JPH0823737A - 田植機の施肥ホース取付構造 - Google Patents

田植機の施肥ホース取付構造

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JPH0823737A
JPH0823737A JP16151794A JP16151794A JPH0823737A JP H0823737 A JPH0823737 A JP H0823737A JP 16151794 A JP16151794 A JP 16151794A JP 16151794 A JP16151794 A JP 16151794A JP H0823737 A JPH0823737 A JP H0823737A
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JP
Japan
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hose
fertilizer application
planting
fertilizer
rice transplanter
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Pending
Application number
JP16151794A
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English (en)
Inventor
Kunio Doi
邦夫 土井
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗用田植機に施肥機を付設し、その施肥ホー
スの取付け、取外しがワンタッチで行え、また、昇降時
に他の植付部の部材に干渉しないようにする。 【構成】 走行部側に施肥機Cの本体を配設し、該施肥
機本体と植付位置近傍の間に施肥ホース11を配管した
乗用田植機において、該施肥ホース11の本体側をフレ
キシブルホース11a、植付部側を固定ホース11bよ
り構成し、該固定ホース11bを、左右対称方向に開放
した略C字形の金具48に挟持して、金具48をステー
に対して回転自在に枢支し、該ステーを、苗台フレーム
43または植付センターケース21に固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行部側に施肥機の本
体を配設した乗用田植機における施肥ホースの取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用田植機に付設する施肥機の本
体を走行部側に配設し、繰り出した肥料をホースを介し
て植付け部近傍に施肥する場合、施肥ホースは曲がりを
少なくしてシャフトやリンクの間を通し、苗台フレーム
や取付ステーを介してセンターケース等に固定してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術にお
いて、施肥ホースを固定したまま植付部を昇降させる
と、施肥ホースに無理な力がかかり変形が生じ、施肥作
業時に変形部分で滞ったりし、特に、5条植え乗用田植
機の場合の3条目の施肥ホースや、6条植え乗用田植機
の場合の4条目の施肥ホースがそれぞれセンターステー
との横方向のオフセット量が大きくなり、ホースのたわ
み量も大きくなって、昇降時等苗台に前記施肥ホースが
干渉するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような課
題を解決するために、次のような手段を用いる。即ち、
走行部側に施肥機の本体を配設し、該施肥機本体と植付
位置近傍との間に複数の施肥ホースを配管した乗用田植
機において、該施肥ホースの本体側をフレキシブルホー
ス、植付部側を固定ホースより構成し、該固定ホースを
左右方向に開放した略C字形の金具に挟持して、該金具
をステーに対して回転自在に枢支し、該ステーを植付部
に固定したものである。また、前記両側の施肥ホースを
支持する略C字形の金具を、ステーを介して苗台フレー
ムに固設したものである。そして、前記中央側の施肥ホ
ースを支持する略C字形金具を、ステーを介して植付セ
ンターケースを固定するボルトに固設したものである。
【0005】
【作用】このように構成したことによって、施肥機の施
肥ホースは略C字形金具にワンタッチで取付け、取外し
ができ、また、その方向は機体左右方向なので、苗台等
に干渉することなく、作業が可能となり、更に、略C字
形金具はステーに対して回転自在に枢支されているの
で、昇降時に無理な力が掛かることがない。
【0006】
【実施例】次に、添付の図面に示した実施例に基づいて
本発明の構成を説明すると、図1は、乗用田植機の全体
側面図、図2は、同じく平面図、図3は、苗台フレーム
と施肥ホースとの取付構造を示す側面図、図4は、同じ
く平面図、図5は、植付センターケースと施肥ホースと
の取付構造を示す側面図、図6は、同じく正面図、図7
は、5条植え乗用田植機における施肥ホースの取付構造
を示す正面図、図8は、6条植え乗用田植機における施
肥ホースの取付構造を示す正面図である。
【0007】図1・図2において、乗用田植機の全体構
成について説明すると、走行部Aの前後左右側には前輪
FW及び後輪RWが配設され、前部の機体フレーム36
上にはエンジンEが載置され、該エンジンEはボンネッ
ト37に被覆されており、走行部A中央には運転座席2
3及びハンドル24が配設され、前記運転座席23の下
方にはミッションケースMが配設され、該ミッションケ
ースMの後部からはPTO軸29が突設されている。
【0008】前記走行部Aの後部には作業機装着装置L
を介して植付部Bが昇降自在に装着され、施肥機Cの本
体が、走行部A側の運転座席23の後方に設けられてい
る。そして、前記エンジンEからの動力はミッションケ
ースMに伝達され、該ミッションケースMを介して前輪
FW及び後輪RWを走行駆動し、PTO軸29から動力
伝動軸30を介して植付部Bを駆動し、前記ミッション
ケースから動力伝達機構(図示せず)を介して施肥機C
を駆動するように構成されている。なお、前記乗用田植
機の植付部B及び施肥機Cは5条植え仕様について説明
する。
【0009】前記植付部Bの下部中央には、植付センタ
ーケース21が配設されており、該植付センターケース
21の上方には苗台20が配設され、下方にはフロート
28が配設され、後方には植付伝動ケース14が突設さ
れている。該植付伝動ケース14の後端部にはロータリ
ケース15が配設されており、該ロータリケース15の
両端部には植付爪16・16が配設されている。前記苗
台20は下部レール31とガイドレール32を介して左
右に移動可能に支持されており、前記苗台20の下部に
は苗を下方に搬送する苗送りベルト33が巻回されてい
る。
【0010】図5に示すように、前記植付センターケー
ス21の一側には、同調駆動する横送り機構の横送り軸
41と縦送り機構の縦送り軸25が突設されて軸支され
ており、該横送り軸41の回転に伴い苗台20が、横送
り機構(図示せず)を介して左右に往復移動される。そ
して、苗台20の左右の移動速度は、図2に示す、横送
り変速レバー39を操作して変速することができ、所望
の植付速度に調節できる。なお、苗台20の左右移動と
植付爪16・16の回転を同調させて、前記苗送りベル
ト33にて下端に位置された苗台20上の苗を植付爪1
6・16にて一定量ずつ切り取り、圃場に植付可能に構
成されている。
【0011】また、前記施肥機Cは、ファン7、エアタ
ンクパイプ8、ホッパー9、繰出装置10及び施肥ホー
ス11等により構成されており、エンジンEからの動力
にてファン7が駆動され、繰出装置10の目皿ロール1
0aがモーターにて駆動され、前記ファン7からの送風
をエアタンクパイプ8を介して圧縮エアとして繰出装置
10の下端に連設されている漏斗12に供給することに
より、繰出装置10の目皿ロール10aにて所定量ずつ
繰り出され、前記漏斗12に落下したホッパー9内の粒
状肥料を施肥ホース11を通じて圃場に施肥することが
できるように構成されている。
【0012】前記施肥ホース11は、植付部Bの上下昇
降に対応可能とするフレキシブルホース11a、植付部
Bに支持される固定ホース11b及びフロート28の上
下動に対応可能とする蛇腹状のブーツ11cにて構成さ
れており、前記フレキシブルホース11aの基部が前記
漏斗12に連通され、先端部が固定ホース11bに連通
され、該固定ホース11bの先端部が蛇腹状のブーツ1
1cに連通され、該ブーツ11cの先端部が施肥口17
に連通されて、施肥ホース11は繰出装置10に連設さ
れている漏斗12とフロート28に固設されている施肥
口17との間に介設されている。前記施肥口17はフロ
ート28に固設され、施肥口17の前側でフロート28
の下面の位置には作溝器18が固設されている。
【0013】次に、本発明の田植機の施肥ホースの取付
構造について、図7を用いて、説明する。左右方向に横
設した伝動ケースまたは左右の植付伝動ケース14・1
4に左右の苗台フレーム43・43が立設され、該苗台
フレーム43の中途部には図4(ここでは、正面視左側
の苗台フレームを示す)に示す如く、取付ステー45が
溶接固定されており、また、該取付ステー45は、両端
部に開口部45a・45aが開設されており、該開口部
45a・45aと対応する位置に、開口部53b・53
bが開設されたステー53が係止ボルト53c・53c
によって取付ステー45に固定されている。また、該ス
テー53の両端部53a・53aは直角状に折り曲げら
れており、該両端部53a・53aにピン孔が設けられ
ている。一方、平面視略C字形に形成された金具48の
中央部にピン孔48cが開口され、前記両端部53a・
53aにピン孔と両側二つの金具48のピン孔48c・
48cに枢結ピン48a・48aを挿通して回動自在に
枢結している。そして、施肥ホース11・11の固定ホ
ース11b・11bの中途部を、図3及び図7の如く、
金具48内に嵌入し、図4に示すアーム部48b・48
bにて挟持するよう構成している。従って、該施肥ホー
ス11・11は、前記枢結ピン48a・48aを支点と
して回動自在となる。
【0014】また、本実施例の植付センターケース21
は、図5及び図6に示されるように、半割に構成したケ
ースを固定するボルトのうち、上方の係止ボルト21a
・21aが、他のボルトより長いボルトを用いており、
該係止ボルト21a・21aにステー54の下部が共締
固定されている。そして、該ステー54の上端部54a
に、図6に示す如く、前記略C字形に構成した金具48
を、枢結ピン48aにて回動自在に枢結されている。そ
して、前述と同様に、施肥ホース11の固定ホース11
bの中途部を、図5及び図7の如く、略C字形金具48
内に嵌入し、図6に示すアーム部48b・48bにて挟
持するよう構成している。なお、前記施肥ホース11の
固定ホース11bの中途部には、図3の如く、エア抜き
40が設けられ、下端部にはフック11dが設けられ、
シャフト等に係止できるようにしている。
【0015】次に、図8において、他の実施例として6
条植え乗用田植機における施肥ホース11の取付構造に
ついて説明する。正面視、4条目の施肥ホース11は、
センターステー56に固設された連結金具57に、枢結
ピン48aを介して回動自在に枢結された略C字形金具
48内に挟持されるよう構成し、両側は前記同様に苗台
フレーム43・43に固定される。
【0016】そして、中央のもう一つの施肥ホース11
は、ステー54を植付センターケース21の反対側に固
定して、金具48によって固定され、5条植え及び6条
植え仕様の乗用田植機においてその配置位置を変更する
だけで共用可能に構成されており、その側面部近傍に施
肥ホース11を通すことができるスペースが形成されて
いる。なお、本実施例は5条植え及び6条植え乗用田植
機において施肥ホースの取付構造を用いているが、他に
8条植え等広く乗用田植機において用いることができる
ものであり、特に限定するものではない。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
のような効果を奏する。即ち、請求項1の如く構成した
ことにより、施肥ホースを略C字形金具にワンタッチで
装着でき、また、該施肥ホースの取付け、取外しが、機
体の左右方向に行え、苗台の苗送り機構等に干渉するこ
となく、スムーズに行うことができる。
【0018】また、請求項2の如く構成したので、施肥
ホース11が植付部Bの昇降に影響されることがなく、
施肥ホース11が引っ張られて損傷したり外れたりする
ことを防止できる。
【0019】また、請求項3の如く構成したので、ナッ
トの締めつけのみで取り付けが行え、植付センターケー
ス21のボルトを弛めないので、油漏れを防止でき、更
に、該ボルトの、自然の弛みを防止できる。また、施肥
ホース11を該植付センターケース21にステー54及
び略C字形金具48を介して、固設したことにより、該
施肥ホース11の横方向のオフセット量が少なくなり、
従って、たわみも少なく、スペースの有効利用が行え、
更に、該施肥ホース11の苗台の水平制御機構等への干
渉を防止できるとともに、肥料の流れがスムーズにな
り、肥料の詰まり等の防止が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の全体側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】植付センターケースと施肥ホースとの取付構造
を示す側面図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】植付センターケースと施肥ホースとの取付構造
を示す側面図である。
【図6】同じく正面図である。
【図7】5条植え乗用田植機における施肥ホースの取付
構造を示す正面図である。
【図8】6条植え乗用田植機における施肥ホースの取付
構造を示す正面図である。
【符号の説明】
A 走行部 B 植付部 C 施肥機 11 施肥ホース 11a フレキシブルホース 11b 固定ホース 20 苗台 21 植付センターケース 43 苗台フレーム 45 取付ステー 48 略C字形金具 53・54 ステー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行部側に施肥機の本体を配設し、該施
    肥機本体と植付位置近傍との間に複数の施肥ホースを配
    管した乗用田植機において、該施肥ホースの本体側をフ
    レキシブルホース、植付部側を固定ホースより構成し、
    該固定ホースを左右方向に開放した略C字形の金具に挟
    持して、該金具をステーに対して回転自在に枢支し、該
    ステーを植付部に固定したことを特徴とする田植機の施
    肥ホース取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の両側の施肥ホースを支
    持する略C字形の金具を、ステーを介して苗台フレーム
    に固設したことを特徴とする田植機の施肥ホース取付構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の中央側の施肥ホースを支
    持する略C字形金具を、ステーを介して植付センターケ
    ースを固定するボルトに固設したことを特徴とする田植
    機の施肥ホース取付構造。
JP16151794A 1994-07-13 1994-07-13 田植機の施肥ホース取付構造 Pending JPH0823737A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109892078A (zh) * 2019-03-13 2019-06-18 吉林大学 一种施肥铺膜播种复合作业一体设备
CN115500126A (zh) * 2022-09-06 2022-12-23 华中农业大学 一种风送式水稻侧深施肥机

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CN109892078A (zh) * 2019-03-13 2019-06-18 吉林大学 一种施肥铺膜播种复合作业一体设备
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