JPH0822864A - コネクタの係合装置 - Google Patents

コネクタの係合装置

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JPH0822864A
JPH0822864A JP15497994A JP15497994A JPH0822864A JP H0822864 A JPH0822864 A JP H0822864A JP 15497994 A JP15497994 A JP 15497994A JP 15497994 A JP15497994 A JP 15497994A JP H0822864 A JPH0822864 A JP H0822864A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雌コネクタの接続端子群と雄コネクタの接続
端子群との相互接続を全てに所要の均等な接続圧で円滑
に行えるようにし、嵌合時に、コネクタ間に生じる傾き
嵌合を防止する。 【構成】 雌コネクタ11の接続端子群に対する雄コネ
クタ21の接続端子群の相互接続を行ない得るようにし
たコネクタの係合装置において、雌コネクタ11の作動
カムレバー31には、回動方向に対応して前後1組ずつ
少なくとも2条の各カム溝32、33を両側に形成し、
また、雄コネクタ21には、各カム溝32、33にそれ
ぞれ係合可能にした前後1組ずつ少なくとも同数2本の
各係合ピン23、24を両側に突出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に自動車用ワイヤー
ハーネス等の多数の各接続端子群相互の接続に適用され
て、一対からなる雌、雄の各コネクタの相互の接続、係
止を作動カムレバーのてこ作用によって低挿抜力で行な
い得るようにしたコネクタの係合装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の作動カムレバーを用い
た低挿抜力によるコネクタの係合装置として、例えば、
実開平4−29179号公報に開示された構成のものが
ある。ここで、この従来構成の概要、及びその係合作動
の態様を図5ないし図8に順次に示す。
【0003】これらの図5ないし図8の各図に示す構成
において、従来の低挿抜力によるコネクタの係合装置
は、ハウジング部52内の接続開口端部側に臨ませて接
続端子群(図示せず)を収容し、且つ該接続端部側の両
側(図では片側のみが示されている)中心部に1本ずつ
の各支点軸ピン53をそれぞれに突設した雌コネクタ5
1と、同様に、ハウジング部62内の接続開口端部側に
臨ませて前記雌コネクタ51の接続端子群に接続される
接続端子群(ここでも、図示せず)を収容し、且つ該接
続端部側の両側(ここでも、図では片側のみが示されて
いる)中心部に1本ずつの各係合ピン63をそれぞれに
突設した雄コネクタ61とによる一対の各コネクタを有
し、また、前記雌コネクタ51の両側に跨がって各支点
軸ピン53に回動自在に枢支されると共に、前記雄コネ
クタ61の各係合ピン63を係合した上で、該雄コネク
タ61を引き寄せ作動させる1条ずつの各カム溝72を
形成した作動カムレバー71を配して構成されている。
そして、前記作動カムレバー71の回動作動により、前
記雌コネクタ51の接続開口端部内に、前記雄コネクタ
61の接続開口端部を嵌挿結合させることで、これらの
両者の各接続端子群の相互を接続可能にしている。
【0004】ここで、前記作動カムレバー71のカム溝
72は、前記雌コネクタ51の各支点軸ピン53に対す
る枢支点を中心に設定して、該作動カムレバー71が開
放位置に保持された状態で、前記雌コネクタ61の係合
ピン63を無理なく受け入れ得る導入開口部72aと、
該導入開口部72aに連接されて前記枢支点へ漸次に接
近し得るように形成されたガイドカム溝部72bと、該
ガイドカム溝部72bに連接された終端にあって前記作
動カムレバー71が係止位置に回動操作された状態で、
前記雌コネクタ61の係合ピン63を該係止位置に保持
する係止溝部72cとで形成される。
【0005】従って、上記した従来のコネクタの係合装
置は、前記雌コネクタ51の接続開口端部に対して、前
記雄コネクタ61の接続開口端部を対向させた状態(図
5)で、先ず、該雄コネクタ61の接続端子群を対応す
る雌コネクタ51の接続端子群に浅く挿入して仮接続さ
せると、前記雌コネクタ51に枢支された状態で開放位
置に保持されている前記作動カムレバー71の導入開口
部72a内に雄コネクタ61の係合ピン53が導入され
る(図6)。
【0006】次いで、前記状態において、前記雌コネク
タ51側の作動カムレバー71を矢印で示す係合方向へ
支点軸ピン53の枢支点中心に回動操作させると、該作
動カムレバー71の導入開口部72a内に導入されてい
る雄コネクタ61の係合ピン63は、該枢支点へ漸次に
接近するように形成したガイドカム溝部72bにガイド
されることにより、該ガイドカム溝部72bの枢支点を
中心にしたてこ作用により、比較的軽い回動方向操作力
で次第に係合位置へ引き寄せられる。その結果、雌コネ
クタ51の接続端子群に雄コネクタ61の接続端子群が
次第に深く接続され、やがて係合ピン63がガイドカム
溝部72bの終端に至って各コネクタの接続端子群は相
互に接続される(図7)。
【0007】その後、さらに回動操作を続けて係止溝部
72c内に前記係合ピン63を受け入れることで、前記
雌コネクタ51の接続端子群への前記雄コネクタ61の
接続端子群の接続状態が係止されて、完全な接続が完了
される(図8)。そして、この接続完了状態では、前記
雄コネクタ61の係合ピン63は前記雌コネクタ51の
枢支点を通る係合接続方向の線上で所定距離まで接近し
て保持される。なお、以上の操作を逆に行なうことによ
って、前記接続状態が容易に解放されるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のコネクタの係合装置は、雌コネクタ51に跨が
って両側の支点軸ピン53に枢支される作動カムレバー
71に形成した両側1条ずつのガイドカム溝部72bに
よって、雄コネクタ61に突出された両側1本ずつの係
合ピン63を引き寄せるようにすることにより、これら
の雌コネクタ51の接続端子群に対する雄コネクタ61
の接続端子群の全体的な相互接続をてこ作用に伴う低挿
抜力の下で行なうようにしているので、接続操作の後段
に加えられる操作力のために、前記雌コネクタ51の接
続端子群への雄コネクタ61の接続端子群の接続状態を
全体的に見た場合、作動カムレバー71は、接続操作の
終了時点では、どうしても、接続操作開始端a側の接続
作用力Aに比較するとき、接続操作終了端b側の接続作
用力Bの方が強くなって、両接続作用力がA<Bの関係
になる。
【0009】従って、このように前記雌コネクタ51の
接続端子群と雄コネクタ61の接続端子群との相互接続
時に加えられる作用力の状態が、接続操作開始端a側と
接続操作終了端b側とで不平衡にされていると、接続操
作終了端b側に加えられている作用力Bのために、これ
よりも弱い作用力Aの接続操作開始端a側が非接続方向
へ浮き上がり易く不安定になり、このために接続操作の
円滑さが阻害されるだけでなく、一方では、全ての各接
続端子間に所要の均等な接触圧を与えることができなく
なるもので、結果的に、接続の信頼性が低下するという
問題点がある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、雌コネクタの接続端子
群と雄コネクタの接続端子群との相互接続を全てに所要
の均等な接続圧でなし得るようにしたコネクタの係合装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明に係るコネクタの係合装置は、雌、雄何れか
一方の第1のコネクタに跨がって両側の支点軸ピンに回
動自在に枢支されると共に、両側に所要形状の各カム溝
を形成した作動カムレバーと、雌、雄何れか他方の第2
のコネクタの両側に突出されて前記カム溝に係合可能に
した係合ピンとを有し、前記作動カムレバーの回動操作
により、前記カム溝を介し前記係合ピンを引き寄せて、
前記第1のコネクタの第1の接続端子群に対する第2の
コネクタの第2の接続端子群の相互接続を行ない得るよ
うにしたコネクタの係合装置において、前記第1のコネ
クタの作動カムレバーには、接続操作のための回動方向
に対応して前後1組ずつ少なくとも2条の各カム溝を両
側に形成し、また、前記第2のコネクタには、前記各カ
ム溝にそれぞれ係合可能にした前後1組ずつ少なくとも
2本の各係合ピンを両側に突出させたことを特徴とする
ものである。
【0012】また、本発明は、前記コネクタの係合装置
において、前記第1のコネクタの支点軸ピンを中心にし
て回動される前後1組ずつ両側の各カム溝が、その回動
に伴って前記第2のコネクタの両側の各係合ピンを均等
もしくはほぼ均等に引き寄せ移動可能にし得る溝形状に
形成されていることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明のコネクタの係合装置は、第1のコネク
タの作動カムレバーに形成される回動方向対応の前後1
組ずつ少なくとも2条の各カム溝に対し、第2のコネク
タから突出された同様に前後1組ずつ少なくとも同数2
本の各係合ピンを係合させた状態で、該作動カムレバー
を回動操作させることによって、前記各カム溝のカム作
用のために各係合ピンが引き寄せ移動され、前記第1の
コネクタの第1の接続端子群に対する第2のコネクタの
第2の接続端子群の相互接続が行なわれるのであり、ま
た、該接続作動に際しては、前記第1のコネクタに対し
て第2のコネクタが平行、もしくはほぼ平行に移動され
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るコネクタの係合装置の一
実施例を図1ないし図4に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1ないし図3は本実施例による係合装置
を適用したコネクタの接続作動状態を順次模式的に示す
それぞれに正面説明図であり、また、図4は、同実施例
における作動カムレバーを取り出して示す斜視図であ
る。
【0016】これらの図1ないし図4の各図に示す構成
において、本実施例によるコネクタの係合装置は、雌、
雄何れか一方の第1のコネクタ、こゝでは、雌コネクタ
11と、雌、雄何れか他方の第2のコネクタ、ここで
は、雄コネクタ21とを有している。
【0017】前記雌コネクタ11には、ハウジング部1
2内の接続開口端部側に臨ませて接続端子群(図示せ
ず)を収容し、且つ該接続端部側での両側(図では片側
のみが示されている)の後方に片寄った各位置に1本ず
つの各支点軸ピン13をそれぞれに突設させている。ま
た、前記雄コネクタ21は、同様に、ハウジング部22
内の接続開口端部側に臨ませて前記雌コネクタ11の接
続端子群に接続される接続端子群(ここでも、図示せ
ず)を収容し、且つ該接続端部側での両側(ここでも、
図では片側のみが示されている)の前後に振り分けた前
後1組ずつ各2本の前方側係合ピン23、後方側係合ピ
ン24をそれぞれに突設させてある。また、前記雌コネ
クタ11は、両側に跨がって各支点軸ピン13にそれぞ
れ回動自在に枢支されると共に、前記雄コネクタ21の
前方側、後方側の各係合ピン23、24をそれぞれに係
合した上で、該雄コネクタ21を引き寄せ作動させるた
めの前後1組ずつ各2条の前方側カム溝32、後方側カ
ム溝33を形成した作動カムレバー31を配して構成さ
れている。
【0018】そして、本実施例の場合には、前記作動カ
ムレバー31はその回動作動により、前後1組ずつ各2
条の前方側カム溝32、後方側カム溝33の各カム作用
で、前後1組ずつ各2本の前方側係合ピン23、後方側
係合ピン24を接続方向へ引き寄せ移動させ、前記雌コ
ネクタ11の接続開口端部内に、前記雄コネクタ21の
接続開口端部を嵌挿結合させることによって、これらの
両者の各接続端子群の相互を接続可能にするのである。
【0019】前記作動カムレバー31の前方側カム溝3
2及び後方側カム溝33のそれぞれは、前記雌コネクタ
11の各支点軸ピン13への各枢支孔34の軸装による
各枢支点を回動中心に設定して、該作動カムレバー31
が開放位置に保持された状態で、前記雌コネクタ11の
前方側係合ピン23及び後方側係合ピン24をそれぞれ
に無理なく受け入れ得る前方側導入開口部32a及び後
方側導入開口部33aと、該各導入開口部32a、33
aに連接されてそれぞれに前記枢支点へ漸次に接近し得
るように形成された前方側ガイドカム溝部32b及び後
方側ガイドカム溝部33bと、該各ガイドカム溝部32
b、33bに連接された終端にあって前記作動カムレバ
ー31が係止位置に回動操作された状態で、前記雌コネ
クタ11の前方側、後方側の各係合ピン23、24を該
係止位置にそれぞれ保持する前方側係止溝部32c及び
後方側係止溝部33cとで形成されており、且つこのよ
うな各カム溝形成に伴う補強のために、その各カム溝開
口端には、それぞれにブリッジ状をなす前方側、後方側
の各補強部35、36が設けてある。
【0020】またここで、前記作動カムレバー31の前
方側カム溝32及び後方側カム溝33におけるそれぞれ
の各カム溝形状、特に、各ガイドカム溝部32b、33
bの各カム溝形状は、次に述べるように、それぞれの各
溝内に受け入れられる前記雌コネクタ11の前方側、後
方側の各係合ピン23、24を各カム作用によって引き
寄せ移動させる際に、雌コネクタ11に対して、これら
の前方側係合ピン23及び後方側係合ピン24、ひいて
は、雄コネクタ21が常に平行、もしくは、ほぼ平行位
置を保持したままで作動し得るように形成されており、
これによって、該雌コネクタ11の接続端子群に対する
雄コネクタ21の接続端子群の挿入接続が所要の接続圧
で円滑且つ確実に行なわれる。
【0021】従って、上記構成の本実施例によるコネク
タの係合装置では、前記雌コネクタ11の接続開口端部
に対して、前記雄コネクタ21の接続開口端部を対向さ
せた状態(図1)で、先ず、該雄コネクタ21の接続端
子群を対応する雌コネクタ11の接続端子群に浅く挿入
して仮接続させると、前記雌コネクタ11に枢支された
状態で後方側に対応する開放位置に保持されている前記
作動カムレバー31の前方側、後方側の各導入開口部3
2a、33a内に、前記雄コネクタ21の前方側、後方
側の各係合ピン23、24がそれぞれに導入される(図
2)。
【0022】次いで、前記状態において、前記雌コネク
タ11側にある作動カムレバー31の先端把持部31a
(図4参照)を接続操作開始端a側から矢印で示す係合
方向へ向け、支点軸ピン13の枢支点中心に回動操作さ
せると、該作動カムレバー31の各導入開口部32a、
33a内に導入されている雄コネクタ21の各係合ピン
23、24が、該枢支点へ漸次に接近するように形成し
た各ガイドカム溝部32b、33bにガイドされること
により、該各ガイドカム溝部32b、33bの枢支点を
中心にしたてこ作用のために、前記雌コネクタ11に対
して前記雄コネクタ21が平行、もしくはほぼ平行位置
を保持したまま、比較的軽い回動方向操作力で次第に係
合位置へ引き寄せられて、該雌コネクタ11の接続端子
群に雄コネクタ21の接続端子群が次第に深く接続され
て、該各ガイドカム溝部32b、33bのそれぞれ終端
に至って、これら両者の各接続端子群の接続が行われ
る。その後、さらに作動カムレバー31の前方側への回
動操作を続けて、各係止溝部32c、33c内にこれら
の各係合ピン23、24を受け入れることで、前記雌コ
ネクタ11の接続端子群への前記雄コネクタ21の接続
端子群の完全な接続と該接続状態の係止とが行われ、こ
のようにして、所期の接続操作が完了する(図3)。な
おここでも、以上の操作を逆に行なうことによって、前
記接続状態が容易に解放される。
【0023】従って、前記実施例構成の場合には、作動
カムレバー31の回動操作に伴い、2条の各カム溝32
及び33、特に、各ガイドカム溝部32b及び33bの
カム作用によって、雄コネクタ21の2本の各係合ピン
23及び24が雌コネクタ11側に引き寄せ作動される
ために、該雌コネクタ11の接続端子群への雄コネクタ
21の接続端子群の接続は均等、もしくはほぼ均等な接
続圧のもと極めて容易に行なうことができると共に、こ
のように2本の各係合ピン23、24を個別の2条の各
カム溝32、33によって同時に作動させ、且つ接続位
置で係止させる構成により、前方側と後方側との接続の
ための作用力が平衡、もしくはほぼ平衡にされることか
ら、先に従来で述べたように、前方側と後方側との何れ
か一方が他方に対して浮き上がったりせず、常に良好且
つ効果的な接続状態を維持できる。また、一方では、前
記各ガイドカム溝部32b、33bの溝形状は、雄コネ
クタ21の各係合ピン23、24を均等、もしくはほぼ
均等に引き寄せ移動可能に形成されているので、雌コネ
クタ11に対して雄コネクタ21を平行、もしくはほぼ
平行に移動させることができ、これによって各接続端子
群相互の所要接続圧による接続を円滑に実施できる。
【0024】なお、前記実施例においては、雌コネクタ
側に作動カムレバー、雄コネクタ側に各係合ピンをそれ
ぞれに配した構成について述べたが、この関係は相対的
なものであって、必ずしも上記態様にのみ限定されず、
これとは反対の態様に構成しても同様な作用効果が得ら
れることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、第1のコネクタの作動カムレバーには、回動方向に
対応して前後1組ずつ少なくとも2条の各カム溝を両側
に形成し、第2のコネクタには、各カム溝にそれぞれ係
合可能にした前後1組ずつ少なくとも同数2本の各係合
ピンを両側に突出させているので、作動カムレバーの回
動操作に伴い、前後1組ずつ2条の各カム溝のカム作用
でそれぞれの各係合ピンが引き寄せ作動されて、第1の
コネクタの第1の接続端子群に対する第2のコネクタの
第2の接続端子群の相互接続を低挿抜力で容易に行なう
ことができ、しかも、全体的に平衡、もしくはほぼ平衡
した接続圧での接続が可能になる。
【0026】また、第1のコネクタの支点軸ピンを中心
にして回動される前後1組ずつ両側の各カム溝の溝形状
は、第2のコネクタの各係合ピンを均等、もしくはほぼ
均等に引き寄せ移動可能に形成されているので、第1の
コネクタに対して第2のコネクタを平行、もしくはほぼ
平行移動させることができ、各接続端子群相互の所要接
続圧による接続を円滑に行なうことができる等の優れた
特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの係合装置の一実施例を模式
的に示した正面図である。
【図2】図1の係合装置の接続準備状態を模式的に示す
正面図である。
【図3】図1の係合装置の接続完了状態を模式的に示す
正面図である。
【図4】図1の係合装置に適用される作動カムレバーの
斜視図である。
【図5】従来例によるコネクタの係合装置を模式的に示
す正面図である。
【図6】従来例による係合装置の接続準備状態を模式的
に示す正面説明図である。
【図7】従来例による係合装置の接続途中を模式的に示
す正面図である。
【図8】従来例による係合装置の接続完了状態を模式的
に示す正面図である。
【符号の説明】
11 雌コネクタ(第1のコネクタ) 12 雌コネクタのハウジング部 13 支点軸ピン 21 雄コネクタ(第2のコネクタ) 22 雄コネクタのハウジング部 23、24 前方側、後方側の各係合ピン 31 作動カムレバー 31a 作動カムレバーの把持部 32、33 前方側、後方側の各カム溝 32a、33a 前方側、後方側の各作動カム溝の導入
開口部 32b、33b 前方側、後方側の各作動カム溝のガイ
ドカム溝部 32c、33c 前方側、後方側の各作動カム溝の係止
溝部 34 各枢支孔 35、36 前方側、後方側の各補強部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌、雄何れか一方の第1のコネクタに跨
    がって両側の支点軸ピンに回動自在に枢支されると共
    に、両側に所要形状の各カム溝を形成した作動カムレバ
    ーと、雌、雄何れか他方の第2のコネクタの両側に突出
    されて前記カム溝に係合可能にした係合ピンとを有し、
    前記作動カムレバーの回動操作により、前記カム溝を介
    し前記係合ピンを引き寄せて、前記第1のコネクタの第
    1の接続端子群に対する第2のコネクタの第2の接続端
    子群の相互接続を行ない得るようにしたコネクタの係合
    装置において、 前記第1のコネクタの作動カムレバーには、接続操作の
    ための回動方向に対応して前後1組ずつ少なくとも2条
    の各カム溝を両側に形成し、また、前記第2のコネクタ
    には、前記各カム溝にそれぞれ係合可能にした前後1組
    ずつ少なくとも2本の各係合ピンを両側に突出させたこ
    とを特徴とするコネクタの係合装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のコネクタの支点軸ピンを中心
    にして回動される前後1組ずつ両側の各カム溝が、その
    回動に伴って前記第2のコネクタの両側の各係合ピンを
    均等もしくはほぼ均等に引き寄せ移動可能にし得る溝形
    状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    コネクタの係合装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008218119A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ
US7476116B2 (en) 2006-12-19 2009-01-13 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector of the movable member type
JP2010049840A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ

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JP2010049840A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ

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