JPH082121Y2 - キャップ - Google Patents
キャップInfo
- Publication number
- JPH082121Y2 JPH082121Y2 JP12033289U JP12033289U JPH082121Y2 JP H082121 Y2 JPH082121 Y2 JP H082121Y2 JP 12033289 U JP12033289 U JP 12033289U JP 12033289 U JP12033289 U JP 12033289U JP H082121 Y2 JPH082121 Y2 JP H082121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- canopy
- lever
- peripheral wall
- wall member
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、クリーム壜等に使用されるキャップに関す
る。
る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 クリーム等を収納したクリーム壜等では、壜口を大き
く開口し、この開口をねじ蓋で閉封しているのが普通で
あり、このため使用の都度ねじ蓋を緩め戻して開蓋し、
また締めつけて閉蓋するわずらわしさがある。
く開口し、この開口をねじ蓋で閉封しているのが普通で
あり、このため使用の都度ねじ蓋を緩め戻して開蓋し、
また締めつけて閉蓋するわずらわしさがある。
本考案は開閉がワンタッチでできる便利なキャップを
得ようとするものである。
得ようとするものである。
「課題を解決するための手段」 本考案のキャップは、壜４口部に取付けられる取付け
用周壁部材１と、この周壁部材１開口部に、後端を枢着
し前端を係合して片開き可能に設けられた開口密封用の
天蓋２と、この天蓋２外面をとり巻くよう配されたリン
グ状であって、左右両側で天蓋２に枢着され、かつ前部
裏面に前記天蓋２の係合部に位置するレバー５を枢着
し、前部を下方に押込まれたときレバー５を回動させて
天蓋２の係合を解き開蓋させる操作用リング３とで構成
したことを特徴としている。
用周壁部材１と、この周壁部材１開口部に、後端を枢着
し前端を係合して片開き可能に設けられた開口密封用の
天蓋２と、この天蓋２外面をとり巻くよう配されたリン
グ状であって、左右両側で天蓋２に枢着され、かつ前部
裏面に前記天蓋２の係合部に位置するレバー５を枢着
し、前部を下方に押込まれたときレバー５を回動させて
天蓋２の係合を解き開蓋させる操作用リング３とで構成
したことを特徴としている。
「作用」 上記キャップにおいて、常時は取付け用周壁部材１は
壜体４の口部に螺合装着され、また片開きの天蓋２は前
端を周壁部材１口部前面部に係合してこの周壁部材１の
開口を開封しており、また操作用リング３のレバー５は
周壁部材１の前部の肩６上に乗っている。
壜体４の口部に螺合装着され、また片開きの天蓋２は前
端を周壁部材１口部前面部に係合してこの周壁部材１の
開口を開封しており、また操作用リング３のレバー５は
周壁部材１の前部の肩６上に乗っている。
ここで、キャップを開封するには、操作用リング３の
前部を下方に押込めばよい。すると、レバー５は肩６に
乗っている個所を支点として第１図で反時計方向に回動
するので、天蓋２前部裏面の係合部を押上げ、この押上
げで係合を解くことから天蓋２は開蓋状態となる。よっ
て、この後操作リング３と天蓋２の結合体を後部枢着部
を支点として後方に開けばよい。閉蓋時には、逆に操作
リング３と天蓋２の結合体を周壁部材１開口部に押込め
ばよい。
前部を下方に押込めばよい。すると、レバー５は肩６に
乗っている個所を支点として第１図で反時計方向に回動
するので、天蓋２前部裏面の係合部を押上げ、この押上
げで係合を解くことから天蓋２は開蓋状態となる。よっ
て、この後操作リング３と天蓋２の結合体を後部枢着部
を支点として後方に開けばよい。閉蓋時には、逆に操作
リング３と天蓋２の結合体を周壁部材１開口部に押込め
ばよい。
「実施例〕 以下図面を参照して本考案の一実施例を説明するに、
本考案のキャップは取付け用周壁部材１、天蓋２及び操
作用リング３とで構成している。
本考案のキャップは取付け用周壁部材１、天蓋２及び操
作用リング３とで構成している。
取付け用周壁部材１は、螺筒７上端から肩部６を介し
て縮径した口部８をやや後部寄りに設けた形状で、従っ
て肩部６は後部側が急な傾斜の形状であり、この肩部６
の後部側にヒンジ用溝部９を凹陥形成し、前部側上面に
座10を隆設し、また口部８の前面上部に係合突起11を突
設しており、螺筒７を壜４口部外面に螺着して取付けら
れる。12は環栓である。
て縮径した口部８をやや後部寄りに設けた形状で、従っ
て肩部６は後部側が急な傾斜の形状であり、この肩部６
の後部側にヒンジ用溝部９を凹陥形成し、前部側上面に
座10を隆設し、また口部８の前面上部に係合突起11を突
設しており、螺筒７を壜４口部外面に螺着して取付けら
れる。12は環栓である。
天蓋２は、前記口部８より幾分広い円形伏せ盆状のも
ので、口部側から前記ヒンジ用溝部９に嵌合されるヒン
ジボス13を突き出し、前部裏面に前記係合突起11に係合
して止め金を形成する係合突起14を持つ係合部材15を垂
設し、また左右両外面からピン16,16を突設しており、
ヒンジ13をヒンジピン17でヒンジ用溝部９に枢着して片
開き可能に設けてある。このヒンジ部にはヒゲ付きばね
18が設けてあり、このばね18が常時天蓋２を開方向に付
勢している。
ので、口部側から前記ヒンジ用溝部９に嵌合されるヒン
ジボス13を突き出し、前部裏面に前記係合突起11に係合
して止め金を形成する係合突起14を持つ係合部材15を垂
設し、また左右両外面からピン16,16を突設しており、
ヒンジ13をヒンジピン17でヒンジ用溝部９に枢着して片
開き可能に設けてある。このヒンジ部にはヒゲ付きばね
18が設けてあり、このばね18が常時天蓋２を開方向に付
勢している。
19はパッキングで、両面テープ20により天蓋２裏面に
接着され、天蓋２の閉蓋状態を気密に保つ。
接着され、天蓋２の閉蓋状態を気密に保つ。
操作用リング３は、樋を逆さにして輪状にした形状の
もので、左右両側に下端から入口が狭い取付け孔21,21
を開孔し、これら開孔21,21を前記ピン16,16に抜け出さ
ないように嵌め込んで天蓋２まわりにこの天蓋２に結合
してあり、また前面部内側に肉薄ヒンジ22を介してＶ字
形のレバー５を一体に設けてある。このレバー５は下端
の角部が前記座10上に乗って支点となっており、そして
遊端が前記係合部材15の下端面に下から近接している。
もので、左右両側に下端から入口が狭い取付け孔21,21
を開孔し、これら開孔21,21を前記ピン16,16に抜け出さ
ないように嵌め込んで天蓋２まわりにこの天蓋２に結合
してあり、また前面部内側に肉薄ヒンジ22を介してＶ字
形のレバー５を一体に設けてある。このレバー５は下端
の角部が前記座10上に乗って支点となっており、そして
遊端が前記係合部材15の下端面に下から近接している。
従って、この実施例において、操作用リング３の前部
を下方に押込むと、レバー５は座10に接している角部を
支点として第１図で反時計方向に回動し、こ回動ではね
上がる遊端が結合部材15を上方に押上げて止め金を解錠
するので、天蓋２が開蓋する。よって、天蓋２と操作用
リング３の結合体を後部のヒンジを支点として上後方に
開けばよく、ワンタッチで開蓋できる。
を下方に押込むと、レバー５は座10に接している角部を
支点として第１図で反時計方向に回動し、こ回動ではね
上がる遊端が結合部材15を上方に押上げて止め金を解錠
するので、天蓋２が開蓋する。よって、天蓋２と操作用
リング３の結合体を後部のヒンジを支点として上後方に
開けばよく、ワンタッチで開蓋できる。
上記各部は合成樹脂材で成形製作する。
「考案の効果」 上記したように、本考案でキャップの天蓋２を片開き
の別部材とし、この天蓋２を、そのまわりに結合配置し
た操作用リング３の押上げによりレバー５を介し開蓋さ
せる構成としたので、ワンタッチで開閉でき至極便利で
ある。また外形的には従前のねじキャップと略同形状で
あり、意匠性を損なうようなことはない。むしろ、各部
を色分けすることにより意匠性が向上できる利点があ
る。
の別部材とし、この天蓋２を、そのまわりに結合配置し
た操作用リング３の押上げによりレバー５を介し開蓋さ
せる構成としたので、ワンタッチで開閉でき至極便利で
ある。また外形的には従前のねじキャップと略同形状で
あり、意匠性を損なうようなことはない。むしろ、各部
を色分けすることにより意匠性が向上できる利点があ
る。
第１図a,bは本考案キャップの一実施例の壜装着状態で
の上面図と縦断面図、第２図は同実施例の分解斜視図、
第３図は同実施例の壜装着状態の外形斜視図である。 １…周壁部材、２…天蓋 ３…操作用リング、５…レバー
の上面図と縦断面図、第２図は同実施例の分解斜視図、
第３図は同実施例の壜装着状態の外形斜視図である。 １…周壁部材、２…天蓋 ３…操作用リング、５…レバー
Claims (1)
- 【請求項１】壜４口部に取付けられる取付け用周壁部材
１と、この周壁部材１開口部に、後端を枢着し前端を係
合して片開き可能に設けられた開口密封用の天蓋２と、
この天蓋２外面をとり巻くよう配されたリング状であっ
て、左右両側で天蓋２に枢着され、かつ前部裏面に前記
天蓋２の係合部に位置するレバー５を枢着し、前部を下
方に押込まれたときレバー５を回動させて天蓋２の係合
を解き開蓋させる操作用リング３とからなるキャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12033289U JPH082121Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12033289U JPH082121Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0360254U JPH0360254U (ja) | 1991-06-13 |
| JPH082121Y2 true JPH082121Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31668412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12033289U Expired - Fee Related JPH082121Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082121Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP12033289U patent/JPH082121Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0360254U (ja) | 1991-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |