JPH08235379A - 画像生成装置 - Google Patents

画像生成装置

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JPH08235379A
JPH08235379A JP7059862A JP5986295A JPH08235379A JP H08235379 A JPH08235379 A JP H08235379A JP 7059862 A JP7059862 A JP 7059862A JP 5986295 A JP5986295 A JP 5986295A JP H08235379 A JPH08235379 A JP H08235379A
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JP
Japan
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pixel
data
value
transmittance
pixel value
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Application number
JP7059862A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Ishida
博文 石田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隠れ面消去を行った後にテクスチャマッピン
グを行う場合に、半透明物体の表示をも可能とする。 【構成】 優先度順出力部3は、複数の物体に対応する
画像が表示される画面上の各画素位置について、画素値
計算部2により計算された画素値中の奥行き値および透
過率に基づいて表示されない画素値を消去し、消去され
ないで残った画素値群を表示の優先度順に出力する。マ
ッピング部4は、当該複数の物体に対応する画像が表示
される画面上の各画素位置での透過率付加属性値を、優
先度順出力部3により優先度順に出力された画素値群中
のテクスチャデータ対応位置に基づくテクスチャマッピ
ングによる属性値の取得と、当該画素値群中の透過率の
付加とによって求める。輝度計算部5は、各画素位置で
の透過率付加属性値に基づき、当該各画素位置での輝度
値を計算して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元空間中で定義さ
れた複数の物体に対応する2次元平面上の画像を生成し
て当該画像を画面上に表示する画像生成装置に関し、特
にテクスチャマッピングと隠れ面消去とを行って当該画
像の生成を行う画像生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像生成装置によりテク
スチャマッピングと隠れ面消去とが行われる場合には、
テクスチャマッピングが行われた後に隠れ面消去が行わ
れるのが一般的であった。このような順序で両方の処理
が行われる場合には、隠れ面消去によって表示されなく
なる物体にもテクスチャマッピングが行われるため、物
体数の増大により無駄なテクスチャマッピングの処理が
増加するという問題点があった。
【0003】このような問題点に対処するために、隠れ
面消去を行った後に、テクスチャマッピングを行う画像
生成装置が提案された。
【0004】従来のこの種の画像生成装置(隠れ面消去
を行った後にテクスチャマッピングを行う画像生成装
置)では、画面上の各画素(画像が表示される画面を構
成する各画素)毎に表示する物体が1つに決められてい
た(1つの画素位置には1つの画素値しか存在しなかっ
た)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像生
成装置では、隠れ面消去を行った後にテクスチャマッピ
ングを行う方法が採用されるときに、画面上の各画素毎
に表示する物体が1つに決められていたので、半透明物
体の表示を行うことができないという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、上述の点に鑑み、隠れ面
消去を行った後にテクスチャマッピングを行う場合に、
各画素毎に半透明物体の情報(画素値)を捨てずに保存
しておき、テクスチャマッピングの後に1つの画素位置
に対する複数の画素値(1つの画素値の場合もある)か
ら輝度値の計算を行うことで、半透明物体の表示をも可
能とする画像生成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像生成装置
は、3次元空間中で定義された複数の物体に対応する画
像を生成して表示し、その際にテクスチャマッピングと
隠れ面消去とを行う画像生成装置において、形状デー
タ,光反射透過特性を示すデータ,およびテクスチャデ
ータを物体に対応付ける対応方法を示すデータを含む物
体データを、当該複数の物体における各物体について設
定して記憶する物体設定部と、前記物体設定部に記憶さ
れた物体データに基づいて、奥行き値,テクスチャデー
タ対応位置および透過率を含む画素値を画面上における
当該各物体を表示する画素について求める画素値計算部
と、当該複数の物体に対応する画像が表示される画面上
の各画素位置について、前記画素値計算部により計算さ
れた画素値中の奥行き値および透過率に基づいて表示さ
れない画素値を消去し、消去されないで残った画素値群
を表示の優先度順に出力する優先度順出力部と、当該複
数の物体に対応する画像が表示される画面上の各画素位
置での透過率付加属性値を、前記優先度順出力部により
優先度順に出力された画素値群中のテクスチャデータ対
応位置に基づくテクスチャマッピングによる属性値の取
得と当該画素値群中の透過率の付加とによって求めるマ
ッピング部と、前記マッピング部により求められた各画
素位置での透過率付加属性値に基づいて当該各画素位置
での輝度値を計算して出力する輝度計算部と、前記輝度
計算部により出力された輝度値に基づいて、当該複数の
物体に対応する画像を当該画面上に表示する表示部とを
有する。
【0008】
【作用】本発明の画像生成装置では、3次元空間中で定
義された複数の物体に対応する画像を生成して表示しそ
の際にテクスチャマッピングと隠れ面消去とを行う画像
生成装置において、物体設定部が形状データ,光反射透
過特性を示すデータ,およびテクスチャデータを物体に
対応付ける対応方法を示すデータを含む物体データを当
該複数の物体における各物体について設定して記憶し、
画素値計算部が物体設定部に記憶された物体データに基
づいて奥行き値,テクスチャデータ対応位置および透過
率を含む画素値を画面上における当該各物体を表示する
画素について求め、優先度順出力部が当該複数の物体に
対応する画像が表示される画面上の各画素位置について
画素値計算部により計算された画素値中の奥行き値およ
び透過率に基づいて表示されない画素値を消去し消去さ
れないで残った画素値群を表示の優先度順に出力し、マ
ッピング部が当該複数の物体に対応する画像が表示され
る画面上の各画素位置での透過率付加属性値を優先度順
出力部により優先度順に出力された画素値群中のテクス
チャデータ対応位置に基づくテクスチャマッピングによ
る属性値の取得と当該画素値群中の透過率の付加とによ
って求め、輝度計算部がマッピング部により求められた
各画素位置での透過率付加属性値に基づいて当該各画素
位置での輝度値を計算して出力し、表示部が輝度計算部
により出力された輝度値に基づいて当該複数の物体に対
応する画像を当該画面上に表示する。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0010】図1は、本発明の画像生成装置の第1の実
施例の構成を示すブロック図である。なお、本実施例の
画像生成装置は、請求項1記載の発明に対応するもので
ある。
【0011】本実施例の画像生成装置は、物体設定部1
と、画素値計算部2と、優先度順出力部3と、マッピン
グ部4と、輝度計算部5と、表示部6とを含んで構成さ
れている。
【0012】図3(a)は、本実施例の画像生成装置で
取り扱われる画素値のデータ構造を示す図である。この
画素値は、奥行き値zと、テクスチャデータ対応位置s
およびtと、透過率αと、次ポインタとからなる。
【0013】図4(a)および(b),図5ならびに図
6は、本実施例の画像生成装置の動作を説明するための
図である。
【0014】図7は、優先度順出力部3の処理を示す流
れ図である。この処理は、D(P)入力ステップ101
と、α(P)=0判定ステップ102と、k初期設定ス
テップ103と、n(P,k)読出しステップ104
と、n(P,k)ヌル判定ステップ105と、α(P,
k+1)読出しステップ106と、z(P,k+1)読
出しステップ107と、α(P,k+1)=1判定ステ
ップ108と、z(P)<z(P,k+1)判定ステッ
プ109と、D(P)書込みステップ110と、D
(P)アドレス書込みステップ111と、D(P,k+
1)アドレス書込みステップ112と、D(P)捨象ス
テップ113と、D(P)書込みステップ114と、D
(P)アドレス書込みステップ115と、k加算ステッ
プ116と、z(P)<z(P,k+1)判定ステップ
117と、D(P,k+1)変更ステップ118と、D
(P)捨象ステップ119とからなる。
【0015】次に、このように構成された本実施例の画
像生成装置の動作について説明する。
【0016】本実施例の画像生成装置は、3次元空間中
で定義された複数の物体に対応する画像を画面上に表示
するために、以下のような動作を行う。
【0017】第1に、物体設定部1は、処理対象の複数
の物体における各物体を表現する物体データを内部のメ
モリに設定して記憶する。その設定方法(入力方法)
は、キーボードによって直接入力してもよいし、フロッ
ピーディスクのような媒体から入力してもよい。また、
ネットワークを通して他のマシン(装置)から読み込む
方法も考えられる。
【0018】物体データは、「物体を画面上に投影した
ときの輪郭」や「物体表面の位置と物体を画面に投影し
たときの画面上での位置との対応関係」や「視点から物
体までの距離である奥行き」を表す形状データと、物体
の反射率や透過率を示す光反射透過特性を示すデータ
と、テクスチャデータを物体に対応付ける対応方法を示
すデータとを含んでいる。
【0019】テクスチャデータは、物体表面または物体
内部の模様や密度等の属性を表現するためのデータであ
り、画像のように要素を格子状に並べたデータの集まり
である。
【0020】図4(a)および(b)は、テクスチャデ
ータの要素の配列の具体例を示す図である。テクスチャ
データの要素は、図4(a)に示すように2次元状に配
列されていてもよいし、図4(b)に示すように3次元
状に配列されていてもよい。テクスチャデータの要素
は、図4(a)中の格子点41や図4(b)中の格子点
42のような格子点に対応付けて配列される。各要素
は、2次元状に配列される場合には物体表面の属性値を
表し、3次元状に配列される場合には物体内部の属性値
を表す。また、各要素によって表現される属性値は、模
様を表現するための輝度値であったり、物体表面の凹凸
を表現するための各種データであったりする。
【0021】物体データ中の「テクスチャデータを物体
に対応付ける対応方法を示すデータ」は、テクスチャデ
ータの要素が2次元状に配列されている場合には、物体
表面の位置とその物体表面に配置するテクスチャデータ
の位置との対応関係を示すデータである。テクスチャデ
ータの要素が3次元状に配列されている場合には、物体
内部の位置とその物体内部に配置するテクスチャデータ
の位置との対応関係を示すデータになる。あるいは、こ
れらの対応関係を求めるためのデータであってもよい。
【0022】図5は、物体データの一例を説明するため
の図である。
【0023】図5に示すように、物体51の表面位置を
(u,v)とし、画面52上の行方向をxとし、画面5
2上の列方向をyとする。この場合に、物体データ中の
形状データにおける「物体51表面の位置と物体51を
画面に投影したときの画面52上での位置との対応関
係」は、ベクトル関数hを用いて、(u,v)=h
(x,y)と表すことができる。また、物体データ中の
形状データにおける「物体51を画面52上に投影した
ときの輪郭53」は、関数fを用いて、f(x,y)=
0と表すことができる。なお、特殊な場合としては、物
体を多面体で近似して多面体を構成する各頂点の座標値
でその物体の形状を表現して、その表現により形状デー
タを生成することもできる。
【0024】また、物体データ中の「テクスチャデータ
を物体に対応付ける対応方法を示すデータ」、すなわち
「物体51の表面位置とその表面に張り付けられるテク
スチャデータ54の対応位置との関係」は、テクスチャ
データ54上の対応位置を(s,t)で表すと、ベクト
ル関数kを用いて、(s,t)=k(u,v)と表すこ
とができる。
【0025】なお、これらの関数h,fおよびkは座標
系の取り方に依存して表現形式が変わるが、本実施例、
ひいては本発明はその表現形式を限定するものではな
い。
【0026】以後、物体データを表すために、上で述べ
たx−y座標系,u−v座標系,およびs−t座標系を
用い、画面上の画素位置を(x,y)の整数格子点の位
置とし、テクスチャデータ上の要素の位置を(s,t)
の整数格子点の位置とするものとして、説明を行う。
【0027】また、「物体表面の位置と物体を画面に投
影したときの画面上での位置との対応関係」をベクトル
関数hで表し、「物体を画面上に投影したときの輪郭」
を表すために関数fを用い、「物体の表面位置とその表
面に配置するテクスチャデータの要素の位置との関係」
をベクトル関数kで表すことにする。
【0028】以下では、主に要素を2次元状に配列した
テクスチャデータが用いられる場合について説明する
が、要素を3次元状に配列したテクスチャデータが用い
られる場合でも同様な処理を実現することができる。ま
た、格子状に配列されたテクスチャデータの各要素の属
性値は、カラー画像の輝度値RGB(赤,緑および青)
として説明するが、別の属性値であってもかまわない。
【0029】第2に、画素値計算部2は、物体設定部1
内のメモリ中の物体データに基づき、奥行き値,テクス
チャデータ対応位置および透過率を含む画素値(図3
(a)参照)を、画面上における当該各物体を表示する
画素について求める。
【0030】図5の例を用いて説明する。画素値計算部
2は、物体データから、輪郭53の内部、すなわちf
(x,y)≦0を満たす(x,y)の整数格子点上での
画素値を求める。画素値は、対応する画素位置での物体
の奥行きを示す奥行き値zと、テクスチャデータ54の
対応位置(s,t)を示すテクスチャ対応位置sおよび
tと、物体毎に与えられた光反射透過特性に基づく透過
率αとを含んでいる(図3(a)参照。これら以外の情
報も持ちうることはいうまでもない)。なお、テクスチ
ャデータ54の対応位置(s,t)は、(s,t)=k
(u,v)=k・h(x,y)で表される(「・」は関
数の合成を表す)。
【0031】特殊な場合として、物体が多面体で近似さ
れる場合には、奥行き値zやテクスチャデータ対応位置
sおよびtの計算を近似的に行うことができ、例えば多
面体を構成する各多角形の内部にある画素の画素位置
(x,y)を求め、その画素位置での(z,s,t)を
多角形の頂点での(z,s,t)から補間によって求め
ることもできる。
【0032】第3に、優先度順出力部3は、処理対象の
複数の物体に対応する画像が表示される画面上の各画素
位置について、画素値計算部2により計算され出力され
た画素値中の奥行き値および透過率に基づいて、表示さ
れない画素値を消去するための処理(半透明物体の存在
を考慮した隠れ面消去を実現するための処理)を行う。
その上で、消去されないで残った各画素位置に対する画
素値群(1以上の画素値)を、表示の優先度順(視点か
ら近い順)に出力する。
【0033】そのような処理のための前提として、優先
度順出力部3には、十分な数の画素値を記憶することが
できるメモリ(画素値メモリ)を用意しておく。また、
画面上の各画素に対応してポインタ(各画素における1
以上の画素値の先頭の画素値を指すポインタ)を格納す
るメモリ(ポインタメモリ)をも用意しておく。
【0034】図3(a)に示すように、ある画素値は、
先に述べた奥行き値z,テクスチャデータ対応位置sお
よびt,ならびに透過率αと、当該画素値に対応する画
素と同じ画素に対応する別の画素値へのポインタ(後述
する処理によって「次の画素値」とされる画素値へのポ
インタ)を示す次ポインタとからなる。
【0035】なお、画素値メモリにおける空の画素値領
域については、画素値の奥行き値zを最大値等に設定し
ておき、次ポインタの値をヌル(NULL)等の初期値
に設定しておく。
【0036】図6は、画素値のポインタ接続を説明する
ための図である。図6に示すように、新たに優先度順出
力部3が画素値計算部2から入力した画素位置Pの画素
値をD(P)とし、画素値D(P)中の奥行き値をz
(P)とし、画素値D(P)中のテクスチャデータ対応
位置をs(P)およびt(P)とし、画素値D(P)中
の透過率をα(P)とする。また、その画素位置Pに対
応するポインタ(ポインタ記憶領域内のポインタ)をn
(P,0)とする。そして、ポインタn(P,0)がヌ
ルでなければ、そのポインタn(P,0)が指している
画素値領域の内容、すなわち画素値をD(P,1)と
し、その画素値D(P,1)中の奥行き値をz(P,
1)とし、画素値D(P,1)中のテクスチャデータ対
応位置をs(P,1)およびt(P,1)とし、画素値
D(P,1)中の透過率をα(P,1)とし、画素値D
(P,1)中の次ポインタをn(P,1)とする。さら
に、次ポインタn(P,1)がヌルでなければ、その次
ポインタn(P,1)が指している画素値領域の内容、
すなわち画素値をD(P,2)とする。同様に、D
(P,2)中の次ポインタn(P,2)が指している画
素値領域の内容を画素値D(P,3)とする。
【0037】次に、図6および図7を参照して、画素値
計算部2からある画素位置Pでの画素値D(P)が入力
されたときの優先度順出力部3の処理内容について説明
する。
【0038】優先度出力部3は、画素値D(P)を入力
すると(ステップ101)、以下に示すような処理を行
う。
【0039】まず、α(P)=0(完全透過)であるか
否かを判定する(ステップ102)。
【0040】ステップ102で「α(P)=0」と判定
した場合には、D(P)を捨てて(この画素値D(P)
を記憶する必要がないこと、すなわち消去すべきことを
認識する)(ステップ113)、処理を終了する。
【0041】ステップ102で「α(P)=0でない」
と判定した場合には、k(図7に示す処理の指標)に0
を設定し(ステップ103)、n(P,k)を読み出す
(ステップ104)。なお、図5においてベクトル関数
を示すために記号kを使用したが、混同が生じないと考
えられるので、図7においても指標を示す記号として同
一の記号kを使用することとする。両者が全く無関係で
あることはいうまでもない。
【0042】次に、n(P,k)がヌルであるか否かを
判定する(ステップ105)。
【0043】ステップ105で「n(P,k)がヌルで
ある」と判定した場合には、空の画素値領域にD(P)
を書き込み(ステップ114)、n(P,k)にその画
素値領域のアドレス(D(P)のアドレス)を書き込む
(ステップ115)。
【0044】ステップ105で「n(P,k)がヌルで
ある」と判定した場合には、n(P,k)が指すD
(P,k+1)中のα(P,k+1)を読み出し(ステ
ップ106)、D(P,k+1)中のz(P,k+1)
を読み出す(ステップ107)。そして、α(P,k+
1)=1(不透過)であるか否かを判定する(ステップ
108)。
【0045】ステップ108で「α(P,k+1)=1
である」と判定した場合には、z(P)とz(P,k+
1)とを比較して、z(P)<z(P,k+1)である
か否かを判定する(ステップ117)。
【0046】ステップ117の比較で「z(P)<z
(P,k+1)である」と判定した場合には、D(P,
k+1)をD(P)に書き換え(D(P)を新たなD
(P,k+1)とする)(ステップ118)、処理を終
了する。
【0047】ステップ117の比較で「z(P)<z
(P,k+1)でない」と判定した場合には、D(P)
を捨てて(ステップ119)、処理を終了する。
【0048】ステップ108で「α(P,k+1)≠1
である」と判定した場合にも、z(P)とz(P,k+
1)とを比較して、z(P)<z(P,k+1)である
か否かを判定する(ステップ109)。
【0049】ステップ109の比較で「z(P)<z
(P,k+1)である」と判定した場合には、D(P)
を空の画素値領域に書き込み(ステップ110)、n
(P,k)にその画素値領域のアドレス(D(P)のア
ドレス)を書き込み(ステップ111)、n(P)にD
(P,k+1)のアドレスを書き込み(ステップ11
2)、処理を終了する。
【0050】ステップ109の比較で「z(P)<z
(P,k+1)でない」と判定した場合には、kに1を
加算し(k=k+1とする)(ステップ116)、ステ
ップ104に戻って新たなn(P,k)の読出しを行
い、以降の処理を繰り返す。
【0051】以上のような処理を、画素値計算部2が出
力する処理対象の複数の物体に関する全ての画素値につ
いて繰り返して行うことで、表示されない画素値が消去
され、メモリ(画素値メモリおよびポインタメモリ)内
には画面上の各画素(画素位置)毎の画素値群が奥行き
値zの小さい順にリスト状に連結されることになる(図
6参照)。
【0052】すなわち、画素値計算部2から送られてく
るある画素位置での画素値中の奥行き値と、その画素位
置に対応する画素値メモリ内の画素値中の奥行き値とを
比較し、前者が後者よりも小さくかつ前者に対応する透
過率が1(不透過)であるならば、画素値メモリ内の画
素値を画素値計算部2から送られてきた画素値で書き換
える。また、前者(画素値計算部2から送られてくるあ
る画素位置での画素値中の奥行き値)が後者(その画素
位置に対応する画素値メモリ内の画素値中の奥行き値)
よりも小さくかつ前者に対応する透過率が1でなければ
(完全透過を示す0でもないとする)、画素値メモリ内
の画素値と共に、画素値計算部2から送られてきた画素
値も記憶しておく。このような処理を繰り返すことで、
画素値記憶領域内には各画素(画素位置)について、そ
の画素位置で表示されうる物体の画素値が全て書き込ま
れることになる。しかも、1以上の画素値が、視点から
近い順に並べられることになる。
【0053】優先度順出力部3は、処理対象の複数の物
体に対応する画像が表示される画面の各画素位置に対す
る全ての画素値のリスト(ポインタで連結(接続)され
た画素値の集まり)を作成すると、画面内の各画素の並
び順に、かつ各画素についてはポインタで示される連結
順(表示の優先度順)に、それらの画素値群(消去され
ないで残った画素値群)をマッピング部4に対して出力
する。
【0054】第4に、マッピング部4は、処理対象の複
数の物体に対応する画像が表示される画面上の各画素位
置での透過率付加属性値(後述するように透過率が付加
された属性値)を、優先度順出力部3により優先度順に
出力された画素値群中のテクスチャデータ対応位置に基
づくテクスチャマッピングによる属性値の取得と、当該
画素値群中の透過率の付加とによって、求める。
【0055】マッピング部4には、テクスチャデータを
記憶するためのメモリを持たせておき、予めこのメモリ
にテクスチャデータを記憶させておく。その記憶のさせ
方は、そのメモリをRAM(Random Acces
s Memory)にしておき他の装置からテクスチャ
データを書き込むようにしてもよいし、そのメモリをR
OM(Read Only Memory)にしておき
本実施例の画像生成装置を組み立てる前にテクスチャデ
ータを記憶させておくようにしてもよい。
【0056】優先度順出力部3が出力する画素値がマッ
ピング部4に入力されると、マッピング部4は当該画素
値中のテクスチャデータ対応位置の示す(s,t)で特
定される位置のテクスチャデータの要素を読み出す。た
だし、通常はテクスチャデータ対応位置(s,t)が整
数格子点を示す値とはならないため、sおよびtについ
てそれぞれ丸めを行って整数格子点を示す値とする。あ
るいは、4点内挿によって要素の加重平均を求めてもよ
い。
【0057】マッピング部4は、そのようにして読み出
したテクスチャデータの要素の属性値(読出しの結果)
に当該画素値中の透過率を付加した属性値(透過率付加
属性値)を、輝度計算部5に対して出力する。
【0058】第5に、輝度計算部5は、マッピング部4
によって出力される各画素(画素位置)毎の透過率付加
属性値群から、画面上の各画素毎に透過率を考慮した輝
度値を計算する。
【0059】ここで、透過率付加属性値の要素としてす
でに輝度値が含まれている場合には、各画素に対する複
数の透過率付加属性値について、その入力順(優先度
順)に、当該透過率付加属性値中の輝度値および透過率
をそれぞれIn ,αn (n=1,2,3,…)とする
と、求める輝度値(透過率を考慮した輝度値)は、α1
・I1 +(1−α1 )・α2 ・I2 +(1−α1 )・
(1−α2 )・α3 ・I3 +…のように求められる。
【0060】また、透過率付加属性値の要素として輝度
値が含まれておらず、例えば法線ベクトルが含まれてい
る場合には、法線ベクトルから一般によく知られている
光の反射法の計算等を用いて輝度値を求めてから、上述
の方法により最終的な輝度値(透過率を考慮した輝度
値)を計算することができる。
【0061】最後に、表示部6は、輝度計算部5により
求められた各画素の輝度値(透過率を考慮した輝度値)
を画面に出力することで、処理対象の複数の物体に対応
する画像を画面上に表示する。
【0062】本実施例の画像生成装置によると、処理対
象の複数の物体において半透明物体が存在しない場合に
は、マッピング部4に入力される画素値の数は画面中の
各画素(画素位置)で必ず1以下であるから、テクスチ
ャデータへのアクセス回数は1枚の画像を生成するため
に最大で1画面中の画素数以下となる。
【0063】また、半透明物体が存在する場合には、半
透明物体が画面を占める割合に応じてテクスチャデータ
へのアクセス回数が増えるが、半透明物体の表示を行う
ことができるという効果を得ることができる。
【0064】以上のことから、扱う物体数(処理対象の
複数の物体における物体数)が多くなっても半透明物体
が画面を占める割合が多くなければ、テクスチャデータ
へのアクセス回数はあまり多くならず、テクスチャマッ
ピングを行った後に隠れ面消去を行う場合よりも高速に
テクスチャマッピングおよび隠れ面消去を施した画像を
生成して表示することができる。しかも、従来の画像生
成装置では達成できなかった「半透明物体の表示」が可
能になる。
【0065】図2は、本発明の画像生成装置の第2の実
施例の構成を示すブロック図である。なお、本実施例の
画像生成装置は、請求項2記載の発明に対応するもので
ある。
【0066】本実施例の画像生成装置は、物体設定部1
1と、画素値計算部12と、優先度順出力部13と、マ
ッピング部14と、輝度計算部15と、表示部16と、
透過率データ記憶部17とを含んで構成されている。
【0067】図3(b)は、本実施例の画像生成装置で
取り扱われる画素値のデータ構造を示す図である。この
画素値は、奥行き値zと、テクスチャデータ対応位置s
およびtと、透過率データ対応位置pおよびqと、次ポ
インタとからなる。
【0068】次に、このように構成された本実施例の画
像生成装置の動作について説明する。
【0069】本実施例の画像生成装置は、第1の実施例
の画像生成装置と同様に、3次元空間中で定義された複
数の物体に対応する画像を画面上に表示するために、以
下のような動作を行う。
【0070】物体設定部11は、第1の実施例における
物体設定部1と同様に、処理対象の複数の物体における
各物体を表現する物体データを内部のメモリに設定して
記憶する。
【0071】物体データは、「物体を画面上に投影した
ときの輪郭」や「物体表面の位置と物体を画面に投影し
たときの画面上での位置との対応関係」や「視点から物
体までの距離である奥行き」を表す形状データと、物体
の反射率や透過率を示す光反射透過特性を示すデータ
と、テクスチャデータを物体に対応付ける対応方法を示
すデータと、透過率データを物体に対応付ける対応方法
を示すデータとを含んでいる。第1の実施例と比べる
と、「透過率データを物体に対応付ける対応方法を示す
データ」が存在している点が異なっている。
【0072】透過率データは、物体表面または物体内部
の透過率を表現するためのデータであり、画像のように
要素を格子状に並べたデータの集まりである。あるい
は、領域の輪郭を示し、その内部と外部とでそれぞれ一
定の値をとるように表現してもよい。すなわち、透過率
データは、領域(当該透過率データにおける領域)内の
任意の位置での透過率を示すデータである。
【0073】以下では、説明を簡単にするために、先に
述べたテクスチャデータと同様に、各要素が2次元状に
配列されており、各要素に対応して透過率が定義されて
いる透過率データを考える。このような透過率データを
考えることによって、透過率データの物体への対応付け
は、テクスチャデータの物体への対応付けと全く同様に
表現できる。
【0074】透過率データは、透過率データ記憶部17
によって記憶される。透過率データ記憶部17への透過
率データの格納の方法は、第1の実施例の説明において
述べたマッピング部4内のメモリへのテクスチャデータ
の格納の方法と同様になる。
【0075】画素値計算部12は、第1の実施例におけ
る画素値計算部2と同様に、物体データから、画面上に
おける各物体を表示する画素について、画素値(各物体
に対応する輪郭(画面上の輪郭)の内部を満たす整数格
子点上での画素値)を求める。図3(b)に示すよう
に、画素値は、対応する画素位置での奥行きを示す奥行
き値zと、テクスチャデータの対応位置(s,t)を示
すテクスチャデータ対応位置sおよびtと、透過率デー
タの対応位置(p,q)を示す透過率データ対応位置p
およびqとを含んでいる。
【0076】優先度順出力部13は、第1の実施例にお
ける優先度順出力部3とほぼ同様に、処理対象の複数の
物体に対応する画像が表示される画面上の各画素位置に
ついて、画素値計算部12により計算され出力された画
素値中の奥行き値および透過率データ対応位置に基づい
て、表示されない画素値を消去するための処理を行う。
さらに、その上で、消去されないで残った各画素位置に
対する画素値群(1以上の画素値)を、表示の優先度順
(視点から近い順)に出力する。
【0077】優先度順出力部13の処理が第1の実施例
における優先度順出力部3の処理と異なる点は、各画素
値中の透過率データ対応位置に基づいて透過率データ記
憶部17内の透過率データの要素を読み出して、その要
素における透過率を各画素値に対応する透過率として求
めるところである。なお、この「透過率を求める方法」
は、第1の実施例におけるマッピング部4がテクスチャ
データ対応位置からテクスチャデータの要素に対応する
属性値を求める方法と同様に行われる。
【0078】図7に示す流れ図を参照して説明すると、
優先度順出力部13は、図7中の各ステップの処理およ
び判定を全て行い、さらに、D(P)入力ステップ10
1とα(P)=0判定ステップ102との間に「D
(P)中のpおよびq(p(P)およびq(P))に基
づいてα(P)を求める処理」を行うことになる。
【0079】マッピング部14,輝度計算部15および
表示部16は、第1の実施例におけるマッピング部4,
輝度計算部5および表示部6と全く同様の処理を行う。
これにより、処理対象の複数の物体に対応する画像が画
面上に表示される。
【0080】ところで、第1の実施例および第2の実施
例の画像生成装置では、図6に示すような画素値のリス
トにおける連結数には制限がなかった。しかし、各画素
毎に予め定められた数を越える数の画素値を格納しない
ように制限することもできる(請求項3および請求項4
記載の発明参照)。
【0081】このような制限を加える場合には、優先度
順出力部3(優先度出力部13でも同様であるので優先
度出力部3で代表させて説明する)は、各画素位置毎
に、予め定められた数NS を越える数の画素値を格納し
ないように図7に示す処理を行う(図7中のn(P,
k)読出しステップ104の直前にkとNS とを比較す
ることによりこのような制限を実現する)。ただし、そ
の場合に、各画素(画素位置)毎に、ポインタで接続さ
れた最後の画素値の透過率は不透過(α=1)になるよ
うにする。すなわち、NS 番目の画素値は、必ず不透明
な物体に対するものであるようにする。
【0082】1つの画素での画素値が多くなるのは、そ
の画素を覆う半透明物体が多くなる場合であるが、その
画素に投影される半透明物体のうち、視点に遠い方の物
体(奥行き値が大きい物体)はほとんど見えなくなるた
め、その物体を消去しても生成画像にそれほど影響を及
ぼさないことが多いので、このように制限することでの
不都合は少ない。
【0083】このように制限することで、有効画素値
(消去しないで残される画素値)の数を少なくすること
ができ、優先度出力部3内のメモリ量を少なくすること
ができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、隠れ面消
去を行った後にテクスチャマッピングを行う場合に、各
画素毎に半透明物体の情報(画素値)を捨てずに保存し
ておき、テクスチャマッピングの後に1つの画素位置に
対する複数の画素値から当該画素位置の輝度値(透過率
を考慮した輝度値)の計算を行うことにより、半透明物
体の表示をも可能とし、かつテクスチャマッピングを行
った後に隠れ面消去を行う場合よりも処理量を少なくす
ることができるという効果がある。
【0085】なお、本発明によると、半透明物体が投影
される画素では半透明物体が投影されない画素よりもテ
クスチャマッピングの処理が増大することもあるが、一
般に半透明物体が画面の多くの部分を覆うことは希であ
るので、テクスチャマッピングを行った後に隠れ面消去
を行う通常の方法よりは少ない処理量で画像生成を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像生成装置の第1の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の画像生成装置の第2の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図3】(a)は図1に示す画像生成装置で取り扱われ
る画素値のデータ構造を示す図であり、(b)は図2に
示す画像生成装置で取り扱われる画素値のデータ構造を
示す図である。
【図4】本発明の画像生成装置で取り扱われるテクスチ
ャデータの要素の配列の具体例を示す図である。
【図5】本発明の画像生成装置で取り扱われる物体デー
タの一例を説明するための図である。
【図6】図1中の優先度順出力部内のメモリに記憶され
る画素値のポインタ接続(リスト)を説明するための図
である。
【図7】図1中の優先度順出力部の処理を示す流れ図で
ある。
【符号の説明】
1,11 物体設定部 2,12 画素値計算部 3,13 優先度順出力部 4,14 マッピング部 5,15 輝度計算部 6,16 表示部 17 透過率データ記憶部 41,42 格子点 51 物体 52 画面 53 輪郭 54 テクスチャデータ 101 D(P)入力ステップ 102 α(P)=0判定ステップ 103 k初期設定ステップ 104 n(P,k)読出しステップ 105 n(P,k)ヌル判定ステップ 106 α(P,k+1)読出しステップ 107 z(P,k+1)読出しステップ 108 α(P,k+1)=1判定ステップ 109,117 z(P)<z(P,k+1)判定ステ
ップ 110,114 D(P)書込みステップ 111,115 D(P)アドレス書込みステップ 112 D(P,k+1)アドレス書込みステップ 113,119 D(P)捨象ステップ 116 k加算ステップ 118 D(P,k+1)変更ステップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元空間中で定義された複数の物体に
    対応する画像を生成して表示し、その際にテクスチャマ
    ッピングと隠れ面消去とを行う画像生成装置において、 形状データ,光反射透過特性を示すデータ,およびテク
    スチャデータを物体に対応付ける対応方法を示すデータ
    を含む物体データを、当該複数の物体における各物体に
    ついて設定して記憶する物体設定部と、 前記物体設定部に記憶された物体データに基づいて、奥
    行き値,テクスチャデータ対応位置および透過率を含む
    画素値を画面上における当該各物体を表示する画素につ
    いて求める画素値計算部と、 当該複数の物体に対応する画像が表示される画面上の各
    画素位置について、前記画素値計算部により計算された
    画素値中の奥行き値および透過率に基づいて表示されな
    い画素値を消去し、消去されないで残った画素値群を表
    示の優先度順に出力する優先度順出力部と、 当該複数の物体に対応する画像が表示される画面上の各
    画素位置での透過率付加属性値を、前記優先度順出力部
    により優先度順に出力された画素値群中のテクスチャデ
    ータ対応位置に基づくテクスチャマッピングによる属性
    値の取得と当該画素値群中の透過率の付加とによって求
    めるマッピング部と、 前記マッピング部により求められた各画素位置での透過
    率付加属性値に基づいて当該各画素位置での輝度値を計
    算して出力する輝度計算部と、 前記輝度計算部により出力された輝度値に基づいて、当
    該複数の物体に対応する画像を当該画面上に表示する表
    示部とを有することを特徴とする画像生成装置。
  2. 【請求項2】 3次元空間中で定義された複数の物体に
    対応する画像を生成して表示し、その際にテクスチャマ
    ッピングと隠れ面消去とを行う画像生成装置において、 領域内の任意の位置での透過率を示す透過率データを記
    憶する透過率データ記憶部と、 形状データ,光反射透過特性を示すデータ,テクスチャ
    データを物体に対応付ける対応方法を示すデータ,およ
    び透過率データを物体に対応付ける対応方法を示すデー
    タを含む物体データを、当該複数の物体における各物体
    について設定して記憶する物体設定部と、 前記物体設定部に記憶された物体データに基づいて、奥
    行き値,テクスチャデータ対応位置および透過率データ
    対応位置を含む画素値を画面上における当該各物体を表
    示する画素について求める画素値計算部と、 当該複数の物体に対応する画像が表示される画面上の各
    画素位置について、前記画素値計算部により計算された
    画素値中の透過率データ対応位置に基づいて透過率を求
    め、当該透過率および当該画素値中の奥行き値に基づい
    て表示されない画素値を消去し、消去されないで残った
    画素値群を表示の優先度順に出力する優先度順出力部
    と、 当該複数の物体に対応する画像が表示される画面上の各
    画素位置での透過率付加属性値を、前記優先度順出力部
    により優先度順に出力された画素値群中のテクスチャデ
    ータ対応位置に基づくテクスチャマッピングによる属性
    値の取得と当該画素値群中の透過率の付加とによって求
    めるマッピング部と、 前記マッピング部により求められた各画素位置での透過
    率付加属性値に基づいて当該各画素位置での輝度値を計
    算して出力する輝度計算部と、 前記輝度計算部により出力された輝度値に基づいて、当
    該複数の物体に対応する画像を当該画面上に表示する表
    示部とを有することを特徴とする画像生成装置。
  3. 【請求項3】 前記優先度順出力部が出力する画素値の
    数が当該画面上の各画素位置について予め定められた数
    以下であることを特徴とする請求項1記載の画像生成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記優先度順出力部が出力する画素値の
    数が当該画面上の各画素位置について予め定められた数
    以下であることを特徴とする請求項2記載の画像生成装
    置。
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