JPH08238393A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH08238393A
JPH08238393A JP7044650A JP4465095A JPH08238393A JP H08238393 A JPH08238393 A JP H08238393A JP 7044650 A JP7044650 A JP 7044650A JP 4465095 A JP4465095 A JP 4465095A JP H08238393 A JPH08238393 A JP H08238393A
Authority
JP
Japan
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triac
rotation
speed
dehydration
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7044650A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kawaguchi
仁 川口
Mamoru Kawakubo
守 川久保
Yosuke Sasamoto
洋介 篠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7044650A priority Critical patent/JPH08238393A/ja
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排水能力を低下させず,かつ,全自動洗濯の
全工程に要する時間を長くすることなく,脱水槽内の洗
濯物の偏りを排し,振動,騒音を低減させる。 【構成】 脱水運転始動時の脱水槽における回転数を高
速脱水回転数に達するまで直線的に立ち上げるように制
御する。 【効果】 脱水量のピークで長く脱水することができ,
短時間に脱水処理が可能となり,また,回転数が徐々に
上昇するので,脱水槽上部円周に設置されているバラン
サによるアンバランス修正が十分に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,洗濯運転と脱水運転
を同一の槽において実行する全自動の洗濯機に関し,特
に,脱水運転時における脱水槽の回転制御に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】洗濯機における脱水運転は,周知の如く
脱水槽を高速で回転させ,その回転に伴う遠心力を利用
して洗濯物に含まれる水分を除去することにより行うも
のであるが,脱水槽内において洗濯物が偏ると,脱水槽
の回転が偏心した不規則なものとなり振動,騒音が大き
くなる。
【0003】そこで,脱水槽が規則的に回転することが
できるように脱水槽の上端開口縁にバランサーを設けた
り,あるいは,脱水槽内における洗濯物の片寄りをでき
る限り抑えることができるように,脱水運転起動時に,
まず低速で脱水槽を回転(いわゆる,バランス回転)さ
せて偏心の関数となる洗濯物の含水量をある程度軽減さ
せるようにしていた。ところで,従来における上記低速
回転(バランス回転)による洗濯時間は,洗濯物の量や
布の質などに関係なく定格負荷量にて一定時間があらか
じめ設定するのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来における脱水運転にあっては,脱水槽内において洗濯
物が偏るのを防止するために,高速脱水に至るまでの低
速回転(バランス回転)に長時間をかけていたので脱水
運転時間が長くなり,結果的に全自動洗濯の全工程に要
する時間が長くなってしまうという問題点があった。ま
た,いきなり高速回転での脱水運転を行うと洗濯物の量
が多い場合には特に排水量が多くなり,洗濯機の排水ホ
ースの能力を越えてしまうことや,排水において洗剤に
よる泡が発生し,排水穴の空気抜きを塞ぐことにより,
排水能力を極端に低下させてしまうという問題点もあっ
た。加えて,近年,脱水運転における回転数が高速化し
ており,高速脱水時におけるアンバランスによる振動,
騒音は以前に比べて大きなものとなっている。
【0005】この発明は,上記の問題点を解決するため
になされたもので,洗濯機の排水能力,アンバランス耐
量,洗濯物の量に応じて脱水槽の回転数を制御して,排
水能力を低下させず,かつ,全自動洗濯の全工程に要す
る時間を長くすることなく,脱水槽内における洗濯物の
偏りを排し,振動,騒音を低減させることができる洗濯
機を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,この発明に係る洗濯機は,トライアック制御手段
が,脱水始動時の脱水槽における回転数を高速脱水回転
数に達するまで直線的に立ち上げるようにトライアック
を制御するものである。
【0007】次の発明に係る洗濯機は,脱水槽内におけ
る洗濯物量を検出する洗濯物量検出手段を有し,トライ
アック制御手段が,脱水始動時の前記脱水槽における回
転数を高速脱水回転数に達するまで直線的に立ち上げ,
かつ,前記洗濯物量検出手段により検出された洗濯物量
に応じて前記立ち上げ時間を変化させるようにトライア
ックを制御するものである。
【0008】次の発明に係る洗濯機は,脱水槽内におけ
る洗濯物量を検出する洗濯物量検出手段を有し,トライ
アック制御手段が,前記洗濯物量検出手段により検出さ
れた洗濯物量に応じた所定の脱水時間だけ脱水槽を一定
の低速脱水回転数で回転させた後,高速脱水回転数で回
転させるようにトライアックを制御するものである。
【0009】次の発明に係る洗濯機は,脱水槽内におけ
る洗濯物量を検出する洗濯物量検出手段を有し,トライ
アック制御手段が,前記洗濯物量検出手段により検出さ
れた洗濯物量に応じて前記脱水槽の脱水回転数の立ち上
げ時間および高速脱水時間を変化させるようにトライア
ックを制御するものである。
【0010】次の発明に係る洗濯機は,モータに流れる
電流を検出する電流検出手段を有し,トライアック制御
手段が,脱水運転始動後,位相制御により一定の低速脱
水回転数で前記モータを回転させ,前記電流検出手段に
より検出された電流値に基づいて,前記モータの負荷電
流平均値の変化率が一定値以下であると判断した場合に
高速脱水回転数へ切り替えるようにトライアックを制御
するものである。
【0011】次の発明に係る洗濯機は,トライアック制
御手段が,脱水運転始動後,位相制御により一定の低速
脱水回転数でモータを回転させ,位相制御の通電角にお
ける変化率が一定値以下であると判断した場合に高速脱
水回転数へ切り替えるようにトライアックを制御するも
のである。
【0012】次の発明に係る洗濯機は,前記一定の低速
脱水回転数から高速脱水回転数に切り替える時間に応じ
て前記高速脱水回転数の運転時間を決定するものであ
る。
【0013】次の発明に係る洗濯機は,トライアック制
御手段が,脱水運転始動時,所定の短時間のみモータに
フル通電し,回転速度検出手段により検出されたその間
における回転数の上昇値に応じて,その後の高速回転数
に達するまでの回転速度を直線的に立ち上げるようにト
ライアックを制御するものである。
【0014】
【作用】この発明に係る洗濯機は,回転数を直線的に徐
々に上昇させるので,脱水量のピークで長く脱水するこ
とができ,短時間に脱水処理が可能となる。また,回転
数が徐々に上昇するので,脱水槽上部円周に設置されて
いるバランサによるアンバランス修正が十分に対応でき
る。
【0015】次の発明に係る洗濯機は,脱水槽内におけ
る洗濯物量に応じてモータの回転数の立ち上げ時間を変
化させることにより洗濯物量に応じた,それぞれ適切な
脱水運転時間を選択することができ,洗濯物量が小さい
場合にはより早く脱水運転を終了することができる。
【0016】次の発明に係る洗濯機は,検出された洗濯
物量に基づいて低速回転脱水時間を洗濯物量が少ない場
合には短く,洗濯物量が多い場合には長く設定するの
で,脱水運転において回転数のフィードバックによる回
転数制御が不要となる。
【0017】次の発明に係る洗濯機は,検出された洗濯
物量に応じて脱水回転数の立ち上げ時間と高速脱水時間
を変化させるようにしたので,洗濯物量に応じた最適な
脱水運転ができる。
【0018】次の発明に係る洗濯機は,モータの負荷電
流が減少していって変化がなくなった時点(変化率が所
定値以下)で,ほぼその回転数での脱水運転の限界値に
達していると判断し,その後,高速脱水運転に移行させ
るので,洗濯物量を検出することなく,低速度脱水運転
の時間を最適化することができる。
【0019】次の発明に係る洗濯機は,位相制御におけ
るこの通電角の減少がなくなった時点(変化率が所定値
以下)で,ほぼその回転数での脱水運転の限界値に達し
ていると判断し,その後,高速脱水運転に移行させるの
で,洗濯物量を検出することなく,低速脱水運転の時間
を最適化することができる。
【0020】次の発明に係る洗濯機は,一定の低速脱水
回転数から高速脱水回転数に切り替える時間に応じて高
速脱水回転数の運転時間を決定するので,洗濯物量に応
じて脱水時間を最適化することが可能となる。
【0021】次の発明に係る洗濯機は,脱水運転始動
時,所定の短時間のみモータにフル通電し,回転速度検
出手段により検出されたその間における回転数の上昇値
に応じて,その後の高速回転数に達するまでの回転速度
を直線的に立ち上げるようにしたので,洗濯物量を検出
することなく,洗濯物量と洗濯物の含水量に応じた最適
脱水時間を設定でき,無駄な脱水運転を排除できる。
【0022】
【実施例】
〔実施例1〕 (実施例1の構成)以下,この発明に係る洗濯機の実施
例を図について説明する。図1は,実施例1に係る洗濯
機の構成を示し,図において,1は商用電源,2はモー
タを正転駆動させるために,モータに対する通電を制御
する正転用トライアック,3はモータを逆転駆動させる
ために,モータに対する通電を制御する逆転用トライア
ック,4はコイルに対して進相電流を供給するための進
相コンデンサ,5はモータを構成するMコイル(主巻
線),6は同様にモータを構成するSコイル(補助巻
線),7はMコイル5およびSコイル6から構成される
モータ,7aはモータ7の主力軸もしくは脱水槽の駆動
軸(以下,シャフトという),8はシャフト7aに接続
されている洗濯機の脱水槽,9はモータ7のシャフト7
aに接続され,その回転速度を検出する回転速度検出手
段,10は回転速度検出手段9により検出され,出力さ
れた回転速度検出信号,11は正転用トライアック2お
よび逆転用トライアック3を制御するトライアック制御
回路,12は正転用トライアック2のゲートを制御する
ゲート制御信号,13は逆転用トライアック3のをゲー
トを制御するゲート制御信号,14は商用電源1のゼロ
クロスを検出するゼロクロス検出回路,15はゼロクロ
ス検出回路14により検出され,出力されるゼロクロス
検出信号である。
【0023】(単相誘導モータの駆動原理)次に,単相
誘導モータの駆動原理について説明する。図1におい
て,正転用トライアック2をゲート制御信号12により
ONさせると商用電源1がモータ7に印加され,Mコイ
ル5に同位相の電流,Sコイル6に進相コンデンサ4を
介して90度位相の進んだ進相電流が流れ,ステータ
(図示せず)より正回転磁界(商用電源の周波数)が発
生し,ロータ(図示せず)が正方向に回転駆動される。
これは一般的な単相誘導モータの駆動原理である。その
結果,モータ7のシャフト7aは正方向に回転し,それ
に伴い脱水槽8も回転駆動される。
【0024】(位相制御方式によるモータの速度制御)
図2は,単相誘導モータを速度制御するための位相制御
方式の一例を示す。図2(a)は,商用電源1から出力
される電圧波形を示し,この電圧波形において19はゼ
ロクロスポイントである。図2(b)は,ゼロクロス検
出回路14より検出されたゼロクロス検出信号15の一
例であり,この例においてパルスの立ち上がりがゼロク
ロスポイントを示す。図2(c)は,図2(b)に示し
たゼロクロス検出信号15に対してある位相遅れをもっ
た正転用トライアック2に対するゲート制御信号12を
示し,該ゲート制御信号12が出力されると正転用トラ
イアック2がONして商用電源1がモータ7に対して印
加され,次の商用電源1の電圧のゼロクロスで正転用ト
ライアック2はOFFしてモータ7へは商用電源1が印
加されず,図2(d)に示すような印加電圧が発生して
モータ7に対して印加される実行電圧が調整されること
になる。このような制御を一般に位相制御という。この
位相制御において速度検出手段9により検出された回転
速度検出信号10に基づいてモータ7に対する印加電圧
を速度に応じて加減することによってモータ7の回転速
度を制御することが可能となる。
【0025】(実施例1の動作)図3(a)は,上記実
施例1に係る脱水槽運転制御の動作(ライン20)と従
来装置における脱水槽運転制御の動作(ライン21)の
違いを示すための,モータ回転数と時間(t)の関係を
示すグラフである。実施例1にあっては,上記において
説明した位相制御による脱水槽8の回転速度を図3
(a)のライン20のように直線的に立ち上げることを
特徴とする。ただし,実際の洗濯機の多くは,高速回転
数以下において機体の共振周波数を有しているので,該
共振周波数に相当する回転数は早く通過するように制御
する必要がある。この回転速度の立ち上げの傾きは洗濯
物の最大容量時の脱水時における排水量(排水パイプの
排水能力以内)や,泡の発生しない加速度を考慮して設
定されている。回転速度は,図1に示した回路構成にお
いて速度フィードバックによる位相制御がかかっている
ので洗濯物量に関わらず一定の回転速度の立ち上げが可
能となる。なお,図3(b)に,直線的に回転数を立ち
上げた場合の脱水流量の変化(ライン22),従来にお
ける脱水方法で回転数を立ち上げた場合の脱水流量の変
化(ライン23)を示す。
【0026】(実施例1の効果)従来における脱水回転
数の立ち上げは低速度回転で所定の時間回転させ,この
時点である程度洗濯物に含まれた水分を低減させ,高速
脱水時における急激な脱水により排水能力を越えること
がないように,また,高速回転時にバランスをとってい
た水分がなくなることでアンバランス状態となり振動・
騒音が増大することがないように構成されている。その
ため,低速脱水回転数を低く抑えて長時間回転させる必
要があったが,上記実施例1によれば,回転数が直線的
に徐々に上昇するので,脱水量のピークで長く脱水する
ことができ,短時間に脱水処理が可能となる。また,回
転数が徐々に上昇するので,脱水槽8上部円周に設置さ
れているバランサによるアンバランス修正が十分に対応
でき,その結果,振動・騒音の発生を抑えることができ
る。
【0027】〔実施例2〕 (実施例2の構成および動作)次に,実施例2について
説明する。図4は,実施例2の構成を示し,図において
1〜15は,上記図1にて示したものと同じであるた
め,その説明を省略する。図において,16は脱水槽8
内における洗濯物量を検出する洗濯物量検出手段であ
り,17は洗濯物量検出手段16により検出された洗濯
物量をトライアック制御回路11に伝える洗濯物量検出
信号である。図5は,実施例2に係る脱水槽運転制御の
動作を示すグラフであり,まず,全自動洗濯機にあって
は,洗濯開始直後に洗濯物量検出手段16によって洗濯
物量を検出する。その後,検出された洗濯物量に応じて
水量,洗濯時間を決定し,全自動洗濯の各工程を行うも
のであるが,実施例2にあっては,脱水運転開始時に上
記洗濯物量に関する情報に応じて,図5に示すように回
転数の立ち上げ時間を変化させるように制御することを
特徴とする。
【0028】(実施例2の効果)実施例2によれば,洗
濯物量が小さい場合にはより早く脱水運転を終了するこ
とができる。すなわち,脱水槽8内における洗濯物量に
応じてモータ7の回転数の立ち上げ時間を変化させるこ
とにより洗濯物量に応じた,それぞれ適切な脱水運転時
間を選択することができる。洗濯物量の情報がない場
合,上記実施例1では最大の洗濯物量で発生する脱水量
を考慮した回転速度立ち上げとなり脱水時間の短縮度合
いが小さくなる。
【0029】〔実施例3〕 (実施例3の動作)次に,実施例3について説明する。
図6は,実施例3に係る脱水槽運転制御の動作を示すグ
ラフであり,実施例3にあっては,図4に示したハード
構成における洗濯物量検出手段16からの洗濯物量検出
信号17に基づいてトライアック制御回路11により低
速回転脱水時間を洗濯物量が少ない場合には短く,洗濯
物量が多い場合には長く設定することを特徴とする。
【0030】(実施例3の効果)実施例3によれば,低
速回転脱水運転において回転速度の検出を不要にするこ
とができる利点がある。図2(a)に示した商用電源の
波形に対して,図2(e)に示すゲート制御信号を正転
用トライアック2に出力すれば,図2(f)に示すよう
な電圧がモータ7に印加され,商用電源の約1/3の周
波数をモータ7に印加することになり,モータ7の回転
速度も低速となる。この方式にあっては脱水運転におい
て回転数のフィードバックによる回転数制御が不要とな
る。
【0031】〔実施例4〕 (実施例4の動作)次に,実施例4について説明する。
図7は,実施例4に係る脱水槽運転制御の動作を示すグ
ラフであり,実施例4にあっては,図4に示したハード
構成における洗濯物量検出手段16により検出された洗
濯物量に応じて脱水回転数の立ち上げ時間と高速脱水時
間を変化させるようにしたことを特徴とする。
【0032】(実施例4の効果)脱水槽8における洗濯
物量が少ない場合には脱水量も少ないので,脱水回転数
の立ち上げ時間だけではなく高速脱水運転の時間を短く
てもよい。また,洗濯物量が多い場合にはその逆であ
る。すなわち,実施例4によれば,洗濯物量の検出能力
に応じて回転数の立ち上げ時間,高速脱水時間を設定す
ることにより,洗濯物量に応じた最適な脱水運転ができ
るようにしたものである。
【0033】〔実施例5〕 (実施例5の構成)次に,実施例5について説明する。
図8は,実施例5のハード構成を示す説明図であり,図
において,1〜15は上記図1で示したものと同じであ
り,その説明を省略する。また,図において,25はモ
ータ7に流れる電流を検出する電流検出手段,26は電
流検出手段25により検出された電流値をトライアック
制御回路に伝える電流検出信号である。
【0034】(実施例5の動作)図9は,実施例5に係
る脱水槽運転制御の動作を示すグラフであり,図9
(a)に示すように脱水運転における初期は低速度で脱
水を実行するとモータ7に流れる電流の実効値は,図9
(b)に示すように初期は起動電流も含めて大電流が流
れるが,回転数が所定の低速回転になった時点において
急速に負荷電流は小さくなる。その後,脱水運転により
洗濯物に含まれる水分がなくなることで,さらにモータ
7の負荷電流が減少する。すなわち,実施例5にあって
は,モータの負荷電流が減少していって変化がなくなっ
た時点(変化率が所定値以下)では,ほぼその回転数で
の脱水運転の限界値に達していると判断することがで
き,その後,高速脱水運転に移行させることを特徴とす
る。
【0035】(実施例5の効果)実施例5によれば,図
4に示した洗濯物量検出手段16がなくとも低速度脱水
時間を最適化することができる。また,洗濯物量検知は
洗濯物の含水量が正確に把握できないが,この方式にあ
っては,実質的に脱水量を検出していることになるの
で,より脱水時間を最適化することができ,無駄な脱水
運転をなくして短時間脱水を達成することができる。
【0036】〔実施例6〕 (通電角の定義)次に,実施例6について説明する。図
11は,実施例6に係る脱水槽運転制御の動作を示すグ
ラフであり,図10は,位相制御における通電角を定義
するもので,商用電源のゼロクロスから右側の斜線部分
が位相制御によりモータ7に電圧が印加されていること
を示し,この斜線部分の長さを通電角という。該通電角
は洗濯物量が多くて,結果的にモータの負荷が大きくな
る場合には大きく,洗濯物量が少なくてモータの負荷が
小さい場合は小さくなる。
【0037】(実施例6の動作)図11(a)に示すよ
うに,脱水運転始動後位相制御により低速脱水回転する
と,図11(b)に示すように,初期は脱水回転数を低
速脱水回転まで立ち上げるため通電角は最大の180°
となるが,回転数が低速脱水回転に達するとモータ負荷
が軽くなるので通電角が小さくなっていく。その後,脱
水処理により洗濯物に含まれていた水分がなくなること
で,さらにモータ7の負荷が軽くなるので低速脱水回転
を継続するための通電角は,さらに小さくなる。実施例
6にあっては,位相制御におけるこの通電角の減少がな
くなった時点(変化率が所定値以下)で,ほぼその回転
数での脱水運転の限界値に達していると判断することが
でき,その後,高速脱水運転に移行させることを特徴と
する。
【0038】(実施例6の効果)実施例6によれば,図
4に示した洗濯物量検出手段10がなくとも低速脱水運
転の時間を最適化することができる。また,洗濯物量検
知は洗濯物の含水量が正確に把握できないが,この方法
にあっては,実質的に脱水量を検出していることになる
ので,より脱水時間を最適化することができ,無駄な脱
水をなくして短時間脱水を達成することができる。
【0039】〔実施例7〕 (実施例7の動作)次に,実施例7について説明する。
図12は,実施例7に係る脱水槽運転制御の動作を示す
グラフであり,低速脱水から高速脱水に切り替わるまで
の時間が洗濯物量が少ない場合をt1,洗濯物量が多い
場合をt2としたとき,t1<t2の関係が成立する。
高速脱水時間を,例えば,低速脱水にかかった時間のα
倍に設定したもので,洗濯物量が少ない場合にはt1×
α,洗濯物量が多い場合はt2×αの時間高速脱水を行
うものであり,実施例7にあっては,上記実施例5およ
び6において,一定の低速脱水回転数から高速脱水回転
数に切り替える時間に応じて高速脱水回転数の運転時間
を決定することを特徴とする。
【0040】(実施例7の効果)実施例7によれば,一
定の低速脱水回転数から高速脱水回転数に切り替える時
間に応じて高速脱水回転数の運転時間を決定するので,
洗濯物量に応じて脱水時間を最適化することが可能とな
る。
【0041】〔実施例8〕 (実施例8の動作)次に,実施例8について説明する。
図13は,実施例8に係る脱水槽運転制御の動作を示す
グラフである。脱水運転始動から所定の時間a秒はモー
タ7に対してフル通電する。モータ7がフル通電により
脱水槽8を回転させても所定時間a秒で回転数の立ち上
がりに洗濯物量,洗濯物の含む含水量によってイナーシ
ャが変化するので,そこに差が表れる。洗濯物量が多い
場合には回転数が小さく,洗濯物量が少ない場合には回
転数が大きい。実施例8にあっては,上記a秒後の回転
速度b(rpm)を計測して高速脱水立ち上げ時間c秒
を,例えば, c=b×α(秒)(αは所定の係数) により決定し立ち上げ時間に沿って回転速度を直線的に
立ち上げることを特徴とする。そして,高速脱水時間d
もa秒後の回転速度bからd=b×β(秒)(βは所定
の係数)と決定し,決められた高速脱水時間において脱
水運転を行うものである。また,高速脱水立ち上げ時間
cや高速脱水時下dはa秒後の回転速度bに対して段階
的に時間を設定してもよい。
【0042】(実施例8の効果)実施例8によれば,脱
水運転始動時,所定の短時間のみモータにフル通電し,
回転速度検出手段により検出されたその間における回転
数の上昇値に応じて,その後の高速回転数に達するまで
の回転速度を直線的に立ち上げるようにしたので,洗濯
物量を検出することなく,洗濯物量と洗濯物の含水量に
応じた最適脱水時間を設定でき,無駄な脱水をなくして
短時間脱水を実現することができる。
【0043】
【発明の効果】以上,説明したとおり,この発明に係る
洗濯機は,回転数を直線的に徐々に上昇させるため,脱
水量のピークで長く脱水することができ,短時間に脱水
処理が可能となり,また,回転数が徐々に上昇するの
で,脱水槽上部円周に設置されているバランサによるア
ンバランス修正が十分に対応でき,振動・騒音の発生を
抑制することができる。
【0044】次の発明に係る洗濯機は,脱水槽内におけ
る洗濯物量に応じてモータの回転数の立ち上げ時間を変
化させるため,洗濯物量に応じた,それぞれ適切な脱水
運転時間を選択することができ,洗濯物量が小さい場合
にはより早く脱水運転を終了することができ,脱水時間
を短縮することができる。
【0045】次の発明に係る洗濯機は,検出された洗濯
物量に基づいて低速回転脱水時間を洗濯物量が少ない場
合には短く,洗濯物量が多い場合には長く設定するた
め,脱水運転において回転数のフィードバックによる回
転数制御が不要となり,低速脱水時間の短縮ができる。
【0046】次の発明に係る洗濯機は,検出された洗濯
物量に応じて脱水回転数の立ち上げ時間と高速脱水時間
を変化させるようにしたため,洗濯物量に応じた最適な
脱水運転ができ,脱水時間を短縮することができる。
【0047】次の発明に係る洗濯機は,モータの負荷電
流が減少していって変化がなくなった時点(変化率が所
定値以下)で,ほぼその回転数での脱水運転の限界値に
達していると判断し,その後,高速脱水運転に移行させ
るため,洗濯物量を検出することなく,低速度脱水運転
の時間を最適化することができ,全体的な脱水時間を短
縮することができる。
【0048】次の発明に係る洗濯機は,位相制御におけ
るこの通電角の減少がなくなった時点(変化率が所定値
以下)で,ほぼその回転数での脱水運転の限界値に達し
ていると判断し,その後,高速脱水運転に移行させるた
め,洗濯物量を検出することなく,低速脱水運転の時間
を最適化することができ,全体的な脱水時間を短縮する
ことができる。
【0049】次の発明に係る洗濯機は,一定の低速脱水
回転数から高速脱水回転数に切り替える時間に応じて高
速脱水回転数の運転時間を決定するため,洗濯物量に応
じて脱水時間を最適化することが可能となり,全体的な
脱水時間を短縮することができる。
【0050】次の発明に係る洗濯機は,脱水運転始動
時,所定の短時間のみモータにフル通電し,回転速度検
出手段により検出されたその間における回転数の上昇値
に応じて,その後の高速回転数に達するまでの回転速度
を直線的に立ち上げるようにしたため,洗濯物量を検出
することなく,洗濯物量と洗濯物の含水量に応じた最適
脱水時間を設定でき,無駄な脱水運転を排除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に係る洗濯機のハード構成を示す説
明図である。
【図2】 単相誘導モータを速度制御するための位相制
御方式を示すタイミングチャートである。
【図3】 実施例1に係る脱水槽運転制御の動作を示す
グラフである。
【図4】 実施例2,実施例3および実施例4に係る洗
濯機のハード構成を示す説明図である。
【図5】 実施例2に係る脱水槽運転制御の動作を示す
グラフである。
【図6】 実施例3に係る脱水槽運転制御の動作を示す
グラフである。
【図7】 実施例4に係る脱水槽運転制御の動作を示す
グラフである。
【図8】 実施例5および実施例6に係る洗濯機のハー
ド構成を示す説明図である。
【図9】 実施例5に係る脱水槽運転制御の動作を示す
グラフである。
【図10】 位相制御における通電角を示す説明図であ
る。
【図11】 実施例6に係る脱水槽運転制御の動作を示
すグラフである。
【図12】 実施例7に係る脱水槽運転制御の動作を示
すグラフである。
【図13】 実施例8に係る脱水槽運転制御の動作を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 商用電源,2 正転用トライアック,3 逆転用ト
ライアック,4 進相コンデンサ,5 Mコイル(主巻
線),6 Sコイル(補助巻線),7 モータ,8 脱
水槽,9 回転速度検出手段,10 回転速度検出信
号,11 トライアック制御回路,12 ゲート制御信
号,13 ゲート制御信号,14 ゼロクロス検出回
路,15 ゼロクロス検出信号,16 洗濯物量検出手
段,17 洗濯物量検出信号,25 電流検出手段,2
6 電流検出信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源の一端に接続され,主巻線と補
    助巻線を有するモータに対する通電を制御する正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックと,前記正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックを制御するトライ
    アック制御手段と,前記正転用トライアックの出力端と
    前記逆転用トライアックの出力端との間に接続された進
    相用コンデンサと,前記モータの回転速度を検出する回
    転速度検出手段と,前記商用電源のゼロクロスを検出す
    るゼロクロス検出手段とを有し,前記正転用トライアッ
    クの出力端に前記主巻線の一端を接続し,前記逆転用ト
    ライアックの出力端に補助巻線の一端を接続し,前記主
    巻線および補助巻線の他端に前記商用電源の他端を接続
    して,前記モータに対する通電を制御する洗濯機におい
    て,前記トライアック制御手段が,脱水始動時の脱水槽
    における回転数を高速脱水回転数に達するまで直線的に
    立ち上げるように前記トライアックを制御することを特
    徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 商用電源の一端に接続され,主巻線と補
    助巻線を有するモータに対する通電を制御する正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックと,前記正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックを制御するトライ
    アック制御手段と,前記正転用トライアックの出力端と
    前記逆転用トライアックの出力端との間に接続された進
    相用コンデンサと,前記モータの回転速度を検出する回
    転速度検出手段と,前記商用電源のゼロクロスを検出す
    るゼロクロス検出手段と,前記正転用トライアックの出
    力端に前記主巻線の一端を接続し,前記逆転用トライア
    ックの出力端に補助巻線の一端を接続し,前記主巻線お
    よび補助巻線の他端に前記商用電源の他端を接続して,
    前記モータに対する通電を制御する洗濯機において,脱
    水槽内における洗濯物量を検出する洗濯物量検出手段を
    有し,前記トライアック制御手段が,脱水始動時の前記
    脱水槽における回転数を高速脱水回転数に達するまで直
    線的に立ち上げ,かつ,前記洗濯物量検出手段により検
    出された洗濯物量に応じて前記立ち上げ時間を変化させ
    るように前記トライアックを制御することを特徴すると
    する洗濯機。
  3. 【請求項3】 商用電源の一端に接続され,主巻線と補
    助巻線を有するモータに対する通電を制御する正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックと,前記正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックを制御するトライ
    アック制御手段と,前記正転用トライアックの出力端と
    前記逆転用トライアックの出力端との間に接続された進
    相用コンデンサと,前記モータの回転速度を検出する回
    転速度検出手段と,前記商用電源のゼロクロスを検出す
    るゼロクロス検出手段と,前記正転用トライアックの出
    力端に前記主巻線の一端を接続し,前記逆転用トライア
    ックの出力端に補助巻線の一端を接続し,前記主巻線お
    よび補助巻線の他端に前記商用電源の他端を接続して,
    前記モータに対する通電を制御する洗濯機において,脱
    水槽内における洗濯物量を検出する洗濯物量検出手段を
    有し,前記トライアック制御手段が,前記洗濯物量検出
    手段により検出された洗濯物量に応じた所定の脱水時間
    だけ脱水槽を一定の低速脱水回転数で回転させた後,高
    速脱水回転数で回転させるように前記トライアックを制
    御することを特徴とする洗濯機。
  4. 【請求項4】 商用電源の一端に接続され,主巻線と補
    助巻線を有するモータに対する通電を制御する正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックと,前記正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックを制御するトライ
    アック制御手段と,前記正転用トライアックの出力端と
    前記逆転用トライアックの出力端との間に接続された進
    相用コンデンサと,前記モータの回転速度を検出する回
    転速度検出手段と,前記商用電源のゼロクロスを検出す
    るゼロクロス検出手段と,前記正転用トライアックの出
    力端に前記主巻線の一端を接続し,前記逆転用トライア
    ックの出力端に補助巻線の一端を接続し,前記主巻線お
    よび補助巻線の他端に前記商用電源の他端を接続して,
    前記モータに対する通電を制御する洗濯機において,脱
    水槽内における洗濯物量を検出する洗濯物量検出手段を
    有し,前記トライアック制御手段が,前記洗濯物量検出
    手段により検出された洗濯物量に応じて前記脱水槽の脱
    水回転数の立ち上げ時間および高速脱水時間を変化させ
    るように前記トライアックを制御することを特徴とする
    洗濯機。
  5. 【請求項5】 商用電源の一端に接続され,主巻線と補
    助巻線を有するモータに対する通電を制御する正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックと,前記正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックを制御するトライ
    アック制御手段と,前記正転用トライアックの出力端と
    前記逆転用トライアックの出力端との間に接続された進
    相用コンデンサと,前記モータの回転速度を検出する回
    転速度検出手段と,前記商用電源のゼロクロスを検出す
    るゼロクロス検出手段と,前記正転用トライアックの出
    力端に前記主巻線の一端を接続し,前記逆転用トライア
    ックの出力端に補助巻線の一端を接続し,前記主巻線お
    よび補助巻線の他端に前記商用電源の他端を接続して,
    前記モータに対する通電を制御する洗濯機において,前
    記モータに流れる電流を検出する電流検出手段を有し,
    前記トライアック制御手段が,脱水運転始動後,位相制
    御により一定の低速脱水回転数で前記モータを回転さ
    せ,前記電流検出手段により検出された電流値に基づい
    て,前記モータの負荷電流平均値の変化率が一定値以下
    であると判断した場合に高速脱水回転数へ切り替えるよ
    うに前記トライアックを制御することを特徴とする洗濯
    機。
  6. 【請求項6】 商用電源の一端に接続され,主巻線と補
    助巻線を有するモータに対する通電を制御する正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックと,前記正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックを制御するトライ
    アック制御手段と,前記正転用トライアックの出力端と
    前記逆転用トライアックの出力端との間に接続された進
    相用コンデンサと,前記モータの回転速度を検出する回
    転速度検出手段と,前記商用電源のゼロクロスを検出す
    るゼロクロス検出手段と,前記正転用トライアックの出
    力端に前記主巻線の一端を接続し,前記逆転用トライア
    ックの出力端に補助巻線の一端を接続し,前記主巻線お
    よび補助巻線の他端に前記商用電源の他端を接続して,
    前記モータに対する通電を制御する洗濯機において,前
    記トライアック制御手段が,脱水運転始動後,位相制御
    により一定の低速脱水回転数でモータを回転させ,位相
    制御の通電角における変化率が一定値以下であると判断
    した場合に高速脱水回転数へ切り替えるように前記トラ
    イアックを制御することを特徴とする洗濯機。
  7. 【請求項7】 前記一定の低速脱水回転数から高速脱水
    回転数に切り替える時間に応じて前記高速脱水回転数の
    運転時間を決定することを特徴とする請求項5または6
    記載の洗濯機。
  8. 【請求項8】 商用電源の一端に接続され,主巻線と補
    助巻線を有するモータに対する通電を制御する正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックと,前記正転用ト
    ライアックおよび逆転用トライアックを制御するトライ
    アック制御手段と,前記正転用トライアックの出力端と
    前記逆転用トライアックの出力端との間に接続された進
    相用コンデンサと,前記モータの回転速度を検出する回
    転速度検出手段と,前記商用電源のゼロクロスを検出す
    るゼロクロス検出手段と,前記正転用トライアックの出
    力端に前記主巻線の一端を接続し,前記逆転用トライア
    ックの出力端に補助巻線の一端を接続し,前記主巻線お
    よび補助巻線の他端に前記商用電源の他端を接続して,
    前記モータに対する通電を制御する洗濯機において,前
    記トライアック制御手段が,脱水運転始動時,所定の短
    時間のみ前記モータにフル通電し,前記回転速度検出手
    段により検出されたその間における回転数の上昇値に応
    じて,その後の高速回転数に達するまでの回転速度を直
    線的に立ち上げるように前記トライアックを制御するこ
    とを特徴とする洗濯機。
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