JPH08255293A - 防犯監視装置 - Google Patents

防犯監視装置

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JPH08255293A
JPH08255293A JP8320095A JP8320095A JPH08255293A JP H08255293 A JPH08255293 A JP H08255293A JP 8320095 A JP8320095 A JP 8320095A JP 8320095 A JP8320095 A JP 8320095A JP H08255293 A JPH08255293 A JP H08255293A
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JP
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video
audio
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Application number
JP8320095A
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Inventor
Kazuo Kobayashi
一雄 小林
Hajime Wada
肇 和田
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 犯罪などが発生した場合に、後での検証等に
必要な状況を確実に記録することの可能な防犯監視装置
を提供する。 【構成】 異常検知部1において異常が検知される毎
に、異常が検知された時点での映像および/または音声
を、最も古い記録データに上書きするという仕方で、順
次に映像音声記録部2で記録する際、人間の判断に基づ
いて記録停止部4から記録停止信号が出力されるとき、
映像音声記録部2の記録動作を停止させる。これによ
り、犯罪などが発生した場合に、後での検証等に必要な
状況を確実に記録することができ、また、簡易な構成で
あるので、一般家庭等で用いるのに適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防犯監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の監視対象の異常状態を監視
する装置として、例えば特開平2−132599号に示
されているような監視装置が知られている。この監視装
置は、監視対象をテレビカメラにより撮像し、テレビカ
メラからの画像信号に基づいて監視対象の異常を監視し
異常表示を行なうものであって、監視対象の異常を検知
する異常検知用センサと、テレビカメラからの画像を複
数枚周期的に録画し、センサからの異常検知信号が入力
されてから所定時間経過後に録画動作を停止するビデオ
メモリとが設けられている。
【0003】このような構成の監視装置では、テレビカ
メラにより撮像された画像は、複数枚周期的にビデオメ
モリに録画されており、この状態で、異常検知用センサ
により監視対象に異常が発生したことが検知され、その
異常検知信号がビデオメモリに入力すると、ビデオメモ
リでは、この異常検知信号の入力時点から所定期間経過
後に、録画を停止する。
【0004】これにより、監視対象に異常が発生する直
前から異常発生中さらには異常発生後に至る複数枚の画
像がビデオメモリに記録され、異常の状況を後で検証で
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような監視装置を犯人(人間)を監視対象とする防犯監視
装置として用い、異常検知用センサを例えば建物の入口
などの人間の出入りが多い所に設置した場合には、人間
が通る度に異常が検知されて、その都度録画動作が停止
してしまうので、犯人を記録したいときに、犯人に関す
る情報を確実に記録することができないという欠点があ
った。
【0006】また、従来では、一般家庭等で用いられる
防犯監視装置として、玄関インタフォンに白黒カメラを
内蔵した簡易防犯監視装置(例えばアイホン社製の簡易
防犯監視装置)が知られているが、この種の簡易防犯監
視装置では、映像(画像)をリアルタイムに見ることがで
きるものの、映像(画像)を記録することができないとい
う問題がある。また、前述の監視装置では、映像(画像)
の記録はできるものの、前述したような種々の問題があ
り、さらに、テレビカメラで撮像した映像の画像処理技
術によって異常検出を行なっているため、複雑かつ高コ
ストのものとなり、一般家庭等での使用には適していな
い。
【0007】本発明は、犯罪などが発生した場合に、後
での検証等に必要な状況を確実に記録することの可能な
防犯監視装置を提供することを目的としている。
【0008】さらには、本発明は、一般家庭等で用いら
れるのに適した簡易な防犯監視装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、請求項1乃至請求項10記載の発明で
は、異常検知手段において異常が検知される毎に、異常
が検知された時点での映像および/または音声を、最も
古い記録データに上書きするという仕方で、順次に記憶
手段に記録する際、人間の判断に基づいて記録停止手段
から記録停止信号が出力されるとき、映像音声記録手段
の記録動作を停止させる。これにより、犯罪などが発生
した場合に、後での検証等に必要な状況を確実に記録す
ることができ、また、簡易な構成であるので、一般家庭
等で用いるのに適している。
【0010】特に、請求項3記載の発明では、事件発生
時に例えばホールドボタンを押し忘れた場合でも、11
0番(119番)通報や警備会社通報などの緊急通報によ
って記録停止がなされる。これにより、事件発生時の状
況を確実に記録することができる。
【0011】また、請求項5記載の発明では、1回の異
常検知がなされた時点で、この異常検知がなされた時点
の映像および/または音声の他に、該異常検知がなされ
た時点から所定時間遅延した時点での映像および/また
は音声をも記録するようになっている。これにより、1
回の異常発生に対して所定時間隔てた2つ以上の映像お
よび/または音声を記録でき、犯人または犯行特定の確
度を高めることができる。
【0012】また、請求項6記載の発明では、異常検知
がなされたとき、次の異常検知がなされるまでの間、一
定時間毎に新たな映像および/または音声を取り込み、
記録する。これにより、異常発生時以外の映像および/
または音声をも記録でき、犯人または犯行特定の確度を
高めることができる。
【0013】また、請求項9記載の発明では、異常検知
時から所定期間の音声が記録されるので、犯人または犯
行特定の確度を高めることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に係る防犯監視装置の一実施例の
構成図である。図1を参照すると、この防犯監視装置
は、異常を検知する異常検知部1と、映像音声および/
または音声のデータの記録を行なう映像音声記録部2
と、緊急通報を行なう通報部3と、映像音声記録部2に
おける映像および/または音声の記録動作を停止させる
ための記録停止部4と、映像音声記録部2において記録
された映像および/または音声を外部(例えばビデオテ
ープ等)に出力する出力部5と、映像音声記録部2にお
いて停止された記録動作を再開させるための再開部6と
を有している。
【0015】ここで、異常検知部1には、例えば入口ベ
ルや侵入センサなどを用いることができる。また、映像
や音声を記録する映像音声記録部2には、例えば監視用
ビデオカメラ,集音マイクなどを用いることができ、映
像音声記録部2における記録媒体としては、例えば半導
体メモリを用いることができる。より具体的には、IC
メモリカードのような着脱可能な半導体メモリを用いる
ことができる。この場合、半導体メモリは、後述のよう
に、事件発生から記録停止信号が出力されるまでの間の
時間遅れによって事件発生から記録停止信号が出力され
るまでの間に他の異常検知がなされて他の異常検知によ
る記録がなされる場合にも、事件発生に基づく異常検知
時の映像および/または音声の記録が保存されるような
容量を有している。
【0016】また、映像音声記録部2は、異常検知部1
において異常が検知されて異常検知信号が発生した時点
での映像および/または音声を、最も古い記録データに
上書きするという仕方で、半導体メモリに順次に記録す
る(更新)するようになっている。なお、映像とともに音
声をも記録する場合には、映像信号を取り込むとき、こ
の時点から所定の期間の音声(例えば数秒間の音声)を記
録するようにしている。
【0017】また、通報部3には、例えば電話機や押し
ボタンなどを用いることができ、通報として、例えば1
10番通報,119番通報,あるいは警備会社への通報
を行なうことができる。
【0018】また、記録停止部4には、例えばホールド
ボタン(ホールドスイッチ)を用い、ホールドボタンがオ
ペレータによって押下されたときに、映像音声記録部2
における映像および/または音声の記録動作を停止させ
ることができるが、ホールドボタンの押し忘れを防止す
るため、記録停止部4には、さらに、通報部3からの通
報(例えば110番通報,119番通報,あるいは警備
会社への通報)を検知し、通報が検知されたときに、ホ
ールドボタンが押下された場合と同様に映像音声記録部
2における映像および/または音声の記録動作を停止さ
せる機能が設けられている。
【0019】また、再開部6には、リセットボタンなど
を用いることができる。
【0020】図2は図1に示した防犯監視装置の具体的
な構成例を示す図である。図2の例では、防犯監視装置
は、全体を制御するコントローラ(CPU)21と、コン
トローラ21の制御下で、映像および/または音声を記
録する映像音声記録装置22とを有し、コントローラ2
1には、侵入センサ23,入口ベル24,110番(1
19番)通報器25,警備会社通報器26,ホールドボ
タン27,レビューボタン28,リセットボタン29が
接続され、また、映像音声記録装置22には、ビデオカ
メラ31と、マイク32と、表示器(モニタ)33とが接
続されている。なお、110番(119番)通報器25,
警備会社通報器26は、通常の電話装置によって実現で
きる。さらに、この映像音声記録装置22には、半導体
メモリMEが内蔵され、また、外部出力端子34が設け
られており、また、後述のように時間を計時するタイマ
35が設けられている。
【0021】ここで、コントローラ21は、侵入センサ
23,入口ベル24によって異常が検知されたときに、
映像音声記録装置22に異常検知信号を与えて記録動作
を行なわせる機能と、ホールドボタン27が押下された
とき、あるいは、110番(119番)通報器25,警備
会社通報器26から通報があったときに、これを検知し
て映像音声記録装置22に記録停止信号を与え映像音声
記録装置22の記録動作を停止させる記録停止部4の機
能と、レビューボタン28が押下されたときに、映像音
声記録装置22にレビュー信号を与え、映像音声記録装
置22の半導体メモリMEに記録されている記録データ
を外部出力端子34から外部に出力させる出力部5の機
能と、リセットボタン29が押下されたときに、映像音
声記録装置22に再開信号を与え記録動作を再開させる
再開部6の機能とを有している。
【0022】次に、このような構成の防犯監視装置の動
作を図3のフローチャートを用いて説明する。図3を参
照すると、コントローラ21は、先ず、侵入センサ23
あるいは入口ベル24がオンとなったか否かを監視し
(ステップS1,S2)、侵入センサ23または入口ベル
24がオンとなったときには、異常と検知し、異常検知
信号を映像音声記録装置22に与える。これにより、映
像音声記録装置22は、異常検知信号を受信した時点の
映像および/または音声をビデオカメラ31および/ま
たはマイク32により撮像および/または集音し、半導
体メモリMEに記録する(ステップS3)。
【0023】次いで、コントローラ21は、ホールドボ
タン27がオンとなったか否か、あるいは、110番
(119番)通報器25や警備会社通報器26から110
番(119番)通報や警備会社通報があったか否かを監視
し(ステップS4,S5)、ホールドボタン27がオンと
なったか、あるいは110番通報(119番)通報や警備
会社通報があったときには、映像音声記録装置22に対
して記録停止信号を与える。
【0024】これにより、映像音声記録装置22は、後
述のように再開信号が与えられるまで、記録動作を停止
する(ステップS6)。すなわち、侵入センサ23や入口
ベル24がオンとなり、異常検知信号が発生しても、記
録を行なわない。
【0025】次いで、コントローラ21は、レビューボ
タン28がオンとなったか否かを監視し(ステップS
7)、レビューボタン28がオンとなったときには、映
像音声記録装置22に対してレビュー信号を与える。こ
れにより、映像音声記録装置22は、半導体メモリME
に記録されている記録データを外部出力端子34から外
部に出力する(ステップS8)。
【0026】次いで、コントローラ21は、リセットボ
タン29がオンとなったか否かを監視し(ステップS
9)、リセットボタン29がオンとなったときには、映
像音声記録装置22に再開信号を与える。これにより、
映像音声記録装置22は、記録動作を再開する(ステッ
プS10)。すなわち、ステップS6において、記録動
作を停止させ、記録動作が停止状態となっている場合
に、リセットボタン29をオンにすることによって記録
動作を再開させることができる。なお、記録動作が停止
していない状態で、リセットボタン29がオンになると
きには、コントローラ21は、映像音声記録装置22に
再開信号を与えないようにすることもできるし、再開信
号を与えて例えば半導体メモリMEをクリア(リセット)
して記録動作を再開させるようにすることもできる。
【0027】このようにして、ステップS1乃至S10
の一連の処理がなされた後、再びステップS1に戻り、
ステップS1乃至S10の処理を繰り返し行なう。
【0028】図4は上述の処理によって映像音声記録装
置22の半導体メモリMEに映像および/または音声を
記録する場合の具体例を示す図である。いま、この半導
体メモリMEが例えば10個の時点の映像および/また
は音声を記録できる容量のものであるとするとき、例え
ば、時刻t1で入口ベル24がオンとなり、時刻t2で侵
入センサ23がオンになり、時刻3で入口ベル24がオ
ンになり、…、時刻t10で侵入センサ23がオンとなる
場合、半導体メモリMEには、図4(a)に示すように、
各時点t1,t2,t3,…,t10における映像および/
または音声のデータが半導体メモリMEのアドレス位置
#1〜#10に順次に記録される。
【0029】そして、次の時刻t11に例えば侵入センサ
23がオンになると、この時点t11における映像および
/または音声のデータは、図4(b)に示すように、半
導体メモリMEに記録されているデータのうち最も古い
データに上書きする形で、すなわち、半導体メモリME
のアドレス位置#1に記録されている時点t1の記録デ
ータにかわって、このアドレス位置#1に記録される。
同様にして、さらに次の時刻12に例えば入口ベル24が
オンになると、この時点12における映像および/または
音声は、図4(c)に示すように、半導体メモリMEのア
ドレス位置#2に記録されている時点t2の記録データ
にかわって、アドレス位置#2に記録される。
【0030】このように、ステップS1乃至S10の繰
り返し処理において、ホールドボタン27の押下や通報
などがない場合には、映像音声記録装置22は、侵入セ
ンサ23あるいは入口ベル24がオンになる都度、その
時点での映像および/または音声の記録データを、半導
体メモリMEに記録されている最も古い記録データに上
書きする形で、半導体メモリMEに順次に記録し、半導
体メモリMEの内容を順次に更新する。
【0031】ところで、侵入センサ23や入口ベル24
が例えば人間等の出入りの多い建物の箇所に設置されて
いる場合には、侵入センサ23や入口ベル24は頻繁に
オンとなり、半導体メモリMEにある時点で記録された
データが短時間のうちに、上書きされて更新されてしま
うという問題が生ずる。具体的に、例えば、時刻t2
記録された映像および/または音声の記録データが重要
なものであり、この時点t2の記録データを必要なとき
に例えば外部に出力して確認しようとしても、この時点
2の記録データは、これを外部に出力するオペレータ
の操作が遅れたり、オペレータがその操作を忘れたりす
ると、時刻12の記録データによって破壊されてしまう。
【0032】このような問題を回避するため、前述の従
来技術(特開平2−132599号)では、異常検知信号
が発生する都度(正確には、異常検知信号が入力してか
ら所定期間経過後に)、記録動作を停止させていた。し
かしながら、異常検知信号が発生する都度、記録動作を
停止させる場合には、その都度、記録動作を再開させる
ための操作を必要とし、上記例のように、異常検知信号
が頻繁に発生する場合、操作性が著しく悪くなるという
欠点がある。
【0033】さらに、異常検知信号が発生する都度、記
録動作を停止させる場合には、本当に重要な記録データ
を記録することができなくなることが生ずる。具体的
に、図5に示すように、時刻t1で例えば入口ベル24
がオンとなり、半導体メモリMEのアドレス位置#1
に、この時点t1の記録データが記録され、しかる後、
記録動作が停止するとき、この停止状態は、例えばリセ
ットボタン29がオンとなるまで続く。従って、時点t
1で記録データが記録されて記録動作が停止してからリ
セットボタン29がオンとなるまでの間の例えば時点t
2で異常検知信号が発生しても、この時点t2での映像お
よび/または音声は記録されず、この時点t2での映像
および/または音声が本当に重要なものであっても、こ
れを記録することができなくなる。
【0034】これに対し、本実施例では、異常検知信号
が発生する都度、記録動作を停止させるのではなく、ホ
ールドボタン27がオンとなるとき、あるいは、通報を
検知したときに限って、記録動作を停止させる。すなわ
ち、ホールドボタン27は、その時点での映像および/
または音声を記録保存させたい場合に押下され、また、
110番(119番)通報や警備会社通報は、緊急事態が
発生した場合になされるので、このように重大な事態が
発生したと考えられるときにのみ、記録動作を停止させ
る。
【0035】具体的に、図6(a)に示すように、時刻t
1で例えば入口ベル24がオンとなり、半導体メモリM
Eのアドレス位置#1に、この時点t1の記録データが
記録され、次いで、時刻t2で例えば侵入センサ23が
オンとなると、この時点t2の記録データは、ホールド
ボタン27が押下されない限り、あるいは、通報がなさ
れない限り、半導体メモリMEのアドレス位置#2に記
録される。ところで、この時点t2の異常が緊急事態と
考えられる場合、その近くにいる者は、通常、ホールド
ボタン27を押下するか、ホールドボタン27を押し忘
れた場合でも、110番(119番)通報や警備会社通報
を行なう。本実施例では、時刻t2で緊急事態が発生し
たとき、例えば、その時点t2よりもいくらか遅れた時
刻tdにホールドボタン27が押下されるか通報がなさ
れるときには、この時点tdで以後の記録動作が停止す
る。
【0036】このとき、半導体メモリMEは、時刻t2
と時刻tdとの間の時刻に異常検知信号が発生しないと
きには、図6(b)の状態に保持される。また、時刻t2
と時刻tdとの間の時刻に、例えば時刻t3,4に異常検
知信号が発生したときには、半導体メモリMEは、図6
(c)の状態に保持される。
【0037】いずれにしろ、ホールドボタン27が押さ
れる直前、あるいは通報のなされる直前の状態が、真に
重要な映像および/または音声と考えられるので、図6
(b),(c)のいずれの場合も、真に重要な記録データ
(図6(b)の場合は時点t2のデータ、図6(c)の場合は
時点t4のデータ)を半導体メモリMEに確実に保持させ
ることが可能となり、さらには、この時点から過去に遡
って異常検知のなされた10個の時点の記録データをも
確実に保持することが可能となる。
【0038】このように、本実施例では、必要な場合に
限って記録動作を停止させるようにしているので、図4
のように本当に重要な記録データが上書きされて破壊さ
れてしまうという事態を回避し、かつ、図5のように本
当に重要な記録データが記録されないという事態を回避
することができる。
【0039】換言すれば、本発明は、人などが通る度に
検知された信号により記録された映像を異常,正常にか
かわりなく記録し続け、映像音声の記録停止は、犯罪の
勃発後に人間の判断により行なうようにしている。すな
わち異常か否かの判断を人間に委ねるようにしている。
これにより、誤検出等で記録動作が停止することを免
れ、リセットをやり直すという煩わしさや、記録動作停
止のために犯行や犯人が記録されてないという事態を避
けることができる。
【0040】また、人などが通る度に信号を検知し、記
録し続けるので、犯行過程が記録できる。さらに、信号
を検知してすぐに撮影を行なうことで犯人及び犯罪行為
そのものの映像音声を記録できる。加えて、本発明で
は、映像には関係なく、入口ベルや侵入センサによる異
常検知信号をトリガとして用いるため、何ら複雑な画像
処理を必要とせずコスト上昇を抑えることができる。
【0041】なお、小型化,低コスト化するために、半
導体メモリMEの容量を1時点の記録データだけを記録
しうるものとすることもできるが、この場合には、ホー
ルドボタン27が押される直前、あるいは通報のなされ
る直前の状態しか記録することができず、ホールドボタ
ン27が押された時点、あるいは通報がなされた時点か
ら過去に例えば2あるいは3時点前の状態が真に重要で
ある場合、これを記録保持することができない。従っ
て、半導体メモリMEの容量としては、小型化,低コス
ト化に適合するよう差程大きくはなく、かつ、ホールド
ボタン27の押下タイミングあるいは通報タイミングの
遅れを見込んだ適切なものであるのが良い。
【0042】また、上記構成の防犯監視装置は、一般家
庭等で用いられているセキュリティ機能付のインターホ
ン(例えばアイホン社製のインターホン)に対して少し
の改良を加えるだけで実現できる。すなわち、既存のセ
キュリティ機能付インターホンに、映像(画像)および
/または音声を記録する機能をもたせ(映像および/ま
たは音声を記録する半導体メモリを内蔵させ)、また、
記録停止部4,再開部6の機能をもたせることによって
(インターホンのコントローラ(CPU)に本発明の記録
停止,再開の機能をもたせることによって)、容易に実
現できる。
【0043】従って、上述した本実施例の防犯監視装置
は、犯罪などが発生した場合に、後での検証等に必要な
状況を確実に記録できるという優れた効果があるととも
に、これを一般家庭等で用いられるに適した簡易な構成
のものとして実現できる。
【0044】より具体的に、このような簡易な構成の防
犯監視装置を、基本的に図2に示した構成のものとして
実現できる。ここで、既存のインターホンでは、門や玄
関などに設置される入口ベル24がすでに存在し、本実
施例では、この入口ベル24を異常検知部として代行さ
せることもできるし、この入口ベル24の他に、図2に
示したように、さらに侵入センサ23を設け、入口ベル
24,侵入センサ23によって異常検知動作を行なわせ
ることもできる。なお、侵入センサ23としては、ドア
の開閉を検知するものを用いることもできるし、あるい
は、近接スイッチ,赤外線センサ等を用いても良い。
【0045】また、一般的にビデオカメラの1画面の情
報量は、カラーの場合、約0.7Mバイト程度であり、
また、1回当り例えば5秒間の音声を記録するとする
と、1回の音声情報量は、約0.2Mバイト程度とな
り、1人当りのデータを記録するのに、0.7+0.2
=0.9Mバイト程度のメモリ容量が必要となる。
【0046】従って、半導体メモリMEの容量として
は、大容量のもの程、性能を向上させることができる
が、小型化,低コスト化との兼ね合いから、8Mバイト
程度が好ましい。半導体メモリMEの容量を8Mバイト
程度にする場合には、性能として、半導体メモリMEに
9人分(9回分)のデータを記録保持することができる。
また、ビデオカメラが白黒カメラの場合は、さらにメモ
リ容量を減らすことができる。さらに、最近の技術によ
り、映像,音声を圧縮してから記録することで、メモリ
容量をより一層節約することができる。また、半導体メ
モリMEとして、装置に着脱自在のICカード式のもの
を用いれば、データの可搬性を向上させることができ
る。
【0047】このような構成では、来訪者が門や玄関な
どに設置されている入口ベル24を押すと、ビデオカメ
ラ31の映像が静止画として取り込まれ、また、マイク
32からは例えば5秒間程度の音情報が取り込まれて、
半導体メモリMEに記録される。また、侵入センサ23
が侵入音等を検知したときにも、同様にして、そのとき
の静止画と音情報とが半導体メモリMEに記録される。
なお、映像を取り込む際には、その時刻情報も取り込
み、映像表示できるようにすると、後での判定資料とし
て有効に活用できる。また、上記記録動作は、前述した
ように、すでに記録されている記録データのうちで最も
古い記録データを消去し、それに代わって、新たな記録
データを記録するという仕方によってなされ、従って、
半導体メモリMEには、常に最新のデータと、これから
過去に遡って数件の記録データが保持(保存)される。例
えば、半導体メモリMEの容量が8Mバイト程度である
場合、約9件分の記録データが保持(保存)される。
【0048】このように、事件の有無にかかわりなく、
入口ベル24あるいは侵入センサ23が自動的に作動す
ると、最も古い映像,音声を消去し、これのかわりに最
新の映像,音声を記録するという仕方で、半導体メモリ
MEの内容が順次に更新される。
【0049】このような動作が行なわれているとき、事
件が発生してホールドボタン27が押されるか、あるい
は通報があると、半導体メモリMEの更新動作が停止
し、半導体メモリMEの内容は固定される。
【0050】この状態で、レビューボタン28を押すこ
とにより、半導体メモリMEに固定されている映像をス
クロールしながら表示器(モニタ)33で見ることがで
き、あるいは、より大画面で見たいときや資料として保
存したいときには、外部出力端子34から外部のテレビ
やプリンタ等に出力することができる。
【0051】同様に、音声情報も、再生されたり、音紋
や話し方の特徴等の資料として用いることができる。
【0052】このようにして、事件発生に関する情報を
取得し、それに対する所定の処理を行ない、半導体メモ
リMEの内容を破壊しても良いと判断すると、リセット
ボタン29を押して、通常通りの記録動作(更新動作)を
再開させることができる。
【0053】上記例では、本実施例の防犯監視装置を一
般家庭等で用いる場合について説明したが、エレベータ
や病院等においてもこれを用いることができる。
【0054】例えば、エレベータ内にビデオカメラ31
を設け、エレベータボックス上部に映像音声記録装置2
2を設けて、エレベータのドアを閉じるための閉のボタ
ンかあるいは行き先階の設定ボタンかのどちらかを押す
毎に映像,音声を記録(更新)したり、あるいは、人間の
有無センサによって人間の存在することが検知されるこ
とを条件としてエレベータのドアが閉じる毎に映像,音
声を記録(更新)し、このような記録(更新)動作がなされ
ているときに、エレベータ内からエレベータのサービス
センタに電話通報があると、記録(更新)動作を停止する
ようなシステムを構築することもできる。このようなシ
ステムでは、電話通報があった時点までに半導体メモリ
MEに記録されている映像,音声のデータから事件を把
握することができ、エレベータ内での犯罪を有効に防止
できる。
【0055】なお、上述の実施例では、侵入センサ23
あるいは入口ベル24から異常検知信号が発生すると
き、この発生時点での映像および/または音声を記録す
るようにしているが、この発生時点からタイマ35を起
動して、この発生時点から所定時間Δ遅延した時点を計
時させ、図7に示すように、この発生時点の映像および
/または音声の他に、さらに、この発生時点から所定時
間Δ遅延した時点での映像および/または音声をも記録
させるようにしても良い。この場合、所定時間Δ遅延し
た時点では映像のみを記録するとすると、前述の例で、
1人当りのデータを記録するのに、0.7×2+0.2
=1.6Mバイト程度のメモリ容量が必要となり、半導
体メモリMEが8Mバイト程度の容量をもつものである
とき、約5人分(5回分)のデータを記録保持することが
できる。
【0056】このように、記録可能なデータの回数は減
少するが、所定時間Δ遅延した時点でのデータをも記録
することで、犯人または犯行を特定する際の確度を高め
ることができる。すなわち、5回分のデータが記録され
ていれば、事件発生時の狼狽状態で1,2回分のデータ
が消されてしまっても、最新の情報は保存されており、
これに基づき、犯人または犯行を特定する際の確度を高
めることができる。
【0057】また、上述の実施例では、1台のビデオカ
メラ31が設けられているとしたが、図8に示すよう
に、複数台のビデオカメラ,例えば2台のビデオカメラ
31−1,31−2を設けることもできる。この場合、
例えば、異常検知が発生した時点での映像をビデオカメ
ラ31−1で撮像し、異常検知信号が発生した時点から
所定時間Δ遅延した時点での映像をビデオカメラ31−
2で撮像するというように、所定時間Δだけ隔てた2つ
の時点での映像を互いに異なるビデオカメラで撮像し記
録することで、証拠能力をより一層向上させることがで
きる。
【0058】また、上述の実施例では、侵入センサ23
あるいは入口ベル24から異常検知信号が発生すると
き、この時点でのデータのみを記録するか、あるいは、
この時点のデータと所定時間Δ遅延した時点でのデータ
とを記録するようにしているが、異常検知信号が発生す
るとき、この時点から次の異常検知信号が発生するか、
記録停止信号が発生するまで、一定時間毎の映像,音声
を順次に記録させるようにすることもできる。
【0059】この場合には、例えば、病院などで用いら
れるとき、一定時間毎に患者の映像,音声記録を取り、
診察から次の診察までの経過を記録して、診察の精度を
高めることができる。
【0060】また、上述の実施例において、半導体メモ
リMEに映像,音声が記録されるとき、半導体メモリM
Eに記録された映像,音声を電話等の回線を用いて監視
センタや警察署へ送信することも可能である。また、監
視センタや警察署からの遠隔操作でレビュー,ホール
ド,リセットの操作を行なうようにすることも可能であ
る。
【0061】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請
求項10記載の発明によれば、異常検知手段において異
常が検知される毎に、異常が検知された時点での映像お
よび/または音声を、最も古い記録データに上書きする
という仕方で、順次に記憶手段に記録する際、人間の判
断に基づいて記録停止手段から記録停止信号が出力され
るとき、映像音声記録手段の記録動作を停止させるの
で、犯罪などが発生した場合に、後での検証等に必要な
状況を確実に記録することができ、また、簡易な構成で
あるので、一般家庭等で用いるのに適している。
【0062】特に、請求項3記載の発明では、事件発生
時に例えばホールドボタンを押し忘れた場合でも、11
0番(119番)通報や警備会社通報などの緊急通報によ
って記録停止がなされるので、事件発生時の状況を確実
に記録することができる。
【0063】また、請求項5記載の発明では、1回の異
常検知がなされた時点で、この異常検知がなされた時点
の映像および/または音声の他に、該異常検知がなされ
た時点から所定時間遅延した時点での映像および/また
は音声をも記録するようになっているので、1回の異常
発生に対して所定時間隔てた2つ以上の映像および/ま
たは音声を記録でき、犯人または犯行特定の確度を高め
ることができる。
【0064】また、請求項6記載の発明では、異常検知
がなされたとき、次の異常検知がなされるまでの間、一
定時間毎に新たな映像および/または音声を取り込み、
記録するので、異常発生時以外の映像および/または音
声をも記録でき、犯人または犯行特定の確度を高めるこ
とができる。
【0065】また、請求項9記載の発明では、異常検知
時から所定期間の音声が記録されるので、犯人または犯
行特定の確度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防犯監視装置の一実施例の構成図
である。
【図2】図1に示した防犯監視装置の具体的な構成例を
示す図である。
【図3】図1,図2の防犯監視装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】半導体メモリに映像および/または音声を記録
する仕方を説明するための図である。
【図5】半導体メモリに映像および/または音声を記録
する仕方を説明するための図である。
【図6】半導体メモリに映像および/または音声を記録
する仕方を説明するための図である。
【図7】半導体メモリに映像および/または音声を記録
する仕方を説明するための図である。
【図8】複数台のビデオカメラを設けた場合を示す図で
ある。
【図9】半導体メモリに映像および/または音声を記録
する仕方を説明するための図である。
【符号の説明】
1 異常検知部 4 記録停止部 3 通報部 5 出力部 6 再開部 2 映像音声記録部 22 映像音声記録装置 23 侵入センサ 24 入口ベル 25 110番(119番)通報器 26 警備会社通報器 28 レビューボタン 27 ホールドボタン 29 リセットボタン 31 ビデオカメラ 32 マイク 33 表示器 34 外部出力端子 35 タイマ ME 導体メモリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常を検知する異常検知手段と、映像音
    声および/または音声のデータの記録を行なう映像音声
    記録手段と、緊急通報を行なう通報手段と、映像音声記
    録手段における映像および/または音声の記録動作を停
    止させるための記録停止手段と、映像音声記録手段にお
    いて記録された映像および/または音声を外部に出力す
    る出力手段とを有しており、前記映像音声記録手段は、
    前記異常検知手段において異常が検知される毎に、異常
    が検知された時点での映像および/または音声を、最も
    古い記録データに上書きするという仕方で、順次に映像
    音声記録手段の記憶手段に記録するようになっており、
    この際、人間の判断に基づいて前記記録停止手段から記
    録停止信号が出力されるとき、前記映像音声記録手段の
    記録動作を停止させることを特徴とする防犯監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の防犯監視装置において、
    前記異常検知手段として、侵入センサ,入口ベルあるい
    はドアの開閉センサなどが用いられることを特徴とする
    防犯監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の防犯監視装置において、
    前記記録停止手段は、前記通報手段からの緊急通報を検
    知したときに記録停止信号を出力するようになっている
    ことを特徴とする防犯監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の防犯監視装置において、
    前記映像音声記録手段の前記記憶手段は、事件発生から
    記録停止信号が出力されるまでの間の時間遅れによって
    事件発生から記録停止信号が出力されるまでの間に他の
    異常検知がなされて他の異常検知による記録がなされる
    場合にも、事件発生に基づく異常検知時の映像および/
    または音声の記録が保存されるような容量を有している
    ことを特徴とする防犯監視装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の防犯監視装置において、
    前記映像音声記録手段は、1回の異常検知がなされた時
    点で、この異常検知がなされた時点の映像および/また
    は音声の他に、該異常検知がなされた時点から所定時間
    遅延した時点での映像および/または音声をも記録する
    ようになっていることを特徴とする防犯監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の防犯監視装置において、
    前記映像音声記録手段は、異常検知がなされたとき、次
    の異常検知がなされるまでの間、一定時間毎に新たな映
    像および/または音声を取り込み、記録することを特徴
    とする防犯監視装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の防犯監視装置において、
    前記記憶手段は半導体メモリであることを特徴とする防
    犯監視装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の防犯監視装置において、
    前記半導体メモリは、装置に対して着脱可能なものであ
    ることを特徴とする防犯監視装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の防犯監視装置において、
    前記映像音声記録手段は、映像とともに音声を記録する
    場合に、映像を記録する時点から所定の期間の音声を記
    録するようになっていることを特徴とする防犯監視装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の防犯監視装置におい
    て、前記記憶停止手段によって停止された記録動作を再
    開させるための再開手段がさらに設けられていることを
    特徴とする防犯監視装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002133558A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Victor Co Of Japan Ltd 監視用信号の通信方法、及び監視用信号通信装置
KR101589954B1 (ko) 2014-12-23 2016-01-29 한국원자력연구원 용융된 방사성물질 이송장치 및 이를 이용한 방사성 다단계 화학공정 방법
KR20210050756A (ko) * 2019-10-29 2021-05-10 김건웅 감시 카메라 및 모션 감시 유닛을 포함한 사용자 이상 감지 장치

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