JPH08216440A - 熱転写式カラープリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷用紙のサイズ、印刷用紙の種類、及びイ
ンクリボンの種類によらず、インクが転写される位置の
印刷色によるズレを防止することが可能な熱転写式カラ
ープリンタを提供する。 【構成】 インクリボン２Ａの巻き取り用のＤＣモータ
Ａに印加される駆動電圧を、印刷用紙１の種類とそのサ
イズ及びインクリボン２Ａの種類の何れか１つまたは２
つあるいは全ての条件に基づいて設定するモータ電圧制
御基板Ｂを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像を印刷する
熱転写式カラープリンタに関する。

【０００２】

【従来の技術】熱転写式プリンタの１つとして、インク
リボンに塗布されたイエロ、シアン、マゼンダの３原色
のインクを印刷用紙に順次熱転写することによって、カ
ラー画像を印刷するものがある。

【０００３】図６（ａ）は、このような熱転写式カラー
プリンタの印刷ヘッド周辺部の概略構成を示す側面図で
ある。この図において、符号１はカラー画像が印刷され
る印刷用紙、２はインクが塗布されたインクリボン、３
は矢印Ｘ1方向あるいは矢印Ｘ2方向に回転することによ
って印刷用紙１を矢印Ｙ1方向あるいは矢印Ｙ2方向に移
送すると共に印刷用紙１の位置決めを行うプラテンロー
ラ、また４はインクリボン２上のインクを印刷用紙１に
熱転写させるサーマルヘッドである。また、このインク
リボン２には、図６（ｂ）に示すように、イエロ、シア
ン、マゼンタの３原色のインクが長手方向に順次繰り返
し塗布されている。サーマルヘッド４は、この各色のイ
ンクを印刷用紙１上に転写することによって、カラー画
像を印刷する。

【０００４】このような熱転写式カラープリンタにおい
て、印刷用紙１とインクリボン２とは、重ねられた状態
で矢印Ｙ1方向に送られてインクが転写される。そし
て、このインクの転写が終了すると、サーマルヘッド４
が引き上げられて印刷用紙１がインクリボン２と離間し
た状態となり、印刷用紙１がプラテンローラ３によって
矢印Ｙ2方向に戻される。この動作を繰り返すことによ
り、印刷用紙１とインクリボン２との相対的な位置が順
次ずらされ、各色のインクが印刷用紙１上に順次熱転写
される。そして、この転写された３原色のインクの転写
量とその組み合わせによって様々な色を再現する。ここ
で、印刷用紙１が矢印Ｙ1方向に移送されるとき、イン
クリボン２は、図示しない巻き取りモータによって矢印
Ｚ1方向に巻き取られる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】このような熱転写式カ
ラープリンタにおいて、印刷用紙はプラテンローラの回
転による移送力のみによって位置決めされることが理想
的であるが、実際には上述したように印刷用紙はインク
リボンと面接触しており、インクリボンに加えられる巻
き取り力の影響を受ける。すなわち、印刷用紙は、イン
クリボンと印刷用紙の接触面の摩擦力に応じてその移送
量が異なる。したがって、従来の熱転写式カラープリン
タでは、インクを転写する際に、各印刷色によってイン
クが転写される位置にズレが生じるという問題があっ
た。この場合、印刷用紙上に転写される各色の相対的な
位置関係を高精度に設定することができないため、印刷
した画像の画質が劣化する。

【０００６】本発明は上述する問題点に鑑みてなされた
もので、印刷用紙のサイズ、印刷用紙の種類、及びイン
クリボンの種類によらず、インクが転写される位置の印
刷色によるズレを防止することが可能な熱転写式カラー
プリンタを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、プラテンロー
ラの回転によって印刷ヘッドに対する被印刷用紙の位置
決めを行い、かつ巻き取り用モータによって複数色のイ
ンクが塗布されたインクリボンを巻き取り、該インクリ
ボンが前記被印刷用紙に重ねられた状態において各色の
前記インクが所定の順番で該被印刷用紙に順次熱転写さ
れる熱転写式カラープリンタにおいて、前記巻き取り用
モータに印加される駆動電圧が、 ａ．前記被印刷用紙の種類 ｂ．前記被印刷用紙のサイズ ｃ．前記インクリボンの種類 の何れか１つまたは２つあるいは全ての条件に基づいて
設定するモータ電圧制御手段を具備することを特徴とし
ている。

【０００８】

【作用】本発明によれば、被印刷用紙の種類、被印刷用
紙のサイズ、及びインクリボンの種類に基づいて巻き取
り用モータに印加される駆動電圧が設定されるので、こ
れらの条件の違いによって、インクリボンと被印刷用紙
との間に発生する摩擦力に応じた巻き取り力をインクリ
ボンに加えることができる。

【０００９】

【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。なお、本実施例における機構的な構成は
既に示した図６（ａ）と同様であり、その説明は省略す
る。

【００１０】図１は、本実施例のモータ制御システムの
構成を示すブロック図である。この図において、符号Ａ
はインクリボンを巻き取るＤＣ（直流）モータ、Ｂはこ
のＤＣモータＡに印加する直流電圧を制御するモータ制
御基板、Ｃは印刷用紙１の種類を検出する用紙種類検知
センサ、Ｄは印刷用紙１の用紙サイズを検知する用紙サ
イズ検知センサ、Ｅはインクリボンの種類を検知するイ
ンクリボン種類検知センサ、またＦはこの熱転写式カラ
ープリンタの状態設定あるいは動作指示が入力される操
作部である。

【００１１】モータ制御基板Ｂは、図示するように、セ
ンサ入力Ｉ／Ｆ（インターフェース）ｂ1、ＣＰＵ（中
央演算装置）ｂ2、電圧記憶用レジスタｂ3、電圧発生回
路ｂ4、モータ・ドライバｂ5、及びＲＯＭ（読み出し専
用メモリ）ｂ6、ＲＡＭ（読み出し／書き込みメモリ）
ｂ7、ＥＥＰＲＯＭ（電気的消去可能読み出し専用メモ
リ）ｂ8によって構成されている。

【００１２】このうち、センサ入力Ｉ／Ｆｂ1は、上述
した用紙種類検知センサＣ、用紙サイズ検知センサＤ、
またインクリボン種類検知センサＥからそれぞれ入力さ
れる用紙種類検出信号、用紙サイズ検出信号、及びイン
クリボン種類検出信号（各アナログ信号）をデジタル信
号に変換してＣＰＵｂ2に出力する。

【００１３】また、ＲＯＭｂ6には、ＣＰＵｂ2が処理す
る制御プログラムが記憶されると共に、条件別の巻き取
り電圧定義テーブル、すなわち用紙種類検知センサＣ、
用紙サイズ検知センサＤ、インクリボン種類検知センサ
Ｅによってそれぞれ検出された用紙の種類、用紙のサイ
ズ、及びインクリボンの種類に応じた電圧データ（ＤＣ
モータＡに供給する電圧データ）が記憶されている。ま
た、このＲＯＭｂ6は、ＣＰＵｂ2から入力されるアドレ
スに従って当該アドレスに記憶されている電圧データを
ＣＰＵｂ2に出力する。

【００１４】ＲＡＭｂ7内には、ＣＰＵｂ2の演算時に必
要とされるワークエリアが設定される。また、このワー
クエリアには、印刷色カウンタすなわち印刷用紙に印刷
するインク色に対応した数値を出力するカウンタ、ある
いは以下に説明する用紙長さ検出用カウンタ等の各種カ
ウンタが設定される、ＣＰＵｂ2は、各色の印刷に合わ
せてパルスを出力し、これによって当該カウンタの出力
値は順次インクリメントされる。ＣＰＵｂ2は、このカ
ウンタ出力によって印刷中の印刷色あるいは次に印刷す
べき印刷色を判断する。

【００１５】ＥＥＰＲＯＭｂ8には、印刷モードすなわ
ち標準印刷モード、ファイン・モード、及びＯＨＰ（オ
ーバー・ヘッド・プロジェクタ）印刷モードに応じた印
刷速度データが記憶されている。操作部Ｆによって印刷
モードが指定されると、ＣＰＵｂ2は、該当する印刷モ
ードに対応する印刷速度データをＥＥＰＲＯＭｂ8から
読み出す。

【００１６】このように、ＣＰＵｂ2は、センサ入力Ｉ
／Ｆｂ1から入力される各種検出信号及び操作部Ｆから
入力される印刷モードに従って、ＲＯＭｂ6から所定の
電圧データを読み出して電圧記憶用レジスタｂ3に出力
する。

【００１７】電圧記憶用レジスタｂ3は、ＣＰＵｂ2から
入力された電圧データを一時的に記憶すると共に、次の
電圧設定データが入力されると記憶されていた前回の電
圧データを電圧発生回路ｂ4に出力する。電圧発生回路
ｂ4は、例えばＤ／Ａコンバータ（デジタル／アナログ
変換器）によって形成されており、電圧記憶用レジスタ
ｂ3から入力された電圧データをアナログ直流電圧に変
換してモータ・ドライバｂ5に出力する。また、モータ
・ドライバｂ5は、電圧発生回路ｂ4から入力されたアナ
ログ直流電圧を電力増幅してＤＣモータＡに供給する。

【００１８】次に、上述した用紙サイズ検知センサＤの
構成について、図２及び図３を参照して説明する。この
用紙サイズ検知センサＤは、以下に説明する印刷用紙の
移送路上に設けられた２つのセンサと、印刷用紙が保存
されている用紙カセットに設けられた３つのセンサとに
よって形成されている。なお、図６（ａ）に示した構成
要素と同一の構成要素には同一符号を付してその説明を
省略する。

【００１９】図２（ａ）及び図２（ｂ）は印刷用紙の移
送路上に設けられたセンサの取り付けを示す側面図であ
る。この図において、符号Ｄ1は印刷用紙１の先端部を
検出する先端検出センサ、Ｄ2は印刷用紙１の後端部を
検出する後端検出センサ、また１０は印刷用紙１を巻回
してその移送方向を変える用紙送りローラである。この
ように用紙サイズ検知センサＤは、印刷用紙１の移送路
上に離間して配設された先端検出センサＤ1と後端検出
センサＤ2の２つのセンサによって形成されている。

【００２０】図３は用紙カセットに設けられたセンサの
取り付けを示す側面図である。この図において、符号１
１は印刷用紙１を保存する用紙カセット、１２は用紙カ
セット１１内に保存される印刷用紙１の幅に応じて矢印
Ｌ方向に移動する用紙幅アジャスタである。また、符号
１３は用紙幅アジャスタ１２と連動して矢印Ｌ方向に移
動するセンサー・シャッタであり、このセンサー・シャ
ッタ１３の内部には発光ダイオード等の発光素子（図示
略）が設けられている。

【００２１】また、このセンサー・シャッタ１３の上面
部には、用紙幅検出センサＤ3〜Ｄ5に対向して設けられ
たシャッタ１３ａが配置され、発光素子が照射した光が
センサー・シャッタ１３の位置に応じて、何れかの用紙
幅検出センサＤ3〜Ｄ5に受光されるように形成されてい
る。すなわち、用紙幅検出センサＤ3〜Ｄ5は、その何れ
かによってセンサー・シャッタ１３から照射される光を
検出することにより、用紙幅アジャスタ１２の位置を検
出するものである。

【００２２】また、用紙種類検知センサＣは、印刷用紙
１の移送路上に設けられ、印刷用紙１に照射した光の反
射光の強度を検出することによって通常の用紙であるか
あるいはＯＨＰ用紙であるのかを検出する。

【００２３】次に、インクリボン種類検知センサＥの構
成について、図４及び図５を参照して説明する。なお、
上述した図６（ａ）に示したものと同一の構成要素には
同一符号を付してその説明を省略する。

【００２４】図４は、本実施例で用いられるインクリボ
ンの構成を示した平面図である。このインクリボン２Ａ
には、上述した３原色Ｙ、Ｍ、Ｃの他にブラックＢkを
含めた４色のインクが移送方向Ｐに対して一定間隔で繰
り返し塗布されている。また、各印刷色の間には、イン
クリボン２Ａの種類を検出するための黒マーク２Ａ1、
‥‥、またブラックＢkとイエロＹとの間すなわちイエ
ロＹの前には、これら黒マーク２Ａ1、‥‥とは異なっ
た幅の黒マーク２Ａ2、‥‥がそれぞれ印刷されてい
る。このイエロＹの先端部に設けられた黒マーク２Ａ
2、‥‥は、インクリボン２Ａの種類によって異なるパ
ターンで印刷されている。

【００２５】図５は、インクリボン種類検知センサＥの
構成を示す側面図である。この図において、符号Ｅ1〜
Ｅ5は、インクリボン２Ａの移送方向Ｐに対して平行に
一列に設けられた黒マーク検出センサであり、これら黒
マーク検出センサＥ1〜Ｅ5はインクリボン２Ａに向けて
光を照射すると共に、この光の反射光を受光することに
よって黒マーク２Ａ1、‥‥、２Ａ2、‥‥を検出する。
また、１５はこれら黒マーク検出センサＥ1〜Ｅ5から照
射され、インクリボン２Ａを透過した透過光を反射する
反射板である。

【００２６】以上、本実施例の構成について説明した
が、以下にその動作について詳しく説明する。操作部Ｆ
を操作することによって印刷モードが指定されてプリン
トの開始指示が入力されると、まず印刷用紙１のサイズ
とその種類、またインクリボン２Ａの種類が検出され
る。

【００２７】すなわち、図３に示した用紙幅検出センサ
Ｄ3〜Ｄ5によって用紙カセット１１内に保存される印刷
用紙１の幅が検出される。この検出結果はセンサ入力Ｉ
／Ｆｂ1を介してＣＰＵｂ2に入力され、ＣＰＵｂ2は、
この検出信号に基づいて印刷用紙１の用紙幅を判断す
る。次に、図２（ａ）に示すように、印刷用紙１は、そ
の先端部が先端検出センサＤ1に検出される位置まで移
送される。そして、印刷用紙１の先端部が検出される
と、この検出信号はセンサ入力Ｉ／Ｆｂ1を介してＣＰ
Ｕｂ2に入力される。ＣＰＵｂ2は、この検出信号に基づ
いてＲＡＭｂ7内に設定した用紙長さ検出用カウンタを
リセットする。

【００２８】次に、図２（ｂ）に示すように、印刷用紙
１は、プラテンローラ３を回転によって、その後端部が
後端検出センサＤ2によって検出される位置まで移送さ
れる。また、これと同時に、このプラテンローラ３を回
転駆動するステッピング・モータのステップ数が用紙長
さ検出用カウンタによって順次計数される。そして、Ｃ
ＰＵｂ2は、印刷用紙１の後端部が検出された時点にお
ける用紙長さ検出用カウンタの計数値から印刷用紙１の
送り量を算出する。ここで、このステッピング・モータ
はＣＰＵｂ2によって制御されているので、ＣＰＵｂ2は
容易にステッピング・モータのステップを検出し、印刷
用紙１の送り量を算出することができる。 ＣＰＵｂ2
は、このように検出された印刷用紙１の幅とその長さに
基づいて、Ａ３サイズあるいはＡ４サイズ等の印刷サイ
ズ判定する。

【００２９】また、上述した印刷用紙１の移送時に、用
紙種類検知センサＣによって当該印刷用紙１の光の反射
率が検出される。そして、この検出結果はセンサ入力Ｉ
／Ｆｂ1を介してＣＰＵｂ2に入力される。ＣＰＵｂ2
は、この検出結果から反射率が予め設定された一定値よ
りも低いと判定した場合、この印刷用紙１を通常の紙に
よる用紙であると判断し、一方、反射率がこの一定値よ
りも高いと判定した場合にはＯＨＰ用紙であると判断す
る。

【００３０】続いて、図５に示した５つの黒マーク検出
センサＥ1〜Ｅ5によって、インクリボン２Ａに設けられ
た黒マーク２Ａ1、‥‥、２Ａ2、‥‥が検出される。す
なわち、黒マーク検出センサＥ1〜Ｅ5とインクリボン２
Ａとの位置関係は、ＤＣモータＡによって図４に示した
マゼンダＭ、シアンＣ、及びブラックＢkの各先端部に
設けられた３つの黒マーク２Ａ1、２Ａ1、２Ａ1を黒マ
ーク検出センサＥ2〜Ｅ4が検出するような位置に設定さ
れる。ＣＰＵｂ2は、この状態における両端の黒マーク
検出センサＥ1、Ｅ5による黒マーク２Ａ2、２Ａ2の検出
状態、すなわち、この状態における各黒マーク検出セン
サＥ1〜Ｅ5による黒マーク検出パターンによって当該イ
ンクリボン２Ａの種類を判断する。

【００３１】このように、ＣＰＵｂ2は、印刷用紙１の
サイズとその種類及びインクリボン２Ａの種類を判定す
ると、この３つの判定結果に基づいてＲＯＭｂ6内に記
憶された条件別巻き取り伝Ａ値定義テーブルからＤＣモ
ータＡに印加する電圧を示す電圧データを読み出す。そ
して、この電圧データは電圧記憶用レジスタｂ3を介し
て電圧発生回路ｂ4に入力され、アナログ電圧に変換さ
れる。このアナログ電圧はモータ・ドライバｂ5によっ
て電圧増幅された後、インクリボン巻き取り用のＤＣモ
ータＡに印加される。

【００３２】このように、本実施例の熱転写式カラープ
リンタは、印刷用紙１及びインクリボン２Ａの各々の種
類の違いによる表面性の違い、また印刷用紙１のサイズ
の違いによる印刷用紙１とインクリボン２Ａとの接触面
積の違いに応じてＤＣモータＡに印加する電圧を変化さ
せる。すなわち、この熱転写式プリンタは、このような
原因によって生じる印刷用紙１とインクリボン２Ａとの
摩擦力に違いに対応してインクリボン２Ａに加える巻き
取り力を変化させる。したがって、この熱転写式プリン
タにおいては、イエロＹ、マゼンダＭ、シアンＣ等の印
刷色によってインクが転写される位置のズレを防止する
ことが可能であり、高画質のカラー画像を印刷すること
ができる。

【００３３】

【発明の効果】以上、説明したように、本発明の熱転写
式カラープリンタによれば、被印刷用紙の種類、被印刷
用紙のサイズ、及びインクリボンの種類に基づいて巻き
取り用モータに印加される駆動電圧が設定されるので、
印刷色によってインクが転写される位置のズレを防止す
ることが可能である。また、これによって、カラー画像
の印刷画質を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の構成の一例を示すブロック図である。

【図２】本発明において用紙サイズ検知センサの構成を
示す第１の側面図である。

【図３】本発明において用紙サイズ検知センサの構成を
示す第２の側面図である。

【図４】本発明において用いられるインクリボンの構成
を示す平面図である。

【図５】本発明においてインクリボン種類検知センサの
構成を示す側面図である。

【図６】従来の熱転写式カラープリンタの一構成例を示
す側面図、及び従来のインクリボンの構成の一例を示す
平面図である。

【符号の説明】

Ａ ＤＣモータ Ｂ モータ制御基板 Ｃ 用紙種類検知センサ Ｄ 用紙サイズ検知センサ Ｅ インクリボン種類検知センサ Ｆ 操作部 １ 印刷用紙 ２、２Ａ インクリボン ３ プラテンローラ ４ サーマルヘッド

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 プラテンローラの回転によって印刷ヘッ
   ドに対する被印刷用紙の位置決めを行い、かつ巻き取り
   用モータによって複数色のインクが塗布されたインクリ
   ボンを巻き取り、該インクリボンが前記被印刷用紙に重
   ねられた状態において各色の前記インクが所定の順番で
   該被印刷用紙に順次熱転写される熱転写式カラープリン
   タにおいて、 前記巻き取り用モータに印加される駆動電圧を、 ａ．前記被印刷用紙の種類 ｂ．前記被印刷用紙のサイズ ｃ．前記インクリボンの種類 の何れか１つまたは２つあるいは全ての条件に基づいて
   設定するモータ電圧制御手段を具備する、 ことを特徴とする熱転写式カラープリンタ。