JPH082376A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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Publication number
JPH082376A
JPH082376A JP7064925A JP6492595A JPH082376A JP H082376 A JPH082376 A JP H082376A JP 7064925 A JP7064925 A JP 7064925A JP 6492595 A JP6492595 A JP 6492595A JP H082376 A JPH082376 A JP H082376A
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JP
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short
circuit
inflator
connector
connecting member
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Application number
JP7064925A
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English (en)
Inventor
Naoki Nakane
中根  直樹
Kazumasa Sakakibara
一匡 榊原
Koji Otaka
孝治 大高
Makoto Ozaki
眞 尾崎
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19514325A priority patent/DE19514325A1/de
Publication of JPH082376A publication Critical patent/JPH082376A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
    • B60R21/2035Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/70Structural association with built-in electrical component with built-in switch
    • H01R13/703Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
    • H01R13/7031Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エアバッグ装置で、安価かつ簡素で小型構造の
接続部材短絡機構を提供すること。 【構成】エアバッグ装置1は、インフレータ2とバッグ
3、電子制御装置(ECU)4を一体に収納してステアリング
5に組付けられるパッド6で構成される。インフレータ
2の点火装置8から小型のコネクタ8aで回路基板18
に接続される。コネクタ8aは外部の短絡部材によって
短絡を実現し、組付け作業時には、この短絡部材が容易
に短絡解除される。このため、ECU 4をエアバッグ装置
に組付ける際に余計な空間をとることなく、かつ組付け
作業性を低下させることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等で多く使用され
るエアバッグ装置に関し、特に、ステアリング(ハンド
ル)内に組み込むタイプの車両用のエアバッグ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年来使用されているエアバッグ装置で
は、車両の衝突時にガスを発生させてバッグを展開させ
るためのインフレータと、車両の衝突時にインフレータ
を作動させるための電子制御装置(以下、ECUと記
す)とで構成される。従来はこのECUは衝突時の信号
検出の感度を落とさないためにバッグおよびインフレー
タの配置されるステアリングから離れた箇所に設置され
ている。しかしそのためには別々の取付け工程となり、
インフレータが火薬を扱うことから作業性の悪い組付け
工程となる。即ちインフレータへの接続線は誤動作を防
ぐために短絡された状態で準備され、それによってイン
フレータは外部からの誘導などによる漏洩電流で誤動作
する危険性を防いでいる。組付け時にECUに接続する
時点で短絡部材を外して接続作業を実施している。この
ため、作業性を改善する目的で、ECUを共にインフレ
ータとバッグを収納するパッド内に組み込んで、ステア
リングのコーン部内に内蔵するものが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらそのよう
なエアバッグ装置の場合、従来においては図18に示す
ように、インフレータ130からケーブル140を引出
し、その先をECU100のパッケージ内のプリント基
板とコネクタ(もしくはケーブルの先端をはんだ付け)
などで電気的に接続して、制御が働いた時に電流を流す
ことでインフレータ130を点火動作させ、バッグ15
0を膨張させる構造のものが知られている。これは、イ
ンフレータ130から出たコネクタケーブル140を配
線するためのスペースをパッド180内に設けねばなら
ず、狭いパッド180においてはエアバッグ装置が大型
化してしまう(コーン深さが深くなる)という問題があ
る。また制御回路への未配線状態のインフレータの電気
的外乱(例えば静電気等)による誤動作を避けるため
に、未配線状態のインフレータのコネクタの端子間を短
絡することが行われているが、この場合、コネクタ内に
短絡機構を内蔵する、もしくは短絡のための別のコネク
タを設けるなど、複雑な構造でECUパッケージ内の基
板内に設置するには大きすぎ、やはり装置を大型化する
要因となり、コスト的にも不利な要因となる。
【0004】従って本発明の目的は、ステアリングのパ
ッド内にECU、バッグ、インフレータを内蔵するエア
バッグ装置において、インフレータとECUのプリント
基板を接続部材を介して接続する構成で、安価かつ簡素
で小型構造の接続部材短絡機構を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明の構成は、作動時にガスを発生するインフレー
タと、このインフレータからのガスにより展開されるエ
アバッグと、車両の衝突時における減速度を検知する減
速検知手段と、その減速度検知手段からの検知信号に基
づいて衝突判定を行い、インフレータを作動させる作動
信号を出力する電子制御回路とが一体的に配置されたエ
アバッグ装置において、インフレータへの作動信号を伝
達する接続線の電子制御回路側の先端部に複数の端子金
具を有する接続部材を取付け、該端子金具を電子制御回
路が形成された基板の取付孔に挿入することによって該
電子制御回路との電気的導通を確保するとともに、少な
くとも端子金具を取付孔に挿入するまで、複数の端子金
具を短絡する短絡手段を設けたことを特徴とする。
【0006】また第二発明の構成は、作動時にガスを発
生するインフレータと、このインフレータからのガスに
より展開されるエアバッグと、車両の衝突時における減
速度を検知する減速検知手段と、その減速度検知手段か
らの検知信号に基づいて衝突判定を行い、インフレータ
を作動させる作動信号を出力する電子制御回路とを備
え、インフレータおよびエアバッグが電子制御回路のハ
ウジングに固定されたエアバッグ装置において、インフ
レータへの作動信号を伝達する接続線を、ハウジングの
開口部を通じて、該電子制御回路が形成された基板の近
傍に引き出すと共に、その先端部に複数の端子金具を有
する接続部材を取付け、該端子金具を基板の取付孔に挿
入することによって、該電子制御回路との電気的導通を
確保するとともに、少なくとも端子金具を取付孔に挿入
するまで、複数の端子金具を短絡する短絡手段を設けた
ことを特徴とする。
【0007】またこれらに関連する発明の構成は、端子
金具が基板に挿入される際に複数の端子金具の短絡を解
除する解除手段が、接続部材に設けられていることを特
徴とし、このうち解除手段が、取付孔の側部に穴部を有
し、接続部材が差し込まれる際に、この穴部に短絡部材
の端部が入り込んで短絡を解除する構成であること、あ
るいは解除手段が、接続部材を基板に挿入する際に、短
絡手段が接続部材に短絡しつつ仮留めされている状態か
ら外れて、接続部材から分離すること、あるいは解除手
段が、接続部材を基板に挿入する際に、該基板に端子金
具を押し込むと同時に、短絡手段がずれて短絡を解除す
る構成であること、あるいは解除手段が、接続部材を基
板に挿入する際に、該基板に端子金具を押し込むと同時
に、解除部材が移動して短絡を解除する構成であるこ
と、あるいは解除手段が、接続部材を基板に挿入する際
に、短絡部材を回動させて短絡を解除するための回動機
構であることを特徴とすることである。
【0008】この他の発明の構成としては、作動時にガ
スを発生するインフレータと、このインフレータからの
ガスにより展開されるエアバッグと、車両の衝突時にお
ける減速度を検知する減速検知手段と、その減速度検知
手段からの検知信号に基づいて衝突判定を行い、インフ
レータを作動させる作動信号を出力する電子制御回路と
を備え、インフレータおよびエアバッグが電子制御回路
のハウジングに固定されたエアバッグ装置において、イ
ンフレータへの作動信号を伝達する接続線を、ハウジン
グの開口部を通じて、該電子制御回路が形成された基板
の近傍に引き出すと共に、その先端部に複数の端子金具
を有する接続部材を取付け、該端子金具を基板にはんだ
付けすることによって、該電子制御回路との電気的導通
を確保するとともに、少なくとも端子金具を基板にはん
だ付けするまで、複数の端子金具を短絡する短絡手段を
接続部材と独立に設けたことを特徴とする。
【0009】これに関連する発明の構成は、接続部材が
基板にはんだ付けされる際に、複数の端子金具の短絡を
解除する解除手段が、接続部材と独立に設けられている
こと、あるいは接続部材と短絡手段のうち少なくとも一
方は、接続部材と短絡手段との接続のためのロック機構
を有すること、あるいは短絡手段は接続部材との接続時
に端子金具を保護するための保護部を有すること、ある
いは接続部材は接続端子の露出部を有することを特徴と
する。
【0010】さらに短絡手段が、端子金具側に取り付け
られ、その状態で直接基板に組付けることができない構
造であって、該短絡手段を取り外してから基板に組付け
ること、また、接続部材と基板との間には、ギャップが
設けられたことも構成の特徴としている。
【0011】
【作用及び効果】上記構成から成る本発明の第一の作用
は、インフレータとエアバッグと減速検知手段と電子制
御回路とが一体的に配置されたエアバック装置におい
て、インフレータへの作動信号を伝達する接続線の電子
制御回路側の先端部に複数の端子金具を有する接続部材
を取付け、該端子金具を電子制御回路が形成された基板
の取付孔に挿入することによって該電子制御回路との電
気的導通を確保するとともに、少なくとも端子金具を取
付孔に挿入するまで、複数の端子金具を短絡する短絡手
段を設けたことであり、その効果は、接続部材の端子金
具と基板の取付穴とを用いて接続部材と基板との電気的
接続を行うことができ、組付け作業を容易に行うことが
できると共に、接続部材と基板との組付け作業を行うま
での間は解除手段によって端子金具を短絡できるため
に、静電気等による外部要因によってインフレータが誤
点火することを防止できるということである(請求項
1)。
【0012】また、第二の作用は、インフレータとエア
バッグと減速検知手段と電子制御回路とを備え、インフ
レータ及びエアバッグが電子制御回路のハウジングに固
定されたエアバッグ装置において、インフレータへの作
動信号を伝達する接続線を、ハウジングの開口部を通じ
て、該電子制御回路が形成された基板の近傍に引き出す
と共に、その先端部に複数の端子金具を有する接続部材
を取付け、該端子金具を基板の取付孔に挿入することに
よって、該電子制御回路との電気的導通を確保するとと
もに、少なくとも端子金具を取付孔に挿入するまで、複
数の端子金具を短絡する短絡手段を設けたことであり、
その効果は、接続部材の端子金具と基板の取付穴とを用
いて接続部材と基板との電気的接続を行うことができ、
組付け作業を容易に行うことができると共に装置を小型
化することができ、加えて接続部材と基板との組付け作
業を行うまでの間は解除手段によって端子金具を短絡で
きるために、静電気等による外部要因によってインフレ
ータが誤点火することを防止できるということである
(請求項2)。
【0013】第三の作用は、端子金具が基板に挿入され
る際に複数の端子金具の短絡を解除する解除手段が、接
続部材に設けられていることであり、その効果は、接続
部材の基板への取り付け時に解除手段によって、短絡が
解除されるため、効率のよい端子金具の短絡解除を行う
ことができるということである(請求項3)。
【0014】第四の作用は、解除手段が、取付孔の側部
に穴部を有し、接続部材が差し込まれる際に、この穴部
に短絡部材の端部が入り込んで短絡を解除する構成とす
ることであり、その効果は、基板に穴部を設けるだけで
短絡の解除を容易に行うことができるということである
(請求項4)。
【0015】第五の作用は、解除手段が、接続部材を基
板に挿入する際に、短絡手段が接続部材に短絡しつつ仮
留めされている状態から外れて、接続部材から分離する
ことであり、その効果は、接続部材の基板への挿入時に
短絡部材を基板から除去することができるということで
ある(請求項5)。
【0016】第六の作用は、解除手段が、接続部材を基
板に挿入する際に、該基板に端子金具を押し込むと同時
に、短絡手段がずれて短絡を解除する構成とすることで
あり、その効果は、基板に穴部を設けることなく、短絡
を解除することができるということである(請求項
6)。
【0017】第七の作用は、解除手段が、接続部材を基
板に挿入する際に、該基板に端子金具を押し込むと同時
に、解除部材が移動して短絡を解除する構成とすること
であり、その効果は、短絡部材の作用ではなく、解除部
材の作用によって短絡を解除することができるために、
より確実な短絡の解除を行うことができるということで
ある(請求項7)。
【0018】第八の作用は、解除手段が、接続部材を基
板に挿入する際に、短絡部材を回動させて短絡を解除す
るための回動機構であり、その効果は、短絡部材の回動
状況から短絡が解除されたか否かを確認することがで
き、短絡の解除を的確に行うことができるということで
ある(請求項8)。
【0019】第九の作用は、端子金具を基板にはんだ付
けすることによって、該電子制御回路との電気的導通を
確保するとともに、少なくとも端子金具を基板にはんだ
付けするまで、複数の端子金具を短絡する短絡手段を接
続部材と独立に設けたことであり、その効果は、接続部
材を小型化することができ、エアバッグ装置の小型軽量
化、低コスト化が可能となるということである(請求項
9)。
【0020】第十の作用は、接続部材が基板にはんだ付
けされる際に、複数の端子金具の短絡を解除する解除手
段が、接続部材と独立に設けられていることであり、そ
の効果は、接続部材に解除手段を設けていないために、
接続部材の構造を複雑にする必要がなく、小型化するこ
とができるということである(請求項10)。
【0021】第十一の作用は、接続部材と短絡手段のう
ち少なくとも一方は、接続部材と短絡手段との接続のた
めのロック機構を有することであり、その効果は、接続
部材を基板に取り付ける前に、搬送時の振動等の外部要
因によって短絡手段が容易に外れないようにすることが
でき、エアバッグ装置の品質を高めることができるとい
うことである(請求項11)。
【0022】第十二の作用は、短絡手段は、接続部材と
の接続時に端子金具を保護するための保護部を有するこ
とであり、その効果は、接続部材を基板に取り付ける前
に、搬送時の振動等の外部要因によって端子金具が変形
することがなく、装置の品質をより高めることができる
ということである(請求項12)。
【0023】第十三の作用は、接続部材は端子金具の露
出部をを有することであり、その効果は、その露出部を
介して検査プローブを端子金具に接触させることがで
き、事前にインフレータの短絡抵抗等の特性検査を実施
することができるため、特性を確認してから接続部材と
基板との接続を行うことができると共に自動検査に対応
することもでき、装置の品質の向上並びに生産性を向上
させることができるということである(請求項13)。
【0024】第十四の作用は、短絡手段が、端子金具側
に取り付けられ、その状態で直接基板に組付けることが
できない構造であって、該短絡手段を取り外してから基
板に組付けることであり、その効果は、短絡手段をはず
さないと接続部材を基板に取り付けることができないた
め、より一層確実な短絡の解除を行うことができるとい
うことである(請求項14)。
【0025】第十五の作用は、接続部材と基板との間に
は、ギャップが設けられたことであり、その効果は、基
板の表面に除湿のための防湿剤の塗布工程時において、
接続部材と基板間のギャップが防湿剤の逃がし機構を形
成することができ、防湿剤が基板表面上に滞留すること
がなく、防湿剤を基板表面に均一に塗布することができ
るため、エアバッグ装置の品質をより向上させることが
できるということである(請求項15)。
【0026】
【実施例】
(第一実施例)以下、本発明を具体的な実施例に基づい
て説明する。 (構成)図1は、本発明に係わるエアバッグ装置の断面
図である。本実施例のエアバッグ装置1は、車両の衝突
時にインフレータ2より発生するガスによって膨張する
バッグ3、車両の衝突時にインフレータ2を作動させる
電子制御装置4(以下、ECUと記す)、として上記の
インフレータ2とバッグ3とECU4とを一体に収納し
たステアリング5に組付けられるパッド6などより構成
される。
【0027】インフレータ2は、燃焼によってガスを発
生するガス発生剤7、このガス発生剤7に点火する点火
装置8、発生ガス中の固形物を除去すると共に、ガス温
度を下げるためのフィルタ9、およびガス発生剤7、点
火装置8、フィルタ9を内蔵するケースより成る。この
ケースは、フランジ10aを有するケース本体10と、
このケース本体10の開口部を塞ぐ底板11より成る。
【0028】ケース本体10は、その周壁面にガス発生
剤7より発生したガスを噴出させるためのガス噴出孔1
0bが複数設けられるとともに、点火装置8を収納する
円筒状の収納筒10cがケース本体10の中央部に設け
られている。なお、収納筒10cに収納される点火装置
8は、ECU4との電気的接続を行うための一対の端子
を有するコネクタケーブル8bと、このコネクタケーブ
ルの先端に接続部材であるコネクタ8a(プリント基板
用圧着コネクタ(直付タイプ))とを有し、このコネク
タケーブル8bが収納筒10cより取り出されている。
なお、図1ではコネクタケーブルが回路基板18に密着
する程度の長さしか描いていないが、実際には回路基板
18をハウジング本体21から取り外した状態でもコネ
クタ8bが充分回路基板に接続されている程度の長さを
有し、回路基板18がハウジング本体21に取付けられ
た状態では、基板とハウジングとのスペース内にコネク
タケーブル8bの弛み分が収納された状態になってい
る。
【0029】底板11は、中央部に円形の孔を有する環
状体を呈し、ケース本体10の開口部を塞いだ時に、底
板11の孔より収納筒10cの先端部が突き出すように
設けられている。この底板11は、インフレータ2のフ
ランジ10aに取り付けられたボルト12を挿通するた
めの固定孔3b、およびガス抜き用の排気孔3cが設け
られている。挿入孔3aは、上記のように円形に設けら
れており、インフレータ2のフランジ10aを通すのに
必要な最小の大きさに設定されている。
【0030】ECU4は、車両の加速度(減速度)を検
出する電子式加速度センサ14(図12参照)、機械式
加速度センサ15(図12参照)、および電子式加速度
センサの検出信号に基づいて衝突を判定する衝突判定回
路(図示しない)、さらにこの衝突判定回路で衝突と判
定された時にインフレータ2の点火装置8へ点火信号を
出力する点火回路(図示しない)等を備え、プリント基
板などの回路基板18で構成される。
【0031】この機械式加速度センサは、ステアリング
5内に装着することから、ステアリング5の回転操作に
係わらず、検出感度を一定に保つために、慣性物体のス
トローク方向がステアリング5の取付け軸16と平行に
なるように、ハウジング内に設けられたボス(図示しな
い)に螺子17で固定されている。
【0032】また衝突判定回路および点火回路は、電源
回路、故障検出回路(共に図示せず)等ともに、回路基
板18に構成されている。この回路基板18はハウジン
グ内に適宜設けられたボス19に螺子20によって固定
されている。
【0033】ハウジングは、ハウジング本体21とカバ
ー22より成る。ハウジング本体21は、天井面中央部
に円形の取付孔21aが設けられて、その取付孔21a
の周囲にインフレータ2のフランジ10aに取り付けら
れたボルト12を挿通するための固定孔(図示しない)
が4か所設けられている。ハウジング本体21の取付孔
21aは、インフレータ2に内蔵された点火装置8と回
路基板18との電気的接続を行うために設けられたもの
で、点火装置8を収納する収納筒10cの外径より大き
く設けられている。ハウジング本体21の外周癖面に
は、パッド6との組付け時に使用する爪21bが複数箇
所に設けられると共に、ECU4をステアリング5に固
定するための固定部21cが左右に設けられている。
【0034】カバー22は、ハウジング本体21にイン
フレータ2とバッグ3を組付けた後に、ハウジング本体
21に螺子(図示しない)によって固定される。カバー
22の外周部は、ハウジング本体21に組付けられるパ
ッド6の端部をハウジング本体21との間に挟み込むよ
うに、ハウジング本体21側へ折り曲げられている。こ
れは、バッグ3が膨張した時のパッド6の抜けを防止す
るためである。
【0035】パッド6は、バッグ3が膨張した時に破断
するリップライン23を有する。このリップライン23
は、例えば、図13に示すように略H字形に設けられ
て、各所でリップライン23の肉厚が異なるように設定
されている。具体的には、図13で横方向に延びるリッ
プライン23a、このリップライン23aの両側でリッ
プライン23bと接続する縦のリップライン接続部23
b、およびリップライン接続部23bより延びるリップ
ライン23cとした時に、リップライン23aの肉厚が
一番薄く、リップライン23cの肉厚が一番厚くなるよ
うに設けられている。従って、バッグ3が膨張した時
に、リップライン23aが最初に破断し、続いてリップ
ライン接続部23b、リップライン23cの順に破断す
るように構成されている。
【0036】パッド6の側面には、ハウジング本体21
に設けられた爪21bと嵌合する複数の嵌合孔6aが設
けられている。このパッド6は、螺子、ボルト、リベッ
ト等の締結具を使用することなく、ハウジング本体21
に設けられた爪21bと嵌合孔6aとの嵌合によって、
ECU4との組付けが行われる。
【0037】ここで、図1に示すコネクタ8aとコネク
タケーブル8bとを回路基板18に接続する組付け方法
を説明する。 (1) インフレータ2をハウジング本体21にバッグ3と
ともにボルト12とナット13で固定したのち、引き出
されたコネクタケーブル8bの先端のコネクタ8aを組
付け前の回路基板18の取付孔に挿入する。この際、コ
ネクタ8aに設けられている短絡部材は組付け動作によ
って短絡が解除される。 (2) 差し込まれたコネクタ8aの端子金具に対してはん
だ付けを施し、回路基板18をハウジング本体21に螺
子止めする。 (3) その後カバー22をパッド6に被せて、パッド6を
ステアリングの装着部分に組付ける。
【0038】本実施例では、回路基板18に接続する接
続部材として小型のコネクタを用いている。基板18に
取り付けるコネクタの形状を小型にすることは、インフ
レータ2・ECU4間の取付けスペースを少なくし、狭
いステアリング内にエアバッグ装置1を組み込む際に非
常に効果的に働く。インフレータ2の点火装置8は配置
的にインフレータ2の中央部分になることから、結果的
にインフレータ中央部から下側に取り出す形状となり、
それを如何にうまく収めるかという点にポイントが絞ら
れる。発明者らは、この点に関して直接基板に端子金具
を接続できる別の出願を提案している。それに対して本
発明では、コネクタを用いる場合でもスペースをとるこ
となく装着できることを目指している。
【0039】小型のコネクタでは短絡手段を内部に容易
に実現しにくい。本発明ではコネクタ自体に大きな部品
を付加させることなく、外部の短絡部材24などによっ
て短絡を実現し、もしくは小型ながらコネクタ内部に短
絡部材24を用いて短絡機構を設け、組付け作業時に
は、この短絡部材24が容易に短絡解除されるように構
成している。このため、ECU4を一体型にエアバッグ
装置に組付ける際に余計なスペースをとることなく、か
つ組付け作業性を低下させることなく、エアバッグ装置
を構成できる。
【0040】図2に、図1で示したコネクタ8aの一例
を拡大して、その短絡手段の様子を示してある。図2
(a) は、短絡手段としてステンレスなどの導電材料でで
きた短絡金具24がコネクタ8aの周囲を包み込むよう
に形成され取り付けられている様子を示してあり、図2
(c) は横方向から見た図を示してある。基板18に取付
けられる前の状態では、短絡金具24の先端部24aが
コネクタ下側の複数のピン8cに同時に接触した状態で
短絡している。図2(b) に示すように、このコネクタ8
aを回路基板18の取付孔25に差し込む。このコネク
タ8aのピン8cが差し込まれる際に、短絡金具24の
先端部24aが取付孔25の直ぐ横に穿たれた解除手段
としての孔部26に入り込んで、短絡金具24がコネク
タ8aのピン8cから離れて短絡を解除した状態に維持
され、請求項4に示す構成を実現している。この状態で
基板18の裏面側からコネクタ8aをはんだ付け(25
a)し、コネクタ8aを固定する。従ってコネクタ接続
作業時に複雑な作業を必要とせず簡単に接続が実施でき
る。
【0041】(第二実施例)図3は、図2とは異なり、
コネクタ8aの端面部8asの垂直方向(紙面で上下方
向)に短絡部材であるU字型の短絡金具27を挟み込ん
で、コネクタ内部の金具8dを短絡させる。コネクタ8
aは端面部8asで開口した状態(図3の8e)で、ケ
ーブルハーネス(図1の8b)の先端に端子金具8dが
圧着されていて、その端子金具8dが他の端面(8as
の裏面、図示しない)から挿入されている構成であるの
で、この端子金具8dが開口した部分8eから僅かに飛
び出した状態であることから、この端面部8asで端子
金具8dを短絡させることができる。そこで、端面部8
asにU字型の短絡金具27を挟み込む溝8fを、短絡
金具27を装着した状態でちょうど端子金具8dが短絡
するように形成する。そして、この溝8fの位置にあた
る回路基板18側部分に、U字型の短絡金具27の根元
部27dが嵌まりこむように穴部28が設けられてい
て、図3(b) のように、コネクタ8aを回路基板18に
差し込んだ状態で短絡金具27が穴部28の側壁に潰さ
れて短絡が解除され、やはり請求項4の構成を実現して
いる。なお、溝8fの左サイドが8fl、右サイドが8
frである。また短絡金具27は抜け落ち防止のための
爪部27aが設けられ、さらに回路基板18に差し込ま
れた場合に対する抜け止め防止のための爪部27bが設
けられていて、コネクタ装着後は容易に外れないように
してある。
【0042】(第三実施例)図4は、取り外し型の構造
の短絡手段を示す。短絡金具29の鉤部29bによって
コネクタ8aに仮留めされる構成であるが、短絡のため
の突起部29aがコネクタの端面部ではなく、上面部8
auに設けられた、端子金具8dを保留するための開口
部8gに露出する端子金具8dに対して短絡を実施して
いる。図4では片側の端子金具8dのみ見える状態であ
るが、端子金具8dは二つが並列に並んだ状態であり、
同時に両方の端子金具8dに接触するように突起部29
aが構成される。そして、このコネクタ8aを回路基板
18に装着する際に、取付孔25の近傍に設けられた小
穴31に短絡金具29の足部29dを引っかけて爪部2
9cを外しながら、そのままコネクタ8aのピン8cを
取付孔25に挿入する。従って挿入と同時に突起部29
aが端子金具8dから離れて短絡金具29は取り外さ
れ、請求項5の構成を実現する。なお、この短絡金具2
9は基板18上には残らない。
【0043】(第四実施例)図5は、さらに別の実施例
を示す短絡手段の短絡金具32を示し、コネクタ8aの
端面部(8as、図5(b))に開口された部分8eに露出
する端子金具8dを、図5(a) に示すように、短絡金具
32の引っ掛かりを持つ鉤部32aで短絡させ、短絡金
具32を爪部32bで仮留めさせている。このコネクタ
8aを回路基板18に装着するとき、短絡金具32の脚
部32eを基板18に設けられた穴部31に差し込むよ
うにしてコネクタ8aのピン8cを基板18の取付孔2
5に挿入する。この時、短絡金具32は、止め部32c
によって基板18上で動きを阻止され、コネクタ8a本
体が充分差し込まれた状態で止め部32cがコネクタ8
a下部に挟み込まれて固定化され、短絡して引っ掛かっ
ていた鉤部32aは短絡状態から外れてコネクタ8aの
上面側に位置する状態になる。従ってコネクタ装着後
も、短絡金具32はコネクタ部分に挟み込まれて固定さ
れた状態を維持する。端面部8asの短絡状態は図5
(b) の状態であったのが、図5(d) の状態になり、短絡
金具32の窓32dの部分に端子金具8dが来るので、
短絡は解除され、請求項6の構成が実現する。
【0044】(第五実施例)図6に示すコネクタは、短
絡金具33がコネクタ8aの内部に設けられた構成であ
る。コネクタ8aの二つの端子金具8dの中間位置に両
端子金具と接触しないように設けた溝部8hに短絡金具
33を装着し、この短絡金具33を下に押さえつける弾
性体34(コネクタ8a内部に設けた板バネもしくはス
プリング等、図ではスプリングを示してある)で端子金
具8dを短絡した状態にしている。また短絡金具33は
コネクタの下部に突き出た状態で構成されており、回路
基板18に装着する際、この部分が上に押されて、弾性
体34が圧縮されて短絡状態が解除される。コネクタ8
aが基板18に装着されない場合は、常に弾性体34で
短絡金具33を押しつける状態が維持されるので、短絡
状態が解除されることはない。そしてコネクタ8aのピ
ン8cが基板18の取付孔25に挿入されて、基板18
によって短絡金具33が上に押され、弾性体34を押し
上げて短絡が解除され、請求項6の構成を実現する。そ
してコネクタ8aを基板18に押さえつけた状態を維持
してコネクタのピン8cを基板18にはんだ付けする。
【0045】(第六実施例)図7に示す実施例では、逆
にコネクタ8aの端子金具8dどうしが予め短絡状態に
なるように構成された場合を示す。この場合、短絡手段
としては端子金具8dの短絡部分(図7の8dが接触し
ている部分)となる。この短絡部分を図7(a) に示すよ
うに、コネクタ8a内部の短絡部分の下部に設けられた
溝部8iに短絡解除手段として一枚の絶縁板35が配置
され、コネクタ8aが基板18の取付孔25に挿入され
た際に、絶縁板35が基板18によって押し上げられ
て、端子金具8dの短絡部分に押し込まれて短絡を解除
し(図7(b))、請求項7の構成を実現する。短絡が解除
されたかどうかは、コネクタ8aの上面に設けられた開
口部8jから確認することができる。この状態でコネク
タ8のピン8cをはんだ付けする。
【0046】(第七実施例)図8では、コネクタ8aの
端子金具8dの中間位置に両端子金具と接触しないよう
に設けた溝部8kに、端子金具8dを回動するための回
動軸37および回動軸37を回動させるための把手部3
7aが設けられて、短絡部材36として構成されて配置
されている。コネクタ8aの端子金具8dをコネクタ内
部で短絡する構成は図6の場合に似た構造であるが、こ
の図8の構成では図6と異なり、短絡部材36は端子金
具8dの長手方向(紙面に垂直な方向)と直角方向(紙
面の左右の方向)に延びる棒状の短絡金具36aが主要
部分であり、これを90度回動すると、ちょうど短絡金具
36aが端子金具8dの間に入り込み、短絡が解除さ
れ、請求項8の構成を実現する。なお、この短絡金具3
6aが端子金具8dによく接触するように、回動軸37
に固定された短絡金具36aを端子金具8d側に押さえ
る弾性体38(板バネやスプリングなど)が設けられて
いる。そしてコネクタ8aの上部に把手部37a部分が
飛び出した構造で、コネクタ8aを基板18に取り付け
ない状態では、回動軸37を短絡状態に設定しておき、
コネクタ8aを基板18に取り付ける際、回動軸37を
90度回転させて短絡を解除する。この場合、さらにフェ
ールセーフとして、コネクタ下部側に、回動軸37の回
転位置を示す把手状の突起物37bを設けておくと共
に、基板18側には短絡解除状態の突起物位置が嵌まり
込む凹部39を穿っておき、短絡状態では正しくコネク
タ8aが基板18に装着されないようにしてある。また
正しく装着された場合は弾性体38を押し上げて短絡金
具36aが端子金具8dから離れるようにもなっている
(図8(b))。
【0047】(第八実施例)図9は、別の実施例を示す
もので、短絡金具として取り外し型の構造をもったもの
を示してある。即ち、図9(a) で、短絡金具40はコネ
クタ8aの端面部の開口部8eから短絡部40aが端子
金具8dを短絡した状態にあり(図9(b) 参照)、短絡
金具40の別の爪部40bがコネクタ8aに仮留めされ
て引っ掛かり部分となる。それでコネクタ8aを回路基
板18に装着する前は短絡状態が維持される構成となっ
ている。そして、コネクタ8aを回路基板18の取付孔
(図示しない)に挿入する際には、この爪部40bを引
き起こして短絡部材40を外す。このようにして請求項
14の構成が実現する。この短絡金具40は、図9(a)
もしくは(b) に示すように、基板側まで金具が延びてお
り(足部40c)、装着されたままでは基板18に挿入
できない仕組みとなっている。
【0048】(第九実施例)図10に示す構成は、従来
のように、短絡金具41がコネクタ8aの下部に装着さ
れて、コネクタのピン8cを短絡した状態にしてある。
それと同時にピンの長さの半分位の突起部41aが設け
てあり、短絡金具41を装着したままではコネクタ8a
を基板の取付孔42に挿入できないようにしてある。そ
れでコネクタ8aの取付け時に、この短絡金具41の両
端に設けた把手部41bを用いて引き抜き、短絡解除し
てから基板18に挿入する。このようにしてやはり請求
項14の構成が実現する。これはコネクタの大小などの
形状に係わらず実施できる。
【0049】(第十実施例)図11は短絡手段が短絡金
具ではなく、はんだ自身であってもよいことを示すもの
である。即ち短絡手段として予めはんだ43をコネクタ
のピン8cを短絡するように盛っておき、コネクタ8a
を基板に装着する際にはコネクタのピン8cをはんだ付
けすることから、その際に短絡状態のはんだ43を溶か
して短絡を解除するものである。これでもやはり請求項
14の構成が実現する。ピンの間隔が大きめの場合で
は、はんだ43の内部にリード線等の導体(図示しな
い)を含めても良い。
【0050】(第十一実施例)図14は、回路基板18
にピン53をはんだ付けすることにより、回路基板18
と一体的に構成されたコネクタ50の構造を示したもの
であり、(a)は正面図を、(b)は平面図を、(c)
は左側面図を、(d)は右側面図をそれぞれ示す。コネ
クタ50は、樹脂製のハウジング51と、インフレータ
2からのコネクタケーブル52とかしめられ、ハウジン
グ51の規定部位に挿入され固定された2極の端子金具
54とから構成される。
【0051】ハウジング51の右側面には、2極分の第
一窓部56が設けられ、ハウジング51に挿入された端
子金具54の短絡のための短絡部材の嵌合部位がそれぞ
れに配置される。このハウジング51には短絡部材との
嵌合時にロック機構を形成するように一対の爪部55が
設けられている。また、ハウジング51の底面部57に
は、凹部57a、57bが設けられている。
【0052】端子金具54は、ハウジング51の長手方
向に対して垂直下方に回路基板18への挿入のためのピ
ン53が設けられており、このピン53が回路基板18
の予め設けられた取付孔25に取り付けられてはんだ付
けされる。また、端子金具54には、短絡部材との嵌合
のための端部54a、54bが右端に設けられている。
【0053】コネクタ50を図14に示すような構成と
することにより、インフレータ2からのコネクタケーブ
ル52を回路基板18の水平方向に対して平行に接続す
ることができるため、回路基板18からの素子実装高さ
を低く抑えることができ、装置の小型化並びにインフレ
ータ2からのコネクタケーブル52の取り回しを容易と
することができる。また、ハウジング51の底面部57
に設けられた凹部57a、57bによって、回路基板1
8とコネクタ50との間にギャップが形成され、請求項
15に示す構成を実現している。このため、回路基板1
8とコネクタ50との接続後に、回路基板18の表面に
除湿のために塗布される防湿剤の剰余分をギャップを介
して外部に逃がすことができるため、防湿剤を均一の厚
さで塗布することができる。
【0054】図15は、上記構成のコネクタ50に対す
る短絡手段としてのショートリテーナ60の構造を示し
たものであり、(a)は正面図を、(b)は平面図を、
(c)は左側面図を、(d)は右側面図をそれぞれ示
す。ショートリテーナ60は、コネクタ50と嵌合する
開口部64を有し、樹脂製のハウジング61と、低抵抗
の金属から成り、Uの字状に成形されてハウジング61
に嵌め込まれた短絡部材としてのショートバー62とか
ら構成される。
【0055】ハウジング61は、コネクタ50との嵌合
のための開口部64が左側面に設けられ、その下方に
は、コネクタ50と嵌合することによってコネクタ50
のピン53を保護することができる保護部としてのピン
保護部63が設けられ、請求項12の構成を実現してい
る。また、ハウジング61には、開口部64の両側に一
対の爪止め65が設けられており、ショートリテーナ6
0とコネクタ50との嵌合時には、コネクタ50の爪部
55と爪止め65とが嵌合することにより、ロック機構
を形成し、請求項11の構成を実現している。
【0056】ハウジング61に嵌め込まれたショートバ
ー62は、その端部62a、62bが外部に露出してお
り、コネクタ50と独立したショートリテーナ60がコ
ネクタ50と嵌合する時にはそれぞれがコネクタ50の
第一窓部56を介して端子金具54の端部54a、54
bと接触することにより、端部54aと端部54bとを
短絡させることにより請求項9の構成を実現し、その短
絡によってインフレータ2の単体時の電気的外乱(例え
ば静電気等)による誤点火を防止する構成としている。
【0057】また、コネクタ50の爪部55とショート
リテーナ60の爪止め65とのロック機構を解除するこ
とで、コネクタ50とショートリテーナ60との嵌合が
解除され、ショートバー62の端部62a、62bと端
子金具54の端部54a、54bとが非接触となり、端
子金具54の端部54a、端部54bの短絡を解除する
ことができるため、ショートリテーナ60はコネクタ5
0から独立した解除手段としても機能し、請求項10の
構成を実現している。
【0058】図16は、上記に示されたコネクタ50が
ショートリテーナ60の開口部64に嵌め込まれた状態
を示したものであり、(a)は正面図を、(b)は平面
図を、(c)は左側面図をそれぞれ示す。図16に示さ
れるように、コネクタ50とショートリテーナ60との
嵌合により、ショートバー62の端部62a、62bが
それぞれコネクタ50の第一窓部56を介して端子金具
54の端部54a、54bと接触することにより、端子
金具54の端部54aと端部54bとを短絡させること
ができ、インフレータ2の単体時における静電気等の電
気的外乱による誤点火を防止することができる。
【0059】また、コネクタ50の爪部55がショート
リテーナ60の開口部64に設けられた爪止め65と嵌
合することにより、ロック機構を構成することができ、
コネクタ50を回路基板18に取り付けるまでの間、振
動等による外部からの干渉によって端子金具54の端部
54aと端部54bとの短絡が解除されることを防止す
ることができる。さらに、コネクタ50とショートリテ
ーナ60との嵌合時において、ショートリテーナ60の
ピン保護部63がコネクタ50のピン53をガードする
ように配置されるため、外部からの物理的干渉によるピ
ン53の変形を防止することができる。
【0060】ここで、ショートリテーナ60を装着した
状態でコネクタ50を回路基板18に取り付けた場合に
は、インフレータ2からのクネクタケーブル52が短絡
していることから、装置の作動ができなくなるという問
題が発生するために、コネクタ50を回路基板18に取
り付ける際にはショートリテーナ60の取り外しを忘れ
ないようにする必要がある。本発明では、ショートリテ
ーナ60にピン保護部63を設けることにより、ショー
トリテーナ60を装着した状態では、コネクタ50を回
路基板18に取り付けることができない構成としてあ
り、請求項14の構成を実現している。即ち、ピン保護
部63にピン53を保護する機能の他に、ショートリテ
ーナ60の取り忘れ防止機能も付加した構成とした点が
特徴である。
【0061】(第十二実施例)図17は、コネクタ50
に端子金具54の露出部としての第二窓部58を設ける
ことにより、請求項13の構成を実現し、コネクタ50
とショーテリテーナ60との嵌合状態、或いは、非嵌合
状態において、インフレータ2の短絡抵抗等の特性検査
の実施を行えるようにした構成を示したものである。コ
ネクタ50のハウジング51には、端子金具54が配置
された上面部に端子金具54の露出部としての一対の第
二窓部58が設けられている。インフレータ2の特性検
査を行うための検査装置は、第二窓部58を介して端子
金具54の端部54a、54bに接触する一対の検査プ
ローブ71と、コネクタ50を固定する検査治具72
と、電源と計測器とが内蔵され、検査プローブ71から
の電気信号を基に測定値を出力する測定器73とから構
成される。
【0062】上記構成から成る検査装置を用いて、コネ
クタ50とショートリテーナ60との嵌合状態時、或い
は、非嵌合状態時において、コネクタ50を検査治具7
2で固定し、検査プローブ71を第二窓部58を介して
端子金具54の端部54a、54bにそれぞれ接触さ
せ、測定器73からの出力を得て、インフレータ2の短
絡抵抗等の検査を行うことができる。
【0063】このように、コネクタ50に短絡抵抗等の
検査に対応した第二窓部58を設けることにより、コネ
クタ50の回路基板18への装着前に事前にインフレー
タ2の短絡抵抗等の検査を容易に行うことができるため
に、効率のよい装置の製造を行うことができる。また、
第二窓部58を用いて上記検査を自動化することによ
り、さらに効率のよい製造を行うことが可能である。
【0064】以上のように、インフレータからのコネク
タケーブルをECUの基板に接続する場合に、従来のよ
うな短絡機構を備えた大きなコネクタを用いるのではな
く、小型のコネクタで、主として短絡機構を外部から設
けることによって簡潔に目的を実施できて、取付けスペ
ースを省き、組付け作業性を損なわない接続ができる。
また必要によって解体するような場合にでも、図1や図
6、7、8等の構成のように短絡解除状態が解かれて短
絡状態を復帰する構成とできるために安全性が確保され
る。
【0065】また、図14〜図16に示されるように、
コネクタと独立した構成のショートリテーナを用いるこ
とにより、さらに、組付け作業性が向上すると共に小型
化されたエアバッグ装置の実現が可能となる。このコネ
クタの底面部に凹部を設けて、回路基板との接続時にコ
ネクタと回路基板との間にギャップを形成することによ
り、回路基板の表面に除湿のための防湿剤を塗布する際
に、防湿剤の余剰分を逃がすことができ、防湿剤が回路
基板上に滞留することがなく、均一な厚さで防湿剤を塗
布することができるため、より装置の品質を高めること
ができる。
【0066】さらに、ショートリテーナとコネクタの接
続のためのロック機構を設けることにより、搬送時の振
動等による外部要因によって短絡が解除されることがな
く、安全性が向上する。また、ショートリテーナにコネ
クタのピンの保護のための保護部を付加することによ
り、物理的な外部要因によるピンの変形を防止すること
ができるために、装置の品質をより向上させることがで
きる。
【0067】加えて、ショートリテーナをコネクタから
取り外すことにより短絡を解除する手段としていること
により、解除手段がコネクタと独立に設けられるため、
コネクタを複雑な構造とする必要がなく、装置をより小
型化とすることができる。その他に、図17に示される
ように、コネクタに端子金具の露出部としての第二窓部
を設けることにより、事前にインフレータの短絡抵抗等
の検査を行うことができると共に、自動検査にも対応す
ることができ、装置の品質の向上、並びに、生産の効率
化を実現することができる。
【0068】なお請求項でいう接続部材とは、実施例で
示したコネクタ形状に限らず、どのような形状のコネク
タでも良く、またコネクタに限らず、圧着端子にカバー
を被せたような形状の接続部品でも短絡手段の装着は可
能であり、場合によっては、ケーブル側の端子金具がは
んだ付け処理を施したはんだ自体であっても可能であ
る。また短絡手段とは、インフレータからのケーブルが
通電のために二本の導線が出ていることから、この二本
の導線間の導通をとることを言い、その形状や材料はど
のようなものであっても良いということである。解除手
段ということは、短絡状態を一時的もしくは永久的に解
除して二本の導線間の導通を無くすことであり、その材
料、形状、手法は問われないのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるエアバッグ装置の構造
断面図。
【図2】第一実施例のコネクタの短絡部材を示す説明
図。
【図3】第二実施例のコネクタの短絡部材を示す説明
図。
【図4】第三実施例のコネクタの短絡部材を示す説明
図。
【図5】第四実施例のコネクタの短絡部材を示す説明
図。
【図6】第五実施例のコネクタの短絡部材を示す説明
図。
【図7】第六実施例のコネクタの短絡部材を示す説明
図。
【図8】第七実施例のコネクタの短絡部材を示す説明
図。
【図9】第八実施例のコネクタの短絡部材を示す説明
図。
【図10】第九実施例のコネクタの短絡部材を示す説明
図。
【図11】第十実施例のコネクタの短絡部材を示す説明
図。
【図12】ECUの加速度センサ配置の説明図。
【図13】ステアリングのパッド表面の溝を示す説明
図。
【図14】コネクタの構造を示す説明図((a):正面
図、(b):平面図、(c):左側面図、(d):右側
面図)。
【図15】ショートリテーナの構造を示す説明図
((a):正面図、(b):平面図、(c):左側面
図、(d):右側面図)。
【図16】コネクタとショートリテーナとの嵌合を示す
説明図((a):正面図、(b):平面図、(c):左
側面図)。
【図17】接触抵抗の検査時の構成を示す説明図
((a):正面図、(b):平面図)。
【図18】ステアリングに設けられた従来のエアバッグ
装置の構成断面を示す説明図。
【符号の説明】
1 エアバッグ装置 2 インフレータ 3 バッグ 4 ECU(18、22等から成る) 5 ステアリング 6 パッド 7 ガス発生剤 8 点火装置 8a コネクタ 8b コネクタケーブル 8c ピン 8d 端子金具 8e 開口部 8f 溝部 8g 上面開口部 8h 溝部 8i 溝部 8j 穴部 8k 溝部 8au コネクタ上面部 8as コネクタ端面部 9 フィルタ 10 ケース本体 10a フランジ 10b ガス噴出孔 10c 収納筒 11 底板 12 ボルト 13 ナット 14 加速度センサ(電子式) 15 加速度センサ(機械式) 16 ステアリングの取付け軸 17 螺子 18 回路基板 19 ボス 20 螺子 21 ハウジング本体 21a 取付孔 21b 爪 21c 固定部 22 カバー 23 リップライン 24 短絡金具(短絡部材、第一実施例) 25 取付孔 26 孔部 27 短絡金具(短絡部材、第二実施例) 28 穴部 29 短絡金具(短絡部材、第三実施例) 29a 突起部 29b 鉤部 29c 爪部 29d 足部 31 *** 32 短絡金具(短絡部材、第四実施例) 32a 引っ掛かりを持つ鉤部 32b 爪部 32c 止め部 32d 窓 32e 脚部 33 短絡金具(短絡部材、第五実施例) 34 弾性体(スプリング等) 35 絶縁板 36 短絡部材(36a、37等からなる、第七実施
例) 36a 短絡金具 37 回動軸 37a 把手部 38 弾性体(板バネやスプリングなど) 39 凹部 40 短絡金具(短絡部材、第八実施例) 40a 短絡部 40b 爪部 40c 足部 41 短絡金具(短絡部材、第九実施例) 41a 突起部 41b 把手部 43 はんだ(短絡部材、第十実施例) 50 コネクタ(第十一実施例) 51 ハウジング 52 コネクタケーブル 53 ピン 54 端子金具 55 爪部 56 第一窓部 57 底面部 58 第二窓部 60 ショートリテーナ 61 ハウジング 62 ショートバー 63 ピン保護部 64 開口部 65 爪止め 71 検査プローブ 72 検査治具 73 測定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 眞 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動時にガスを発生するインフレータと、
    このインフレータからのガスにより展開されるエアバッ
    グと、車両の衝突時における減速度を検知する減速検知
    手段と、前記減速度検知手段からの検知信号に基づいて
    衝突判定を行い、インフレータを作動させる作動信号を
    出力する電子制御回路とが一体的に配置されたエアバッ
    グ装置において、 前記インフレータへの作動信号を伝達する接続線の前記
    電子制御回路側の先端部に複数の端子金具を有する接続
    部材を取付け、 該端子金具を前記電子制御回路が形成された基板の取付
    孔に挿入することによって該電子制御回路との電気的導
    通を確保するとともに、 少なくとも前記端子金具を前記取付孔に挿入するまで、
    複数の前記端子金具を短絡する短絡手段を設けたことを
    特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】作動時にガスを発生するインフレータと、
    このインフレータからのガスにより展開されるエアバッ
    グと、車両の衝突時における減速度を検知する減速検知
    手段と、前記減速度検知手段からの検知信号に基づいて
    衝突判定を行い、インフレータを作動させる作動信号を
    出力する電子制御回路とを備え、前記インフレータおよ
    びエアバッグが前記電子制御回路のハウジングに固定さ
    れたエアバッグ装置において、 前記インフレータへの作動信号を伝達する接続線を、前
    記ハウジングの開口部を通じて、該電子制御回路が形成
    された基板の近傍に引き出すと共に、その先端部に複数
    の端子金具を有する接続部材を取付け、該端子金具を前
    記基板の取付孔に挿入することによって、該電子制御回
    路との電気的導通を確保すると共に、 少なくとも前記端子金具を前記取付孔に挿入するまで、
    複数の前記端子金具を短絡する短絡手段を設けたことを
    特徴とするエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】前記端子金具が前記基板に挿入される際に
    複数の前記端子金具の短絡を解除する解除手段が、前記
    接続部材に設けられていることを特徴とする請求項1乃
    至2に記載のエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】前記解除手段が、前記取付孔の側部に穴部
    を有し、前記接続部材が差し込まれる際に、この穴部に
    短絡部材の端部が入り込んで短絡を解除する構成である
    ことを特徴とする請求項3に記載のエアバッグ装置。
  5. 【請求項5】前記解除手段が、前記接続部材を前記基板
    に挿入する際に、前記短絡手段が前記接続部材に短絡し
    つつ仮留めされている状態から外れて、前記接続部材か
    ら分離することを特徴とする請求項3に記載のエアバッ
    グ装置。
  6. 【請求項6】前記解除手段が、前記接続部材を前記基板
    に挿入する際に、該基板に前記端子金具を押し込むと同
    時に、前記短絡手段がずれて短絡を解除する構成である
    ことを特徴とする請求項3に記載のエアバッグ装置。
  7. 【請求項7】前記解除手段が、前記接続部材を前記基板
    に挿入する際に、該基板に前記端子金具を押し込むと同
    時に、解除部材が移動して短絡を解除する構成であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のエアバッグ装置。
  8. 【請求項8】前記解除手段が、前記接続部材を前記基板
    に挿入する際に、前記短絡部材を回動させて短絡を解除
    するための回動機構であることを特徴とする請求項3に
    記載のエアバッグ装置。
  9. 【請求項9】作動時にガスを発生するインフレータと、
    このインフレータからのガスにより展開されるエアバッ
    グと、車両の衝突時における減速度を検知する減速検知
    手段と、前記減速度検知手段からの検知信号に基づいて
    衝突判定を行い、インフレータを作動させる作動信号を
    出力する電子制御回路とを備え、前記インフレータおよ
    びエアバッグが前記電子制御回路のハウジングに固定さ
    れたエアバッグ装置において、 前記インフレータへの作動信号を伝達する接続線を、前
    記ハウジングの開口部を通じて、該電子制御回路が形成
    された基板の近傍に引き出すと共に、その先端部に複数
    の端子金具を有する接続部材を取付け、該端子金具を前
    記基板にはんだ付けすることによって、該電子制御回路
    との電気的導通を確保するとともに、 少なくとも前記端子金具を前記基板にはんだ付けするま
    で、複数の前記端子金具を短絡する短絡手段を前記接続
    部材と独立に設けたことを特徴とするエアバッグ装置。
  10. 【請求項10】前記接続部材が前記基板にはんだ付けさ
    れる際に、複数の前記端子金具の短絡を解除する解除手
    段が、前記接続部材と独立に設けられていることを特徴
    とする請求項9に記載のエアバッグ装置。
  11. 【請求項11】前記接続部材と前記短絡手段のうち少な
    くとも一方は、前記接続部材と前記短絡手段との接続の
    ためのロック機構を有することを特徴とする請求項9に
    記載のエアバッグ装置。
  12. 【請求項12】前記短絡手段は、前記接続部材との接続
    時に前記端子金具を保護するための保護部を有すること
    を特徴とする請求項9に記載のエアバッグ装置。
  13. 【請求項13】前記接続部材は前記端子金具の露出部を
    有することを特徴とする請求項9に記載のエアバッグ装
    置。
  14. 【請求項14】前記短絡手段が、前記端子金具側に取り
    付けられ、その状態で直接前記基板に組付けることがで
    きない構造であって、該短絡手段を取り外してから前記
    基板に組付けることを特徴とする請求項1、請求項2、
    請求項9のいずれかに記載のエアバッグ装置。
  15. 【請求項15】前記接続部材と前記基板との間には、ギ
    ャップが設けられたことを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項9のいずれかに記載のエアバッグ装置。
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US5590899A (en) 1997-01-07
GB2288575B (en) 1997-08-06
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