JPH08251263A - 携帯型通信装置 - Google Patents

携帯型通信装置

Info

Publication number
JPH08251263A
JPH08251263A JP7054447A JP5444795A JPH08251263A JP H08251263 A JPH08251263 A JP H08251263A JP 7054447 A JP7054447 A JP 7054447A JP 5444795 A JP5444795 A JP 5444795A JP H08251263 A JPH08251263 A JP H08251263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
antenna
reception
receiver
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7054447A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiro Sasaki
忠 寛 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7054447A priority Critical patent/JPH08251263A/ja
Publication of JPH08251263A publication Critical patent/JPH08251263A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンテナの送受信性能を低下させることなく
小型化に寄与することを可能にする。 【構成】 受信部および送信部と、この受信部および送
信部を収納するケース2と、このケースの一端に設けら
れて送信部に接続されたマイクロフォン部42と、受信
部に接続されてケースの他端から外に延びている可とう
性のリード線33と、このリード線に接続されたレシー
バ・イヤフォン部35と、リード線のケース側に設けら
れた可とう性の送受信用アンテナ10と、リード線およ
び送受信用アンテナならびにレシーバ・イヤフォン部を
収納するためにケース内に設けられた収納スペース6と
を備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯型通信装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯型通信装置は携帯性を重視
するために小型化が進むとともに送信可能な情報量を多
くするためにより高い周波数を使用する方向に動いてい
る。
【0003】従来の携帯型通信装置を図7に示す。この
通信装置100は筐体2上に操作盤4と、アンテナ10
と、スピーカ部32と、マイクロフォン42部とが設け
られている。スピーカ部32は筐体2の一端側に設けら
れ、マイクロフォン部は筐体2の他端側に設けられてい
る。また、筐体2内には図6に示すようにインダクタン
ス20aおよびキャパシタ20bを有する共振回路20
と、切換スイッチ25と、アンプ26と、受信部30
と、送信部40とが設けられている。受信部30にはス
ピーカ部42が接続され、送信部40にはマイクロフォ
ン部42が接続されている。なお、アンテナ部10は伸
縮自在であり使用しないときは筐体2内に収納されてい
る。
【0004】マイクロフォン部42に入力された音声信
号は電気信号に変換される。そしてこの電気信号は送信
部42によって変調され、この変調された信号はスイッ
チ25を介して共振回路20に送られて高周波の電流信
号に変換され、これによりアンテナ10から電波が出力
される。一方、送信されてきた電波はアンテナ10によ
って受信され、受信された電波は共振回路20によって
電気信号に変換される。この変換された電気信号はスイ
ッチ25を介してアンプ26に送られて増幅され、この
増幅された電気信号は受信部30によって復調され、こ
の復調された信号はスピーカ部32に送られ音声信号に
変換される。
【0005】このような携帯型通信装置においては、小
型化が進んでも図8に示すように人間工学上スピーカ部
32とマイクロフォン部42の距離80には限界があ
る。このため、更に一層の小型化を行うために、図9に
示すように筐体を2つの筐体2A、2Bに分け、これら
の筐体2A、2Bを折曲げ用ヒンジ8で結合して重む合
せることができるようにした移動体通信装置100も実
現されている。そしてこの通信装置100の筐体2Aに
はアンテナ10とスピーカ部32が設けられ、筐体2B
には操作盤4とマイクロフォン部42が設けられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の携帯型
通信装置においては、図8に示すように使用時にはアン
テナ10の近接領域に人の頭60が存在するため、電波
の電磁エネルギが人の頭に吸収されたり、反射されたり
することにより、アンテナ10の送受信性能を下げると
いう問題があった。
【0007】また、通信装置100の小型化が進むに伴
い、筐体2に収納されるアンテナ10の長さも短くな
り、これにより送信効率が低下するという問題があっ
た。
【0008】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、アンテナの送受信性能を低下させることな
く、小型化に寄与しうることのできる携帯型通信装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による携帯型通信
装置の第1の態様は、受信部および送信部と、この受信
部および送信部を収納するケースと、このケースの一端
に設けられて送信部に接続されたマイクロフォン部と、
受信部に接続されてケースの他端から外に延びている可
とう性のリード線と、このリード線に接続されたレシー
バ・イヤフォン部と、リード線のケース側に設けられた
可とう性の送受信用アンテナと、リード線および送受信
用アンテナならびにレシーバ・イヤフォン部を収納する
ためにケース内に設けられた収納スペースとを備えてい
ることを特徴とする。
【0010】また本発明による携帯型通信装置の第2の
態様によれば、ケースと、このケース内に収納される伸
縮自在の送受信用アンテナと、ケース上に設けられて音
声信号を電気信号に変換するマイクロフォン部と、ケー
ス内に収納され電気信号を変調して高周波電流を送受信
用アンテナに送出する送信部と、ケース内に収納され送
受信用アンテナによって受信電波から変換された高周波
電流を減衰してこの減衰した信号に応じた微弱電波を出
力する微弱電波出力手段と、微弱電波を受信する受信専
用アンテナと、この受信専用アンテナの出力信号を復調
する受信部と、この受信部によって復調された信号を音
声信号に変換するレシーバ・イヤフォン部とを備え、受
信専用アンテナおよび受信部ならびにレシーバ・イヤフ
ォン部は一体となって結合していることを特徴とする。
【0011】
【作用】このように構成された本発明の携帯型通信装置
によれば、使用時には送受信用アンテナがレシーバ・イ
ヤフォン部から離れた位置に位置することになり、これ
により送受信用アンテナの近接領域に人の頭部が存在し
なくなり、アンテナの送受信効率を低下させることを防
止できるとともに、小型化に寄与しうることができる。
【0012】
【実施例】本発明による携帯型通信装置1の第1の実施
例の構成を図1に示す。この通信装置1は受信音声出力
部としてのレシーバ・イヤフォン部35を有し、このレ
シーバ・イヤフォン部35はリード線33を介して、筐
体2内に設けられた図示しない受信部に接続されてい
る。そしてリード線33の筐体2側には送受信アンテナ
10が形成されており、この送受信アンテナ10および
リード線33およびレシーバ・イヤフォン部35は筐体
2内の収納スペース6に収納可能となっている。また筐
体2上には操作盤4とマイクロフォン部42が設けら
れ、これらは筐体2内に設けられている。図示しない送
信部に接続されている。なお、マイクロフォン部42は
送受信時にアンテナ10から離れるように筐体2上で収
納スペース6とは反対側に設けられている。
【0013】送受信アンテナ10としては図3に示すホ
イップアンテナを用いることができ、このホイップアン
テナ10は共振用インダクタンス20aと共振用キャパ
シタ20bに接続され、これらは例えばラバー樹脂又は
軟化プラスチック樹脂50によってコーティング保護さ
れている。図3において符号23は入出力端子であり、
図6の切換スイッチ25に接続される。なお、アンテナ
10の長さは長い方がアンテナの送信効率は良い。通信
周波数fを800MHz、1.9GHz、5GHzに対
してホイップアンテナ10の長さをλ/4、5λ/8、
7λ/8とした場合の実際の長さを図4に示す。ここで
λは通信波の波長を示す。
【0014】なお、アンテナ10、リード線33および
レシーバ・イヤフォン35の筐体への収納は図2に示す
ように筐体2上に設けられた巻取リール38によってア
ンテナ10およびリード線33を巻取ることによって行
っても良い。この場合、巻取リール38によってアンテ
ナ10が巻取られた状態では電波を受信することができ
なくなるおそれがあるため、図2に示すように筐体2に
受信時補助用アンテナ15を内蔵させ、補助用アンテナ
15を図示しない受信部に接続するようにしても良い。
【0015】以上説明したように第1の実施例によれ
ば、送受信時にアンテナ10の近接領域に頭部60等の
妨害物が存在しないため、アンテナ10の送受信性能を
低下させることがなく、従来の場合に比べて一層小型な
ものとなっている。
【0016】なお、上記実施例においては送受信アンテ
ナとしてはホイップアンテナを用いたが、ループアンテ
ナ、モノポールアンテナ、逆F型アンテナ、ダイポール
アンテナを用いても良い。
【0017】次に本発明による携帯型通信装置の第2の
実施例の構成を図5に示す。この第2の実施例の通信装
置はレシーバ・イヤフォン部35が、筐体2と独立に設
けられている。筐体2上には操作盤4と、イヤフォン部
35を収納する収納スペース6と、マイクロフォン部4
2が設けられており(図5(a)参照)、この筐体2内
には図示しない伸縮自在の送受信用アンテナ、微弱電波
出力部、および送信部が設けられている。図5(b)は
レシーバ・イヤフォン部35を拡大したのを示してい
る。このイヤフォン部35には受信部32が接続され、
この受信部32には受信用アンテナ12が接続されてい
る。
【0018】次に本実施例の動作を説明する。図示しな
い中継基地から送信されてきた電波は筐体2内の送受信
用アンテナによって受信されて高周波の電流信号に変換
され、筐体2内に設けられている微弱電波出力部に送信
される。そしてこの高周波の電流信号は微弱電波出力部
によって減衰されて上記送受信用アンテナを介して微弱
電波に変換される。するとこの微弱電波は図5(b)に
示す受信専用アンテナ12に送信され、電気信号に変換
される。この電気信号は受信部32において増幅されて
復調され、この復調された電気信号はイヤフォン部35
によって音声信号に変換される。
【0019】この第2の実施例の通信装置も送受信時に
は送受信用アンテナの近接領域に頭部60等の妨害物が
存在しないため、送受信用アンテナの送受信性能を低下
させることがない。またこの第2の実施例の通信装置も
従来のものに比べて小型なものとなっている。
【0020】なお上記第2の実施例において、微弱電波
出力部を送信部と別に設けたが一緒にしても良い。この
場合、減衰器を新たに設け、高周波の電流信号を上記減
衰器によって減衰し、この減衰した信号を送信部に送
り、上記送信部から上記送受信用アンテナを介して微弱
電波を出力させることになる。
【0021】なお、上記第1および第2の実施例におい
ては送信部等を収納するケースを筐体としたが形状はこ
れに限られるものではなく、丸い形状や三角の形状のも
のでも良い。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明よれば、送受
信時に送受信用アンテナの近接領域に頭部等の妨害物が
存在しないため、送受信用アンテナの送受信性能を低下
させることがなく、従来のものに比べて小型化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯型通信装置の第1の実施例の
構成を示す構成図。
【図2】イヤフォン部およびアンテナを筐体に収納する
例を説明する模式図。
【図3】第1の実施例の通信装置のアンテナの構成を示
す構成図。
【図4】通信周波数が異なる場合のホイップアンテナの
長さを説明する説明図。
【図5】本発明による携帯型通信装置の第2の実施例の
構成を示す構成図。
【図6】携帯型通信装置の一般的な構成を示すブロック
図。
【図7】従来の携帯型通信装置の概観図。
【図8】従来の携帯型通信装置の問題点を説明する説明
図。
【図9】従来の携帯型通信装置の他の例の概観図。
【符号の説明】
1 携帯型通信装置 2 筐体 4 操作盤 6 収納スペース 10 アンテナ 12 受信専用アンテナ 15 受信時補助用アンテナ 20 共振回路 20a 共振用インダクタンス 20b 共振用キャパシタ 25 切換スイッチ 26 アンプ 30 受信部 32 スピーカ部 33 リード線 35 レシーバ・イヤフォン部 38 巻取リール 40 送信部 42 マイクロフォン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信部および送信部と、この受信部および
    送信部を収納するケースと、このケースの一端に設けら
    れて前記送信部に接続されたマイクロフォン部と、前記
    受信部に接続されて前記ケースの他端から外に延びてい
    る可とう性のリード線と、このリード線に接続されたレ
    シーバ・イヤフォン部と、前記リード線の前記ケース側
    に設けられた可とう性の送受信用アンテナと、前記リー
    ド線および送受信用アンテナならびにレシーバ・イヤフ
    ォン部を収納するために前記ケース内に設けられた収納
    スペースとを備えていることを特徴とする携帯型通信装
    置。
  2. 【請求項2】前記送受信用アンテナおよびリード線は前
    記ケース上に設けられた巻取リールによって巻取られて
    収納されることを特徴とする請求項1記載の携帯型通信
    装置。
  3. 【請求項3】前記ケースに受信用の補助アンテナが内蔵
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の携
    帯型通信装置。
  4. 【請求項4】ケースと、このケース内に収納される伸縮
    自在の送受信用アンテナと、前記ケース上に設けられて
    音声信号を電気信号に変換するマイクロフォン部と、前
    記ケース内に収納され前記電気信号を変調して高周波電
    流を前記送受信用アンテナに送出する送信部と、前記ケ
    ース内に収納され前記送受信用アンテナによって受信電
    波から変換された高周波電流を減衰し、この減衰した信
    号に応じた微弱電波を前記送受信用アンテナを介して出
    力する微弱電波出力手段と、前記微弱電波を受信する受
    信専用アンテナと、この受信専用アンテナの出力信号を
    復調する受信部と、この受信部によって復調された信号
    を音声信号に変換するレシーバ・イヤフォン部とを備
    え、 前記受信専用アンテナおよび受信部ならびにレシーバ・
    イヤフォン部は一体となって結合していることを特徴と
    する携帯型通信装置。
  5. 【請求項5】前記ケースは前記受信専用アンテナおよび
    受信部ならびにレシーバ・イヤフォン部を収納するため
    のスペースを有していることを特徴とする請求項4記載
    の携帯型通信装置。
JP7054447A 1995-03-14 1995-03-14 携帯型通信装置 Pending JPH08251263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7054447A JPH08251263A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 携帯型通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7054447A JPH08251263A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 携帯型通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08251263A true JPH08251263A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12970964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7054447A Pending JPH08251263A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 携帯型通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08251263A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000063866A (ko) * 2000-08-07 2000-11-06 이규식 이어폰 겸용 안테나

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000063866A (ko) * 2000-08-07 2000-11-06 이규식 이어폰 겸용 안테나

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6677903B2 (en) Mobile communication device having multiple frequency band antenna
EP0214806B1 (en) Portable radio
JP2764348B2 (ja) 携帯装置用アンテナ装置
US7358925B2 (en) Highly-integrated headset
JP3523670B2 (ja) 携帯電話機用の挿脱自在形広帯域アンテナ
WO1998042041A1 (fr) Antenne a directivite variable et son procede de commande
JPH0770896B2 (ja) 伸張可能なアンテナシステムおよびこれを用いた携帯用無線機
JPH07115380A (ja) 展開自在なアンテナを有する移動通信端末
JP2570087B2 (ja) 携帯型無線機
US20030048227A1 (en) Portable radio equipment capable of receiving signals of multiple frequency bands
JPH08149034A (ja) 無線機
US6788259B2 (en) Antenna structure and mobile terminal having antenna structure
JPH08251263A (ja) 携帯型通信装置
JP3244300B2 (ja) 無線電話装置
AU1412301A (en) Mobile satellite communication terminal and method for using the same
JPH043124B2 (ja)
JP2004356895A (ja) 無線通信端末用外部アンテナ接続構造
JP4716317B2 (ja) 無線機
JPH08102617A (ja) アンテナ装置
JPH06112857A (ja) 携帯無線機のアンテナ装置
JPH08222926A (ja) アンテナ装置
JP2821638B2 (ja) 携帯無線機
JP2002199077A (ja) 携帯電話機
JPH09284831A (ja) 携帯無線機
JPH06268547A (ja) 携帯無線機用アンテナ装置