JPH08223957A - モータの速度制御装置 - Google Patents

モータの速度制御装置

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JPH08223957A
JPH08223957A JP7024405A JP2440595A JPH08223957A JP H08223957 A JPH08223957 A JP H08223957A JP 7024405 A JP7024405 A JP 7024405A JP 2440595 A JP2440595 A JP 2440595A JP H08223957 A JPH08223957 A JP H08223957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
circuit
speed
signal
error
Prior art date
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Pending
Application number
JP7024405A
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English (en)
Inventor
Shigeki Muramatsu
茂樹 村松
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの正確な速度信号を得ること、および
補正をかける時間間隔を短くして速度制御の精度を高め
ること。 【構成】 カウンタ回路6において、エンコーダ200
より出力されるエンコーダパルスの各立ち上りエッヂで
クロック発生器4のクロックの計数を開始し、エンコー
ダパルスの所定の周期数、例えば、エンコーダパルスの
3周期にわたってそのクロックを計数してモータ100
の速度信号を発生する。この速度信号は、エラー演算回
路9で基準信号発生回路8の基準速度信号と比較され、
誤差が演算される。この誤差に応じたパルス幅変調度の
駆動信号がPWM回路11から出力され、増幅器400
で増幅された後、モータ100を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータの速度制御装置に
関し、特に、定速域での速度分解能を向上させたモータ
の速度制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来のモータの速度制御装置として、例え
ば、特開平2−146980号公報に示されたものがあ
る。このモータの速度制御装置は位置検出器の位置信号
を一定時間毎、例えば、1msec毎に(N−1)回連
続して読み込んで(N−1)個の速度信号とし、これを
(N−1)個のメモリに記憶し、記憶した(N−1)個
の速度信号の和に最新のN個目の速度信号を加算して加
算速度信号を演算し、一方、速度指令信号をN倍して乗
算速度信号を演算し、このようにして得られた加算速度
信号と乗算速度信号の差である減算速度信号に基づいて
モータの速度制御を行っており、この速度制御によって
速度分解能のN倍化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のモータ
の速度制御装置によると、N個の速度信号の和である加
算速度信号に基づいて制御値を演算しているので、各サ
ンプリング間の平均速度の変化となってしまって正確な
速度信号が得られず、また、Nサンプリングおきの制御
であるため、補正をかける時間間隔が長くなって精度向
上に限界がある。
【0004】従って、本発明の目的はモータの正確な速
度信号を得ることができるモータの速度制御装置を提供
することである。
【0005】本発明の他の目的は補正をかける時間間隔
を短くして速度制御の精度を高めるモータの速度制御装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、モータに設けられたエンコーダより出力さ
れる速度に応じた周期のエンコーダパルスに基づいて前
記モータの速度を制御するモータの速度制御装置におい
て、前記エンコーダパルスの各周期の所定のタイミング
でクロックの計数を開始し、前記エンコーダパルスの連
続した所定の周期数にわたって前記クロックを計数して
モータ速度信号を出力するカウンタ回路と、前記モータ
速度信号を基準速度信号と比較して誤差を演算するエラ
ー演算回路と、前記誤差に応じたパルス幅変調度を有し
た駆動信号を出力して前記モータを駆動する駆動回路を
備えたことを特徴とするモータの速度制御装置を提供す
る。
【0007】
【作用】エンコーダよりモータの速度に応じたエンコー
ダパルスが出力されると、カウンタ回路はエンコーダパ
ルスの各周期の所定のタイミング、例えば、エンコーダ
パルスの各立ち上りエッヂでクロックの計数を開始し、
エンコーダパルスの連続した所定の周期数、例えば、3
周期にわたってクロックを計数をしてモータ速度信号を
出力する。このモータ速度信号は基準速度信号とエラー
演算回路で比較され、誤差が演算される。この誤差が駆
動回路に供給されると、駆動回路は誤差に応じたパルス
幅変調度のPWM信号を駆動信号として出力する。従っ
て、駆動回路は誤差を小さくするようにモータを駆動す
る。以上のモータの速度制御装置の動作において、例え
ば、定速制御モード時のエンコーダパルスの立ち上りエ
ッヂから次の立ち上りエッヂまでのクロックの計数値が
80であるとした場合、単に逆数をとるだけでは1/8
0=0.0125(1.25%)おきだけの制御しかで
きない。これに対し、3周期にわたってクロックを計数
した場合、1/80×3=0.00416(0.416
%)の速度制御が可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のサーボモータの制御装置を詳
細に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示し、1チップ
で構成されたマイクロコンピュータより成る制御部30
0と、制御部300の出力を増幅する増幅器400と、
増幅器400の出力によっき駆動されるモータ100
と、モータ100の回転速度に応じたパルスを発生する
エンコーダ200と、エンコーダ200の出力を制御部
300に入力するインターフェイス回路500より構成
されている。
【0010】エンコーダパルスに比較して十分に高い周
波数、例えば、0.5MHzのクロックを発生するクロ
ック発生回路4と、エンコーダ200のエンコーダパル
スの立ち上りエッヂを検出するエッヂ検出回路5と、エ
ッヂ検出回路5のエッヂ信号に基づいてクロック発生回
路4のクロックを計数してフリーランニングカウンタを
構成するカウンタ回路6と、カウンタ回路6の計数値お
よびその他のデータ、例えば、検出エッヂ数等をストア
するメモリ7と、モータ100の目標速度に応じた基準
パルスの立ち上りエッヂに基づいてクロック発生回路4
のクロックを計数して基準速度信号を発生する基準信号
発生回路8と、基準速度信号とメモリ7にストアされた
カウンタ回路6の計数値に基づくモータ速度信号を比較
して、モータ100の速度誤差を演算するエラー演算回
路9と、エラー演算回路9の演算結果に基づいて速度誤
差を補償する補償値と演算する補償演算回路10と、補
償演算回路10の補償値に基づいたPWM信号を発生す
るPWM回路11と、補償演算回路10にサンプリング
の割り込み指令を与えるサンプリング割り込み回路12
より構成されている。
【0011】以上の構成において、第2図に基づいて動
作を説明する。定速域で動作中のモータ100の速度に
応じた周期のエンコーダパルスがエンコーダ200より
出力され、インターフェイス回路500を介して制御部
300へ入力する。制御部300では、エッヂ検出回路
5がエンコーダパルスの各周期の立ち上りエッヂm,m
+1,m+2……を検出してエッヂ検出信号をカウンタ
回路6へ出力する。カウンタ回路6は、例えば、N個の
カウンタを有し、エンコーダパルスの連続したN周期に
わたってエッヂ検出信号をトリガーとしてクロック発生
回路4から入力するクロックを計数する。図2の実施例
では、N=3であり、エンコーダパルスの各周期の立ち
上りエッヂから3周期にわたって3個のカウンタが順に
クロックを計数し、3(m)データ、3(m+1)デー
タ,3(m+2)データ……としてメモリ7へ出力す
る。当然、カウンタ回路6では、第1のカウンタは3
(m)データをメモリ7へ出力した後リセットされ、3
(m+3)データを計数し、第2のカウンタは3(m+
1)データをメモリ7を出力した後リセットされ、3
(m+4 )データを計数し、第3のカウンタは3(m+
2)データをメモリ7へ出力した後リセットされ、3
(m+5)データを計数する。以下、同じように繰り返
される。このようにしてカウンタ回路6より順に出力さ
れる計数値は、モータ速度信号としてメモリ7にストア
され、所定のタイミングで順にエラー演算回路9へ出力
され、基準速度信号と比較される。基準速度信号は基準
信号発生回路8からエラー演算回路9へ出力される。基
準信号発生回路8では、モータ速度信号を得た場合と同
じように、定速域におけるモータ100の目標速度に応
じた基準パルス(図示せず)に基づいてクロック発生回
路4のクロックを計数して基準速度信号を生成する。こ
の場合、1つの定速域では、1つの基準速度信号があれ
ば十分であるので、経時的に生成する必要はなく、1度
生成したものをストアし、それを継続して所定のタイミ
ングでエラー演算回路9へ出力すれば良い。エラー演算
回路9では、モータ速度信号と基準速度信号を比較し、
モータ速度信号の基準速度信号に対する誤差を演算し、
その誤差は補償演算回路10へ出力される。補償演算回
路10では、サンプリング割り込み回路12より与えら
れるサンプリング割り込みタイミングにおいて誤差に応
じた補償値を算出してPWM回路11へ出力し、PWM
回路11に誤差に応じたパルス幅変調度を有した駆動信
号を出力させる。この駆動信号は増幅器400で増幅さ
れてモータ100に供給される。これによってモータ1
00は誤差を減少させる速度で駆動され、定速域におい
て高精度で所定の速度で駆動される。
【0012】図3は図1に示した本発明の一実施例の制
御ループであり、モータ100と、エンコーダ200
と、増幅器400と、補償回路600と、減算器700
と、サンプラー800、および零次保持回路900より
構成され、減算器700は図1のエラー演算回路9に相
当し、補償回路600は、図1の補償演算回路10とP
WM回路11に相当し、サンプラー800は図1のサン
プリング割り込み回路12に相当し、零次保持回路90
0は次のサンプリングまで前回のセンプリングの値を保
持するものであり、図1の補償演算回路10の有する機
能の1つに相当する。以上の構成より、その作用は図1
のモータの速度制御装置の作用より明らかなので重複す
る説明は省略するが、減算器700の正端子に入力する
基準周波数fREF ・Nおよび負端子に入力するエンコー
ダパルス周波数fENC ・NはともにN倍化された値を有
する。これは、エンコーダ200の歯数およびクロック
の周波波をN倍化したことと等価であり、エンコーダ2
00の加工コストおよび回路部品コストを上げないで定
速域における分解能をN倍にできることを意味する。
【0013】以上の説明から明らかなように、カウンタ
回路6におけるNの値を要求速度制御値に応じて設定す
ることにより、要求速度制御値を、例えば、1%,0.
5%,0.15%,0.1%等と設定することができ、
例えば、複写機のキャリッジを駆動するモータにこの速
度制御装置を適用することによりモータを定速域で高精
度に制御して画質の高い画像形成を実現することができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のモータの速
度制御装置によると、エンコーダパルスの各周期の所定
のタイミング、例えば、立ち上りエッヂでクロックの計
数を開始し、エンコーダパルスの連続した所定の周期
数、例えは、3周期にわたってそのクロックを計数して
モータの速度信号としたため、エンコーダの加工度(コ
スト)および回路部品のコストを上げないで、正確な速
度信号を得ることができ、補正をかける時間間隔を短く
して速度制御の精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例の作用を示すブロック図
【図3】本発明の一実施例の制御ループを示すブロック
【符号の説明】
4,クロック発生回路 5,エッヂ検出回や 6,カウンタ回路 7,メモリ 10,補償演算回路 11,PWM回路 12,サンプリング割り込み回路 100,モータ 200,エンコーダ 300,制御部 400,増幅器 500,インターフェイス回路 600,補償回路 700,減算器 800,サンプラー 900,零次保持回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに設けられたエンコーダより出力
    される速度に応じた周期のエンコーダパルスに基づいて
    前記モータの速度を制御するモータの速度制御装置にお
    いて、 前記エンコーダパルスの各周期の所定のタイミングでク
    ロックの計数を開始し、前記エンコーダパルスの連続し
    た所定の周期数にわたって前記クロックを計数してモー
    タ速度信号を出力するカウンタ回路と、 前記モータ速度信号を基準速度信号と比較して誤差を演
    算するエラー演算回路と、 前記誤差に応じたパルス幅変調度を有した駆動信号を出
    力して前記モータを駆動する駆動回路を備えたことを特
    徴とするモータの速度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記カウンタ回路は、前記エンコーダパ
    ルスの立ち上りエッヂを検出して前記所定のタイミング
    とする構成の請求項1記載のモータの速度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記カウンタ回路は、要求速度制御値に
    応じて前記エンコーダパルスの前記連続した所定の周期
    数を可変にする構成の請求項1記載のモータの速度制御
    装置。
JP7024405A 1995-02-13 1995-02-13 モータの速度制御装置 Pending JPH08223957A (ja)

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