JPH0825255A - 直線移動型ロボット - Google Patents

直線移動型ロボット

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JPH0825255A
JPH0825255A JP16499894A JP16499894A JPH0825255A JP H0825255 A JPH0825255 A JP H0825255A JP 16499894 A JP16499894 A JP 16499894A JP 16499894 A JP16499894 A JP 16499894A JP H0825255 A JPH0825255 A JP H0825255A
Authority
JP
Japan
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frame
temperature
slider
temperature sensor
pulse
Prior art date
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Pending
Application number
JP16499894A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhiro Ogiya
厚宏 扇谷
Toru Tanaka
徹 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP16499894A priority Critical patent/JPH0825255A/ja
Publication of JPH0825255A publication Critical patent/JPH0825255A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度変化によるフレームの伸縮が発生して
も、それを補正できる直線移動型ロボットを提供するも
のである。 【構成】 タイミングベルトにより駆動する直線移動型
ロボット10において、ロボット10のフレーム16の
温度を検知する温度センサ32と、タイミングベルト2
6を移動させるモータ22の回転角度を検出し、所定の
回転角度毎にパルス信号を出力するパルスエンコーダ3
4と、温度センサ32が検知した温度に伴ってパルスエ
ンコーダ34が出力したパルス信号を補正するマイコン
36とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直線移動型ロボットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、直方体状のフレームの上を、
スライダが直線方向に移動するロボットがある。
【0003】このロボットは、ロボット本体であるフレ
ーム内部の両端部に一対のプーリが設けられ、これらプ
ーリにベルトが掛け渡され、このベルトに前記スライダ
を取付けて、プーリをモータによって回転させることに
より、スライダを直線移動させている。
【0004】そして、このスライダの移動距離は、モー
タの回転角度をパルスエンコーダで読み、そのパルスエ
ンコーダから出力されたパルスの数によって前記移動距
離を判別している。
【0005】具体的には、モータの1回転当たりのスラ
イダの移動量を、モータの1回転当たりのパルスエンコ
ーダが出力するパルス数で割った「パルスレート(mm
/パルス)」を、ロボットを制御するマイコンに出力
し、マイコンでは、このパルスレートによって、スライ
ダの移動距離を制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記直
線移動型ロボットにおいて、フレームの長手方向の大き
さが長いと、温度変化によるフレームの伸縮が発生し、
前記パルスレートの大きさが変わり、マイコンによる位
置決め制御の精度が悪くなるという問題がある。特に、
フレームは、アルミ押し出し材等により形成されている
ため、フレームの熱膨張により、一対のプーリの間隔が
変化し、前記のような問題が発生する。
【0007】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、温度
変化によるフレームの伸縮が発生しても、それを補正で
きる直線移動型ロボットを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、直方
体状のフレーム内部の両端部に一対のプーリを設け、こ
れらプーリにベルトを掛け渡し、このベルトにスライダ
を設けて、前記プーリをモータによって回転させること
により前記スライダを前記フレームに沿って直線移動さ
せる直線移動型ロボットにおいて、前記フレームの温度
を検知する温度センサと、前記モータの回転角度を検出
し、所定の回転角度毎にパルス信号を出力するパルスエ
ンコーダと、前記温度センサが検知した温度に伴って前
記パルスエンコーダが出力したパルス信号を補正する補
正手段とよりなるものである。
【0009】請求項2の発明は、直方体状のフレーム内
部の両端部に一対のプーリを設け、これらプーリにベル
トを掛け渡し、このベルトにスライダを設けて、前記プ
ーリをステッピングモータによって回転させることによ
り前記スライダを前記フレームに沿って直線移動させる
直線移動型ロボットにおいて、前記フレームの温度を検
知する温度センサと、前記温度センサが検知した温度に
伴って前記ステッピングモータを回転させるパルス信号
を補正する補正手段とよりなる。
【0010】
【作 用】上記構成の請求項1の直線移動型ロボットに
ついて説明する。
【0011】パルスエンコーダは、プーリを回転させる
モータの回転角度を検出し、所定の回転角度毎にパルス
信号を出力する。また、補正手段は、このパルス信号を
温度センサが検知した温度に伴って補正する。例えば、
温度が上がった場合には、フレームが熱膨張して伸びる
ため、この熱膨張分を補正する。
【0012】上記構成の請求項2の直線移動型ロボット
について説明する。
【0013】補正手段は、ステッピングモータを回転さ
せるパルス信号を温度センサが検知した温度に伴って補
正する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0015】符号10は、本発明の一実施例を示す直線
移動型ロボットであって、本体12と、コントローラ1
4とより形成される。
【0016】符号14は、本体を構成するアルミ製のフ
レームであって、直方体状を成している。
【0017】符号18,20は、フレーム16の底面両
端に設けられた一対のプーリである。このうち、駆動プ
ーリ18には、DCサーボモータ22がベルト24を介
して接続されている。また、一対のプーリ18,20の
間には、タイミングベルト26が設けられている。
【0018】符号28,28は、フレーム16の底面長
手方向に沿って設けられた一対のレールである。
【0019】符号30は、タイミングベルト26に固定
され、レール28,28に沿って移動するスライダであ
る。
【0020】符号32は、フレーム16の内側壁に取付
けられた温度センサである。この温度センサ32は、フ
レーム16の温度を検出する。
【0021】符号34は、DCサーボモータ22に設け
られたパルスエンコーダである。このパルスエンコーダ
34は、サーボモータ22が所定の角度回転する毎に、
パルス信号を出力する。
【0022】符号36は、コントローラ14内部に設け
られたマイコンである。このマイコン36内部には、I
/Oポート38,CPU40,メモリ42が設けられて
いる。また、このマイコン36には、温度センサ32と
パルスエンコーダ34が接続されている。さらに、メモ
リ42内部には、フレーム16の温度毎のパルスレート
の補正値が記憶されている。ここで「パルスレート」と
は前記したように、1パルス当たりに進むスライダ30
の進む距離である。
【0023】上記構成の直線移動型ロボット10の動作
状態にいて説明する。
【0024】マイコン36は、作業者によって設定され
たプログラムに合わせてサーボモータ22を回転させ、
スライダ30を所定の位置に移動させる。この場合に、
温度センサ32において検知されたフレーム16の温度
に応じて、メモリ42からその温度に対応したパルスレ
ートの補正値を呼出し、パルスエンコーダ34から入力
したパルス信号をパルスレートに変換して、このパルス
レートを前記補正値で補正し制御を行う。具体的には、
常温以上にフレーム16の温度が上がった場合には、フ
レーム16は熱膨張して、長手方向に伸びるため、この
伸びた距離だけ、パルスレートを大きくする。すなわ
ち、この熱膨張分だけパルスレートの値を大きくしてや
る。これにより、マイコン36からのスライダ30の位
置決め制御が精度よく行うことができる。
【0025】なお、上記実施例ではDCサーボモータ2
2について説明したが、これに代えてステッピングモー
タを使用する場合には、このステッピングモータを駆動
させるパルスを、温度センサ32からの検出した温度に
よって補正してやればよい。
【0026】
【発明の効果】以上により、本発明の直線移動型ロボッ
トであると、温度センサにより検知した温度によって、
パルスエンコーダが出力したパルス信号を補正するた
め、フレームが温度により熱膨張したりした場合でも、
その分を補正することができ、スライダの位置決めを精
度よくすることができる。
【0027】請求項2の直線移動型ロボットであると、
補正手段が、ステッピングモータを回転させるパルス信
号を温度センサが検知した温度に伴って補正する。その
ため、フレームが温度により熱膨張したりした場合で
も、その分を補正することができ、スライダの位置決め
を精度よくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す直線移動型ロボットの
斜視図である。
【図2】ロボット本体の平面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】直線移動型ロボットのブロック図である。
【符号の説明】
10 直線移動型ロボット 12 本体 14 コントローラ 16 フレーム 18 プーリ 20 プーリ 22 サーボモータ 24 ベルト 26 タイミングベルト 28 レール 30 スライダ 32 温度センサ 34 パルスエンコーダ 36 マイコン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直方体状のフレーム内部の両端部に一対の
    プーリを設け、これらプーリにベルトを掛け渡し、この
    ベルトにスライダを設けて、前記プーリをモータによっ
    て回転させることにより前記スライダを前記フレームに
    沿って直線移動させる直線移動型ロボットにおいて、 前記フレームの温度を検知する温度センサと、 前記モータの回転角度を検出し、所定の回転角度毎にパ
    ルス信号を出力するパルスエンコーダと、 前記温度センサが検知した温度に伴って前記パルスエン
    コーダが出力したパルス信号を補正する補正手段とより
    なることを特徴とする直線移動型ロボット。
  2. 【請求項2】直方体状のフレーム内部の両端部に一対の
    プーリを設け、これらプーリにベルトを掛け渡し、この
    ベルトにスライダを設けて、前記プーリをステッピング
    モータによって回転させることにより前記スライダを前
    記フレームに沿って直線移動させる直線移動型ロボット
    において、 前記フレームの温度を検知する温度センサと、 前記温度センサが検知した温度に伴って前記ステッピン
    グモータを回転させるパルス信号を補正する補正手段と
    よりなることを特徴とする直線移動型ロボット。
JP16499894A 1994-07-18 1994-07-18 直線移動型ロボット Pending JPH0825255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16499894A JPH0825255A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 直線移動型ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16499894A JPH0825255A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 直線移動型ロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0825255A true JPH0825255A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15803907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16499894A Pending JPH0825255A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 直線移動型ロボット

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JP (1) JPH0825255A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013133779A3 (en) * 2012-03-07 2014-03-13 Robat Kontrol Otomasyon Ar Ge Ve Yazilim Catenary measurement robot and method
CN104209955A (zh) * 2014-09-22 2014-12-17 青岛蓝图文化传播有限公司市南分公司 一种新型机械手
KR20220119135A (ko) 2019-12-24 2022-08-26 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 흡수방지제 및 판지

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