JPH08222869A - 配線基板の固定構造 - Google Patents

配線基板の固定構造

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JPH08222869A
JPH08222869A JP2814595A JP2814595A JPH08222869A JP H08222869 A JPH08222869 A JP H08222869A JP 2814595 A JP2814595 A JP 2814595A JP 2814595 A JP2814595 A JP 2814595A JP H08222869 A JPH08222869 A JP H08222869A
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JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
terminal
hole
screw
connecting portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2814595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Yamada
裕史 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 配線基板を能率良く簡単に保持手段に固定す
ることができ、しかもターミナルを配線基板に固定する
はんだ付けの部分に損傷等の生じるおそれのない配線基
板の固定構造を提供する。 【構成】 一方及び他方の接続部41、42をL字状に
形成したターミナル4と、このターミナル4の一方の接
続部41をはんだ付け等1aにより固定した配線基板1
と、前記ターミナル4の他方の接続部42をネジ部材3
で固定することにより、前記配線基板1を保持する保持
手段(ケース)2とを備えた配線基板の固定構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配線基板を、その配
線基板に設けられたターミナルを介して、保持手段にネ
ジ部材で固定する配線基板の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の配線基板の固定構造として、例
えば図3に示すものがある。すなわち、ハードプリント
配線板(以下、配線基板という)1をケース(保持手
段)2にネジ部材3及びターミナル4を介して固定する
構造になっている。ターミナル4は、一方及び他方の接
続部41、42を略直角(L字状)に折り曲げて形成し
たものであり、一方の接続部41が配線基板1にはんだ
付け等1aにより固定されている。また、他方の接続部
42には、ネジ孔42aが形成されており、このネジ孔
42aにネジ部材3が螺合するようになっている。
【0003】また、ケース2には、上記ターミナル4の
他方の接続部42との接続を図るためのボス21が設け
られている。このボス21には、ケース2を貫通するよ
うにして貫通孔21aが形成されており、この貫通孔2
1aにネジ部材3の雄ネジ部3aが挿通するようになっ
ている。
【0004】上記のように構成された配線基板の固定構
造においては、ボス21にターミナル4の他方の接続部
42を当接させ、貫通孔21aにネジ部材3を挿入し
て、その雄ネジ部3aをターミナル4のネジ孔42aに
螺合して締め付けることにより、配線基板1をケース2
に固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記配線基
板の固定構造においては、ネジ部材3をターミナル4の
ネジ孔42aに捩じ込む際に、どうしてもターミナル4
がネジ部材3に押されてボス21から離れる方向に逃げ
てしまうので、図3に示すように、配線基板1をボス2
1側に押し付けながら、ネジ部材3を捩じ込んでいる。
このため、ドラーバ等によりネジ部材3をネジ孔42a
に捩じ込む作業と、配線基板1をボス21に押し付ける
作業とを同時に行わなければならず、作業が面倒で、能
率が悪いという問題があった。しかも、図3に示すよう
に、配線基板1をボス21側に押しただけでは、ネジ部
材3によってターミナル4の他方の接続部42が押さ
れ、ターミナル4が一方の接続部41側を支点にして、
矢印A方向に回転することになる。このため、一方の接
続部41を配線基板1に固定するはんだ付け1aの部分
に損傷を生じる危険がある。
【0006】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、配線基板を能率良く簡単
に保持手段に固定することができ、しかもターミナルを
配線基板に固定するはんだ付けの部分に損傷等の生じる
おそれのない配線基板の固定構造を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、一方及び他方の接続部をL字状に形成
したターミナルと、このターミナルの一方の接続部をは
んだ付け等により固定した配線基板と、前記ターミナル
の他方の接続部をネジ部材で固定することにより、前記
配線基板を保持する保持手段とを備えた配線基板の固定
構造であって、前記ターミナルの他方の接続部には、前
記ネジ部材が螺合するネジ孔を設け、前記保持手段に
は、前記ネジ部材の雄ネジ部が挿通可能な貫通孔と、前
記配線基板を案内し、前記ターミナルの他方の接続部を
前記貫通孔の位置に導くとともに、この貫通孔に前記ネ
ジ孔が合うように導く案内部材と、前記ターミナルの他
方の接続部が前記貫通孔の位置に達した際に、他方の接
続部における一方の接続部とは反対側の部分を係止し
て、ターミナルが貫通孔の位置から離れる方向に移動す
るのを阻止する係止部材とを設けてなり、前記ネジ部材
を前記保持手段の貫通孔に挿入するとともに、前記ター
ミナルのネジ孔に螺合することにより、ターミナルを介
して配線基板を保持手段に固定することを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】上記のように構成された配線基板の固定構造に
おいては、案内部材によって案内された配線基板を保持
手段の貫通孔の位置に移動すると、ターミナルの他方の
接続部が係止部材に係止する。このため、ターミナルが
貫通孔の部分から離れる方向に移動しなくなる。そこ
で、貫通孔にネジ部材を挿入して、その雄ネジ部をター
ミナルのネジ孔に螺合する。この際、ターミナルが貫通
孔の部分から離れる方向に移動することがないから、ネ
ジ部材を他方の接続部のネジ孔に簡単に捩じ込むことが
できる。すなわち、配線基板を貫通孔側に押し付ける作
業と、ネジ部材をネジ孔に捩じ込む作業とを同時に行う
必要がなく、ネジ部材をネジ孔に捩じ込む作業だけに専
念することができるから、配線基板を能率良く簡単に保
持手段に固定することができる。
【0009】しかも、係止部材によって、他方の接続部
における一方の接続部とは反対側の部分を係止している
から、ターミナルが一方の接続部側の部分を支点にして
回転するように変位することがない。したがって、一方
の接続部を配線基板に固定するはんだ付けの部分に損傷
等を生じさせるおそれがない。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1及び図2を
参照して説明する。ただし、図3に示す従来例の構成要
素と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を簡
略化する。ここで説明する実施例が図3に示す従来例と
異なる主な点は、ケース(保持手段)2が箱状に形成さ
れ、このケース2に係止部材22及び案内部材23が設
けられている点である。
【0011】すなわち、ケース2は、底板24及び側板
25によって箱状に形成されており、底板24には配線
基板1の側縁部を案内する断面コ字状の案内部材23、
23が立設されている。そして、各案内部材23、23
に案内された配線基板1のターミナル4が底板24に当
たる位置には、円筒状のボス21が設けられている。こ
のボス21には、このボス21及び底板24を共に貫通
する貫通孔21aが形成されている。この貫通孔21a
は、ターミナル4のネジ孔42aに軸心がほぼ一致する
とともに、ネジ部材3の雄ネジ部3aが挿通可能な大き
さに形成されている。上記ボス21及び案内部材23は
樹脂によりケース2と一体に形成されている。
【0012】さらに、底板24には、ボス21の近傍に
ターミナル4を係止する係止部材22が設けられてい
る。この係止部材22は、ケース2を形成する樹脂によ
りケース2と一体に形成されたものであり、頭部にはタ
ーミナル4の他方の接続部42の先端部を係止する切欠
22aが形成されている。すなわち、係止部材22の切
欠22aは、他方の接続部42における一方の接続部4
1とは反対側の部分を係止し、ターミナル4がボス21
から離れる方向に移動するのを阻止するようになってい
る。また、係止部材22の頭部には、ターミナル4がボ
ス21側に垂直に移動した際に、ターミナル4の移動を
妨げることなく、同ターミナル4を切欠22aに至らせ
るための斜面22bが形成されている。
【0013】上記のように構成された配線基板の固定構
造においては、配線基板1を案内部材23に沿ってケー
ス2のボス21側に移動すると、ターミナル4の他方の
接続部42の先端部42bが係止部材22の斜面22b
に当り、これにより、係止部材22の頭部がターミナル
4から逃げるようにたわむ。このため、ターミナル4が
ボス21まで容易移動し、同ターミナル4の他方の接続
部42が係止部材22の段付の係合部22aに係止され
る。この状態から、ボス21に形成された貫通孔21a
にネジ部材3を挿入して、その雄ネジ部3aをターミナ
ル4のネジ孔42aに捩じ込む。この際、ターミナル4
が係止部材22に係止されているから、同ターミナル4
がネジ部材3に押されて、ボス21から逃げるように移
動することがない。
【0014】したがって、上記配線基板の固定構造によ
れば、配線基板1を貫通孔21a側に押し付ける作業
と、ネジ部材3をネジ孔42aに捩じ込む作業とを同時
に行う必要がなく、ネジ部材3をネジ孔42aに捩じ込
む作業だけに専念することができるから、配線基板1を
能率よく簡単にケース2に固定することができる。
【0015】しかも、係止部材22によって、他方の接
続部42における一方の接続部41とは反対側の部分を
係止しているから、ターミナル4が一方の接続部41側
の部分を支点にして回転するように変位することがな
い。したがって、一方の接続部41を配線基板1に固定
するはんだ付け1aの部分に損傷が生じるおそれがな
い。
【0016】さらに、案内部材23、23と係止部材2
2、22との2種類の部材だけでも、配線基板1をケー
ス2に固定した状態にすることができるから、たとえば
ネジ部材3が外れるようなことがあっても、配線基板1
が即座に脱落することがない。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、係止部材によって、
配線基板がターミナルともに、貫通孔の部分から離れる
方向に移動するのを防止することができるから、ネジ部
材をターミナルのネジ孔に簡単に捩じ込むことができ
る。すなわち、配線基板を貫通孔側に押し付ける作業
と、ネジ部材をネジ孔に捩じ込む作業とを同時に行う必
要がなく、ネジ部材をネジ孔に捩じ込む作業だけに専念
することができるから、配線基板を能率良く簡単に保持
手段に固定することができる。
【0018】しかも、係止部材によって、他方の接続部
における一方の接続部とは反対側の部分を係止している
から、ターミナルが一方の接続部側の部分を支点にして
回転するように変位することがない。したがって、一方
の接続部を配線基板に固定するはんだ付け等の部分に損
傷等を生じさせるおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例として示した配線基板の固
定構造の断面図。
【図2】同配線基板の固定構造の斜視図。
【図3】従来例として示した配線基板の固定構造の断面
図。
【符号の説明】
1 配線基板 1a はんだ付け 2 保持手段(ケース) 3 ネジ部材 3a 雄ネジ部 4 ターミナル 21a 貫通孔 22 係止部材 23 案内部材 41 一方の接続部 42 他方の接続部 42a ネジ孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方及び他方の接続部をL字状に形成し
    たターミナルと、このターミナルの一方の接続部をはん
    だ付け等により固定した配線基板と、前記ターミナルの
    他方の接続部をネジ部材で固定することにより、前記配
    線基板を保持する保持手段とを備えた配線基板の固定構
    造であって、 前記ターミナルの他方の接続部には、前記ネジ部材が螺
    合するネジ孔を設け、 前記保持手段には、前記ネジ部材の雄ネジ部が挿通可能
    な貫通孔と、前記配線基板を案内し、前記ターミナルの
    他方の接続部を前記貫通孔の位置に導くとともに、この
    貫通孔に前記ネジ孔が合うように導く案内部材と、前記
    ターミナルの他方の接続部が前記貫通孔の位置に達した
    際に、他方の接続部における一方の接続部とは反対側の
    部分を係止して、ターミナルが貫通孔の位置から離れる
    方向に移動するのを阻止する係止部材とを設けてなり、 前記ネジ部材を前記保持手段の貫通孔に挿入するととも
    に、前記ターミナルのネジ孔に螺合することにより、タ
    ーミナルを介して配線基板を保持手段に固定することを
    特徴とする配線基板の固定構造。
JP2814595A 1995-02-16 1995-02-16 配線基板の固定構造 Pending JPH08222869A (ja)

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JPH08222869A true JPH08222869A (ja) 1996-08-30

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ID=12240602

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JP (1) JPH08222869A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999044404A1 (de) * 1998-02-24 1999-09-02 Siemens Ag Österreich Elektronisches gerät

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999044404A1 (de) * 1998-02-24 1999-09-02 Siemens Ag Österreich Elektronisches gerät

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