JPH08250224A - 電源プラグまたはコードにヒューズをつけた電気機具 - Google Patents
電源プラグまたはコードにヒューズをつけた電気機具Info
- Publication number
- JPH08250224A JPH08250224A JP7089940A JP8994095A JPH08250224A JP H08250224 A JPH08250224 A JP H08250224A JP 7089940 A JP7089940 A JP 7089940A JP 8994095 A JP8994095 A JP 8994095A JP H08250224 A JPH08250224 A JP H08250224A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse
- power source
- plug
- cord
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fuses (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】テレビや冷蔵庫などは長年コンセントにプラグ
を差し込んだまま使用する。しかし、プラグや電源コー
ドは損傷や老朽化により絶縁劣化し過電流により発火す
ることがある。本発明はプラグや電源コードの発火を防
ぐ。 【構成】プラグ本体5や電源コード1に電流ヒューズ3
や温度ヒューズ4を取り付ける。
を差し込んだまま使用する。しかし、プラグや電源コー
ドは損傷や老朽化により絶縁劣化し過電流により発火す
ることがある。本発明はプラグや電源コードの発火を防
ぐ。 【構成】プラグ本体5や電源コード1に電流ヒューズ3
や温度ヒューズ4を取り付ける。
Description
【0001】[産業上の利用分野]電源用のコードをコ
ンセントに差し込んで用いる電気機具の火災防止に役立
つ
ンセントに差し込んで用いる電気機具の火災防止に役立
つ
【0002】[従来の技術]従来より、電気機具の筐体
の内部には過電流や加熱による機器破損や火災を防ぐた
めヒューズが取り付けられている。しかし、筐体の外部
の電源コードやプラグにはヒューズが取り付けられてい
ない。
の内部には過電流や加熱による機器破損や火災を防ぐた
めヒューズが取り付けられている。しかし、筐体の外部
の電源コードやプラグにはヒューズが取り付けられてい
ない。
【0003】[発明が解決しようとする課題]近年、冷
蔵庫やテレビの様に長期間プラグをコンセントに差し込
んだまま通電する電気機具において、筐体の外のプラグ
やコードが損傷や老朽化のため加熱し発火することがあ
る。本発明はこれらのプラグやコードの加熱による火災
を未然に防ぐ方法に関するものである。
蔵庫やテレビの様に長期間プラグをコンセントに差し込
んだまま通電する電気機具において、筐体の外のプラグ
やコードが損傷や老朽化のため加熱し発火することがあ
る。本発明はこれらのプラグやコードの加熱による火災
を未然に防ぐ方法に関するものである。
【0004】[問題を解決するための手段]本発明につ
き図1により説明する。加熱を防ぐため、プラグや電源
コードにヒューズを挿入する。図1はコンセントに差し
込んで用いる通常のプラグにヒューズを埋めこんだ場合
の断面図である。図において電線(2)とプラグの差し
込み電極(6)の間に電流ヒューズ(3)や温度ヒュー
ズ(4)を電極に直列に接続する。これらのヒューズは
どちらか1つの場合もあるし、図1の様に両方接続する
場合もある。また図2は電源コード(1)の中にヒュー
ズを埋めこんだ例である。ここでは電流ヒューズ(3)
と温度ヒューズ(4)が直列に電線(2)に接続されて
いる。2本の電線にそれぞれ電流ヒューズ(3)と温度
ヒューズ(4)を一本ずつ接続する場合も、片側の電線
にどちらか一つを接続する場合もある。電流ヒューズは
使用する機具の電気容量よりやや大きい溶断電流のもの
が良く、10%から30%大きいものを用いる。例え
ば、100V−100Wの機具にたいしては、1.1A
から1.3A程度で切れるものが望ましい。これに対し
温度ヒューズは絶縁体の融点や発火点より下の温度で溶
断する必要があり、例えば100度Cで溶断するものな
どを用いる。
き図1により説明する。加熱を防ぐため、プラグや電源
コードにヒューズを挿入する。図1はコンセントに差し
込んで用いる通常のプラグにヒューズを埋めこんだ場合
の断面図である。図において電線(2)とプラグの差し
込み電極(6)の間に電流ヒューズ(3)や温度ヒュー
ズ(4)を電極に直列に接続する。これらのヒューズは
どちらか1つの場合もあるし、図1の様に両方接続する
場合もある。また図2は電源コード(1)の中にヒュー
ズを埋めこんだ例である。ここでは電流ヒューズ(3)
と温度ヒューズ(4)が直列に電線(2)に接続されて
いる。2本の電線にそれぞれ電流ヒューズ(3)と温度
ヒューズ(4)を一本ずつ接続する場合も、片側の電線
にどちらか一つを接続する場合もある。電流ヒューズは
使用する機具の電気容量よりやや大きい溶断電流のもの
が良く、10%から30%大きいものを用いる。例え
ば、100V−100Wの機具にたいしては、1.1A
から1.3A程度で切れるものが望ましい。これに対し
温度ヒューズは絶縁体の融点や発火点より下の温度で溶
断する必要があり、例えば100度Cで溶断するものな
どを用いる。
【0005】[作用]損傷や老朽化により電源コード
(1)やプラグ(5)の絶縁体の抵抗が下がったり、2
本の電線(2)の間が半ショート状態になったりして過
電流が流れ、プラグやコードが加熱されることがある。
その場合プラグや電線に埋めこまれた電流ヒューズ
(3)や温度ヒューズ(4)が切れ電流を遮断し、加熱
を防ぐ。
(1)やプラグ(5)の絶縁体の抵抗が下がったり、2
本の電線(2)の間が半ショート状態になったりして過
電流が流れ、プラグやコードが加熱されることがある。
その場合プラグや電線に埋めこまれた電流ヒューズ
(3)や温度ヒューズ(4)が切れ電流を遮断し、加熱
を防ぐ。
【0006】[実施例]図1や図2のようにヒューズを
プラグや電源コードに直接埋めこむことにより過電流に
際しヒューズが切れ、温度上昇を防ぐことができる。図
3はヒューズホールダ(7)を用い、切れたヒューズを
取り替えできるようにした例である。この場合にはヒュ
ーズを取り替えることによりコードやプラグを再使用で
きる。冷蔵庫やテレビなどは電源コードが機具の筐体に
直接取り付けられており、コードの取り替えは困難であ
るが図3のようにヒューズホールダを用いることにより
コードの取り替えが不要となる。 図4は図3に用いら
れるヒューズホールダの例である。ヒューズホールダ
(7)には電極(10)が埋めこまれており、この電極
(10)の間にヒューズを入れる。キャップ(8)はね
じ込み式であり、ヒューズホールダ(7)にねじ込んで
固定する。図5はガラス封入電流ヒューズ(11)をヒ
ューズホールダ(7)に挿入した図である。図6は温度
ヒューズ(4)を挿入した図である。ヒューズホールダ
(7)を用いる場合には温度ヒューズは直接埋めこむ場
合よりやや低温で溶断するものがよく、例えば80度C
程度で溶断するものを用いる。
プラグや電源コードに直接埋めこむことにより過電流に
際しヒューズが切れ、温度上昇を防ぐことができる。図
3はヒューズホールダ(7)を用い、切れたヒューズを
取り替えできるようにした例である。この場合にはヒュ
ーズを取り替えることによりコードやプラグを再使用で
きる。冷蔵庫やテレビなどは電源コードが機具の筐体に
直接取り付けられており、コードの取り替えは困難であ
るが図3のようにヒューズホールダを用いることにより
コードの取り替えが不要となる。 図4は図3に用いら
れるヒューズホールダの例である。ヒューズホールダ
(7)には電極(10)が埋めこまれており、この電極
(10)の間にヒューズを入れる。キャップ(8)はね
じ込み式であり、ヒューズホールダ(7)にねじ込んで
固定する。図5はガラス封入電流ヒューズ(11)をヒ
ューズホールダ(7)に挿入した図である。図6は温度
ヒューズ(4)を挿入した図である。ヒューズホールダ
(7)を用いる場合には温度ヒューズは直接埋めこむ場
合よりやや低温で溶断するものがよく、例えば80度C
程度で溶断するものを用いる。
【0007】[発明の効果]プラグやコードの絶縁体が
損傷や劣化で絶縁不良となり、過電流が流れると電流ヒ
ューズ(3)が切れ、電流を遮断し温度の上昇を防ぐ。
また、同様に絶縁不良により過電流が流れ温度が上昇し
た場合、温度ヒューズ(4)が切れ電流を遮断し加熱を
防止する。絶縁不良の状態や過電流の量により、電流ヒ
ューズと温度ヒューズのどちらが切れるが、防災のため
には両方のヒューズをプラグとコードの両方に入れるこ
とが望ましい。
損傷や劣化で絶縁不良となり、過電流が流れると電流ヒ
ューズ(3)が切れ、電流を遮断し温度の上昇を防ぐ。
また、同様に絶縁不良により過電流が流れ温度が上昇し
た場合、温度ヒューズ(4)が切れ電流を遮断し加熱を
防止する。絶縁不良の状態や過電流の量により、電流ヒ
ューズと温度ヒューズのどちらが切れるが、防災のため
には両方のヒューズをプラグとコードの両方に入れるこ
とが望ましい。
【図1】は本発明をプラグに適用した例である。
【図2】は本発明を電源コードに適用した例である。
【図3】はヒューズを入れたヒューズホールダを埋めこ
んだプラグの例である。
んだプラグの例である。
【図4】は、図3で用いられるヒューズホールダの例で
ある。
ある。
【図5】はガラス封入電流ヒューズをヒューズホールダ
に挿入した例である。
に挿入した例である。
【図6】は温度ヒューズをヒューズホールダに挿入した
例である。
例である。
(1)は電源コード、(2)は電線、(3)は電流ヒュ
ーズ、(4)は温度ヒューズ、(5)はプラグ本体、
(6)は差し込み電極 (7)はヒューズホールダ、(8)はキャップ、(9)
はねじ、(10)は電極、(11)はガラス封入電流ヒ
ューズ
ーズ、(4)は温度ヒューズ、(5)はプラグ本体、
(6)は差し込み電極 (7)はヒューズホールダ、(8)はキャップ、(9)
はねじ、(10)は電極、(11)はガラス封入電流ヒ
ューズ
Claims (1)
- 【請求項1】1.電流ヒューズや温度ヒューズを取り付
けた電源コードまたはプラグ 2.上記の電源コードまたはプラグを取り付けた電気機
具・装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7089940A JPH08250224A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 電源プラグまたはコードにヒューズをつけた電気機具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7089940A JPH08250224A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 電源プラグまたはコードにヒューズをつけた電気機具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08250224A true JPH08250224A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13984708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7089940A Pending JPH08250224A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 電源プラグまたはコードにヒューズをつけた電気機具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08250224A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003022712A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Tomy Co Ltd | 電源コード、玩具及び綿菓子製造機 |
CN102496818A (zh) * | 2011-12-12 | 2012-06-13 | 胡国英 | 一种保险丝插座和保险丝开关 |
GB2492401A (en) * | 2011-07-01 | 2013-01-02 | Alan Radford | Electrical plug with current and overheat protection |
JP2020047539A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 株式会社Subaru | 電気コネクタ |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP7089940A patent/JPH08250224A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003022712A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Tomy Co Ltd | 電源コード、玩具及び綿菓子製造機 |
GB2492401A (en) * | 2011-07-01 | 2013-01-02 | Alan Radford | Electrical plug with current and overheat protection |
GB2492401B (en) * | 2011-07-01 | 2016-08-10 | Radford Alan | Electrical plug with current and overheat protection |
CN102496818A (zh) * | 2011-12-12 | 2012-06-13 | 胡国英 | 一种保险丝插座和保险丝开关 |
JP2020047539A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 株式会社Subaru | 電気コネクタ |
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