JPH082341Y2

JPH082341Y2 - 電気錠制御装置

Info

Publication number: JPH082341Y2
Application number: JP13709089U
Authority: JP
Inventors: 洋治小早川; 淳二三保
Original assignee: 株式会社熊平製作所
Priority date: 1989-11-27
Filing date: 1989-11-27
Publication date: 1996-01-24
Anticipated expiration: 2004-11-27
Also published as: JPH0375271U

Description

【考案の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本考案は電気錠を解錠および施錠するために制御する
電気錠制御装置に関する。

〔従来の技術〕

従来符号錠は耐火金庫の外に、ロッカーや保管庫など
に使用されているが、耐火金庫の場合には、符号錠を解
錠して金庫扉を開けるためには、金庫扉に設けたダイヤ
ルを目盛板の所定数値まで左へ何回、右へ何回と決めら
れた回数まわして解錠した後に、金庫扉を開けていた。

〔考案が解決しようとする課題〕

以上説明のように、従来方式の符号錠では解錠時に符
号錠の右または左へ回動すべきダイヤルの回数を正確に
記憶しておくことが必要であって、忘れたのでは解錠で
きない。さらに解錠中に回動した数が何回であったかを
忘れたり、数多く回動し過ぎると、最初からやり直さな
ければならない不便もあった。

本考案は上記問題点を解決して解錠操作のためのダイ
ヤル合わせが簡単である外、解錠期間中に電気錠を働か
せる電流の低下を図って、解錠作業に必要な電池の寿命
を長くする電気錠制御装置を提供することを課題とす
る。

〔考案が解決しようとする手段〕

本考案の上記目的は第１図ないし第３図にその構成が
示された電気錠制御装置により達成される。その装置
は、金庫扉１表面に突設した一端がダイヤルとして回動
されて任意桁数の暗証番号の作成用として90度位相差を
有するＡ相パルス列信号とＢ相パルス列信号を送出する
ロータリ−エンコーダ２と、上記Ａ相、Ｂ相パルス列信
号が入力され、上記エンコーダ２の回転が時計方向か反
時計方向かを判断する回転方向検出回路41の出力信号に
制御され、上記ロータリーエンコーダ２から印加される
Ａ相出力信号が上記回転方向検出回路41の時計方向回転
との判断により加算し、反時計方向回転との判断により
減算すると共に、加算時に数値「99」の次の数値を「0
0」と計数させ上記ロータリーエンコーダ２からの最初
のパルスでリセットさせるリセット回路40によって制御
される加減算計数回路42と、上記加減算計数回路42の出
力する暗証番号を格納する第１の記憶手段としてのRAM3
と、上記RAM3に格納した入力データを表示するダイヤル
数字表示器16と、金庫使用者の登録符号を格納する第２
の記憶手段としてRAM5と、金庫メーターにのみ既知の隠
し番号を格納する第３の記憶手段としてのROM6と、上記
第１の記憶手段としてのRAM3内の入力データを上記第２
の記憶手段としてのRAM5または上記第３の記憶手段とし
てのROM6内の格納データと順次照合し一致したときのみ
出力信号を送出する入力データ照合回路（７）と、上記
入力データ照合回路７からの解錠可能時間ｔ継続する出
力パルス信号を受けて導通する半導体スイッチ10と高抵
抗素子11との並列回路と、解錠許容時間Ｔ継続する出力
パルスを受けて導通する半導体スイッチ12と、電磁ソレ
ノイド13との直列回路とからなり、金庫本体と係合して
いる金庫扉１に取り付けられた錠機構のカンヌキ21を移
動自在とする電磁ソレノイド駆動回路８と、電源として
の乾電池９と、上記乾電池９の電圧と基準電圧源43の電
圧値とを入力信号変化の経緯によってスレッシュホール
ドを異にするヒステリシス回路を備えた電圧比較回路44
によって比較して乾電池９の電圧が指定の降下電圧値範
囲内にあるとき、解錠中表示灯19を点滅回路44によって
点滅させ、上記指定降下電圧値範囲より低下したときに
ブザー33に警報を発生させる低電圧検出回路35とにより
構成する。

〔作用〕

本考案は上記構成によって、金庫使用者がロータリー
エンコーダ２の一端をダイヤル2aとして回動し、暗証番
号を第１の記憶手段としてのRAM3に格納すると共にダイ
ヤル数字表示器16に対し上記格納された暗証番号を表示
する。また、入力データ照合回路７は第２の記憶手段と
してのRAM5またはROM6に格納している金庫使用者の登録
番号を順次読み取って第１の記憶手段としてのRAM3内の
暗証番号と照合し、一致したときにのみ電磁ソレノイド
駆動回路８内のソレノイド13を解錠可能時間ｔだけ付勢
すると同時により継続時間の長い解錠許容時間Ｔだけ電
流を減少して付勢し、電源としての乾電池の寿命を長く
する。

〔実施例〕

以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
耐火金庫は第４図（Ａ）に示すように、金庫扉１の表側
には、ロータリーエンコーダ２の回転軸の一端部に装着
したダイヤル2aと表示基板15とが設けられ、金庫扉１の
端部には電源としての6V用乾電池9,9が装着され、上記
表示基板15にはダイヤル数字表示器16、確認スイッチ1
7、隠し番号呼出しスイッチ18、解錠中表示灯19、設定
中表示灯20が取り付けられている。また第４図（Ｂ）に
示すように、金庫扉１の側面には金庫錠のカンヌキ21が
装着され、耐火金庫扉１の裏側には図示されていないCP
U基板22が取り付けられている。

第５図は、電気錠の制御指令系統図であって、同図に
示すように、この指令系統装置はCPU基板22に組み込ま
れて金庫扉１の裏側に装着され、金庫扉１表側の表示板
15に組み込まれた機器類に接続されている。

マイクロコンピュータ24は、コンピュータを作動させ
るプログラム格納用のROM、ロータリーエンコーダ２か
ら送出されたパルス信号によって演算し作成した金庫使
用者の暗証番号格納用の第１の記憶手段としてのRAM3
と、金庫利用者２人分（例えば主人と夫人）の夫々の登
録暗証番号格納用の第２の記憶手段としてのRAM_5a,RAM
_5bを有するRAM5とを含み、タイミングパルス用の発振回
路23も接続されている外に初期客番号設定スイッチ26に
より操作されてマイクロコンピュータ24の演算回路をリ
セットするリセット回路25、呼出しスイッチ27を介して
金庫メーカーのみに既知の非常時（利用客が自己の暗証
番号を忘却したとき等）使用の暗証番号格納用の第３の
記憶手段としてのROM6および電磁ソレノイド駆動回路８
を介して金庫本体と係合し金庫扉１に取り付けられたカ
ンヌキ21の移動を拘束または解放させる電磁ソレノイド
13が接続されている。マイクロコンピュータ24は、波形
整形回路26を介して金属扉１の表側に設けられているロ
ータリーエンコーダ２、表示駆動回路16aを介して暗証
番号を表示するダイヤル数字表示器16、解錠中表示灯1
9、設定中表示等20、ブザー用スイッチ32を介して乾電
池９が3.6V以下に低下したとき等に作動するブザー33、
さらにスイッチ入力回路31を介して表示された暗証番号
は正しいときに上記ブザー33を作動させる確認スイッチ
17、隠し番号呼出しスイッチ18、電源用としての乾電池
９および電圧検出用スイッチ34を介して乾電池９用の低
電圧検出用回路35が接続されている。

ロータリーエンコーダ２は金庫扉１の表面に端部を回
転可能に取り付けられ、この端部にはダイヤル2aが装着
されている。ロータリーエンコーダ２は公知に属するも
ので、その構成の一例は、回転軸に直交して設けた円板
の全円周に沿って径方向の透孔を穿設し、上気回転軸の
回転に基づく透孔の移動を光電的に捉え、回転軸の回転
角度をパルス列信号として出力する構成となっている。
本実施例で使用するロータリーエンコーダ２は上記透孔
と光電手段とをそれぞれ２組用いることにより、90度位
相差のあるＡ相とＢ相との２つのパルス列信号を出力す
る。第６図（Ａ）はエンコーダのダイヤル2aを時計方向
に回転した場合におけるパルス列信号を示しＡ相パルス
はＢ相パルスより位相が90度遅れており、第６図（Ｂ）
は反時計方向にロータリーエンコーダのダイヤル2aを回
転した場合における２つのパルス列信号を示し、Ａ相パ
ルスがＢ相パルスより位相が90度進んでいる。

また、本実施例のロータリーエンコーダのダイヤル2a
を360度回転する場合には、一例としてＡパルス列、Ｂ
パルス列がそれぞれ40パルスを発生する。なお、上記40
パルスが入力されるとマイクロコンピュータ24は数値40
として計測し、ダイヤル数字表示器16に「40」を表示す
る。

ロータリーエンコーダのダイヤル2aは金庫使用者によ
って暗証番号に従って時計方向または反時計方向に回転
されるもので、本実施例の暗証番号は任意桁数の数字で
構成されている。例えば、暗証番号を「12345678」の８
桁と仮定すると、解錠に際しては、暗証番号を「12」
「34」「56」「78」の如く最下位の数字から２桁毎に区
切り、この区切られた２桁の数字をマイクロコンピュー
タ24に送り込むべくロータリーエンコーダのダイヤル2a
は時計方向または反時計方向に回転させられ、ダイヤル
数字表示器15の最高位桁の数字「12」が表示されるのを
目視して、ダイヤル2aの回転を停止する。この停止まで
に、ダイヤル数字表示器16は0,1,2……12のように順次
表示し、反時計方向回転では99,98,……12のように順次
表示される。なお、数字99は２桁数字における最大数字
を意味する。

なお、暗証番号がもし、「1234567」の７桁である場
合には、「１」「23」「45」「67」の如く区切られる。
また上記ダイヤル2aの回転に当たってはダイヤル2aの原
位置を設けていないので、「原位置復帰」の操作を必要
としない。

本実施例においては、マイクロコンピュータ24は次の
機能を備えている。

ロータリーエンコーダ２から送出された暗証番号の
最上位２桁についてのＡ相パルス列信号とＢ相パルス列
信号とを受け取ると、上記ロータリーエンコーダ２の回
転方向が時計方向であったか、反時計方向であったかを
判別し、下記の数式Ｎ＝ａ×100＋ｂ×Ａ但し、時計方向回転時には、ａ＝０、ｂ＝１反時計方向回転時には、ａ−１、ｂ＝−１Ａはパルス列信号Ａのパルス数に従って２桁の数値Ｎを演算し、この演算した数値を第
１の記憶手段としてのRAM3に格納すると同時にダイヤル
数字表示器16に表示させる機能。

上記表示された最上位区切りの暗証番号が金庫使用
者によって正しいと目視され、確認スイッチ17が押され
たときはブザーを鳴らして金庫使用者に確認させ、後続
の区切りの暗証番号についても順次同様に作用する機
能。

第２の記憶手段としてのRAM5に格納されている金庫
使用者の登録番号または第３の記憶手段としてのROM6に
格納の金庫メーカーにのみ既知の登録暗証番号を順次に
入力データ照合回路７に読み出し、第１の記憶手段とし
てのRAM3に格納されている暗証番号と比較し、一致した
とき、電磁ソレノイド駆動回路８に制御信号を送出する
機能。

乾電池９両端電圧を基準電圧と比較し、上記乾電池
が所定電圧値範囲内まで低下すると電池切れ予告として
解錠中表示灯を点滅させ、さらに上記所定電圧値範囲以
下に低下したときは電池切れ動作を行う機能。

電磁ソレノイド13の駆動回路８には解錠可能な時間
ｔだけ所要電流を供給し、解錠許容時間には供給電流を
減少させる機能。

次に、本実施例の作用を説明する。

第７図はマイクロコンピュータ24のフローチャートで
ある。

金庫使用者がロータリーエンコーダ２のダイヤル2aを
暗証符号に従って回転する（ステップS₁）。低電圧検針
回路35は電源としての乾電池９の電圧を計測し、規定電
圧値6Vを保持しているか否かを判断し（ステップS₂）、
6Vを保持しているときはロータリーエンコーダ２の回転
方向を判断すると共にパルスカウントし（ステップ
S₇）、乾電池９の電圧値が4V〜3.6Vの範囲内と判断した
ときは（ステップS₄）、解錠中表示灯19を点滅させ（ス
テップS₅）、3.6V以下と判断したときはブザー33を作動
させてストッパモードとする（ステップS₆）。ステップ
S₇において、パルスカウントが終了すると、金庫使用者
は確認スイッチ17を押圧し、このスイッチの押圧により
ブザー33が「ピッ」と鳴動して、確認をし（ステップ
S₈）、次いで暗証符号のすべてが終了したかを判別し
（ステップS₉）、終了した場合には確認スイッチ17を押
圧してブザー33を鳴動させ（ステップS₁₀）、暗証番号
のすべてが終了していないと判断したときは、ステップ
S₇の以前に戻る。ステップS₁₀において確認スイッチ17
を押下したときは、ロータリーエンコーダ２操作による
数値と暗証符号と一致したか否かを判断し（ステップS
₁₁）、一致していたときは磁気ソレノイド13を駆動する
と同時に解錠中表示灯19が点灯して（ステップS₁₂）、
所定時間後ストップモード（ステップS₁₄）となる。ス
テップS₁₁において、一致していなかったときはブザー3
3は鳴動しストップモードとなる（ステップS₁₃）。

〔考案の効果〕

本考案は以上説明のように構成したので、下記の効果
を奏する。

ロータリーエンコーダのダイヤルを回動させて所定
のデータ信号を発生させ、この発生した信号によって暗
証番号を形成させたので、従来方式のようにダイヤル符
号錠のダイヤルを右何回、左何回と回動させて目標の目
盛数字に合わせる必要がなく、施解錠操作が簡単になっ
た。

金庫扉を解錠できる暗証番号として２人分設けたの
で、例えば、主人と夫人、支配人と副支配人が独自の暗
証番号で使用できる便利さがある。

暗証番号として金庫メーカ側で管理し一般に公表し
ない隠し番号をも設けたので、お客が自己の番号を忘れ
たなどの非常時でも、メーカーに通知することにより、
販売会社などを通し解錠できる。

電源としては乾電池を使い、しかも規定の電圧まで
低下すると電池交換予告表示や電池交換表示をするよう
にしたので、電池の寿命前に電池の交換ができ、記憶装
置に格納した暗証符号を消滅しなくてすむ。

金庫や耐火庫の外に、ロッカーや保管庫等における
電気錠の制御装置として広く利用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本考案の構成を示す図であって、
第１図は本考案の構成を示すブロック図、第２図（Ａ）
は電磁ソレノイド駆動回路図、第２図（Ｂ）はその駆動
電流波形のタイミング説明図、第３図は電源としての乾
電池の電圧を検出する低電圧検出回路図、第４図ないし
第７図は本考案実施例に係わる図であって、第４図
（Ａ）は本実施例としての金庫の正面図、第４図（Ｂ）
はその側面図、第５図は本実施例の構成ブロック図、第
６図（Ａ）はロータリーエンコーダのダイヤルを時計方
向に回転したときにおける２つのパルス列信号の位相の
関係を示す電圧波形図、第６図（Ｂ）は反時計方向に回
転したときにおける２つのパルス列信号の電圧波形図、
第７図はマイクロコンピュータの暗証番号による解錠フ
ローチャートである。１……金庫扉、２……ロータリーエンコーダ、３……第
１の記憶手段としてのRAM、５……第２の記憶手段とし
てのRAM、６……第３の記憶手段としてのROM、７……入
力データ照合回路、８……電磁ソレノイド駆動回路、９
……乾電池、10,12……半導体スイッチ、11……高抵抗
素子、13……電磁ソレノイド、15……表示基板、16……
ダイヤル数字表示器、17……確認スイッチ、18……隠し
番号呼出しスイッチ、19……解錠中表示灯、20……設定
中表示灯、21……カンヌキ、22……CPU基板、24……マ
イクロコンピュータ、25……リセット回路、26……初期
番号設定スイッチ、27……呼出しスイッチ、30……表示
駆動回路、33……ブザー、35……低電圧検出回路、40…
…リセット回路、41……回転方向検出回路、42……加減
算計数回路、43……基準電圧源、44……電圧比較回路、
45……点滅回路。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】金庫扉（１）の表面に突設した一端がダイ
ヤルとして回動されて任意桁数の暗証番号の作成用とし
て90度位相差を有するＡ相パルス列信号とＢ相パルス列
信号とを送出するロータリエンコーダ（２）と、上記Ａ相パルス列信号とＢ相パルス列信号とが入力さ
れ、上記エンコーダ（２）の回転が時計方向か、反時計
方向かを判断する回転方向検出回路（41）の出力信号に
制御され、上記ロータリーエンコーダ（２）から印加さ
れるＡ相出力信号が上記回転方向検出回路（41）の時計
方向回転との判断により加算し、反時計方向回転との判
断により減算すると共に加算時に数値「99」の次の数値
を「00」と計数させ上記ロータリーエンコーダ（２）か
らの最初のパルスでリセットさせるリセット回路（40）
によって制御される加減算計算回路（42）と、上記加減算計数回路（42）の出力する暗証番号を格納す
る第１の記憶手段としてのRAM（３）と、上記第１の記憶手段としてのRAM（３）に格納した入力
データを表示するダイヤル数字表示器（16）と、金庫使用者の登録番号を格納する第２の記憶手段として
RAM（５）と、上記第１の記憶手段としてのRAM（３）内の入力データ
を上記第２の記憶手段としてのRAM（５）内の格納デー
タと照合し一致したときのみ出力信号を送出する入力デ
ータ照合回路（７）と、上記入力データ照合回路（７）の出力信号を受けて金庫
本体と係合している金庫扉（１）に取り付けられたカン
ヌキ（21）を移動自在とする電磁ソレノイド駆動回路
（８）と、電源としての乾電池（９）と、から構成することを特徴とする電気錠制御装置。
【請求項２】上記暗証番号は金庫使用者２人に個別に付
与された２組の暗証番号であって、第２の記憶手段とし
てのRAM（５）にそれぞれ格納される登録暗証番号であ
り、上記ロータリーエンコーダ（２）から送出れる金庫
使用者からの暗証番号と入力データ照合回路（７）で順
次比較される暗証番号であることを特徴とする請求項
（１）に記載の電気錠制御回路。
【請求項３】上記暗証番号は金庫メーカーにのみ既知の
暗証番号であって、第３の記憶手段としてのROM（６）
に格納される暗証番号であり、上記ロータリーエンコー
ダ（２）から送出される上記金庫メーカーにのみ既知の
暗証番号と上記入力データ照合回路（７）で順次比較さ
れる暗証番号であることを特徴とする請求項（１）の電
気錠制御回路。
【請求項４】上記電磁ソレノイド駆動回路（８）は、上
記入力データ照合回路（７）からの解錠可能時間（ｔ）
継続する出力パルス信号を受けて導通する半導体スイッ
チ（10）と高抵抗素子（11）との並列回路と、解錠許容
時間（Ｔ）継続する出力パルスを受けて導通する半導体
スイッチ（12）と、電磁ソレノイド（13）との直列回路
とで構成することを特徴とする請求項（１）記載の電気
錠制御回路。
【請求項５】上記乾電池（９）は、その電圧値と基準電
源（43）の電圧値とを、入力信号変化の経緯によってス
レッシュホルドを異にするヒステリシス回路を備えた電
圧比較回路（44）によって比較し、乾電池（９）の電圧
が指定の降下電圧値範囲内にあるとき解錠中表示灯（1
9）を点滅させ、上記指定の降下電圧値範囲より低下し
たときにブザー（33）を作動させる低電圧検出回路（3
5）に接続されて成ることを特徴とする請求項（１）記
載の電気錠制御回路。