JPH0825451A - 流動性材料の供給方法および供給装置 - Google Patents
流動性材料の供給方法および供給装置Info
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- JPH0825451A JPH0825451A JP6158940A JP15894094A JPH0825451A JP H0825451 A JPH0825451 A JP H0825451A JP 6158940 A JP6158940 A JP 6158940A JP 15894094 A JP15894094 A JP 15894094A JP H0825451 A JPH0825451 A JP H0825451A
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
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- B29C48/07—Flat, e.g. panels
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- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/285—Feeding the extrusion material to the extruder
- B29C48/288—Feeding the extrusion material to the extruder in solid form, e.g. powder or granules
- B29C48/2888—Feeding the extrusion material to the extruder in solid form, e.g. powder or granules in band or in strip form, e.g. rubber strips
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- B29C65/00—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
- B29C65/02—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure
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- B29C65/42—Applying molten plastics, e.g. hot melt between pre-assembled parts
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】供給装置の姿勢にかかわらず原材料を円滑に供
給装置の内部に導入する。 【構成】先端に流動性材料Ｐが供給されるノズル１１が
設けられ後端側に原材料Ｔが導入される原材料導入口１
２が設けられたシリンダ１と、シリンダ１の内部に嵌合
されシリンダ１の内部で回転する回転体２と、シリンダ
１，回転体２の間に設けられ原材料Ｔを流動化させる流
動化間隙３とを備えてなるものにおいて、流動化間隙３
の少なくとも一部をシリンダ１の内部１３に設けられた
螺旋溝とし、原材料Ｔを連続体形に成形した。
給装置の内部に導入する。 【構成】先端に流動性材料Ｐが供給されるノズル１１が
設けられ後端側に原材料Ｔが導入される原材料導入口１
２が設けられたシリンダ１と、シリンダ１の内部に嵌合
されシリンダ１の内部で回転する回転体２と、シリンダ
１，回転体２の間に設けられ原材料Ｔを流動化させる流
動化間隙３とを備えてなるものにおいて、流動化間隙３
の少なくとも一部をシリンダ１の内部１３に設けられた
螺旋溝とし、原材料Ｔを連続体形に成形した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、流動性材料の供給方法
および供給装置に関する。さらに詳しくは、非流動性材
料である原材料から流動性材料を製造して供給する方法
の原材料導入に係る改良と、この方法を実施するに好適
な供給装置とに関する。
および供給装置に関する。さらに詳しくは、非流動性材
料である原材料から流動性材料を製造して供給する方法
の原材料導入に係る改良と、この方法を実施するに好適
な供給装置とに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、流動性材料の供給方法としては、
例えば、粒状，粉状の原材料を供給装置の原材料導入口
に接続されたホッパに収容して、自重落下またはコンベ
アで供給装置の内部に連続的に導入し、供給装置の内部
で原材料を流動化させた流動性材料を供給装置のノズル
から供給することが知られている。
例えば、粒状，粉状の原材料を供給装置の原材料導入口
に接続されたホッパに収容して、自重落下またはコンベ
アで供給装置の内部に連続的に導入し、供給装置の内部
で原材料を流動化させた流動性材料を供給装置のノズル
から供給することが知られている。
【０００３】この供給装置は、先端に流動性材料が供給
されるノズルが設けられ後端側に原材料が導入される原
材料導入口が設けられたシリンダと、シリンダの内部に
嵌合されシリンダの内部で回転する回転体（スクリュ，
羽根等）と、シリンダ，回転体の間に設けられ原材料を
流動化させる流動化間隙とを備えてなるもので、シリン
ダ，回転体の間の摩擦で原材料を混練して流動化（粘稠
化，可塑化，ゾル化等を含む広い概念）させるものであ
る。なお、この供給装置の構成は、食品製造分野，合成
樹脂成形分野等の各種機器等に広範に利用されており、
原材料の材質によって原材料の混練の際に加熱，加湿等
を行う付属機構が加えられる。
されるノズルが設けられ後端側に原材料が導入される原
材料導入口が設けられたシリンダと、シリンダの内部に
嵌合されシリンダの内部で回転する回転体（スクリュ，
羽根等）と、シリンダ，回転体の間に設けられ原材料を
流動化させる流動化間隙とを備えてなるもので、シリン
ダ，回転体の間の摩擦で原材料を混練して流動化（粘稠
化，可塑化，ゾル化等を含む広い概念）させるものであ
る。なお、この供給装置の構成は、食品製造分野，合成
樹脂成形分野等の各種機器等に広範に利用されており、
原材料の材質によって原材料の混練の際に加熱，加湿等
を行う付属機構が加えられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の流動性材
料の供給方法では、供給装置の姿勢が変動すると、原材
料がホッパ，原材料導入口から零れ出たりして、原材料
の供給装置への導入が阻害されるという問題点がある。
料の供給方法では、供給装置の姿勢が変動すると、原材
料がホッパ，原材料導入口から零れ出たりして、原材料
の供給装置への導入が阻害されるという問題点がある。
【０００５】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、供給装置の姿勢にかかわらず原材料を円
滑に供給装置の内部に導入することのできる流動性材料
の供給方法と、この流動性材料の供給方法を実施するに
好適な流動性材料の供給装置とを提供することを課題と
する。
されたもので、供給装置の姿勢にかかわらず原材料を円
滑に供給装置の内部に導入することのできる流動性材料
の供給方法と、この流動性材料の供給方法を実施するに
好適な流動性材料の供給装置とを提供することを課題と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る流動性材料の供給方法は、請求項１に
記載のように、連続体形に成形された原材料を供給装置
の原材料導入口から供給装置の内部に連続的に巻込んで
導入し、供給装置の内部で原材料を流動化させた流動性
材料を供給装置のノズルから供給する手段を採用する。
また、請求項２に記載のように、請求項１の流動性材料
の供給方法において、原材料の巻込みを停止させまたは
巻戻すことにより、供給される流動性材料を定量するこ
とを特徴とする手段を採用する。
め、本発明に係る流動性材料の供給方法は、請求項１に
記載のように、連続体形に成形された原材料を供給装置
の原材料導入口から供給装置の内部に連続的に巻込んで
導入し、供給装置の内部で原材料を流動化させた流動性
材料を供給装置のノズルから供給する手段を採用する。
また、請求項２に記載のように、請求項１の流動性材料
の供給方法において、原材料の巻込みを停止させまたは
巻戻すことにより、供給される流動性材料を定量するこ
とを特徴とする手段を採用する。
【０００７】前述の課題を解決するため、本発明に係る
流動性材料の供給装置は、請求項３に記載のように、先
端に流動性材料が供給されるノズルが設けられ後端側に
原材料が導入される原材料導入口が設けられたシリンダ
と、シリンダの内部に嵌合されシリンダの内部で回転す
る回転体と、シリンダ，回転体の間に設けられ原材料を
流動化させる流動化間隙とを備えてなる流動性材料の供
給装置において、流動化間隙の少なくとも一部をシリン
ダの内面に設けられた螺旋溝とし、原材料を連続体形に
成形したことを特徴とする手段を採用する。また、請求
項４に記載のように、請求項３の流動性材料の供給装置
において、回転体の外面に滑止溝を設けたことを特徴と
する手段を採用する。また、請求項５に記載のように、
請求項３の流動性材料の供給装置において、原材料導入
口付近に原材料に送込力を付与するピンチローラを設け
たことを特徴とする。また、請求項６に記載のように、
請求項３〜５のいずれかの流動性材料の供給装置におい
て、回転体を回転駆動する駆動部と、原材料が収納され
た原材料収納部とを一体的に組付けたことを特徴とす
る。
流動性材料の供給装置は、請求項３に記載のように、先
端に流動性材料が供給されるノズルが設けられ後端側に
原材料が導入される原材料導入口が設けられたシリンダ
と、シリンダの内部に嵌合されシリンダの内部で回転す
る回転体と、シリンダ，回転体の間に設けられ原材料を
流動化させる流動化間隙とを備えてなる流動性材料の供
給装置において、流動化間隙の少なくとも一部をシリン
ダの内面に設けられた螺旋溝とし、原材料を連続体形に
成形したことを特徴とする手段を採用する。また、請求
項４に記載のように、請求項３の流動性材料の供給装置
において、回転体の外面に滑止溝を設けたことを特徴と
する手段を採用する。また、請求項５に記載のように、
請求項３の流動性材料の供給装置において、原材料導入
口付近に原材料に送込力を付与するピンチローラを設け
たことを特徴とする。また、請求項６に記載のように、
請求項３〜５のいずれかの流動性材料の供給装置におい
て、回転体を回転駆動する駆動部と、原材料が収納され
た原材料収納部とを一体的に組付けたことを特徴とす
る。
【０００８】
【作用】前述の手段によると、請求項１では、連続体形
に成形された原材料が供給装置の内部に連続的に巻込み
導入され、供給装置の姿勢に影響を受けなくなる。
に成形された原材料が供給装置の内部に連続的に巻込み
導入され、供給装置の姿勢に影響を受けなくなる。
【０００９】また、請求項２では、原材料の導入を停止
等すると、原材料の流動化も停止されて流動性材料の供
給も停止される。
等すると、原材料の流動化も停止されて流動性材料の供
給も停止される。
【００１０】また、請求項３では、前述の請求項１の作
用において、原材料が螺旋溝である流動化間隙によって
案内され回転体との摩擦で巻込み導入される。
用において、原材料が螺旋溝である流動化間隙によって
案内され回転体との摩擦で巻込み導入される。
【００１１】また、請求項４では、前述の請求項３の作
用において、滑止溝が回転体と原材料との摩擦を高め
る。
用において、滑止溝が回転体と原材料との摩擦を高め
る。
【００１２】また、請求項５では、前述の請求項３の作
用において、ピンチローラによって、巻込まれる原材料
に対して送込力が付与される。
用において、ピンチローラによって、巻込まれる原材料
に対して送込力が付与される。
【００１３】また、請求項５では、前述の請求項３の作
用において、独立運転が可能な必要最小限の機構（駆動
部，原材料収納部）が装備される。
用において、独立運転が可能な必要最小限の機構（駆動
部，原材料収納部）が装備される。
【００１４】
【実施例】以下、本発明に係る流動性材料の供給方法お
よび供給装置の実施例を図面に基いて説明する。
よび供給装置の実施例を図面に基いて説明する。
【００１５】図１〜図６は、本発明に係る流動性材料の
供給方法および供給装置の第１実施例を示すものであ
る。
供給方法および供給装置の第１実施例を示すものであ
る。
【００１６】この実施例は、合成樹脂成形分野の押出機
として使用するに好適なものを示してある。
として使用するに好適なものを示してある。
【００１７】この実施例は、図１に示すように、シリン
ダ１，回転体２，流動化間隙３からなる装置構成からな
る。
ダ１，回転体２，流動化間隙３からなる装置構成からな
る。
【００１８】シリンダ１は、先端側を先絞り形に形成し
てなるもので、先端に流動性材料Ｐが供給されるノズル
１１が設けられ、後端側に原材料Ｔが導入される原材料
導入口１２が設けらている。なお、図示してないが、シ
リンダ１の外部等には加熱ヒータが装備される。
てなるもので、先端に流動性材料Ｐが供給されるノズル
１１が設けられ、後端側に原材料Ｔが導入される原材料
導入口１２が設けらている。なお、図示してないが、シ
リンダ１の外部等には加熱ヒータが装備される。
【００１９】回転体２は、シリンダ１の内面１３と対応
して先端側が先絞り形に形成されている。この回転体２
は、シリンダ１の内部に嵌合され、シリンダ１の内部で
モータ（駆動部）４により回転駆動されるようになって
いる。また、この回転体２の外面２１には、ローレット
加工等による浅溝形の滑止溝２２が刻設されている。な
お、モータは４、シリンダ１の後端側に接続したケーシ
ング５の中に内蔵されている。
して先端側が先絞り形に形成されている。この回転体２
は、シリンダ１の内部に嵌合され、シリンダ１の内部で
モータ（駆動部）４により回転駆動されるようになって
いる。また、この回転体２の外面２１には、ローレット
加工等による浅溝形の滑止溝２２が刻設されている。な
お、モータは４、シリンダ１の後端側に接続したケーシ
ング５の中に内蔵されている。
【００２０】流動化間隙３は、シリンダ１の内面１３に
前記ノズル１１，原材料導入口１２を連通するように掘
り込まれた螺旋溝からなる。
前記ノズル１１，原材料導入口１２を連通するように掘
り込まれた螺旋溝からなる。
【００２１】この実施例の装置構成に使用される原材料
Ｔは、粒状，粉状の合成樹脂材料を帯形の連続体形に成
形するか、帯形に製造される合成樹脂材料をそのまま利
用したものである。従って、原材料の製造コストが低減
される。また、粒状，粉状のものよりも空気の混在率が
低いため、運搬コストも低減される。この原材料Ｔは、
リールに捲回される等して原材料収納部６に収納され
る。なお、原材料収納部６は、シリンダ１の原材料導入
口１２に連結される。
Ｔは、粒状，粉状の合成樹脂材料を帯形の連続体形に成
形するか、帯形に製造される合成樹脂材料をそのまま利
用したものである。従って、原材料の製造コストが低減
される。また、粒状，粉状のものよりも空気の混在率が
低いため、運搬コストも低減される。この原材料Ｔは、
リールに捲回される等して原材料収納部６に収納され
る。なお、原材料収納部６は、シリンダ１の原材料導入
口１２に連結される。
【００２２】この実施例によると、モータ４により回転
している回転体２に対して、シリンダ１の原材料導入口
１２から原材料Ｔが挿入されると、原材料Ｔが回転体２
との摩擦でシリンダ１の内部へ巻込まれる。このとき、
回転体２の外面２１に刻設されている滑止溝２２は、原
材料Ｔとの摩擦を高めて原材料Ｔの巻込みを円滑にす
る。また、原材料Ｔは、回転体２への最初の巻付きが回
転体２の先絞り形の大径部２３であるため、大きな巻込
みトルクを受けて確実に巻込まれる。
している回転体２に対して、シリンダ１の原材料導入口
１２から原材料Ｔが挿入されると、原材料Ｔが回転体２
との摩擦でシリンダ１の内部へ巻込まれる。このとき、
回転体２の外面２１に刻設されている滑止溝２２は、原
材料Ｔとの摩擦を高めて原材料Ｔの巻込みを円滑にす
る。また、原材料Ｔは、回転体２への最初の巻付きが回
転体２の先絞り形の大径部２３であるため、大きな巻込
みトルクを受けて確実に巻込まれる。
【００２３】シリンダ１の内部へ巻込まれた原材料Ｔ
は、螺旋溝からなる流動化間隙３に案内されてノズル１
１へ送られる。原材料Ｔがノズル１１へ送り込まれる間
では、原材料Ｔとシリンダ１の内面１２，回転体２の外
面２１との摩擦で原材料Ｔが混練されて可塑化（流動
化）される。このとき、図示しない加熱ヒータは、可塑
化を促進する。また、原材料Ｔがノズル１１側へ移動す
るにともない、原材料Ｔが回転体２の先絞り形の大径部
２３から小径部２４によって次第に加圧され、可塑化が
促進される。
は、螺旋溝からなる流動化間隙３に案内されてノズル１
１へ送られる。原材料Ｔがノズル１１へ送り込まれる間
では、原材料Ｔとシリンダ１の内面１２，回転体２の外
面２１との摩擦で原材料Ｔが混練されて可塑化（流動
化）される。このとき、図示しない加熱ヒータは、可塑
化を促進する。また、原材料Ｔがノズル１１側へ移動す
るにともない、原材料Ｔが回転体２の先絞り形の大径部
２３から小径部２４によって次第に加圧され、可塑化が
促進される。
【００２４】そして、原材料Ｔが可塑化された流動性材
料Ｐは、ノズル１１からシリンダ１の外部へ押出される
ことになる。
料Ｐは、ノズル１１からシリンダ１の外部へ押出される
ことになる。
【００２５】このような原材料Ｔ，流動性材料Ｐのシリ
ンダ１の原材料導入口１２からノズル１１までの移動に
は、常時回転体２のトルクが作用している。従って、シ
リンダ１等の装置構成がそのような姿勢でも、原材料
Ｔ，流動性材料Ｐの移動が確実に行われる。このため、
図３に示すような上下，左右，前後方向への姿勢移動や
図４に示すような姿勢回転が可能になって、各種の工作
機等に組込むことが可能となる。特に、モータ４，原材
料収納部６を備えることによって、どのような位置でも
独立運転が可能となるため、汎用性が高くなる。
ンダ１の原材料導入口１２からノズル１１までの移動に
は、常時回転体２のトルクが作用している。従って、シ
リンダ１等の装置構成がそのような姿勢でも、原材料
Ｔ，流動性材料Ｐの移動が確実に行われる。このため、
図３に示すような上下，左右，前後方向への姿勢移動や
図４に示すような姿勢回転が可能になって、各種の工作
機等に組込むことが可能となる。特に、モータ４，原材
料収納部６を備えることによって、どのような位置でも
独立運転が可能となるため、汎用性が高くなる。
【００２６】なお、図５，図６には、用途例を示してあ
る。図５は、シリンダ１（ノズル１１）に金型の一部構
成部材７を連結して、２枚の板材Ａ，Ｂを貫通する鋲孔
に流動性材料Ｐを充填して接合する鋲打機として使用す
るものである。また、図６は、シリンダ１（ノズル１
１）に加熱部８を連結して、２枚の板材Ａ，Ｂの継目に
流動性材料Ｐを流して溶接する溶接機として使用するも
のである。
る。図５は、シリンダ１（ノズル１１）に金型の一部構
成部材７を連結して、２枚の板材Ａ，Ｂを貫通する鋲孔
に流動性材料Ｐを充填して接合する鋲打機として使用す
るものである。また、図６は、シリンダ１（ノズル１
１）に加熱部８を連結して、２枚の板材Ａ，Ｂの継目に
流動性材料Ｐを流して溶接する溶接機として使用するも
のである。
【００２７】また、流動性材料Ｐのシリンダ１のノズル
１１からの押出しを停止させるには、回転体２の回転を
停止させまたは僅かに逆回転させる。この回転体２の回
転の停止，逆回転は、前述の原材料Ｔ，流動性材料Ｐに
対するトルクの作用停止または逆作用となるため、原材
料Ｔ，流動性材料Ｐの全体のノズル１１側への移動が阻
止されることになる。従って、モータ４を精度の高いサ
ーボモータ等とすることによって、モータ４の回転制御
で流動性材料Ｐの押出し量を定量することができる。
１１からの押出しを停止させるには、回転体２の回転を
停止させまたは僅かに逆回転させる。この回転体２の回
転の停止，逆回転は、前述の原材料Ｔ，流動性材料Ｐに
対するトルクの作用停止または逆作用となるため、原材
料Ｔ，流動性材料Ｐの全体のノズル１１側への移動が阻
止されることになる。従って、モータ４を精度の高いサ
ーボモータ等とすることによって、モータ４の回転制御
で流動性材料Ｐの押出し量を定量することができる。
【００２８】図７は、本発明に係る流動性材料の供給方
法および供給装置の第２実施例を示すものである。
法および供給装置の第２実施例を示すものである。
【００２９】この実施例は、合成樹脂成形分野の射出機
として使用するに好適なものを示してある。
として使用するに好適なものを示してある。
【００３０】この実施例の回転体２の軸心には、スリー
ブ９とプランジャ１０とを貫通して設けてある。また、
この実施例のノズル１１は、シリンダ１の先端に螺合取
付けされ、シリンダ１の先端とノズル１１との間に調整
間隙Ｓを可変形成することができるようになっている。
ブ９とプランジャ１０とを貫通して設けてある。また、
この実施例のノズル１１は、シリンダ１の先端に螺合取
付けされ、シリンダ１の先端とノズル１１との間に調整
間隙Ｓを可変形成することができるようになっている。
【００３１】この実施例によると、スリーブ９をノズル
１１側へスライドさせることにより流動性材料Ｐを一定
量区画し、プランジャ１０をノズル１１側へスライドさ
せることにより流動性材料Ｐをノズル１１から射出する
ことができる。また、調整間隙Ｓを可変することによ
り、スリーブ９による流動性材料Ｐの区画量を可変する
ことができ、流動性材料Ｐ（原材料Ｔ）の加圧を調整し
て可塑化度を可変することができる。
１１側へスライドさせることにより流動性材料Ｐを一定
量区画し、プランジャ１０をノズル１１側へスライドさ
せることにより流動性材料Ｐをノズル１１から射出する
ことができる。また、調整間隙Ｓを可変することによ
り、スリーブ９による流動性材料Ｐの区画量を可変する
ことができ、流動性材料Ｐ（原材料Ｔ）の加圧を調整し
て可塑化度を可変することができる。
【００３２】さらに、図８，図９には、ケーシング５に
おけるモータ４等の組付構造例を示してある。
おけるモータ４等の組付構造例を示してある。
【００３３】図８に示す組付構造は、回転体２の後端部
側にギア２５を同軸に固定し、ケーシング５に収容され
たモータ４の本体部４１からシリンダ１側に突出モータ
軸４２に固定した駆動ギア４３に噛合させてある。ま
た、前述の第２実施例のスリーブ９を省略して設けられ
たプランジャ１０に対しては、プランジャ１０の後端部
をケーシング５の内部まで配設してネジ部１０１を設
け、ケーシング５に前記モータ４に隣接して収容された
中空形のサーブモータ等のモータ２０で回転されるネジ
筒３０でボール４０を介して回転駆動するようにしてあ
る。
側にギア２５を同軸に固定し、ケーシング５に収容され
たモータ４の本体部４１からシリンダ１側に突出モータ
軸４２に固定した駆動ギア４３に噛合させてある。ま
た、前述の第２実施例のスリーブ９を省略して設けられ
たプランジャ１０に対しては、プランジャ１０の後端部
をケーシング５の内部まで配設してネジ部１０１を設
け、ケーシング５に前記モータ４に隣接して収容された
中空形のサーブモータ等のモータ２０で回転されるネジ
筒３０でボール４０を介して回転駆動するようにしてあ
る。
【００３４】図９に示す組付構造は、回転体２に対する
モータ４について、図８同様の構造としてある。ただ
し、プランジャ１０に対しては、プランジャ１０の後端
部をケーシング５の内部まで配設してピストン１０２部
を設け、ケーシング５に前記モータ４に隣接して収容さ
れた復動形の油圧シリンダ５０で往復駆動するようにし
てある。
モータ４について、図８同様の構造としてある。ただ
し、プランジャ１０に対しては、プランジャ１０の後端
部をケーシング５の内部まで配設してピストン１０２部
を設け、ケーシング５に前記モータ４に隣接して収容さ
れた復動形の油圧シリンダ５０で往復駆動するようにし
てある。
【００３５】この図８，図９に示す組付構造によると、
回転体２，プランジャ１０に対する駆動部（モータ２
０，油圧シリンダ５０）等をコンパクトに組込むことが
できる。このため、図３に示すような上下，左右，前後
方向への姿勢移動や図４に示すような姿勢回転をより複
雑にしても対応することができ、より広範な種類の工作
機等への組込みが可能となる。
回転体２，プランジャ１０に対する駆動部（モータ２
０，油圧シリンダ５０）等をコンパクトに組込むことが
できる。このため、図３に示すような上下，左右，前後
方向への姿勢移動や図４に示すような姿勢回転をより複
雑にしても対応することができ、より広範な種類の工作
機等への組込みが可能となる。
【００３６】さらに、図１０には、前述の図８，図９に
示したケーシング５におけるモータ４等の組付構造例の
変形例を示してある。
示したケーシング５におけるモータ４等の組付構造例の
変形例を示してある。
【００３７】この組付構造例は、図８に示した組付構造
例の一部を改良して、２つの中空形のサーブモータ等の
モータ４，２０を同軸上に配置している。即ち、プラン
ジャ１０を駆動するモータ２０は、図８と同様の組付構
造である。回転体２を駆動するモータ４は、回転体２の
端部に設けられたフランジ２６に連結している。
例の一部を改良して、２つの中空形のサーブモータ等の
モータ４，２０を同軸上に配置している。即ち、プラン
ジャ１０を駆動するモータ２０は、図８と同様の組付構
造である。回転体２を駆動するモータ４は、回転体２の
端部に設けられたフランジ２６に連結している。
【００３８】この変形例によると、図８，図９に示す組
付構造をさらにコンパクト化することができる。
付構造をさらにコンパクト化することができる。
【００３９】なお、図１０では、ノズル１１近くで螺旋
溝からなる流動化間隙３を回転体２側に設けてある。こ
の流動化間隙３の配置によると、原材料Ｔの混練力が高
くなる。
溝からなる流動化間隙３を回転体２側に設けてある。こ
の流動化間隙３の配置によると、原材料Ｔの混練力が高
くなる。
【００４０】さらに、図１１では、原材料導入口１２付
近にピンチローラ６０を設けて、原材料Ｔに送込力を付
与している。このピンチローラ６０を備えると、原材料
Ｔの巻込が助勢される。なお、ピンチローラ６０を備え
た場合には、前述の回転体２の滑止溝２２を設けなくて
もよい。
近にピンチローラ６０を設けて、原材料Ｔに送込力を付
与している。このピンチローラ６０を備えると、原材料
Ｔの巻込が助勢される。なお、ピンチローラ６０を備え
た場合には、前述の回転体２の滑止溝２２を設けなくて
もよい。
【００４１】以上、図示した実施例の外に、原材料Ｔを
丸棒形等の連続体形の実施例とすることも可能である。
なお、螺旋溝からなる流動化間隙３の断面形状は、巻込
み効率からみて原材料Ｔの断面形状と一致していること
が望ましいが、必ずしも一致しなくとも巻込みが可能で
ある。
丸棒形等の連続体形の実施例とすることも可能である。
なお、螺旋溝からなる流動化間隙３の断面形状は、巻込
み効率からみて原材料Ｔの断面形状と一致していること
が望ましいが、必ずしも一致しなくとも巻込みが可能で
ある。
【００４２】さらに、原材料収納部６の構造によって
は、原材料Ｔの連続体形を短尺状に形成して束ね収納す
る実施例とすることも可能である。
は、原材料Ｔの連続体形を短尺状に形成して束ね収納す
る実施例とすることも可能である。
【００４３】
【発明の効果】以上のように本発明に係る流動性材料の
供給方法は、請求項１，２共通として、連続体形に成形
された原材料が供給装置の内部に連続的に巻込み導入さ
れるため、供給装置の姿勢にかかわらず原材料を円滑に
供給装置の内部に導入することができる効果がある。
供給方法は、請求項１，２共通として、連続体形に成形
された原材料が供給装置の内部に連続的に巻込み導入さ
れるため、供給装置の姿勢にかかわらず原材料を円滑に
供給装置の内部に導入することができる効果がある。
【００４４】また、請求項１，２共通として、製造され
た合成樹脂材料等をそのまま原材料として利用すること
ができるため、原材料の製造コストが低減される効果が
ある。
た合成樹脂材料等をそのまま原材料として利用すること
ができるため、原材料の製造コストが低減される効果が
ある。
【００４５】また、請求項１，２共通として、空気混在
率の高い粒状，粉状の原材料に比して、運搬コストが低
減される効果がある。
率の高い粒状，粉状の原材料に比して、運搬コストが低
減される効果がある。
【００４６】また、請求項２のみとして、原材料の巻込
み停止または巻戻しで流動性材料を定量することができ
るため、流動性材料の供給量の調整が容易である効果が
ある。
み停止または巻戻しで流動性材料を定量することができ
るため、流動性材料の供給量の調整が容易である効果が
ある。
【００４７】さらに、以上のように本発明に係る流動性
材料の供給装置は、請求項３〜６共通として、前述の本
発明に係る流動性材料の供給方法の効果を損なわずに実
施することができる効果がある。また、この効果によ
り、各種の工作機等への組込みが可能となる効果が生ず
る。
材料の供給装置は、請求項３〜６共通として、前述の本
発明に係る流動性材料の供給方法の効果を損なわずに実
施することができる効果がある。また、この効果によ
り、各種の工作機等への組込みが可能となる効果が生ず
る。
【００４８】また、請求項３〜６共通として、原材料の
巻込みを回転体との摩擦で行うため、原材料の巻込み制
御を容易に行うことができる効果がある。
巻込みを回転体との摩擦で行うため、原材料の巻込み制
御を容易に行うことができる効果がある。
【００４９】また、請求項４のみとして、滑止溝で原材
料と回転体との摩擦力を高めることができるため、原材
料の導入を確実に行うことができる効果がある。
料と回転体との摩擦力を高めることができるため、原材
料の導入を確実に行うことができる効果がある。
【００５０】また、請求項５のみとして、ピンチローラ
による送込力の付与により、原材料の巻込みがより確実
になる効果がある。
による送込力の付与により、原材料の巻込みがより確実
になる効果がある。
【００５１】また、請求項６のみとして、種々の姿勢位
置での運転が可能となるため、汎用性が高くなる効果が
ある。
置での運転が可能となるため、汎用性が高くなる効果が
ある。
【図１】本発明に係る流動性材料の供給方法および供給
装置の第１実施例を示す要部の断面図である。
装置の第１実施例を示す要部の断面図である。
【図２】図１の全体の斜視図である。
【図３】図１，図２の使用状態の姿勢を示す側面図であ
る。
る。
【図４】図１，図２の他の使用状態の姿勢を示す側面図
である。
である。
【図５】図１，図２の用途例を示す側面図である
【図６】図１，図２の他の用途例を示す側面図である
【図７】本発明に係る流動性材料の供給方法および供給
装置の第２実施例を示す要部の断面図である。
装置の第２実施例を示す要部の断面図である。
【図８】工作機等への組込みのための駆動部等の組付構
造例を示す断面図である。
造例を示す断面図である。
【図９】図８の別の組付構造例を示す断面図である。
【図１０】図８，図９の変形例を示す断面図である。
【図１１】原材料の巻込み構造の変形例を示す断面図で
ある。
ある。
１ シリンダ １１ ノズル １２ 原材料導入部 １３ 内面 ２ 回転体 ３ 流動化間隙（螺旋溝） ４ モータ（駆動部） ６ 原材料収納部 Ｐ 流動性材料 Ｔ 原材料
Claims (6)
- 【請求項１】 連続体形に成形された原材料を供給装置
の原材料導入口から供給装置の内部に連続的に巻込んで
導入し、供給装置の内部で原材料を流動化させた流動性
材料を供給装置のノズルから供給する流動性材料の供給
方法。 - 【請求項２】 請求項１の流動性材料の供給方法におい
て、原材料の巻込みを停止させまたは巻戻すことによ
り、供給される流動性材料を定量することを特徴とする
流動性材料の供給方法。 - 【請求項３】 先端に流動性材料が供給されるノズルが
設けられ後端側に原材料が導入される原材料導入口が設
けられたシリンダと、シリンダの内部に嵌合されシリン
ダの内部で回転する回転体と、シリンダ，回転体の間に
設けられ原材料を流動化させる流動化間隙とを備えてな
る流動性材料の供給装置において、流動化間隙の少なく
とも一部をシリンダの内面に設けられた螺旋溝とし、原
材料を連続体形に成形したことを特徴とする流動性材料
の供給装置。 - 【請求項４】 請求項３の流動性材料の供給装置におい
て、回転体の外面に滑止溝を設けたことを特徴とする流
動性材料の供給装置。 - 【請求項５】 請求項３の流動性材料の供給装置におい
て、原材料導入口付近に原材料に送込力を付与するピン
チローラを設けたことを特徴とする流動性材料の供給装
置。 - 【請求項６】 請求項３〜５のいずれかの流動性材料の
供給装置において、回転体を回転駆動する駆動部と、原
材料が収納された原材料収納部とを一体的に組付けたこ
とを特徴とする流動性材料の供給装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6158940A JPH0825451A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 流動性材料の供給方法および供給装置 |
| US08/499,172 US5674004A (en) | 1994-07-11 | 1995-07-07 | Device and method for supplying fluid materials |
| GB9514024A GB2291003B (en) | 1994-07-11 | 1995-07-07 | Device and method for supplying fluid materials |
| DE19525252A DE19525252A1 (de) | 1994-07-11 | 1995-07-11 | Vorrichtung und Verfahren zum Zuführen von Fluidmaterialien |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6158940A JPH0825451A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 流動性材料の供給方法および供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0825451A true JPH0825451A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15682672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6158940A Pending JPH0825451A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 流動性材料の供給方法および供給装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5674004A (ja) |
| JP (1) | JPH0825451A (ja) |
| DE (1) | DE19525252A1 (ja) |
| GB (1) | GB2291003B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013506579A (ja) * | 2009-09-30 | 2013-02-28 | ストラタシス，インコーポレイテッド | 押し出し式デジタル製造システム用のリボン液化機 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI100022B (fi) * | 1996-02-08 | 1997-08-29 | Nextrom Holding Sa | Suulakepuristin |
| FI106004B (fi) * | 1996-04-04 | 2000-11-15 | Nextrom Holding Sa | Suulakepuristusmenetelmä ja suulakepuristin |
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| DE19959174B4 (de) * | 1999-12-08 | 2006-03-23 | A-Z Formen- Und Maschinenbau Gmbh | Extrusionsvorrichtung |
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- 1995-07-11 DE DE19525252A patent/DE19525252A1/de not_active Withdrawn
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| DE19525252A1 (de) | 1996-01-25 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040413 |