JPH08234555A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08234555A
JPH08234555A JP7058296A JP5829695A JPH08234555A JP H08234555 A JPH08234555 A JP H08234555A JP 7058296 A JP7058296 A JP 7058296A JP 5829695 A JP5829695 A JP 5829695A JP H08234555 A JPH08234555 A JP H08234555A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本出願に係る第1の発明の目的は、ユーザー
に的確にトナー及びシートの補給時期を知らせる事ので
きる画像形成装置を提供する事にある。 【構成】 アンテナ電極板19により現像スリーブ15
とアンテナ電極19間のトナー量に基づく静電容量変化
を利用し現像剤の有無を判断し、所定時間における記録
材の受信出力枚数を検出して、トナー容量Wとトナー残
検出力電圧VとのW=f(V)という関係式を予め記憶
し、初期トナー容量、受信出力枚数N枚後のトナー容
量、トナー無しと判断される際のトナー量、トナー残検
出力電圧により得られる受信出力枚数N枚時の1枚当た
りの平均トナー消費量から、トナーの残使用日数を予測
し、更にシート残量検出手段によって検出した残シート
枚数と上記受信出力枚数からシートの残使用日数を予測
し、操作パネル上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスを有
するファクシミリ装置並びに複写機等の画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真プロセスを有するファク
シミリ装置には、図8に示すように、原稿読取手段A’
が設けられており、該原稿読取手段A’により原稿の情
報を読み取るようになっている。先ず、原稿台101に
セットされた原稿103を予備搬送ローラ104a及び
予備搬送押圧板104bにより搬送し、さらに分離ロー
ラ105a、分離片105bで分離した後搬送ローラ対
106a、106bで搬送し、次に、押圧部108b及
び重り用軸108aによって原稿103を原稿読取セン
サ108cに密着させて情報を読み取った後、搬送ロー
ラ対109a、109bにより原稿排紙トレイ110に
排出させている。
【0003】このようにして読み取られた画像は、制御
基板142、143上に設けられた制御手段により処理
され、電話回線を通じて発信される。
【0004】一方、電話回線を通じて画像情報が発信さ
れてきた場合には、受信した画像情報を上記制御基板1
42、143上の制御手段により処理し、以下のような
画像形成工程によって可視像化する。
【0005】先ず、画像形成手段B’においては、帯電
ローラ112により潜像担持体たる感光ドラム111の
表面を一様に帯電させ、この表面を光学手段C’により
上記画像情報に基づいて露光させる。これにより、感光
ドラム111上に静電潜像を形成させ、前記画像形成手
段B’の現像剤としてのトナー113を現像剤担持体た
る現像スリーブ115により感光ドラム111上の静電
潜像に転移させ、感光ドラム111上にトナー像を形成
せしめる。
【0006】次に、装置下部に配設され、記録材として
の汎用サイズの記録シート131が積層収容されたカセ
ット140内の記録シート131を給送ローラ130に
より1枚ずつ分離させ、上記トナー像が形成された感光
ドラム111と転写ローラ125との圧接部に給送させ
る。
【0007】そして、感光ドラム111上のトナー11
3を転写ローラ125により記録シート131に転写さ
せ、この記録シート131を定着手段D’へ搬送させ
る。定着手段D’では、記録シート131上に転写され
たトナー113を定着ローラ126と加圧ローラ127
により挟持搬送して熱と圧力により記録シート131上
に定着し、この記録シート131を排紙ローラ対128
a、128bにより排紙トレイ129に排紙させる。
【0008】以上のように、この装置では、受信した画
像を可視像化するためには画像形成手段B’内のトナー
113が必要であり、トナー113の残量が少なくなっ
た場合には、警告を表示して新たなトナーの充填を促す
ようになっている。
【0009】このトナーの残量の検出は、従来は図9の
ように、画像形成手段B’内に電極部材たるアンテナ電
極を設け、現像スリーブと前記アンテナ電極間の静電容
量を検出回路にて検出すると共に、トナー無し時の静電
容量をリファレンス容量として検出する検出回路を設
け、前記両検出回路で出力された出力値を比較すること
により行っている。そして、トナー無しの判断をした場
合には、操作パネルE’上にトナー無しのランプを点灯
させ、ユーザーにトナー無しを表示している。また、ト
ナー113の残量の検出手法としては、上記手法以外に
も、画像形成手段B’の外観部に透明窓を設け、装置本
体内に発光部と受光部を設け、発光部から発せられた光
が受光部にあるレベル以上の光を受光したことを検出す
ることにより行うものもある。
【0010】さらに、上記装置では、トナーの有無だけ
でなく、記録シートの検出も行っており、装置本体内に
シート有無センサー(図示せず)を設け、記録シートが
無くなると、前述と同様操作パネルE’上にシート無し
ランプを点灯させ、ユーザーにシート無しを表示してい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ装置は、トナー無しやシート無しを判
断すると、新たなトナー補給やシート補給しない限り、
受信画像を取り出せない場合があり、情報を素早く受信
できないということがあった。
【0012】また、ユーザーにとっては、トナー残量や
シート残量が分かりにくいことがあり、ユーザーは装置
の状態を何度もチェックする必要が生ずる場合があり、
使い勝手が悪くなることがあった。
【0013】特に、予備のトナーやシートが無い場合
は、装置の稼働率が低下することがあり、有効に装置を
利用できないことがあった。
【0014】さらに、従来のファクシミリ装置では、受
信の際に出力した記録シートの枚数の確認ができないこ
とがあり不便なことがあった。
【0015】本出願に係る第1の発明の目的は、上記問
題点を解決し、ユーザーに的確にトナーの残使用日数及
びシートの残使用日数を知らせることのできるファクシ
ミリ装置等の画像形成装置を提供することにある。
【0016】また、本出願に係る第2の発明の目的は、
上記目的の他、受信の際に出力した記録材シートの枚数
を確認することのできるファクシミリ装置等の画像形成
装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、電話回線を通じて画像情報を受
信し、帯電した潜像担持体の表面を受信した画像情報に
基づいて露光して静電潜像を形成せしめ、該静電潜像を
現像剤担持体の現像剤により現像剤像として現像し、該
現像剤像を記録材に転写して定着した後排出する画像形
成装置であって、上記現像剤担持体に対向させた電極部
材と、該電極部材及び現像剤担持体間の現像剤の有無に
よる静電容量の変化に基づき現像剤の有無を判断する現
像剤有無検出手段と、該現像剤有無検出手段による現像
剤無しの情報を表示せしめる表示手段とを備えた画像形
成装置において、所定時間に画像情報を受信して出力し
た記録材の受信出力枚数を計数する計数手段と、記録材
の残量を検出する記録材残量検出手段とを備え、上記静
電容量の変化に基づく現像剤有無検出信号とその時の残
現像剤量との関係を予め関数として記憶し、受信出力枚
数N枚時の記録材1枚当たりの平均現像剤消費量を初期
現像剤量及び該関数より算出したその時の残現像剤量か
ら算出し、該残現像剤量と現像剤無しと判断する時の現
像剤量との差分を、上記平均現像剤消費量で除すること
により、現像剤の残使用日数を予測し、さらに上記計数
手段により計数した受信出力枚数と上記記録材残量検出
手段により検出した残記録材枚数とから記録材の残使用
日数を予測し、上記表示手段に上記現像剤及び記録材の
残使用日数を表示せしめるように設定された制御手段を
備えていることにより達成される。
【0018】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、制御手段は計数
手段により計数した所定時間の画像情報の受信における
記録材の受信出力枚数を表示手段に表示せしめるように
設定されていることにより達成される。
【0019】
【作用】本発明によれば、随時、現像剤有無検出手段に
より現像量の有無を判断するが、その検出信号から得ら
れる残現像剤量のデータと、初期現像剤量のデータとの
差分を求め、その差分を所定時間における記録材の受信
出力枚数によって除することにより、記録材1枚当たり
の平均現像剤消費量が算出される。そして、この平均現
像剤消費量によって、上記残現像剤量と現像剤無しと判
断する時の現像剤量との差分を除することによって、現
像剤の残使用日数を予測し、表示手段に表示せしめる。
従って、ユーザーが、この表示に基づいて現像剤の補給
を行うことにより、円滑な画像形成動作が行われる。さ
らに、上記受信出力枚数と記録材残量検出手段により検
出した記録材残量に基づいて、記録材の残使用日数を予
測し、表示手段に表示せしめる。従って、ユーザーが、
この表示に基づいて記録材の補給を行うことにより、円
滑な画像形成動作が行われる。
【0020】また、本出願に係る第2の発明によれば、
計数手段により、所定時間において受信により出力した
記録材の受信出力枚数を計数し、その計数値を表示手段
に表示するので、ユーザーが、実際に排出トレイに載置
された記録材の枚数と出力された記録材の枚数との正誤
の確認を行うことにより、情報が確実に入手される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図7に
基づいて説明する。図1及び図2は本発明をファクシミ
リ装置に適用した場合の一実施例を示す断面図及び全体
斜視図、図3は画像形成部の断面図、図4はトナーの残
量の検出回路及びシートの残量の検出回路並びに受信枚
数の検出回路のブロック図、図5はトナー容量とトナー
残検出力電圧との関係を示す図、図6は用紙残量検出の
説明図(上面図)、図7は用紙残量検出の説明図(斜視
図)である。
【0022】先ず、この装置の全体構成を説明する。図
1においてAは原稿読取手段であり、原稿に記載された
情報を読み取り、電気信号に変換して所定の記録系に送
信するものである。Bは画像形成手段であり、画像信号
に応じて、静電潜像を形成し、記録材としての記録シー
ト上にトナーによる画像を転写記録するものである。C
は光学手段であり、本実施例においては、制御基板4
2、43上の制御手段により処理された画像信号に応じ
てレーザー光をON/OFFし、前記画像形成手段Bの
潜像担持体たる感光ドラム11上に照射し、静電潜像を
形成させるものである。Dは定着手段であり、画像形成
手段Bにより記録シート上に転写されたトナーを熱と圧
力により定着させるものである。Eは受信枚数や記録濃
度、送信スイッチ等を設けた操作パネルである。Fは記
録シート搬送手段であり、カセットに収容した記録シー
トまたは手差しトレイ部から供給された記録シートを画
像形成手段Bに搬送し、記録後のシートを排出するもの
である。
【0023】以下、このファクシミリ装置の各部の構成
について説明する。先ず、原稿読取手段Aは装置上面に
原稿載置台1が設けられており、この載置台1に原稿面
を下にして積層載置され、サイドガイド2でガイドされ
た原稿3のうち、最下層の原稿3は、予備搬送ローラ4
a及びこれに圧接する圧接部材4bで予備搬送されると
共に、分離ローラ5a及びこれに圧接する圧接部材5b
で1枚ずつ分離搬送される。そして、分離搬送された原
稿3は、搬送ローラ6a及びこれにバネ7により圧接す
るピンチローラ6bにより搬送され、重り用軸8aによ
り下方に押圧された白色ポリエステルフィルムよりなる
押圧部8bにより原稿面が読取センサー8cに押圧さ
れ、前記読取センサー8c内部のLED等の発光部から
光が照射され、原稿面からの反射光をCCD等の光電変
換素子(図示せず)に結像することにより、原稿の画像
情報を電気信号に変換するように構成される。
【0024】なお、本実施例では読取センサー8cは密
着型の読取センサーを使用している。そして、前記読取
センサー8cで画像が読み取られた原稿3は排紙ローラ
9a及びバネ7により圧接されたピンチローラ9bによ
り原稿排出トレイ10へ排出されるように構成されてい
る。
【0025】次に、画像形成手段B及び光学手段Cにつ
いて説明する。本実施例ではレーザービームプリンター
として構成されている。その構成を説明すると、図3に
示す示すように矢印b方向へ回転する感光ドラム11の
周囲に配設された帯電器12でドラム表面を均一に帯電
し、制御部で画像処理された画像信号に応じて図1に示
す光学手段Cのレーザービームを発振するレーザー発振
器C2からの光をポリゴンミラーC1で反射させ、結像
レンズにて前記回転する感光ドラム11に露光して静電
潜像を形成させるようになっており、さらに感光ドラム
11上の静電潜像は前記感光ドラム11に配置され、表
面に一定の現像剤たるトナー13を有する現像剤担持体
たる現像スリーブ15により該潜像部にトナーを転移さ
せ、可視像化するように構成されている。
【0026】現像スリーブ15へのトナー13の供給
は、図3に示すように、感光ドラム11の回転と同期し
てトナー撹拌板14が感光ドラム11と同一方向に回転
し、トナー容器内に納められたトナー13を、現像スリ
ーブ15側へ搬送することにより行われるようになって
いる。そして、現像スリーブ15へトナー13が供給さ
れる際、現像スリーブ15へ押圧された現像ブレード1
8により現像スリーブ表面のトナー層が均一になるよう
に構成されている。また、現像スリーブ15の近傍に
は、電極部材たるアンテナ電極板19が配置され、前記
現像スリーブ15とアンテナ電極板間の静電容量を検出
できるようになっている。
【0027】そして、感光ドラム11上に可視像化され
たトナー像は図1に示すように感光ドラム11とこれに
圧接する転写ローラ25間へ搬送されてきた記録シート
31に転写記録される。また、トナー転写後の感光ドラ
ム11は図3に示すクリーニング部材22により感光ド
ラム11上に残ったトナーを掻き落とされ、感光ドラム
11表面をクリーニングされると共に、掻き落とされた
トナーは廃トナー容器21内に納められるようになって
いる。
【0028】なお、画像形成手段Bは図3のように感光
ドラム11、帯電器12、現像スリーブ15、クリーニ
ング部材18、トナー容器13等一体化されており、装
置本体に対し着脱可能に収容されている。
【0029】次に、定着手段Dについて説明すると、転
写ローラ25により記録シート31に転写されたトナー
像は、ヒーターを内蔵した定着ローラ26とこれに圧接
する加圧ローラ27により熱及び圧力が印加されて記録
シート31上に定着され、この記録シート31は、記録
シート31の先端及び後端を排出検知センサー(図示せ
ず)により検出され排紙ローラ対28a、28bにより
カールを取り除かれながら、排紙トレイ29上に排出さ
れるようになっている。
【0030】次に、記録シート31を感光ドラム11及
びそれに圧接する転写ローラ25へ搬送するための記録
シート搬送手段Fについて説明する。本実施例において
は、装置本体下部に記録シート31を収容するためのカ
セット40が着脱自在に取り付けられており、このカセ
ット40内にはカセットシートよりなる記録シート31
が積層収容可能になっている。下段のカセット40は図
2のように装置本体とは別のフィーダーフレーム41に
より支持され、前フィーダーフレーム41は本体と着脱
可能の如く構成されている。また、装置本体の右側側面
には、手差し口が形成され、この手差し口には手差しト
レイ36aが取り付けられており、前記手差しトレイ3
6に所定のサイズの記録シート31が積層収容可能にな
っている。
【0031】本体下部に配置されたカセット40に収容
された記録シートは、矢印に示すように半月状の給紙ロ
ーラ30により最上層の1枚が給送され、レジストロー
ラ対37a、37bに記録シートの先端を突き当てて、
斜行補正をした後、制御基板42、43により処理され
た画像信号と同期して前記レジストローラ対37a、3
7bが回転し記録シート31は前述のように感光ドラム
11とそれに圧接された転写ローラ25へ搬送される。
さらに、本体とは別のフィーダーフレーム41に収容さ
れたカセット40内に納められた記録シート31は、矢
印のように半月状の給紙ローラ30が1回転することに
より、最上層の1枚が給送され、搬送ローラ対32a、
32bにくわえ込まれ、本体下部の記録シート31と同
様にレジストローラ対37a、37bに記録シートの先
端を突き当て後、画像信号と同期して感光ドラムと圧接
された転写ローラ25へ搬送される。一方、手差し口か
らは手差しトレイ36aに積載された記録シートが制御
基板42、43上の制御手段からの給紙命令により、給
紙ローラ34の下部の中板36bが回転中心部36cを
中心に上部へ押圧バネ36dにより押し上られ、前給紙
ローラ34へ押圧することにより搬送され、分離部35
により最上層の1枚が給送され、前述と同様にレジスト
ローラ対37a、37bに記録シート先端を突き当て
て、搬送されるようになっている。
【0032】次に、本実施例のトナーの残量を検出する
方法を説明すると、前述のように記録手段Bは図3のよ
うに感光ドラム、帯電器、現像器、クリーニング部材、
トナー容器が一体化されており、トナー容器内に納めら
れたトナーは、トナー撹拌板14により現像スリーブ1
5へトナーが供給されるようになっている。トナー撹拌
板14が納められているトナー容器と現像スリーブ15
との間には、アンテナ電極板19が配置され、現像スリ
ーブ15と前記アンテナ電極19間にあるトナーの量に
よる静電容量変化を利用し、図4に示すように現像バイ
アスによりアンテナ電極19に誘起される電流変化を電
圧変化として検出する検出回路にて検出すると共に、ト
ナー無し時の現像スリーブ15とアンテナ電極板19と
の静電容量をリファレンス容量として検出する回路を設
け、両検出回路で出力された出力電圧を比較すること
で、トナー残量検出を行っており、トナーの容量と前検
出回路にて検出されるトナー残検出力電圧の関係は図5
のような曲線になり、トナー残検出力電圧が減少するに
従い、トナー容量も徐々に減少し、トナー残検出力電圧
がVeになった時にトナー無しと判断し、トナー無し時
には、操作パネルE上にトナー無しのランプを点灯さ
せ、ユーザーにトナー無し表示をする。
【0033】また、図5からトナー容量Wとトナー残検
出力電圧Vとの関係はW=f(V)という関係式が得ら
れる。ここで、初期のトナー容量をWi、受信枚数N枚
出力後のトナー容量をω、トナー残検出力電圧をυとす
ると、受信枚数N枚出力時の1枚当たりの平均トナー消
費量[単位:g]は、ω=f(υ)より、
【0034】
【数1】(Wi−ω)/N=(Wi−f(υ))/N
【0035】となり、残りのトナー容量ωでN’枚記録
可能とすると、
【0036】
【数2】N’=(ω−We)/[(Wi−f(υ))/
N]={(f(υ)−We)/(Wi−f(υ))}N
【0037】と予測することができる。ここで、受信枚
数N枚の検出は、前述のように記録シートにトナー像が
定着された後、記録シートの先端及び後端を検知する排
出検知センサーにより検出されるようになっている。そ
して、受信枚数N枚と受信枚数N枚後のトナー容量(ト
ナー残検出力電圧)により上式により残りの記録可能枚
数と所定時間に受信した枚数をCPUにて演算させ、操
作パネルE上に、トナーの残使用日数が表示可能になっ
ている。
【0038】また、本実施例では、画像形成部Bは前述
のように一体型のカートリッジタイプになっており、カ
ートリッジが本体に装着されたことを検知する検出手段
(図示せず)及び、感光ドラムの感度にばらつきがある
ために、感光ドラムの感度検知手段があり、使用中に着
脱された場合は着脱前後でカートリッジの感光ドラムの
感度及び前述のトナー残検出力電圧を検出し、同一のカ
ートリッジが装着されたか否かがCPUにより判断可能
になっており、別のカートリッジが装着された場合は、
初期のトナー容量W(トナー残検出力値)及び記録出力
枚数Nは、イニシャライズされるようになっている。
【0039】次に、記録シートの残量検出について、図
6及び図7を参照して説明する。カセット40には、記
録シートを積載するための中板39が、カセット40の
ボス部40aと中板39の切り欠き穴部39aが嵌合さ
せることにより取り付けられており、カセット40のボ
ス部40aを中心に回動自在になっている。また、カセ
ット40のボス部40aの他端には、中板39の下部と
カセット40との間に中板39に積載収容される記録シ
ートと給紙ローラへ押圧するための押圧バネ33が配置
されている。
【0040】記録シートの幅方向の側面には、側板4
6、47が配置され、側板47には、記録シートの端面
を側板46の方へ付勢するための側圧板47a、47b
が設けられている。また、側板46、47は種々の記録
シートに合わせて移動可能となっている。さらに、記録
シートの後端には、後端規制板38が設けられ、前記側
板同様種々の記録用紙に合わせて移動可能になってい
る。
【0041】カセット40の側面部には、シート残量検
出レバー49が設けられ、シート残量検出レバー49の
回転中心部49aがカセット40に支持されている。ま
た、カセット40には溝部40bが設けられ、前記溝部
40b内にシート残量板50が納められ、図7のように
矢印の方向に移動可能になっている。
【0042】シート残量板50はシート残量検出レバー
49の連結部49bとシート残量板50bと連結され、
シート紙残量検出レバー49の他端部49cは、中板3
9の突出部39aと接しており、中板39が回転中心部
39aを中心に矢印の方向に回動することにより、シー
ト残量板50はカセット40の溝部40bに沿って矢印
の方向に動くようになっている。
【0043】シート残量板50の突起部50aの対向位
置には装置本体に固定されているシート残量検出センサ
ー51が設けられ、センサー51のスリット部をシート
残量板50の突起部50aが中板39の動き、即ちシー
トの残量に応じて移動する.ことで、シートの残量はセ
ンサー51のスリット部と突起部50aとの位置関係に
よるセンサーの出力電圧の電圧値から、CPUが演算
し、カセット40内に収容されているシートの残量を検
出できるようになっている。
【0044】そして、所定時間に受信した受信枚数から
カセット40に収容されたシートの残使用日数を操作パ
ネルE上に予告表示可能となっている。
【0045】なお、所定時間に受信された受信枚数を知
りたい時には、操作パネルE上から自由に設定可能にな
っており、設定に応じて所定時間に受信された受信枚数
をCPUにて演算し操作パネルE上に表示可能になって
いる。
【0046】本実施例において、トナーの残使用日数
や、記録シートの残使用日数及び所定時間に受信された
受信枚数の表示方法は、操作パネルに常時表示させてお
いても、また、操作パネル上のキー操作により表示させ
ても、ユーザーに予告表示させる手段であれば、どのよ
うな表示手段でも構わない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、現像剤の有無を判断する現像剤有無検
出手段の検出信号と、残現像剤量との関係を予め関数と
して記憶し、計数手段により計数した記録材の受信出力
枚数N枚時の記録材1枚当たりの平均現像剤消費量を初
期現像剤量及び該関数より算出したその時の残現像剤量
から算出し、該残現像剤量と現像剤無しと判断する時の
現像剤量との差分を、上記平均現像剤消費量で除するこ
とにより、現像剤の残使用日数を予測し、さらに、上記
受信出力枚数と記録材残量検出手段により検出した残記
録材枚数により、記録材の残使用日数を予測し、これら
の残使用日数を上記表示手段に表示せしめるようにした
ので、ユーザーに対する操作性や装置の稼働率を向上さ
せ、ユーザーの使い勝手の良いファクシミリ装置等の画
像形成装置を提供できる。
【0048】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記第1の発明において、計数手段により計数した、所
定時間における受信出力枚数を、表示手段に表示せしめ
るので、実際に排出トレイに載置された記録材の枚数
と、出力された記録材の枚数との正誤の確認が可能とな
り、確実な情報の入手が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のファクシミリ装置に適用し
た場合の断面図である。
【図2】本発明の一実施例のファクシミリ装置に適用し
た場合の斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の画像形成部の断面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例のトナーの残量の検出回路及
び受信枚数の検出回路のブロック図である。
【図5】本発明の一実施例のトナー容量とトナー残検出
力電圧との関係を示す図である。
【図6】本発明の一実施例におけるシート残量検出の説
明図(上面図)である。
【図7】本発明の一実施例におけるシート残量検出の説
明図(斜視図)である。
【図8】従来の画像形成装置を示す断面図である。
【図9】従来のトナー残量検出回路を示す図である。
【符号の説明】
11 感光ドラム(潜像担持体) 13 トナー(現像剤) 15 現像スリーブ(現像剤担持体) 19 アンテナ電極(電極部材) 31 記録シート(記録材) 49 シート残量検出レバー(記録材残量検出手段) 50 シート残量板(記録材残量検出手段) 51 センサー(記録材残量検出手段) E 操作パネル(表示手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を通じて画像情報を受信し、帯
    電した潜像担持体の表面を受信した画像情報に基づいて
    露光して静電潜像を形成せしめ、該静電潜像を現像剤担
    持体の現像剤により現像剤像として現像し、該現像剤像
    を記録材に転写して定着した後排出する画像形成装置で
    あって、上記現像剤担持体に対向させた電極部材と、該
    電極部材及び現像剤担持体間の現像剤の有無による静電
    容量の変化に基づき現像剤の有無を判断する現像剤有無
    検出手段と、該現像剤有無検出手段による現像剤無しの
    情報を表示せしめる表示手段とを備えた画像形成装置に
    おいて、所定時間に画像情報を受信して出力した記録材
    の受信出力枚数を計数する計数手段と、記録材の残量を
    検出する記録材残量検出手段とを備え、上記静電容量の
    変化に基づく現像剤有無検出信号とその時の残現像剤量
    との関係を予め関数として記憶し、受信出力枚数N枚時
    の記録材1枚当たりの平均現像剤消費量を初期現像剤量
    及び該関数より算出したその時の残現像剤量から算出
    し、該残現像剤量と現像剤無しと判断する時の現像剤量
    との差分を、上記平均現像剤消費量で除することによ
    り、現像剤の残使用日数を予測し、さらに上記計数手段
    により計数した受信出力枚数と上記記録材残量検出手段
    により検出した残記録材枚数とから記録材の残使用日数
    を予測し、上記表示手段に上記現像剤及び記録材の残使
    用日数を表示せしめるように設定された制御手段を備え
    ていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は計数手段により計数した所定
    時間の画像情報の受信における記録材の受信出力枚数を
    表示手段に表示せしめるように設定されていることとす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
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