JPH082134B2 - 地中埋設される波付管の端末固定装置 - Google Patents

地中埋設される波付管の端末固定装置

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JPH082134B2
JPH082134B2 JP61240043A JP24004386A JPH082134B2 JP H082134 B2 JPH082134 B2 JP H082134B2 JP 61240043 A JP61240043 A JP 61240043A JP 24004386 A JP24004386 A JP 24004386A JP H082134 B2 JPH082134 B2 JP H082134B2
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hole
screw
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locking
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昭八 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マンホールやハンドホール等の壁に設けら
れた貫通孔に挿通される波付管の端末を固定するための
地中埋設される波付管の端末固定装置に関する。
(従来技術) 従来、第8図に示すようにマンホールやハンドホール
の壁(60)に設けられた貫通孔(4)に波付管(5)の
一端が固定されていた。
すなわち、波付管(5)の一端が貫通孔(4)の一端
開口に臨ませた状態に挿入され、この波付管(5)と貫
通孔(4)との隙間にはモルタル(70)が充填され、さ
らに波付管(5)の一端には口端がラッパ状に形成され
た補助具(80)が波付管(5)に螺着されていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の固定手段によると、
とくにモルタル(70)の充填作業に大変手間を要し、作
業性が悪かった。またモルタル(70)の充填が不十分で
あるとマンホール内への止水ができない。このため、マ
ンホールの外壁(60)に止水材料(通常二種の薬剤を混
合して固化させるものが使用されている)を塗布してい
るが、その作業も手間を要し、止水材料が固化するのに
時間がかかって、作業性が悪かった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、
マンホールやハンドホール等の壁に設けられた貫通孔に
作業効率よく波付管を固定することができる地中埋設さ
れる波付管の端末固定装置を提供しようとするものであ
り、さらに位置ずれしないように貫通孔に確実に固定す
ることができ、しかも簡単に止水構造をとることができ
る地中埋設される波付管の端末固定装置を提供しようと
するものである。
なお、本発明に係る端末固定装置は、管の外面凹凸が
平列に形成された波付管及び凹凸が螺旋状に形成された
波付管の両方に使用することができる波付管の端末固定
装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明に係る端末固定装置は、壁貫通孔に
挿通される外面波付管の端末固定装置であって、波付管
の波に係止する係止部を内面に設け貫通孔の壁面に当接
する当接部を有する係止部材と、波付管の波に係止する
係止部を内面に設けねじ部を外面に設けてなるねじ部材
と、前記ねじ部材のねじ部に螺合する螺合部を設け貫通
孔の壁面に当接する当接部を設けてなるナット部材とか
らなり、係止部材を波付管に係止して貫通孔の一端の壁
面に当接させ、ねじ部材を貫通孔の他端に位置させて波
付管に係止した状態でナット部材をねじ部材のねじ部に
螺合し、ナット部材を貫通孔の他端に向けてねじ込むこ
とによって波付管を係止部材とで貫通孔に固定するよう
にしたことを特徴としている。
(作用) 本発明に係る端末固定装置は、係止部材を波付管に係
止して貫通孔の一端の壁面に当接させ、ねじ部材を貫通
孔の他端に位置させて波付管に係止した状態でナット部
材をねじ部材のねじ部に螺合し、ナット部材を貫通孔の
他端に向けてねじ込むことによって波付管を突っ張らせ
て貫通孔に固定するようにしたことによって、貫通孔に
波付管を確実に固定することができる。また係止部材と
ナット部材とが貫通孔の両端壁面に当接することによっ
てマンホール内への浸水を防止する止水構造をとること
ができる。
(実施例) 以下、図面に示す実施例にしたがって本発明を具体的
に説明する。
第1図は本発明に係る端末固定装置の一実施例を示
し、この端末固定装置は、係止部材(1)と、ねじ部材
(2)と、ナット部材(3)とからなる。第2図はこの
ような端末固定装置によって、外面凹凸が平列に形成さ
れた波付管(5)(以下、単に波付管(5)という)を
貫通孔(4)に固定した状態を示したものである。
係止部材(1)は、この実施例の場合、二分割された
半割体(1a)(1b)で形成されており、両端をビス(1
4)で止められるようになっている。各半割体(1a)(1
b)の内面には波付管(5)の外周に形成した谷部(5
1)に嵌入する突条が周設されてなる係止部(11)が設
けられ、さらに外側には壁(60)の貫通孔(4)の一端
(41)の壁面に当接するつば状の当接部(12)が設けら
れている。前記実施例では、係止部(11)の突条及びつ
ば状の当接部(12)は半割体(1a)(1b)の内面及び外
側に全周にわたって形成されているが、本発明では、こ
れに限定されるものではなく、部分的に形成されている
場合であってもよく、係止部(11)は波付管(5)の外
周に形成された凹部(51)に嵌入し得る構造であり、当
接部(12)は貫通孔(4)の一端(41)の壁面に当接し
得る構造であればよい。また係止部(11)が波付管
(5)の外周に形成された凹部(51)で挟持される構造
としてもよく、この場合、半割体(1a)(1b)相互を止
めるビス(14)は不用である。この係止部材(1)は、
貫通孔(4)の一端(41)に取付けられるようになって
いる。
ねじ部材(2)は、この実施例の場合、係止部材
(1)と同様に二分割された半割体(2a)(2b)で形成
されており、係止部材(1)と同様に各半割体(2a)
(2b)の内面には波付管(5)の外周に形成した凹部
(51)に嵌入する突条が周設されてなる係止部(21)が
設けられている。さらに、外面には雄ねじに形成された
ねじ部(22)が設けられている。このねじ部材(2)
は、貫通孔(4)の他端(42)に取付けられるようにな
っている。なお、係止部(21)の形状については、係止
部材(1)の係止部(11)と同様に、本発明では、突条
が半割体(2a)(2b)の内面に全周にわたって形成され
たものに限定されるものではなく、部分的に形成されて
いる場合であってもよく、波付管(5)の外周に形成し
た凹部(51)に嵌入し得る構造であればよい。
前記ねじ部材(2)のねじ部(22)にはナット部材
(3)が螺合するようになっている。すなわち、ナット
部材(3)の内周面には、ねじ部材(2)の外面に形成
された雄ねじからなるねじ部(22)に螺合する雌ねじを
形成してなる螺合部(31)が設けられている。さらに、
ナット部材(3)の一端には貫通孔(4)の他端(42)
の壁面に当接するつば状の当接部(32)が設けられてい
る。このつば状の当接部(32)は、本発明では、ナット
部材(3)の一端に全周にわたって形成される場合だけ
でなく部分的に形成されている場合であってもよい。す
なわち、当接部(32)は貫通孔(4)の他端(42)の壁
面に当接し得る構造であればよい。
第3図に示すようにねじ部材(2)のねじ部(22)に
螺合したナット部材(3)は、ねじ込みによって波付管
(5)の管軸方向に移動するため、第2図に示すように
ナット部材(3)を図中右方にねじ込んでいけば、波付
管(5)を図中左方に引寄せ貫通孔(4)内で突っ張ら
せた状態に固定することができるようになっている。
第4図から第7図までは、係止部材(1)及びねじ部
材(2)についての本発明の別の実施例を示したもので
あり、第4図及び第5図に示す係止部材(1)及びねじ
部材(2)はヒンジで半割体(1a)(1b)、(2a)(2
b)相互が開閉するように構成されたものであり、第4
図はつば状の当接部(12)に枢軸(13)を設けて半割体
(1a)(1b)相互が開閉する係止部材(1)を示し、第
5図は薄肉部(23)を形成して半割体(2a)(2b)相互
が開閉するナット部材(3)を示している。第6図及び
第7図に示す係止部材(1)及びねじ部材(2)はC字
型に形成された弾性体によって構成され、弾性を利用し
て波付管(5)に横から嵌め張め込むようになっている
ものである。なお、第1図に示す実施例の係止部材
(1)及びねじ部材(2)については、半割体(1a)
(1b)及び半割体(2a)(2b)の合わせ面にピンとピン
孔を設けて、半割体(1a)(1b)、(2a)(2b)相互の
位置合わせを容易にした構造としてもよい。
さて、このような係止部材(1)と、ねじ部材(2)
と、ナット部材(3)とから構成される端末固定装置を
波付管(5)に取付け、波付管(5)を貫通孔(4)に
固定するには、まず、波付管(5)の一端からナット部
材(3)を挿通しておく。次いで、波付管(5)の一端
をマンホール等の壁(60)に設けられた貫通孔(4)の
他端(42)より挿入する。貫通孔(4)の一端(41)よ
り延出させた波付管(5)の一端には係止部材(1)
を、その係止部(11)を波付管(5)の外周に形成した
凹部(51)に嵌入させて、取付ける。次いで、貫通孔
(4)の一端(41)の壁面に係止部材(1)の当接部
(12)を当接させる。かかる状態で貫通孔(4)の他端
(42)の壁面から近い位置にある波付管(5)の凹部
(51)に、ねじ部材(2)の係止部(21)を嵌入して、
ねじ部材(2)を波付管(5)に取付ける。次いで、最
初に波付管(5)に挿通しておいたナット部材(3)
を、その螺合部(31)をねじ部材(2)のねじ部(22)
に螺合し、ナット部材(3)の当接部(32)が貫通孔
(4)の他端(42)の壁面に当接するまで、ねじ込んで
いく。このとき、波付管(5)は貫通孔(4)内で突っ
張り、確実に固定される。また係止部材(2)とナット
部材(3)とが貫通孔(4)の両端壁面に当接すること
によってマンホール内への浸水を防止する止水構造をと
ることができる。而して、第2図に示すように波付管
(5)が貫通孔(4)に固定される。
なお、前記係止部材(2)とナット部材(3)の当接
部(21)、(32)と貫通孔(4)の壁面との間にゴム等
のパッキングを設けることにより止水効果を一層向上さ
せることができる。前記パッキングは係止部材(2)と
ナット部材(3)の当接部(21)、(32)に埋め込まれ
た構造であってもよい。
(発明の効果) このように、本発明に係る端末固定装置は、係止部材
を波付管に係止して貫通孔の一端の壁面に当接させ、ね
じ部材を貫通孔の他端に位置させて波付管に係止した状
態でナット部材をねじ部材のねじ部に螺合し、ナット部
材を貫通孔の他端に向けてねじ込むことによって波付管
を貫通孔の他端に引き寄せ、突っ張らせて貫通孔に固定
するようにしたことによって、貫通孔に波付管を確実に
固定することができる。また係止部材とナット部材とが
貫通孔の両端壁面に当接することによってマンホール内
への浸水を防止する止水構造を簡単にとることができ
る。
また、波付管の固定作業に熟練を要さず、従来のモル
タル作業が不用であるから、作業効率が著しく向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る端末固定装置と波付管との分解斜
視図、第2図は波付管を貫通孔に固定した状態の断面
図、第3図はねじ部材とナット部材との螺合状態を示す
断面図、第4図はねじ部材についての別例を示す斜視
図、第5図はナット部材についての別例を示す斜視図、
第6図はねじ部材についてのさらに別例を示す斜視図、
第7図はナット部材についてのさらに別例を示す斜視
図、第8図は従来の波付管の端末を貫通孔に固定する状
態を示す断面図である。 図中、(1)は係止部材、(2)はねじ部材、(3)は
ナット部材、(4)は貫通孔、(5)は波付管である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁貫通孔に挿通される外面波付管の端末固
    定装置であって、波付管の波に係止する係止部を内面に
    設け貫通孔の壁面に当接する当接部を有する係止部材
    と、波付管の波に係止する係止部を内面に設けねじ部を
    外面に設けてなるねじ部材と、前記ねじ部材のねじ部に
    螺合する螺合部を設け貫通孔の壁面に当接する当接部を
    設けてなるナット部材とからなり、係止部材を波付管に
    係止して貫通孔の一端の壁面に当接させ、ねじ部材を貫
    通孔の他端に位置させて波付管に係止した状態でナット
    部材をねじ部材のねじ部に螺合し、ナット部材を貫通孔
    の他端に向けてねじ込むことによって波付管を係止部材
    とで貫通孔に固定するようにしたことを特徴とする地中
    埋設される波付管の端末固定装置。
JP61240043A 1986-10-08 1986-10-08 地中埋設される波付管の端末固定装置 Expired - Fee Related JPH082134B2 (ja)

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JP2013534594A (ja) * 2010-05-25 2013-09-05 ベーレ エンフィネーリンフ ベー.フェー. 開口に密封システムを提供するアセンブリおよび方法

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