JPH08217232A - 加工食材の分配装置 - Google Patents

加工食材の分配装置

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JPH08217232A
JPH08217232A JP7022127A JP2212795A JPH08217232A JP H08217232 A JPH08217232 A JP H08217232A JP 7022127 A JP7022127 A JP 7022127A JP 2212795 A JP2212795 A JP 2212795A JP H08217232 A JPH08217232 A JP H08217232A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食材容器への加工食材の分配に於いて、投入
量を正確にし、省力化して熟練技術を不要とする。食材
容器の特定の狭い部分への分配を確実にし、作業を自動
化して手作業を不要とし、衛生的な加工食材の分配が可
能となる。 【構成】 両側のガイド壁14を振動手段で加工食材に
振動を加えながら搬送する分配コンベアー12と、分配
コンベアー12から供給する加工食材7を表面に堆積し
一定量毎に開放し下方向に落下させる開閉シャッター
と、この落下する加工食材を収納す受け枡と、この受け
枡内に摺動可能に配設し加工食材7を寄せ集める整型駒
と、受け枡内の加工食材7を食材容器50内に押圧落下
させるプッシャーとから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漬物、薬味、煮物、金
糸玉子、細切りハム、カイワレ大根等の不定形な加工食
材を、蕎麦、うどん、弁当等の食品を収納する容器内
の、特定の部分に分配するための加工食材の分配装置に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蕎麦、うどん、弁当等の大量生産
ラインに於いて、搬送コンベアー上を一定速度で流れて
くる食材容器内に、細く切ったネギ、かいわれ大根等の
薬味、漬物、金糸玉子、細切りハム等の加工食材を分配
するには、作業者が加工食材をスプーン、箸、手等によ
り、目分量でおおよその量を保持し、食材容器内の特定
の駒内へ分配することにより行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来方法は、作業者が加工食材を目分量で計量して
いるため、分配量に大きなばらつきを生じ好ましくな
い。また、作業者が手作業で分配作業を行っているた
め、作業効率が悪いばかりでなく、作業者に大きな負担
が掛かるものであった。
【0004】また、従来方法は食品衛生上も問題が多い
し、一定量の投入を行う作業には熟練を要し、作業者に
よって作業能率の差が著しく生じたりする欠点も有して
いる。
【0005】本発明は、上述の如き課題を解決しようと
するものであって、漬物、薬味、煮物、金糸玉子、細切
りハム、カイワレ大根等の不定形な加工食材を、搬送コ
ンベアー上を流れてくる、蕎麦、うどん、弁当等の食品
を収納する容器内の特定の駒に分配する場合に於いて、
この分配作業を自動的に行い、加工食材の分配量を定量
的に行うことを可能にするものである。また、この分配
に於いて人手を大幅に省略し、食品衛生上からも好まし
い分配を可能とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき課
題を解決するため、加工食材を表面に載置して搬送可能
な供給コンベアーと、この供給コンベアーの搬送先に交
差して配置し供給コンベアーから供給される加工食材を
受取って搬送するとともに、両側に配置したガイド壁を
振動手段に接続して加工食材に振動を加えながら搬送す
る分配コンベアーと、この分配コンベアーから供給され
る加工食材を表面に堆積するとともに重量測定器に接続
し、この重量測定器の測定信号によって開放し加工食材
を下方向に落下させる開閉シャッターと、この開閉シャ
ッターの下面に上面開口部を臨ませて位置するとともに
下面開口部に基板の表面を接触して被覆し、この基板の
表面を水平方向に摺動可能とした受け枡と、この受け枡
内の両側に加工食材の投入間隔を介して摺動可能に配設
するとともに基板に開口した投入口方向への受け枡の移
動に伴って投入間隔を狭める方向に摺動する整型駒と、
受け枡の投入口部分への摺動に連動して加工食材を投入
口を介して食材容器内に押圧落下させるプッシャーとか
ら成るものである。
【0007】また、分配コンベアーは、定寸送りを行う
事により、加工食材を開閉シャッター上に供給するもの
であっても良い。
【0008】また、整型駒は、下面に突出軸を突出し、
この突出軸を、基板の表面に形成した投入口方向を幅狭
とする八字型の係合溝に摺動可能に係合し、受け枡の投
入口方向への摺動に伴って内方に摺動し投入間隔を狭く
する事を可能としたものであっても良い。
【0009】
【作用】本発明は上述の如く構成したものであるから、
漬物、薬味、煮物、金糸玉子、細切りハム、カイワレ大
根等の、不定形な適宜の加工食材を、搬送コンベアー上
を流れてくる、蕎麦、うどん、弁当等の食品を収納する
容器内の特定の駒に分配する場合に於いては、目的の加
工食材を供給コンベアー上に載置する。
【0010】この供給コンベアーへの加工食材の載置
は、作業者が手作業で行っても良いし、また他の装置を
用いて行っても良いが、加工食材は供給コンベアー上へ
一定の厚みで均して配置するのが好ましい。次に、供給
コンベアーを回動し、加工食材を移送先方向に搬送す
る。この搬送により、搬送方向に交差して配置する分配
コンベアー上に加工食材が供給される。
【0011】この分配コンベアーは、両側に配置したガ
イド壁を、振動手段によって振動することにより、供給
コンベアーから塊状に加工食材が供給された場合も、加
工食材を振動させて塊状態を分解し、均一に加工食材を
分配コンベアー上に分散させることが可能となる。ま
た、ガイド壁の存在により、加工食材が両側に脱落した
りすることを防止することができるとともに振動によ
り、ガイド壁に加工食材が引っ掛かったりする事を防止
できる。
【0012】また、供給コンベアーから分配コンベアー
上に、加工食材が部分的に多く供給されたり、少なく供
給されたりした場合も、振動によって加工食材を分配コ
ンベアー上で分散させることが可能となる。
【0013】また、この振動手段は、振動モーター、エ
アシリンダー、ソレノイドコイル、カム機構等の任意の
駆動手段によって振動を発生させることが可能となる。
【0014】また、分配コンベアー上に供給された加工
食材は、その搬送先端に於いて開閉シャッター上に落下
する。そして、この開閉シャッター上に一定量の加工食
材が堆積すると、開閉シャッターはロードセル等の重量
測定器に接続しているため、その加工食材の重量を計測
することが可能となる。
【0015】そして、この重量測定器に予め設定した重
量まで加工食材が堆積すると、分配コンベアーの回動を
停止させる。この分配コンベアーの回動停止とともに開
閉シャッターを開放することにより、加工食材を下方に
落下させる。
【0016】この開閉シャッターの下面には、上面開口
部と下面開口部を有する受け枡が配置されており、加工
食材は、この受け枡の上面開口部から受け枡内に落下す
る。受け枡内に落下した加工食材は、受け枡の下面開口
部を被覆する基板上に配置されるものとなる。
【0017】この受け枡は、シリンダー等に接続し、基
板上に摺動可能に配置している。また、この基板は加工
食材の投入口をその先端方向に開口している。そして、
受け枡をシリンダー等の摺動機構により基板上に置いて
投入口方向へ押圧摺動させることにより加工食材を投入
口まで導くことができる。
【0018】また、受け枡内には、加工食材の投入間隔
を介して両側に整型駒を位置し、この整型駒を受け枡内
に於いて摺動可能としている。また、この整型駒は、受
け枡が投入口方向へ移動するに伴って、対向する投入間
隔を狭める方向に摺動する。そのため、整型駒間の投入
間隔に投入している加工食材を、中央方向に狭めて寄せ
集めることが可能となる。そして、この寄せ集めた加工
食材を、基板の投入口から食材容器の特定部分に落下さ
せることが可能となる。
【0019】この落下に於いては、加工食材を食材容器
内に確実に落下させるために、投入口の上面に臨ませて
プッシャーを配置し、このプッシャーにより加工食材を
投入口を介して食材容器内に投入分配するものである。
また、この食材容器は、投入口の下部に臨ませて回動す
る搬送コンベアーによって供給され、この搬送コンベア
ー上を流れる食材容器を、光電管等の検出器により検出
し、投入開始信号とすることができる。
【0020】この投入開始信号に従って、前記の受け枡
の移動、整型駒による受け枡内の加工食材の寄せ集め、
プッシャーによる投入口からの加工食材の投入等を行う
ものである。このように、加工食材を整型駒により狭い
範囲に寄せ集めてから食材容器に投入することにより、
加工食材が食材容器の特定部分から拡散して周囲に散ら
ばるとか、食材容器の他の部分に拡散して、他の食材を
汚染したり、見栄えを悪くしたりする虞れがない。
【0021】また、受け枡が開閉シャッターの下面に配
置され、整型駒の間隔が広く保たれている状態に於いて
は、この広い間隔に加工食材の投入を容易に行う事がで
きる。そして、この投入が完了すると、分配コンベアー
からは、再度、開閉シャッター上に加工食材を供給す
る。
【0022】このように、加工食材を目的位置に分配す
る場合、加工食材の重量を重量測定器により測定し、こ
れを幅広の受け枡内に正確に投入するとともに、食材容
器への加工食材の投入時には、整型駒により加工食材を
狭い範囲に寄せ集め、食材容器の小さな駒の中に正確に
投入することができる。そのため、作業者の煩わしい手
作業が不要となり、省力化した簡易な作業が可能となる
し、加工食材の正確な量の投入が可能となるものであ
る。
【0023】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於いて説明す
れば、(1)は基台で、図1に示す如く、床面(2)に設置
した脚部(3)の上端に水平に固定されている。そして、
この基台(1)の上面には、支持体(4)を介して供給コン
ベアー(5)を配置している。この供給コンベアー(5)
は、原動機(6)と接続し、搬送先方向に回動可能として
いる。
【0024】また、この搬送は原動機(6)を一定時間毎
に作動することにより供給コンベアー(5)を寸動すれ
ば、上面に載置した加工食材(7)を一定ピッチで移動さ
せることが可能となる。また、供給コンベアー(5)は移
送方向の両側に両側壁(8)を非接触状態で配置し、この
両側壁(8)の移送先方向に残量検知センサー(10)を配
置している。そして、この残量検知センサー(10)を警
告灯(11)に接続することにより、供給コンベアー(5)
上の加工食材(7)の残量を知ることができる。そして、
この加工食材(7)の残量が減少した場合は、任意の手段
により供給コンベアー(5)上に加工食材(7)を供給す
る。
【0025】また、供給コンベアー(5)の搬送先には、
図1に示す如く、搬送方向と直角に交差するよう分配コ
ンベアー(12)を配置している。そして、この分配コン
ベアー(12)は、供給コンベアー(5)の搬送方向とは直
角の方向に加工食材(7)を供給し得るよう原動機(13)
によって搬送方向を設定している。
【0026】また、この分配コンベアー(12)は、図2
に示す如く、両側にガイド壁(14)を配置することによ
り、供給コンベアー(5)から落下してくる加工食材(7)
を、周囲に拡散することがないようにしている。また、
このガイド壁(14)は、分配コンベアー(12)とは接触
することのないように分配コンベアー(12)の両側に配
置している。そして、このガイド壁(14)は振動手段
(15)により常時振動するように構成している。
【0027】この振動手段(15)は、図2に示す如く、
原動機(16)の回動軸(17)にカム(18)を接続し、こ
のカム(18)にガイド壁(14)の保持体(20)を接続
し、この保持体(20)を介してガイド壁(14)に振動を
加えるよう形成している。また、上記の一実施例に於い
て振動手段(15)は、原動機(16)にカム(18)を接続
することにより形成したが、エアシリンダー、ソレノイ
ドコイル等の、他の方法でガイド壁(14)を振動、駆動
するように構成するものであっても良い。
【0028】このように、振動手段(15)によってガイ
ド壁(14)を常時振動させることにより、加工食材(7)
が搬送途中にガイド壁(14)の内面に張り付くことを防
止できる。この張り付きは、加工食材(7)の水分、粘度
等により、ガイド壁(14)内面への張り付きが生じる
と、分配コンベアー(12)上の整列された加工食材(7)
の送り出しを困難なものとするが、この障害を防止する
ことができる。
【0029】さらに、供給コンベアー(5)から加工食材
(7)が移される時に、塊となって特定部分に多く又は少
なく供給された場合も、ガイド壁(14)の振動により、
加工食材(7)を塊から分解し、分配コンベアー(12)上
に均一に整列させることも可能となるものである。
【0030】また、この分配コンベアー(12)の搬送先
には、図3に示す如く、ロードセル等の重量測定器(2
1)により支持され、空圧シリンダー(22)により駆動
される開閉シャッター(23)を設置している。この開閉
シャッター(23)は、上面外周に設けた外周壁(24)に
水平方向摺動可能に支持している。また、空圧シリンダ
ー(22)および外周壁(24)は、支持腕(25)の一端に
固定し、この支持腕(25)の他端部を、図3、図4に示
す如く、支持脚(26)の下面に水平に軸支している。そ
して、この支持腕(25)の端部と空圧シリンダー(22)
との間の下面に、図3に示す如く圧受突起(27)を突出
し、この圧受突起(27)をロードセル(28)の計量部
(30)に接触させている。そして、このロードセル(2
8)を、固定腕(31)を介して支持脚(26)に固定して
いる。
【0031】上述の如く重量測定器(21)を構成するこ
とにより、ロードセル(28)は、支持腕(25)、外周壁
(24)及び開閉シャッター(23)とともに加工食材(7)
の重量を測定している。
【0032】そして、この開閉シャッター(23)上に
は、分配コンベアー(12)から供給される加工食材(7)
が自由落下し一定量堆積する。この堆積に伴って、ロー
ドセル(28)等の重量測定器(21)が出力する電圧を、
図1に示すコンパレーター(32)により判定し、定めら
れた適量となると、分配コンベアー(12)の原動機(1
3)を停止させる。そして、分配コンベアー(12)によ
る開閉シャッター(23)上への加工食材(7)の供給を停
止する。
【0033】このコンパレーター(32)は、過小、適
量、過大の設定がそれぞれ可能で、加工食材(7)の規定
分配量を設定値として予め入力すると、上記3種の出力
をすることができる。そして、加工食材(7)が過小時に
は、分配コンベアー(12)の原動機(13)を継続的に駆
動して加工食材(7)を更に供給する。また、加工食材
(7)の適量供給時には駆動を停止し、加工食材(7)の過
大供給時には警報出力とすることができる。
【0034】また、開閉シャッター(23)上の加工食材
(7)が適量となると、開閉シャッター(23)の空圧シリ
ンダー(22)を駆動させ、図3、図4の二点鎖線に示す
如く、開閉シャッター(23)を開放する。この開閉シャ
ッター(23)の下面には、図5、図6に示す如く、受け
枡(34)を配置している。
【0035】この受け枡(34)は、図6に示す如く、上
面開口部(35)と下面開口部(36)を設けており、下面
開口部(36)を基板(37)によって閉止している。ま
た、受け枡(34)と基板(37)とは摺動可能な関係に配
置しており、基板(37)には加工食材(7)の投入口(3
8)がその一部に開口されている。
【0036】また、受け枡(34)内の両側には、図5に
示す如く、加工食材(7)の投入間隔(40)を介して摺動
可能に整型駒(41)を挿入配置している。この整型駒
(41)は、受け枡(34)内に於いて加工食材(7)の投入
間隔(40)を介して一対配置するとともに、その上下両
面に突出軸(42)を突出している。
【0037】また、基板(37)は外周部を外周枠(44)
によって囲まれ、この外周枠(44)の上面を、図6に示
す如く、受け枡(34)の摺動間隔(45)を介して天板
(46)により被覆している。そして、この天板(46)の
内面及び基板(37)の上面には、投入口(38)方向を幅
狭とするハ字型の係合溝(47)を形成している。そし
て、このハ字型の係合溝(47)に整型駒(41)の突出軸
(42)を摺動可能に嵌合している。
【0038】また、前記の開閉シャッター(23)が開放
し、堆積した加工食材が受け枡(34)内に落下すると、
開閉シャッター(23)は閉止し、分配コンベアー(12)
の原動機(13)を駆動させて再度加工食材(7)の計量を
開始する。
【0039】また、受け枡(34)の下端には、図6に示
す如く、搬送コンベアー(48)を臨ませて位置し、この
搬送コンベアー(48)上には食材容器(50)を供給し、
受け枡(34)の下面位置まで食材容器(50)を搬送す
る。この搬送コンベアー(48)上を順次移動する食材容
器(50)を、光電管等の検知器により検出し、加工食材
(7)の投入開始信号とする。
【0040】この投入開始信号により、受け枡(34)に
接続した図1に示すエアシリンダー(55)により、受け
枡(34)を基板(37)上に於いて駆動し、図7、図8に
示す如く、投入口(38)方向に水平移動させる。この受
け枡(34)の移動により、受け枡(34)内に摺動可能に
配置した整型駒(41)は、上下に突出した突出軸(42)
を八字型の係合溝(47)に係合しているから、投入口
(38)方向を幅狭とする係合溝(47)に従って整型駒
(41)の対向間隔を狭める方向に摺動し、その対向する
加工食材(7)の投入間隔(40)を狭め、加工食材(7)を
寄せ集める方向に摺動する。
【0041】このように、投入口(38)部分で整型駒
(41)の対向間隔を狭める。そして、この受け枡(34)
内の投入間隔(40)の上面に臨ませてプッシャー(51)
を配置する。このプッシャー(51)を、受け枡(34)内
の整型駒(41)間に設けた投入間隔(40)の上部方向か
ら挿入することにより、搬送コンベアー(48)上を移動
してくる食材容器(50)内の特定の駒(52)に、加工食
材(7)を押し出して投入し、収納することが可能とな
る。
【0042】また、基板(37)の投入口(38)の下面側
には、図8に示す如く、全周に被覆壁(53)を設け、加
工食材(7)の拡散を防止し、食材容器(50)の目的位置
への正確な投入を可能としている。また、搬送コンベア
ー(48)上を移動する食材容器(50)の移動速度が速い
場合は、ストッパー等により食材容器(50)を瞬間的に
停止させ、加工食材(50)を投入することも可能とな
る。
【0043】また、加工食材(7)を投入する食材容器
(50)には、数種類の加工食材(7)を順次投入する場合
が多いが、加工食材(7)を供給する作業者は、機構が簡
略化している数台の分配装置を1名で操作することが可
能である。さらに他の食材の供給、及び検査等の作業も
兼任することができ、大幅な省力化が可能となる。
【0044】また、加工食材(7)の重量測定器(21)に
よる測定後、開閉シャッター(23)を開放し受け枡(3
4)に投入する場合、受け枡(34)内の加工食材(7)の
投入間隔(40)は、図5に示す如く広く形成されている
から、加工食材(7)を確実に収納することができる。ま
た、この加工食材(7)を食材容器(50)に投入分配する
場合には、整型駒(41)の間隔を、図7に示す如く、狭
めて加工食材(7)を寄せ集め、その表面積を小さくして
から食材容器(50)に投入することができるから、加工
食材(7)の周囲への拡散による汚染を確実に防止し、衛
生的な食材容器(7)への分配を可能とするものである。
【0045】
【発明の効果】本発明は上述のごとく構成したものであ
るから、食材容器への加工食材の分配に於いて、その投
入量を正確にすることが可能となる。また、従来の如く
多くの人手を要したり、熟練技術を必要とすることな
く、均一量の食材容器への投入を可能とすることができ
る。
【0046】また、整型駒により、分配時の加工食材の
表面積を小さく縮めることができるから、食材容器の特
定の狭い部分への投入分配も可能となる。
【0047】また、この分配に於いては、プッシャーを
用いて投入口から加工食材を押圧分配するものであるか
ら、食材容器の特定部分への確実な加工食材の投入を可
能にすることができる。
【0048】また、上述の如く食材容器への加工食材の
投入を自動化することができるから、作業者の煩わしい
手作業を不要とし、省力化した簡易な加工食材の分配作
業が可能となるとともに、衛生的な加工食材の分配が可
能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の全体斜視図。
【図2】供給コンベアーと分配コンベアーの関係を示す
拡大断面図。
【図3】開閉シャッター部分と受け枡の関係を示す部分
拡大側面図。
【図4】開閉シャッター部分の拡大平面図。
【図5】受け枡の平面図で、投入口方向への摺動前の状
態を示している。
【図6】図5のA−A線断面図で、図5には示されてい
ない開閉シャッター、供給コンベアー、食材容器等を表
示している。
【図7】受け枡の投入口方向への移送摺動状態を示す平
面図。
【図8】図7のB−B線断面図で、供給コンベアー、開
閉シャッター、プッシャー、食材容器等を表示してい
る。
【符号の説明】
1 供給コンベアー 2 加工食材 12 分配コンベアー 14 ガイド壁 21 重量測定器 23 開閉シャッター 34 受け枡 35 上面開口部 36 下面開口部 37 基板 38 投入口 40 投入間隔 41 整型駒 42 突出軸 47 係合溝 50 プッシャー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工食材を表面に載置して搬送可能な供
    給コンベアーと、この供給コンベアーの搬送先に交差し
    て配置し供給コンベアーから供給される加工食材を受取
    って搬送するとともに、両側に配置したガイド壁を振動
    手段に接続して加工食材に振動を加えながら搬送する分
    配コンベアーと、この分配コンベアーから供給される加
    工食材を表面に堆積するとともに重量測定器に接続し、
    この重量測定器の測定信号によって開放し加工食材を下
    方向に落下させる開閉シャッターと、この開閉シャッタ
    ーの下面に上面開口部を臨ませて位置するとともに下面
    開口部に基板の表面を接触して被覆し、この基板の表面
    を水平方向に摺動可能とした受け枡と、この受け枡内の
    両側に加工食材の投入間隔を介して摺動可能に配設する
    とともに基板に開口した投入口方向への受け枡の移動に
    伴って投入間隔を狭める方向に摺動する整型駒と、受け
    枡の投入口部分への摺動に連動して加工食材を投入口を
    介して食材容器内に押圧落下させるプッシャーとから成
    る事を特徴とする加工食材の分配装置。
  2. 【請求項2】 分配コンベアーは、定寸送りを行う事に
    より加工食材を開閉シャッター上に供給するものである
    事を特徴とする請求項1の加工食材の分配装置。
  3. 【請求項3】 整型駒は、下面に突出軸を突出し、この
    突出軸を、基板の表面に形成した投入口方向を幅狭とす
    る八字型の係合溝に摺動可能に係合し、受け枡の投入口
    方向への摺動に伴って内方に摺動し投入間隔を狭くする
    事を可能とした事を特徴とする請求項1の加工食材の分
    配装置。
JP7022127A 1995-02-09 1995-02-09 加工食材の分配装置 Expired - Lifetime JP2711079B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102303781A (zh) * 2011-06-01 2012-01-04 苏州紫冠自动化设备有限公司 一种自动分料装置
CN107331054A (zh) * 2017-08-24 2017-11-07 华东交通大学 一种多规格饭量的自动打饭装置
CN108171884A (zh) * 2016-12-07 2018-06-15 贵港市厚顺信息技术有限公司 一种食堂自动打饭装置

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CN107331054A (zh) * 2017-08-24 2017-11-07 华东交通大学 一种多规格饭量的自动打饭装置
CN107331054B (zh) * 2017-08-24 2023-07-14 华东交通大学 一种多规格饭量的自动打饭装置

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