JPH08254988A - 音声認識装置 - Google Patents

音声認識装置

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JPH08254988A
JPH08254988A JP7084830A JP8483095A JPH08254988A JP H08254988 A JPH08254988 A JP H08254988A JP 7084830 A JP7084830 A JP 7084830A JP 8483095 A JP8483095 A JP 8483095A JP H08254988 A JPH08254988 A JP H08254988A
Authority
JP
Japan
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voice
speed
voice recognition
vocabulary
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP7084830A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kobayashi
哲夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7084830A priority Critical patent/JPH08254988A/ja
Publication of JPH08254988A publication Critical patent/JPH08254988A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、音声認識装置において、ユーザが危
険を伴うことなく正確な速度を確認し得る。 【構成】音声認識手段によつて認識された入力音声から
の語彙と、メモリ手段に記憶された所定の語彙とを比較
する語彙比較手段と、走行速度を検出し、当該走行速度
を音声によつて表示する走行速度表示手段と、語彙比較
手段での比較結果に基づいて、走行速度表示手段を制御
する制御手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声認識装置に関し、例
えばバイクのスピード表示等に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、バイクのスピード表示はバイク本
体に配設されたスピードメータによつて表示されるのが
一般的である。また、所定のスピードをユーザに知らせ
るためのオプシヨンとして、一定スピード以下になると
ランプが点滅することによりユーザに知らせるものがあ
るが、このようなオプシヨンでは詳しい速度まではわか
らない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バイク等で
の走行時において、カーブにさしかかつた場合や高速で
走行している場合など、ユーザが速度を詳しく知りたく
てもスピードメータに目を向けることは危険であり、正
確な速度を確認することができないという問題がある。
特にバイクは安全性を考えると不要なスイツチ操作や、
不要な視線そらしは走行中、極めて危険である。
【0004】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ユーザが危険を伴うことなく正確な速度を確認し得
るようにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、音声認識手段によつて認識された
入力音声からの語彙と、メモリ手段に記憶された所定の
語彙とを比較する語彙比較手段と、走行速度を検出し、
当該走行速度を音声によつて表示する走行速度表示手段
と、語彙比較手段から得られる比較結果に基づいて、走
行速度表示手段を制御する制御手段とを接続するように
する。
【0006】
【作用】音声認識手段によつて認識された入力音声から
の語彙と、メモリ手段に記憶された所定の語彙とを語彙
比較手段で比較し、この比較結果に基づいて、走行速度
を検出して当該走行速度を音声表示する走行速度表示手
段を、制御手段が制御することにより、ユーザが危険を
伴うことなく正確な速度を確認し得る。
【0007】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0008】図1において、1は全体としてバイクに配
設される音声認識装置の構成を示す。この音声認識装置
1は、音声送受信部2と音声認識処理部3からなつてい
る。音声送受信部2は、音声を集音するマイク4と、音
声を送信するスピーカ5からなつている。ちなみに、こ
の音声送受信部2はヘルメツトに配設されている。
【0009】また音声送受信部2とワイヤ6a、6bで
接続されている音声認識処理部3は、バイク本体のメー
タ付近に配設される。この音声認識処理部3は、音声認
識用のテンプレート7、音声認識部8、バイクの速度を
デジタル化するスピードセンサ9、スピードを音声によ
り「41」、「42」のように数値で知らせるための音声メ
モリ10、D/A回路を有するD/Aアンプ11、スピ
ードセンサ9、音声メモリ10及び音声認識部8からの
入力信号に応じてD/Aアンプ11を制御するCPU1
2からなつている。
【0010】音声認識部8は、ワイヤ6aによつて音声
送受信部2のマイク4と接続されており、ユーザからの
音声データをマイク4及びワイヤ6aを介して得られる
ようになされている。ここで音声認識部8は、離散単
語、不特定話者認識装置とする。
【0011】音声メモリ10は、スピードを音声によつ
て数値表現する(例えば「41、42」と知らせる)ための
メモリであり、「0」から「 200」までの数値を表す音
声パターンが記憶されている。音声認識用のテンプレー
ト7は、「スピード」及び「やめろ」の2つの語彙の音
声パターンが登録されている。D/Aアンプ11は、音
声メモリ10から得られる音声パターンのデータをデジ
タルからアナログに変換してアナログ音声にするもので
あり、ワイヤ6bによつて音声送受信部2のスピーカ5
と接続されている。
【0012】ちなみに、ヘルメツトに配設されるマイク
4は柔らかいスポンジ等の柔軟部材で覆われている。こ
のため、ユーザが発する音声データが音声認識部8に伝
送される際、周囲の雑音の影響を受けることなく音声認
識部8へ伝送され、正確に音声認識されるようになされ
ている。また、音声送受信部2と音声認識処理部3は図
2に示すように、バイク本体のメータ付近に設けられて
いるジヤツク13に、ヘルメツトに接続されているワイ
ヤの先端部のピンプラグ14を差し込むことによつて接
続され、音声データを授受できるようになされている。
【0013】以上の構成において、ユーザがヘルメツト
に配設されるマイク4に向つて「スピード」と言つた場
合、「スピード」の音声データがワイヤ6aを介して音
声認識部8へ伝送される。音声認識部8は、得られた音
声データとテンプレート7に登録されている音声パター
ンとを比較し、その比較結果を示すスコアをCPU12
へ出力する。
【0014】CPU12は、音声認識部8から入力され
た比較結果のスコアから、音声データが「スピード」で
ある確率が高いと判断した場合、音声による速度表示を
開始する。まず、スピードセンサ9によつて検出された
速度値がCPU12に出力される。このときCPU12
は、速度値に応じた音声パターンをメモリ10から読み
だし、当該音声パターンをD/Aアンプ10へ出力す
る。D/Aアンプ10は入力された音声パターンをデジ
タルからアナログに変換して音声化し、ワイヤ6bを介
してスピーカ5へと伝送される。
【0015】ここで、速度値に該当する音声、例えば速
度が46〔km/h〕であれば「46」を音声メモリ10から
CPU12を介してD/Aアンプ11に出力する。この
とき得られる音声は、ワイヤ6bを介してヘルメツトに
配設されるスピーカ5から出力され、ユーザがスピード
メータを見ることなく速度の確認をすることができる。
【0016】また、ユーザがマイク4に向かつて「やめ
ろ」と言つた場合、「やめろ」の音声データがワイヤ6
aを介して音声認識部8へ伝送される。音声認識部8
は、得られた音声データとテンプレート7に登録されて
いる音声パターンと比較し、その比較結果を示すスコア
をCPU12へ出力する。
【0017】CPU12は、音声認識部8から入力され
た比較結果のスコアから、音声データが「やめろ」であ
る確率が高いと判断した場合、音声による速度表示を終
了する。
【0018】以上の構成によれば、音声送受信部2と音
声認識処理部3からなる音声認識装置1を有するバイク
において、ユーザが「スピード」及び「やめろ」と言う
ことにより音声による速度表示を開始及び終了し、速度
表示の開始時に速度を「47、48、49、61、61、61、60」
というように音声でユーザに知らせることにより、走行
中にボタン操作やスピードメータを見ることなく速度を
知ることができる。また、ハンドル操作の誤りや、わき
見運転などによる交通事故を減少し得る。
【0019】なお上述の実施例においては、音声送受信
部2と音声認識処理部3がワイヤ6a、6bによつて接
続されているものについて述べたが、本発明はこれに限
らず、ワイヤ6a、6bのかわりに赤外線等を用いたワ
イヤレス状態にしても良い。この場合の音声認識装置を
図3に示す。図3は、図1との対応部分に同一符号を付
して示す。この音声認識装置20は、音声送受信部21
と音声認識処理部22からなつている。音声送受信部2
1は、音声を集音するマイク4と、音声を送信するスピ
ーカ5及び光電変換部23aとからなつている。音声認
識処理部22は、音声認識用のテンプレート7、音声認
識部8、バイクの速度をデジタル化するスピードセンサ
9、音声メモリ10、D/Aアンプ11、スピードセン
サ9、音声メモリ10、CPU12及び光電変換部23
bとからなつている。
【0020】音声メモリ10は、スピードを音声によつ
て数値表現する(例えば「41、42」と知らせる)ための
メモリであり、「0」から「 200」までの数値を表す音
声パターンが記憶されている。音声認識用のテンプレー
ト7は、「スピード」及び「やめろ」の2つの語彙の音
声パターンが登録されている。D/Aアンプ11は、音
声メモリ10に記憶されているデータをデジタルからア
ナログに変換してアナログ音声にするものであり、当該
データを光電変換によつて音声送受信部2のスピーカ5
へと伝送し得るようになされている。
【0021】ここで光電変換部23aはマイク4及びス
ピーカ5と接続されており、マイク4から伝送される音
声データを光信号に変換し、この光信号(赤外線)を光
電変換部23bに送出する。このとき光電変換部23a
からの光信号を入力した光電変換部23bは、この光信
号を音声データに変換して音声認識部8へと出力する。
また、光電変換部23bは、D/Aアンプ11から出力
される音声データを入力すると、光信号に変換して光電
変換部23aに送出し、光電変換部23bからの光信号
を入力した光電変換部23aは、この光信号を音声デー
タに変換してスピーカ5へと出力する。
【0022】このように、音声認識装置20の音声送受
信部21と音声認識処理部22をワイヤを用いることな
く、赤外線等でデータを送受信する(図4)ことによ
り、ユーザの安全性に対してより効果的である。
【0023】また上述の実施例においては、「スピー
ド」及び「やめろ」の2つの語彙の音声パターンが登録
されている音声認識用のテンプレート7を用いるものに
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、所定の語彙の
音声パターンが登録されているものであれば、上記以外
の音声認識用のテンプレートでも良い。
【0024】さらに上述の実施例においては、「0」か
ら「 200」までの数値を表す音声パターンを記憶する音
声メモリ10を用いるものについて述べたが、本発明は
これに限らず、任意の数値を表す音声パターンを記憶す
る音声メモリであれば良い。
【0025】また上述の実施例においては、音声認識部
8が音声を認識する際の周囲の雑音対策として、ヘルメ
ツトに配設されるマイク4を柔らかいスポンジ等の柔軟
部材で覆うものについて述べたが、本発明はこれに限ら
ず、マイクの指向性、周波数帯域を変えることや、フイ
ルタ又は骨伝導マイクを用いるようにしても同様の効果
を得ることができる。
【0026】さらに上述の実施例においては、バイクの
スピード表示について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば、車などバイク以外の車両のスピード表示に
ついても適用し得る。
【0027】
【発明の効果】上述のように本発明においては、音声認
識手段によつて認識された入力音声からの語彙と、メモ
リ手段に記憶された所定の語彙とを比較する語彙比較手
段と、走行速度を検出し、当該走行速度を音声によつて
表示する走行速度表示手段と、語彙比較手段での比較結
果に基づいて、走行速度表示手段を制御する制御手段と
を設けることにより、ユーザが危険を伴うことなく正確
な速度を確認し得る音声認識装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における音声認識装置の全体
構成を示す略線図である。
【図2】本発明の一実施例における音声送受信部と音声
認識処理部の接続の説明に供する略線図である。
【図3】他の実施例における音声認識装置の全体構成を
示す略線図である。
【図4】他の実施例における音声送受信部と音声認識処
理部の接続の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1、20……音声認識装置、2、21……音声送受信
部、3、22……音声認識処理部、4……マイク、5…
…スピーカ、6a、6b……ワイヤ、7……テンプレー
ト、8……音声認識部、9……スピードセンサ、10…
…音声メモリ、11……D/Aアンプ、12……CP
U、13……ジヤツク、14……ピンプラグ、23a、
23b……光電変換部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された音声の語彙を認識する音声認識
    手段と、 所定の語彙を記憶したメモリ手段と、 上記音声認識手段によつて認識された語彙と、上記メモ
    リ手段に記憶された上記所定の語彙とを比較する語彙比
    較手段と、 走行速度を検出し、当該走行速度を音声によつて表示す
    る走行速度表示手段と、 上記語彙比較手段から得られる比較結果に基づいて、上
    記走行速度表示手段を制御する制御手段とを具えること
    を特徴とする音声認識装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、 上記語彙比較手段から得られる比較結果に基づいて、上
    記走行速度表示手段による音声での速度表示の許可又は
    禁止を制御することを特徴とする請求項1に記載の音声
    認識装置。
JP7084830A 1995-03-15 1995-03-15 音声認識装置 Pending JPH08254988A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7084830A JPH08254988A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 音声認識装置

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JP7084830A JPH08254988A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 音声認識装置

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ID=13841696

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JP7084830A Pending JPH08254988A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 音声認識装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020078795A (ko) * 2001-04-10 2002-10-19 김영세 디스플레이 헬멧
US7926118B2 (en) 2006-12-27 2011-04-19 Illinois Tool Works Inc. Voice control welding/cutting helmet functions and settings
US8229740B2 (en) 2004-09-07 2012-07-24 Sensear Pty Ltd. Apparatus and method for protecting hearing from noise while enhancing a sound signal of interest
JP2019199313A (ja) * 2018-05-15 2019-11-21 新明和工業株式会社 塵芥収集車及びその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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