JPH08220192A - 組み込み型自己テスト論理回路 - Google Patents

組み込み型自己テスト論理回路

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JPH08220192A
JPH08220192A JP7044804A JP4480495A JPH08220192A JP H08220192 A JPH08220192 A JP H08220192A JP 7044804 A JP7044804 A JP 7044804A JP 4480495 A JP4480495 A JP 4480495A JP H08220192 A JPH08220192 A JP H08220192A
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JP
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scan
flip
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lsi
sisr
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Jun Matsushima
潤 松嶋
Takao Nishida
隆夫 西田
Naohiro Kageyama
直洋 影山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のLSIを搭載しBIST制御を行なう
基板において、故障の発生したLSIを特定可能とし、
故障が発生した個所を指摘可能とする。 【構成】 各検査対象LSI102〜105内の各FF152
は、固有のスキャンアドレスが割り当てられスキャン可
能なFFであり、検査制御LSI101の制御の下にラン
ダムアクセススキャンコントロール回路151により、デ
ータの読み出し、書き込みが行なわれる。検査制御LS
Iは、スキャン制御部とBIST(組み込み型自己テス
ト)制御部を備え、BIST制御部は、疑似乱数発生器
128と、アドレスインクリメンタ121と、検査対象LSI
数の単一入力線形フィードバックレジスタ(SISR)
からなる符号圧縮器118を備え、スキャンイン時、各フ
リップフロップに疑似乱数を順次書き込み、スキャンア
ウト時、各フリップフロップ内のデータを読み出し、前
記符号圧縮器の対応する各SISRに入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は故障診断可能な論理回路
に係り、特に多数のLSIを搭載する基板や多数の論理
ブロックより構成される大規模なLSI、MCM(Mu
lti Chip Module)等の故障診断の高速
化、故障解析の容易化を可能にする自己診断可能な論理
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模論理回路(以下LSI)の故障診
断を容易にする技術として最も代表的なものに、全ての
フリップフロップに値の設定読み出しを可能とする回路
を付加するスキャン設計方式がある。スキャン設計によ
り順序回路の状態遷移の複雑さを、パタン印加前の状態
を考慮する必要のない組み合わせ回路にすることにより
故障診断を容易にする。スキャン設計方式はシフトレジ
スタを用いて鎖状に接続されたフリップフロップに次々
と値を設定していくシフトスキャンと、各フリップフロ
ップに固有のアドレス決めておき、このアドレスにより
選択されたフリップフロップに値を設定、読み出しする
アドレススキャンに大別される。一般的にはシフトスキ
ャンの方が単純な回路で設計可能であるが、一方ランダ
ムアクセススキャンでは必要なフリップフロップの値だ
けを設定したり、読み出したするのに有利である。
【0003】ここで、代表的なシフトスキャン回路であ
る、LSSDについて図3により説明する、ランダムア
クセススキャン回路については、実施例1におけるラン
ダムアクセススキャンコントロール回路により説明す
る。図3においてスキャンイン322、システムクロッ
ク324、シフトクロックC1 325、及びC2 3
26、スキャンアウト327はエッジピン、313〜3
20はフリップフロップである。スキャンインピン32
2から全フリップフロップを経由してスキャンアウトピ
ンにいたるチェインをスキャンチェインと呼ぶ。各フリ
ップフロップは2個1組で2相のクロックにより制御さ
れる、2個1組のフリップフロップの前段のフリップフ
ロップはシステムクロックとシフトクロックC1の二つ
のクロックを有しており、システムクロックを入力した
場合、論理回路311からデータを入力し、C1クロッ
クを入力した場合、スキャンチェイン側からデータを入
力する。シフトクロックC2を入力することにより、2
個1組のフリップフロップの前段のフリップフロップの
値を後段のフリップフロップに取り込むことができる。
テストデータのスキャンイン・アウト、つまり、スキャ
ンチェイン中のデータの移動をする場合、C1のクロッ
クを入力し、スキャンインよりフリップフロップ313
へデータが、フリップフロップ315、317、319
はシフトチェイン前段のフリップフロップ314、31
6、318よりデータを取り込む、続いて、C2を入力
すると、各組のフリップフロップのデータが後段のフリ
ップフロップ314、316、318、320へ取り込
まれ、論理回路312、スキャンアウトへ出力される。
フリップフロップが論理回路からデータを取り込む、つ
まり、通常の動作の場合、システムクロック324を入
力し、前段のフリップフロップにデータを論理回路31
1より取り込む、次にC2を入力すると、後段のフリッ
プフロップにデータが取り込まれ、論理回路312へデ
ータが出力される。
【0004】スキャン設計されたLSIを、より効率的
に検査する方法として、テストのための実行制御回路を
被テスト回路の内部に組み込んでテストを行う組み込み
型自己テスト(Built In Self Test
以下BISTと略す。)がある。図2にBISTの概
念図を示す。BISTではスキャン設計された被検査回
路202とその被検査回路に大量のパターンを与えるた
めの疑似乱数テストパターン発生器201、出力応答系
列を圧縮し最終パターンでのみの比較で良否判定するた
めの、パターン圧縮器203より構成される。通常パタ
ーン発生器、パターン圧縮器には線形フィードバックレ
ジスタ(Liner Feedback Shift
Register 以下LFSRと略す。)を用いる。
LFSRを用いたパターン発生器では「全て0」を除く
全てのパターンを疑似ランダム的に発生することが可能
である。また、LFSRを用いたデータ圧縮方法をシグ
ネチャ解析、圧縮用LSFRをシグネチャアナライザと
いう。LFSRを利用した疑似乱数発生器の例を図4
に、シグネチャアナライザの例を図5に示す。また、多
くのLSIを搭載した基板では個々のLSIで乱数発生
器、パタン圧縮器を持たずに、1つのBIST制御部で
複数のLSIのBIST制御を行う方法がある。この場
合乱数発生器パタン圧縮器等を複数用意しなくて良いた
め、ハードウェアオーバヘッドが少ないという利点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で記述し
た、複数のLSIのBIST制御を同一基板上の一つの
LSIで行う方法の場合、パタン圧縮器が1つのため故
障のあるLSIを特定できないという欠点がある、これ
を、解決するために、基板上のLSIを個別にテスト検
査するということが考えられるが、この場合は、検査の
ための時間が多くかかるという問題が発生する。また、
従来のLFSRを利用した符合圧縮器では一度中のデー
タを取り出すと、中のデータが破壊されてしまうため、
中断して途中で良否判定し、その後続きのテストを行う
ことができない。単純に回路の良否の判定であれば、大
量のパタンで全てのテストを実行後、良否の判定のみで
よいが、不良解析時などに膨大なBISTのテストパタ
ン中のどの部分で故障が発生したかの解析を行うために
は、ある程度のパタンまでを実行したところで、圧縮符
合を取り出し、良否判定を行い、ここで不良が発見され
れば、不良解析時に、解析するパタンを少ないテストパ
タンに限定可能である。しかし、この時点で不良が発見
されない場合、検査結果を格納している符合圧縮器の内
容が検査結果取り出しのために破壊されてしまうため、
再び1番最初のパタンからの検査やり直しとなる。従来
のBISTでの不良解析では不良の発生したテストパタ
ンを限定するためには、1番最初のパタンからの検査や
り直しを何回も繰り返す必要があった。
【0006】本発明の目的は、複数のLSIを搭載しB
IST制御を行なう基板において、故障の発生したLS
Iを特定可能とし不良解析を容易に行なえるようにする
ことにある。本発明の他の目的は、BISTの膨大なテ
ストパタンにおいて、故障が発生した個所を指摘可能と
し、不良解析を容易にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、夫々が固有の検査LSIアドレスを割り
当てられた複数の検査対象LSIと1つの検査制御LS
Iを備える組み込み型自己テスト論理回路であって、前
記各検査対象LSIは、固有のスキャンアドレスが割り
当てられスキャン可能なフリップフロップであり、入出
力ピンと内在するRAMの入出力ピン全てに付加された
フリップフロップおよび内在するフリップフロップと、
デコーダを有し、与えられたスキャンアドレスによりフ
リップフロップを選択し、選択されたフリップフロップ
の読み出しまたは書き込みを行ない、前記検査制御LS
Iは、スキャン制御部とBIST(組み込み型自己テス
ト)制御部と該両制御部をスキャン/BISTモード切
替信号により選択するセレクタを備え、前記スキャン制
御部は、外部より与えられるスキャンアドレスと検査対
象LSIアドレスにより検査対象LSIの任意のフリッ
プフロップを指定し、外部から与えられるスキャンイン
データを書き込むスキャンインまたは指定されたフリッ
プフロップ内のデータを読み出すスキャンアウトを行な
い、前記BIST制御部は、テストパターン用疑似乱数
を発生する疑似乱数発生器と、テスト用クロックに従い
順次スキャンアドレスを出力するアドレスインクリメン
タと、検査対象LSI数の単一入力線形フィードバック
レジスタ(SISR)からなる符号圧縮器を備え、スキ
ャンイン時、スキャンアドレスで指定される各検査対象
LSIのフリップフロップに前記疑似乱数を順次書き込
み、スキャンアウト時、スキャンアドレスで指定される
各検査対象LSIのフリップフロップ内のデータを読み
出し、前記符号圧縮器の対応する各SISRに入力する
ようにしている。さらに、前記符合圧縮器は、1つの制
御入力により、全てのSISRのフィードバックループ
を切断し、全てのSISRへの入力信号を阻止すると同
時に、各SISRを直列に接続し、かつ、1番前段のS
ISRの出力と一番後段のSISRの入力を接続し、ル
ープ状のシフトレジスタになるよう構成し、圧縮符合取
り出し時に、内部データの破壊を防ぐ非破壊シフトルー
プを備えるようにしている。また、検査対象LSI数の
単一入力線形フィードバックレジスタ(SISR)から
なる符号圧縮器に替えて、複数の入力を、1つのフィー
ドバックループにより符号圧縮を行う多入力符号圧縮器
(MISR)を備え、該MISRは、1つの制御入力よ
り、MISRのフィードバックループを切断し、全ての
入力信号を阻止し、ループ状のシフトレジスタを構成
し、圧縮符合取り出し時に、内部データの破壊を防ぐ非
破壊シフトループを備えるようにしている。
【0008】
【作用】上記手段により、複数LSIを搭載した基板お
いてBIST制御部分が1つにまとめられ、LSIの検
査結果を格納する符合圧縮器が複数搭載されているの
で、故障の発生したLSIを特定することが可能にな
り、不良解析を容易にすることができる。また、複数の
符合圧縮器を符合圧縮モード、データ取り出しモードの
2つのモードで切り替え可能とし、データ取り出しモー
ドのとき、全符合圧縮器で一つのループ状のシフトレジ
スタを形成し、データ取り出し後も符合圧縮器の内容の
破壊を防止しているため、BISTの中断および継続実
行が可能となり、BISTの膨大なテストパタンにおけ
る故障個所を検知することが可能となり、不良解析を容
易にすることができる。
【0009】
【実施例】図1に1実施例を示す。基板上に複数の被検
査LSI102〜105と1つの検査制御を行うLSI
101が搭載されている。これら、被検査LSIはラン
ダムアクセススキャンコントロール回路151を付加し
たスキャン設計となっている。ここで使用しているラン
ダムアクセススキャンコントロール回路を図6を用いて
説明する。図6ではフリップフロップセル621〜62
9(図1で代表して符号152を付して示すフリップフ
ロップセルに対応する)を含んだ構成として示す。図6
のランダムアクセススキャンコントロール回路のエッジ
ピンはスキャン回路の入力としてスキャンインデータ6
01、スキャンイネーブル602、スキャンアドレス6
04〜607、スキャン回路の出力として、スキャンア
ウトデータ608、他にLSIのクロック入力のエッジ
ピン609、610がある。また、内部の構成は主に、
アドレスデコーダ660とフリップフロップセル621
〜629である。回路は、通常動作とスキャン動作の2
つの動作モードがある、この動作モードを選択するのが
スキャンイネーブル602である。スキャンイネーブル
602が‘0’の時通常モード、‘1’の時スキャンモ
ードで動作する。
【0010】スキャンモードの時スキャンインデータ6
01よりスキャンインする値を入力する、また、スキャ
ンアドレス603〜606より値を設定するフリップフ
ロップのアドレスを入力する。この状態で、クロック1
609を入力するとスキャンアドレスの示すフリップ
フロップに値が取り込まれる。たとえば、スキャンアド
レスが‘0000’のフリップフロップ621に‘1’
をスキャンインする場合、アドレスデコーダ660によ
り選択されたフリップフロップのアドレス線641が
‘1’の値を取り、また、スキャン時はスキャンイネー
ブル602が‘1’のため、スキャンインデータ601
とスキャンイネーブル602のAND611の出力は
‘1’となる。フリップフロップ621内のAND素子
632はスキャンアドレス641とスキャンイネーブル
602とAND素子611の出力を入力し全て値が
‘1’であるため、出力値は‘1’となる。フリップフ
ロップ621のデータ入力640からのデータはスキャ
ンイネーブルの反転612とのAND631により常に
‘0’である。OR素子633は631と632の出力
‘0’、‘1’を入力し‘1’の値を取る。この結果フ
リップフロップ634のデータは‘1’の値を取る。
【0011】いま、スキャンイネーブルの反転612と
スキャンアドレス641のOR638はアドレスの選択
により‘1’の値を取る。また、クロック 609とO
R素子638のAND素子635の出力はクロック1
609と同じになる。ここで、クロック1 609が入
力されるとフリップフロップ634にOR素子633か
ら値が取り込まれる。この動作がスキャンインである。
値の設定が必要な全てのフリップフロップにスキャンイ
ンした後、クロック610よりクロック2を入力する、
すると各フリップフロップセルからスキャンインされた
値が出力される。
【0012】次に、通常モードつまり、スキャンイネー
ブル602を‘0’とし、クロック2 610を入力す
るとフリップフロップ634の値がフリップフロップ6
36に取り込まれデータ出力639から論理回路にスキ
ャンインされたデータが出力される。通常モードの場
合、スキャンイネーブルの反転612が‘1’であるた
め、OR素子638の値は全てのフリップフロップで
‘1’となる。
【0013】また、AND素子631は片側の入力が
‘1’であるためもう片側の入力である640の値をそ
のまま取る。スキャンイネーブル602が‘0’である
ためAND素子632の出力は‘0’となるため、63
1と632を入力する633のOR素子は、631の値
を取る、つまりデータ入力640の値となる。ここで、
クロック1 609を入力すると、AND素子635は
片側の入力であるOR素子638が‘1’であるためク
ロック1の値をそのまま出力し、これにより、フリップ
フロップ634は論理回路側からの値を取り込む。この
ように、スキャンイン後に論理回路からの値を取り込む
動作をクロックアドバンスという。
【0014】スキャンアウトを行うときは、まず、クロ
ック2 610を入力しフリップフロップ634のデー
タをフリップフロップ636に設定する。つぎに、スキ
ャンイネーブルを‘1’としスキャンアウトしたいアド
レスを選択すればアドレスの選択されたフリップフロッ
プのデータが出力される。このとき、選択されたフリッ
プフロップセル以外のセルはAND素子637により値
がつねに‘0’になっており、このため、全てのフリッ
プフロップセルのOR650の出力は選択されたフリッ
プフロップセルの値をとる。
【0015】つぎに、この構成で、被検査LSI102
にスキャン動作を行う場合について説明する。他の被検
査LSI103、104、105についても検査LSI
アドレス109、110の値を変えるだけで全く同様に
スキャン動作を行う。まず、スキャン/BIST切替信
号117の値を‘0’スキャン/通常論理切替信号17
0の値を‘1’としスキャンモードを選択する。スキャ
ン/BIST切替信号117が‘0’の場合セレクタ1
22、127により、基板の外部よりスキャンアドレ
ス、スキャンデータを入力するための、スキャンアドレ
ス入力111〜114、スキャンデータ入力115が選
択され、各被検査LSIのスキャンアドレス183、1
87、191、195、スキャンインデータ184、1
88、192、196へと出力される。また、検査LS
Iアドレス109、110より被検査LSI102の検
査LSIアドレス‘00’を入力し、この先につながる
デコーダ120に入力する、デコーダ120はアドレス
‘00’により4本の出力の内1本のみを‘1’とし残
りの3本を‘0’とする。デコーダ120の4つの出力
はそれぞれ、スキャン/通常論理切替信号170とのA
ND171、172、173、174につながってい
る。いま、をスキャン/通常論理切替信号170は
‘1’であるため、デコーダ120の出力そのままに、
AND素子171の出力のみが‘1’となり、172、
173、174の出力は‘0’となる。AND素子17
1、172、173、174の出力は、スキャン/BI
ST切替信号117とのOR123、124、125、
126につながっており、いまスキャン/BIST切替
信号117は‘0’であるため、OR素子123の出力
のみが‘1’となり、124、125、126の出力は
‘0’となる。これらOR素子123、124、12
5、126はそれぞれ被検査対象LSI102、10
3、104、105のスキャンイネーブルにつながって
おり、これにより、LSI通常論理で動作するか、スキ
ャン動作するかを選択する。つまり、スキャン/通常論
理切替信号170が‘1’でスキャン/BIST切替信
号117‘0’の場合(スキャンモードの場合)、デコ
ーダ120の出力がそのまま、各被検査LSI102、
103、104、105のスキャンイネーブル182、
186、190、194の値となる。今回は、OR素子
123の出力が‘1’、124、125、126の出力
が‘0’となり、被検査LSI102のみが、スキャン
動作を行う。また、各、被検査LSI102のスキャン
アウトデータ181、185、189、193は、検査
制御LSIのスキャンアウトデータセレクタ119につ
ながっており、ここで、検査LSIアドレス109、1
10により、選択されスキャンデータ出力108より出
力される。いま、検査LSIアドレス109、110の
値は‘00’であるから、スキャンアウトデータ181
が選択されスキャンデータ出力108より出力される。
【0016】次に、BISTモードでの動作について説
明する。BISTモード時は、スキャン/BIST切替
信号117を‘1’としBISTモードを選択、符号圧
縮器118の圧縮、取出し切替107を‘1’とし圧縮
モードとする。スキャン/BIST切替信号117を
‘1’としたことで、セレクタ122、127はそれぞ
れアドレスインクリメンタ121、疑似乱数発生器12
8を出力する。ここで、アドレスインクリメンタの例を
図7に示す。アドレスインクリメンタは必要に応じて次
々アドレスをインクリメントするカウンタである。ま
た、疑似乱数発生器は従来の技術と同じく図3のような
LFSRによる乱数発生器である。
【0017】いま、スキャン/BIST切替信号117
が‘1’のため、OR素子123、124、125、1
26の出力がすべて‘1’となるため4つのLSI10
2、103、104、105が全てのスキャンイネーブ
ル182、184、190、194が‘1’となり、4
つのLSIに同時に疑似乱数パタンの配布が可能とな
る。この状態でテストクロック116が入力されると全
LSIのフリップフロップに次々に疑似乱数のパタンが
設定されていく。全ての、フリップフロップに疑似乱数
パタンをセットし、クロックアドバンスの後、アドレス
インクリメンタによりアドレスを送出し、スキャンアウ
トを行う。スキャンアウトデータ181、185、18
9、193は検査制御LSI101の符号圧縮器118
につながっている。符号圧縮器では並列に読み込んだス
キャンアウトデータをLSI数の単一入力線形フィード
バックレジスタ(以下SISR−Single Inp
ut Signature register)で圧縮
する、圧縮器の動作につては後ほど説明する。スキャン
アウトが全て終了、つまり、符号圧縮器にて全てのフリ
ップフロップからのデータ圧縮が終わると、1つのテス
トパタンが完了する。実際のテストは、多数のテストパ
タンでを用いて行われるために、これら、BISTモー
ドとクロックをコントロールする論理が付加され、外部
からはクロックの入力だけで次々と疑似乱数パタンをL
SIに付加し、検査を行う。
【0018】BISTで全てのテストパタンを完了後、
圧縮/取出し切替107を‘0’とし、圧縮されたテス
ト結果を106より取り出し、期待値照合を行い良否判
定を行う。ここで、この実施例の符号圧縮器の構造を図
8を用いて説明する、尚、図8では単純化のためSIS
R内のフリップフロップのリセット、及びクロックは省
略する。まず、圧縮/取出し切替802が‘1’の場
合、セレクタ816〜819は各LSIからのスキャン
アウトデータ803〜806を選択し、SISR811
〜814はLSIのスキャンアウトデータ803〜80
6を入力する。この状態で、クロックを入力すると、各
SISRが動作しスキャンアウトデータを取込み、圧縮
する。テスト完了後、圧縮/取出し切替802を‘0’
とする。この状態では、セレクタ816〜819は全て
前段ののSISRの出力を読み込むようになり、また、
AND素子821〜824により、各SISRのフィー
ドバックループストップさせ、全てのSISRをつなげ
たループ状のシフトレジスタとなる。圧縮/取出し切替
802を‘0’としたまま、順次クロックを入力する
と、各SISRのデータが圧縮符号801として取り出
される。このとき、取り出されたデータはセレクタ81
9を通ってSISR4に入力され、再びこのループ状の
シフトレジスタに入るため、全てのデータを取り出した
ときこの各SISRは取り出し開始前と全く同じ状態と
なる。再び、テストの続きを行う必要があれば、圧縮/
取出し切替802を‘1’とし、テストデータの圧縮を
行う。つまり、中断、継続実行を繰り返しながら、BI
STを行うことが可能であり、テストパタンのどの部分
で不良が発生したか知ることができ、不良解析容易とな
る。
【0019】別の実施例として図9に示す構成のLSI
のBISTについて説明する。図9のLSIの検査容易
化のための論理は、並列に疑似乱数を発生する乱数発生
器911と、この、乱数発生器より検査データをスキャ
ンインする境界スキャン913(Boundary s
can IEEE P1149.1 で規格化)とシ
フトスキャン914、これら、境界スキャン913、シ
フトスキャン914からデータを入力し、圧縮する多入
力の符号圧縮器などから構成される。この回路でBIS
Tの中断、継続実行を可能とするための、多入力符号圧
縮器912(以下MISR−Multi Input
Signature Register)の例を図10
に示す、図10の例は12BITのLFSRによる4入
力符合圧縮器である。図10のMISRで、取出し切替
1011を‘0’とし、圧縮モードでBISTを行う、
このとき、反転素子1020の出力は‘1’となり、A
ND素子1021、1022、1023、1024はそ
れぞれ、シフトチェインからのデータをMISRに出力
する。反転1026のためAND素子1027の出力は
‘0’となりAND素子1025の出力がMISRのフ
ィードバックループとなる。このため、この回路は通常
のMISRとしてシフトチェインからのデータの圧縮動
作をする。また、取出し切替1011を‘1’とし、符
号取り出しモードの時は、AND素子1021、102
2、1023、1024、1025はすべて‘0’固定
となるため、この回路は、ループ状につながった単純な
シフトレジスタとして動作する。図10の場合12段の
フリップフロップで構成されているため、符号取り出し
モードで12回クロックを入力すると、圧縮符号が取り
出され、MISR内のデータも取りだし前の状態にな
る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、複数LSIを搭載した
基板におけるBIST制御部分を1つにまとめ、かつ、
複数のLSIを同時に検査する論理回路に、これらのL
SIの検査結果を格納する符合圧縮器を複数搭載してい
るため、故障の発生したLSIを特定可能とし、不良解
析を容易にする。また、BIST制御部分に一つの制御
入力を設け、符合圧縮モード、データ取り出しモードの
2つのモードで切り替え可能とし、データ取り出しモー
ドのとき、全符合圧縮器で一つのループ状のシフトレジ
スタを形成し、データ取り出し後も符合圧縮器の内容の
破壊を防ぐようにしているため、BISTの中断および
継続実行を可能としており、これにより、BISTの膨
大なテストパタンのどのあたりで故障が発生したか知る
ことを可能とし、不良解析を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す図である。
【図2】BISTの基本的な構成を示す図である。
【図3】シフトスキャン回路の一例を示す図である。
【図4】線形フィードバックレジスタによる疑似乱数発
生器の一例を示す図である。
【図5】線形フィードバックレジスタによるシグネチャ
アナライザの一例を示す図である。
【図6】図1の構成におけるランダムアクセススキャン
コントロール回路の一例を示す図である。
【図7】4ビットアドレスインクリメンタの一例を示す
図である。
【図8】SISRを用いた非破壊シフトレジスタを構成
する多入力符合圧縮器を示す図である。
【図9】シフトスキャンを用いたBISTの一例を示す
図である。
【図10】MISRを用いた非破壊シフトレジスタを構
成する多入力符合圧縮器を示す図である。
【符号の説明】
100 複数LSI搭載基板 101 検査制御LSI 102〜105 検査対象LSI 119、122、127、132、134、136、1
38 セレクタ 120 デコーダ 121 アドレスインクリメンタ 128 乱数発生器 131、133、135、137 SISR 151 ランダムアクセススキャンコントロール回路 152 フリップフロップ 621〜629 フリップフロップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々が固有の検査LSIアドレスを割り
    当てられた複数の検査対象LSIと1つの検査制御LS
    Iを備える組み込み型自己テスト論理回路であって、 前記各検査対象LSIは、 固有のスキャンアドレスが割り当てられスキャン可能な
    フリップフロップであり、入出力ピンと内在するRAM
    の入出力ピン全てに付加されたフリップフロップおよび
    内在するフリップフロップと、デコーダを有し、与えら
    れたスキャンアドレスによりフリップフロップを選択
    し、選択されたフリップフロップの読み出しまたは書き
    込みを行ない、 前記検査制御LSIは、 スキャン制御部とBIST(組み込み型自己テスト)制
    御部と該両制御部をスキャン/BISTモード切替信号
    により選択するセレクタを備え、 前記スキャン制御部は、外部より与えられるスキャンア
    ドレスと検査対象LSIアドレスにより検査対象LSI
    の任意のフリップフロップを指定し、外部から与えられ
    るスキャンインデータを書き込むスキャンインまたは指
    定されたフリップフロップ内のデータを読み出すスキャ
    ンアウトを行ない、 前記BIST制御部は、テストパターン用疑似乱数を発
    生する疑似乱数発生器と、テスト用クロックに従い順次
    スキャンアドレスを出力するアドレスインクリメンタ
    と、検査対象LSI数の単一入力線形フィードバックレ
    ジスタ(SISR)からなる符号圧縮器を備え、 スキャンイン時、スキャンアドレスで指定される各検査
    対象LSIのフリップフロップに前記疑似乱数を順次書
    き込み、 スキャンアウト時、スキャンアドレスで指定される各検
    査対象LSIのフリップフロップ内のデータを読み出
    し、前記符号圧縮器の対応する各SISRに入力するこ
    とを特徴とする組み込み型自己テスト論理回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の組み込み型自己テスト論
    理回路において、 前記符合圧縮器は、1つの制御入力により、全てのSI
    SRのフィードバックループを切断し、全てのSISR
    への入力信号を阻止すると同時に、各SISRを直列に
    接続し、かつ、1番前段のSISRの出力と一番後段の
    SISRの入力を接続し、ループ状のシフトレジスタに
    なるよう構成し、圧縮符合取り出し時に、内部データの
    破壊を防ぐ非破壊シフトループを備えるようにすること
    を特徴とする組み込み型自己テスト論理回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の組み込み型自己テスト論
    理回路において、 検査対象LSI数の単一入力線形フィードバックレジス
    タ(SISR)からなる符号圧縮器に替えて、複数の入
    力を、1つのフィードバックループにより符号圧縮を行
    う多入力符号圧縮器(MISR)を備え、該MISR
    は、1つの制御入力より、MISRのフィードバックル
    ープを切断し、全ての入力信号を阻止し、ループ状のシ
    フトレジスタを構成し、圧縮符合取り出し時に、内部デ
    ータの破壊を防ぐ非破壊シフトループを備えるようにす
    ることを特徴とする組み込み型自己テスト論理回路。
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