JPH082459B2 - 棒鋼を制動するための方法およびこの方法を実施するための冷却床用ローラ式移送装置 - Google Patents

棒鋼を制動するための方法およびこの方法を実施するための冷却床用ローラ式移送装置

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JPH082459B2
JPH082459B2 JP63134552A JP13455288A JPH082459B2 JP H082459 B2 JPH082459 B2 JP H082459B2 JP 63134552 A JP63134552 A JP 63134552A JP 13455288 A JP13455288 A JP 13455288A JP H082459 B2 JPH082459 B2 JP H082459B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B43/00Cooling beds, whether stationary or moving; Means specially associated with cooling beds, e.g. for braking work or for transferring it to or from the bed
    • B21B43/003Transfer to bed

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、制動力をその都度の棒鋼表面とこの棒鋼表
面に作用する例えばランインテーブルの静止制動部およ
び/または制動蹴出し装置の可動制動部との間の摩擦に
よって誘起する様式の、長さの異なる運動している棒鋼
を冷却床のローラ式移送装置の領域内に制動するための
方法に関する。
更に、本発明は、被圧延材を多数の棒鋼に分割するた
めの切断シャー並びに相前後して到来する棒鋼を異なる
誘導路、例えば供給輸送路へと操向するための分割分岐
部とを備えており、かつ上記分割分岐部と冷却床との間
の領域内に静止制動部を備えた少なくとも一つのランイ
ンテーブル並びに可動制動部を備えた少なくとも一つの
制動蹴出し部とを備えている様式の、長さの異なる、運
動している棒鋼を冷却床のローラ式移送装置の領域内に
制動するためのローラ式移送装置に関する。
ドイツ連邦共和国の専門誌『Stahl und Eisen』、13-
14号(1981.7.1)、131頁の記載から、切断シャーによ
り冷却床の長さに分割された、運動している棒鋼を制動
蹴出し部、制動トラフおよびレッヘンにより、如何なる
場合にあっても棒鋼後端部が圧延速度および長さに関係
なく近接して存在するようにし、これによりこの後端部
を整向して結束部上を経て排出することが既に知られて
いる。
上記の方法にあっては僅か約2〜4m/sの終端部速度ま
での値に遅延値するように制動する制動蹴出し部が使用
されるので、最短長さを有する棒鋼が冷却床終端部まで
通過する際に著しい問題が生じる。
同様な問題は、ランインテーブル、即ち静止制動部で
制動作用を行うローラ式移送装置にあっても生じること
が知られている。しかしこの場合、最短長さを有する棒
鋼の冷却床までの通過を可能にするため、例えば隔離条
片とランインテーブルとを制動作用を低減する特別な中
間トラフに所属させることが既に試みられている。
しかし両公知の解決策の本質的な欠点は、今日では一
般的になっている棒鋼のランナウト速度が高速な場合、
冷却床とローラ式移送装置のために著しい構造長さが必
要であるか、或いはしかも反対に冷却床とローラ式移送
装置の構造長さが短い場合棒鋼のためのランナウト速度
を著しく低減しなければならない、即ち圧延容量を低減
しなければならないということである。
本発明の目的は、棒鋼の高いランナウト速度にあって
冷却床とローラ式移送装置の構造長さが比較的短い場合
如何にすれば組織だっと冷却床の作業を保証し得るかと
言う可能性を提供することである。しかもこの場合被圧
延材のための分割位置、即ち棒鋼を形成するためにこの
被圧延材を切断する切断シャーの作業領域を冷却床の近
傍に接近させることのみならず同時に、個々の棒鋼のた
めの必要な制動時間を最小限な時間としかつ更に比較的
長さが短い棒鋼の冷却床による秩序だった引取りを保証
することも課題としている。
方法技術的な観点から上記の課題は、特許請求の範囲
の請求項1の特徴部に記載した構成により、棒鋼先端部
を冷却床の終端部において静止させるために棒鋼に作用
させるか、或いは棒鋼後端部を冷却床の始端部において
静止させるために棒鋼に作用させる制動力を所定の最短
長さが達せられるまでおよび/または所定のランナウト
速度が達せられるまで専ら静止制動部によって誘起し、
棒鋼が所定の最短長さおよびまたは所定のランナウト速
度を超過している際には付加的に可動制動部の作用下に
置くことによって解決される。
この様式の方法にあって有利なことは、静止制動部の
有効な長さも、稀にしか処理されることないれることの
少ない最短長の棒鋼を基準にして、手前に接続されてい
る圧延機の最大ランナウト速度に依存して決定すること
ができ、従って最大の棒鋼長さに設定されている通常の
冷却床の構造長さを超過することない種々の構造長さに
使用し得ると言う点にある。更に、被圧延材のための分
割位置と冷却床との間の距離が著しく低減される。
更に有利なことは、本発明による方法様式が既存の冷
却床にあっても付加的な僅かな経費をかけるだけで使用
することが可能であり、従ってこの冷却床を従来のラン
ナウト速度よりも高いランナウト速度にもたらすことが
可能である。
特に本発明により請求項2に記載により可動制動部の
作用持続時間および/または作用力を所定の最大棒鋼長
さとその都度の有効な棒鋼長さとの差によって決定する
ことが可能である。
更に、連続的に送られてくる被圧延材から個々の棒鋼
を切断しかつ分割分岐点によって交互に平行な誘導路に
誘導する場合、請求項3に記載の構成により、棒鋼の終
端部が分割分岐点を去った後可動制動部を先ずその都度
の棒鋼に作用させるのが有利である。即ち、制動部間を
通過する個々の棒鋼の終端部分がもはやどんな付加的な
案内力の作用下に置かれない場合、制動部の有効な作用
が達せられる。
請求項4に記載の構成により、可動制動部の作用持続
時間や作用力の制動特性は棒鋼のランナウト速度に依存
して所定の最大棒棒鋼長さとその都度の有効な棒鋼長さ
とのその都度の差によって決定され、従ってそれぞれ個
々の棒鋼の静止制動部および/または可動制動部全体に
わたって−長さに依存して−その運動挙動を、棒鋼が静
止状態にあるとき冷却床上の最適な位置を占めるように
加減される。
冒頭に記載した様式の冷却床のための本発明による方
法を実施するための輸送措置の特徴は、請求項5に記載
の構成により、各々ランインテーブル使用可能な静止制
動区間が少なくとも棒鋼の最短長さおよび/または最小
ランナウト速度における必要とする制動路程と等しいよ
うに、かつ棒鋼が所定の全長長さおよび/または所定の
ランナウト速度を超過した際には付加的に可動制動部の
作用下に置かれるように構成されていることである。
更に請求項6の記載により、制動蹴出し部の可動制動
部の作用持続時間および/または作用力の制動特性が所
定の最長な棒鋼長さとその都度の有効な棒鋼長さとの差
によって決定可能でありかつ制動蹴出し部可動制動部が
その都度の棒鋼に対する付加的な調節を被圧延材の断面
に依存してもしくはそのランナウト速度に依存して制動
可能であるように構成されている。
本発明によるローラ式移送装置の最も単純な構成は請
求項7に記載の構成により、制動蹴出し部を製造スライ
ダ面の領域内に設けることによって達せられる。
更に請求項8に記載の構成により、もうひとつの制御
蹴出し部がランインテーブルの二つの互いに上下に設け
られている部分間にも設けられている。
どの場合でも請求項9に記載の、一つ或いは多数の制
動蹴出し部がその都度の棒鋼の輪郭高さに予め調節可能
な上方の蹴出しローラと棒鋼に対して調節可能な下方の
蹴出しローラとを備えており、この場合これらの蹴出し
ローラの持上げ運動が隣接しているランインテーブルの
持上げ運動と協調し得るように構成されているのが有利
である。
一つ或いは多数の制動蹴出し部の制御並びにこの制動
蹴出し部のランインテーブルとの協働は例えば部分シャ
ーにより切断が行われる度毎に始動されかつ被圧延材も
しくは棒鋼のランナウト速度に依存してその有効長さが
検出される長さ測定システムによって保証される。その
都度の棒鋼の長さが所定の下限長さ以内である場合は、
ランインテーブルの静止制動部のみが働く。しかしこの
長さが所定の下限長さを超過した場合は、ランインテー
ブルの静止制動部が作用するのみならず、制動蹴出し部
可動制動部もまた作用する、しかも起こり得る最大限可
能な棒鋼長さとその都度の有効な棒鋼長さの間の差から
結果として与えられる或る時点および時間間隔にわたっ
て作用する。
特に有利な構成は請求項10の記載により、制動蹴出し
部が一つ以上のローラ対を備えていることである。
更に請求項11の構成により、ランインテーブルの何れ
か一つが冷却床の領域内においてその第一の固定装置に
よって形成されている。
請求項12に記載の構成により、ローラ式供給テーブル
と隣接している制動スライダ面との間に昇降可能な隔離
条片が設けられている。
請求項13の記載により可動制動部を有している他の多
数の制動蹴出し部が可動制動部を有している相前後して
設けられている。
更に請求項14に記載の構成により、ローラ式移送装置
は二連の被圧延材の冷却床に所属している。
以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明を詳
しく説明する。
第1図には冷却床設備1が図示されており、この冷却
床設備に−図示していない−圧延機から被圧延材2が供
給される。この被圧延材2はこの場合例えばロータリシ
ャーとして形成されている切断シャー3を通過する。
この切断シャー3により被圧延材2は個々の棒鋼4に
切断される。この際個々の棒鋼4の長さは最長長さ5と
最短長さ6間の寸法で変更することが可能であり、従っ
て実際に多数の異なる中間長さが可能である。
切断シャー3を経て到来する棒鋼は分割分岐点7を経
て走り、この分割分岐点から第2図に示す並列して平行
に走る二つの異なる誘導路8と9に誘導される。
この分割分岐点7の前方で所定の間隔10をもって制動
蹴出し部11が設けられており、この制動蹴出し部は反対
側から個々の棒鋼4の胴面方向に押出し作用を行う制動
ローラ対12を備えている。この場合、この制動蹴出し部
11は間隔13をもって冷却床14の領域の前方に設けられて
いる。棒鋼4が最長長さ5を有している場合その後端部
がこの領域に位置する。この場合同様に制動蹴出し部11
は冷却床14の領域から間隔15を有しており、棒鋼4が最
短長さ6である場合にその後端部が冷却床14上において
この領域内に位置する。即ち、両間隔13と15は冷却床14
上に到来する棒鋼4間の最大限に可能な長さの差に相当
する差寸法16を有している。
分割分岐点7にはローラ式供給テーブル18が接続され
ており、このローラ式供給テーブルはその傍らに第一の
ランインテーブル17aを備えている。このランインテー
ブル17aは誘導路8,9の領域内に存在しており、静止制動
部を備えている。この静止制動部は、ランインテーブル
17aが棒鋼4に関して通常の送り面以上の高さにあると
直ちにこの誘導路を案内されて行く棒鋼4と協働する。
誘導路8,9の領域内にあって制動蹴出し部11と冷却床1
4との間の間隔13にわたって第二のランインテーブル17b
が在している。このランインテーブル17bは同様に静止
制動部を備えている。この静止制動部は、このランイン
テーブル17bが棒鋼4に関して正常の送り面以上の高さ
にあると直ちに、この誘導路上を案内されて来る棒鋼4
と協働する。
切断シャー3を経て到来しかつ分割分岐点7を経て異
なる誘導路8と9に操向されるすべての棒鋼4には根本
的にランインテーブル17aと17bがそれらの制動面でもっ
て作用し、棒鋼の走行速度をその際に生じる摩擦により
低減する。他の場合ランインテーブル17aと17bもしくは
その制動面の長さは、これらが間隔15を経る間にあって
も未だ制動作用を行うような寸法に設定されている。
本発明による冷却床設備の配設により、最短長さ6お
よび/または所定のランナウト速度を超過していないす
べての棒鋼4は高い位置に存在しているランインテーブ
ル17aと17bの制動面との協働によってのみそのランナウ
ト速度から、これらの棒鋼が第1図において最短長さ6
で示した冷却床14の領域内に達するまで走る程度に制動
される。これにより最短長さ寸法を有している棒鋼4の
先端部は冷却床14の終端部のすぐ傍らに位置する。
しかし、最短長さ6を超過する長さ棒鋼4を規則正し
く制動しかつ冷却床14に対して相対的に正しい位置にも
たらすには、第1図に示す間隔15に相当する路程の長さ
のみで充分である。
従って棒鋼4が最短長さ6を超過したら直ちに、高い
位置に存在するランインテーブル17の静止制動部に加え
て更に制動蹴出し部11がその制動ローラ対12の可動制動
部で作用を行い、これにより棒鋼4に作用する制動力が
有効な棒鋼長さに比例して増大する。
この作用様式を可能にするため、制動蹴出し部11の作
動態様は個々の棒鋼4の有効長さに依存して制御されな
ければならず、この際制動ローラ対12によって形成され
る可動制動部の作用持続時間および/または作用力の制
動特性も制御されなければならない。
この目的のためには長さ測定システムが利用される。
この長さ測定システムは、例えば切断シャー3および/
または分割分岐点7に所属されており、この場合一方で
は被圧延材2、例えば棒鋼4のランナウト速度に、他方
では切断シャー3によって行われる分割工程に応動す
る。この場合、切断シャーの二つの相前後して行われる
分割工程と被圧延材2、例えば棒鋼4のランナウト速度
間の時間間隔から個々の棒鋼のその都度の有効長さが得
られる。この長さは、上限に対しては最長長さ5によっ
て、下限に対しては最短長さ6によって区画される。
棒鋼4が最短長さ6を超過すると直ちに、長さ測定シ
ステムが制動蹴出し部11を作動準備状態に置く。しかし
制動蹴出し部の制動ローラ12は、切断シャー3の最終長
さを決定する分割工程が未だ行われない限り作動はしな
い。
しかし制動ローラ対12による棒鋼4における可動制動
部の作用は、棒鋼4の後端部が分割分岐点から誘導され
る瞬間に作動開始する。この瞬間にあって可動制動部が
制動を行うのに更に棒鋼4の後端部領域における、分割
分岐点7と制動蹴出し部11間の間隔10に相当する長さが
利用される。
この場合、制動ローラ対12によって誘起される作用力
および/または作用持続時間の制動特性は長さ測定シス
テムを介して、および計算機による制御により、全棒鋼
4がその異なる有効長さに依存することなくその先端部
が冷却床14上の等しい位置に送られるように制御され
る。この際、冷却床設備1の作業速度が増速されるのみ
ならず、その構造長さも著しく短縮される。
第2図からはローラ式供給テーブル18が冷却床14−こ
の場合両誘導路8,9が冷却床14の側方に存在している−
に所属しており、かつ上方に移動可能な隔離条片19によ
って互いに分離されているのが認められる、第3図から
は、一方の誘導路8が冷却床14の第一の固定部の領域内
にあり、第二の誘導路9のみが冷却床の外側に位置して
いる配設が認められる。両誘導路8,9が互いに選択的に
高さ位置調節可能な隔離条片19によって分割されている
ことも可能である。
第3図から明らかな配設の場合、ランインテーブル17
の一つを直ちに冷却床14の領域内に、即ち冷却床の第一
の固定部の領域内に設けることが可能である。この場
合、従来のランインテーブルを設けなくとも充分であ
る。即ち、棒鋼4は直ちにそこにおいて冷却床14の第一
の固定部20内で静止する。このような構造様式は特に作
業が冷却床14から通常のフイードフオワード制御により
行われる代わりにフイードバック制御を利用して行われ
る際に有利である。
フイードフオワード制御を採用した際冷間シャー21は
冷却床14の手前に接続されるが、フイードバック制御を
採用した際に冷間シャー22は冷却床14の前方に接続され
る。両冷間シャー21と22の配設は第1図に示されてい
る。
図面に図示した配設と異なり、制動ローラ対12を備え
ている制動蹴出し部11を棒鋼4の走行方向で冷却床14の
近傍に接近させて設けることが可能であり、この際この
制動蹴出し部は場合によってはランインテーブル17の相
前後している二つの長さ部分間にすら設けることが可能
である。もちろん、必要な場合にはこのような制動蹴出
し部11の多数を間隔をおいて順次設けることも可能であ
る。特に後者の場合ランインテーブル17の代わりに、制
動蹴出し部11が分割されている、従来のローラ式移送装
置を使用することが可能である。その際この制動蹴出し
部11の一つは常に、しかもランインテーブル17の代わり
に、個々の棒鋼4の各々に作用するが、他方第二の制動
蹴出し部11は有効長さが最短長さ6を超過しているよう
な棒鋼4にのみ付加的に作用する。
これまではローラ式移送装置の作業様式について説明
してきた。この作業様式にあっては、これらの棒鋼が最
長長さ5、最短長さ6或いは差寸法16の範囲内で変化す
る中間長さを備えているか否かに関係無く、個々の棒鋼
4はその都度その先端部で冷却床14の終端部14bに静止
される。
ローラ式移送装置のこのような作業様式の場合、既に
上に述べたように、棒鋼4のフイードフオワード制御は
冷間シャー21によって行われる。
しかし冷却床14から棒鋼4をフイードバック制御にお
いて冷間シャー22を使用して処理する際は、静止制動部
17と可動制動部12とで、棒鋼4が静止している際その後
部が冷却床14の始端部14aにおいても一体となった状態
で存在するように、ローラ式移送装置の作動が行われ
る。即ちその際冷却床14の最短長さ6と最長長さ5は棒
鋼14上で、差寸法16が冷却床14の終端部14bに所属する
ような長さを有している。
第1図において鎖線で、二連の冷却床14が設けられて
いる構造が示されているが、この構造の場合でも問題な
く二つの制動蹴出し部11で作業が行われる。
上に説明した構造様式の冷却床設備1にあっては、断
面が増大するにつれて遅延を伴い、しかも速度の減少を
伴って制動蹴出し部の制動ローラ12の圧接力が増大する
ことは明らかである。このことから、圧接力が遅延値の
減少により一定限度内に保持されると言うことが結論ず
けられる。断面が大きい場合作業は僅かな遅延をもって
行われる。何故なら棒鋼4が僅かな速度を有しているか
らである。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷却床設備をその所属しているシャーと共に示
した概略基本図、 第2図は第1図の切断線II-IIに沿った拡大した詳細
図、 第3図は第2図における符号IIIで示した領域に属する
構造の変形した構造様式の拡大図。 図中符号は、 1……冷却床設備、2……被圧延材、3……切断シャ
ー、4……棒鋼、5……最長長さ、6……最短長さ、7
……分割分岐点、8,9……誘導路、10……間隔、11……
制動蹴出し部、12……制動ローラ、13……間隔、16……
差寸法、17……ランインテーブル、18……ローラ式供給
テーブル、19……分割条片、20……固定部、21,22……
冷間シャー。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制動力をその都度の棒鋼表面とこの棒鋼表
    面に作用する例えばランインテーブルの静止制動部およ
    び/または制動蹴出し装置の可動な制動部との間の摩擦
    によって誘起する様式の、長さの異なる、運動している
    棒鋼を冷却床のローラ式移送装置の領域内に制動するた
    めの方法において、棒鋼先端部を冷却床(14)の終端部
    (14b)において静止させるために棒鋼(4)に作用さ
    せるか、或いは棒鋼後端部を冷却床(14)の始端部(14
    a)において静止させるために棒鋼(4)に作用させる
    制動力を、所定の最短長さ(6)が達せられるまでおよ
    び/または所定のランナウト速度が達せられるまで専ら
    静止制動部(17)によって誘起し、棒鋼(4)が所定の
    最短長さ(6)および/または所定のランナウト速度を
    超過している際には付加的に可動制動部(12)の作用下
    に置くことを特徴とする、上記棒鋼を冷却床のローラ式
    移送装置の領域内に制動するための方法。
  2. 【請求項2】可動制動部(12)の作用持続時間および/
    または作用力の制動特性を所定の最大棒鋼長さ(5)と
    その都度の有効な棒鋼長さとの差によって決定する、請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】連続的に送られてくる被圧延素材から個々
    の棒鋼を分割し、かつ分割分岐点を経て交互に平行な誘
    導路内に操向させて行う様式の方法であって、棒鋼
    (4)の後端部が分割分岐点(7)を去った後可動制動
    部(12)を先ずその都度の棒鋼(4)に作用させて行
    う、請求項1或いは2に記載の方法。
  4. 【請求項4】可動制動部(12)の制動特性を棒鋼(4)
    のランナウト速度に依存して所定の最大棒鋼長さ(5)
    とその都度の有効な棒鋼長さとその都度の差によって決
    定する、請求項1から3項までのいずれか一つに記載の
    方法。
  5. 【請求項5】被圧延素材を多数の棒鋼に分割するための
    切断シャー並びに相前後して到来する棒鋼を異なる誘導
    路、例えば供給ローラ式移送装置へと操向するための分
    割分岐部とを備えており、かつ上記分割分岐部と冷却床
    との間の領域内に停止制動部を備えた少なくとも一つの
    ランインテーブル並びに可動制動部を備えた少なくとも
    一つの制動蹴出し部とを備えている様式の、長さの異な
    る運動をしている棒鋼を冷却床のローラ式移送装置の領
    域内に制動するためのローラ式移送装置において、各々
    のランインテーブル(17)の使用可能な静止制動区間
    (15)が少なくとも棒鋼(4)の全長長さ(6)および
    /または最小ランナウト速度における必要とする制動路
    程と等しいこと、および棒鋼(4)の所定の全長長さ
    (6)および/または所定のランナウト速度が超過され
    た際静止制動部(17)に付加してその都度の棒鋼(4)
    に対して制動蹴出し部(11)の可動制動部(12)が調節
    可能であるように構成されていることを特徴とする、上
    記ローラ式移送装置。
  6. 【請求項6】制動蹴出し部(11)の可動制動部(12)の
    制動特性が棒鋼(4)のランナウト速度に依存して有効
    な棒鋼長さと最大な棒鋼長さ(5)との差に相応して変
    更可能であるように構成されており、かつ制動蹴出し部
    (11)の可動制動部(12)がその都度の棒鋼(4)に対
    する補助的な調節を被圧延素材(2)の断面に依存して
    もしくは棒鋼(4)のランナウト速度に依存して制御可
    能であるように構成されている請求項5に記載のローラ
    式移送装置。
  7. 【請求項7】制動蹴出し部(11)がランインテーブル
    (17)の領域内に設けられている、請求項5或いは6に
    記載のローラ式移送装置。
  8. 【請求項8】制動蹴出し部(11)がランインテーブル
    (17)の二つの互いに上下に設けられている部分間にも
    設けられている、請求項5から7までのいずれか一つに
    記載のローラ式移送装置。
  9. 【請求項9】一つ或いは多数の制動蹴出し部(11)がそ
    の都度の棒鋼(4)の輪郭高さに予め調節可能な上方の
    蹴出しローラと棒鋼(4)に対して調節可能な下方の蹴
    出しローラとを備えており、この場合これらの蹴出しロ
    ーラの持上げ運動が隣接しているランインテーブルの持
    上げ運動と協調し得るように構成されている、請求項5
    から8項までのいずれか一つに記載のローラ式移送装
    置。
  10. 【請求項10】制動蹴出し部(11)が一つ以上のローラ
    対を備えている、請求項5から9項までのいずれか一つ
    に記載のローラ式移送装置。
  11. 【請求項11】ランインテーブル(17)のいずれか一方
    が冷却床(14)の領域内においてその第一の固定装置
    (20)によって形成されている、請求項5から10項まで
    のいずれか一つに記載のローラ式移送装置。
  12. 【請求項12】ローラ式供給テーブル(18)と隣接して
    いるランインテーブル(17)との間に昇降可能な隔離条
    件(19)が設けられている、請求項5から11項までのい
    ずれか一つに記載のローラ式移送装置。
  13. 【請求項13】可動制動部(12)となる多数の制動蹴出
    し部(11)が相前後して設けられている、請求項5から
    12項までのいずれか一つに記載のローラ式移送装置。
  14. 【請求項14】二連の被圧延材の冷却床に所属してい
    る、請求項5から13項までのいずれか一つに記載のロー
    ラ式移送装置。
JP63134552A 1987-06-02 1988-06-02 棒鋼を制動するための方法およびこの方法を実施するための冷却床用ローラ式移送装置 Expired - Lifetime JPH082459B2 (ja)

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