JPH08247547A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JPH08247547A
JPH08247547A JP5260495A JP5260495A JPH08247547A JP H08247547 A JPH08247547 A JP H08247547A JP 5260495 A JP5260495 A JP 5260495A JP 5260495 A JP5260495 A JP 5260495A JP H08247547 A JPH08247547 A JP H08247547A
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JP
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hot water
temperature
water
water supply
heater
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JP5260495A
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English (en)
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Akihiro Yanada
晃宏 梁田
Hisato Kataoka
寿人 片岡
Eiichi Tsuji
栄一 辻
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Noritz Corp
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Noritz Corp
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス等を熱源とする給湯器と、他熱源の温水
器とを組み合わせてなる給湯装置において、給湯器の熱
交換器内での沸騰防止の観点から設定された基準温度よ
りも低い場合でも、給湯運転を開始すれば高温出湯が起
こると想定される場合には、給湯運転を停止して危険発
生を未然に防止する。 【構成】 給湯器2の熱交換器12の上流側に配置され
た各検出手段24,26からの入水温度TCと入水量QC
とに基づいて、最小能力で熱交換器12を加熱した場合
の出湯温度TH-MINを演算する出湯温度演算手段42
と、この出湯温度演算手段42で演算された出湯温度T
H-MINが、予め設定された規定温度以上となる場合に
は、給湯運転を強制的に終了する給湯運転終了手段44
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス給湯器などの熱交
換器の入水路側に、太陽熱温水器などの他熱源の温水器
の出湯路が接続される構成の給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、太陽熱温水器等の他熱源による
温水器から直接にカランやシャワー等に給湯する場合に
は、給湯量が多くなると湯温が低下して、所望の湯温を
確保することが困難になる場合が多い。
【0003】そこで、従来は、たとえば、ガス給湯器を
構成する熱交換器の入水路側に、他熱源の温水器の出湯
路側を接続して、温水器からの湯水の温度が低くなった
場合には、ガス給湯器側でこれを再加熱して給湯するこ
とにより、常に所望の湯温および給湯量を確保するとと
もに、ガス給湯器側のガス燃焼量を節約するようにした
構成の給湯装置が提供されている(たとえば、特開平1
−118066号公報参照)。
【0004】ところで、夏場などでは、太陽熱温水器等
の他熱源による温水器からの湯温が高くなり、たとえば
50℃を越えることがある。
【0005】そして、温水器からこのような比較的高温
の湯がそのままガス給湯器側に出湯されると、ガス給湯
器側で給湯燃焼を開始した途端に、熱交換器内で湯が沸
騰してしまい、極めて危険な状態となる。
【0006】そのため、従来技術では、他熱源の温水器
からの湯水の温度が予め設定された基準温度(たとえば
50℃)以上となる場合には、上記の沸騰防止の観点か
ら、給湯燃焼を開始させないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、太陽熱
温水器等の他熱源による温水器からの湯温が、上述の基
準温度(上記の例では50℃)未満の温度(たとえば40
℃程度)であっても、温水器からガス給湯器側に流れ込
む湯水の量が比較的少ないときには、ガス給湯器側で給
湯燃焼を開始すると、熱交換器からの出湯温度が高くな
り、たとえば60℃を越えることが起こり得る。
【0008】次に、その一例を示す。
【0009】いま、ガス給湯器への入水温度をTC、入
水量をQC、給湯能力(号数)の最低値をGMINとすると、
熱交換器からの出湯温度TH-MINは、次式で与えられ
る。
【0010】 TH-MIN={GMIN×25/QC}+TC (1) したがって、TC=40℃、QC=2.5l/分、GMIN
2.5号のときには、出湯温度は、(1)式から、 TH-MIN={2.5×25/2.5}+40=65℃ となる。
【0011】ここで、予め所望の湯温を得るために設定
される設定温度TSがたとえば40℃とした場合、これ
は人が直接に手で触れることができる程度の湯温であ
る。そして、このような温度TSが設定されたことは、
ガス給湯器から供給される湯がカランやシャワーなどに
おいて湯水混合されることなく、そのまま出湯されると
想定される。
【0012】ところが、このように比較的低い温度T
S(=40℃)が設定されているにもかかわらず、ガス給
湯器からカラン等に向けて高温(上記の例では65℃)の
湯が不意に出湯されると、直接に人体に触れたときには
火傷をするなどの恐れがあり、危険である。
【0013】したがって、このような高温の湯がそのま
まカラン等から出湯される事態が生じないように未然に
防止することが重要となる。
【0014】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、他熱源の温水器からの湯水の温度が予
め設定された基準温度以上となる場合には、沸騰防止の
観点から、給湯運転を開始しないのは勿論のこと、基準
温度よりも低い場合でも、給湯運転を開始すれば高温出
湯が起こると想定される場合には、給湯運転を停止して
危険発生を未然に防止することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、ガス等を熱源とする給湯器と、他熱源の
温水器とを組み合わせてなるものであって、前記給湯器
の入水側と前記温水器の出湯側とが接続されるととも
に、給湯器を構成する熱交換器への入水量および入水温
度をそれぞれ検出する検出手段が設けられている給湯装
置において、次の構成を採る。
【0016】すなわち、本発明では、各検出手段からの
入水温度と入水量とに基づいて、最小能力で熱交換器を
加熱した場合の出湯温度を演算する出湯温度演算手段
と、この出湯温度演算手段で演算された出湯温度が、予
め設定された規定温度以上となる場合には、給湯運転を
強制的に終了する給湯運転終了手段とを備えている。
【0017】
【作用】上記構成において、出湯温度演算手段は、各検
出手段からの入水温度と入水量とに基づいて、最小能力
で熱交換器を加熱した場合の出湯温度を常に演算する。
【0018】その際、他熱源の温水器側からの入水温度
が沸騰防止の観点から設定された基準温度よりも低い場
合であっても、湯水の量が比較的少ないときには、給湯
器側で最小能力で熱交換器を加熱しても、熱交換器から
は高温の湯が出湯されるおそれがある。
【0019】そこで、給湯運転終了手段は、出湯温度演
算手段で演算される出湯温度が、予め設定された規定温
度以上となる場合には、給湯運転を強制的に終了する。
【0020】このため、火傷などの危険発生を未然にか
つ確実に防止することができる。
【0021】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る給湯装置のシス
テム構成図である。
【0022】この実施例の給湯装置1は、ガスを熱源と
するガス給湯器2と太陽熱を熱源とする太陽熱温水器4
とを組み合わせて構成されている。
【0023】ガス給湯器2は、加熱機構部6、コントロ
ーラ部8、およびリモコン部10を備える。
【0024】加熱機構部6は、熱交換器12の上流側に
入水路14が、下流側に出湯路16がそれぞれ接続され
ており、この入水路14が水路切替弁18を介して太陽
熱温水器4の出湯側に接続される一方、出湯路16がカ
ラン20や図示しないシャワー等に接続されている。な
お、水路切替弁18には、さらに上水道22が接続され
ている。
【0025】上記の入水路14の途中には、入水温TC
を検出する入水温度センサ24、および入水量QCを検
出する入水量センサ26が、また、出湯路16の途中に
は熱交換器12からの出湯温度を検出する出湯温度セン
サ28がそれぞれ設けられている。
【0026】さらに、上記の熱交換器12に対しては、
これを加熱するガスバーナ30が配置され、このガスバ
ーナ30に接続されたガス配管32の途中には、ガス比
例弁34と電磁弁36とが設けられている。
【0027】一方、コントローラ部8は、マイクロコン
ピュータなどで構成されるもので、シーケンス制御手段
40、出湯温度演算手段42、および給湯運転終了手段
44を含む。
【0028】シーケンス制御手段40は、入水温度セン
サ24で検出された入水温度TC、入水量センサ26で
検出された入水量QCに基づいて、熱交換器12で加熱
して得られる湯温が、リモコン部10で予め設定された
設定温度TSになるように、ガス比例弁34の開度を調
整してガスバーナ30のガス燃焼量をフィードフォワー
ド制御するとともに、出湯温度センサ28で検出される
出湯温度THと上記の設定温度TSとが不一致である場合
には、両者TH,TSの偏差に基づいて、出湯温度TH
設定温度TSに一致するようにガス比例弁34の開度を
調整してガス燃焼量をフィードバック制御するように構
成されている。
【0029】また、シーケンス制御部40は、入水温度
センサ24で検出される太陽熱温水器4からの湯水の温
度が、予め設定された基準温度(ここでは50℃)以上と
なる場合には、給湯運転を開始しないように構成されて
いる。
【0030】出湯温度演算手段42は、入水温度センサ
24で検出された入水温度TCおよび入水量センサ26
で検出された入水量QCに基づいて、最小能力で熱交換
器12を加熱した場合の出湯温度TH-MINを演算するも
のである。この場合の出湯温度TH-MINの演算には、た
とえば、前述の(1)式が適用される。
【0031】給湯運転終了手段44は、出湯温度演算手
段42で演算された出湯温度が、予め設定された規定温
度以上となる場合には、出湯運転を強制的に停止するも
のである。
【0032】ここに、上記の規定温度としては、設定温
度Tsが触手温度TJ(本例で48℃)以下では、一定温度
K(本例では55℃)に設定される。また、設定温度TS
が触手温度TJ(=48℃)よりも高い場合には、TS+α
(αは定数で、たとえば5℃)に設定されるさらに、リモ
コン部10は、給湯運転モードを設定する運転スイッチ
や給湯すべき所望の温度TSを設定するための設定スイ
ッチ(いずれも図示省略)等が設けられおり、各スイッチ
操作に応じた指令信号がコントローラ部8に与えられる
ようになっている。
【0033】次に、上記構成の給湯装置1における動
作、特に、出湯温度が設定温度よりも非常に高くなって
危険が生じた場合の制御動作を主体に、図2に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0034】まず、リモコン部4が操作されて太陽熱温
水器4を併用する運転モードが設定されると、コントロ
ーラ部8のシーケンス制御手段40は、太陽熱温水器4
からの湯水がガス給湯器2の入水路14に連通されるよ
うに、水路切替弁18を切り替える。そして、入水温度
センサ24で検出される入水温度TCが予め設定された
基準温度(ここでは50℃)以上か否かを判別する(ステ
ップ1)。
【0035】入水温度TCが基準温度である50℃以上
となる場合には、太陽熱温水器4からの湯温は十分と考
えられ、このような比較的高温の湯がそのままガス給湯
器2側に入って給湯燃焼を開始すると、熱交換器12内
で湯が沸騰してしまい、極めて危険な状態となる。した
がって、この場合には、安全モードに移行し(ステップ
11)、給湯燃焼を開始することなく終了する(ステップ
12)。
【0036】これに対して、入水温度TCが基準温度で
ある50℃未満である場合には、熱交換器12での沸騰
の恐れがないので、次に、シーケンス制御手段40は、
入水量センサ26からの検出信号に基づいて通水の有無
を判断し(ステップ2)、通水があればカラン20等が開
栓されたものと判断して、給湯燃焼を開始する(ステッ
プ3)。
【0037】この給湯燃焼では、入水温度センサ24で
検出された入水温TC、入水量センサ26で検出された
入水量QCに基づいて、出湯温度センサ28で検出され
る出湯温度THがリモコン部10で予め設定された設定
温度TSになるように、ガス比例弁34の開度を調整し
てガスバーナ30のガス燃焼量をフィードフォワード制
御する。
【0038】また、出湯温度センサ28で検出される出
湯温度THと上記の設定温度TSとが不一致である場合に
は、両者TH,TSの偏差に基づいて、出湯温度THが設
定温度TSに一致するようにガス比例弁34の開度を調
整してガス燃焼量をフィードバック制御する。
【0039】さらに、シーケンス制御手段40は、リモ
コン部10で予め設定された設定温度TSが触手温度TJ
である48℃以下か否かを判断する(ステップ4)。
【0040】設定温度TSが触手温度TJの48℃以下
(TJ≧Ts)の場合には、カラン20等において湯水の混
合を行なうことなく、ガス給湯器2から出る湯がそのま
ま利用されると想定される。
【0041】そこで、出湯温度演算手段42は、入水温
度センサ24で検出された入水温度TCおよび入水量セ
ンサ26で検出された入水量QCに基づいて、最小能力
で熱交換器12を加熱した場合の出湯温度TH-MINを、
前述の(1)式に基づいて演算する(ステップ5)。
【0042】給湯運転終了手段44は、この出湯温度演
算手段42で算出される出湯温度TH-MINが、予め設定
された規定温度TK(ここでは55℃)を越えるか否かを
判断する(ステップ6)。
【0043】出湯温度演算手段42で得られた出湯温度
H-MINが規定温度TKである55℃以上の場合には、こ
の温度の湯がそのままカラン20等に出湯されると、火
傷をする恐れがあり危険であるから、給湯運転終了手段
44は安全動作に移行し(ステップ11)、電磁弁36を
閉じてガスバーナ30による給湯燃焼を終了する(ステ
ップ12)。
【0044】また、出湯温度TH-MINが規定温度TKであ
る55℃未満の場合には、この湯がそのままカラン20
等に出湯されても危険性は低いと考えられるので、出湯
運転終了手段44は動作せず、シーケンス制御手段40
が、入水量センサ14の検出出力に基づいて通水が停止
されたか否かを判断する(ステップ7)。そして、通水が
継続されておれば、ステップ3に戻って給湯燃焼を継続
する。逆に、ステップ7で通水が停止されておれば、電
磁弁36を閉じてガスバーナ30による給湯燃焼を終了
する(ステップ8)。
【0045】一方、ステップ4において、設定温度TS
が触手温度TJの48℃を越えている場合には、カラン
16において湯水の混合が行なわれると想定され、湯水
を混合しない場合よりも危険性は少ないと考えられる。
【0046】そこで、出湯温度演算手段42は、入水温
度センサ24で検出された入水温度TCおよび入水量セ
ンサ26で検出された入水量QCに基づいて、最小能力
で熱交換器12を加熱した場合の出湯温度TH-MINを、
前述の(1)式に基づいて演算する(ステップ9)。
【0047】そして、この演算される出湯温度TH-MIN
が規定温度(TS+α)℃[αは出湯温度THのばらつきの
余裕をみた一定値(たとえば5℃)]を越えるか否かを判
断する(ステップ10)。
【0048】演算して得られた出湯温度TH-MINが規定
温度である(TS+α)℃未満の場合には、カラン16に
おいて湯水の混合が行なわれると想定されることと相俟
って、危険性はより一層低いと見なし得る。したがっ
て、この場合には、給湯運転終了手段44は動作せず、
シーケンス制御手段40が、入水量センサ14の検出出
力に基づいて通水が停止されたか否かを判断し(ステッ
プ7)、通水が継続されておれば、ステップ3に戻って
給湯燃焼を継続する。
【0049】これに対して、ステップ10で、出湯温度
演算手段42で得られた出湯温度TH-MINが規定温度で
ある(TS+α)℃以上の場合には、ガス給湯器2側にお
いて誤動作が発生したと考えられるので、給湯運転終了
手段44は、安全動作に移行し(ステップ11)、電磁弁
36を閉じてガスバーナ30による給湯燃焼を終了する
(ステップ12)。
【0050】このように、この実施例では、太陽熱温水
器4からガス給湯器2に入る湯水の温度が、沸騰防止の
観点から設定された基準温度(本例では50℃)よりも低
い場合であっても、給湯燃焼を開始すれば高温出湯が起
こると想定される場合には、給湯燃焼を強制的に終了す
るので、危険発生を未然に防止することができる。
【0051】
【変形例】上記の実施例では、ステップ4において、設
定温度TSが触手温度である48℃を越えるか否かの判
断をすることで、カラン20等において湯水の混合が行
われるかを想定し、危険性の高低の目安としているが、
この変形例では、画一的に前述の(TS+α)℃を規定温
度とし、常に(TS+α)℃以上の湯が出湯されないよう
にしたものである。
【0052】すなわち、図3のフローチャートに示すよ
うに、ガス給湯器2の熱交換器12での沸騰防止の観点
から、入水温度TCが基準温度である50℃以上の場合
には給湯燃焼をしない点(ステップ1,8,9)、および
出湯温度演算手段42によって(1)式を用いて、最小能
力で熱交換器12を加熱した場合の出湯温度TH-MIN
演算する点(ステップ1,2,3,4)は上述の実施例の
場合と同じである。
【0053】しかし、この実施例では、ステップ5にお
いて、この演算された出湯温度TH-MINが常に規定温度
(TS+α)(αはたとえば5℃)以上になるか否かを判断
している。そして、出湯温度TH-MINが規定温度(TS
α)以上になれば、給湯運転終了手段44は、安全モー
ドに移行して、給湯燃焼を終了する(ステップ8,9)。
【0054】この変形例の場合も、給湯燃焼を開始すれ
ば設定温度TS以上の出湯が起こると想定される場合に
は、給湯燃焼を強制的に終了するので、危険発生を未然
に防止することができる。
【0055】なお、上記の実施例および変形例において
用いた基準温度や規定温度はあくまで例示であって、こ
のような具体的な数値に限定されるものではない。ま
た、本例では、給湯器2の熱交換器12で加熱して得ら
れる湯を直接にカラン20等に給湯するようにしている
が、熱交換器12をバイパスするバイパス路を設けて、
熱交換器12で加熱された湯とバイパス路を通過して水
とを混合して所望の湯温を得る、いわゆるバイパスミキ
シング方式のガス給湯器を備えたものにも本発明を適用
することができる。
【0056】さらに、ガス給湯器2の外に、石油給湯器
などの給湯器にも本発明を広く適用することが可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0058】(1) 請求項1記載の発明によれば、入水
温度と入水量とに基づいて、最小能力で熱交換器を加熱
した場合の出湯温度を常に演算し、その出湯温度が予め
設定された規定温度以上となる場合には、給湯運転を強
制的に終了するようにしているから、火傷などの危険発
生を未然にかつ確実に防止することができる。
【0059】また、他熱源の温水器からの湯水の温度が
予め設定された基準温度以上となる場合には、給湯運転
を開始させないので、従来と同様に、給湯器の熱交換器
での沸騰防止を図ることができる。
【0060】(2) 特に、請求項2記載の発明では、設
定温度TSが触手温度TJを越えるか否かの判断をするこ
とで、カラン20等において湯水の混合が行われるかを
想定しているので、危険性の高低の目安がより明確とな
り、一層安全性を高めることができて都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る給湯装置のシステム構成
図である。
【図2】図1の給湯装置の動作説明に供するフローチャ
ートである。
【図3】図1の給湯装置の変形例の動作説明に供するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…給湯装置、2…ガス給湯器、4…太陽熱温水器、6
…加熱機構部、8…コントローラ部、10…リモコン
部、12…熱交換器、14…入水路、16…出湯路、2
0…カラン、24…入水温度センサ、26…入水量セン
サ、28…出湯温度センサ、30…ガスバーナ、34…
ガス比例弁、40…シーケンス制御手段、42…出湯温
度演算手段、44…給湯運転終了手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス等を熱源とする給湯器と、他熱源の
    温水器とを組み合わせてなるものであって、前記給湯器
    の入水側と前記温水器の出湯側とが接続されるととも
    に、給湯器を構成する熱交換器への入水量および入水温
    度をそれぞれ検出する検出手段が設けられている給湯装
    置において、 前記各検出手段からの入水温度と入水量とに基づいて、
    最小能力で熱交換器を加熱した場合の出湯温度を演算す
    る出湯温度演算手段と、 この出湯温度演算手段で演算された出湯温度が、規定温
    度以上となる場合には、給湯運転を強制的に終了する給
    湯運転終了手段と、 を備えることを特徴とする給湯装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の給湯装置において、前記
    規定温度は、設定温度Tsが触手温度TJ以下(TJ≧TS)
    では一定温度TK(ただしTK≧TJ)に設定され、また、
    設定温度TSが触手温度TJよりも高い場合(TS>TJ)に
    はTS+α(αは定数)に設定されていることを特徴とす
    る給湯装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の給湯装置において、規定
    温度は、常にTs+α(TSは設定温度、αは定数)に設定
    されていることを特徴とする給湯装置。
JP5260495A 1995-03-13 1995-03-13 給湯装置 Pending JPH08247547A (ja)

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