JPH0739810Y2 - 注出キャップ - Google Patents

注出キャップ

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JPH0739810Y2
JPH0739810Y2 JP6201389U JP6201389U JPH0739810Y2 JP H0739810 Y2 JPH0739810 Y2 JP H0739810Y2 JP 6201389 U JP6201389 U JP 6201389U JP 6201389 U JP6201389 U JP 6201389U JP H0739810 Y2 JPH0739810 Y2 JP H0739810Y2
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JP
Japan
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plate
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cylinder
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馨 石田
早川  茂
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、蓋体を弾板で閉蓋位置に保持するように形成
した容器の注出キャップに関する。
〔従来の技術〕
従来、蓋体を弾板で閉蓋位置に保持するように形成した
注出キャップは、特公昭50−2426号公報・実公昭58−50
760号公報に記載されている。
特公昭50−2426号公報に記載された注出キャップは、第
8図に示すように、外筒61の上部に、外方に突出する軸
受片62,62と弾性板63を設け、この軸受片62,62に、蓋板
70の外方に突出して設けた楕円軸71を回動可能に軸着
し、弾性板63により蓋板70を閉蓋位置、及び、開蓋位置
に押圧して保持するように形成したものである。
実公昭58−50760号公報に記載された注出キャップは、
第9図に示すように、外筒体61の天板64に切欠孔65を形
成し、この切欠孔65に合致する蓋板70を、天板64に回動
可能に軸着し、図示してない弾性板で蓋板70を、閉蓋位
置、及び開蓋位置に押圧して保持するように形成したも
のである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第8図に示される従来の注出キャップは、大きく回動さ
せて開いた蓋板70を、弾性板63で弾圧することができる
が、軸受片62等が外筒体61の外方に突出しているので輸
送等の際嵩張り、また、体裁も良くない。
第9図に示される従来の注出キャップは、天板64の切欠
孔65と蓋板70の間の隙間から塵等が外筒体61内に進入す
ることがあり、また、天板64に切欠孔65があるので体裁
も良くない。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、蓋体を大
きく開くことのできる弾板を用いた注出キャップを、軸
着部分等が外方に突出せず、かつ、塵等が内部に進入す
ることなく、さらに、体裁も良いものにすることを技術
的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は注出口3を設け楕円形に形成した頂板1の周縁
部より楕円形の外筒6を垂下して設けると共に、外筒6
の内側に容器の口筒部に嵌着できる内筒10を、頂板1よ
り垂下して設け、頂板1の長径方向の周縁部の一部と、
この周縁部の一部に続く外筒6の上部に、切欠凹所20を
設け、切欠凹所20の両側に側壁21を形成し、切欠凹所20
の下方の内筒10外面から上方に向けて弾板25を突設し、
弾板25の上部は外方に伸びる弾圧板26に形成し、切欠凹
所20に臨む外筒6上縁に、薄肉ヒンジ30を介して弾圧板
26の両側に伸びる枠体31を設け、この枠体31を切欠凹所
20内に嵌着し、枠体31には、頂板1上面より上方に突出
する蓋軸着用部材33を設け、蓋体40を回動可能に軸着し
て、蓋体40の後端部が、弾圧板26に当接して回動できる
ように形成し、蓋体40の下面には注出口3を閉鎖する栓
44を設けて注出キャップとした。
〔作用〕
本考案は第1図に示す閉蓋状態から、蓋体40を回動させ
ると、蓋体40の後端部が、弾板25の弾圧板26に当接して
弾圧されながら回動する。そして、蓋体40が軸着される
軸着用部材33が頂板1の上面より上方に突出しているの
で、蓋体40の後端部は回動して大きく前方まで突出し、
蓋体40が大きく開き、蓋体40はその位置で弾圧板26に押
圧されて保持される。
〔実施例〕
第1図乃至第7図は、本考案の一実施例の注出キャップ
を示すものである。
この実施例は、楕円形に形成した頂板1の上面に注出口
3を設けた注出筒2を立設し、この頂板1の周縁部より
楕円形の外筒6を垂下して設けると共に、外筒6の内側
に円形の内筒10を、頂板1より垂下して設け、内筒10の
内面には、容器の口筒部に螺合できる螺条11を設け、頂
板1の長径方向の周縁部の一部とこの周縁部の一部に続
く外筒3の上部に、切欠凹所20を設け、切欠凹所20の両
側には、下方に伸びる側壁21が設けてあり、この側壁21
は内筒10と外筒6とに接続し設けられている。
切欠凹所20の下方の内筒10外面から垂直方向の上方に伸
びる弾板25を突設し、弾板25の上部は外方に伸び、か
つ、上面が弧状凹面に形成された弾圧板26に形成してあ
る。
切欠凹所20に臨む外筒6上縁には、薄肉ヒンジ30を介し
て弾圧板26の両側に伸びる枠体31が設けてあり、この枠
体31は、両方の外側に形成された凸部32が、側壁の内側
に形成された図示してない凹部に嵌入することによっ
て、切欠凹所20内に嵌着されている。
枠体31の先端部には、頂板1の上面より上方に突出する
逆L字状の蓋軸着用部材33が設けてあり、蓋軸着用部材
33の上部両側部には、軸34が突設してある。
この蓋軸着用部材33に回動可能に軸着される蓋体40は、
後部下面に軸着用突片41が一対突設してあり、軸着用突
片41には、軸受用凹所42が設けてあり、この軸受用凹所
42に蓋軸着用部材33の軸34が嵌入して蓋体40が回動可能
に軸着され、そして、蓋体40は後端部が弾圧板26の弧状
凹面に当接して略120度回動できるように形成されてお
り、蓋体40の下面には注出口3を閉鎖する栓44が突設し
てあり、蓋体40の軸着用突片41の間には当接片43が設け
てある。
また、切欠凹所20と反対側の外筒6には指掛用凹部7が
形成してあり、外筒6と内筒10間は、長径側連結片15と
短径側連結片16で連結してある。
そして、外筒6に一体に設けられた枠体31は、第2図・
第3図に示すように、外筒6の外方に突出させて射出成
形したものを、切欠凹所20内に回動して嵌着して組み立
てる。
さらに、弾圧板26の上面は、平面等に形成してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、注出キャップの頂板1の長径方向の周縁部の
一部と、この周縁部に続く外筒6の上部に、切欠凹所20
を設け、切欠凹所20の下方に弾板25を設け、切欠凹所20
の上方に設けた蓋軸着用部材33に蓋体40を軸着したの
で、軸着部分が外筒6から外方から突出せず嵩張らな
い。そして、上面に切欠孔等が存在しないので隙間から
内部に塵等が進入するこがなく、体裁も良い。
さらに、軸着用部材33が頂板1の上面より上方に突出し
ているので、蓋体40の後端部は回動して大きく前方に突
出でき、したがって、蓋体40を大きく開くことができ
る。
また、軸着用部材33を設けた枠体31を外筒6と一体に形
成したので、全体を2部品とすることができ製造コスト
のコストアップを防ぐことができた。
また、頂板1の長径方向の周縁部と、この周縁部に続く
外筒6の上部に切欠凹所20を設け、この切欠凹所20に弾
板25を上方に向けて突設したので、弾板25を外筒6の外
方に突出させないでも、長尺に形成することができ、そ
の結果弾板25を柔軟に撓むものとするとができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面よりみた断面図、第2
図はその本体の平面図、第3図はその要部の側面図、第
4図はその底面図、第5図はその本体の一部破砕した斜
視図、第6図はその蓋体の裏面の斜視図、第7図はその
正面よりみた半裁断面図、第8図は従来例の分解斜視
図、第9図は別の従来例の斜視図である。 1…頂板、3…注出口、6…外筒、10…内筒、20…切欠
凹所、21…側壁、25…弾板、26…弾圧板、30…薄肉ヒン
ジ、31…枠体、33…蓋軸着用部材、40…蓋体、44…栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】注出口3を設け楕円形に形成した頂板1の
    周縁部より楕円形の外筒6を垂下して設けると共に、外
    筒6の内側に容器の口筒部に嵌着できる内筒10を、頂板
    1より垂下して設け、頂板1の長径方向の周縁部の一部
    と、この周縁部の一部に続く外筒6の上部に、切欠凹所
    20を設け、切欠凹所20の両側に側壁21を形成し、切欠凹
    所20の下方の内筒10外面から上方に向けて弾板25を突設
    し、弾板25の上部は外方に伸びる弾圧板26に形成し、切
    欠凹所20に臨む外筒6上縁に、薄肉ヒンジ30を介して弾
    圧板26の両側に伸びる枠体31を設け、この枠体31を切欠
    凹所20内に嵌着し、枠体31には、頂板1上面より上方に
    突出する蓋軸着用部材33を設け、蓋体40を回動可能に軸
    着して、蓋体40の後端部が、弾圧板26に当接して回動で
    きるように形成し、蓋体40の下面には注出口3を閉鎖す
    る栓44を設けた注出キャップ。
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