JPH08229079A - 介護ベッド用脱臭装置 - Google Patents

介護ベッド用脱臭装置

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Publication number
JPH08229079A
JPH08229079A JP7063302A JP6330295A JPH08229079A JP H08229079 A JPH08229079 A JP H08229079A JP 7063302 A JP7063302 A JP 7063302A JP 6330295 A JP6330295 A JP 6330295A JP H08229079 A JPH08229079 A JP H08229079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
bed
air
deodorizing device
care
Prior art date
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Pending
Application number
JP7063302A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Miki
英雄 三亀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aprica Kassai KK
Original Assignee
Aprica Kassai KK
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Publication date
Application filed by Aprica Kassai KK filed Critical Aprica Kassai KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 介護者によるおむつ交換作業の負担を軽減で
きる介護ベッド用脱臭装置を提供する。 【構成】 被介護者Pが載置されるベッド10に着脱自
在に設けられる介護ベッド用脱臭装置1を構成する。こ
の場合に、ベッド10の一端においてベッド面10a上
に設置され、被介護者Pに対して送風を行う送風ユニッ
ト2と、ベッド面10a上において送風ユニット2に対
向配置され、被介護者Pを通過した空気を吸引する吸引
ユニット3と、送風ユニット2および吸引ユニット3を
作動させる駆動ユニット4とを設ける。また送風ユニッ
ト2内にヒータ22を、吸引ユニット3内に脱臭材32
を設ける(図3参照)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱臭装置、とくに被介
護者が載置される介護ベッドに着脱自在に設けられる介
護ベッド用脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】たとえば寝たきりの老齢
者や身障者、病人等の被介護者の介護において、介護者
がおむつ交換を行う際には、室内を換気しつつ交換作業
を行っている。しかしながら、室内の換気を十分に行え
ない場合も少なくなく、おむつ交換作業が介護者の負担
になる場合がある。
【0003】本発明は、このような従来の実情に鑑みな
されたもので、介護者によるおむつ交換作業の負担を軽
減できる介護ベッド用脱臭装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る介護ベッド
用脱臭装置は、被介護者が載置される介護ベッドに着脱
自在に設けられる介護ベッド用脱臭装置であって、介護
ベッドの一端に配置され、被介護者に対して送風を行う
ための送風ユニットと、介護ベッドの他端において前記
送風ユニットに対向配置され、被介護者を通過した空気
を吸引するための吸引ユニットと、前記吸引ユニット内
に設けられ、吸引された空気に対して脱臭を行う脱臭部
と、前記吸引ユニットおよび送風ユニットにそれぞれ接
続される吸気口および排気口を有し、該各ユニットを作
動させるための駆動ユニットとを備えたことを特徴とし
ている。
【0005】請求項2の発明に係る介護ベッド用脱臭装
置は、請求項1において、前記送風ユニット内にヒータ
が配設されていることを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明に係る介護ベッド用脱臭装置の使用の際
には、まず、ベッド上に被介護者を載置した状態で、被
介護者の体側方向におけるベッドの一端に送風ユニット
を設置し、該送風ユニットに対向させてベッドの他端に
吸引ユニットを設置する。駆動ユニットはたとえばベッ
ドの下方に配置される。
【0007】この状態から、駆動ユニットを駆動する。
すると、駆動ユニットの排気口から送風ユニットに空気
が送り込まれ、送風ユニットから被介護者に向けて送風
が行われる。その一方、駆動ユニットの駆動により、吸
引ユニットも作動しており、被介護者を通過した空気は
吸引ユニットにより吸引される。そして、吸引された空
気は、吸引ユニット内の脱臭部により脱臭され、脱臭さ
れた清浄な空気が吸気口から駆動ユニットを介して再び
送風ユニットに送り込まれることになる。このように、
空気を循環させた状態で、介護者が被介護者のおむつ交
換作業を行う。
【0008】この場合には、おむつ交換作業中には、被
介護者の局部付近に常時送風が行われて、汚臭を含む空
気が吸引されることになるため、室内を換気する必要が
なく、おむつ交換作業を容易に行えるようになり、介護
者の負担を軽減できる。
【0009】また、請求項2の発明では、送風ユニット
内にヒータが配設されているので、被介護者に対して温
風を送ることができ、これにより、被介護者の体を冷や
すことなく、おむつ交換を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1ないし図3は本発明の一実施例による介
護ベッド用脱臭装置を説明するための図である。図1は
脱臭装置が設置された介護ベッドの平面図、図2はその
正面図、図3は側面図である。
【0011】これらの図に示すように、この脱臭装置1
は、被介護者Pの体側方向(図1上下方向,図3左右方
向)において、介護ベッド(以下、単にベッドという)
10のベッド面10a上の一端に設置され、被介護者P
に対して送風を行う送風ユニット2と、ベッド面10a
上の他端において送風ユニット2に対向配置され、被介
護者Pを通過した空気を吸引する吸引ユニット3と、各
ユニット2,3を作動させるための駆動ユニット4とを
備えている。
【0012】各ユニット2,3は、たとえば図示しない
取付金具等を用いてベッド10に着脱自在に取り付けら
れる。また駆動ユニット4は、介護者の作業の邪魔にな
らないように、たとえばベッド10の下方に配置され
る。
【0013】送風ユニット2の前面には空気の吹き出し
口2aが設けられている。送風ユニット2の背面には、
駆動ユニット4からの空気を導入するためのジョイント
部21が取り付けられている。また送風ユニット2内に
は、ヒータ22が配設されている。
【0014】吸引ユニット3の前面に設けられた空気の
吸い込み口3aには、図示しないエアフィルタが装着さ
れている。吸引ユニット3の背面には、吸引された空気
を駆動ユニット4側に導出するためのジョイント部31
が取り付けられている。また吸引ユニット3内には、た
とえば活性炭等の脱臭材32が装着されている。
【0015】駆動ユニット4内には、モータ41が収納
されており、その回転軸端にはファン42が取り付けら
れている。駆動ユニット4の排気口43には、たとえば
フレキシブルホース44の一端が取り付けられており、
該フレキシブルホース44の他端は、送風ユニット2の
ジョイント部21に連結されている。同様に、駆動ユニ
ット4の吸気口45には、フレキシブルホース46の一
端が取り付けられており、該フレキシブルホース46の
他端は、吸引ユニット3のジョイント部31に連結され
ている。
【0016】次に、本実施例の作用効果について説明す
る。本脱臭装置1の使用の際には、被介護者Pをベッド
10に寝かせた状態で、駆動ユニット4のモータ41を
駆動する。すると、駆動ユニット4の排気口43から排
出された空気がフレキシブルホース44およびジョイン
ト部21を通って、送風ユニット2内に送り込まれる。
そして、送風ユニット2内のヒータ22で加熱された温
風が吹き出し口2aから被介護者に向けて送風される。
【0017】一方、駆動ユニット4の駆動により、吸引
ユニット3も作動しており、被介護者Pを通過した空気
は、吸い込み口3aからエアフィルタを通って吸引ユニ
ット3内に吸引される。そして、吸引された空気は吸引
ユニット3内で脱臭材32により脱臭され、脱臭された
清浄な空気が、ジョイント部31およびフレキシブルホ
ース46を通って、吸気口45から駆動ユニット4内に
戻る。
【0018】このように空気を循環させた状態で、介護
者が被介護者Pのおむつ交換を行う。この場合には、ベ
ッド10の周囲に汚臭が残ることがなく、しかも送風ユ
ニット2からは常時清浄な空気が噴出することになるの
で、部屋全体を換気する必要がなくなり、おむつ交換を
容易に行える。また、送風ユニット2に対する空気の送
り込みと、吸引ユニット3による空気の吸引とを、駆動
ユニット一つで行うようにしたので、装置全体の構造を
簡略化できる。
【0019】なお、送風ユニット2内のヒータ22は、
通常は通電された状態で使用されるが、とくに夏場の暑
いときには、ヒータ22への通電を止めて使用するよう
にすればよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明に係る介護ベッド用
脱臭装置によれば、送風ユニットから被介護者に向けて
送風が行われつつ、被介護者を通過した汚臭を含む空気
が吸引ユニットにより吸引されて、該吸引ユニット内の
脱臭部により清浄な空気に戻されるので、室内を換気す
ることなく、おむつ交換作業を容易に行えるようにな
り、これにより、介護者の負担を軽減することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による脱臭装置が取り付けら
れたベッドの平面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図1の側面図。
【符号の説明】
1 脱臭装置 2 送風ユニット 2a 吹き出し口 22 ヒータ 3 吸引ユニット 3a 吸い込み口 32 脱臭材 4 駆動ユニット 43 排気口 45 吸気口 10 ベッド P 被介護者

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被介護者が載置される介護ベッドに着脱
    自在に設けられる介護ベッド用脱臭装置であって、 介護ベッドの一端に配置され、被介護者に対して送風を
    行うための送風ユニットと、 介護ベッドの他端において前記送風ユニットに対向配置
    され、被介護者を通過した空気を吸引するための吸引ユ
    ニットと、 前記吸引ユニット内に設けられ、吸引された空気に対し
    て脱臭を行う脱臭部と、 前記吸引ユニットおよび送風ユニットにそれぞれ接続さ
    れる吸気口および排気口を有し、該各ユニットを作動さ
    せるための駆動ユニットと、を備えた介護ベッド用脱臭
    装置。
  2. 【請求項2】 前記送風ユニット内にはヒータが配設さ
    れている、ことを特徴とする請求項1記載の介護ベッド
    用脱臭装置。
JP7063302A 1995-02-27 1995-02-27 介護ベッド用脱臭装置 Pending JPH08229079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7063302A JPH08229079A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 介護ベッド用脱臭装置

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JP7063302A JPH08229079A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 介護ベッド用脱臭装置

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JPH08229079A true JPH08229079A (ja) 1996-09-10

Family

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JP7063302A Pending JPH08229079A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 介護ベッド用脱臭装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007252453A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Koken Ltd 解剖実習室用有害ガス曝露防止装置
JP2018175822A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 佳之 大沼 エアカーテン吸引式吸気口体
KR102128249B1 (ko) * 2019-11-28 2020-06-30 (주)태양홀딩스 공기정화 및 사생활 보호기능을 겸비하는 요양용 침대

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JP2007252453A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Koken Ltd 解剖実習室用有害ガス曝露防止装置
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KR102128249B1 (ko) * 2019-11-28 2020-06-30 (주)태양홀딩스 공기정화 및 사생활 보호기능을 겸비하는 요양용 침대

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