JPH0823230A - 水晶発振回路 - Google Patents

水晶発振回路

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JPH0823230A
JPH0823230A JP15354294A JP15354294A JPH0823230A JP H0823230 A JPH0823230 A JP H0823230A JP 15354294 A JP15354294 A JP 15354294A JP 15354294 A JP15354294 A JP 15354294A JP H0823230 A JPH0823230 A JP H0823230A
Authority
JP
Japan
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inverter
oscillation
input
resistor
cmos inverter
Prior art date
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Pending
Application number
JP15354294A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ito
雅幸 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0823230A publication Critical patent/JPH0823230A/ja
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歪みの少ない正弦波をフィルタを使用するこ
となしに出力する水晶発振回路を提供する。 【構成】 CMOSインバータ1の出力が抵抗2を介し
て当該CMOSインバータの入力に接続され、また、そ
の出力が抵抗3と水晶振動子6を介して入力に接続さ
れ、水晶振動子が抵抗3とコンデンサ4と接続され、コ
ンデンサ4が接地され、水晶振動子とCMOSインバー
タの入力と抵抗2と抵抗7とコンデンサ5が接続され、
コンデンサ5が接地され、CMOSインバータの入力が
抵抗7を介してFET8のゲートに接続され、FETの
ソースが負荷9を介して接地されることから構成され、
CMOSインバータの入力の発振を抵抗7を介してFE
Tでバッファする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線装置等の識別信号
の水晶発振回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の水晶発振回路を示す回路図
である。以下にこの従来例の構成について図4を参照し
て説明する。
【0003】図4において、1はCMOSインバータで
半導体集積回路として形成されている。2は抵抗でCM
OSインバータ1の出力と入力に接続されて3は抵抗で
その一方の端がCMOSインバータ1の出力に接続され
ている。4と5はコンデンサで、6は水晶振動子であ
る。このうちコンデンサ4はその一方の端が抵抗3と水
晶振動子6に接続され、他方の端が接地されている。コ
ンデンサ5はその一方の端が水晶振動子6と抵抗2とC
MOSインバータ1の入力と接続され、他方の端が接地
されている。CMOSインバータ1と抵抗2と抵抗3と
コンデンサ4とコンデンサ5と水晶振動子6は発振回路
を形成している。21はフィルタでその入力側はCMO
Sインバータ1と接続され、出力側はこの回路の出力端
子に接続されている。
【0004】以上のように構成された水晶発振回路につ
いて、以下その動作について説明する。この回路を交流
的にみると、CMOSインバータ1の入力に微少なノイ
ズの振動が発生する。このノイズはCMOSインバータ
1の持つ利得によって増幅され、位相は逆相となってC
MOSインバータ1の出力から送出される。さらにこの
増幅されたノイズは抵抗3を通ってコンデンサ4とコン
デンサ5と水晶振動子6からなる周波数弁別器を通る。
ここでノイズは水晶振動子6によって決まる以下の式に
示される周波数の範囲の信号のみがCMOSインバータ
1の入力に同相で入る。
【0005】fs =1/(2π√(LC)) fp =1/(2π√(LCC0 /(C+C0 ))) 発振周波数fは、fs≦f≦fp L :水晶振動子の等価直列インダクタンス C :水晶振動子の等価直列容量 C0:水晶振動子の等価並列容量 fs:水晶振動子の直列共振周波数 fp:水晶振動子の並列共振周波数 以後、発振は水晶振動子6のQの最大値になったところ
で安定する。抵抗2はCMOSインバータ1の動作点を
スレッシヨルド付近に持たせるための帰還抵抗である。
抵抗3は水晶振動子6にかかるバイアス電圧を決め、ド
ライブレベルを規定する保護抵抗である。フィルタ21
はCMOSインバータ1から出力される信号を正弦波に
波形整形するフィルタである。よって上記構成において
正弦波が出力されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の水
晶発振器で正弦波を得るためにはCMOSインバータ1
の利得が高いため、波形が電源電圧でクリッピングして
歪み、利得を下げるにも半導体集積回路のため利得の調
節ができないものが多く、水晶振動子6に直列にダンプ
抵抗をいれることでQを下げる方法もあるが、この場合
には発振が歪むことよりも、今度は発振余裕度が悪化す
るため発振停止の恐れがあり、波形の歪みをフィルタ2
1で整形するしかなかった。そのためフィルタ21の開
発期間が長くなり、またフィルタ21を追加することに
よる部品点数の増加及びコストアップが問題であった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、このような長い開発期間を要する高価なフィルタ2
1を必要としない水晶発振器を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、CMOSインバータの入力から発振をFE
Tでバッファさせる構成である。
【0009】
【作用】この構成によって、CMOSインバータの出力
を水晶振動子がフィルタの役割を果たして正弦波に整形
し、FETでバッファすることで発振余裕度を悪化させ
ずにフィルタを省略することができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例の構成について図面
とともに説明する。
【0011】図1は本発明の水晶発振回路を示す回路図
である。図1において、1はCMOSインバータで半導
体集積回路として形成されている。2は抵抗でCMOS
インバータ1の出力と入力に接続されて3は抵抗でその
一方の端がCMOSインバータ1の出力に接続されてい
る。4と5はコンデンサで、6は水晶振動子である。こ
のうちコンデンサ4はその一方の端が抵抗3と水晶振動
子6に接続され、他方の端が接地されている。コンデン
サ5はその一方の端が水晶振動子6と抵抗2とCMOS
インバータ1の入力と接続され、他方の端が接地されて
いる。CMOSインバータ1と抵抗2と抵抗3とコンデ
ンサ4とコンデンサ5と水晶振動子6は発振回路を形成
している。8はFETで、7は抵抗であり、CMOSイ
ンバータ1の入力は抵抗7を介してFET8のゲートと
接続されている。9は負荷でFET8のソースと接続さ
れている。
【0012】以上のように構成された水晶発振回路につ
いてその動作を説明する。まずインバータ1の出力には
水晶振動子6とコンデンサ5とコンデンサ4によって選
択された周波数の発振が起きる。その発振はCMOSイ
ンバータ1の電源電圧と水晶振動子6のQの影響によっ
て歪みを起こす。その歪みは水晶振動子6とコンデンサ
5とコンデンサ4の周波数弁別器を通ることで改善され
てCMOSインバータ1の入力にはいる。CMOSイン
バータ1の入力に入る歪みの少ない発振を取り出すため
には発振余裕度を下げないよう高入力インピーダンスの
増幅回路が必要となる。そのため抵抗7を介してFET
8のゲートに発振を入力しソースフオロアとして高入力
インピーダンスのバッファ回路としている。よってCM
OSインバータ1の入力から歪みの少ない正弦波をバッ
ファを介して出力できる。
【0013】図2にFET8からの出力電圧、図3にC
MOSインバータ1からの出力電圧波形を示す。この図
2と図3から歪みが改善されていることがわかる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であり、CM
OSインバータの入力からFETで形成されたバッファ
回路を介することで、フィルタを形成することなく歪み
の少ない正弦波を発生でき、フィルタを構成しないので
開発期間の短縮化と部品点数の削減ができる水晶発振回
路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水晶発振回路の一実施例における動作
説明のための回路図
【図2】本発明の水晶発振回路の一実施例におけるFE
T8からの出力波形図
【図3】本発明の水晶発振回路の一実施例におけるCM
OSインバータ1の出力からの出力波形図
【図4】従来の水晶発振回路の動作説明のための回路図
【符号の説明】
1 CMOSインバータ 2、3、7 抵抗 4、5 コンデンサ 6 水晶振動子 8 FET 9 負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CMOSインバータの出力が、第1の抵
    抗を介して当該CMOSインバータの入力に接続され、
    当該CMOSインバータの出力が第2の抵抗と水晶振動
    子を介してCMOSインバータの入力に接続され、前記
    水晶振動子が前記第2の抵抗と第1のコンデンサと接続
    され、前記第1のコンデンサが接地され、前記水晶振動
    子と前記CMOSインバータの入力と前記第1の抵抗と
    第3の抵抗と第2のコンデンサが接続され、前記第2の
    コンデンサが接地され、前記CMOSインバータの入力
    が前記第3の抵抗を介してFETのゲートに接続され、
    前記FETのソースが負荷を介して接地されることから
    構成され、前記CMOSインバータの入力の発振を前記
    第3の抵抗を介して前記FETでバッファすることを特
    徴とする水晶発振回路。
JP15354294A 1994-07-05 1994-07-05 水晶発振回路 Pending JPH0823230A (ja)

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ID=15564799

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002368540A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Takehiko Adachi 圧電発振器
JP2006108928A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Fujitsu Ltd 発振器及び半導体装置
JP2008160510A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Epson Toyocom Corp 2出力型水晶発振器
US7560999B2 (en) 2006-03-28 2009-07-14 Epson Toyocom Corporation Oscillation circuit

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