JPH08246678A - 建物の構築方法 - Google Patents

建物の構築方法

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JPH08246678A
JPH08246678A JP4868895A JP4868895A JPH08246678A JP H08246678 A JPH08246678 A JP H08246678A JP 4868895 A JP4868895 A JP 4868895A JP 4868895 A JP4868895 A JP 4868895A JP H08246678 A JPH08246678 A JP H08246678A
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JP
Japan
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pallet
building
crane
panels
panel
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JP4868895A
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English (en)
Inventor
Koki Sakamoto
弘毅 坂元
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Pallets (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】工期の短縮化を図ることができる建物の構築方
法を提供することを目的としている。 【構成】パレット1に収納されて搬送されてきた複数枚
のパネル2を、前記パレット1ごと建物構築場所S内に、
クレーンKによって搬入した後、パレット1に収納されて
いるパネル2を取り出して組み立てるようにしたので、
クレーンKをトラックの荷台から所定の位置まで往復動
させる回数が少なくなり、また、所定の位置に搬入され
たパレット1からパネル2を取り出して組み立てる際に、
クレーンKは建物構築場所内における移動だけで済む。
したがって、従来に比べ、トラックと構築場所との間の
クレーンKの往復動の回数が激減するとともに、クレー
ンKの移動距離が短くなるので、これらの分だけ工期の
短縮化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル工法によって構
築されるプレハブ住宅等の建物の構築方法に係り、特
に、パネルをこれが収納されたパレットと共に建物の構
築場所内に搬入して、該パレットからパネルを取り出し
て建物を組み立てる建物の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プレハブ住宅を施工する方法の一つとし
て、住宅の床、壁、屋根等をパネルを用いて施工する方
法が知られている。この施工方法は、予め工場等におい
て木製の芯材(枠材)を枠組みすることにより枠体を形
成し、この枠体の両面または片面に合板等の面材を貼設
することにより、床パネル、壁パネル、屋根パネル等の
構造用パネルを製造し、建築現場においてこれらの構造
用パネルを組み付けていくことにより建物を構築する方
法である。
【0003】そして、最近においては、このような構造
用パネルを用いた住宅施工の工業化をさらに推し進める
ために、例えば工場にて複数のパネルを接合して大型連
結パネルを製造し、この大型連結パネルを建築現場に運
送してその建築現場にて大型連結パネルどうしを接合し
ながら建て込むことにより、現場施工をより簡略化した
施工方法が採用されつつある。
【0004】前記大型連結パネル(以下パネルと略称す
る)を建築現場に輸送する場合トラックを使用している
が、このトラックの荷台にパネルを倒して平積みする
と、パネルの幅が荷台の幅より大きい場合、当該パネル
が荷台からはみ出してしまうので、このようなパネルを
荷台に積み込む場合、複数のパネルを起立した状態で専
用のパレットに収納して、このパレットによってパネル
の倒れを防止して荷台に積み込むようにしている。
【0005】そして、トラックに積み込まれたパネルは
建築現場まで輸送され、この建築現場で以下のようにし
てパレットから取り出されて組み立てられる。すなわ
ち、図15に示すように、建物の構築場所Sには、建物
施工時の安全のため、構築場所を包囲するようにして足
場Tが予め組み立てられている(この足場Tの設置は、
労働安全衛生法で義務付けられている。)。したがっ
て、構築場所にパネルを搬入して組み立てる場合、トラ
ックの荷台に、パレット1に収納されて積み込まれてい
るパネル2を、クレーンKによって1枚ずつ吊り上げて
パレット1から取り出し、さらに、該パネル2をクレー
ンKによって吊り上げつつ移動させて足場Tの上端を越
えて所定の位置に搬入して、組み立てるようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な方法では、パネルを1枚ずつ吊り上げて所定の位置ま
で移動させて組み立てた後、再びクレーンをトラックの
荷台上に位置させて次のパネルを吊り上げるといった工
程を何回も繰り返して行う必要がある。つまり、クレー
ンをトラックの荷台から所定の位置まで何回も往復動さ
せる必要があるので、このクレーンの往復動によって、
工期が長期化してしまうという問題があった。
【0007】また、クレーンによってパネルを吊り上げ
て所定の位置まで移動させる際に、パネルが風に煽られ
と危険性を伴うので、クレーンによるパネルの吊り上げ
移動は風が比較的弱いかまたは無風の時に行う必要があ
る。このため、強風化においては、クレーンを一時停止
して、風が弱まるのを待たなければならず、このためク
レーンの稼働率が低下してしまい、これによっても工期
が長期化してしまうという問題があった。
【0008】さらに、パネルを1枚ずつ吊り上げて所定
の位置まで移動させて組み立てるため、全てのパネルの
吊り上げ移動が終了しなければ、輸送用のトラックを解
放することができず、トラックの拘束時間が長くなって
輸送効率が低下し、これによっても工期が長期化してし
まうという問題があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、工期の短縮化を図ることができる建物の構築方法を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の建物の構築方法は、パレットに
収納されて搬送されてきた複数枚のパネルを、前記パレ
ットと共に建物構築場所内または建物構築場所に隣接す
る場所に、クレーンによって搬入した後、前記パレット
に収納されているパネルを取り出して建物を組み立てる
ことを特徴としている。
【0011】請求項2の建物の構築方法は、請求項1に
おいて、前記建物構築場所を足場の内側としたものであ
る。請求項3の建物の構築方法は、請求項1または2に
おいて、前記パレットに、当該パレットをクレーンによ
って吊り上げるための、フックを取付けたものである。
【0012】請求項4の建物の構築方法は、請求項1〜
3のいずれかにおいて、前記パレットにより搬送されて
きたパネルは、パレットに立てた状態で収納されてお
り、この立てた状態でパネルをパレットと共にクレーン
によって建物構築場所内に搬入し、次いで、パレットを
横倒しした後、当該パレットを開いてパレット内のパネ
ルを取り出して建物を組み立てることを特徴としてい
る。
【0013】請求項5の建物の構築方法は、請求項4に
おいて、前記パレットの下端部に、当該下端部を回動自
在に支持して、該パレットをその下端部を支点として回
動させることにより横倒し可能にする支持部材を設けた
ものである。
【0014】請求項6の建物の構築方法は、請求項4ま
たは5において、前記パレットの上端部に、該パレット
を横倒しする際に支持するための、上端支持部材を回動
自在に設けたものである。
【0015】請求項7の建物の構築方法は、請求項4〜
6のいずれかにおいて、前記パレットを、当該パレット
を横倒しした状態において、パレットの上面側が開閉可
能に構成したものである。
【0016】
【作用】請求項1の建物の構築方法にあっては、複数枚
のパネルを、建物構築場所内または建物構築場所に隣接
する場所に、パレットと共にクレーンによって搬入する
ので、クレーンをトラックの荷台から所定の位置まで往
復動させる回数は、トラックに積み込まれたパネルの枚
数ではなく、複数枚のパネルが収納されたパレットの個
数に対応する回数で済む。また、所定の位置に搬入され
たパレットからパネルを取り出して組み立てる際に、ク
レーンを使用した場合、クレーンは建物構築場所内、ま
たは建物構築場所とそれに隣接する場所との間における
移動だけで済む。したがって、従来に比べ、トラックと
構築場所との間のクレーンの往復動の回数が激減すると
ともに、クレーンの移動距離が短くなるので、これらの
分だけ工期の短縮化を図ることができる。
【0017】また、複数枚のパネルをパレットと共にク
レーンによって吊り上げるので、つまり吊り上げられる
ものの重量が増大するので、風による煽りの影響を受け
難くくなり、ある程度の風の下でもクレーンを稼働する
ことができ、しかも、強風化において、クレーンを一時
停止して風が弱まるのを待つ回数も少なくて済むので、
クレーンの稼働率の低下を従来に比べ抑さえることがで
き、これによっても工期の短縮化を図ることができる。
【0018】さらに、トラックからパレットを吊り上げ
た時点で、当該トラックを解放することができるので、
トラックの拘束時間を短くできる。よって、輸送効率が
向上し、これによっても工期の短縮化を図ることができ
る。
【0019】請求項2の建物の構築方法にあっては、建
物構築場所が足場の内側であるので、パネルをクレーン
用いてトラックの荷台から足場の内側に搬入する際に
は、パネルを足場の上端を越えて搬入する必要があり、
クレーンの往復動と上下動を要するが、パネルをパレッ
トと共に搬入することによって、クレーンの往復、上下
動の回数は、パレットの個数に対応する回数で済み、従
来に比べ、クレーンの往復、上下動の回数を激減させる
ことができる。請求項3の建物の構築方法にあっては、
請求項1において、前記パレットに、当該パレットをク
レーンによって吊り上げるための、フックを取付けたの
で、このフックにクレーンのワイヤを引っ掛けるだけ
で、パレットを簡単に吊り上げて所定の位置に移動させ
ることができる。
【0020】請求項4の建物の構築方法にあっては、立
てた状態のパネルをパレットと共にクレーンによって建
物構築場所内に搬入し、次いで、パレットを横倒しする
ので、建物構築場所においては、パネルは平積みされた
安定な状態となる。そして、パレットを開いてパレット
内のパネルを取り出して組み立てることにより、効率的
に建物を構築していく。特に、パネルが床パネルの場
合、水平に床パネルを敷き込むので、パネルが平積みさ
れている方が、効率的に床パネルを敷き込むことができ
る。
【0021】請求項5の建物の構築方法にあっては、構
築場所に起立した状態で搬入されたパレットを、その下
端部に設けられた支持部材を支点として回動させること
により、該パレットを簡単に横倒しすることができる。
【0022】請求項6の建物の構築方法にあっては、構
築場所に起立した状態で搬入されたパレットを、上端支
持部材をクレーンのワイヤ等によって支持しつつ横倒し
するが、上端支持部材がパレットの上端部に回動自在に
設けられているので、パレットが横倒し中に傾くに連れ
て、上端支持部材がパレットに対して相対的に回転し
て、常に上方から支持されることになる。よって、パレ
ットの横倒しの際に、当該パレットおよびクレーンのワ
イヤには無理な力が作用することがないので、スムーズ
にパレットを横倒しすることができる。
【0023】請求項7の建物の構築方法にあっては、請
前記パレットを、当該パレットを横倒しした状態におい
て、パレットの上面側が開閉可能に構成したので、パレ
ットを開いてパレット内のパネルを取り出す際に、パネ
ルを上方から取り出して、組み立てることにより、効率
的に建物を構築していく。特に、パネルが床パネルの場
合、水平に床パネルを順次敷き込むので、先に敷き込む
床パネルを上側にしてパレットに収納しておけば、効率
的に床パネルを敷き込むことができる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の建物の構築方
法の一実施例を説明する。まず、本実施例の建物の構築
方法を説明する前に、この構築方法に使用されるパレッ
トについて説明する。図2および図3に示すように、パ
レット1は、基本的に、複数のパネル2…を立てて載置
する載台3と、この載台3の左右に互いに平行に立設さ
れ、パネル群を側方から支える一対の支え部材4,4と
によって構成されている。前記載台3は、フレーム3a
を矩形状に組んでなる枠体の上面に面板3bを貼着して
なるものである。
【0025】前記支え部材4は枠状に形成されており、
その中央部には梯子5が取付けられている。また、支え
部材4の縦フレーム4aの上端部側面には、U字状をな
す吊り上げ用のフック6が溶接によって固定されてい
る。なお、フック6の固定は上記溶接に限ることなく、
例えば、図4に示すように、フック6にねじ部7を形成
し、このねじ部7を支え部材4の縦フレーム4aの上端
面にねじ込んだり、図5に示すようにフック6の両端部
を上下にして縦フレーム4aの上端側面に溶接によって
固定したり、図6に示すように、前記ねじ部を縦フレー
ム4aの上端側面にねじ込むことにより固定してもよ
く、さらには、図7に示すように、フック6の両端部に
上方に向けて折曲された係止部8を形成し、この係止部
8を縦フレーム4aの上端側面に形成された孔に挿入し
て係止することにより固定してもよい。
【0026】前記載台3上に載置される複数のパネル2
…の、互いに隣接するパネル2,2間および左右両側の
パネル2,2と前記支え部材4,4との間には、パネル
2,2どうしの干渉、および左右両側のパネル2,2と
支え部材4,4との干渉を防止するためのスペーサ10
…が配設されている。該スペーサ10…は塩化ビニール
等の樹脂で形成されたパイプ状のものであり、その上下
端部がスペーサ上端支持具11と、スペーサ下端受け具
12とによって支持されることにより、ほぼ垂直にかつ
等間隔で配設されている。
【0027】前記スペーサ下端受け具12は以下のよう
に構成されている。すなわち、図2および図3に示すよ
うに、載台3の前後には、左右の支え部材4,4間に渡
された一対の丸棒状の下側棹部材13,13が配設され
ており、各下側棹部材13には複数個のスペーサ下端受
け具12…が取付けられている。前記スペーサ下受け具
12は、下側棹部材13に摺動自在に外挿されたブロッ
ク14と、このブロック14の上面に立設された丸棒状
の受け部材15と、前記ブロック14の側面にねじ込ま
れた蝶ねじ16とから構成されており、この蝶ねじ16
を緩めることでブロック14が下側棹部材13上を摺動
でき、一方蝶ねじ16を締め付けることによりブロック
14を下側棹部材13の所定位置に固定できるようにな
っている。また、前記ブロック14の蝶ねじ16を設け
た側面の裏側には、断面L字状をなしかつ下側棹部材1
3の長手方向に延びるアングル材17が、その一辺をブ
ロック14に接するようにして固定されており、これに
よって、前記受け部材15の垂直姿勢を保持するように
なっている。
【0028】一方、前記スペーサ上端支持具11は以下
のように構成されている。すなわち、前記支え部材4,
4の上部には、前記下側棹部材13,13の直上に、支
え部材4,4間に渡る上側棹部材18,18が配設され
ている。この上側棹部材18は丸棒状のもので、その両
端部は下方に垂直に曲げれてこの部分が挿入部18a,
18aとされている。該挿入部18a,18aは、前記
支え部材4の上部に取付けられた挿入管19,19に挿
入されて上側棹部材18,18が所定の位置に装着され
るようになっている。したがって、これら上側棹部材1
8,18は上方に持ち上げることにより、挿入管19か
ら外れ、取り外せるようになっている。
【0029】前記上側棹部材18には、前記スペーサ下
端受け具12…と同個数のスペーサ上端支持具11…が
取付けられている。このスペーサ上端支持具11は、上
側棹部材18に摺動自在に外挿されたブロック20と、
このブロック20の下面に垂設された丸棒状の支持部材
21とから構成されており、これによって、スペーサ上
端支持具11…は上側棹部材18を摺動するようになっ
ている。
【0030】そして、前記上側棹部材18に摺動自在に
取付けられた各スペーサ上端支持具11と、下側棹部材
13に摺動自在に取付けられた各スペーサ下端受け具1
2とは上下に対向して配置され、これらの間に前記スペ
ーサ10が配設され、このスペーサ10の上下端がそれ
ぞれ挿通されている。これによって、各スペーサ10は
パネル2,2の間に垂直に支持されるようになってい
る。なお、前記載台3、支え部材4,4、スペーサ10
等のパネル2への各接触面には、保護材と緩衝材とを兼
ねてゴムシート、ウレタンフォーム等の硬軟数種類の柔
軟材が適宜被覆されている。
【0031】また、前記支え部材4の縦フレーム4aの
下端部には、図2および図8に示すように当該下端部を
回動自在に支持して、パレット1を回動させることによ
り横倒し可能にする支持部材21が設けられている。こ
の支持部材21は、前記縦フレーム4aの下端部から突
出して設けられて、載台3を地面等から離間させて支持
する略三角形状をなす支持ブロック22と、この支持ブ
ロック22の上部に形成されて縦フレーム4a内に設け
られた円柱状の軸支持部材23と、この軸支持部材23
に軸回りに回転自在に挿通された軸部24とから構成さ
れており、この軸部24の両端部はそれぞれ縦フレーム
4aに固定されている。
【0032】上記構成の支持部材21は、2つの支え部
材4,4のそれぞれの2つの縦フレーム4a,4aの下
端部に、軸部24を平行にして設けられている。したが
って、パレット1は、支え部材4の2本の縦フレーム4
a,4aの下端部に設けられた支持部材21,21を支
点として、支え部材4の前面側に回動自在に設けられて
おり、この回動によってパレット1が横倒し可能とされ
ている。なお、支え部材4,4にはそれぞれ支持部材2
1が設けられているので、パレット1は、左右いずれ側
にも回動可能とされている。
【0033】また、前記各支え部材4の縦フレーム4a
の上端部には、図2および図9に示すように、パレット
1を横倒しする際に支持するための、上端支持部材25
が回動自在に設けられている。この上端支持部材25
は、縦フレーム4aの上端部に設けられた円柱状をなす
回転体26と、この回転体26の外周部に固定された略
U字状をなす支持フック27と、前記回転体26に軸回
りに回転自在にかつ、前記支持部材21の軸部24と平
行に挿通された軸部28とから構成されており、この軸
部28の両端部はそれぞれ縦フレーム4aに固定されて
いる。
【0034】上記構成の上端支持部材25は、2つの支
え部材4,4のそれぞれの2つの縦フレーム4a,4a
の上端部に、軸部28を平行にして設けられている。そ
して、パレット1を前記支持部材21を支点として回動
させて横倒しする際には、該支持部材21が設けられた
支え部材4に対向する他方の支え部材4の上端部に設け
られた上端支持部材25の支持フック27にクレーンの
ワイヤを係止して、このワイヤによって上端支持部材2
5を上方から支持しつつパレット1を回動させて横倒し
していく。この際、パレット1が傾くに連れて、上端支
持部材25の回転体26がパレット1に対して軸部28
回りに相対的に回転して、支持フック27が常に上方か
ら支持されることになる。よって、パレット1の横倒し
の際に、当該パレット1およびクレーンのワイヤには無
理な力が作用することがないので、スムーズにパレット
1を横倒しすることができる。
【0035】また、前記パレット1は、当該パレット1
を横倒しした状態において、パレット1の上面側が開閉
可能に構成されている。すなわち、図2および図10に
示すように、前記支え部材4の2本の縦フレーム4a,
4aのそれぞれの下端部と、前記載台3のフレーム3a
の角部とは、軸部30,30によってそれぞれ回動自在
に連結されており、これによって前記支え部材4,4
は、それぞれの下端部を軸として載台3に対して前後に
回動自在とされている。したがって、パレット1を横倒
しした状態においては、2つの支え部材4,4のうちの
いずれか一方の支え部材4が上面側に位置するので、こ
の支え部材4が上下に回動することによって、パレット
1の上面側が開閉可能となる。
【0036】なお、前記支え部材4の縦フレーム4a
と、載台3のフレーム3aとの連結は上記図10に示す
ものの他、例えば、図11に示すように、フレーム3a
の端部に一対の取付板3b,3bを平行離間して形成
し、これら取付板3b,3bの間に前記縦フレーム4a
を嵌め込み、取付板3b,3bと縦フレーム4aとを軸
部30によって回動自在に連結してもよく、また、図1
2に示すように、支え部材4の縦フレーム4aの下端部
を水平に折曲し、この折曲部4bを前記取付板3b,3
bの間に嵌め込み、これら取付板3b,3bと折曲部4
bとを軸部30によって回動自在に連結してもよい。
【0037】また、前記支え部材4,4間には、図2お
よび図13に示すように、補強材35,35が取付けら
れている。この補強材35は、パレット1の拡がり、す
なわち、互いに対向する支え部材4,4の拡がりを防止
するためのもので、互いに対向する支え部材4,4の、
互いに対向する縦フレーム4a,4aの上端部に取付け
られている。この補強材35の両端部にはそれぞれ係止
穴35a,35aが形成され、一方、縦フレーム4a,
4aの上端部には前記係止穴35a,35aに相対的に
回転自在に係合する係止ピン36,36が形成されてい
る。そして、前記補強材35は、その係止穴35a,3
5aを前記係止ピン36,36に外挿したうえで、係止
ピン36,36の先端部に図示しない止め部材を取付け
ることによって、支え部材4,4間に取付けられてお
り、パレット1を横倒しした状態において、上面側の支
え部材4を開く際には、止め部材を外して、補強材35
の一端の係止穴35を係止ピン36から外してから行う
ようになっている。
【0038】次に、上記構成のパレット1を使用して行
う、本発明の建物の構築方法の一実施例を説明する。ま
ず、工場等において、パレット1に複数枚のパネル2…
を収納するには、以下のようにして行う。すなわち、下
側棹部材13,13の各スペーサ下端受け具12の取付
け位置を調整して固定した後、一対のスペーサ10,1
0をそれぞれスペーサ下端受け具12,12に装着す
る。なお、最初に収納するパネル2にサッシ等の付属物
が突出していないものであれば、前記スペーサ10,1
0は不要で、直接、一方の支え部材4に添わせるように
収納すればよい。
【0039】次に、最初に収納するパネル2をクレーン
等によって吊り上げて、パレット上に移動させ、前記ス
ペーサ10,10に沿って降ろして載台3に載せ、この
状態で、次の一対のスペーサ10,10をそれぞれスペ
ーサ下端受け具12,12に装着し、その後、パネル2
からクレーンを切り離す。したがって、パネル2はその
両面をスペーサ10で挾持されるため、倒れる恐れがな
い。以下、パネル2の積み込みと、スペーサ10の装着
を繰り返して行うことにより、予定数の複数のパネル2
…を載台3に載置する。
【0040】その後、パレット1の上部に昇り、上側棹
部材18,18の挿入部18a,18aを支え部材4,
4の挿入管19,19に挿入するとともに、スペーサ上
端支持具11を各スペーサ10の上端に挿入してこれら
の装着を行って、パネル2の積み込み収納を終了する。
【0041】上記のようにして、パレット1にパネル2
…を収納した後、パレット1のフック6…にクレーンの
ワイヤを引っ掛けて、該クレーンによってパレット1を
吊り上げて輸送トラックに積み込んで、建築現場に輸送
する。次いで、輸送されてきたパレット1のフック6…
に、再びクレーンのワイヤを引っ掛けて、図1(a)に
示すように、該クレーンKによってパレット1を吊り上
げて、建物構築場所内つまり足場の内側に搬入し、所定
の位置にパレット1を載置する。
【0042】次に、パレット1に収納されているパネル
2…が壁パネルである場合、パレット1を立てたままの
状態で、前記上側棹部材18を上方に持ち上げて取り外
すことにより、各スペーサ10からスペーサ上端支持具
11を一挙に取り外す。次いで、最初のパネル2をクレ
ーンKによって吊り上げ可能な状態にした後、該パネル
2の外側の一対のスペーサ10,10をスペーサ下端受
け具12,12から抜き取る。その後、図1(b)に示
すように、パネル2をクレーンによって吊り上げて所定
の位置に移動させて降ろして組み立てる。この場合、パ
ネル2は、パレット1が載置された面から若干上方まで
吊り上げて、足場Tの内側領域内を若干移動させればよ
いので、クレーンの移動を最小限に抑さえることができ
る。以下、同様手順でスペーサ10の抜き取りと、パネ
ル2の吊り上げ移動組立を順次繰り返して行うことによ
り、建物を構築していく。
【0043】上記のような方法では、パネル2…をパレ
ット1ごと搬入するので、クレーンをトラックの荷台か
ら所定の位置まで往復動させる回数は、トラックに積み
込まれたパネル2の枚数ではなく、複数枚のパネル2が
収納されたパレット1の個数に対応する回数で済むとと
もに、パレット1からパネル2を取り出して組み立てる
際に、クレーンは建物構築場所内における移動だけで済
むので、従来に比べ、トラックと構築場所との間のクレ
ーンの往復動の回数が激減するとともに、クレーンの移
動距離が短くなるので、これらの分だけ工期の短縮化を
図ることができる。
【0044】また、複数枚のパネル2…をパレット1ご
とクレーンによって吊り上げるので、つまり吊り上げら
れるものの重量が増大するので、風による煽りの影響を
受け難くくなり、ある程度の風の下でもクレーンを稼働
することができ、しかも、強風化において、クレーンを
一時停止して風が弱まるのを待つ回数も少なくて済むの
で、クレーンの稼働率の低下を従来に比べ抑さえること
ができ、これによっても工期の短縮化を図ることができ
る。さらに、トラックからパレット1を吊り上げた時点
で、当該トラックを解放することができるので、トラッ
クの拘束時間を短くでき、よって、輸送効率が向上し、
これによっても工期の短縮化を図ることができる。
【0045】一方、建物構築場所内に搬入、載置された
パレット1に収納されているパネル2…が床パネルや屋
根パネル等の場合、以下のようにしてパレット1を横倒
しにしてから、パネル2を取り出して建物の組立を行
う。なお、パネル2が床パネルの場合、パレット1は床
パネルを最後に敷設する位置に載置する。まず、パレッ
ト1の倒し方向を周囲の状況から決定し、図14(a)
に示すように、倒す方向と逆側の前記支え部材4に取付
けられた上端支持部材25の支持フック27にクレーン
のワイヤWを引っ掛けて、パレット1を倒す方向に引っ
張る。
【0046】すると、倒す方向側の支え部材4の下端部
に取付けられた前記支持部材21の支持ブロック22が
パレット1の設置面に摩擦力によって固定されているの
で、図14(b)に示すように、パレット1は支持部材
21を支点として回動して倒れていく。この際、パレッ
ト1が傾くに連れて、上端支持部材25の回転体26が
パレット1に対して軸部28回りに相対的に回転して、
支持フック27が常に上方から支持されることになる。
したがって、パレット1の横倒しの際に、当該パレット
1およびクレーンのワイヤWには無理な力が作用するこ
とがないので、スムーズにパレット1を横倒しすること
ができる。
【0047】パレット1を完全に横倒しにしたら、図1
4(c)に示すように、前記補強材35の一端部を上面
側に位置している支え部材4から取り外す。前記支持フ
ック27には、クレーンのワイヤが係止されているの
で、補強材35を取り外した後、前記支持フック27を
引き上げる。すると、図14(d)に示すように、上面
側の支え部材4が軸部24を支点として上方に回動して
パレット1が開く。その後、前記上側棹部材18を横方
向に引っ張って取り外すことにより、各スペーサ10か
らスペーサ上端支持具11を一挙に取り外し、次いで、
パネル2の外側の一対のスペーサ10,10をスペーサ
下端受け具12,12から抜き取り、その後、パネル2
をクレーンによって水平に吊り上げて所定の位置に移動
させて降ろして組み立てる。以下、同様手順でスペーサ
10の抜き取りと、パネル2の吊り上げ移動組立を順次
繰り返して行うことにより、建物を構築していく。
【0048】上記方法では、建物構築場所内に搬入され
たパレット1を横倒しにするので、建物構築場所におい
ては、パネル2は平積みされた安定な状態となる。そし
て、パレット1を開いてパネル2を取り出して組み立て
るので、特に、パネル2が床パネルの場合、水平に床パ
ネルを吊り上げて敷き込むことができ、よって、効率的
に床パネルを敷き込むことができる。なお、上記方法に
おいても、従来に比べ、トラックと構築場所との間のク
レーンの往復動の回数が激減するとともに、クレーンの
移動距離が短くなるので、これらの分だけ工期の短縮化
を図ることができるのは勿論のことである。
【0049】また、上記実施例では、複数枚のパネル2
が収納されたパレット1を建物構築場所S内、すなわち
足場Tの内側領域に搬入してパネル2を取り出して建物
を組み立てるようにしたが、パレット1を建物構築場所
Sに隣接する場所、すなわち足場Tの外側に置いて、こ
のパレット1からパネル2をクレーンによって吊り上げ
て取り出し、足場Tの内側領域に移送して建物を組み立
てるようにしてもよい。この場合、クレーンの移動距離
は従来とあまり変わらないが、トラックからパレット1
を吊り上げた時点で、当該トラックを解放することがで
きるので、トラックの拘束時間を短くして、輸送効率の
向上を図ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の建物の構築方法によれば、パレットに収納されて搬送
されてきた複数枚のパネルを、前記パレットと共に建物
構築場所内または建物構築場所に隣接する場所に、クレ
ーンによって搬入した後、前記パレットに収納されてい
るパネルを取り出して建物を組み立てるようにしたの
で、クレーンをトラックの荷台から所定の位置まで往復
動させる回数は、トラックに積み込まれたパネルの枚数
ではなく、複数枚のパネルが収納されたパレットの個数
に対応する回数で済む。また、所定の位置に搬入された
パレットからパネルを取り出して組み立てる際に、クレ
ーンを使用した場合、クレーンは建物構築場所内、また
は建物構築場所とそれに隣接する場所との間における移
動だけで済む。したがって、従来に比べ、トラックと構
築場所との間のクレーンの往復動の回数が激減するとと
もに、クレーンの移動距離が短くなるので、これらの分
だけ工期の短縮化を図ることができる。
【0051】また、複数枚のパネルをパレットと共にク
レーンによって吊り上げるので、吊り上げられるものの
重量が増大することになる。したがって、風による煽り
の影響を受け難くくなり、ある程度の風の下でもクレー
ンを稼働することができ、しかも、強風化において、ク
レーンを一時停止して風が弱まるのを待つ回数も少なく
て済むので、クレーンの稼働率の低下を従来に比べ抑さ
えることができ、これによっても工期の短縮化を図るこ
とができる。
【0052】さらに、トラックからパレットを吊り上げ
た時点で、当該トラックを解放することができるので、
トラックの拘束時間を短くできる。よって、輸送効率が
向上し、これによっても工期の短縮化を図ることができ
る。
【0053】請求項2の建物の構築方法によれば、建物
構築場所が足場の内側であるので、パネルをクレーン用
いてトラックの荷台から足場の内側に搬入する際には、
パネルを足場の上端を越えて搬入する必要があり、クレ
ーンの往復動と上下動を要するが、パネルをパレットと
共に搬入することによって、クレーンの往復、上下動の
回数は、パレットの個数に対応する回数で済み、従来に
比べ、クレーンの往復、上下動の回数を激減させること
ができ、これによって工期の短縮化を図ることができ
る。請求項3の建物の構築方法によれば、前記パレット
に、当該パレットをクレーンによって吊り上げるため
の、フックを取付けたので、このフックにクレーンのワ
イヤを引っ掛けるだけで、パレットを簡単に吊り上げて
所定の位置に移動させることができる。
【0054】請求項4の建物の構築方法によれば、パネ
ルをパレットと共にクレーンによって建物構築場所内に
搬入し、次いで、パレットを横倒しした後、当該パレッ
トを開いてパレット内のパネルを取り出して建物を組み
立てるようにしたので、建物構築場所においては、パネ
ルは平積みされた安定な状態となり、この安定な状態で
パレットを開いてパネルを取り出して組み立てることに
より、床パネル等のように水平に敷設すべきパネルを簡
単に水平状態で吊り上げて、所定の位置に敷き込むこと
ができ、よって建物を効率的に構築していくことができ
る。
【0055】請求項5の建物の構築方法によれば、パレ
ットの下端部に、当該下端部を回動自在に支持して、該
パレットをその下端部を支点として回動させることによ
り横倒し可能にする支持部材を設けたので、構築場所に
起立した状態で搬入されたパレットを簡単かつ安全に横
倒しすることができる。
【0056】請求項6の建物の構築方法によれば、パレ
ットの上端部に、該パレットを横倒しする際に支持する
ための、上端支持部材を回動自在に設けたので、パレッ
トが横倒し中に傾くに連れて、上端支持部材がパレット
に対して相対的に回転して、常に上方から支持されるこ
とになる。よって、パレットの横倒しの際に、当該パレ
ットおよびクレーンのワイヤには無理な力が作用するこ
とがないので、スムーズにパレットを横倒しすることが
できる。
【0057】請求項7の建物の構築方法によれば、請前
記パレットを、当該パレットを横倒しした状態におい
て、パレットの上面側が開閉可能に構成したので、パレ
ットを開いてパレット内のパネルを取り出す際に、パネ
ルを上方から取り出して、組み立てることにより、効率
的に建物を構築していくことができる。特に、パネルが
床パネルの場合、水平に床パネルを順次敷き込むので、
先に敷き込む床パネルを上側にしてパレットに収納して
おけば、効率的に床パネルを敷き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物の構築方法の一実施例を示すもの
で、パレットをクレーンによって建物構築場所内に搬入
し、このパレットからパネルを取り出して建物を構築す
る工程を示す工程図である。
【図2】本発明の建物の構築方法に使用するパレットを
示す斜視図である。
【図3】図2に示すパレットのスペーサ上端支持具と下
端受け具を示す斜視図である。
【図4】パレットの上端部に取付ける吊り上げ用のフッ
クの変形第1例を示す斜視図である。
【図5】パレットの上端部に取付ける吊り上げ用のフッ
クの変形第2例を示す斜視図である。
【図6】パレットの上端部に取付ける吊り上げ用のフッ
クの変形第3例を示す斜視図である。
【図7】パレットの上端部に取付ける吊り上げ用のフッ
クの変形第4例を示す斜視図である。
【図8】パレットの下端部に取付ける支持部材の要部を
示す斜視図である。
【図9】パレットの上端部に取付ける上端支持部材の要
部を示す斜視図である。
【図10】パレットの支え部材と載台との連結部の第1
例を示す斜視図である。
【図11】パレットの支え部材と載台との連結部の第2
例を示す斜視図である。
【図12】パレットの支え部材と載台との連結部の第3
例を示す斜視図である。
【図13】パレットの支え部材どうしを連結する補強材
の要部示す斜視図である。
【図14】パレットを横倒ししていく工程を示す工程図
である。
【図15】従来、トラックに積み込まれたパレットから
パネルを1枚ずつ吊り上げて、建物構築場所に搬入し
て、建物を組み立てる方法を示す図である。
【符号の説明】
1 パレット 2 パネル 4 支え部材 6 フック 21 支持部材 25 上端支持部材 35 補強材 K クレーン T 足場 S 建物構築場所

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットに収納されて搬送されてきた複
    数枚のパネルを、前記パレットと共に建物構築場所内ま
    たは建物構築場所に隣接する場所に、クレーンによって
    搬入した後、前記パレットに収納されているパネルを取
    り出して建物を組み立てることを特徴とする建物の構築
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建物の構築方法におい
    て、前記建物構築場所が足場の内側であることを特徴と
    する建物の構築方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の建物の構築方法
    において、前記パレットには、当該パレットをクレーン
    によって吊り上げるための、フックが取付けられている
    ことを特徴とする建物の構築方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の建物の
    構築方法において、前記パレットにより搬送されてきた
    パネルは、パレットに立てた状態で収納されており、こ
    の立てた状態でパネルをパレットと共にクレーンによっ
    て建物構築場所内に搬入し、次いで、パレットを横倒し
    した後、当該パレットを開いてパレット内のパネルを取
    り出して建物を組み立てることを特徴とする建物の構築
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の建物の構築方法におい
    て、前記パレットの下端部には、当該下端部を回動自在
    に支持して、該パレットをその下端部を支点として回動
    させることにより横倒し可能にする支持部材が設けられ
    ていることを特徴とする建物の構築方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の建物の構築方法
    において、前記パレットの上端部には、該パレットを横
    倒しする際に支持するための、上端支持部材が回動自在
    に設けられていることを特徴とする建物の構築方法。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかに記載の建物の
    構築方法において、前記パレットは、当該パレットを横
    倒しした状態において、パレットの上面側が開閉可能に
    構成されていることを特徴とする建物の構築方法。
JP4868895A 1995-03-08 1995-03-08 建物の構築方法 Pending JPH08246678A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100790406B1 (ko) * 2007-01-09 2008-01-03 조영민 물류창고의 팰릿 랙 시공방법 및 그 지지구
JP2017052561A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 日鉄住金鋼板株式会社 パネル積載用ラック
JP2021055457A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 大和ハウス工業株式会社 パネル積載ラック及びパネル施工方法

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