JPH08237204A - 光空間結線装置 - Google Patents

光空間結線装置

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Publication number
JPH08237204A
JPH08237204A JP7037407A JP3740795A JPH08237204A JP H08237204 A JPH08237204 A JP H08237204A JP 7037407 A JP7037407 A JP 7037407A JP 3740795 A JP3740795 A JP 3740795A JP H08237204 A JPH08237204 A JP H08237204A
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JP
Japan
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optical
signal
light receiving
light emitting
lens
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Application number
JP7037407A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Sakano
寿和 坂野
Takao Matsumoto
隆男 松本
Kazuhiro Noguchi
一博 野口
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高スループットであり、かつ、大きな位置ず
れトレランスを確保できる光空間結線装置を提供するこ
と。 【構成】 光送信モジュール19に入力された複数の電
気信号のそれぞれは、LDドライバアレイ50および発
光素子アレイ15により光信号に変換され、さらにコリ
メートレンズ17によりそれぞれ角度の異なる光ビーム
へ変換され、空間に放出される。光受信モジュール20
では、集光レンズ18は、上記光ビームの入射角度に応
じて、それぞれの受光素子へ光信号を集光する。そし
て、受光素子アレイ16は、入力された光信号を電気信
号に変換し、アンプアレイ51に送出する。その後、ア
ンプアレイ51は、それぞれの電気信号を増幅した後、
光受信モジュール20から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空間を伝搬する光に
よって、電子装置内の信号伝達を行う光空間結線装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータや通信処理装置の分野で
は、処理の高速化,装置の高密度集積化が進んでいる。
これら装置の高速化,高密度集積化に伴い、素子間を接
続する結線が混み合い(以下、結線の輻輳と称する)、
結線部での相互干渉(クロストーク),多重反射,遅延
が大きな問題となっている。
【0003】これらの問題を解決する手段として空間伝
搬光を用いて素子間の結線を行う光空間結線が提案され
ている。これは、送信側には発光素子およびレンズを配
置し、受信側には受光素子およびレンズを配置して、こ
れらを対向させることにより送信側と受信側との間で信
号伝送を行うものである。このような構成の結線では、
光の持つ空間並列性,高速性,無誘導性等より、前述の
結線問題は低減あるいは回避される。
【0004】電子装置内の結線には、素子内結線,素子
間結線,実装ボード内結線,実装ボード間結線,フレー
ム内結線,フレーム間結線などの各階層がある。図5
は、実装ボード間の結線に適用された光空間結線の従来
例を示す説明図である。図5において、1はバックボー
ド、2−1〜2−4は実装ボード、3−1〜3−4は発
光素子とレンズからなる光送信モジュール、4−1〜4
−4は受光素子とレンズからなる光受信モジュール、5
−1〜5−5は電子回路素子をそれぞれ表している。
【0005】このように、光空間結線は、隣接する実装
ボード上の電子回路素子間の信号の授受を、バックボー
ド1を介さず、電子回路素子の近傍に対向して置かれた
光送受信モジュール間で行うことにより実現される。上
述した構成により、(1)隣接する実装ボード上の電子
回路素子間を、バックボードを介さない短い配線長で、
接続することができるので、結線の輻輳が低減され、か
つ、結線部の信号伝送遅延やクロックスキュー等の問題
も解決される、(2)伝送媒体として光が用いられるの
で、相互干渉を起こすこと無く高速信号の伝送が可能と
なる、といった利点がある。
【0006】一方、光空間結線のスループットを大きく
する一手段として、発光素子,レンズ,受光素子をそれ
ぞれアレイ素子として構成し、信号を並列に送ることも
提案されている。図6は、アレイ素子を用いた光空間結
線装置の従来例を示す説明図である。図6において、6
−1,6−2は実装ボード、7は発光素子アレイ、8は
コリメートレンズアレイ、9は集光レンズアレイ、10
は受光素子アレイ、11は光送信モジュール、12は光
受信モジュール、13は光ビームの束(光ビームアレ
イ)をそれぞれ表している。
【0007】発光素子アレイ7の発光素子から出力され
た光は、対向して置かれたコリメートレンズアレイ8に
より、それぞれ光ビームに変換され空間に放出される。
そして、光受信モジュール12側では、上記光ビームの
それぞれを集光レンズアレイ9を用いて受光素子アレイ
10の各受光素子に集光し、電気信号に変換した後に出
力する。このように、図6に示した光空間結線装置は、
光送受信モジュール内の発光素子,受光素子およびレン
ズがアレイ化されているので、その伝送信号速度をアレ
イ数に応じて大きくできる、という特徴を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に一例
を示した光空間結線装置では、実装ボード2−1〜2−
4相互の位置ずれ、振動による受光パワーの変動や、素
子特性のばらつき等に起因する受光パワーのばらつき等
に対して、回路を安定に動作させる必要がある。しかし
ながら、図5に示すような従来の光送受信モジュールを
対向させただけの構成では、回路を安定動作させること
は困難であった。
【0009】また、図6に一例を示した光空間結線装置
では、ボードの間の位置ずれの許容範囲(以下、位置ず
れトレランスと称する)をアレイ素子間隔より大きくで
きないという問題があった。たとえばアレイ素子間隔が
250〔μm〕であれば、ボードの位置ずれを250
〔μm〕より小さくする必要があった。また、発光素子
アレイ内における発光素子の配置および受光素子アレイ
内における受光素子の配置に対して、それと同等のレン
ズ配置を有するコリメートレンズアレイおよび集光レン
ズアレイが必要となるという問題もあった。
【0010】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、高スループットであり、かつ、大きな位置ず
れトレランスを確保できる光空間結線装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
個別に電気信号を光信号に変換する複数の発光素子が並
べられた発光面を有する発光手段と、前記発光面上にお
いて前記複数の発光素子が存在する領域より大きい有効
面を有する第1のレンズとによって構成され、前記発光
面と前記第1のレンズとの距離が該第1のレンズの焦点
距離であり、かつ、該発光面が該第1のレンズの光軸に
垂直な平面となる位置に、前記発光手段と前記第1のレ
ンズとが固定された光送信モジュールと、個別に光信号
を電気信号に変換する複数の受光素子が並べられた受光
面を有する受光手段と、前記受光面上において前記複数
の受光素子が存在する領域より大きい有効面を有する第
2のレンズとによって構成され、前記受光面と前記第2
のレンズとの距離が該第2のレンズの焦点距離であり、
かつ、該受光面が該第2のレンズの光軸に垂直な平面と
なる位置に、前記受光手段と前記第2のレンズとが固定
された光受信モジュールとを具備し、前記光送信モジュ
ールと前記光受信モジュールとが対向して配置されてい
ることを特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の光
空間結線装置において、前記発光面上における前記複数
の発光素子の配列と、前記受光面上における前記複数の
受光素子の配列とは同一であり、かつ、該発光素子が発
光した光信号は、該受光面上において前記光軸を中心軸
とした点対称位置にある受光素子によって受光されるこ
とを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の光
空間結線装置において、前記光受信モジュールに設けら
れ、かつ、前記受光手段が受光した光信号の強度を示す
モニタ信号を出力する検出手段と、前記光送信モジュー
ルに設けられ、かつ、前記検出手段が出力した前記モニ
タ信号に基づいて、前記発光手段が発光する光信号の強
度を負帰還制御する制御手段と、前記モニタ信号を前記
検出手段から前記制御手段へ伝送する伝送手段とを具備
することを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2記載の光
空間結線装置において、前記光送信モジュールおよび前
記光受信モジュールは、複数かつ同数具備されると共
に、それぞれが1対1に対向して配置されており、前記
複数の光受信モジュールのそれぞれに設けられ、かつ、
前記受光手段が受光した光信号の強度を示すモニタ信号
を出力する検出手段と、前記複数の光送信モジュールの
それぞれに設けられ、かつ、前記検出手段が出力した前
記モニタ信号に基づいて、前記発光手段が発光する光信
号の強度を負帰還制御する制御手段と、前記複数の光受
信モジュールのそれぞれに設けられた検出手段が出力し
た複数のモニタ信号を、多重化信号に多重化する多重化
手段と、前記多重化信号を多重分離して前記複数のモニ
タ信号に戻し、該複数のモニタ信号のそれぞれを、対応
する光送信モジュールに設けられた制御手段に対して入
力する多重分離手段と、前記多重化信号を前記多重化手
段から前記多重分離手段へ伝送する伝送手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0015】請求項5記載の発明は、発光素子とレンズ
とにより構成された光送信モジュールと、受光素子とレ
ンズとにより構成された光受信モジュールとを具備し、
前記光送信モジュールと前記光受信モジュールとを対向
して配置することにより、該光送信モジュールと該光受
信モジュールとの間で信号伝送を行う光空間結線装置に
おいて、前記光受信モジュールに設けられ、かつ、前記
受光素子が受光した光信号の強度を示すモニタ信号を出
力する検出手段と、前記光送信モジュールに設けられ、
かつ、前記検出手段が出力した前記モニタ信号に基づい
て、前記発光素子が発光する光信号の強度を負帰還制御
する制御手段と、前記モニタ信号を前記検出手段から前
記制御手段へ伝送する伝送手段とを具備することを特徴
としている。
【0016】請求項6記載の発明は、発光素子とレンズ
とにより構成された複数の光送信モジュールと、受光素
子とレンズとにより構成された複数の光受信モジュール
とを具備し、前記複数の光送信モジュールと前記複数の
光受信モジュールとを1対1に対向して配置することに
より、該複数の光送信モジュールと該複数の光受信モジ
ュールとの間で信号伝送を行う光空間結線装置におい
て、前記複数の光受信モジュールのそれぞれに設けら
れ、かつ、前記受光素子が受光した光信号の強度を示す
モニタ信号を出力する検出手段と、前記複数の光送信モ
ジュールのそれぞれに設けられ、かつ、前記検出手段が
出力した前記モニタ信号に基づいて、前記発光素子が発
光する光信号の強度を負帰還制御する制御手段と、前記
複数の光受信モジュールのそれぞれに設けられた検出手
段が出力した複数のモニタ信号を、多重化信号に多重化
する多重化手段と、前記多重化信号を多重分離して前記
複数のモニタ信号に戻し、該複数のモニタ信号のそれぞ
れを、対応する光送信モジュールに設けられた制御手段
に対して入力する多重分離手段と、前記多重化信号を前
記多重化手段から前記多重分離手段へ伝送する伝送手段
とを具備することを特徴としている。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第1のレンズか
ら見た焦点面上の発光素子の配置は、第1のレンズから
出力される光ビームの出射角度として伝送される。また
光受信モジュールに入射される光ビームの受光面上での
集光位置は、光ビームの入射角度によって決まる。すな
わち、発光手段の発光素子配置は、光ビームの角度情報
に変換された後に伝送されるので、光送受信モジュール
間の位置ずれが生じても、光ビームが第2のレンズで集
光できる限り、受光面上での集光位置には何ら影響を与
えない。
【0018】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の光空間結線装置において、検出手段は、受光手段が
受光した光信号の強度を示すモニタ信号を出力する。そ
して、制御手段は、検出手段が出力したモニタ信号に基
づいて、発光手段が発光する光信号の強度を負帰還制御
する。また、伝送手段はモニタ信号を検出手段から制御
手段へ伝送する。
【0019】請求項4記載の発明によれば、請求項2記
載の光空間結線装置において、検出手段は、複数の光受
信モジュールのそれぞれに設けられ、かつ、受光手段が
受光した光信号の強度を示すモニタ信号を出力する。ま
た、制御手段は、複数の光送信モジュールのそれぞれに
設けられ、かつ、検出手段が出力したモニタ信号に基づ
いて、発光手段が発光する光信号の強度を負帰還制御す
る。多重化手段は複数のモニタ信号を多重化信号に多重
化し、多重分離手段は多重化信号を多重分離して複数の
モニタ信号に戻し、該複数のモニタ信号のそれぞれを、
対応する光送信モジュールに設けられた制御手段に対し
て入力する。また、伝送手段は多重化信号を多重化手段
から多重分離手段へ伝送する。
【0020】請求項5記載の発明によれば、検出手段
は、受光素子が受光した光信号の強度を示すモニタ信号
を出力し、制御手段は、検出手段が出力したモニタ信号
に基づいて、発光素子が発光する光信号の強度を負帰還
制御する。また、伝送手段はモニタ信号を検出手段から
制御手段へ伝送する。
【0021】請求項6記載の発明によれば、検出手段
は、複数の光受信モジュールのそれぞれに設けられ、か
つ、受光素子が受光した光信号の強度を示すモニタ信号
を出力する。また、制御手段は、複数の光送信モジュー
ルのそれぞれに設けられ、かつ、検出手段が出力したモ
ニタ信号に基づいて、発光素子が発光する光信号の強度
を負帰還制御する。多重化手段は複数の光受信モジュー
ルのそれぞれに設けられた検出手段が出力した複数のモ
ニタ信号を多重化信号に多重化し、多重分離手段は多重
化信号を多重分離して複数のモニタ信号に戻し、該複数
のモニタ信号のそれぞれを、対応する光送信モジュール
に設けられた制御手段に対して入力する。また、伝送手
段は多重化信号を多重化手段から多重分離手段へ伝送す
る。
【0022】
【実施例】
〈第1実施例〉以下、図面を参照して、この発明の第1
実施例について説明する。図1(a)は、この発明の第
1実施例による光空間結線装置の構成を示すブロック図
である。図1において、14−1,14−2は実装ボー
ド、15は発光素子アレイ、16は受光素子アレイ、1
7は焦点距離fのコリメートレンズ、18は焦点距離f
の集光レンズ、19は光送信モジュール、20は光受信
モジュール、50はレーザダイオード(LD)ドライバ
アレイ、51はアンプアレイをそれぞれ表わしている。
【0023】実装ボード14−1,14−2は、図1に
おいてはその一部分が拡大されて示されており、実際に
は、図5に示した実装ボード2−1〜2−4と同様に、
多数の電子回路素子が実装されている。発光素子アレイ
15は、コリメートレンズ17の焦点面に固定されてい
る。同様に、受光素子アレイ16は、集光レンズ18の
焦点面に固定されている。
【0024】このような構成において、光送信モジュー
ル19に入力された複数の電気信号のそれぞれは、LD
ドライバアレイ50および発光素子アレイ15により光
信号に変換され、さらにコリメートレンズ17によりそ
れぞれ角度の異なる光ビームへ変換され、空間に放出さ
れる。光受信モジュール20では、集光レンズ18は、
上記光ビームの入射角度に応じて、それぞれの受光素子
へ光信号を集光する。そして、受光素子アレイ16は、
入力された光信号を電気信号に変換し、アンプアレイ5
1に送出する。その後、アンプアレイ51は、それぞれ
の電気信号を増幅した後、光受信モジュール20から出
力する。
【0025】本実施例に一例を示した光空間結線装置で
は、コリメートレンズ17から見た焦点面上の発光素子
の配置は、コリメートレンズ17から出力される光ビー
ムの出射角度として伝送される。また光受信モジュール
20に入射される光ビームの受光面上での集光位置は、
光ビームの入射角度によって決まる。すなわち、本実施
例の光空間結線では、発光素子アレイ15の素子配置
は、光ビームの角度情報に変換された後に伝送されるの
で、光送受信モジュールの間の位置ずれが生じても、光
ビームが集光レンズ18で集光できる限り、受光面上で
の集光位置には何ら影響を与えない。したがって、本実
施例に一例を示した光空間結線装置によれば、モジュー
ル間の位置ずれトレランスを従来のレンズアレイを用い
る構成に比べ大幅に改善できる。
【0026】図1(b)は、本実施例の構成に基づく光
送受信モジュールの横方向位置ずれ量dと符号誤り率と
の関係を測定した測定結果を示すグラフである。上記測
定に用いた発光素子アレイ15および受光素子アレイ1
6の素子間隔は250〔μm〕であり、チャンネル数は
10である。このグラフでは、コリメートレンズ17の
光軸と集光レンズ18の光軸とが一致した時点における
横方向位置ずれ量dを5〔mm〕とする。また、同グラ
フに示した、600〔Mb/s〕は1チャンネル当たり
の信号伝送速度であり、6.25〔mm〕はコリメート
レンズ17と集光レンズ18との距離である。
【0027】図1(b)より、横方向位置ずれ量dが5
〔mm〕を中心として3〜7〔mm〕の範囲にあるとき
には、符号誤り率は10-10 以下になっていることがわ
かる。例えば、許容できる符号誤り率を10-10 とする
と、許容できる横方向位置ずれ量dは7−3=4〔m
m〕、すなわちアレイ素子間隔250〔μm〕の16倍
となる。このことから、本実施例に一例を示した光空間
結線装置は、アレイ素子を用いた光空間結線装置の位置
ずれトレランスを大きくする上で極めて有効であること
がわかる。
【0028】〈第2実施例〉以下、図面を参照して、こ
の発明の第2実施例について説明する。図2は、この発
明の第2実施例による光空間結線装置の構成を示すブロ
ック図である。図2において、21は光送信モジュー
ル、22は駆動電流制御回路、23は発光素子、24は
コリメートレンズ、25は集光レンズ、26は受光素
子、27は増幅器、28は識別回路、29は電気信号入
力端、30は光ビーム、31は電気信号出力端、32は
光受信モジュール、33はフィードバック配線をそれぞ
れ表わしている。また、駆動電流制御装置22は、増幅
器27通過後の電気信号の振幅(電圧あるいは電流)に
比例した信号(以下、モニタ信号と称する)がフィード
バック配線33を介して供給されると、該モニタ信号の
変動量に基づいて、発光素子23から放出される光信号
の光パワーを負帰還制御する。
【0029】このような構成において、電気信号入力端
29より光送信モジュール21へ入力された電気信
号(”0”または”1”を示すデジタル信号)は、発光
素子23により光信号に変換され、コリメートレンズ2
4を介し、光ビーム30として空間へ放出される。この
とき、駆動電流制御装置22は、上記モニタ信号の変動
量に基づいて、発光素子23が放出する光パワーを制御
する。
【0030】一方、光受信モジュール32では、集光レ
ンズ25を介して入力された光ビーム30が、受光素子
26上に集光され、電気信号(光ビーム30の光パワー
に比例したアナログ信号)に変換される。増幅器27
は、上記電気信号(アナログ信号)を増幅した後、該増
幅された電気信号(アナログ信号)を出力する。
【0031】識別回路28は、上記増幅された電気信号
(アナログ信号)を、所定のしきい値(一例として、信
号振幅の中間値)により”0”または”1”に識別する
ことでデジタル信号に変換し、電気信号出力端31より
出力する。一方、増幅器27通過後の電気信号振幅(電
圧あるいは電流)に比例した上記モニタ信号は、フィー
ドバック配線33を介して、駆動電流制御回路22に伝
送される。
【0032】もし、光受信モジュール32が受光する光
信号の光パワーが変動した場合には、識別回路28の入
力端において電気信号振幅が変動し、その結果、識別回
路28における符号誤り率が増加する。本実施例に一例
を示した光空間結線装置によれば、フィードバック配線
33を介して供給されたモニタ信号に基づいて、識別回
路28の入力端の電気信号振幅が一定となるように、光
送信モジュール21が送信する光信号の光パワーが調整
される。故に、光送受信モジュール間において、光ビー
ム30の光パワーが変動しても、識別回路28の入力端
における電気信号振幅は常に一定に保たれる。したがっ
て、本実施例に一例を示した光空間結線装置によれば、
実装ボードの位置ずれや、素子特性のばらつきによっ
て、光受信モジュール32が受信する光ビーム30の光
パワーに変動が生じても、常に安定した信号伝送が可能
となる。
【0033】図3は、本実施例に一例を示した光空間結
線装置を、図5に示した実装ボード2−1〜2−4間の
結線に適用した例を示す説明図である。図3において、
34−1〜34−4は本実施例に一例を示した光送信モ
ジュール、35−1〜35−4は本実施例に一例を示し
た光受信モジュール、36−1〜36−4は本実施例に
一例を示したフィードバック配線をそれぞれ表わしてい
る。また、図3において、バックボード1,実装ボード
2−1〜2−4,電子回路素子5−1〜5−5は図5に
示したものと同じものである。
【0034】図3に示す通り、本実施例に一例を示した
光空間結線装置では、フィードバック配線36−1〜3
6−4を、バックボード1を介して施す必要がある。通
常、光空間結線における光パワーの変動は、電子回路素
子間の伝送信号速度に比べて十分遅い変動であり、フィ
ードバック配線36−1〜36−4を通る信号は周波数
の低い(あるいは、ほぼ直流の)電気信号である。した
がって、フィードバック配線36−1〜36−4は、高
速電気信号用の配線に比べて隣接配線間の相互干渉が少
なく、高密度集積化が可能である。またフィードバック
配線36−1〜36−4が多少長くなったとしても、該
配線の長さはクロックスキューなど装置全体の性能を劣
化させる原因とはならない。
【0035】本実施例に一例を示した光空間結線装置の
利点を以下にまとめる。 (1)光受信モジュールの識別回路入力点で信号振幅が
一定となるようにフィードバック制御がなされるため、
ボードの位置または角度のずれや素子のばらつき等に起
因する受光パワー変動が信号伝送特性に与える影響を除
去することができる。 (2)フィードバック配線を伝搬する信号は、通常ほぼ
直流信号とみなせるため、フィードバック配線は、他の
高速信号が通る配線に比べて、抵抗および相互干渉が少
なく、高密度集積化が可能である。また、フィードバッ
ク配線の配線長が長く、モニタ信号の伝搬遅延が多少大
きくなった場合でも、装置の性能を劣化させる原因とは
ならない。
【0036】〈第3実施例〉以下、図面を参照して、こ
の発明の第3実施例について説明する。図4は、この発
明の第3実施例による光空間結線装置の構成を示すブロ
ック図である。図4において、37−1〜37−4は本
発明の第2実施例に一例を示した光送信モジュール、3
8−1〜38−4は本発明の第2実施例に一例を示した
光受信モジュール、39−1〜39−4は各光受信モジ
ュールのモニタ信号を伝送する為の配線、40−1〜4
0−4は各光送信モジュールの出力光パワー制御信号
線、41は多重化回路、42は多重分離回路、43は伝
送路をそれぞれ表わしている。図4に示すように、モニ
タ信号を多重化して光送信モジュール側に伝送すること
により、例えば、図3に示すようなボード間結線に適用
した場合には、バックボードにおける結線を大幅に減ら
すことができる。
【0037】以上、この発明の第1実施例〜第3実施例
を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの
実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれ
る。
【0038】また、上記第1実施例〜第3実施例を組み
合わせた実際的な応用例として、以下に示すものが考え
られる。 (応用例1)第2実施例では、発光素子を1つ有する光
送信モジュール21と、受光素子を1つ有する光受信モ
ジュール32との間における信号伝送において、フィー
ドバック配線33を介して供給されるモニタ信号に基づ
き、送信する光パワーを制御する例を示したが、この方
法は、複数個の発光素子および受光素子がアレイ状に並
んだ光送受信モジュール、つまり、第1実施例に一例を
示した光空間結線装置にも適用できる。この場合、どれ
か一組の発光素子,受光素子間の結線について、その受
光パワーをモニタし、その結果を用いて発光素子アレイ
中の全ての発光素子の出力光パワーを制御する方法や、
受光素子アレイを構成する全ての受光素子の受光パワー
の平均値を計算し、該平均値を用いて発光素子アレイ中
の全ての発光素子の出力光パワーを制御する方法などが
考えられる。
【0039】(応用例2)第3実施例では、第2実施例
に一例を示した光送信モジュールと光受信モジュールと
の組が複数組存在する場合において、それぞれの光受信
モジュールが出力する複数本のモニタ信号を多重化して
伝送する例を示した。このことより、上記応用例1に示
した方法を用いて、第1実施例に一例を示した光送信モ
ジュールと光受信モジュールとの間に、フィードバック
配線を伝搬するモニタ信号を設けると、該(第1実施例
に一例を示した)光送信モジュールと光受信モジュール
との組が複数組存在する場合において、それぞれの光受
信モジュールが出力する複数本のモニタ信号を多重化し
て伝送することが考えられる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、光送信モジュールと光受信モジュールとの間の位置
ずれや、素子製作精度のばらつきに起因して、モジュー
ル間を伝搬する光パワーの変動が生じた場合であって
も、安定した信号伝送を可能とする光空間結線装置を簡
単な構成で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この発明の第1実施例による光空間結線
装置の構成を示すブロック図、および、(b)同装置に
よる符号誤り率の測定結果を示すグラフである。
【図2】この発明の第2実施例による光空間結線装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】同実施例による光空間結線装置を実装ボード間
の結線に適用した例を示す説明図である。
【図4】この発明の第3実施例による光空間結線装置の
構成を示すブロック図である。
【図5】従来の光空間結線装置を実装ボード間の結線に
適用した例を示す説明図である。
【図6】アレイ素子を用いた光空間結線装置の従来例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
14−1,14−2……実装ボード、 15……発光素
子アレイ、16……受光素子アレイ、 17……焦点距
離fのコリメートレンズ、18……焦点距離fの集光レ
ンズ、19,21,34−1〜34−4,37−1〜3
7−4……光送信モジュール、20,32,35−1〜
35−4,38−1〜38−4……光受信モジュール、
22……駆動電流制御回路、 23……発光素子、24
……コリメートレンズ、 25……集光レンズ、 26
……受光素子、27……増幅器、 28……識別回路、
29……電気信号入力端、30……光ビーム、 31
……電気信号出力端、33,36−1〜36−4……フ
ィードバック配線、41……多重化回路、 42……多
重分離回路、 43……伝送路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別に電気信号を光信号に変換する複数
    の発光素子が並べられた発光面を有する発光手段と、前
    記発光面上において前記複数の発光素子が存在する領域
    より大きい有効面を有する第1のレンズとによって構成
    され、前記発光面と前記第1のレンズとの距離が該第1
    のレンズの焦点距離であり、かつ、該発光面が該第1の
    レンズの光軸に垂直な平面となる位置に、前記発光手段
    と前記第1のレンズとが固定された光送信モジュール
    と、 個別に光信号を電気信号に変換する複数の受光素子が並
    べられた受光面を有する受光手段と、前記受光面上にお
    いて前記複数の受光素子が存在する領域より大きい有効
    面を有する第2のレンズとによって構成され、前記受光
    面と前記第2のレンズとの距離が該第2のレンズの焦点
    距離であり、かつ、該受光面が該第2のレンズの光軸に
    垂直な平面となる位置に、前記受光手段と前記第2のレ
    ンズとが固定された光受信モジュールとを具備し、 前記光送信モジュールと前記光受信モジュールとが対向
    して配置されていることを特徴とする光空間結線装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光空間結線装置におい
    て、 前記発光面上における前記複数の発光素子の配列と、前
    記受光面上における前記複数の受光素子の配列とは同一
    であり、かつ、該発光素子が発光した光信号は、該受光
    面上において前記光軸を中心軸とした点対称位置にある
    受光素子によって受光されることを特徴とする光空間結
    線装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光空間結線装置におい
    て、 前記光受信モジュールに設けられ、かつ、前記受光手段
    が受光した光信号の強度を示すモニタ信号を出力する検
    出手段と、 前記光送信モジュールに設けられ、かつ、前記検出手段
    が出力した前記モニタ信号に基づいて、前記発光手段が
    発光する光信号の強度を負帰還制御する制御手段と、 前記モニタ信号を前記検出手段から前記制御手段へ伝送
    する伝送手段とを具備することを特徴とする光空間結線
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の光空間結線装置におい
    て、 前記光送信モジュールおよび前記光受信モジュールは、
    複数かつ同数具備されると共に、それぞれが1対1に対
    向して配置されており、 前記複数の光受信モジュールのそれぞれに設けられ、か
    つ、前記受光手段が受光した光信号の強度を示すモニタ
    信号を出力する検出手段と、 前記複数の光送信モジュールのそれぞれに設けられ、か
    つ、前記検出手段が出力した前記モニタ信号に基づい
    て、前記発光手段が発光する光信号の強度を負帰還制御
    する制御手段と、 前記複数の光受信モジュールのそれぞれに設けられた検
    出手段が出力した複数のモニタ信号を、多重化信号に多
    重化する多重化手段と、 前記多重化信号を多重分離して前記複数のモニタ信号に
    戻し、該複数のモニタ信号のそれぞれを、対応する光送
    信モジュールに設けられた制御手段に対して入力する多
    重分離手段と、 前記多重化信号を前記多重化手段から前記多重分離手段
    へ伝送する伝送手段とを具備することを特徴とする光空
    間結線装置。
  5. 【請求項5】 発光素子とレンズとにより構成された光
    送信モジュールと、 受光素子とレンズとにより構成された光受信モジュール
    とを具備し、前記光送信モジュールと前記光受信モジュ
    ールとを対向して配置することにより、該光送信モジュ
    ールと該光受信モジュールとの間で信号伝送を行う光空
    間結線装置において、 前記光受信モジュールに設けられ、かつ、前記受光素子
    が受光した光信号の強度を示すモニタ信号を出力する検
    出手段と、 前記光送信モジュールに設けられ、かつ、前記検出手段
    が出力した前記モニタ信号に基づいて、前記発光素子が
    発光する光信号の強度を負帰還制御する制御手段と、 前記モニタ信号を前記検出手段から前記制御手段へ伝送
    する伝送手段とを具備することを特徴とする光空間結線
    装置。
  6. 【請求項6】 発光素子とレンズとにより構成された複
    数の光送信モジュールと、受光素子とレンズとにより構
    成された複数の光受信モジュールとを具備し、前記複数
    の光送信モジュールと前記複数の光受信モジュールとを
    1対1に対向して配置することにより、該複数の光送信
    モジュールと該複数の光受信モジュールとの間で信号伝
    送を行う光空間結線装置において、 前記複数の光受信モジュールのそれぞれに設けられ、か
    つ、前記受光素子が受光した光信号の強度を示すモニタ
    信号を出力する検出手段と、 前記複数の光送信モジュールのそれぞれに設けられ、か
    つ、前記検出手段が出力した前記モニタ信号に基づい
    て、前記発光素子が発光する光信号の強度を負帰還制御
    する制御手段と、 前記複数の光受信モジュールのそれぞれに設けられた検
    出手段が出力した複数のモニタ信号を、多重化信号に多
    重化する多重化手段と、 前記多重化信号を多重分離して前記複数のモニタ信号に
    戻し、該複数のモニタ信号のそれぞれを、対応する光送
    信モジュールに設けられた制御手段に対して入力する多
    重分離手段と、 前記多重化信号を前記多重化手段から前記多重分離手段
    へ伝送する伝送手段とを具備することを特徴とする光空
    間結線装置。
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