JPH08249517A - 現金または有価証券の鑑別方法及びその実施装置 - Google Patents

現金または有価証券の鑑別方法及びその実施装置

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JPH08249517A
JPH08249517A JP5407295A JP5407295A JPH08249517A JP H08249517 A JPH08249517 A JP H08249517A JP 5407295 A JP5407295 A JP 5407295A JP 5407295 A JP5407295 A JP 5407295A JP H08249517 A JPH08249517 A JP H08249517A
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JP
Japan
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discrimination
sensor data
cash
securities
sensors
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Application number
JP5407295A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Nomura
訓弘 野村
Mitsunari Kano
光成 加納
Yoshiharu Konishi
義治 小西
Tomomitsu Morizaki
智光 森崎
Tetsuya Hori
哲也 堀
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Hitachi Ltd
Hitachi Chubu Software Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Chubu Software Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速な鑑別処理が要求される時には高速な鑑
別処理を行い、厳密な鑑別処理が要求される時には厳密
な鑑別処理を行う。 【構成】 現金または有価証券の一部または全面を複数
のセンサで走査し、前記センサが採取したセンサデータ
を記憶し、前記記憶したセンサデータの値を検査する現
金または有価証券の鑑別方法であって、前記の走査に使
用する複数のセンサのうちの一部または全部のセンサに
よって現金または有価証券の走査を行い、前記の走査に
使用したセンサが採取したセンサデータを記憶し、前記
の走査で使用したセンサの数に応じて前記現金または有
価証券の種類と真偽の判定方法を変更し、前記の記憶し
たセンサデータと前記の変更した判定方法によって鑑別
処理を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現金または有価証券の
鑑別方法およびその実施装置に関し、特に、現金自動預
払い機(以下ATMと記す)、両替機等の入金取引時に
おける紙幣等の現金または有価証券の鑑別方法およびそ
の実施装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行等で現金を預金する等の入金
処理を行う際には、銀行のロビー等に設置されたATM
を利用して入金処理を行っている。
【0003】ATMを利用して紙幣の入金処理を行う場
合、入金しようとする紙幣を1枚づつATMに投入する
のは、利用者にとって煩わしいだけでなく、投入に時間
を要し、ATMの運用効率を高めることができないの
で、ATMは複数種類の紙幣を複数の枚数同時に、ま
た、紙幣の向きを揃えることなく投入することが可能な
装置となっている。
【0004】ATMは、投入された紙幣の種類が何であ
るか識別すると共に、投入された紙幣が本物の紙幣であ
るかどうか判定しなければならない。この様な紙幣の種
類や真偽の判定を行う鑑別処理は、以下の様に行われて
いる。
【0005】ATMに投入された複数の紙幣は、ATM
内で1枚づつ分離され、高速搬送路を介してATM内の
鑑別装置に送られる。前記鑑別装置は、前記鑑別装置内
に備えられたセンサによって紙幣を走査してセンサデー
タを採取し、そのセンサデータの値を調べて紙幣の鑑別
処理を行っている。
【0006】前記の鑑別処理は、ATMの運用効率を高
めるために高速(5〜10枚/秒程)に行われるので、
紙幣の全面を多くのセンサを用いて走査するのではな
く、限られた数のセンサを用いて、紙幣の一部分を走査
した後、採取したセンサデータの値によって鑑別処理を
行っている。
【0007】前記の様に、従来のATM等の現金または
有価証券の鑑別装置では、投入された鑑別対象を高速に
鑑別するために、鑑別対象の一部を限られた個数のセン
サで走査して、そのセンサデータの採取結果をもとに、
鑑別対象の種類と真偽の判定を行っている。
【0008】また、現金または有価証券の鑑別装置に用
いられる鑑別方法の例は、「ニューラルネットワークを
用いた高速搬送紙幣の識別、電気学会論文誌、112−
C、4、pp249−258(1992)」に記載され
ている。
【0009】その概要は、紙幣の種類や、紙幣の向き、
位置ずれ、回転等の多様な変動要因を持つ紙幣の識別
を、ニューラルネットワークを用いて高速に識別するも
のである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0011】すなわち、従来の現金または有価証券の鑑
別装置では、限られた個数のセンサで鑑別対象の一部分
を走査して鑑別していたので、センサが走査する部分に
本物の紙幣を貼り合わせる等の作業を行って作成した変
造紙幣を厳密に鑑別できない、という問題があった。
【0012】この問題を解決するためには、紙幣全面の
詳細なデータが入手できる様にセンサを数多く配置し、
より厳密な鑑別を行って前記の変造券を排除する鑑別方
法が考えられる。
【0013】しかし、センサを数多く配置して厳密な鑑
別を行うと鑑別処理に多くの時間を要し、いつもこの様
な厳密な鑑別処理を行えば、ATMを利用した預金、振
込み、両替等の取引時間が長くなって、顧客へのサービ
スが低下するという問題があった。
【0014】本発明の目的は、高速な鑑別処理が要求さ
れる時には高速な鑑別処理を行い、厳密な鑑別処理が要
求される時には厳密な鑑別処理を実行することが可能な
技術を提供することにある。
【0015】本発明のその他の目的は、現金または有価
証券の種類や真偽を判定する鑑別処理を正確で迅速に行
うことが可能な技術を提供することにある。
【0016】本発明のその他の目的は、複数の種類の現
金および有価証券の鑑別装置を低コストで設計し製造す
ることが可能な技術を提供することにある。
【0017】本発明のその他の目的は、センサの故障に
よって正常な現金または有価証券が偽の現金または有価
証券と判定されることを防止することが可能な技術を提
供することにある。
【0018】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明かに
なるであろう。
【0019】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0020】すなわち、現金または有価証券の一部また
は全面を複数のセンサで走査し、前記センサが採取した
センサデータを記憶し、前記記憶したセンサデータの値
を検査する現金または有価証券の鑑別方法であって、前
記の走査に使用する複数のセンサのうちの一部または全
部のセンサによって現金または有価証券の走査を行い、
前記の走査に使用したセンサが採取したセンサデータを
記憶し、前記の走査で使用したセンサの数に応じて前記
現金または有価証券の種類と真偽の判定方法を変更し、
前記の記憶したセンサデータと前記の変更した判定方法
によって鑑別処理を行うものである。
【0021】また、現金または有価証券の一部または全
面を走査する複数のセンサと、前記走査に使用したセン
サが採取したセンサデータを記憶するセンサデータ記憶
手段と、前記センサデータ記憶手段に記憶されたセンサ
データを検査する手段を備えた現金または有価証券の鑑
別装置であって、前記の走査に使用するセンサを選択す
るセンサ選択手段と、前記センサ選択手段によって選択
されたセンサが採取したセンサデータを記憶するセンサ
データ記憶手段と、前記センサ選択手段によって選択さ
れたセンサの数に応じて前記の現金または有価証券の種
類または真偽の判定方法を変更する判定方法変更手段
と、前記センサデータ記憶手段に記憶されたセンサデー
タと前記判定方法変更手段によって変更した判定方法に
よって鑑別処理を行う手段を備えるものである。
【0022】また、投入された現金の一部または全面を
走査する複数のセンサと、前記走査に使用したセンサが
採取したセンサデータを記憶するセンサデータ記憶手段
と、前記センサデータ記憶手段に記憶されたセンサデー
タを検査する手段を備えた現金自動預払い装置であっ
て、前記現金自動預払い装置の内部に前記の現金または
有価証券の鑑別装置を備えるものである。
【0023】
【作用】上述した手段によれば、現金または有価証券の
全面を走査する時に使用する全てのセンサのうち、一部
のセンサを使用して前記現金または有価証券の一部の走
査を行う通常モードと、全部のセンサを使用して前記現
金または有価証券の全面の走査を行う特殊モードで鑑別
処理を行う。
【0024】前記の現金または有価証券の鑑別装置が、
ホストコンピュータから鑑別モードを受信することによ
って、その鑑別モードを通常モードと特殊モードのどち
らかに設定する。
【0025】前記の鑑別モードの設定が通常モードへの
設定であれば、前記現金または有価証券の鑑別装置内の
メモリに通常モード鑑別プログラムをローディングし、
また、前記の鑑別モードの設定が特殊モードへの設定で
あれば、前記メモリに特殊モード鑑別プログラムをロー
ディングする。
【0026】前記の現金または有価証券の鑑別装置に、
鑑別対象である現金または有価証券が投入されたなら
ば、前記鑑別対象の走査に使用できる全てのセンサのう
ちの一部または全部のセンサを動作させて鑑別対象を走
査し、前記センサの採取結果をメモリに一時的に格納す
る。
【0027】次に、前記のローディングした鑑別プログ
ラムを起動し、一時的に格納した前記センサの採取結果
を読み出して前記鑑別対象の鑑別を行う。
【0028】例えば、前記鑑別対象を走査するセンサ
が、全部でn個ある場合、通常モードの鑑別プログラム
は、n個のセンサ出力のうち、限られた数のセンサ出力
のデータをAD(Analog to Digita
l)変換等の処理をする様に、所定のセンサアドレスを
マルチプレクサに設定する。
【0029】前記通常モード鑑別プログラムは、前記A
D変換等の処理が行われた一部のセンサデータを使用し
て、前記鑑別対象の鑑別を行う。
【0030】前記の通常モードの鑑別処理では、鑑別処
理に使用するセンサ出力のデータ数が少ないので、高速
に鑑別処理を実行できる。
【0031】一方、特殊モードの鑑別プログラムは、鑑
別対象の全面を走査するn個のセンサ出力のデータ全て
に前記AD変換等の処理を行って鑑別処理を実行するの
で、厳密な鑑別処理を実行できる。
【0032】以上の様に、鑑別モードを変更することに
よって、限られた数のセンサによる高速な鑑別や、全て
のセンサを使用した厳密な鑑別を行うので、高速な鑑別
処理が要求される時には高速な鑑別処理を行い、厳密な
鑑別処理が要求される時には厳密な鑑別処理を実行する
ことが可能である。
【0033】
【実施例】以下、本発明について、一実施例とともに図
面を参照して詳細に説明する。
【0034】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0035】図1は、本発明の現金または有価証券の鑑
別装置の一実施例であるATMの概略構成を示す図であ
り、100はATM、101は通信装置、110は制御
装置、120はカード読み取り装置、130は通帳処理
装置、140は伝票処理装置、150は現金処理装置で
あり、151はカセット、152はメモリ、153は鑑
別装置、154はリサイクルBOX、155は入出金装
置、156は搬送路である。
【0036】図1に示す様に、本発明による一実施例の
ATM100は、ホストコンピュータと通信を行う通信
装置101と、通信装置101で受信した受信結果に従
ってATM100全体を制御する制御装置110と、キ
ャッシュカードを受付けて読み取るカード読み取り装置
120と、通帳を受付けて印字する通帳処理装置130
と、取引内容を伝票に印字して出力する伝票処理装置1
40と、現金を処理する現金処理装置150を備えてい
る。
【0037】前記のATM100の現金処理装置150
は、ATM100に紙幣を装填するカセット151と、
特殊モードと通常モードの鑑別プログラムを格納してお
くメモリ152と、紙幣を鑑別する鑑別装置153を備
えている。
【0038】また、現金処理装置150は、カセット1
51によって装填された紙幣や入金された紙幣を格納
し、出金に備えるリサイクルBOX154と、ATM1
00を操作する顧客が入金、及び出金を行う入出金装置
155と、紙幣が搬送される搬送路156を備えてい
る。
【0039】図2は、本実施例のATM100における
鑑別装置153とリサイクルBOX154と搬送路15
6の概略構成を示す図であり、30はCPU、31は走
査用センサ、32はマルチプレクサ、33はAD変換
器、34鑑別用メモリである。
【0040】鑑別装置153は、図2に示す様に、鑑別
装置153を制御するCPU30と、搬送路156から
送られてきた紙幣を走査する複数のセンサS1〜Snか
ら成る走査用センサ31と、センサデータを採取するセ
ンサアドレスを指定するマルチプレクサ32と、センサ
データをディジタル化するAD変換器33と、鑑別用メ
モリ34を備えている。そして、リサイクルBOX15
4は、搬送路156に一定時間間隔で紙幣を送り出す紙
幣繰り出し装置41を備えている。
【0041】鑑別装置153のCPU30は、鑑別用メ
モリ34中の鑑別プログラムを実行して、走査用センサ
31の内で走査に使用するセンサをマルチプレクサ32
によって選択し、紙幣繰り出し装置41から繰り出され
た紙幣の走査を行う。
【0042】前記の走査によって採取されたセンサデー
タは、AD変換器33によって変換された後、鑑別用メ
モリ34に格納され、前記センサデータの値によって紙
幣の真偽の判定が行われる。
【0043】以下に、本実施例のATM100による各
種の処理・動作について詳細に説明する。
【0044】(紙幣の鑑別処理)以下に、本実施例のA
TM100において、紙幣の鑑別を行う時の処理・動作
手順について説明する。
【0045】鑑別装置153で行われる鑑別処理には、
通常モードと特殊モードの2つの鑑別モードがある。
【0046】前記通常モードでは、投入された紙幣の高
速な鑑別を行うために、紙幣の全面データを採取可能な
走査用センサ31の全センサS1〜Snの内、一部分の
数のセンサを用いて投入された紙幣の走査を行う。
【0047】また、前記特殊モードでは、投入された紙
幣の厳密な鑑別を行うために、紙幣の全面データを採取
可能な走査用センサ31の全てのセンサS1〜Snを使
用して投入された紙幣の走査を行う。
【0048】前記の鑑別モードの切り替えは、ATM1
00と通信装置101を介して接続されたホストコンピ
ュータからの指示を受信した時に行われる。
【0049】図3は、本実施例のATM100におい
て、鑑別モードを切り替える処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0050】図3に示す様に、本実施例のATM100
の通信装置101は、ホストコンピュータからATM1
00の鑑別モードを設定するデータを受信する(ステッ
プ201)。
【0051】ATM100の制御装置110は、通信装
置101で受信した鑑別モードが、特殊モードである
か、通常モードであるかを判断する(ステップ20
2)。
【0052】ATM100の通信装置101で受信した
鑑別モードが、特殊モードであればステップ204へ、
通常モードであればステップ203へ進む。
【0053】ステップ203では、ATM100の制御
装置110は、メモリ152に格納されている通常モー
ド用の鑑別プログラムを鑑別装置153の中の鑑別用メ
モリ34にローディングする。
【0054】ステップ204では、ATM100の制御
装置110は、メモリ152に格納されている特殊モー
ド用の鑑別プログラムを現金処理装置150の鑑別装置
153の中の鑑別用メモリ34にローディングする。
【0055】現金処理装置150内の鑑別装置153
は、前記のローディングされた鑑別プログラムによっ
て、搬送路156から搬送されて来る紙幣を鑑別する
(ステップ205)。
【0056】次に、本実施例のATM100の鑑別装置
153の鑑別処理で、紙幣を走査してセンサデータを採
取する際の、通常モードと特殊モードでのセンサデータ
の採取方法の違いを、図2を参照して説明する。
【0057】図2に示す様に、本実施例のATM100
の鑑別装置153において、通常モードで紙幣の走査を
行う場合には、時間T1毎に紙幣繰り出し装置41から
搬送路156に送り出された紙幣に対して、走査用セン
サ31の中から限られたセンサだけのアドレスをマルチ
プレクサ32に設定し、限られたセンサデータだけをA
D変換器33によってAD変換して、前記AD変換され
たセンサデータを鑑別用メモリ34に格納する。
【0058】本実施例のATM100の鑑別装置153
において、特殊モードで紙幣の走査を行う場合は、時間
T2(T1<T2)毎に紙幣繰り出し装置41から搬送路
156に送り出された紙幣に対して、走査用センサ31
の全てのセンサS1〜Snのアドレスをマルチプレクサ
32に設定し、全てのセンサデータをAD変換器33に
よってAD変換して、前記AD変換されたセンサデータ
を鑑別用メモリ34に格納する。
【0059】紙幣を搬送路156に送り出す紙幣繰り出
し時間間隔T1、T2は、鑑別モードによって異なるの
で、ATM100での取引開始時に、制御装置110が
リサイクルBOX154に紙幣繰り出し時間間隔として
T1、またはT2を指示する。
【0060】前記の様に、通常モードまたは特殊モード
で鑑別装置153の走査用センサ31によって採取さ
れ、鑑別用メモリ34に格納されたセンサデータを使用
して紙幣の真偽が判定される。
【0061】以下に、本実施例のATM100の鑑別装
置153の走査用センサ31によって採取したセンサデ
ータを使用して、紙幣を真偽を判定する方法について説
明する。
【0062】本実施例のATM100によって鑑別され
る紙幣は、紙幣繰り出し装置41によって送り出され、
搬送路156を縦方向または横方向に搬送される。
【0063】図4は、本実施例のATM100におい
て、鑑別される紙幣が縦方向に搬送される時の、紙幣上
の走査用センサ31の走査位置を示す図である。
【0064】図4において、xはセンサが走査する方向
(紙幣が搬送されるのと逆方向)を正の値として示す軸
であり、センサS1〜Snのセンサデータをf1(x)
からfn(x)で示している。
【0065】鑑別装置153の各センサS1〜Snから
採取されたセンサデータf1(x)〜fn(x)は、鑑別
用メモリ34に格納された後、鑑別用プログラムによっ
て判定される。
【0066】以下に記載の数1は、本実施例のATM1
00の鑑別装置153において、CPU30で実行され
る鑑別用プログラムによって、紙幣の真偽を判定する際
に使用される判定式の一例を示す数式である。
【0067】
【数1】 ai≦fi(xk)≦bi (i=1〜n) 数1において、aiは、ある紙幣をある位置で走査した
際の、センサSiによって採取されるセンサデータの下
限値であり、biは、ある紙幣をある位置で走査した際
の、センサSiによって採取されるセンサデータの上限
値である。
【0068】本実施例のATM100の鑑別装置153
で紙幣を走査し、各センサS1〜Snによって採取され
た全てのセンサデータが、前記の下限値aiと上限値bi
の範囲にあれば、走査した紙幣は真券であると判定され
る。
【0069】例えば、鑑別装置153である紙幣を走査
した時、位置xkでセンサS1〜Snによって採取された
センサデータが、f1(xk)〜fn(xk)であったとす
る。
【0070】この全てのf1(xk)〜fn(xk)が、数
1を満たせば、走査した紙幣は、真券であると判定され
る。また、f1(xk)〜fn(xk)の内、1つでも数1
を満たさないセンサデータがある場合、走査した紙幣
は、偽券であると判定される。
【0071】本実施例のATM100の鑑別装置153
には、通常モードと特殊モードの2つの鑑別モードがあ
り、通常モードでは、走査用センサ31にある全てのセ
ンサの内、一部分の数のセンサを用いて紙幣の走査を行
い、特殊モードでは、走査用センサ31の全てのセンサ
S1〜Snを使用して紙幣の走査を行う。
【0072】このため、通常モードでの紙幣の真偽判定
は、数1の内、使用したセンサの数と同じ数の数式を使
用して行い、特殊モードでは、全ての数式を使用して判
定する。通常モードでは、使用する数式の数が少ないの
で高速な判定が行われ、特殊モードでは、全ての数式を
使用するので厳密な判定が行われる。
【0073】以上説明した様に、本実施例のATM10
0によれば、鑑別モードを変更することによって、限ら
れた数のセンサによる高速な鑑別や、全てのセンサS1
〜Snを使用した厳密な鑑別を行うので、高速な鑑別処
理が要求される時には使用するセンサの数を限定した通
常モードによる高速な鑑別処理を行い、厳密な鑑別処理
が要求される時には使用できる全てのセンサS1〜Sn
を使用して厳密な鑑別処理を実行することが可能であ
る。
【0074】(2つの鑑別モードを併用した紙幣の鑑別
処理)以下に、本実施例のATM100の鑑別装置15
3の2つの鑑別モードを併用した鑑別処理の処理・動作
手順について説明する。
【0075】従来のATMにおける入金取引は、次の2
つの入金処理に大別することができる。
【0076】すなわち、顧客から入金された紙幣を鑑別
し、一時格納箱に保管する第1入金処理と、一時格納箱
にある紙幣を鑑別し、汚れや破れを調べ、異常がなけれ
ばリサイクルBOXに格納し、異常があればリジェクト
ボックスに格納する第2入金処理である。
【0077】この様に2段階の入金処理を行う理由は、
顧客の入金する紙幣は、多少の汚れや破れがあってもリ
ジェクトせずに受付けるが、前記の汚れや破れのある紙
幣は他の顧客に出金することは行わず、リサイクルBO
X154には格納しない様に区別するためである。
【0078】本実施例のATM100の鑑別装置153
では、通常モードと特殊モードの鑑別処理を、前記の第
1入金処理と第2入金処理のそれぞれの処理で行うこと
が可能である。
【0079】本実施例のATM100で入金取引を行う
際に、第1入金処理では処理時間の早い通常モードを適
用して鑑別処理を行い、顧客の入金を受付ける。
【0080】前記の第1入金処理が終了した後に、第2
の入金処理で特殊モードを適用して鑑別処理を行い、変
造券の疑いのある紙幣はリサイクルBOX154には格
納せず、リジェクトボックスに格納する。
【0081】以上説明した様に、本実施例のATM10
0による2つの鑑別モードを併用した紙幣の鑑別処理に
よれば、高速な鑑別処理が要求される第1入金処理時に
は通常モードによる高速な鑑別処理を行い、厳密な鑑別
処理が要求される第2入金処理時には特殊モードによる
厳密な鑑別処理を行うので、紙幣の入金処理の際、紙幣
の種類や真偽の判定を行う鑑別処理を正確で迅速に行う
ことが可能である。
【0082】また、特殊モードによる厳密な鑑別処理を
行う前記の第2入金処理は、第1入金処理が終了した後
の通帳記入時等に行うことができるので、顧客を待たせ
ることなく厳密な鑑別処理を行うことが可能である。
【0083】(複数種類の紙幣の判定処理)以下に、本
実施例のATM100の鑑別装置153において、複数
の種類の紙幣を鑑別する処理・動作手順について説明す
る。
【0084】外国紙幣等、複数の種類の紙幣を鑑別する
ATMや両替機を開発する場合、それぞれの紙幣の大き
さ等の特徴を捉えて、個別にセンサ配置を設計したので
は設計効率が悪く、また装置の製造に要する費用が増大
する。
【0085】そこで、ATM100の鑑別装置153で
鑑別の対象となる紙幣のうちで、最も大きい紙幣の全面
データを採取するのに充分な数のセンサを鑑別装置15
3に設置し、また、鑑別モードは、走査の対象となる紙
幣の種類に応じて、複数の通常モードと複数の特殊モー
ドを設定しておく。
【0086】鑑別の対象となる紙幣の大きさは紙幣の種
類によって異なるので、ある紙幣の全面データを採取し
て厳密な鑑別を行う特殊モードに必要なセンサの数は、
走査される紙幣の種類によって異なっている。
【0087】そこで、複数種類の紙幣の大きさに応じて
複数の特殊モードを設定する。従って、ある紙幣の全面
データを採取するのに必要な全ての数のセンサの内、一
部のセンサを使用して走査を行う通常モードに必要なセ
ンサの数も、紙幣の種類によって異なることになり、前
記の複数の特殊モードに対応して複数の通常モードを設
定しておく。
【0088】例えば、鑑別装置153の鑑別用メモリ3
4に、走査しようとする紙幣に応じて複数の特殊モード
と複数の通常モードで使用するセンサの組み合わせを記
憶しておき、投入された紙幣に応じて使用するセンサの
アドレスをマルチプレクサ32に設定して鑑別を行う。
【0089】以上説明した様に、本実施例のATM10
0による複数種類の紙幣の判定処理によれば、高速な鑑
別処理が要求される時に高速な鑑別処理を行う複数の通
常モードと、厳密な鑑別処理が要求される時に厳密な鑑
別処理を実行する複数の特殊モードを設けることで、外
国紙幣を含めた複数の種類の紙幣の鑑別を行うことが可
能である。
【0090】また、本実施例のATM100によれば、
鑑別装置153に複数の特殊モードと複数の通常モード
を設定することにより、複数種類の紙幣を走査するセン
サを個々に設計する必要がなくなるので、外国紙幣等を
含めた複数の種類の現金および有価証券の鑑別装置を低
コストで設計し製造することが可能である。
【0091】(センサの故障対策処理)以下に、本実施
例のATM100において、紙幣を鑑別する場合に特定
のセンサが故障し、真券であるにもかかわらず偽券であ
ると判定される時の対策処理・動作手順について説明す
る。
【0092】本実施例のATM100の現金処理装置1
50において、紙幣の真偽を鑑別する鑑別プログラムに
用いられる各アルゴリズムに番号を付け、それらの鑑別
結果を有効とするか無効にするかという情報を格納した
テーブルをメモリ152に設ける。
【0093】表1は、本実施例のATM100の鑑別装
置153で用いられる通常モードの鑑別アルゴリズムの
鑑別結果の有効性を示す表である。
【0094】
【表1】
【0095】表1において、通常モードの鑑別アルゴリ
ズム有効表310には、通常モードでの鑑別アルゴリズ
ムを識別するアルゴリズム番号311が記載されてい
る。
【0096】また、312はアルゴリズム番号311に
対応する鑑別アルゴリズムを使用して鑑別を行った鑑別
結果が、当該紙幣の鑑別に有効であるかどうかを示す鑑
別結果有効値であり、「1」は鑑別結果が有効であるこ
とを示し、「0」は鑑別結果として無効であることを示
している。
【0097】表1の通常モードの鑑別アルゴリズム有効
表310では、アルゴリズム番号104の鑑別結果有効
値312は「0」であり、アルゴリズム番号104を使
用した鑑別結果が無効であることを示している。
【0098】表2は、本実施例のATM100の鑑別装
置153で用いられる通常モードの鑑別アルゴリズムの
格納番地を示す表である。
【0099】
【表2】
【0100】表2において、通常モードの鑑別アルゴリ
ズム格納番地表320には、通常モードでの鑑別アルゴ
リズムを識別するアルゴリズム番号321が記載されて
おり、322はアルゴリズム番号321に対応する鑑別
アルゴリズムが格納されているメモリ番地である。
【0101】本実施例のATM100の鑑別装置153
で通常モードで鑑別処理を行っている時に、走査用セン
サ31の特定のセンサに故障が発生した場合、ATM1
00での取引と取引の間にホストコンピュータから通信
装置101へ、またはATM100に接続したキーボー
ドやタッチパネルから、通常モードの鑑別アルゴリズム
有効表310を入力する。
【0102】ATM100の制御装置110は、鑑別処
理を開始する前に現金処理装置150内のメモリ152
に通常モードの鑑別アルゴリズム有効表310をローデ
ィングし、鑑別装置153のCPU30は、鑑別用メモ
リ34に通常モードの鑑別アルゴリズム有効表310を
移動して参照する。
【0103】鑑別装置153のCPU30は、通常モー
ドの鑑別アルゴリズム有効表310の鑑別結果有効値3
12を参照し、有効な鑑別アルゴリズムのアルゴリズム
番号311を調べる。
【0104】次に、鑑別装置153のCPU30は、通
常モードの鑑別アルゴリズム格納表320を参照し、前
記の有効な鑑別アルゴリズムをローディングした後、前
記鑑別アルゴリズムを使用して鑑別処理を行う。
【0105】あるいは、全ての鑑別アルゴリズムを使用
して鑑別処理を行い、通常モードの鑑別アルゴリズム有
効表310の内容に基づいて、無効な鑑別アルゴリズム
の鑑別結果は最終的な鑑別には用いないという方法を行
って、論理的にある鑑別アルゴリズムを無効にするとい
う鑑別方法を使用してもよい。
【0106】表3は、本実施例のATM100の鑑別装
置153で用いられる特殊モードの鑑別アルゴリズムの
鑑別結果の有効性を示す表である。
【0107】
【表3】
【0108】表3において、特殊モードの鑑別アルゴリ
ズム有効表330には、特殊モードの鑑別アルゴリズム
を識別するアルゴリズム番号331が記載されている。
【0109】また、表3において、332はアルゴリズ
ム番号331に対応する鑑別アルゴリズムを使用して鑑
別を行った鑑別結果が、当該紙幣の鑑別に有効であるか
どうかを示す鑑別結果有効値であり、「1」は鑑別結果
が有効であることを示し、「0」は鑑別結果として無効
であることを示している。
【0110】表4は、本実施例のATM100の鑑別装
置153で用いられる特殊モードの鑑別アルゴリズムの
格納番地を示す表である。
【0111】
【表4】
【0112】表4において、341は特殊モードの鑑別
アルゴリズム格納番地表340の鑑別アルゴリズムを識
別するアルゴリズム番号であり、342はアルゴリズム
番号341に対応する鑑別アルゴリズムが格納されてい
るメモリ番地である。
【0113】表1から表4を比較すると、アルゴリズム
番号101から105が通常モードで稼働する鑑別アル
ゴリズムであり、特殊モードではさらに、アルゴリズム
番号106の鑑別アルゴリズムが稼働することが判る。
【0114】以上説明した様に、本実施例のATM10
0によるセンサの故障対策処理によれば、高速な鑑別処
理が要求される時に高速な鑑別処理を行う通常モード
や、厳密な鑑別処理が要求される時に厳密な鑑別処理を
実行する特殊モードで、部分的にセンサが故障して異常
な出力をしても、故障したセンサデータを利用している
鑑別アルゴリズムを無効にして鑑別を行うので、センサ
の故障によって正常な真券が偽券と判定されることを防
止することが可能である。
【0115】以上、本発明を、前記実施例に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。
【0116】例えば、本実施例のATM100における
鑑別モードの切り替え処理手順の説明で、ステップ20
1では、鑑別モードを設定するデータをホストコンピュ
ータから受信する、と述べたが、ATM100側に鑑別
モード切り替えスイッチを設けたり、キーボードやタッ
チパネルからの入力によって、ソフトウェアにより鑑別
モードを切り替えてもよい。
【0117】また、本実施例のATM100における紙
幣の真偽判定方法の説明で、x座標がxkである位置に
おけるセンサS1〜Snのセンサデータについて判定する
方法を述べたが、x座標がxkである位置だけでなく、
複数のx座標について、同様の判定を行い紙幣の鑑別を
行ってもよい。
【0118】また、本実施例のATM100では、鑑別
する対象は紙幣だけについて述べたが、鑑別対象は、硬
貨を含んだ現金、小切手、株券、当選した宝くじ、馬券
等、有価証券であってもよい。
【0119】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0120】(1)鑑別モードを変更することによっ
て、限られた数のセンサによる高速な鑑別や、全てのセ
ンサを使用した厳密な鑑別を行うので、高速な鑑別処理
が要求される時には高速な鑑別処理を行い、厳密な鑑別
処理が要求される時には厳密な鑑別処理を実行すること
が可能である。
【0121】(2)高速な鑑別処理が要求される第1入
金処理時には通常モードによる高速な鑑別処理を行い、
厳密な鑑別処理が要求される第2入金処理時には特殊モ
ードによる厳密な鑑別処理を行うので、現金または有価
証券の種類や真偽の判定を行う鑑別処理を正確で迅速に
行うことが可能である。
【0122】(3)複数の特殊モードと複数の通常モー
ドを設定することにより、複数種類の現金または有価証
券を走査するセンサを個々に設計する必要がなくなるの
で、複数の種類の現金および有価証券の鑑別装置を低コ
ストで設計し製造することが可能である。
【0123】(4)故障したセンサデータを利用してい
る鑑別アルゴリズムを無効にして鑑別を行うので、セン
サの故障によって正常な現金または有価証券が偽の現金
または有価証券と判定されることを防止することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現金または有価証券の鑑別装置の一実
施例であるATMの概略構成を示す図である。
【図2】本実施例のATMの鑑別装置とリサイクルBO
Xと搬送路の概略構成を示す図である。
【図3】本実施例のATMで鑑別モードを切り替える処
理手順を示すフローチャートである。
【図4】本実施例のATMで紙幣を走査する時のセンサ
の走査位置を示す図である。
【符号の説明】
100…ATM、101…通信装置、110…制御装
置、120…カード読み取り装置、130…通帳処理装
置、140…伝票処理装置、150…現金処理装置、1
51…カセット、152…メモリ、153…鑑別装置、
154…リサイクルBOX、155…入出金装置、15
6…搬送路、30…制御装置、31…センサ、32…マ
ルチプレクサ、33…AD変換器、34…鑑別用メモ
リ、41…紙幣繰り出し装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 義治 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 森崎 智光 愛知県名古屋市中区栄三丁目10番22号 日 立中部ソフトウエア株式会社内 (72)発明者 堀 哲也 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現金または有価証券の一部または全面を
    複数のセンサで走査し、前記センサが採取したセンサデ
    ータを記憶し、前記記憶したセンサデータの値を検査す
    る現金または有価証券の鑑別方法であって、前記の走査
    に使用する複数のセンサのうちの一部または全部のセン
    サによって現金または有価証券の走査を行い、前記の走
    査に使用したセンサが採取したセンサデータを記憶し、
    前記の走査で使用したセンサの数に応じて前記現金また
    は有価証券の種類と真偽の判定方法を変更し、前記の記
    憶したセンサデータと前記の変更した判定方法によって
    鑑別処理を行うことを特徴とする現金または有価証券の
    鑑別方法。
  2. 【請求項2】 現金または有価証券の一部または全面を
    走査する複数のセンサと、前記走査に使用したセンサが
    採取したセンサデータを記憶するセンサデータ記憶手段
    と、前記センサデータ記憶手段に記憶されたセンサデー
    タを検査する手段を備えた現金または有価証券の鑑別装
    置であって、前記の走査に使用するセンサを選択するセ
    ンサ選択手段と、前記センサ選択手段によって選択され
    たセンサが採取したセンサデータを記憶するセンサデー
    タ記憶手段と、前記センサ選択手段によって選択された
    センサの数に応じて前記の現金または有価証券の種類ま
    たは真偽の判定方法を変更する判定方法変更手段と、前
    記センサデータ記憶手段に記憶されたセンサデータと前
    記判定方法変更手段によって変更した判定方法によって
    鑑別処理を行う手段を備えることを特徴とする現金また
    は有価証券の鑑別装置。
  3. 【請求項3】 投入された現金の一部または全面を走査
    する複数のセンサと、前記走査に使用したセンサが採取
    したセンサデータを記憶するセンサデータ記憶手段と、
    前記センサデータ記憶手段に記憶されたセンサデータを
    検査する手段を備えた現金自動預払い装置であって、前
    記現金自動預払い装置の内部に請求項2に記載された現
    金または有価証券の鑑別装置を備えることを特徴とする
    現金自動預払い装置。
JP5407295A 1995-03-14 1995-03-14 現金または有価証券の鑑別方法及びその実施装置 Pending JPH08249517A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128276A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 鑑別装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007128276A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 鑑別装置

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