにより、測定窓2から測定光が連続的に照射される
ようになる。その後、検者は、測定窓2を被検眼(ここ
では、右眼5aとする)の前方に位置させ、ビュ−ファ
インダ4を覗きながら、被検眼と検眼装置側の光軸合わ
せを行う。
【0030】一方、演算制御回路100は、測定開始ス
イッチのオン動作を検出して、タイミングパルス発生回
路111に制御信号を出力する。タイミングパルス発生
回路111は、これを受けて、切り替え回路102に該
制御信号に応じたタイミングパルスを送信する。送信器
駆動回路101からは、図8のに示すような駆動信号
が出力されており、切り替え回路102は、与えられた
タイミングパルスに合わせて、該駆動信号を、右送信器
11および左送信器12に対して交互に送出する。各送
信器に駆動信号が送出される様子は、図8の、に示
されている。図8のは、左送信器12に与えられる駆
動信号であり、図8のは、右送信器11に与えられる
駆動信号である。各送信器は、該駆動信号を与えられて
いるあいだ超音波を発信する。被検者の右眼を検査して
いる場合、左受信器14は、被検者の顔で反射した超音
波を受信して、例えば、図8のに示すような検出信号
を出力する。一方、右受信器13は、顔のごく一部でし
か反射しなかった超音波を受信し、同図のに示すよう
な検出信号を出力する。
【0031】なお、前述の各送信器の超音波の送信は、
他方の受信器の受信を待って行う。例えば、左送信器1
2から超音波を送信した場合(図8ののa)、該超音
波の反射波が左受信器14で受信されてから(図8の
のb)、右送信器11の超音波の送信を行う(図8の
のc)。各送信器をこのように駆動すれば、超音波の左
右の送信波と受信波が混信することがない。
【0032】左受信器14から出力された検出信号は、
左増幅器104で増幅され、その後、左検波回路106
で、図8のに示すような波形の信号に変換される。左
サンプル/ホ−ルド回路108は、この信号をサンプリ
ングし、その値を出力する。該出力は、図8のに示さ
れている。なお、左サンプル/ホ−ルド回路108のサ
ンプリング動作は、タイミングパルス発生回路111か
ら送られるタイミングパルスに合わせて行われる。
【0033】図9に示すように、このタイミングパルス
(i)は、左送信器駆動信号()が出力された時点か
ら時間tsが経過したときに送られるが、時間tsの長
さは、被検者の顔で反射した反射波の受信器への到達時
間を考慮して設定されている。
【0034】このようにすれば、被検者の顔からの反射
波(のd)のみを検出することが可能となり、検眼装
置から一定距離以上はなれた物体の反射波の影響(の
e)を防ぐことができる。
【0035】具体的には、寝ている被検者の検眼を行っ
た場合、被検者の顔よりも離れた位置にある物体(例え
ばベッド)からの反射波の影響を防ぐことができる。
【0036】なお、伝搬速度が速い送受信用媒体(具体
的には光束)を用いている場合には前述した時間tsの
設定は困難であるが、本実施例のように比較的伝搬速度
が遅い超音波を用いれば、容易に実現することができ
る。
【0037】また、複数の被検者の検眼を行う場合で
も、検眼装置と被検者の顔との距離は、普通、一定であ
るため、時間tsの長さを予め設定しても特に問題はな
い。
【0038】一方、右受信器13から出力された検出信
号は、右増幅器103および右検波回路105により、
図8のに示すような信号に変換され、その後、右サン
プル/ホ−ルド回路107から図8のに示すように出
力される。右サンプル/ホ−ルド回路107のサンプリ
ング動作は、前述と同様、タイミングパルス発生回路1
11から送られるタイミングパルスに合わせて行われ
る。このタイミングパルスについても、前述と同様、時
間tsの設定が為されている。
【0039】マルチプレクサ109は、右サンプル/ホ
−ルド回路107の出力、および、左サンプル/ホ−ル
ド回路108の出力を受取り、これをA/D変換回路1
10に交互に出力する。A/D変換回路110は、与え
られた信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換し、
演算制御回路100に送出する。演算制御回路100
は、この信号をもとに以下の判定を行う。なお、該判定
は、例えば、1秒間に1〜10回程度の頻度で行っても
よい。
【0040】(1)IR>IL×Kのとき、被検眼を左
眼とする。
【0041】(2)IL>IR×Kのとき、被検眼を右
眼とする。
【0042】(3)IR≦IL×K、かつ、IL≦IR
×Kのとき、判定不能とする。
【0043】ここで、IR:右サンプル/ホ−ルド回路
107(図8の)の出力の大きさ IL:左サンプル/ホ−ルド回路108(図8の)の
出力の大きさ K:1よりも大きい定数で、1.5〜5程度が望ましい (1)〜(3)に示すように、ここでは、各受信器で受
信した超音波の相対的な強さに基づいて左右眼の判定を
行っている。この判定結果は、ビュ−ファインダ内に表
示される。例えば、演算制御回路100で被検眼を右眼
と判定した場合、ビュ−ファインダ内の右測定ランプ1
21が点灯する。反対に、被検眼を左眼と判定した場合
は、左測定ランプ122が点灯する。なお、被検眼と検
眼装置側との光軸合わせを行っている間は、これらの判
定がふらつくことが多い。したがって、本実施例では、
一旦、左右眼を判定したら、逆の判定が出るまで、測定
ランプの表示が固定されるようになっている。
【0044】そして、被検眼の光軸と検眼装置側の光軸
とが合致すると、検眼装置1の内部に設けられた測定回
路(図示省略)は、被検眼で反射した測定光の自動取り
込みを実行する。取り込まれた測定光は、該測定回路で
電気信号に変換され、演算制御回路100に出力され
る。演算制御回路100は、これを基に所定の演算を行
い、その演算結果(例えば、被検眼の球面度数)を表示
装置120を介してファインダ内に表示する。なお、自
動取り込みを行っている間も、左右眼の判断処理は随時
行われており、前記演算結果は、左右眼の判断結果とと
もに演算制御回路100のメモリに記憶されていく。記
憶されたデ−タは、あとでプリンタから出力することが
できる。
【0045】また、自動取り込みが行われる直前や自動
取り込み中において、前述の(3)の判定が為された場
合には、ビュ−ファインダ内の測定ランプ(右測定ラン
プ121および左測定ランプ122)と、キ−ボ−ド1
40の測定ランプ(右測定ランプ144および左測定ラ
ンプ145)がそれぞれ点滅する。検者は、この点滅表
示により、前記判定処理で左右眼が確定されなかったこ
とを認識することができる。なお、点滅表示とともに、
ブザ−130を鳴動させてもよい。
【0046】そして、このような警告出力があった場合
には、検者は、右測定キ−141又は左測定キ−142
(ここでは右眼の検査なので右測定キ−141)を押下
すればよい。演算制御回路100は、これを検知して、
左右眼の自動判定が為されなかった演算結果についての
左右眼を確定する。
【0047】さて、本検眼装置1は、手持ち型であるた
め、様々な状況で使用されることがある。例えば、ベッ
ドで横になっている被検者の検眼を行う場合もその一つ
である。このような場合、検眼装置1は被検者の顔に対
して必ずしも正しい向き(図3及び図4に示したような
向き)で配置されるわけではなく、被検者の顔の横方
向、又は真上方向から検眼が実施されることがある。検
眼装置1と被検者の顔とがこのような位置関係になる
と、前述した左右眼の自動判定が意味を為さなくなる。
【0048】したがって、このような場合は、検査を行
う前に、被検眼の左右眼に応じて右測定キ−141ある
いは左測定キ−142を押下する。キ−ボ−ド140の
測定ランプは、押下されたキ−に対応するものが点灯す
る。演算制御回路100は、右測定キ−141の押下を
検知した場合に、被検眼を右眼と判定し、左測定キ−1
42の押下を検知した場合に、被検眼を左眼と判定す
る。なお、演算制御回路100は、右測定キ−141お
よび左測定キ−142の何れかが押下された場合には、
切り替え回路102を介して各送信器の超音波の送信を
停止する。
【0049】一方、演算制御回路100の判定結果は、
ビュ−ファインダ内の測定ランプに反映されるととも
に、この後の検眼で算出される測定デ−タに付随してメ
モリに記憶される。
【0050】このように、被検眼の左右眼を手入力によ
り指定できれば、様々な使用状況に柔軟に対応すること
ができる。なお、手入力時には、超音波が送信されない
ため、超音波をいやがる動物に対しても検査を実施する
ことができる。
【0051】なお、本実施例では、各受信器で受信する
反射波の強さを比較することで、被検眼の左右眼を判断
しているが、これに限定されるわけでなく、各受信器で
受信する超音波の時間差に基づいて行ってもよい。
【0052】例えば、右眼の検査を行った場合、図10
(a)に示すように、左送信器12から送信された超音
波は、の経路を通って被検者の顔で反射し、左受信器
14に到達する。また、右送信器11から送信された超
音波は、の経路を通って被検者の顔で反射し、右受信
器13に到達する。
【0053】この場合、図10(a)に示すように、
の距離dLは、の距離dRよりも短くなるので、前者
の所要時間TLの方が後者の所要時間TRよりも短くな
る。
【0054】反対に、左眼の検査を行った場合、図10
(b)に示すように、の距離dLは、の距離dRよ
りも長くなるので、前者の所要時間TLのほうが後者の
所要時間TRよりも長くなる。
【0055】以上の事象を利用して、時間TLと時間T
Rを比較すれば、左右眼の判別を行うことができる。
【0056】この左右眼の判別は、例えば、図11の構
成を用いて実現することができる。なお、図11の構成
要素で、図5の構成要素と同じものについては、同一符
号を付して説明を省略する。
【0057】タイミングパルス発生回路111は、先
ず、右リセットパルス216を出力し、右タイムカウン
タ1090をゼロリセットする。つぎに、タイミングパ
ルス発生回路111は、右送信器駆動回路1010を駆
動し、右送信器11から超音波を発信させるとともに、
右タイムカウンタ1090に右スタートパルス218を
送る。右タイムカウンタ1090は、これを受けたの
ち、タイミングパルス発生回路111から送られるカウ
ンタパルス215をもとにカウントを開始する。
【0058】被検者の顔で反射した超音波は、右受信器
13に到達し、右増幅回路103、右検波回路105、
右波形整形回路1070を経て、右タイムカウンタ10
90に右ストップパルス211として入力される。右タ
イムカウンタ1090は、右ストップパルス211を受
けて、カウントを停止する。これにより、右タイムカウ
ンタ1090には、超音波が右送信器11から発信され
てから右受信器13で受信されるまでの時間TRに対応
したカウント結果が格納される。
【0059】このように右眼側の測定が完了したら左眼
側の測定を実行する。
【0060】具体的には、タイミングパルス発生回路1
11は、先ず、左リセットパルス217を出力し、左タ
イムカウンタ1100をゼロリセットする。つぎに、タ
イミングパルス発生回路111は、左送信器駆動回路1
020を駆動し、左送信器12から超音波を発信させる
とともに、左タイムカウンタ1100に左スタートパル
ス219を送る。左タイムカウンタ1100は、これを
受けたのち、タイミングパルス発生回路111から送ら
れるカウンタパルス215をもとにカウントを開始す
る。
【0061】被検者の顔で反射した超音波は、左受信器
14に到達し、左増幅回路104、左検波回路106、
左波形整形回路1080を経て、左タイムカウンタ11
00に左ストップパルス212として入力される。左タ
イムカウンタ1100は、左ストップパルス212を受
けて、カウントを停止する。これにより、左タイムカウ
ンタ1100には、超音波が左送信器12から発信され
てから左受信器14で受信されるまでの時間TLに対応
したカウント結果が格納される。
【0062】この後、演算制御100は、右タイムカウ
ンタ1090のカウント結果を信号213として、左タ
イムカウンタ1100のカウント結果を信号214とし
て読みだし、前述した判定処理を行い左右眼を識別す
る。この結果は、表示装置120に表示される。
【0063】以上が本発明の実施例であるが、一方の送
受信器(例えば、右送信器11および右受信器13)の
みを備えた場合でも、右受信器13の受信結果と、予め
定めた反射波の強さとを比較すれば、左右眼の判断が可
能となる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、被検眼の左右眼の判断
を超音波を用いて行っているので、測定光に悪影響を及
ぼすことがない。したがって、精度の高い測定結果を得
ることができる。また、被検眼の左右眼の指定を受け付
けることも可能である。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検眼装置の一実施例の正面図。
【図2】本発明に係る検眼装置の一実施例の上面図。
【図3】本発明に係る検眼装置の一実施例における超音
波の送受信範囲(上方から見た場合)に関する説明図。
【図4】本発明に係る検眼装置の一実施例における超音
波の送受信範囲(正面から見た場合)に関する説明図。
【図5】本発明に係る検眼装置の一実施例の電気回路に
関するブロック図(その1)。
【図6】本発明に係る検眼装置の一実施例のビュ−ファ
インダに関する説明図。
【図7】本発明に係る検眼装置の一実施例のキ−ボ−ド
に関する説明図。
【図8】本発明に係る検眼装置の一実施例における各信
号の出力に関する説明図(その1)。
【図9】本発明に係る検眼装置の一実施例における各信
号の出力に関する説明図(その2)。
【図10】本発明に係る検眼装置の一実施例における超
音波の送受信経路(上方から見た場合)に関する説明
図。
【図11】本発明に係る検眼装置の一実施例の電気回路
に関するブロック図(その2)。
【符号の説明】
1:検眼装置、 2:測定窓、 3:グリップ、 4:
ビュ−ファインダ、5a:右眼、 5b:左眼、 6:
被検者、 11:右送信器、 12:左送信器、 1
3:右受信器、 14:左受信器、 100:演算制御
回路、 101:送信器駆動回路、 102:切り替え
回路、 103:右増幅回路、 104:左増幅回路、
105:右検波回路、 106:左検波回路、 10
7:右サンプル/ホ−ルド回路、 108:左サンプル
/ホ−ルド回路、 109:マルチプレクサ、 11
0:A/D変換回路、 111:タイミングパルス発生
回路、 120:表示装置、 121、144:右測定
ランプ 、122、145:左測定ランプ、 130:
ブザ−、 140:キ−ボ−ド、 141:右測定キ
−、 142:左測定キ−、 143:左右オ−トキ
−、 146:オ−ト測定ランプ、 150:プリンタ
用通信回路、 1010:右送信器駆動回路、 102
0:左送信器駆動回路、 1070:右波形整形回路、
1080:左波形整形回路、 1090:右タイムカ
ウンタ、 1100:左タイムカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 壱岐 洋一 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検眼の周囲に超音波を送信する超音波送
    信手段と、該超音波の反射波を受信する超音波受信手段
    と、該超音波受信手段の受信結果に基づいて、前記被検
    眼を右眼又は左眼と判断する判断手段とを備えることを
    特徴とする検眼装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記超音波送信手段
    は、前記超音波を送信する少なくとも2つの送信部と、
    前記各送信部を交互に駆動する駆動部とを含んで構成さ
    れていることを特徴とする検眼装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記超音波送
    信手段が前記超音波を送信した時点から予め定めた時間
    が経過したことを検出する検出手段をさらに備え、 前記判断手段は、前記検出手段が前記予め定めた時間の
    経過を検出した時点での前記超音波受信手段の受信結果
    に基づいて前記判断を行うことを特徴とする検眼装置。
  4. 【請求項4】被検眼を測定する検眼装置において、 前記被検眼が右眼又は左眼であるかを指定する指定手段
    を備えることを特徴とする検眼装置。
  5. 【請求項5】被検眼を測定する測定手段と、 前記被検眼の左右眼を判断する判断手段とを備える検眼
    装置において、 前記被検眼が右眼又は左眼であるかを指定する指定手段
    と、 前記判断手段と、前記指定手段との一方を選択する選択
    手段とを備えることを特徴とする検眼装置。
JP7209807A 1995-01-23 1995-08-17 検眼装置 Pending JPH08256983A (ja)

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JP837795 1995-01-23
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