JPH08230959A - 過酸化水素含有組成物用ウォールバッグ式エアゾール製品 - Google Patents

過酸化水素含有組成物用ウォールバッグ式エアゾール製品

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JPH08230959A
JPH08230959A JP7064983A JP6498395A JPH08230959A JP H08230959 A JPH08230959 A JP H08230959A JP 7064983 A JP7064983 A JP 7064983A JP 6498395 A JP6498395 A JP 6498395A JP H08230959 A JPH08230959 A JP H08230959A
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hydrogen peroxide
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bag
wall
mountain
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JP7064983A
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Jiro Kawase
次朗 川瀬
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Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重構造のウォールバッグ式エアゾール容器
に、過酸化水素含有組成物を長期にわたり安定的に保存
できるようにする。 【構成】 外筒缶1と、その中に収納されウォールバッ
グとして使用されるインナーバッグ6と、エアゾール吐
出用バルブ3Aとを備えた二重構造エアゾール容器の当
該インナーバッグ6に、pH1.0〜4.0の過酸化水
素含有組成物と噴射剤とが充填された過酸化水素含有組
成物用ウォールバッグ式エアゾール製品において、イン
ナーバッグ6としてブロー成形法により形成された樹脂
製バッグを使用し、バルブ3Aのマウンテンカップ4が
過酸化水素含有組成物に直接接触しないようにするため
に、バルブ3Aのマウンテンカップ4にマウンテンカッ
プ樹脂カバー7を設けるか、もしくはインナーバッグ6
にバルブのハウジングを挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過酸化水素含有組成
物、例えば、ヘアブリーチ剤、ヘアカラー剤、パーマ剤
等の香粧品、家庭用あるいは工業用シミ抜き剤、漂白剤
又は洗浄剤等を泡状のエアゾールとして吐出するウォー
ルバッグ式エアゾール製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、過酸化水素の酸化力を利用し
た香粧品の例として、ヘアカラー剤やヘアブリーチ剤が
広く知られている。一般的なヘアカラー剤は、酸化染料
を含有する第1剤と、酸化染料を酸化して毛髪に定着さ
せるための過酸化水素水を含有する第2剤とから構成さ
れる液状もしくはクリームタイプの二剤式のものであ
る。また、一般的なヘアブリーチ剤は、アルカリ剤を含
有する液状の第1剤と過酸化水素水を含有する第2剤と
から構成される液状の二剤式のものである。また、使用
回数を重ねて徐々に脱色するためのものとして、過酸化
水素を含有する製剤を容器に収容したクリームタイプあ
るいはミスト噴霧タイプの一剤式のヘアブリーチ剤も用
いられている。この場合、過酸化水素の安定性を確保す
るために製剤の液性は酸性に調整されている。
【0003】ところで、液状の二剤式のヘアーカラー剤
やヘアブリーチ剤を毛髪に適用する場合、特製のアプリ
ケーター内で使用直前に液状の第1剤と第2剤とを混合
し振盪して均一化しなければならず、また、クリームタ
イプの二剤式のヘアカラー剤の場合には、使用直前にク
リーム状の第1剤と第2剤とを一つの容器に取り出し均
一に混合しなければならず、使用操作が繁雑となる欠点
がある。
【0004】使用する容器に関しても、ヘアカラー剤の
第1剤に含まれる酸化染料は非常に酸化されやすいもの
であり、従って、第1剤用の容器としてはエアーバック
が生じないような容器を使用する必要がある。また、ヘ
アカラー剤及びヘアブリーチ剤の第2剤に含まれる過酸
化水素水は非常に分解しやすいものであり、従って、第
2剤用の容器としては、分解によって生じたガスによっ
てその内圧が過度に高まらないようにガスが外部へ逃げ
られる構造のものを使用する必要がある。
【0005】また、一剤式のヘアブリーチ剤の場合に
は、使用直前に第1剤と第2剤とを混合する手間はない
が、過酸化水素が徐々に分解するという欠点がある。従
って、過酸化水素の分解により生じるガスが外部に逃げ
られる構造のものを使用する必要がある。例えば、クリ
ームタイプの場合には、ボトムレスのチューブの開放端
部を単に複数回巻き締めたチューブ容器などを使用する
必要があり、ミスト噴霧タイプの場合にはポンプスプレ
ー式の容器などを使用する必要がある。この場合、製剤
の液性も酸性なので容器が耐酸性であることも要求され
る。
【0006】なお、これらのヘアカラー剤やヘアブリー
チ剤において使用されている容器は一回の使用で使い捨
てるタイプのものが多く、資源的にもコスト的にも問題
となる。
【0007】他方、過酸化水素の酸化力を利用した漂白
剤も知られているが、過酸化水素自体の安定性に問題が
あるために、家庭用漂白剤に利用する場合には、過炭酸
ナトリウムや過ホウ素酸ナトリウムなどの固体化合物の
形態で漂白剤に配合している。このような漂白剤を使用
する場合、漂白剤を水に溶解し、その溶液に漂白すべき
衣類などを浸漬するという繁雑な操作が必要となり、従
って、微小範囲を手軽に漂白できない等の欠点がある。
【0008】上述したようなヘアカラー剤やヘアブリー
チ剤あるいは漂白剤などの有する欠点を解決するため
に、過酸化水素含有組成物をエアゾール容器から泡状に
噴射できるようにして使用の便宜を計り、しかも、一つ
の容器で複数回の使用が可能となるような量の過酸化水
素含有組成物を安定的にエアゾール容器に充填し、一回
の使用単価を低減させることが考えられる。
【0009】このような場合には、過酸化水素含有組成
物(原液)に発泡剤を配合するとともに、液化石油ガス
(LPG)などの噴射剤とを一つの容器の中で共存もし
くは混合させて使用することとなる。このような配合の
組成物を泡状に吐出するエアゾール容器としては、過酸
化水素含有組成物の特性(強い酸化力など)を考慮する
と、過酸化水素含有組成物に耐性を有する容器、例えば
樹脂製のインナーバッグが、それを保護するための外筒
缶に収容されている二重構造エアゾール容器を使用する
ことが好ましいと考られる。例えば、図11又は図12
に示すような公知の二重構造エアゾール容器の使用が考
えられる。
【0010】図11の二重構造エアゾール容器は、アル
ミニウム製の外筒缶1にアルミニウム製の内筒容器2が
収納され、それらがバルブ3のアルミニウム製のマウン
テンカップ4の周縁部4aとガスケット5を介してかし
められることにより接合された構造を有している。ここ
で、内筒容器2としては、内面が樹脂でスプレーコート
されたものが使用されている。
【0011】一方、図12の二重構造エアゾール容器
は、図11のアルミニウム製の内筒容器2に代えて、吐
出用原液と噴射剤とを同時に収容するためのウォールバ
ッグとして、ブロー成形された樹脂製のインナーバッグ
6を使用した構造となっている。このような図12の構
造のエアゾール容器は、ウォールバッグ式エアゾール容
器として知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような図11又は図12の二重構造エアゾール容器の
内側の容器に過酸化水素含有組成物を収容した場合には
次のような問題がある。
【0013】即ち、内面が樹脂でスプレーコートされた
アルミニウム缶を使用した場合(図11)、本来的にス
プレー法ではピンホールフリーのコート層を形成するこ
とが困難であり、また、通常の内面コート用樹脂(ポリ
アミドイミド系樹脂、エポキシポリイミド系樹脂、エポ
キシフェノール系樹脂、オルガノゾル(ミコフレック
ス)系樹脂等)は、長期間保存時に過酸化水素の作用に
より変質し、内面コート層にブリスターが発生したりコ
ート層の剥離が発生したり、更には、内筒容器2に腐食
が発生したりするという問題がある。それにともない、
過酸化水素含有組成物がアルミニウム缶に直接接触する
ようになり、そのためアルミニウム缶に含有される微量
の鉄と過酸化水素とが反応して酸素を放出し、缶の内圧
が異常に高まる場合がある。また、缶の素材によっては
腐食により穴があいてしまう場合も懸念される。
【0014】また、図12の場合には、インナーバッグ
自体の腐食の問題は基本的には発生しないが、バルブ3
のマウンテンカップ4の内面4bに過酸化水素含有組成
物が直接接触するために、マウンテンカップ4の内面4
bもアルミ製の内筒容器と同様の樹脂コート層を設けた
としても、長期的に見てその腐食は避けれないという問
題がある。更に、過酸化水素の分解に伴って、インナー
バッグの内圧が異常に高まり容器が破損することも懸念
される。
【0015】このようなアルミニウム製の内筒容器2及
びマウンテンカップ4の腐食を防止し、且つ過酸化水素
の分解を防止するために、アルミニウム薄板に樹脂(ポ
リエチレンテレフタレート、ナイロン等)を押し出しラ
ミネートした材料もしくはそのような樹脂フィルム20
をドライラミネートした材料から内筒容器及びマウンテ
ンカップを作製することが考えられる。この場合、樹脂
フィルム20の厚みは、ピンホールフリーとするために
は0.3〜0.5mm程度の厚みとすることが望まれる
が、深絞り加工によりマウンテンカップを作製する際に
樹脂フィルムにクラックが生じない厚みとする必要があ
り、現状では80μm程度、最大でも0.1mm程度に
制限される。このため、マウンテンカップ作製の際の絞
り加工により、大きなストレスを受けた部分、則ち、大
きく湾曲した部分(図13中で矢印で指し示した部分)
の樹脂フィルム厚が薄くなり、その部分でピンホールが
生じたり、ブリスターが発生したり、更には樹脂フィル
ムの剥離が起こるという問題がある。従って、二重構造
エアゾール容器を使用し、過酸化水素含有組成物を泡状
に吐出でき、しかも長期にわたり安定的に保存できるエ
アゾール製品は存在していないというのが現状である。
【0016】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決しようとするものであり、基本的にインナーバッグ
の腐食の問題を考慮する必要のない二重構造のウォール
バッグ式エアゾール容器を使用し、過酸化水素含有組成
物を泡状に吐出でき、しかも長期にわたり安定的に保存
できるエアゾール製品を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者は、バルブのマ
ウンテンカップが過酸化水素含有組成物に直接接触しな
いように、バルブをエアゾール容器に設けること等によ
り上述の目的を達成できることを見出し、本発明を完成
させるに至った。
【0018】即ち、本発明は、外筒缶と、その中に収納
されウォールバッグとして使用されるインナーバッグ
と、エアゾール吐出用バルブとを備えた二重構造エアゾ
ール容器の当該インナーバッグに、pH1.0〜4.0
の過酸化水素含有組成物と噴射剤とが充填された過酸化
水素含有組成物用ウォールバッグ式エアゾール製品であ
って、インナーバッグがブロー成形法により形成された
樹脂製バッグであり、バルブが過酸化水素含有組成物に
マウンテンカップが直接接触しないように設けられてい
ることを特徴とする過酸化水素含有組成物用ウォールバ
ッグ式エアゾール製品を提供する。
【0019】以下、本発明を詳細に説明する。まず、本
発明で使用する基本的態様の二重構造エアゾール容器に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、各図中、同
一符号は同一又は同等の構成要素を示している。
【0020】図1に示す二重構造エアゾール容器は、ア
ルミニウムなどからなる保護用の外筒缶1と、その中に
収容されウォールバッグとして使用されるインナーバッ
グ6と、マウンテンカップ樹脂カバー7を有するバルブ
3Aとから構成されている。
【0021】図2は図1のバルブ3A近辺の部分拡大図
である。このバルブ3Aの場合、バルブ3Aのマウンテ
ンカップ4に過酸化水素含有組成物が直接接触しないよ
うにするために、過酸化水素含有組成物に耐性を有する
マウンテンカップ樹脂カバー7が、マウンテンカップ4
にそのインナーバッグ6側から嵌合保持されるようにし
ている。このように、マウンテンカップ4とマウンテン
カップ樹脂カバー7とを別部材として用いると、マウン
テンカップ樹脂カバー7としてモールド成形などにより
作製されたものを使用することができるので、その厚み
を0.5mm程度まで厚くすることができる。したがっ
て、マウンテンカップ樹脂カバー7をピンホールフリー
とする等に必要な樹脂厚を確保することができる。
【0022】なお、マウンテンカップ4にマウンテンカ
ップ樹脂カバー7を確実に保持させるために、嵌合の際
に接着剤を使用してもよい。
【0023】マウンテンカップ樹脂カバー7の形状は、
マウンテンカップ4に良好に嵌合接合できるようにする
ために、略相似形とすることが好ましい。また、その樹
脂材料としては、過酸化水素含有組成物に耐性を有する
樹脂、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン
(PE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低
密度ポリエチレン(LLDPE)、高密度ポリエチレン
(HDPE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビ
ニリデン(PVDC)、ポリアクリロニトリル(PA
N)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタ
レート(PEN)、ナイロン(Ny)、バレックス、こ
れらのコポリマーやブレンドポリマーなどを使用するこ
とが好ましい。
【0024】このようなエアゾール容器は、バルブ3A
にマウンテンカップ樹脂カバー7を使用する以外は従来
と同様の構成とすることができる。例えば、図2に示す
ように、マウンテンカップ4にマウンテンカップ樹脂カ
バー7を嵌合させ、一方、ステムガスケット8、ステム
9及びスプリング10をハウジング11内に配設し、そ
れらをマウンテンカップ4とマウンテンカップ樹脂カバ
ー7とに嵌入させた構造とすることができる。
【0025】ハウジング11やステム9は、過酸化水素
含有組成物に耐性を有する樹脂、例えば、PP、PE、
LDPE、LLDPE、HDPE、PVC、PAN、P
ET、PEN、PBT、Ny、これらのコポリマーやブ
レンドポリマーなどから形成することができる。また、
スプリング10は、過酸化水素含有組成物に耐性を有す
る金属や合金材料、あるいは樹脂材料から形成すること
ができる。例えば、SUS304、SUS316などの
耐蝕性の高い合金材料から形成することができる。
【0026】ガスケット8としては、過酸化水素含有組
成物に耐性を有する熱可塑性エラストマー材料などを使
用することができる。例えば、ニトリルブタジエンラバ
ー、ネオプレンラバー、天然ラバーなどを使用すること
ができる。
【0027】なお、図2の態様においては、スプリング
10をインナースプリング方式で設けた例を示したが、
スプリングが内容物と接触しないアウトスプリング方式
や樹脂スプリング方式で設けることもできる。
【0028】図3に示す二重構造エアゾール容器は、ア
ルミニウムなどからなる保護用の外筒缶1と、その中に
収容されウォールバッグとして使用されるインナーバッ
グ6と、シーリング材としてのOリング12を有するバ
ルブ3Bとから構成されている。
【0029】図4は図3のバルブ3B付近の部分拡大図
である。このバルブ3Bの場合、バルブ3Bのマウンテ
ンカップ4に過酸化水素含有組成物が直接接触しないよ
うにするために、バルブ3Bのハウジング11をインナ
ーバッグ6の開口部6aに挿入し、そのハウジング11
とインナーバッグ6の端部がマウンテンカップ4にOリ
ング12を介して嵌合保持されるようにしている。ここ
で、ハウジング11は、バルブ3Aにおいて既に説明し
たように、過酸化水素含有組成物に耐性を有する材料か
ら作製されたものを使用する。このようなバルブ構成に
より、ハウジング11とインナーバッグ6との間から過
酸化水素含有組成物がしみださないようにでき、マウン
テンカップ4に過酸化水素含有組成物が直接接触しない
ようできる。
【0030】バルブ3Bの他の構成要素は、従来と同様
とすることができる。例えば、図4に示すように、マウ
ンテンカップ4にガスケット5とステムガスケット8と
を挿入し、そこへステム9とスプリング10とを配し、
その後、ハウジング11をマウンテンカップ4に嵌入さ
せ、ついでハウジング11とマウンテンカップ4との間
に、Oリング12を介してインナーバッグ6を挿入し、
更に、インナーバッグ6とマウンテンカップ4との間に
外筒缶1の口部1aを挿入し、その後、マウンテンカッ
プの周縁部4cをかしめることにより固定された構造と
することができる。
【0031】図4の態様においてはマウンテンカップ4
を外筒缶1に被せるように固定しているが、図5に示す
ように、マウンテンカップ4をハウジング11の上部に
被せ、それを外筒缶1内に挿入し、そして外筒缶の端部
1bをステム9側にクリンチして固定した構造とするこ
ともできる。
【0032】また、図4及び図5においては、シーリン
グ材としてOリング12を使用しているが、シーリング
できる限り任意の形状のシーリング材を本発明では使用
することができる。例えば、実公平6−32868号公
報の図1に示されるように、外筒缶にシーリング材とな
るライニング層を設けてもよい。
【0033】また、図4及び図5の態様の場合、ハウジ
ング11がインナーバッグ6の開口部6aに挿入され、
そのハウジング11とインナーバッグ6とがマウンテン
カップ4に嵌合保持されているが、図6に示すように、
ハウジング11をインナーバッグ6の開口部6aに挿入
し、その位置で溶着もしくは接着剤により固定し、ハウ
ジング11がマウンテンカップ4に嵌合保持されている
構造としてもよい。
【0034】なお、ハウジング11の他に、スプリング
10、ステム9及びステムガスケット8も、バルブ3A
において既に説明したように、過酸化水素含有組成物に
耐性を有する前述したような材料からなるものを使用す
ることが好ましい。
【0035】上述したように、本発明の過酸化水素含有
組成物用ウォールバッグ式エアゾール製品においては、
過酸化水素含有組成物を収容するためのウォールバッグ
としてインナーバッグ6を使用する。このインナーバッ
グ6としては、過酸化水素含有組成物に耐性を有する材
料を使用することが好ましく、例えば、エチレンビニル
アルコール(EVOH)、PP、バレックス、PAN、
PET、LDE、LLDPE、HDPE、PVC、ポリ
塩化ビニリデン(PVDC)、Ny及びこれらのコポリ
マーから選ばれる1種又は2種以上の積層体から形成す
ることが好ましい。特に、ガス遮蔽性に優れたEVOH
層もしくはPVDC層を中間層として有する少なくとも
3層の積層体備から形成することが好ましい。
【0036】このようなインナーバッグ6は、均一な厚
みや機械的強度を実現しやすいブロー成形法より作製さ
れたものを使用する。インナーバッグ6の形状としては
特に制限はなく、例えば、断面が円形形状となるもの、
ひだおりのプリーツ形状(図7(同図(a)側面図、同
図(b)x−x断面図))となるもの、断面が一部にへ
こみを有する円形形状(図8(同図(a)側面図、同図
(b)x−x断面図)となるもの、蛇腹形状(図9)と
なるもの、断面が一部に突起を有する円形形状(図10
(同図(a)側面図、同図(b)x−x断面図)となる
もの等を使用することができる。
【0037】インナーバッグ6に収容する過酸化水素含
有組成物としては、活性の高い過酸化水素水(有効分含
量1.0〜6%)を含有するものを使用することが好ま
しい。この場合、過酸化水素の安定性が酸性水溶液中で
比較的安定である点に考慮して、その組成物のpHを
4.0以下に調整する。しかし、pHを1.0未満とす
るには多量の酸が必要となりコストの点で好ましくない
ので、1.0以上のpHに調整する。この結果、本発明
において使用する過酸化水素含有組成物としては、その
pHが1.0〜4.0に調整されたものを使用する。
【0038】過酸化水素含有組成物には、使用目的に応
じて界面活性剤や顔料などの種々の成分を含有させるこ
とができる。また、泡状に過酸化水素含有組成物を吐出
するために公知の発泡剤を配合することが好ましい。更
に、過酸化水素含有組成物をより安定化するために、過
酸化水素安定化剤としてリン酸もしくは硫酸オキシキノ
リン又はそれらの双方を含有させることが好ましい。
【0039】なお、本発明においては、過酸化水素含有
組成物を液状、クリーム状あるいはジェル状の状態でイ
ンナーバッグ6に充填することができる。また、過酸化
水素含有組成物の充填時期方法は、公知の方法に従って
行うことができる。
【0040】本発明の過酸化水素含有組成物用ウォール
バッグ式エアゾール製品においては、過酸化水素含有組
成物を泡状に吐出させるために、インナーバッグ6の中
に、過酸化水素含有組成物とともに噴射剤を封入する。
この場合、噴射剤としては、液化石油ガス(LPG)や
ジメチルエーテル(DME)などの液化ガスを使用する
ことが好ましい。
【0041】本発明において使用する外筒缶1として
は、従来よりエアゾール容器の耐圧外筒缶と同様のもの
を使用することができるが、特に、少なくともその内面
が過酸化水素に耐性を有する材料から構成されているも
のが好ましい。これは、過酸化水素分子が僅かながらも
インナーバッグ6を透過して外筒缶1とインナーバッグ
6との間の空間に存在するようになった場合、外筒缶1
の内面を過酸化水素から保護するためである。このよう
な外筒缶1としては、純アルミニウム缶、ポリエチレン
テレフタレート缶、ポリエチレンナフタレート缶、ポリ
ブチレンテレフタレート缶又は内面に樹脂コート層を有
するアルミニウム缶を好ましく使用することができる。
【0042】
【作用】本発明の過酸化水素含有組成物用ウォールバッ
グ式エアゾール製品には、バルブのマウンテンカップが
過酸化水素含有組成物に直接接触しないように、バルブ
が設けられている。従って、この二重構造エアゾール容
器に過酸化水素含有組成物を長期にわたり保存した場合
でも、バルブのマウンテンカップが侵されることを防止
することが可能となる。また、外筒缶の少なくとも内面
を過酸化水素に耐性を有する材料から構成すれば、長期
保存時に仮に微量の過酸化水素がインナーバッグを透過
した場合でも外筒缶の内面の腐食を防止することが可能
となる。よって、過酸化水素含有組成物用ウォールバッ
グ式エアゾール製品の保存安定性を更に向上させること
が可能となる。
【0043】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により具体
的に説明する。
【0044】実施例及び比較例において使用した二重構
造エアゾール容器(図1、図3、図6又は図7に相当)
については、表注に記載した。ブロー成形のウォールバ
ッグ(0.5mm厚)又は樹脂コートアルミ内筒缶、外
筒缶の内面コート、マウンテンカップ内面コート(30
μm厚)並びにマウンテンカップ樹脂カバー(0.5m
m厚)のそれぞれの材質については、表2〜18に示す
ものを使用した。
【0045】なお、外筒缶の材質としては汎用アルミニ
ウム、ハウジングの材質としてはポリブチレンテレフタ
レート、スプリングの材質としてはSUS316、バル
ブのマウンテンカップの材質としてはアルミニウムをそ
れぞれ使用した。
【0046】また、実施例及び比較例においては、以下
の表1に示した2種類の過酸化水素含有組成物A及びB
(いずれもpH3.0)を使用した。
【0047】
【表1】 過酸化水素含有組成物 成分 A B (原液) (wt%) (wt%) 過酸化水素(35%) 8.6 ← 8-オキシキノリン 硫酸塩 0.05 0.00 エチルカルビトール 5.0 ← ポリエーテル変性シリコーン 0.6 ← (KF353A、信越化学工業社製) アミノ変性シリコーン 1.0 ← (アモシ゛メチコーンSM8702C、東レ社製) 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(28%) 0.3 ← リン酸(75%) 0.028 ←ホ゜リオキシエチレン 系非イオン 界面活性剤 1.0 ← (ソフタール90、日本触媒化学工業社製) 8-アセチル化ショ糖変性95%アルコール 4.0 ← 香料 0.4 ← 精製水 バランス ← (噴射剤) LPG 3.75kg/cm2 原液/噴射剤(重量比) 90/10 ← 実施例1〜36、比較例1〜10 表2〜18に示すように、過酸化水素含有組成物A又は
Bの原液と噴射剤(LPG)とを90:10(重量比)
の割合で配合し、これを耐圧外筒缶に収容されているブ
ロー成形ウォールバッグの中に常法により充填した。そ
して、ウォールバッグと外筒缶とを、マウンテン樹脂カ
バーを備えたバルブのマウンテンカップに接合すること
により図1に示すような構造のエアゾール製品を得た。
あるいは、ウォールバッグをバルブの樹脂ハウジングと
接合することにより図3に示す構造のエアゾール製品を
得た。
【0048】得られたエアゾール製品からは、過酸化水
素含有組成物を泡状に吐出することができた。
【0049】比較例11〜15 ウォールバッグに代えてアルミ内筒缶を使用し、しかも
噴射剤を使用せずに過酸化水素含有組成物原液をアルミ
内筒缶に充填する以外は実施例1と同様にして、図11
に示すような比較例を得た。これらの比較例は、アルミ
内筒缶を使用した場合に、特に内筒缶の腐食と原液の変
質に関する知見を得るためのものである。
【0050】(評価)得られたエアゾール製品(正立サ
ンプル2本と倒立サンプル2本)を、45℃で保存し、
3か月後及び6か月後の耐圧外筒缶内面、ウォールバッ
グ内面(又はアルミ内筒缶内面)及びマウンテンカップ
内面の状態を目視にて評価し、更に保存6ケ月後のウォ
ールバッグ(又はアルミ内筒缶)の内圧上昇の状態を調
べた。その結果を表2〜表18に示す。
【0051】なお、表中、符号は以下の意味を有する。
【0052】○: 異常がない場合 △: 実用上支障がない場合 ×: 実用に供することができない場合 H: コート剥離が生じた場合 I: コートブリスターが生じた場合 F: 表面に腐食が生じた場合 K: 孔蝕が生じた場合 L: 白化した場合 M: コートが変色した場合 P: 過酸化水素含有組成物が変色した場合
【0053】
【表2】 実施例 [エアゾール容器] 1 2 3 Al外筒缶内面コート材質 EP*1 ← ← ウォールハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE単層 PE+PP/EVOH/PE+PP マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 PP ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← 総合評価 ○ ○ ○ (表中、*1のEPはエポキシポリイミドを示す。「PE+PP」は直鎖状低密 度ポリエチレンとポリプロピレンとの共重合体を示す。また、表2に示した実施 例においては、図1に示す二重構造エアゾール容器を使用した。)
【0054】
【表3】 実施例 [エアゾール容器] 4 5 6 Al外筒缶内面コート材質 無地 マイコフレックス エホ゜キシフェノール ウォールハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 PP ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○L(一部) ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← 総合評価 ○ ○ ○ (表3に示した実施例においては、図1に示す二重構造エアゾール容器を使用し た。)
【0055】
【表4】 実施例 [エアゾール容器] 7 8 9 Al外筒缶内面コート材質 エホ゜キシホ゜リアミト゛ ホ゜リアミト゛イミト゛ エホ゜キシホ゜リイミト゛ ウォールハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 PP ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← 総合評価 ○ ○ ○ (表4に示した実施例においては、図1に示す二重構造エアゾール容器を使用し た。)
【0056】
【表5】 実施例 [エアゾール容器] 10 11 12 13 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← ← ウォールハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE ← ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 EP マイコフレックス エホ゜キシフェノール エホ゜キシホ゜リアミト゛ マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 PP ← ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← ← 総合評価 ○ ○ ○ ○ (表5に示した実施例においては、図1に示す二重構造エアゾール容器を使用し た。)
【0057】
【表6】 (表6に示した実施例においては、図1に示す二重構造
エアゾール容器を使用した。)
【0058】
【表7】 実施例 [エアゾール容器] 15 16 17 18 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← 無地 ウォールハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE単層 PE+PP/EVOH/PE+PP LDPE単層 マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 PP ← ← ← [過酸化水素含有組成物] B ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○L(一部) ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5 〜1.0 ← ← ← 総合評価 △ △ △ △ (表7に示した実施例においては、図1に示す二重構造エアゾール容器を使用し た。)
【0059】
【表8】 比較例 [エアゾール容器] 1 2 3 Al外筒缶内面コート材質 無地 ← ← ウォールハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE単層 PE+PP/EVOH/PE+PP マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー なし ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○(1ケ月) ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○(1ケ月) ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ×FK(1ケ月) ← ← (危険のため試験中止) 6か月 外筒缶内面 − − − ウォールハ゛ック゛内面 − − − マウンテンカッフ゜内面 − − − 内圧増加(Kg/cm2) − − − 総合評価 × × × (表8に示した比較例においては、図12に示す二重構造エアゾール容器を使用 した。)
【0060】
【表9】 比較例 [エアゾール容器] 4 5 6 Al外筒缶内面コート材質 無地 エホ゜キシホ゜リイミト゛ ← ウォールハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 マイコフレックス エホ゜キシフェノール マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー材質 なし ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○(1ケ月) ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○(1ケ月) ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ×FK(1ケ月) ×HF ×HF 6か月 外筒缶内面 試験中止 ○(4ケ月) ○(4ケ月) ウォールハ゛ック゛内面 − ○(4ケ月) ○(4ケ月) マウンテンカッフ゜内面 − ×FK(4ケ月) ×FK(4ケ月) 内圧増加(Kg/cm2) − 1.0以上(4ケ月) ← 総合評価 × × × (表9に示した比較例においては、図12に示す二重構造エアゾール容器を使用 した。)
【0061】
【表10】 比較例 [エアゾール容器] 7 8 9 10 Al外筒缶内面コート材質 エホ゜キシホ゜リイミト゛ ← ← ← ウォールハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 エホ゜キシホ゜リアミト゛ ホ゜リアミト゛イミト゛ エホ゜キシホ゜リイミト゛ ナイロンラミネート マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー なし ← ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ×HF ×HF ×HF ×HF 6か月 外筒缶内面 ○(4ケ月) ← ← ← ウォールハ゛ック゛内面 ○(4ケ月) ← ← ← マウンテンカッフ゜内面 ×HF(4ケ月) ← ← ← 内圧増加(Kg/cm2) 1.0以上(4ケ月) ← ← ← 総合評価 × × × × (表10に示した比較例においては、図12に示す二重構造エアゾール容器を使 用した。なお、比較例10においては図13に示すバルブを使用した。ここで、 ナイロンラミネートは、ドライラミネーション法により形成された80μm厚の ナイロンフィルムである。)
【0062】
【表11】 比較例 [エアゾール容器] 11 12 13 14 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← ← Al内筒缶内面コート材質 EP マイコフレックス エホ゜キシフェノール エホ゜キシホ゜リアミト゛ マウンテンカッフ゜内面コート材質 ホ゜リアミト゛イミト゛ ← ← ← マウンテンカッフ゜樹脂カハ゛ー なし ← ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ Al内筒缶内面 ×HF ×HF ×HF ×HF マウンテンカッフ゜内面 ×FK ×FK ×FK ×FK (危険のため試験中止) 6か月 外筒缶内面 − − − − Al内筒缶内面 − − − − マウンテンカッフ゜内面 − − − − 内圧増加(Kg/cm2) − − − − 総合評価 × × × × (表11に示した実施例においては、図11に示す二重構造エアゾール容器を使 用した。)
【0063】
【表12】 (表12に示した比較例においては、図11に示す二重
構造エアゾール容器を使用した。)
【0064】
【表13】 実施例 [エアゾール容器] 19 20 21 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← フ゜リーツ型ウォールハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE PE+PP/EVOH/PE+PP マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← ハウジング材質 PBT ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← 総合評価 ○ ○ ○ (表13に示した実施例においては、図3に示す二重構造エアゾール容器を使用 し、ウォールバッグとして図7のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0065】
【表14】 実施例 [エアゾール容器] 22 23 24 Al外筒缶内面コート材質 無地 マイコフレックス エホ゜キシフェノール フ゜リーツ型ウォールハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← ハウジング材質 PBT ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○L(一部) ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← 総合評価 ○ ○ ○ (表14に示した実施例においては、図3に示す二重構造エアゾール容器を使用 し、ウォールバッグとして図7のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0066】
【表15】 実施例 [エアゾール容器] 25 26 27 Al外筒缶内面コート材質 エホ゜キシホ゜リアミト゛ ホ゜リアミト゛イミト゛ エホ゜キシホ゜リイミト゛ フ゜リーツ型ウォールハ゛ック゛材質 LDPE単層 ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← ハウジング材質 PBT ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← 総合評価 ○ ○ ○ (表15に示した実施例においては、図3に示す二重構造エアゾール容器を使用 し、ウォールバッグとして図7のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0067】
【表16】 実施例 [エアゾール容器] 28 29 30 31 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← ← フ゜リーツ型ウォールハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE ← ← ← マウンテンカッフ゜内面コート材質 EP マイコフレックス エホ゜キシフェノール エホ゜キシホ゜リアミト゛ ハウジング材質 PBT ← ← ← [過酸化水素含有組成物] A ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5以下 ← ← ← 総合評価 ○ ○ ○ ○ (表16に示した実施例においては、図3に示す二重構造エアゾール容器を使用 し、ウォールバッグとして図7のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0068】
【表17】 (表17に示した実施例においては、図3に示す二重構
造エアゾール容器を使用し、ウォールバッグとして図7
のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0069】
【表18】 実施例 [エアゾール容器] 33 34 35 36 Al外筒缶内面コート材質 EP ← ← 無地 フ゜リーツ型ウォールハ゛ック゛材質 LDPE/EVOH/LDPE LDPE PE+PP/EVOH/PE+PP LDPE マウンテンカッフ゜内面コート材質 無地 ← ← ← ハウジング材質 PBT ← ← ← [過酸化水素含有組成物] B ← ← ← [評価:保存試験] 3か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○ ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 6か月 外筒缶内面 ○ ○ ○ ○L(一部) ウォールハ゛ック゛内面 ○ ○ ○ ○ マウンテンカッフ゜内面 ○ ○ ○ ○ 内圧増加(Kg/cm2) 0.5 〜1.0 ← ← ← 総合評価 △ △ △ △ (表18に示した実施例においては、図3に示す二重構造エアゾール容器を使用 し、ウォールバッグとして図7のプリーツ型のインナーバッグを使用した。)
【0070】以上の表2〜表18に示されているよう
に、実施例1〜36の過酸化水素含有組成物用ウォール
バッグ式エアゾール製品は、マウンテンカップがマウン
テンカップ樹脂カバー又はバルブのハウジングにより過
酸化水素含有組成物から完全に隔離されているので、以
下に詳述するように優れた保存安定性を示した。
【0071】即ち、表2〜12の結果からは、実施例1
〜18のエアゾール製品は優れた保存安定性を示した
が、一方、マウンテンカップ樹脂カバーを用いない比較
例1〜15の場合には、内面コートしたとしてもマウン
テンカップの内面が侵され、危険な状態となってしまっ
たことがわかる。特に、アルミ内筒缶を使用した比較例
11〜15の場合には、内筒缶の内面が大きく侵され、
使用上極めて危険であることがわかる。
【0072】また、ウォールバッグの材質をLDPE/
EVOH/LDPEの3層積層体から、それぞれLDP
Eの単層及び(PE+PP)/EVOH/(PE+P
P)の3層積層体に代えても優れた保存安定性を示して
いることがわかる(例えば実施例1〜3)。
【0073】また、アルミニウムのマンテンカップの内
面が樹脂コートされていない場合も、その内面が侵され
ていないことがわかる(例えば実施例1等)。アルミニ
ウムの外筒容器の内面が樹脂コートされていない場合
も、その内面の変化は実用上問題がないことがわかる
(例えば実施例4等)。この結果から、マウンテンカッ
プや外筒容器の内面の樹脂コートを省略できることがわ
かる。
【0074】表7の結果からは、過酸化水素安定剤(硫
酸オキシキノリン)を含有しない過酸化水素含有組成物
原液を使用した場合、実用上支障はないがウォールバッ
グの内圧が上昇したことがわかる。従って、過酸化水素
安定剤を過酸化水素含有組成物に配合することが好まし
いことがわかる。
【0075】表13〜18の結果からは、図1に示す構
造の二重構造エアゾール容器に代えて図3に示す構造の
ものを使用しても同様の結果が得られることがわかる。
【0076】なお、エアゾール製品の内容物のpHに関
し、実施例のエアゾール製品はいずれも6ケ月保存後に
おいてもpH1.0〜4.0の範囲内であった。
【0077】
【発明の効果】本発明の過酸化水素含有ウォールバッグ
式エアゾール製品は、二重構造エアゾール容器を使用
し、しかもマウンテンカップがマウンテンカップ樹脂カ
バー又はバルブのハウジングにより過酸化水素含有組成
物から完全に隔離されているので、過酸化水素含有組物
の使用上の利便性が優れており、また高い保存安定性を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の過酸化水素含有組成物用ウォールバッ
グ式エアゾール製品に使用する二重構造エアゾール容器
の概略断面図である。
【図2】図1の二重構造エアゾール容器のバルブの拡大
断面図である。
【図3】本発明の過酸化水素含有組成物用ウォールバッ
グ式エアゾール製品に使用する別の態様の二重構造エア
ゾール容器の概略断面図である。
【図4】図3の二重構造エアゾール容器のバルブ付近の
拡大断面図である。
【図5】本発明の過酸化水素含有組成物用ウォールバッ
グ式エアゾール製品に使用する別の態様の二重構造エア
ゾール容器のバルブ付近の拡大断面図である。
【図6】本発明の過酸化水素含有組成物用ウォールバッ
グ式エアゾール製品に使用する別の態様の二重構造エア
ゾール容器の断面図である。
【図7】本発明で使用できるインナーバッグの側面図
(同図(a))と横断面図(同図(b))である。
【図8】本発明で使用できるインナーバッグの側面図
(同図(a))と横断面図(同図(b))である。
【図9】本発明で使用できるインナーバッグの断面図で
ある。
【図10】本発明で使用できるインナーバッグの側面図
(同図(a))と横断面図(同図(b))である。
【図11】従来の二重構造エアゾール容器の概略断面図
である。
【図12】従来の二重構造エアゾール容器の概略断面図
である。
【図13】ラミネートフィルムを使用したバルブの拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 外筒缶 2 内側容器 3,3A,3B バルブ 4 マウンテンカップ 5 ガスケット 6 インナーバッグ 7 マウンテンカップ樹脂カバー 8 ステムガスケット 9 ステム 10 スプリング 11 ハウジング 12 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C01B 15/037 C01B 15/037 Z C11D 7/54 C11D 7/54 D06L 3/02 D06L 3/02 // C11D 17/00 C11D 17/00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒缶と、その中に収納されウォールバ
    ッグとして使用されるインナーバッグと、エアゾール吐
    出用バルブとを備えた二重構造エアゾール容器の当該イ
    ンナーバッグに、pH1.0〜4.0の過酸化水素含有
    組成物と噴射剤とが充填された過酸化水素含有組成物用
    ウォールバッグ式エアゾール製品であって、インナーバ
    ッグがブロー成形法により形成された樹脂製バッグであ
    り、バルブが過酸化水素含有組成物にマウンテンカップ
    が直接接触しないように設けられていることを特徴とす
    る過酸化水素含有組成物用ウォールバッグ式エアゾール
    製品。
  2. 【請求項2】 バルブのマウンテンカップが過酸化水素
    含有組成物に直接接触しないようにするために、過酸化
    水素含有組成物に耐性を有するマウンテンカップ樹脂カ
    バーが、マウンテンカップにそのインナーバッグ側から
    嵌合保持されている請求項1記載の過酸化水素含有組成
    物用ウォールバッグ式エアゾール製品。
  3. 【請求項3】 バルブのマウンテンカップが過酸化水素
    含有組成物に直接接触しないようにするために、マウン
    テンカップ樹脂カバーの形状が、マウンテンカップと略
    相似形である請求項2記載の過酸化水素含有組成物用ウ
    ォールバッグ式エアゾール製品。
  4. 【請求項4】 バルブのハウジングが過酸化水素含有組
    成物に耐性を有する材料からなり、そのハウジングがイ
    ンナーバッグの開口部に挿入され、そのハウジングとイ
    ンナーバッグとがマウンテンカップに嵌合保持されてい
    る請求項1記載の過酸化水素含有組成物用ウォールバッ
    グ式エアゾール製品。
  5. 【請求項5】 バルブのハウジングが過酸化水素含有組
    成物に耐性を有する材料からなり、そのハウジングがイ
    ンナーバッグの開口部に挿入し固定され、そのハウジン
    グがマウンテンカップに嵌合保持されている請求項1記
    載の過酸化水素含有組成物用ウォールバッグ式エアゾー
    ル製品。
  6. 【請求項6】 インナーバッグが、エチレンビニルアル
    コール共重合体、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリ
    ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
    タレート、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチ
    レン、高密度ポリエチレン、ナイロン、ポリ塩化ビニ
    ル、バレックス、ポリ塩化ビニリデン又はこれらのコポ
    リマーから選ばれる1種又は2種以上の積層体のブロー
    成形品である請求項1〜5のいずれかに記載の過酸化水
    素含有組成物用ウォールバッグ式エアゾール製品。
  7. 【請求項7】 インナーバッグが、エチレンビニルアル
    コール共重合体又はポリ塩化ビニリデンからなる中間層
    を有する少なくとも3層の積層体のブロー成形品である
    請求項6記載の過酸化水素含有組成物用ウォールバッグ
    式エアゾール製品。
  8. 【請求項8】 外筒缶の少なくとも内面が過酸化水素に
    耐性を有する材料から構成されていることを請求項1〜
    7のいずれかに記載の過酸化水素含有組成物用ウォール
    バッグ式エアゾール製品。
  9. 【請求項9】 外筒缶が、純アルミニウム缶、ポリエチ
    レンテレフタレート缶、ポリエチレンナフタレート缶、
    ポリブチレンテレフタレート缶又は内面に樹脂コート層
    を有するアルミニウム缶である請求項8に記載の過酸化
    水素含有組成物用ウォールバッグ式エアゾール製品。
  10. 【請求項10】 噴射剤が、液化ガスである請求項1〜
    9のいずれかに記載の過酸化水素含有組成物用ウォール
    バッグ式エアゾール製品。
  11. 【請求項11】 液化ガスが、液化石油ガスである請求
    項10記載の過酸化水素含有組成物用ウォールバッグ式
    エアゾール製品。
  12. 【請求項12】 過酸化水素含有組成物が、過酸化水素
    安定化剤としてリン酸もしくは硫酸オキシキノリン又は
    これらの双方を含有する請求項1〜11のいずれかに記
    載の過酸化水素含有組成物用ウォールバッグ式エアゾー
    ル製品。
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