JPH08232970A - 歯付き軸継手 - Google Patents
歯付き軸継手Info
- Publication number
- JPH08232970A JPH08232970A JP7322627A JP32262795A JPH08232970A JP H08232970 A JPH08232970 A JP H08232970A JP 7322627 A JP7322627 A JP 7322627A JP 32262795 A JP32262795 A JP 32262795A JP H08232970 A JPH08232970 A JP H08232970A
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- JP
- Japan
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- shaft coupling
- flange
- bush
- boss
- shaft
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/02—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
- F16D3/06—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions specially adapted to allow axial displacement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/50—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/50—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
- F16D3/72—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
- Dowels (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸方向への軸の変位を許容し、完全に又は大
部分を差し込み接続によって可能にすると共に、駆動側
と被駆動側との間の不精度を補正し、調整器具なしに駆
動装置を被駆動装置と結合するための全取り付けを特に
簡単な構造で可能にする軸継手を提供する。 【解決手段】 固定した軸継手ボスとしての内側部材
（３）と、弾性材料からなる固定フランジとしての外側
部材（１）とを備え、それら両部材を同心状に固定、嵌
合して一体型の軸継手部材（１、２、３）を形成する。
部分を差し込み接続によって可能にすると共に、駆動側
と被駆動側との間の不精度を補正し、調整器具なしに駆
動装置を被駆動装置と結合するための全取り付けを特に
簡単な構造で可能にする軸継手を提供する。 【解決手段】 固定した軸継手ボスとしての内側部材
（３）と、弾性材料からなる固定フランジとしての外側
部材（１）とを備え、それら両部材を同心状に固定、嵌
合して一体型の軸継手部材（１、２、３）を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性ねじりモーメ
ントを伝達するため、とくに内燃発動機を水圧ポンプな
どの作業機械と結合させるために、駆動装置と分離可能
に結合された固定フランジ及び駆動中の機械に固定可能
な軸継手ボスとを備えた、軸方向及び角方向に可動な差
込み式歯付き軸継手に関する。
ントを伝達するため、とくに内燃発動機を水圧ポンプな
どの作業機械と結合させるために、駆動装置と分離可能
に結合された固定フランジ及び駆動中の機械に固定可能
な軸継手ボスとを備えた、軸方向及び角方向に可動な差
込み式歯付き軸継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】内燃発動機と作業機械とを結合させるた
めのたわみ軸継手が、例えばドイツ公告公報２ ０１９
６０８に記載されている。同公報に開示された軸継手
の場合、駆動継手半分と被駆動継手半分との間に、弾性
材料から成る環状の継手要素があり、この継手要素は周
囲に配置され交互に軸方向及び半径方向に配置された固
定ねじで両方の継手半分と締め付けられており、軸方向
のねじは一方の継手半分のフランジ端面に入り込み、半
径方向のねじはもう一方の継手半分の円筒状外面に入り
込む。この軸継手要素は半径方向並びに軸方向及び両方
の継手半分の間で可動である。
めのたわみ軸継手が、例えばドイツ公告公報２ ０１９
６０８に記載されている。同公報に開示された軸継手
の場合、駆動継手半分と被駆動継手半分との間に、弾性
材料から成る環状の継手要素があり、この継手要素は周
囲に配置され交互に軸方向及び半径方向に配置された固
定ねじで両方の継手半分と締め付けられており、軸方向
のねじは一方の継手半分のフランジ端面に入り込み、半
径方向のねじはもう一方の継手半分の円筒状外面に入り
込む。この軸継手要素は半径方向並びに軸方向及び両方
の継手半分の間で可動である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のため、この
軸継手は３つの相互に締め付け可能な部材から成り、取
り付ける場合には相互に正確な調整を要する。製造に際
しては、固定ねじが把持する金属本体を特別な作業過程
によって弾性リングと共に加硫しなければならない。
軸継手は３つの相互に締め付け可能な部材から成り、取
り付ける場合には相互に正確な調整を要する。製造に際
しては、固定ねじが把持する金属本体を特別な作業過程
によって弾性リングと共に加硫しなければならない。
【０００４】このほか、接続した機械の半径方向、軸方
向及び角方向の変位を補正するための要素を備えた市販
のねじりたわみ軸継手として、ねじりせん断を要する環
状ゴム要素によってねじりモーメントの伝達を可能とす
る実施形態が知られている。それぞれの変位はゴム要素
によって半径方向、角方向及び軸方向で完全に吸収さ
れ、軸方向の変位の場合は、ゴムは圧力負荷によって相
対的に硬くなっているので、反動力が大きくなる。この
欠点を取り除くため、外径又は内径に配置されるピンを
差込み可能に取り付けることができる軸継手が開発され
た。こうしたピン−差込み接続を達成するにはコストが
かかり高くつく。ピンを受け入れるフランジ並びにそれ
に対応する部材は、円周方向あそびによってピン接続部
のがたがた音や摩耗を招くので、製造公差を小さくして
製造しなければならない。そのほか、プラスチックコー
ティングによる摩擦さびの発生からピンを保護すること
が必要である。差込み接続のその他の欠点は、軸方向の
ずれだけしか許容されないことにある。このような実施
形態の場合、角方向の軸ずれは従来どおりゴムのひずみ
エネルギによって補正しなければならない。
向及び角方向の変位を補正するための要素を備えた市販
のねじりたわみ軸継手として、ねじりせん断を要する環
状ゴム要素によってねじりモーメントの伝達を可能とす
る実施形態が知られている。それぞれの変位はゴム要素
によって半径方向、角方向及び軸方向で完全に吸収さ
れ、軸方向の変位の場合は、ゴムは圧力負荷によって相
対的に硬くなっているので、反動力が大きくなる。この
欠点を取り除くため、外径又は内径に配置されるピンを
差込み可能に取り付けることができる軸継手が開発され
た。こうしたピン−差込み接続を達成するにはコストが
かかり高くつく。ピンを受け入れるフランジ並びにそれ
に対応する部材は、円周方向あそびによってピン接続部
のがたがた音や摩耗を招くので、製造公差を小さくして
製造しなければならない。そのほか、プラスチックコー
ティングによる摩擦さびの発生からピンを保護すること
が必要である。差込み接続のその他の欠点は、軸方向の
ずれだけしか許容されないことにある。このような実施
形態の場合、角方向の軸ずれは従来どおりゴムのひずみ
エネルギによって補正しなければならない。
【０００５】市販されている別の軸継手の場合、球状の
外歯を備えた軸継手ボスが、内歯を備えた軸継手フラン
ジに直接入り込むようになっており、この軸継手はプラ
スチック製であり、駆動装置とねじで直接固定される。
駆動装置のケーシングには取り付け開口部を設ける必要
がなく、駆動装置に固定されていることにより、被動セ
ットに固定した軸継手ボスが付属の外歯とともにフラン
ジの内歯に押し込むことが可能であるため、軸継手フラ
ンジの外側部分を介して入り込む。このような実施例
は、「軸継手図解書」、ａ．Ｓｃｈａｌｉｔｚ、第４
版、図３．２．７−１６に示されている。
外歯を備えた軸継手ボスが、内歯を備えた軸継手フラン
ジに直接入り込むようになっており、この軸継手はプラ
スチック製であり、駆動装置とねじで直接固定される。
駆動装置のケーシングには取り付け開口部を設ける必要
がなく、駆動装置に固定されていることにより、被動セ
ットに固定した軸継手ボスが付属の外歯とともにフラン
ジの内歯に押し込むことが可能であるため、軸継手フラ
ンジの外側部分を介して入り込む。このような実施例
は、「軸継手図解書」、ａ．Ｓｃｈａｌｉｔｚ、第４
版、図３．２．７−１６に示されている。
【０００６】さらに、弾性が高く複雑な構造を有する軸
継手として、ＤＥ−ＯＳ ３４ ３４ ７２２がある。
この軸継手の駆動側及び被動側で固定可能な部材は、固
定後には相互に差込み不可能である。この場合、根本的
に簡素化しようとすれば、それに反し組み立て費用は非
常に高くつく。
継手として、ＤＥ−ＯＳ ３４ ３４ ７２２がある。
この軸継手の駆動側及び被動側で固定可能な部材は、固
定後には相互に差込み不可能である。この場合、根本的
に簡素化しようとすれば、それに反し組み立て費用は非
常に高くつく。
【０００７】駆動装置と分離可能に結合した固定フラン
ジ及び被動装置に固定可能な外歯付き軸継手ボスによる
弾性ねじりモーメントの伝達用に、差込み可能であると
共に軸方向および角方向に可動な歯付き軸継手として、
ＤＥ−ＰＳ ３７ ０２ ７７８がある。この場合は、
加硫による弾性材料の少なくとも１つの要素によって、
プラスチック製の軸継手ブシュが固定フランジと結合さ
れている。この弾性要素はリングを形成し、これにより
弾性要素の軸端においてねじりモーメントの導入及び受
け入れがなされる。
ジ及び被動装置に固定可能な外歯付き軸継手ボスによる
弾性ねじりモーメントの伝達用に、差込み可能であると
共に軸方向および角方向に可動な歯付き軸継手として、
ＤＥ−ＰＳ ３７ ０２ ７７８がある。この場合は、
加硫による弾性材料の少なくとも１つの要素によって、
プラスチック製の軸継手ブシュが固定フランジと結合さ
れている。この弾性要素はリングを形成し、これにより
弾性要素の軸端においてねじりモーメントの導入及び受
け入れがなされる。
【０００８】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、軸方向の軸の変位を許容し、完全
に又は大部分を差込み接続によって可能にすると共に、
駆動側と被駆動側との間の不精度を補正し、調整器具な
しに駆動装置を被駆動装置と結合するための全取付けを
特に簡単な構造で可能にするような軸継手を提供するこ
とを目的とする。
なされたものであり、軸方向の軸の変位を許容し、完全
に又は大部分を差込み接続によって可能にすると共に、
駆動側と被駆動側との間の不精度を補正し、調整器具な
しに駆動装置を被駆動装置と結合するための全取付けを
特に簡単な構造で可能にするような軸継手を提供するこ
とを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定した軸継
手としての内側部材と弾性材料から成る固定フランジと
しての外側部材を含む、同心に固定して嵌合させた一体
型部材を形成する軸継手部材であることを特徴とする。
手としての内側部材と弾性材料から成る固定フランジと
しての外側部材を含む、同心に固定して嵌合させた一体
型部材を形成する軸継手部材であることを特徴とする。
【００１０】本発明による軸継手は、とりわけ構造が非
常に簡単であり、かつ極めて安価に製造できることを特
徴とする。
常に簡単であり、かつ極めて安価に製造できることを特
徴とする。
【００１１】とくに軸継手ボスは、互換性を確保するた
めの同心歯と連動して固定フランジに入り込む。これに
よって、種々の軸の基本モデルと共に駆動装置と結合す
ることが可能となる。
めの同心歯と連動して固定フランジに入り込む。これに
よって、種々の軸の基本モデルと共に駆動装置と結合す
ることが可能となる。
【００１２】とくに有利なのは、固定フランジを有する
軸継手ボスを、固定フランジの材料に埋設した剛性材料
から成るブシュの形式における中間部材によって内歯と
結合させる点である。この場合、ボスは登録商標Ｐｏｌ
ｙｌｏｙなどの硬質プラスチック製であることが好まし
いが、固定フランジはポリウレタンであってもよい。製
造に際しては、ボスは固定フランジの軟性材料によって
押し出し塗工される。続けて別の加硫工程を行う必要は
ない。これに対して、軸ボスは固定要素として鋼であっ
てもよい。小形の外歯を備えた軸ボスは、硬質プラスチ
ック製のブシュの対応する内歯に入り込む。
軸継手ボスを、固定フランジの材料に埋設した剛性材料
から成るブシュの形式における中間部材によって内歯と
結合させる点である。この場合、ボスは登録商標Ｐｏｌ
ｙｌｏｙなどの硬質プラスチック製であることが好まし
いが、固定フランジはポリウレタンであってもよい。製
造に際しては、ボスは固定フランジの軟性材料によって
押し出し塗工される。続けて別の加硫工程を行う必要は
ない。これに対して、軸ボスは固定要素として鋼であっ
てもよい。小形の外歯を備えた軸ボスは、硬質プラスチ
ック製のブシュの対応する内歯に入り込む。
【００１３】さらに固定フランジとの結合を改善するた
め、ブシュはその外周を取り囲むフランジを備えている
ほか、固定フランジの材料とのねじり固定かすがいのた
めの軸外歯を備えることができる。
め、ブシュはその外周を取り囲むフランジを備えている
ほか、固定フランジの材料とのねじり固定かすがいのた
めの軸外歯を備えることができる。
【００１４】軸方向の変位を確実にするために、一端の
軸継手ボスはその外周を取り囲む締め付けリングを備え
てもよく、この場合には締め付けリングの手前に隔離し
た外歯の端がある。締め付けリングと歯との間の空間に
ボスの半径方向内方を示すフランジが入り込むため、締
め付けリングを取り付けた後は軸方向の変位が不可能と
なる。
軸継手ボスはその外周を取り囲む締め付けリングを備え
てもよく、この場合には締め付けリングの手前に隔離し
た外歯の端がある。締め付けリングと歯との間の空間に
ボスの半径方向内方を示すフランジが入り込むため、締
め付けリングを取り付けた後は軸方向の変位が不可能と
なる。
【００１５】外側形状が特殊であることから固定フラン
ジの弾性は影響を受けやすく、これはとくに三角形であ
ることによって保護することができる。面取りした角の
内側は、駆動セットのフランジを取り付けるためにねじ
用の固定開口部を備えている。 そのほか、半径方向に
ねじ開口部から内方へ、弾性に影響を及ぼす刻み目を配
置することができる。外側形状は三角形であることが好
ましいが、ほかに四角形の構造などの実施も考えられ
る。
ジの弾性は影響を受けやすく、これはとくに三角形であ
ることによって保護することができる。面取りした角の
内側は、駆動セットのフランジを取り付けるためにねじ
用の固定開口部を備えている。 そのほか、半径方向に
ねじ開口部から内方へ、弾性に影響を及ぼす刻み目を配
置することができる。外側形状は三角形であることが好
ましいが、ほかに四角形の構造などの実施も考えられ
る。
【００１６】被動装置の軸は軸継手の歯に弱く押し込む
ことができる。構造が簡単であると共に調整器具なしに
簡単に組み立てられることのほか、利点の一つとして軸
継手ボスの互換性があげられる。基本モデルだけは、ボ
ス以外に種々のポンプ軸と共に多様性であること可能で
ある。
ことができる。構造が簡単であると共に調整器具なしに
簡単に組み立てられることのほか、利点の一つとして軸
継手ボスの互換性があげられる。基本モデルだけは、ボ
ス以外に種々のポンプ軸と共に多様性であること可能で
ある。
【００１７】すなわち、円すい軸又は円筒軸を有するポ
ンプなど、さまざまな被動装置の場合、軸継手をまず被
動軸に固定し、軸継手の外歯上に所望の差込み性を達成
することが可能である。これで必要なのは、種々の軸の
大きさに対する異なる軸継手の在庫管理のみである。
ンプなど、さまざまな被動装置の場合、軸継手をまず被
動軸に固定し、軸継手の外歯上に所望の差込み性を達成
することが可能である。これで必要なのは、種々の軸の
大きさに対する異なる軸継手の在庫管理のみである。
【００１８】本発明による軸継手は、六角穴を有する円
筒ねじで発動機はずみ車に固定するために好適である。
好ましい駆動装置は、とくに軸ピストンポンプ、歯車ポ
ンプ等のポンプである。この軸継手により半径方向に少
なくとも０．５ｍｍの駆動側及び被動側の不精度を補正
することが可能となる。経済的に有利な製造は、追加の
機械的加工なしに成形物としてのブシュと固定フランジ
とを結合させることにより保証される。軸継手内部は、
回転式外歯を有する歯形ブシュとして中ぐり内歯を備え
た既製品によって機械的に仕上げることができる。
筒ねじで発動機はずみ車に固定するために好適である。
好ましい駆動装置は、とくに軸ピストンポンプ、歯車ポ
ンプ等のポンプである。この軸継手により半径方向に少
なくとも０．５ｍｍの駆動側及び被動側の不精度を補正
することが可能となる。経済的に有利な製造は、追加の
機械的加工なしに成形物としてのブシュと固定フランジ
とを結合させることにより保証される。軸継手内部は、
回転式外歯を有する歯形ブシュとして中ぐり内歯を備え
た既製品によって機械的に仕上げることができる。
【００１９】本発明の主題を有利に形成するその他の特
徴は保護請求に記載されている。
徴は保護請求に記載されている。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、多数考えられる実施例の１
つを図示すると共に具体的に説明する。
つを図示すると共に具体的に説明する。
【００２１】本発明による軸継手は、ポリウレタンなど
の弾性プラスチック製でほぼ正三角形の外側形状を有す
る固定フランジ１、硬質プラスチック製のブシュ２、及
び鋼製の軸継手ボス３により構成される。３つの部材は
嵌合して一体型の部材を形成する。すなわち、以上の３
つの部材は失われることのないように相互に結合されて
いる。この場合、中央の部材であるブシュ２は、固定フ
ランジ１の材料と押し出し塗工することにより、固定フ
ランジ１と強固に結合されているが、内側部材である軸
継手ボスは両方の外側部材の穴に静止している。
の弾性プラスチック製でほぼ正三角形の外側形状を有す
る固定フランジ１、硬質プラスチック製のブシュ２、及
び鋼製の軸継手ボス３により構成される。３つの部材は
嵌合して一体型の部材を形成する。すなわち、以上の３
つの部材は失われることのないように相互に結合されて
いる。この場合、中央の部材であるブシュ２は、固定フ
ランジ１の材料と押し出し塗工することにより、固定フ
ランジ１と強固に結合されているが、内側部材である軸
継手ボスは両方の外側部材の穴に静止している。
【００２２】固定フランジは、その面取りした角４の範
囲に、例えば六角穴を備えた円筒ねじなどの固定ねじを
受け入れるための穴５を有する。これらの穴は鋼ブシュ
６で補強される。
囲に、例えば六角穴を備えた円筒ねじなどの固定ねじを
受け入れるための穴５を有する。これらの穴は鋼ブシュ
６で補強される。
【００２３】穴とブシュとの間の半径方向内方には刻み
目７が配設されており、これがさらに固定定フランジの
弾性に効果をもたらす。
目７が配設されており、これがさらに固定定フランジの
弾性に効果をもたらす。
【００２４】ブシュ２はその外周で外周全体を取り囲む
フランジ８並びに外歯９を備え、優れたかすがいと共
に、ねじりモーメント及び軸方向の変位力が大きい場合
でも固定フランジとの確固たる結合が達成される。この
外歯の溝の深さと幅は実質的に均一のブシュ側面力を得
るために異なっているため、製造の際の押し出し鋳込み
射出によるブシュの歪みが回避される。ブシュの内歯１
０は小形であり、軸継手ボス３の外歯１１に入り込む。
これは内歯の駆動側端で締め付けリング１３を受け入れ
るための溝１２によって実施される。締め付けリングと
ボス外歯の駆動側端との間は、ブシュ２が半径方向内方
を示すフランジに入り込む空間を得るために離隔してい
る。締め付けリングを差し込むと、軸継手はブシュ２内
部の軸方向の変位に対して固定される。軸継手ボスの内
歯１５は、例えば通常のインボリュート歯として実施す
ることができる。
フランジ８並びに外歯９を備え、優れたかすがいと共
に、ねじりモーメント及び軸方向の変位力が大きい場合
でも固定フランジとの確固たる結合が達成される。この
外歯の溝の深さと幅は実質的に均一のブシュ側面力を得
るために異なっているため、製造の際の押し出し鋳込み
射出によるブシュの歪みが回避される。ブシュの内歯１
０は小形であり、軸継手ボス３の外歯１１に入り込む。
これは内歯の駆動側端で締め付けリング１３を受け入れ
るための溝１２によって実施される。締め付けリングと
ボス外歯の駆動側端との間は、ブシュ２が半径方向内方
を示すフランジに入り込む空間を得るために離隔してい
る。締め付けリングを差し込むと、軸継手はブシュ２内
部の軸方向の変位に対して固定される。軸継手ボスの内
歯１５は、例えば通常のインボリュート歯として実施す
ることができる。
【００２５】組み立てに際して、この軸継手はここに記
載されていない円筒ねじによってのみ発動機はずみ車な
どに固定される。例えば水圧ポンプの被動側軸端であれ
ば、対応する外歯によって軸継手ボス３の内歯１５に差
し込む必要がある。
載されていない円筒ねじによってのみ発動機はずみ車な
どに固定される。例えば水圧ポンプの被動側軸端であれ
ば、対応する外歯によって軸継手ボス３の内歯１５に差
し込む必要がある。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、固定した軸継手ボスと
しての内側部材と、弾性材料からなる固定フランジとし
ての外側部材とを備え、それら両部材を同心状に固定、
嵌合して一体型の軸継手部材を形成するので、取り付け
構造が非常に簡単なものとなり、極めて安価に製造する
ことができる。
しての内側部材と、弾性材料からなる固定フランジとし
ての外側部材とを備え、それら両部材を同心状に固定、
嵌合して一体型の軸継手部材を形成するので、取り付け
構造が非常に簡単なものとなり、極めて安価に製造する
ことができる。
【００２７】また、軸継手ボスが互換性を確保するため
の同心歯と連動して固定フランジに入り込むので、様々
な軸の基本モデルで駆動装置と結合することが可能とな
る。
の同心歯と連動して固定フランジに入り込むので、様々
な軸の基本モデルで駆動装置と結合することが可能とな
る。
【図１】軸継手の被動装置に対向した側の図である。
【図２】軸継手の断面図である。
【図３】硬質プラスチック製のブシュの断面図である。
【図４】ブシュの前面を示す図である。
【図５】軸継手ボスの断面図である。
【図６】図５による軸継手の前面を示す図である。
１ 固定フランジ ２ ブシュ ３ 軸継手ボス ４ 面取り角 ５ ねじ受け穴 ６ 鋼ブシュ ７ 刻み目 ８ フランジ ９ 外歯 １０ ブシュ内歯 １１ ボス外歯 １２ 溝 １３ リング １５ ボス内歯
Claims (13)
- 【請求項１】 弾性ねじりモーメントを伝達するため、
とくに内燃発動機を水圧ポンプなどの作業機械と結合さ
せるために、駆動装置と分離可能に結合された固定フラ
ンジ及び駆動中の機械に固定可能な軸継手ボスとを備
え、軸方向及び角方向に可動な差込み式歯付き軸継手に
おいて、堅固な軸継手ボス（３）としての内側部材と、
弾性材料から成る固定フランジとしての外側部材（１）
とを備え、同心状に嵌合して一体型の部材を形成する軸
継手部材（１、２、３）であることを特徴とする歯付き
軸継手。 - 【請求項２】 前記軸継手ボスは、互換性を確保するた
めに、同心の外歯（１１）により前記固定フランジと連
結されることを特徴とする請求項１記載の軸継手。 - 【請求項３】 前記軸継手ボス及び前記固定フランジ
は、該固定フランジの材料に埋設した堅固な材料（２）
から成るボシュの形式における中間部材により結合され
ることを特徴とする請求項１又は２に記載の軸継手。 - 【請求項４】 前記ボシュは硬質プラスチック製である
ことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１つに記載
の軸継手。 - 【請求項５】 前記ボシュは登録商標Ｐｏｌｙｌｏｙに
よリ、また前記固定フランジはポリウレタンによリ製造
されることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１つ
に記載の軸継手。 - 【請求項６】 前記軸継手ボスは鋼製であることを特徴
とする請求項１乃至５のいずれか１つに記載の軸継手。 - 【請求項７】 前記軸継手ボス及び前記ブシュは、みぞ
切り歯（１０、１１）によリ相互に把持することを特徴
とする請求項１乃至６のいずれか１つに記載の軸継手。 - 【請求項８】 前記ブシュは外周を取り囲むフランジを
備えることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１つ
に記載の軸継手。 - 【請求項９】 前記軸継手ボスは、一端で軸方向の変位
を回避するために、外周を取り囲む分離可能な締め付け
リング（１３）を備えると共に、外歯は該締め付けリン
グから隔離した位置に端を有し、前記ブシュは、半径方
向内方を示すフランジ（１４）によって、前記締め付け
リングと歯（１１）との間の空間に入り込むことを特徴
とする請求項１乃至８のいずれか１つに記載の軸継手。 - 【請求項１０】 前記固定フランジの外側形状は、面取
りした端（４）及びその中に配設した固定ねじ用の開口
部を有する、実質的に三角形であることを特徴とする請
求項１乃至９のいずれか１つに記載の軸継手。 - 【請求項１１】 前記ねじ用の開口部と前記ブシュとの
間の範囲における前記固定フランジは、刻み目（７）を
備えることを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか１
つに記載の軸継手。 - 【請求項１２】 前記ブシュ（２）は、前記固定フラン
ジの材料と固定するために、外周において軸歯（９）に
よって実施されることを特徴とする請求項１乃至１１の
いずれか１つに記載の軸継手。 - 【請求項１３】 前記ブシュの外歯（９）は、実質的に
均一のブシュ側面力を得るために、異なる深さと幅で形
成されることを特徴とする請求項１乃至１２のいずれか
１つに記載の軸継手。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE29501013U DE29501013U1 (de) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | Elastische Kupplung |
| DE29501013.4 | 1995-01-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08232970A true JPH08232970A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=8002842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7322627A Pending JPH08232970A (ja) | 1995-01-24 | 1995-12-12 | 歯付き軸継手 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08232970A (ja) |
| KR (1) | KR960029653A (ja) |
| DE (1) | DE29501013U1 (ja) |
| IT (1) | IT1277714B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE29700397U1 (de) * | 1997-01-11 | 1997-04-17 | Ktr Kupplungstechnik Gmbh, 48432 Rheine | Steckbare Zahnkupplung |
| AT407664B (de) * | 1999-08-10 | 2001-05-25 | Ellergon Antriebstech Gmbh | Drehelastische kupplung |
-
1995
- 1995-01-24 DE DE29501013U patent/DE29501013U1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-12-01 KR KR1019950045975A patent/KR960029653A/ko not_active Application Discontinuation
- 1995-12-12 JP JP7322627A patent/JPH08232970A/ja active Pending
- 1995-12-21 IT IT95MI002709A patent/IT1277714B1/it active IP Right Grant
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IT1277714B1 (it) | 1997-11-12 |
| KR960029653A (ko) | 1996-08-17 |
| ITMI952709A0 (ja) | 1995-12-21 |
| DE29501013U1 (de) | 1995-03-23 |
| ITMI952709A1 (it) | 1997-06-21 |
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