JPH0824342B2 - 画像の人工着色方法 - Google Patents

画像の人工着色方法

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JPH0824342B2
JPH0824342B2 JP61050095A JP5009586A JPH0824342B2 JP H0824342 B2 JPH0824342 B2 JP H0824342B2 JP 61050095 A JP61050095 A JP 61050095A JP 5009586 A JP5009586 A JP 5009586A JP H0824342 B2 JPH0824342 B2 JP H0824342B2
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JP61050095A
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JPS62206556A (ja
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春一 中村
鈴木  忠
賢一 大森
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems

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  • Color Image Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は画像の人工着色方法、特にモノクロ画像の着
色あるいは褪色したカラー画像の復元を行なうための人
工着色方法に関する。
(従来の技術) モノクロ写真を着色したり、褪色したカラー写真の色
を復元したりする人工着色技術は、従来特殊なごく限ら
れた用途においてのみ用いられていた。この従来の人工
着色は、例えば印刷工学便覧(技報堂出版刊)の第284
頁に記述があるように、印刷技術者が手作業により4色
のカラー印刷原版を作成するという方法に頼っていた。
(発明が解決しようとする問題点) 古いモノクロ写真の着色、あるいは褪色したカラー写
真の鮮かな色への復元という手法は、近年特殊な用途だ
けに限らず一般に普及が望まれている。しかしながら、
上述したように従来の人工着色方法は技術者が経験を生
かして手作業によりカラー原版を作成するという方法に
頼っているため、多大な労力と時間を要するという問題
点がある。
そこで本発明は労力と時間を大幅に低減することので
きる画像の人工着色方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は画像の人工着色方法において、人工着色すべ
き原画をスキャナで色分解し、各分解色ごとのデジタル
画像データとして取込む段階と、各分解色ごとのデジタ
ル画像データを合成してディスプレイ上に表示しなが
ら、各分解色ごとのデジタル画像データを補正し、ディ
スプレイ上に所望の着色画像が得られるまで補正を続け
る段階と、この補正後のデジタル画像データに基づいて
着色された画像を出力する段階と、を行ない、上記目的
を達成したものである。
(実施例) 以下本発明を図示する実施例に基づいて説明する。第
1図は本発明に係る人工着色方法の一実施例の流れ図で
ある。いま、例えばモノクロ写真に着色を行なう場合に
ついて説明する。まず、ステップS1でこの原画となるモ
ノクロ写真をカメラでカラーフィルムに撮影する。この
ように一旦カラーフィルムに撮影してから入力を行なう
のは、階調表現を豊富にし、画像として柔らかな感じを
表現するためである。即ち、カラーフィルムに撮影する
ことにより次の各要素が変換されることになる。
(1)濃度域の変換 一般にモノクロ写真では、濃度域が狭く(濃度値0.1
〜1.8程度の範囲)、階調幅を広くとることができない
が、カラーフィルムに撮影することにより、濃度域が広
がり(濃度値0.05〜3.0程度の範囲)、豊富な階調表現
が可能になる。
(2)γ値の変換 一般にモノクロ写真では、γ値、即ち濃度値変化に対
する粒子密度変化が大きく急峻であるが、カラーフィル
ムに撮影することにより、このγ値を低下させ、画像と
して柔らかな感じを表現できる。
(3)粒状性の変換 モノクロ写真では粒子が粗く、全体的にざらざらした
印象を与えるが、カラーフィルムに撮影することによ
り、粒子を細く、なだらかなトーン表現が可能になる。
続いてステップS2において、このカラーフィルムをス
キャナで色分解し、原画をY,M,C,BLの4つの各分解色ご
とのデジタル画像データとしてコンピュータに取込む。
スキャナ入力した濃度値は、第2図に示す変換曲線に基
づいて各分解色ごとに網点の密度値に変換されてデジタ
ル画像データとして取込まれる。例えば第2図で分解色
Yについて濃度値Pとしてスキャナから出力されたデー
タは、コンピュータ内部で網点密度値Qに変換されるこ
とになる。従ってこの変換された画像データの出力に基
づいて印刷用カラー原版を作成すれば、この網点密度値
に応じた密度で印刷が行われることになる。ただ、この
時点ではもとの原画がモノクロ画像であるため、4つの
分解色ごとの画像はすべて同じ階調のものであり、これ
らを合成してもモノクロ画像しか得られない。
そこでステップS3において、各分解色ごとのデジタル
画像データ補正を行なう。この補正は各分解色ごとのデ
ジタル画像データを合成して、画像をディスプレイ上に
表示しながら行なわれる。即ち、オペレータはディスプ
レイ上に表示された画像を見ながら、第2図に示す変換
曲線の特性を各分解色ごとに変化させるのである。例え
ば第2図で分解色Yについての特性を曲線Yから曲線
Y′に変化させたとすると、同じ濃度値Pであっても,
網点密度値はQからQ′へと増加し、画像は黄色味を帯
びたものになる。ディスプレイ上の画像表示を、網点密
度値に基づいて行なえば、曲線Yを曲線Y′へ変化させ
てゆくことによって、画面が黄色味がかかってゆく様子
がディスプレイ上で確認できることになる。従ってオペ
レータはディスプレイ画面を見ながら、4つの変換曲線
の特性を変化させ、所望の着色を行なうことができる。
変換曲線の特性の変化方法としては、例えば第3図に
示すように、基準曲線Aを曲線B,Cのように上下させる
変化方法もあるし、曲線Dのようにγ値を増加させて傾
斜を変化させる変化方法もある。また、曲線の形状自身
を変化させてもよい。曲線の形状自身を変化させる場合
には、第3図のグラフの横軸に示すように、濃度値によ
ってハイライト部、ミドル部、シャドウ部と3つの領域
に分け、第4図(a)(b)(c)に示すように各領域
ごとに実線で示す曲線を例えば破線で示す曲線に変化さ
せるようにするのが好ましい。このように3つの領域を
別個に補正することにより、オペレータは例えばハイラ
イト部を強調したり、シャドウ部を強調したりといった
操作を容易に行なうことができるのである。
なお、実際の補正にあたっては、一画面全体に対して
同じ補正を行なうのではなく、各部分ごとに独立した補
正を行なうことになる。例えば同一画面内で、背景の空
の部分は空の部分だけ独立して青みがかった補正を行な
い、森の部分は森の部分だけ独立して緑がかった補正を
行なうということになる。このような部分補正を行なう
には、補正対象とすべき部分をディスプレイ画面上で、
カーソルを動かす等の方法で指定し、この指定部分以外
の画像データは、変化しないようにソフトウェア的にマ
スクをするようにすればよい。
以上のようにして一画面のすべての部分について所望
の着色補正がなされたら、ステップS4においてこの着色
補正後のデジタル画像データの出力を行なう。スキャナ
を用いてY,M,C,BLの4つの分解色について印刷用カラー
原版を作成すれば、これらのカラー原版を用いて着色さ
れた画像の印刷を行なうことができる。また、ディスプ
レイ装置用のメディアに出力すれば、ビデオテックスシ
ステム等への利用も可能となる。
上述の実施例はモノクロ写真に着色を行なう場合の例
を示したが、褪色したカラー写真、あるいは撮影、現像
条件等が不良なために不鮮明な色表現がなされたカラー
写真等を原画として用いても同様の方法で着色が可能で
あ。なお、このようなカラー写真を原画として用いる場
合は、ステップS1のカラーフィルム撮影工程を省略し、
ステップS2から処理を開始すればよい。
〔発明の効果〕
以上のとおり本発明によれば、画像の人工着色方法に
おいて、原画をデジタル画像データとして色分解して取
込み、これをディスプレイ上で確認しながら着色するよ
うにしたため、人工着色の労力と時間を大幅に低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る人工着色方法の一実施例を示す流
れ図、第2図は本発明に係る人工着色方法に用いる濃度
値と網点密度値との関係を示す変換曲線のグラフ、第3
図および第4図は変換曲線の変化方法の一例を示すグラ
フである。 S1〜S4……流れ図の各ステップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人工着色すべき原画をカラーフィルムに撮
    影する段階と、このカラーフィルム上の画像をスキャナ
    で色分解し、各分解色ごとのデジタル画像データとして
    取込む段階と、前記各分解色ごとのデジタル画像データ
    を合成してディスプレイ上に表示しながら、各分解色ご
    とのデジタル画像データを補正し、前記ディスプレイ上
    に所望の着色画像が得られるまで前記補正を続ける段階
    と、前記補正後のデジタル画像データに基づいて着色さ
    れた画像を出力する段階と、を有し、 前記補正は、スキャナによって入力した濃度値と、画像
    データとして出力する密度値との関係曲線を修正するこ
    とによって行なうことを特徴とする画像の人工着色方
    法。
  2. 【請求項2】デジタル画像データの補正を、補正すべき
    一部分を指定し、この指定部分以外のデータをマスクし
    て部分単位で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の画像の人工着色方法。
JP61050095A 1986-03-07 1986-03-07 画像の人工着色方法 Expired - Lifetime JPH0824342B2 (ja)

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JPS62206556A JPS62206556A (ja) 1987-09-11
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