JPH08239174A - エレベータのアナウンス装置 - Google Patents

エレベータのアナウンス装置

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JPH08239174A
JPH08239174A JP4326795A JP4326795A JPH08239174A JP H08239174 A JPH08239174 A JP H08239174A JP 4326795 A JP4326795 A JP 4326795A JP 4326795 A JP4326795 A JP 4326795A JP H08239174 A JPH08239174 A JP H08239174A
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JP
Japan
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elevator
message
voice
announcement
voice data
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Application number
JP4326795A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Shintani
谷 哲 也 新
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベータの利用客に対し適切な内容で適度
な音量を有するメッセージを管理者が任意に設定しうる
アナウンス装置を提供する。 【構成】 エレベータ操作者が任意に選択するために予
め複数の音声データが設定されている音声データ記憶部
3と、エレベータの運転状況毎に音声データを選択しそ
の音声データを合成する指令を出力するアナウンス主制
御部1aと、指令に基づきエレベータがエレベータ操作
者により選択された運転状況にある時に対応する音声デ
ータを音声データ記憶部3から取り出して音声メッセー
ジを作成し、その音声メッセージをスピーカ7に出力す
る音声合成制御部2とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータのアナウンス
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の音声合成に関する技術の進歩に伴
い、音声合成制御装置の小型化、高音質化、及び低価格
化が進み、あらゆる産業分野においてこの音声合成制御
装置が活用されるようになった。エレベータシステムに
おいても同様であり、コンピュータにより制御された音
声合成制御装置により、エレベータの利用客に対しエレ
ベータの運転状況に応じた情報を音声で提供できるよう
になった。
【0003】現在使用されているエレベータのアナウン
ス装置は以下の流れによって制御、動作している。
【0004】エレベータの運転制御を行うエレベータ主
制御装置に含まれるアナウンス主制御部が、エレベータ
の運転状況に応じて現在の状況に対応する音声メッセー
ジを選択し、音声合成制御装置にメッセージ合成の指令
を出す。指令を受け取った音声合成制御装置は指令に従
い、音声合成制御装置に設置された記憶回路に格納され
ている音声データを用いてメッセージを合成し出力す
る。出力された音声信号はケーブルを通じ、エレベータ
かご内に設置されたスピーカより出力され、エレベータ
利用客に音声として伝えられる。
【0005】このような従来のアナウンス装置は、あく
までエレベータのメーカ側もしくは音声合成制御装置の
メーカ側によって必要最小限のメッセージがその記憶回
路に登録されており、更に出力されるエレベータの運転
状況の内容もメーカ側によって設定されたものとなって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この為、ひとたびエレ
ベータシステムが納入され建築物に据え付けられた後で
は、エレベータのアナウンス装置からエレベータの利用
客に対して伝えられる音声メッセージの内容は固定され
ることになり、エレベータの操作者がエレベータの利用
客に提供するメッセージを新たに追加したり、現状のメ
ッセージを変更、取消したりすることが、従来のアナウ
ンス装置ではできない。また従来のアナウンス装置で
は、運転状況毎に対応するメッセージのみを出力するた
め、ある特定の時間、例えばある曜日、月、及び日にだ
け、任意の時間帯にだけメッセージを出力することがで
きないという問題点があった。
【0007】更に、従来のエレベータのアナウンス装置
ではスピーカから出力されるメッセージの音量が、音声
合成制御装置によって設定されるため半固定値となって
おり、ひとたびメッセージをアナウンス装置に設定すれ
ば音量の増減を操作者側で行うことはできない。そのた
め、エレベータかご内の利用客が多数存在し利用客が大
声で会話する等によりかご内が騒がしい場合、メッセー
ジが聞き取りにくくなったりメッセージが聞こえないと
いう問題点が生じる。また、逆にかご内が非常に静かで
ある場合に、メッセージの音量が必要以上に大きくな
り、利用客に不快感を与えるという問題点もあるそこで
本発明は、以上のような問題点を解決するために、エレ
ベータの利用客に伝えるメッセージを適切な内容で適度
な音量に設定しうるエレベータのアナウンス装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るエレベー
タのアナウンス装置は、エレベータかごに設置されたス
ピーカと、エレベータ操作者が運転状況に対応する音声
データを任意に選択するために予め複数の音声データが
設定されている音声データ記憶部と、エレベータの運転
状況に対応する音声データを選択しその音声データを合
成する指令を出力するアナウンス主制御部と、指令に基
づき、エレベータがエレベータ操作者により選択された
運転状況にある時に、その運転状況に対応する音声デー
タを音声データ記憶部から取り出して音声メッセージを
作成し、その音声メッセージをスピーカに出力する音声
合成制御部とを有する。
【0009】請求項2に係るエレベータのアナウンス装
置は、エレベータかごに設置されたスピーカと、エレベ
ータ操作者によって新たに設定される運転状況に対応す
る音声メッセージを音声データ入力部を介して入力し、
その音声メッセージを音声データとして記憶する拡張記
憶部と、エレベータの運転状況に対応する音声データを
選択しその音声データを合成する指令を出力するアナウ
ンス主制御部と、指令に基づき、エレベータがエレベー
タ操作者により設定された運転状況にある時に、その運
転状況に対応する音声データを拡張記憶部から取り出し
て音声メッセージを作成し、その音声メッセージをスピ
ーカに出力する音声合成制御部とを有する。
【0010】請求項3に係るエレベータのアナウンス装
置は、エレベータ操作者が新たに運転状況に対応する音
声メッセージを請求項2に記載のスピーカを介して拡張
記憶部に入力することができることを特徴とする。
【0011】請求項4に係るエレベータのアナウンス装
置は、エレベータ操作者によって設定され、エレベータ
の運転時間帯毎にスピーカに出力される音声メッセージ
の出力スケジュールを記憶するスケジュール記憶部を備
え、請求項1〜3のいずれかに記載の音声合成制御部が
アナウンス主制御部を介して出力スケジュール記憶部の
出力スケジュールに従い音声メッセージを出力するもの
であることを特徴とする。
【0012】請求項5に係るエレベータのアナウンス装
置は、かご内の騒音レベルを検出する騒音レベル検出部
と、騒音レベル及びその騒音レベルに対応する音声メッ
セージの最適音量を予め格納している知識データ部と、
入力した音声メッセージを最適音量でスピーカに出力す
る音量自動調節部とを備え、請求項1〜4のいずれかに
記載の音声合成制御部が、知識データ部を基に、アナウ
ンス主制御部を介して騒音レベル検出部から入力した騒
音レベルからその騒音レベルに対応する最適音量を選択
し、その時の運転状況に対応する音声メッセージ及び最
適音量を音量自動調節部に出力するものであることを特
徴とする。
【0013】
【作用】請求項1の発明のエレベータのアナウンス装置
では、エレベータの操作者がかご操作盤を通常運転モー
ドからメッセージタイミング設定モードに変換した後、
かご操作盤上のボタンを利用して、エレベータ納入時に
予め設定されていたエレヘータの各運転状況ごとに割り
当てられた音声メッセージの選択を行う。アナウンス主
制御部は、エレベータの通常運転時において運転状況ご
とに、それに対応するメッセージが存在するかを登録さ
れた対応データと比較し、有りと判断した場合、音声合
成制御部に対応するメッセージを出力するよう指令を出
す。指令を受けた音声合成制御部はメッセージを音声デ
ータ記憶部が格納する音声データから該当するものを選
びスピーカに出力する。
【0014】これにより、操作者は、予め登録された多
数のメッセージの中から任意の音声メッセージを選択す
ることが出来る。
【0015】請求項2の発明のエレベータのアナウンス
装置では、かご操作盤を通常運転モードからメッセージ
タイミング設定モードに変換した後、かご操作盤上のボ
タンを利用して、新たにエレベータの各運転状況ごとの
音声メッセージの設定を行う。操作者により入力された
メッセージは、アナウンス主制御部によって音声データ
としてその発音時間が適切かどうか判断され、もし適切
ならば音声データとして拡張記憶部に記録され、アナウ
ンス主制御部及び音声合成制御部により管理される。
【0016】これにより、操作者が客先に提供したいメ
ッセージの内容をかご内にて自由にアナウンス装置に追
加することが出来る。
【0017】請求項3の発明のエレベータのアナウンス
装置では、エレベータの操作者がスピーカからかご操作
盤上のボタンを利用して、新たにエレベータの各運転状
況ごとの音声メッセージの設定を行うことができるよう
にものである。
【0018】これにより、操作者は音声メッセージ入力
機能が付加されたスピーカを用いて音声メッセージを新
たに追加することが出来る。
【0019】請求項4の発明のエレベータのアナウンス
装置では、エレベータの操作者がスピーカからかご操作
盤上のボタンを利用して、音声メッセージの出力スケジ
ュールの設定を行うことができるようにものである。こ
の音声メッセージの出力スケジュールはスケジュール記
憶部に記憶される。アナウンス主制御部はエレベータの
通常運転時において、メッセージを出力する運転状況が
生じた場合、アナウンス主制御部が内蔵する時計により
現在時刻とスケジュールデータを比較判断し、条件を満
たした場合に音声合成制御部に対し対応するメッセージ
を出力するよう指令を出す。指令を受けた音声合成制御
部は音声データ記憶部が記憶する音声データから該当す
るものを選びスピーカに出力する。
【0020】これにより操作者は、操作者が希望する時
間(曜日、月、日)にエレベータ利用客にメッセージを
出力することが出来る。
【0021】請求項5の発明のエレベータのアナウンス
装置では、通常運転時においてかご内の騒音レベルを検
出する騒音レベル検出部からの信号をアナウンス主制御
部が受け取り、メッセージを出力する運転状況が成立し
た場合、音声合成制御部に対し音声合成指令と共に音量
指定信号を出力する。指令を受けた音声合成制御部は、
知識データ部のデータを基に、音量指定信号を音量調節
部にまわし、スピーカより出力されるメッセージが最適
音量となるように調節する。
【0022】これによりエレベータ利用客はアナウンス
装置のメッセージを最適な音量で聞くことが出来る。
【0023】
【実施例】図1は本発明の請求項1に係るアナウンス装
置の第1実施例を示すブロック図である。
【0024】図1に示すように第1実施例は、エレベー
タ全体の運行を制御するエレベータ主制御装置1に含ま
れるアナウンス主制御部1a、予め複数の音声データが
記憶されている音声データ記憶部3、アナウンス主制御
部1aからの指令に基づき、音声データ記憶部3から必
要な音声データを取り出し適当な音声メッセージを合成
する音声合成制御部2、、その音声メッセージを出力す
るスピーカ7、エレベータの操作者が音声データ記憶部
3の中から任意の音声メッセージを選択するための入力
装置4、及び音声メッセージを選択するにあたり必要な
情報を表示する表示装置5、及び入力装置4と表示装置
5とアナウンス主制御部1aそれぞれと信号伝送を行う
かご制御装置6を有している。
【0025】エレベータの操作者が、かご操作盤または
かご内インジケータ上で自由に音声メッセージを選択す
ることができるようにするために、従来のかご操作盤上
のボタンを入力装置4及び表示装置5用としてそのまま
使用する。そのため、従来のかご制御装置6に含まれる
制御回路のソフトウェアを変更する。
【0026】以下に実際に操作者が音声メッセージを選
択・設定する動作を図2のかご制御盤20を示す正面図
を基に説明する。
【0027】かご操作盤20において、通常運転モード
からメッセージ選択設定モードに移るためにON/OF
Fボタンを有するモードスイッチMSと、音声メッセー
ジ及びそのタイミングを選択するためのセレクト(U
P)ボタンSU及びセレクト(DOWN)ボタンSD
と、選択設定を取り消すための取消ボタンTBと、選択
設定を決定し・登録するための決定ボタンKBと、選択
した音声メッセージ及びタイミングを音声に変換するた
めの再生ボタンSBとが、それぞれ各階床ボタンに割り
当てられている。また、スピーカ7と表示装置5もかご
操作盤20に設けられている。
【0028】次にエレベータの操作者が音声メッセージ
の選択設定する時の動作を図3〜4のフローチャートを
基に説明する。
【0029】エレベータが通常運転を行っているとき、
エレベータ主制御装置1内のアナウンス主制御部1a
が、モードスイッチMSがオンされたかを常に監視し
(ステップ1)、オンされた場合、通常運転を行いなが
ら定められた基準階へと運転する(ステップ2)。かご
が基準階に到着したとき(ステップ3)、かご呼び及び
乗場呼びが登録されていなければ(ステップ4)、戸開
して以後呼び登録が出来ないようにする(ステップ
5)。またこの動作の中でモードスイッチMSがオフさ
れた場合には強制的に通常運転に戻る。
【0030】戸開後、15秒経過した後(ステップ
6)、アナウンスにてガイドメッセージA“メッセージ
選択設定モードに入りました”を放送し(ステップ
7)、操作者にその旨を知らせる。この時取消ボタンT
Bが3秒以上押し続けられた場合(ステップ8)、以前
にこのモードにて設定、保存したデータを全て消去し、
登録済データ消去ガイドアナウンスB“以前設定された
データを全て消去しました。今後はメーカ指定の初期設
定に基づいてメッセージを再生します”と放送し、ステ
ップ10に飛ぶ(ステップ9)。取消ボタンTBが押さ
れなかった場合にはガイドメッセージC“メッセージを
放送するタイミングを選択して下さい”とアナウンスし
(ステップ10)、図5に示すように予め運転状況から
各タイミングごとに割り振られた番号を表示装置5に表
示し、セレクトボタンSU,SDにて番号を変更する
(ステップ11,12)。このとき再生ボタンSBにて
表示されている番号がどのようなタイミングであるかを
示す選択タイミングを音声によって操作者に伝える(ス
テップ13,14)。決定ボタンKBにて選択した番号
を決定し、そのデータを一時保存する(ステップ1
5)。
【0031】つぎにガイドメッセージD“***のタイ
ミングで放送したいメッセージを選択してください”を
放送する(ステップ16)。このとき***にはステッ
プ15にて設定したタイミングが放送される。この時表
示装置5には、登録されているメッセージごとに割り当
てられた番号が表示され、セレクトボタンSU,SDに
て選択され(ステップ17,18)、決定ボタンKBに
て決定する(ステップ21)。また選択中はステップ1
3,14と同様に、再生ボタンSBにて表示されている
番号のメッセージを放送する(ステップ19,20)。
【0032】次にアナウンスにてガイドメッセージE
“***のタイミングでメッセージ###を放送しま
す。よろしいですか?”と放送する(ステップ22)。
このとき###にはステップ21にて設定したメッセー
ジが放送される。決定ボタンKB及び取消ボタンTBに
より決定または取消する。決定なら以上の操作で作成さ
れたデータを保存し、取消なら保存せず次にすすむ(ス
テップ23,24)。
【0033】次にアナウンスにてガイドメッセージF
“メッセージ選択設定を続けますか?”と放送して(ス
テップ25)、決定ボタンKBにてステップ10に戻り
前述の操作を繰り返す。取消ボタンTBにて次に進む
(ステップ26)。最後にアナウンスにてガイドメッセ
ージG“メッセージ選択設定モードを終了します。モー
ドスイッチをオフしてください”とメッセージを放送し
(ステップ27)、モードスイッチMSがオフされるま
で待機し、オフされたら通常運転に戻る(ステップ2
8)。
【0034】このように、エレベータの操作者は既に登
録されている音声データの中から自由にそのメッセージ
を選択し設定することができる。
【0035】次に請求項2に係るアナウンス装置の第2
実施例を図6のブロック図を基に説明する。
【0036】図示するように、第1実施例で設けられて
いたエレベータ全体の運行を制御するエレベータ主制御
装置1に含まれるアナウンス主制御部1a、音声合成制
御部2、スピーカ7、入力装置4、表示装置5、及びか
ご制御装置6に加えて、操作者が任意に音声メッセージ
を外部から入力するための音声データ入力部11と、そ
の外部からの音声メッセージを、かご制御装置6、エレ
ベータ主制御装置1、及び音声合成制御部2を介して入
力し、音声データに変換するサンプリング部8と、変換
された音声データを記憶する拡張記憶部9とが新たに設
けられている。
【0037】第2実施例も上述した第1実施例と同様
に、従来のかご操作盤及びかご内インジケータ上で任意
に音声メッセージを設定、選択することができるように
するために、入力装置4及び表示装置5は従来のかご操
作盤上のボタンをそのまま使用しており、そのために従
来のかご制御装置6に含まれる制御回路のソフトウェア
を変更している。
【0038】以下に実際に操作者が音声メッセージを入
力するときの動作を図7のかご制御盤20を示す正面図
を基に説明する。
【0039】図示するように、通常運転からメッセージ
選択設定モードに移るためのモードスイッチMSと、メ
ッセージ及びタイミングの選択のためのセレクト(U
P)ボタンSU及びセレクト(DOWN)ボタンSD
と、選択及び設定を取り消すための取消ボタンTBと、
選択及び設定を決定、登録するための決定ボタンKB
と、選択したメッセージ及びタイミングを音声にて知ら
せるための再生ボタンSBと、スピーカ7に加え、操作
者が外部から音声メッセージを入力するための音声デー
タ入力部11が新たに設けられ、かご操作盤の階床ボタ
ンそれぞれに割り当られている。
【0040】次に第2実施例のメッセージを追加すると
きの動作を図8〜10のフローチャートを基に説明す
る。
【0041】図示するように、図8及び図10は第1実
施例で示した図3及び図4にそのまま対応しており、両
者の違いは第2実施例が図9のステップ115とステッ
プ116との間に(図4のステップ15とステップ16
との間に対応する)、図10の各ステップが挿入された
ものとなっている点にある。つまり、図10に示される
動作によって、外部から新たに音声メッセージがアナウ
ンス装置内部に記憶されるわけである。
【0042】以下、第2実施例のメッセージの設定動作
を説明する。
【0043】エレベータが通常運転を行っているとき、
エレベータ主制御装置1内のアナウンス主制御部1aが
モードスイッチMSがオンされたかを常に監視し(ステ
ップ101)、オンされた場合、通常運転を行いながら
定められた基準階へと運転する(ステップ102)。か
ごが基準階に到着したとき(ステップ103)、かご呼
び及び乗場呼びが登録されていなければ(ステップ10
4)、戸開して以後呼び登録が出来ないようにする(ス
テップ105)。またこの動作の中でモードスイッチM
Sがオフされた場合には強制的に通常運転に戻る。
【0044】戸開後、15秒経過した後(ステップ10
6)、アナウンスにてガイドメッセージA“メッセージ
選択設定モードに入りました”と放送し(ステップ10
7)、操作者にその旨を知らせる。この時取消ボタンT
Bが3秒以上押し続けられた場合、以前にこのモードに
て設定、保存したデータを全て消去し(ステップ10
8)、アナウンスにて登録済データ消去ガイドアナウン
スB“以前設定されたデータを全て消去しました。今後
はメーカ指定の初期設定に基づいてメッセージを再生し
ます”と放送し、ステップ110に飛ぶ(ステップ10
9)。取消ボタンTBが押されなかった場合には、ガイ
ドメッセージC“メッセージを放送するタイミングを選
択して下さい”とアナウンスし(ステップ110)、図
5に示すように予め運転状況からタイミングごとに割り
振られた番号を表示装置5に表示し、セレクトボタンS
U,SDにて番号を変更する(ステップ111,11
2)。このとき再生ボタンSBにて表示されている番号
がどのようなタイミングであるかを示す選択タイミング
を音声によって操作者に伝える(ステップ113,11
4)。決定ボタンKBにて選択した番号を決定する(ス
テップ115)。
【0045】次にアナウンスにてガイドメッセージH
“***のタイミングで放送したいメッセージを登録し
ますか?”と放送する(ステップ129)。このとき*
**にはステップ115にて設定したタイミングが放送
される。決定ボタンKBが押された場合は音声入力ルー
チンに飛び、取消ボタンTBが押された場合、次のステ
ップ(メッセージ選択)に飛ぶ(ステップ130)。
【0046】音声入力が選択された場合、アナウンス主
制御部1aは拡張記憶部9のメモリ残量をチェックし
(ステップ131)、メッセージ長にして最低10秒以
上のゆとりがない場合はアナウンスにてガイドメッセー
ジI“メモリにメッセージを入力できる余裕がありませ
ん不必要なメッセージを削除して下さい”と放送し(ス
テップ132)、表示装置に登録されたメッセージに対
応する番号を表示する(ステップ133)。操作者は、
セレクトボタンSU,SDにてメッセージ番号を選択し
(ステップ134)、決定ボタンKBにて、選択された
メッセージを拡張記憶部9から削除する(ステップ13
5)。実行後、ステップ131にもどり、再びメモリ残
量をチェックする。
【0047】拡張記憶部9のメモリ残量に余裕がある場
合、アナウンスにてガイドメッセージI“メッセージを
入力して下さい。実行ボタンで録音スタート、取消ボタ
ンで録音ストップします”と放送する(ステップ13
6)。同時に表示装置5に登録可能な秒数を表示する
(ステップ137)。決定ボタンKBが押されたと同時
に音声データ入力部11からの信号をサンプリング部8
がデータ化して拡張記憶部9に登録する(ステップ13
8)。登録可能秒数が0になったか、取消ボタンTBが
押されたら録音を停止し(ステップ139)、アナウン
スにて「メッセージ@@@をx番に登録します」と放送
する(ステップ140)。ここで@@@には今録音され
たメッセージが再生され、x番にはアナウンス主制御部
1aにて登録順に番号が振り当てられる。以降、アナウ
ンス主制御部1aはこの番号にて登録されたメッセージ
を管理する(ステップ141)。その後、ステップ12
2に飛ぶ。
【0048】メッセージ登録を選択しなかった場合、ア
ナウンスにてガイドメッセージD“***のタイミング
で放送したいメッセージを選択してください”と放送す
る(ステップ116)。このとき***にはステップ1
15にて設定したタイミングが放送される。表示装置5
に、メーカ登録のメッセージ及び追加登録したメッセー
ジごとに割り当てられた番号を表示し、セレクトボタン
SU,SDにて選択(ステップ117,118)、決定
ボタンKBにて決定する(ステップ121)。また選択
中はステップ114と同様に再生ボタンSBにて表示さ
れている番号を示す選択タインミングを放送する(ステ
ップ119,120)。
【0049】次にアナウンスにてガイドメッセージE
“***のタイミングでメッセージ###を放送しま
す。よろしいですか?と放送する(ステップ122)。
このとき###はステップ141にて登録したメッセー
ジか、ステップ121にて選択したメッセージが放送さ
れる。決定ボタンKB及び取消ボタンTBにより決定
し、決定なら以上の操作で作成されたデータを保存し、
取消なら保存せず次にすすむ(ステップ123,12
4)。
【0050】次にアナウンスにてガイドメッセージF
“メッセージ選択設定を続けますか?”と放送して(ス
テップ125),決定ボタンKBにてステップ110に
戻り前述の操作を繰り返す。取消ボタンTBにて次に進
む(ステップ126)。最後にガイドメッセージG“メ
ッセージ選択設定モードを終了します。モードスイッチ
をオフしてください”とメッセージを放送し(ステップ
127)、モードスイッチMSがオフされるまで待機
し、オフされたら通常運転に戻る(ステップ128)。
【0051】このように、エレベータの操作者は既に登
録されている音声データの中から自由にそのメッセージ
を選択し設定することができると共に、外部から自由に
音声メッセージを登録することもできる。
【0052】次に請求項3に係るアナウンス装置の第3
実施例を図11のかご操作盤20の正面図を基に説明す
る。
【0053】第3実施例は上述した第2実施例の音声デ
ータ入力部11とスピーカ7とを1つの拡張装置12に
まとめ、そこから操作者が自由に音声メッセージを入力
できるようにすると共にアナウンス装置に登録しておい
た音声メッセージを出力できるようにしたものである。
【0054】これによって、拡張装置12から音声メッ
セージを入力及び出力ができることになる。
【0055】次に請求項4に係るアナウンス装置の第4
実施例を図12のブロック図及び図13〜15のフロー
チャートを基に説明する。
【0056】まず図12において、エレベータ全体の運
行を制御するエレベータ主制御装置1に含まれるアナウ
ンス主制御部1aと、そのアナウンス主制御部1aから
の指令に基づいて、音声データ記憶部3から音声合成を
行い音声メッセージを生成する音声合成制御部2と、メ
ッセージ用の音声データを格納している音声データ記憶
部3と、エレベータの操作者がメッセージ放送のスケジ
ュールの設定を行うスケジュール設定装置13と、操作
者に情報を表示する表示装置5と、主制御装置1とスケ
ジュール設定装置13と表示装置5それぞれ間の信号伝
送処理を行うかご制御装置6と、スケジュール設定装置
13によって設定されたスケジュールデータを、エレベ
ータ主制御装置1、及び音声合成制御部2を介して入力
しそのデータを格納するスケジュール記憶部10と、音
声合成制御部2のメッセージを出力するスピーカ7とが
備えられている。
【0057】スケジュール設定装置13及び表示装置5
は、従来のかご操作盤及びかご内インジケータを利用し
ている。そのために前述のかご制御装置6上のソフトウ
ェアにてかご操作盤に機能を追加する。またかご制御装
置6そのものも従来のエレベータのかご制御回路を回路
上のソフトウェアを変更して利用する。以上を図3に示
す。通常運転からメッセージ放送スケジュール設定モー
ドに入るためのモードスイッチMSを備え、メッセージ
及び時間の選択、設定のためのセレクト(UP)ボタン
SU及びセレクト(DOWN)ボタンSDと、選択及び
設定を取り消すための取消ボタンTBと、選択及び設定
を決定、登録するための決定ボタンKBと、選択したメ
ッセージ及び時間を音声にて知らせるための再生ボタン
SBを、かご操作盤の階床ボタンそれぞれに割り当てて
いる。
【0058】第4実施例がメッセージをスケジューリン
グする動作を図13〜15のフローチャートに示す。
【0059】エレベータが通常運転を行っているとき、
モードスイッチMSがオンされたかを常に監視し(ステ
ップ42)、オンされた場合、通常運転を行いながら定
められた基準階へと運転する(ステップ43)。かごが
基準階に到着したとき(ステップ44)、かご呼び及び
乗場呼びが登録されていなければ(ステップ45)、戸
開して以後呼び登録が出来ないようにする(ステップ4
6)。またこの動作の中でモードスイッチMSがオフさ
れた場合には強制的に通常運転に戻る。
【0060】戸開後、15秒経過した後(ステップ4
7)、アナウンスにてガイドメッセージL“メッセージ
放送スケジュール設定モードに入りました”と放送し
(ステップ48)、操作者にその旨を知らせる。この時
取消ボタンTBが3秒以上押し続けられた場合(ステッ
プ49)、以前にこのモードにて設定、保存したスケジ
ュールデータを全て消去し、アナウンスにてガイドメッ
セージB“以前設定された放送スケジュールを全て消去
しました。今後はメーカ指定の初期設定に基づいてメッ
セージを再生します”と放送し、ステップ51に飛ぶ
(ステップ50)。取消ボタンTBが押されなかった場
合にはアナウンスにてガイドメッセージM“スケジュー
ル管理をしたいメッセージを選択してください”とアナ
ウンスする(ステップ51)。つぎに表示装置5に、登
録されたメッセージごとに割り当てられている番号を表
示し、セレクトボタンSU,SDにて番号を変更する
(ステップ52,S53)。このとき再生ボタンSBに
て表示されている番号がどのメッセージであるかを示す
選択タイミングを音声によって操作者に伝える(ステッ
プ54,S55)。決定ボタンKBにて選択した番号を
決定する(ステップ56)。
【0061】つぎにアナウンスにてガイドメッセージN
“メッセージ***を放送するスケジュールを設定しま
す”と放送する(ステップ57)。このとき***には
ステップ56にて設定したメッセージが放送される。つ
ぎにアナウンスにてガイドメッセージO“N年月日でス
ケジュールを設定しますか?”と放送する(ステップ5
8)。決定ボタンが押された場合は年月日設定ルーチン
に飛び、取消ボタンが押された場合、次のステップに飛
ぶ(ステップ59)。
【0062】年月日によるスケジュール設定を選択した
場合、最初にアナウンスにてガイドメッセージP“年を
設定して下さい”と放送し(ステップ60)、アナウン
ス主制御部1aは内部時計から現在の西暦下二桁を読み
とり、表示装置5に表示する(ステップ61)。セレク
トボタンSU,SDにて表示年数を増減し、決定ボタン
KBにて年を決定する(ステップ62)。決定後、再び
アナウンスにて“さらに追加しますか?”と放送し、決
定ボタンKBにてステップ60に戻り、取消ボタンにて
次のステップに進む(ステップ63)。
【0063】年設定後、アナウンスにてガイドアナウン
スQ“月を設定して下さい”と放送し(ステップ6
4)、表示部に月を表示する(ステップ65)。セレク
トボタンSU,SDにて月を増減し、決定ボタンKBに
て決定する(ステップ66)。決定後、再びアナウンス
にて“さらに追加しますか?”と放送し、決定ボタンK
Bにてステップ64に戻り、取消ボタンTBにて次のス
テップに進む(ステップ67)。
【0064】月設定後、アナウンスにてガイドアナウン
スR“日にちを設定して下さい”と放送し(ステップ6
8)、表示部に日にちを表示する(ステップ69)。セ
レクトボタンSU,SDにて日にちを増減し、決定ボタ
ンKBにて決定する(ステップ70)。決定後、再びア
ナウンスにて“さらに追加しますか?”と放送し、決定
ボタンKBにてステップ68に戻り、取消ボタンTBに
て次のステップに進む(ステップ71)。
【0065】次にアナウンスにてガイドアナウンスS
“メッセージ@@@は*年*月*日に放送されるように
します。よろしいですか?”と放送する(ステップ7
2)。このとき@@@にはステップにて選択したメッセ
ージが、ステップ61,65にて設定された年月日を放
送する。また、年月日を複数設定した場合、登録した全
ての年月日を放送する。決定ボタンKBが押された場
合、データを保持したままステップに進み、取消ボタン
TBが押された場合、ステップ58に戻る(ステップ7
3)。
【0066】年月日によるスケジュール設定を選択しな
かった場合、アナウンスにてガイドアナウンスT“曜日
でスケジュールを設定しますか?”と放送する(ステッ
プ74)。決定ボタンKBが押された場合は曜日設定ル
ーチンに飛び、取消ボタンTBが押された場合、次のス
テップに飛ぶ(ステップ75)。
【0067】曜日によるスケジュール設定を選択した場
合、最初にアナウンスにてガイドアナウンスU“曜日を
設定して下さい”と放送し(ステップ76)、月曜日は
1、火曜日は2、水曜日は3、……、日曜日は7と割り
振られた数字を表示装置5に表示する(ステップ7
7)。セレクトボタンSU,SDにて曜日を選択し、決
定ボタンKBにて決定する(ステップ78)。決定後、
再びアナウンスにて「さらに追加しますか?」と放送
し、決定ボタンにてステップ76に戻り、取消ボタンT
Bにて次のステップに進む(ステップ79)。
【0068】アナウンスにてガイドアナウンスV“メッ
セージ@@@は*曜日に放送されるようにします。よろ
しいですか?”と放送する(ステップ80)。このとき
@@@にはステップ56にて選択したメッセージが、*
にはステップ78にて設定された曜日を放送する。ま
た、曜日を複数設定した場合、登録した全ての曜日を放
送する。決定ボタンが押された場合、データを保持した
まま次のステップに進み、取消ボタンが押された場合、
ステップに戻る(ステップ81)。
【0069】年月日によるスケジュール設定、もしくは
曜日によるスケジュール設定を終了した後、もしくは年
月日、曜日によるスケジュール設定を選択しなかった場
合、アナウンスにてガイドアナウンスW“メッセージを
再生する時間帯を設定します。最初に何時に放送を開始
するか設定して下さい”と放送し(ステップ82)、表
示装置5に時刻として「1」を表示し(ステップ8
3)、セレクトボタンSU,SDにて「1」から「2
3」まで増減させ、決定ボタンKBにて時刻を決定する
(ステップ84)。決定後、再びアナウンスにてガイド
アナウンスX“次に分を設定して下さい”と放送し(ス
テップ85)、表示装置5に分として「00」を表示
(ステップ86)、セレクトボタンSU,SDにて「0
0」から「59」まで増減させ、決定ボタンにて分を決
定する(ステップ87)。
【0070】つぎにアナウンスにて“次に何時に放送を
終了するか設定した下さい”と放送し、以後放送開始時
間の設定と同様に放送終了時刻を設定する(ステップ8
8)。
【0071】最後にアナウンスにて“メッセージ@@@
をx時x分からz時z分まで放送するようにします。よ
ろしいですか?”と放送する(ステップ89)。このと
き、年月日によるスケジュール設定を行っていた場合に
はその設定年月日が、同様に、曜日によるスケジュール
設定を行っていた場合には(ステップ90)、その設定
曜日が、放送開始時間の前に追加して放送される(例と
して、曜日によるスケジュール設定を行っていた場合に
放送されるメッセージは、“メッセージABCは火曜日
の10時00分から12時30分まで放送されます。よ
ろしいですか”のようになる。)。その後、決定ボタン
が押された場合には、スケジュールデータとしてスケジ
ュール記憶部に保存し、取消ボタンが押された場合、デ
ータを保存せずに次のステップに進む(ステップ9
1)。
【0072】次に、アナウンスにて“メッセージ放送ス
ケジュールの設定を続けますか?”と放送して、決定ボ
タンにてステップ51にもどり、前述までの操作を繰り
返す。取消ボタンTBにて次に進む(ステップ92)。
最後にアナウンスにてガイドアナウンスY“メッセージ
放送スケジュール設定モードを終了します。モードスイ
ッチMSをオフしてください”とメッセージを放送し
(ステップ93)、モードスイッチMSがオフされるま
で待機、オフされたら通常運転に戻る(ステップ9
4)。
【0073】これによって、操作者がアナウンスするタ
イミング(月、日、時間等)を自由に設定でき、利用者
に対し気配りのあるメッセージを提供することが可能に
なる。
【0074】次に請求項5に係るアナウンス装置の第5
実施例を図16のブロック図及び図17のフローチャー
トを基に説明する。
【0075】図16に示すように、エレベータ全体の運
行を制御するエレベータ主制御装置1に含まれるアナウ
ンス主制御部1aと、かご内に設置されかご内の騒音レ
ベルを検出する騒音レベル検出部14と、騒音レベル検
出部14で検出した騒音レベルを基にアナウンス主制御
部1aからの指示で音声メッセージを音声合成制御部2
を介して自動的に最適に出力する音量自動調節部15
と、メッセージを放送するスピーカ7と、騒音レベルと
それに対応する最適音量値のデータを格納している知識
データ部16とが備えられている。
【0076】第5実施例の最適量の音量メッセージの出
力動作を図17のフローチャートに基づき説明する。
【0077】エレベータが通常運転を行っているとき、
メッセージをアナウンスするような運転状況になった場
合、アナウンス主制御部1aはそのときのかご内の騒音
レベルを騒音レベル検出部14より確認し(ステップ2
01)、その検出レベルに最適な音量値を知識データ部
16より確認し(ステップ202)、音声合成制御部2
へのメッセージ合成指令と共に、音量自動調節部15に
最適音量値を指示する(ステップ203)。音声合成制
御部2より出力された信号は、音量自動調節部15を通
り信号レベルを調節され、スピーカより最適音量にて放
送される(ステップ204)。
【0078】これによって、カゴ内騒音レベルを検出
し、それに応じてメッセージの出力音量でアナウンスを
行うことが可能となり、カゴ内の利用者に不快感を与え
ないで済む。
【0079】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、エレベータの
操作者は既に登録されている音声データの中から自由に
そのメッセージを選択することができる。
【0080】請求項2の発明によれば、エレベータの操
作者は既に登録されている音声データの中から自由にそ
のメッセージを選択し設定することができると共に、外
部から自由に音声メッセージを登録することもできる。
【0081】請求項3の発明によれば、拡張装置から操
作者が音声メッセージを入力することも、音声メッセー
ジを出力することもできる。
【0082】請求項4の発明によれば、操作者がアナウ
ンスするタイミング(月、日、時間等)を自由に設定で
き、利用者に対し気配りのあるメッセージを提供するこ
とが可能になる 請求項5の発明によれば、カゴ内騒音レベルを検出し、
それに応じてメッセージの出力音量でアナウンスを行う
ことが可能となり、カゴ内の利用者に不快感を与えない
で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアナウンス装置の第1実施例を示
すブロック図。
【図2】本発明による第1実施例のかご制御盤を示す正
面図。
【図3】本発明による第1実施例の動作を説明するため
のフローチャート。
【図4】本発明による第1実施例の動作を説明するため
のフローチャート。
【図5】予め設定されているメッセージとその識別番号
を示す図表。
【図6】本発明による第2実施例を示すブロック図。
【図7】本発明による第2実施例のかご操作盤を示す正
面図。
【図8】本発明による第2実施例の動作を説明するため
のフローチャート。
【図9】本発明による第2実施例の動作を説明するため
のフローチャート。
【図10】本発明による第2実施例の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図11】本発明による第3実施例のかご操作盤を示す
正面図。
【図12】本発明による第4実施例を示すブロック図。
【図13】本発明による第4実施例の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図14】本発明による第4実施例の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図15】本発明による第4実施例の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図16】本発明による第5実施例を示すブロック図。
【図17】本発明による第5実施例の動作を説明するた
めのフローチャート。
【符号の説明】
1 エレベータ主制御装置 1a アナウンス主制御部 2 音声合成制御部 3 音声データ記憶部 4 入力装置 5 表示装置 6 かご制御装置 7 スピーカ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータかごに設置されたスピーカと、
    エレベータ操作者が運転状況に対応する音声データを任
    意に選択するために予め複数の音声データが設定されて
    いる音声データ記憶部と、エレベータの運転状況に対応
    する音声データを選択しその音声データを合成する指令
    を出力するアナウンス主制御部と、前記指令に基づき、
    エレベータがエレベータ操作者により選択された運転状
    況にある時に、その運転状況に対応する音声データを前
    記音声データ記憶部から取り出して音声メッセージを作
    成し、その音声メッセージを前記スピーカに出力する音
    声合成制御部とを有するエレベータのアナウンス装置。
  2. 【請求項2】エレベータかごに設置されたスピーカと、
    エレベータ操作者によって新たに設定される運転状況に
    対応する音声メッセージを音声データ入力部を介して入
    力し、その音声メッセージを音声データとして記憶する
    拡張記憶部と、エレベータの運転状況に対応する音声デ
    ータを選択しその音声データを合成する指令を出力する
    アナウンス主制御部と、前記指令に基づき、エレベータ
    がエレベータ操作者により設定された運転状況にある時
    に、その運転状況に対応する音声データを前記拡張記憶
    部から取り出して音声メッセージを作成し、その音声メ
    ッセージを前記スピーカに出力する音声合成制御部とを
    有するエレベータのアナウンス装置。
  3. 【請求項3】エレベータ操作者が新たに運転状況に対応
    する音声メッセージを前記スピーカを介して前記拡張記
    憶部に入力することができることを特徴とする請求項2
    に記載のエレベータのアナウンス装置。
  4. 【請求項4】エレベータ操作者によって設定され、エレ
    ベータの運転時間帯毎に前記スピーカに出力される音声
    メッセージの出力スケジュールを記憶するスケジュール
    記憶部を備え、 前記音声合成制御部は前記アナウンス主制御部を介して
    前記出力スケジュール記憶部の出力スケジュールに従い
    音声メッセージを出力するものであることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載のエレベータのアナウン
    ス装置。
  5. 【請求項5】かご内の騒音レベルを検出する騒音レベル
    検出部と、前記騒音レベル及びその騒音レベルに対応す
    る音声メッセージの最適音量を予め格納している知識デ
    ータ部と、入力した音声メッセージを最適音量でスピー
    カに出力する音量自動調節部とを備え、 前記音声合成制御部は、前記知識データ部を基に、前記
    アナウンス主制御部を介して前記騒音レベル検出部から
    入力した騒音レベルからその騒音レベルに対応する最適
    音量を選択し、その時の運転状況に対応する音声メッセ
    ージ及び前記最適音量を前記音量自動調節部に出力する
    ものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載のエレベータのアナウンス装置。
JP4326795A 1995-03-02 1995-03-02 エレベータのアナウンス装置 Pending JPH08239174A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100356518B1 (ko) * 1999-06-22 2002-10-18 엘지 오티스 엘리베이터 유한회사 엘리베이터의 음성 제어 장치 및 방법
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JP6512381B1 (ja) * 2018-06-19 2019-05-15 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターのかごの内部に情報を報知させる機能を備えた監視装置

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