JPH08218733A - 建物ユニットの窓枠取付構造 - Google Patents

建物ユニットの窓枠取付構造

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JPH08218733A
JPH08218733A JP2166995A JP2166995A JPH08218733A JP H08218733 A JPH08218733 A JP H08218733A JP 2166995 A JP2166995 A JP 2166995A JP 2166995 A JP2166995 A JP 2166995A JP H08218733 A JPH08218733 A JP H08218733A
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JP
Japan
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window frame
building unit
floor
mounting structure
horizontal
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Withdrawn
Application number
JP2166995A
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English (en)
Inventor
Ikuo Nakai
郁夫 中井
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】床面材の取付作業性が改善されるうえ、床面材
が撓みにくくなる建物ユニットの窓枠取付構造の提供。 【構成】柱3および梁4A, 4Bを接合した六面体状の骨組
み2を有する建物ユニット1に窓枠9を取付けるにあた
り、隣接する柱3の間に架け渡された水平軸組材10を用
いて窓枠9を取付ける。これにより、窓枠9の取付け
に、床面材8と干渉する間柱が排除され、床梁4Bの上面
に達する位置まで床面材8の端縁を延長することで、床
面材8の端縁が床梁4Bの上面に直接支持され、ブラケッ
ト等の支持具が不要になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物ユニットの窓枠取
付構造に関し、ユニット式住宅等のユニット式建物に利
用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、予め工場で製造された複数の建
物ユニットを建築現場で相互に接合するユニット式建物
が利用されている。このようなユニット式建物によれ
ば、建物の内外装等の殆ど全ての作業が工場で行われる
ため、建築現場での作業が軽減され、短期間で建物を完
成することができる。ユニット式建物を構成する建物ユ
ニットとしては、図5に示されるように、ボックス状の
建物ユニット1がある。ボックス状の建物ユニット1
は、六面体状の骨組み2を有するものである。建物ユニ
ット1の骨組み2は、四隅の柱3の上端部および下端部
にそれぞれ天井梁4Aおよび床梁4Bを接合して形成された
ものである。対向する一対の天井梁4Aの間には、複数の
天井小梁5が架け渡され、これらの天井小梁5の下面に
天井をなす天井面材6が取付けられている。対向する一
対の床梁4Bの間には、根太7が架け渡され、これらの根
太7の上面に床をなす床面材8が取付けられている。こ
のような建物ユニット1に、窓を設けるにあたり、隣接
する柱3の間に、天井梁4Aおよび床梁4Bを連結する一対
の間柱50を設け、これらの間柱50の間に窓枠9を取付
け、この窓枠9で窓サッシ等の窓用建具を固定してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような窓枠の取付
構造では、間柱50の下端が床梁4Bの上面に接合されてお
り、床面材8の端縁を床梁4Bに達する位置まで延長する
と、床面材8の端縁と間柱50の下端とが干渉するので、
床面材8の端縁を床梁4Bの上面で直接支持させることは
できない。このため、図6に示されるように、床梁4Bに
ブラケット51を固定し、このブラケット51に床面材8を
受ける受材52を取付け、これらのブラケット51および受
材52を介して床面材8の端縁を支持する必要があり、床
面材8の端縁の支持構造を複雑にし、床面材8の取付作
業を煩雑にするという問題がある。また、ブラケット51
および受材52を使用すると、床面材8に加わる荷重によ
りブラケット51および受材52が押圧され、ブラケット51
および受材52が変形する。これにより、床面材8の端縁
近傍が撓みやすくなるので、撓みに対する床面材8の強
度を充分確保できないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、床面材の取付作業性が改
善されるうえ、床面材が撓みにくくなる建物ユニットの
窓枠取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、柱および梁を
接合した六面体状の骨組みを有する建物ユニットに窓枠
を取付ける建物ユニットの窓枠取付構造であって、隣接
する前記柱の間に架け渡された水平軸組材に窓枠が取付
けられていることを特徴とする。以上において、前記柱
には、一対の水平軸組材が架け渡され、これらの水平軸
組材の間に窓枠が取付けられていることが望ましい。ま
た、前記建物ユニットの平面形状が長方形の場合、水平
軸組材は、前記建物ユニットの長方形の短辺の両側に配
置された前記柱の間に架け渡されていることが望まし
い。さらに、前記建物ユニットの平面形状が長方形の場
合、トラス梁状の軸組材からなる水平軸組材を採用すれ
ば、当該水平軸組材は、前記建物ユニットの長方形の長
辺の両側に配置された前記柱の間に架け渡すこともでき
る。
【0006】
【作用】このような本発明では、窓枠を取付けるのに、
間柱を必要としないので、床梁の上面に達する位置まで
床面材の端縁が延長可能となり、床面材の端縁を床梁の
上面に直接支持させることができる。このため、床梁に
固定されるブラケット等が省略可能となり、床面材の取
付作業が容易となるうえ、床面材の端縁が直接床梁に支
持され、撓みに対する床面材の強度が充分確保され、こ
れにより前記目的が達成される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下の説明では、既に説明した部材と同
じ部材には同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡
略にする。図1には、本実施例に係る建物ユニット1が
示されている。この建物ユニット1は、平面形状が長方
形となったものである。建物ユニット1には、図中左側
の短辺を含む側面1Aに窓枠9が設けられるようになって
いる。側面1Aの両側に配置された柱3の間には、一対の
水平軸組材10が架け渡されている。これらの水平軸組材
10は一対の鉛直軸組材11で相互に連結されている。一対
の水平軸組材10の間隔は窓枠9の幅寸法に対応してお
り、一対の鉛直軸組材11の間隔は窓枠9の高さ寸法に対
応している。
【0008】水平軸組材10は、断面L字形状または断面
コ字形状の鋼材を所定長さに切断したものである。鉛直
軸組材11は、水平軸組材10と同様に、断面L字形状また
は断面コ字形状の鋼材を所定長さに切断したものであ
る。これらの水平軸組材10および鉛直軸組材11に囲まれ
た部分の中に窓枠9を配置した状態で、これらの水平軸
組材10および鉛直軸組材11に窓枠9がテックスビス等の
接合具で固定されている。ここにおいて、水平軸組材10
および鉛直軸組材11を含んで窓枠取付構造が構成されて
いる。一方、床面材8の側面1A側の端縁は、図2に示さ
れるように、床梁4Bの上面に達する位置まで延長され、
床梁4Bの上面にテックスビス等の接合具12で直接固定さ
れている。これにより、床面材8の端縁に加わる荷重が
床梁4Bに直接支持されるようになっている。
【0009】前述のような本実施例によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、柱3の間に架け渡された水平
軸組材10で窓枠9を取付けるようにしたので、床面材8
と干渉する間柱が不要となる。このため、床面材8の端
縁は、床梁4Bの上面に達する位置まで延長可能となり、
床梁4Bの上面に直接支持させることができ、ブラケット
等の取付作業が省略され、床面材8の取付作業が容易と
なり、その作業性を改善できる。
【0010】また、床面材8の端縁を直接床梁4Aに支持
し、床面材8の撓みの原因となるブラケット等を排除し
たので、撓みに対する床面材8の強度を充分確保するこ
とができる。
【0011】さらに、建物ユニット1の短辺の両側の柱
3の間に水平軸組材10を架け渡したので、水平軸組材10
の長さが短くなり、水平軸組材10が著しく撓むことがな
く、窓枠9の取付強度を充分確保することができる。
【0012】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改
良並びに設計の変更が可能である。例えば、窓枠を固定
する水平軸組材は、二本である必要はなく、窓枠の荷重
を充分支持できる場合には、一本でもよい。また、水平
軸組材10に取付ける窓枠は一個に限らず、図3に示され
るように、大きさの異なる窓枠13, 14を取付けてもよ
く、窓枠の寸法や形状は、実施にあたり適宜選択でき
る。なお、窓枠13の上方には、補助水平軸組材10A が設
けられ、この補助水平軸組材10A には窓枠13の上方の辺
が固定されている。
【0013】さらに、建物ユニットの長辺を含む側面に
窓枠を取付ける場合には、図4に示されるように、水平
軸組材として、トラス梁状の軸組材20を採用し、このト
ラス梁状の軸組材20で窓枠15, 16の取付を行ってもよ
い。このようにすれば、窓枠15, 16の荷重が加わって
も、軸組材20が撓むことがなく、窓枠15, 16の取付強度
を充分確保できる。
【0014】
【発明の効果】前述のように本発明によれば、床面材の
端縁が建物ユニットの骨組みである床梁に直接支持され
るようになることから、床面材の取付作業性を改善でき
るうえ、床面材を撓みにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の建物ユニットを示す斜視図
である。
【図2】前記実施例の床面材の端縁近傍を示す拡大断面
図である。
【図3】本発明の変形例を示す斜視図。
【図4】本発明の異なる変形例を示す斜視図。
【図5】従来例を示す図1に相当する図である。
【図6】従来例を示す図2に相当する図である。
【符号の説明】
1 建物ユニット 2 骨組み 3 柱 4A 天井梁 4B 床梁 9 窓枠 13〜16 窓枠 10 水平軸組材 20 水平軸組材であるトラス梁状の軸組材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱および梁を接合した六面体状の骨組みを
    有する建物ユニットに窓枠を取付ける建物ユニットの窓
    枠取付構造であって、隣接する前記柱の間に架け渡され
    た水平軸組材に窓枠が取付けられていることを特徴とす
    る建物ユニットの窓枠取付構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の建物ユニットの窓枠取付
    構造において、前記柱には、一対の水平軸組材が架け渡
    され、これらの水平軸組材の間に窓枠が取付けられてい
    ることを特徴とする建物ユニットの窓枠取付構造。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の建物ユニ
    ットの窓枠取付構造において、前記建物ユニットは、平
    面形状が長方形とされ、前記水平軸組材は、前記建物ユ
    ニットの長方形の短辺の両側に配置された前記柱の間に
    架け渡されていることを特徴とする建物ユニットの窓枠
    取付構造。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載の建物ユニ
    ットの窓枠取付構造において、前記建物ユニットは、平
    面形状が長方形とされ、前記水平軸組材は、トラス梁状
    の軸組材とされるとともに、前記建物ユニットの長方形
    の長辺の両側に配置された前記柱の間に架け渡されてい
    ることを特徴とする建物ユニットの窓枠取付構造。
JP2166995A 1995-02-09 1995-02-09 建物ユニットの窓枠取付構造 Withdrawn JPH08218733A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2469880A (en) * 2009-05-02 2010-11-03 Silhouette No 20 Design Ltd Building module for use in the construction of prefabricated buildings
JP2021191945A (ja) * 2020-10-02 2021-12-16 文化シヤッター株式会社 建材の連結構造及びその連結方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2469880A (en) * 2009-05-02 2010-11-03 Silhouette No 20 Design Ltd Building module for use in the construction of prefabricated buildings
GB2469880B (en) * 2009-05-02 2013-08-21 Jason Etienne Building module
JP2021191945A (ja) * 2020-10-02 2021-12-16 文化シヤッター株式会社 建材の連結構造及びその連結方法

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