JPH08212161A - 業務マニュアル作成支援システム - Google Patents

業務マニュアル作成支援システム

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JPH08212161A
JPH08212161A JP2014195A JP2014195A JPH08212161A JP H08212161 A JPH08212161 A JP H08212161A JP 2014195 A JP2014195 A JP 2014195A JP 2014195 A JP2014195 A JP 2014195A JP H08212161 A JPH08212161 A JP H08212161A
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JP
Japan
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business
storage means
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input
screen
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Application number
JP2014195A
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English (en)
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Heiji Shimura
平治 志村
Tsutomu Kato
努 加藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】業務処理システムの構築の際に作成した情報か
ら、オンラインで提供できる業務マニュアルを作成す
る。 【構成】業務仕様情報記憶手段101、用語辞書102
をマニュアル作成・更新手段104を用いて検索し、該
当する情報からガイダンス画面を生成し、ボタン生成パ
ラメータ記憶手段103の内容に従ってガイダンス画面
にボタンを付加し、ボタンのリンク情報を業務仕様情報
記憶手段101、用語辞書102を検索することにより
取得し、それぞれ部品記憶手段105とリンク情報記憶
手段106に記憶する。また、端末装置110での操作
履歴をを操操作履歴記憶手段111に記憶することによ
って、利用者の求めている情報の把握と、利用者毎に使
い易い業務マニュアルを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務処理システムを理
解するための情報をオンラインマニュアルとして提供す
る業務マニュアルの作成に関するもので、人事ローテー
ションが頻繁な官公庁等における業務処理仕様の伝承に
効果的に利用できる。
【0002】
【従来の技術】業務処理システムのマニュアル作成は、
システム開発者が担当している。これを支援する技術と
しては、特開平4−182856号公報に記載の技術が
ある。これは、ユーザシステムで使用するジョブ制御言
語マクロ名・画面名等のシステム固有の情報をパラメー
タ情報として登録し、業務マニュアルに記述するコメン
ト・処理説明等を文書として作成し、パラメータ情報登
録手段によって登録することにより、前記パラメータ情
報および文書に基づいて各ユーザシステム毎に標準構成
の業務マニュアルを自動的に作成し、印刷するものであ
る。また、マニュアルレスでアプリケーションプログラ
ムを使えるように、処理プログラムの入出力画面とは別
に操作ガイダンス画面を表示し、操作者からの入力操作
によりプログラム処理を進め、処理結果に対応して次の
入力操作をガイドする操作ガイダンスを表示する技術
は、特開平2−89116号公報に記載されているもの
がある。この操作ガイダンスで提供される範囲は、業務
処理システムの操作に限定しており、業務仕様を理解す
るには不十分である。このため、人事ローテーションの
多い官公庁等では、業務処理システムに関する知識の伝
承が困難となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の特開平
4−182856号公報に記載されている「業務マニュ
アル作成方式」は、マニュアル作成を担当するシステム
開発者の作業の低減には役立つが、最終的に得られるマ
ニュアルは紙で提供されるため、利用者は利用する度に
知りたい項目の掲載されているページを探す必要があ
り、利用する人にとって決して使い易いものではなく、
利用者に配慮したものとは言えない。
【0004】業務処理システムを利用するサイドから見
ると、操作方法のみならず業務仕様、業務知識やシステ
ム構築ノウハウを持っていることが必要になってくる。
しかし、人事異動が頻繁に起こる所などでは、業務仕
様、業務知識やシステム構築ノウハウの伝承が困難にな
っているのが現状である。そのため、業務処理システム
のマニュアルには業務仕様、業務知識やシステム構築ノ
ウハウが盛り込まれていることが必要である。
【0005】特開平2−89116号公報に記載されて
いる技術は、入出力画面の操作ガイダンスをディスプレ
イに表示するという点ではペーパーレス化を達成してい
るものの、ガイダンスで提供される内容は業務処理シス
テムの入出力操作に限定しており、業務仕様、業務知識
やシステム構築ノウハウを理解するには不十分である。
【0006】本発明は上記の問題点を考慮してなされた
ものであり、業務マニュアル作成にかかるシステム開発
者の作業負担を低減しつつ、業務仕様、業務知識やシス
テム構築ノウハウをオンラインマニュアルとして提供で
きる業務マニュアル作成支援システムの実現を目的とし
ている。また、提供される業務マニュアルは利用者が業
務運用遂行上で求めている情報を提供出来るものでなく
てなならない。
【0007】
【課題を解決するための手段】システム開発の効率・信
頼性・保守性の向上を目的として、システム計画からシ
ステム設計・プログラム設計・プログラム開発といった
一連の手順はそのほとんどが標準化されており、システ
ム設計やプログラム設計などで作成する資料は決まった
書式に作成し、データベースで一括管理していることが
一般的である。本発明は、そのような標準化されたシス
テム開発手順に従って開発されたシステムにおいて、業
務処理システムの構築の際に決まった書式で作成され
た、業務処理概要図、入力情報一覧表、出力情報一覧
表、などの業務仕様情報を記憶している業務仕様記憶手
段と、業務処理システムに関する説明文を記憶する用語
辞書記憶手段と、マルチウインドウ表示機能を持つディ
スプレイとディスプレイ装置に表示される表示カーソル
を移動するカーソル移動手段と前記ディスプレイの表示
内容を選択する選択手段を備えた入出力装置1と、業務
仕様情報および用語辞書の書式毎に前記入力装置1の選
択手段によって選択可能な領域(ここで言う選択可能な
領域とは、GUIにおける「ボタン」を意味しており、
以下「ボタン」と表現する)を付加する位置をパラメー
タとして記憶しているパラメータ記憶手段と、入出力装
置1からの要求に従って業務仕様情報および用語辞書記
憶手段を検索して該当する情報を取り出し、取り出した
情報をガイダンス画面としてウインドウを生成して入出
力装置1のウインドウに表示し、生成したガイダンス画
面に対してパラメータ記憶手段の内容に従ってボタンを
付加し、ガイダンス画面に付加したボタンを前記入出力
装置1の選択手段により選択することによって、ボタン
が選択された場合に表示するガイダンス画面を上記と同
様に業務仕様情報および用語辞書を検索して入出力装置
1の別のウインドウに表示して生成し、ボタンと画面と
の関係をボタンのリンク情報として取得する手段と、ガ
イダンス画面を記憶する記憶手段と、ボタンと画面との
関係であるリンク情報を記憶するリンク情報記憶手段を
備えている事を特徴としている。
【0008】また、業務処理システムの端末として入出
力装置1と同様にマルチウインドウ表示機能を持つディ
スプレイとディスプレイ装置に表示される表示カーソル
を移動するカーソル移動手段と前記ディスプレイの表示
内容を選択する選択手段を備えた入出力装置2と、画面
記憶手段およびリンク情報記憶手段を検索する検索手段
を備え、前記検索手段は入出力装置2の選択手段によっ
てガイダンス画面に付加されたボタンが選択された場合
に、選択されたボタンのリンク情報をリンク情報記憶手
段を検索して取り出し、該当するリンク情報に従って表
示すべき画面を画面記憶手段から取り出して入出力装置
2に出力すると共に、取り出したリンク情報を記憶手段
に出力することを特徴としている。
【0009】
【作用】標準化されたシステム開発手順に従ってシステ
ム開発の上流工程において作成された資料には、業務処
理システムの構成や業務をどのように処理していくのか
が詳細に記載されている。本発明は、そのシステム開発
の上流工程で作成された業務仕様情報および用語辞書か
らガイダンス画面を作成し、パラメータ情報記憶手段の
内容に従ってボタンを付加し、ボタンが選択された場合
に表示すべきガイダンス画面を業務仕様情報および用語
辞書から作成する。そして、業務処理システムの利用者
の要求に従ってガイダンス画面を入出力装置に表示する
ことにより、業務仕様、業務知識、システム構築ノウハ
ウをオンラインマニュアルとして提供する業務マニュア
ルを実現できる。また、業務マニュアルが利用された場
合に、選択されたボタンのリンク情報が記憶されるの
で、表示した画面の遷移が操作履歴として記憶でき、操
作履歴から利用者が求めている情報の把握が可能とな
る。そのため、操作履歴をもとに画面の記憶手段やリン
ク情報記憶手段をメンテナンスすることによって、利用
者にとって必要な情報追加して提供することや、余分な
画面遷移をなくすことによって利用者にとって使い易い
オンラインマニュアルを提供することが出来る。
【0010】そして、システム開発の初期段階で作成し
た情報を利用することにより、業務マニュアル作成にか
かるシステム開発者の作業は用語辞書の作成や、業務マ
ニュアルを使い易くするための画面記憶手段・リンク情
報記憶手段のメンテナンス作業程度で済み、従来のマニ
ュアル作成作業と比較して、大幅な作業負担の軽減が実
現できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明による業務マニュアル作成支援
システムの一実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
【0012】図1は、業務マニュアル作成支援システム
のシステム構成図である。101は業務仕様情報記憶手
段であり、標準化されたシステム開発手順によって作成
された業務処理システムの概要図、入力情報一覧表、出
力情報一覧表、ファイル一覧表、帳票レイアウト、とい
った内容を記憶している。102は用語辞書であり、業
務マニュアルで提供する説明文を記憶している。103
のボタン生成パラメータ記憶手段は、業務仕様情報およ
び用語辞書の書式毎にボタンを付加する位置などを記憶
している。104のマニュアル作成・更新手段は、10
1の業務仕様情報および102の用語辞書を検索して取
り出し、ガイダンス画面を生成して、マルチウインドウ
表示機能を持つディスプレイとマウスを備えている入出
力装置112に表示し、103のボタン生成パラメータ
記憶手段に記憶されている情報に従い、ガイダンスの画
面にボタンを付加し、ボタン表示付画面をオンライン業
務マニュアルの部品として105の部品記憶手段に記憶
させ、ボタンが押下された場合に表示する情報を101
の業務仕様情報および102の用語辞書を検索して取り
出し、入出力装置112に表示してガイダンス画面を生
成し、ボタンと画面の関係をボタンのリンク情報として
取得し、106のリンク情報記憶手段に記憶させる機能
を持っている。107は検索手段であり、上記105の
部品記憶手段および106のリンク情報記憶手段を検索
して該当する情報を取り出して109の画面制御手段に
送る機能を持っている。108は操作履歴記憶手段であ
り、107の検索手段によって取り出されたリンク情報
を操作履歴として記憶する。109は画面制御手段であ
り、111の業務処理システムの画面と業務マニュアル
の画面を制御する。110はマルチウインドウを利用し
て111の業務処理システムの端末画面を表示すると共
に、業務マニュアルを操作する画面を同時に表示する機
能を持つ端末装置であり、マウスもそなえている。
【0013】図2は、図1の業務仕様情報記憶手段10
1に記憶されている業務仕様情報の内容を示したもので
ある。本発明は標準化されたシステム開発手順によって
作成されたシステムを前提としている。そのため、業務
仕様情報は書式の決まったものに作成されている。本実
施例では、処理概要図以外は表形式の書式で作成されて
いる。
【0014】図2の(A)は、処理概要図であり、
(B)は、表形式で作成された業務仕様情報の例であ
る。201は書式NOで、業務仕様情報は書式の決まっ
たものに作成されているため、その書式を識別するもの
である。202は業務処理システムの中での処理名を示
している。203は業務仕様情報の種類(図2(A)で
は、入力情報)を表わしている。また、(C)は、業務
仕様情報記憶手段101に格納されている情報の概念図
であり、書式や処理名などが違うものも記憶されている
ことを示す。
【0015】図3は用語辞書102の内容を示したもの
で、301は書式NO、302は用語、303は用語に
対する説明文である。
【0016】図4は、ボタン生成パラメータ記憶手段1
04の内容であり、401は情報名であり、402は対
象となる書式NOであり、403はボタン表示する候補
場所を示すボタン候補位置であり、404はボタン毎に
ユニークに付けるボタン名である。
【0017】図5および図6は業務マニュアル生成フロ
ーであり、図中のは処理フローがつながっている
ことを示す。
【0018】図7は106のリンク情報記憶手段の構成
を示しており、701は業務マニュアルで表示する画面
毎につけたユニークな番号である部品NOであり、70
2はボタンとして表示された位置であり、703はボタ
ン名であり、704はボタン上にかかれている内容であ
る用語名称、705はボタンを押下された時に表示する
部品NOを記憶している出力部品NOである。
【0019】業務マニュアルの自動生成手順を図5およ
び図6の業務マニュアル生成フローに沿って説明する。
業務マニュアルの自動生成は、システム開発者が入出力
装置112を用いて、作成する業務処理マニュアルを指
定することから始まる。作成する業務処理マニュアルの
指定とは、図2(C)の202にあるように、幾つか存
在する処理のうちのどれかを指定することである。これ
により、処理毎にマニュアルが作成されることになる。
本実施例では、「給与計算」を選択したものとする。
(ステップ501) マニュアル作成・更新手段104はステップ501で指
定された処理名をキーとして業務仕様情報記憶手段10
1を検索し、該当する処理の処理概要図を取り出してガ
イダンス画面として生成し、入出力装置112に表示す
る。そして処理概要図から生成されたガイダンス画面は
業務マニュアルの一部分という位置付けになるため、ユ
ニークな番号である部品NOが付加される(本実施例で
は「BUHIN1」が付加されたとする。)。入出力装
置に表示された処理概要図の画面は、図2(A)と同じ
である。処理概要図の画面を最初に画面生成するのは、
業務マニュアルの最初の画面を処理概要図にすることに
より、システムの理解を容易にする為である。そして、
システム開発者は入出力装置112およびマニュアル作
成・更新手段104を用いて、表示されている処理概要
図の画面にボタンを付加する。図8が処理概要図の画面
にボタンを付けたイメージである。ボタンは801の
「入力情報」、802の「出力情報」、803の「ファ
イル情報」の3つである。ボタン化した場合には、ユニ
ークなボタン名が自動的に付加される。(付加されたボ
タン名は「入力情報」=「BOTAN−A」「出力情
報」=「BOTAN−B」「ファイル情報」=「BOT
AN−C」とする)(ステップ502)システム開発者
はボタン化した部分を入出力装置112のマウスで選択
(ピック)する。(この場合801の「入力情報」、8
02の「出力情報」、803の「ファイル情報」のどれ
かになるわけだが、どれを選択しても処理手順は変わら
ないため、801の「入力情報」を選択したものとす
る。)それにより、ステップ501で付加した部品NO
「BUHIN1」と、ボタン化した部分の位置情報と、
ボタン名「BOTAN−A」がリンク情報記憶手段の1
レコード目の701、702、、703に格納される。
さらに、ボタンになっている部分の文字である「入力情
報」がリンク情報記憶手段106の用語名称704に格
納されると共に、その文字をキーとして業務仕様情報記
憶手段101および用語辞書102が検索される。この
とき、ステップ501において処理名を「給与計算」で
指定しているため、「給与計算」を第1のキーとし、
「入力情報」を第2のキーとして検索する。そして、検
索の対象となるのは、第1のキーは図2の202で示す
部分で、第2のキーは図2の203で示す部分である。
(ステップ503)検索の結果、該当する情報の有無が
判断され、該当する情報があればステップ505へ処理
が進み、該当する情報がなければ、ステップ601へ進
む。(ステップ504)検索の結果、該当する情報が図
2(B)で示した「給与計算」処理の「入力情報」であ
るため、図2(B)に対応したガイダンス画面が新たに
生成されて入出力装置112に表示され、前述したよう
に生成されたガイダンス画面は業務マニュアルの一部分
という位置付けになるため、部品NOが付加される(付
加された部品NOは、「BUHIN2」とする)。そし
て、リンク情報記憶手段106の出力部品NO705に
新たに付加された部品NOが格納される。図6の706
の位置。これにより、「入力情報」のボタンが押下され
た時に表示される情報が、「BUHIN2」として登録
されたことになる(ステップ505)。
【0020】図2(B)の書式NO201は「B1」で
あるため、「B1」をキーとしてボタン生成パラメータ
の書式NO(図4の402)の部分が検索される(ステ
ップ506)。
【0021】ボタン生成パラメータの書式NOに、該当
する情報が存在すればステップ508に進み、該当する
情報が存在しなければステップ602に進む。(ステッ
プ507) 本実施例では、該当する情報が存在するため、該当する
書式NOのボタン位置がボタン化される。ボタン化され
たイメージが図9である。ボタン生成パラメータの書式
NOが「B1」となっている情報のボタン位置は4行2
列、5行2列、・・・(2〜4レコード目)である。図
9に示すように4行2列、5行2列、・・・がボタン化
されている。(ステップ508) ステップ503にもどり、ボタン化された部分の内の一
つをシステム開発者が入出力手段112のマウスで選択
することによって、ボタンになっている部分の文字をキ
ーとして業務仕様情報101および用語辞書102が検
索される(本実施例では、図9の4行2列にあたる「勤
務届」が選択されたものとする)。該当する情報は、図
3に示すように用語辞書102に存在するため、その情
報がガイダンス画面として新たに生成されて入出力装置
112に表示され、部品NO(「BUHIN5」)が付
加される。そして、「勤務届」のボタンが押下されたと
きに表示する情報として、その部品NOがリンク情報記
憶手段の出力部品NOに格納される(707の5レコー
ド目)。そして、用語辞書の書式「Z1」をキーとして
ボタン生成パラメータが検索され、該当するボタン位置
にボタンが付加される(BOTAN10)。ボタンが付
加された部品のイメージが図10である。(ステップ5
03〜508) 付加されたボタンに検索のキーとなる文字がない場合、
ボタンを選択して検索しても該当する情報が存在しな
い。そのため、ステップ504の判断ではステップ60
1に進むことになり、BOTAN10に対応する用語名
称および出力部品NOには「未定義」が書き込まれる
(707のレコード)。(ステップ601)そして、入
出力装置112に表示されている部品が部品記憶手段に
格納され、上位の画面に制御が移る。ここで、上位の画
面に当たるのは図9で示す画面である。(ステップ60
2) 次に、図9のなかで、リンク付けされていないボタンが
あるかの判断を行う。(ステップ603) 上記までの処理では、4行2列の位置にある「勤務届」
のボタン以外はリンク付けが終了していないため、5行
2列以降のボタンについても上記の様なリンク付けする
ための処理を行っていく。図9に示すボタンについて、
すべてのリンク付けが終了した場合は、上位の画面が存
在するかどうかの判断を行う。(ステップ604) 図9の上位の画面とは、図8の処理概要図であり、処理
概要図にはリンク付けされていない「出力情報」「ファ
イル情報」といったボタンがあるため、どちらかのボタ
ンをシステム開発者が選択することにより、上記のよう
な部品生成処理およびリンク付け処理が行われる。処理
概要図の画面の3つのボタンについてリンク付けが終了
した場合、処理概要図の画面を部品記憶手段に格納して
処理を終了する。(ステップ605) 業務マニュアルの自動生成が終了した時点でのリンク情
報記憶手段の内容が図7である。この状態で業務マニュ
アルを使用することも可能であるが、未定義のボタンも
あり、未定義のボタンを選択した場合、なにも表示され
ないので利用者にとって使い易いものとするため、この
リンク情報記憶手段106を入出力装置112からメン
テナンスを行うことが望ましい。メンテナンスを行った
結果が図11であり、未定義の部分に入力が行われてい
たり、余分なボタンは削除されている。このメンテナン
スされた状態を標準マニュアルと呼ぶことにする。
【0022】次に、作成された業務マニュアルを利用す
る場合について説明する。
【0023】利用者は、端末装置110を使用して業務
処理システム111を操作するが、システムおよび業務
に関することで不明な点があった場合、画面制御手段1
09に対し業務マニュアル呼び出しの命令を送る。その
命令は、検索手段107に伝えられ利用者が操作した情
報(どの画面のどの位置のボタンが押下されたかの情
報)に従って、リンク情報記憶手段106の該当するレ
コードの出力部品NOに記憶されている部品NOのガイ
ダンス画面を、部品記憶手段105から検索して取り出
し画面制御手段に送る。また、該当するリンク情報記憶
手段のレコードが取り出され操作履歴として操作履歴記
憶手段108に記憶される。
【0024】このように、利用者からの要求に従って業
務仕様情報から作成したガイダンス画面を表示すること
により、業務仕様、業務知識、システム構築ノウハウを
提供するオンライン業務マニュアルを実現出来る。
【0025】ある利用者の操作履歴を示したものが図1
2であり、BUHIN1→BUHIN2→BUHIN5
→BUHIN2→BUHIN1という画面遷移になって
いる。また、図13は図12の操作履歴を画面イメージ
で表わしたものであり、図13は部品NOおよびボタン
名でその履歴を表わしたものである。操作履歴は利用者
毎に取得すると、その利用者がくり返し利用する情報が
把握できる。たとえば、BUHIN1→BUHIN2→
BUHIN5という履歴が複数残っている場合は、利用
者が必要としている情報はBUHIN2の情報ではな
く、BUHIN5だということがわかる。そこで、入出
力装置112からマニュアル作成・更新手段を利用し
て、標準マニュアルとは別にリンク情報記憶手段に利用
者ごとのリンク情報を作成し、図15のようにBUHI
N1→BUHIN5になるようにリンク情報を修正する
ことによって、利用者毎に使い易い業務マニュアルを提
供することが出来る。このように、始めは標準マニュア
ルの状態から使用していき、取得された操作履歴を利用
することにより、徐々に個人のリンク情報に修正を加え
ていくことにより、より使い易いマニュアルに変えてい
くことができる。
【0026】また、リンク情報記憶手段の内容だけでな
く、部品記憶手段に格納されている部品を修正すること
や、ボタン生成パラメータを修正することもできる。部
品に修正を加えれば、業務マニュアルで提供される画面
がより充実したものにすることができる。ボタン生成パ
ラメータを修正しボタン化する位置を増やせば、生成さ
れるマニュアルは、多くの部分にボタンが付加されるこ
とになり、同時に提供される情報も多くなる。
【0027】
【発明の効果】本発明の業務マニュアル作成支援システ
ムによれば、システム開発の上流工程で作成された業務
仕様情報および用語辞書からガイダンス画面を作成し、
パラメータ情報記憶手段の内容に従ってボタンを付加
し、ボタンが選択された場合に表示すべきガイダンス画
面を業務仕様情報および用語辞書から作成する。そし
て、業務処理システムの利用者の要求に従ってガイダン
ス画面を入出力装置に表示することにより、業務仕様、
業務知識、システム構築ノウハウをオンラインマニュア
ルとして提供することができる業務マニュアルを実現で
きる。
【0028】また、業務マニュアル作成にかかるシステ
ム開発者の作業は、用語辞書の作成程度であり、従来と
比べて作業量を大幅に削減することが出来る。さらに、
利用された業務マニュアルの画面遷移を操作履歴として
取得できる為、利用者が必要としている情報の把握がで
き、マニュアルの保守・追加を順次行うことにより利用
者が求めている情報を盛り込むことが出来るだけでな
く、リンク情報を利用者毎に作成すれば利用者毎に使い
易い業務マニュアルを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】業務マニュアル作成支援システムの全体図を表
わす構成図。
【図2】業務仕様情報記憶手段に記憶されている情報。
【図3】用語辞書の内容を示すデータ構成図。
【図4】ボタン生成パラメータの内容を示すデータ構成
図。
【図5】業務マニュアル作成処理フロー。
【図6】業務マニュアル作成処理フロー。
【図7】リンク情報記憶手段のデータ構成図。
【図8】部品イメージ。
【図9】部品イメージ。
【図10】部品イメージ。
【図11】操作履歴記憶手段の内容を示すデータ構成
図。
【図12】操作履歴記憶手段の内容を示すデータ構成
図。
【図13】部品イメージによる操作履歴。
【図14】部品NOおよびボタン名による操作履歴。
【図15】リンク情報記憶手段のデータ構成図。
【符号の説明】
101…業務仕様情報記憶手段、 102…用語辞
書、103…ボタン生成パラメータ記憶手段、104…
マニュアル作成・更新手段、 105…部品記憶手段、
106…リンク情報記憶手段、 107…検索手
段、108…操作履歴記憶手段、 109…画
面制御手段、110…端末装置、 1
11…業務処理システム、112…入出力装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】標準化されたシステム開発手順に従って開
    発されたシステムにおいて、業務処理システムの構築の
    際に作成した、業務仕様情報を記憶している記憶手段
    と、業務マニュアルで提供する説明文を用語辞書として
    記憶する記憶手段と、マルチウインドウ表示機能を持つ
    ディスプレイとディスプレイ装置に表示される表示カー
    ソルを移動するカーソル移動手段と前記ディスプレイの
    表示内容を選択する選択手段を備えた入出力装置と、業
    務仕様情報および用語辞書の書式毎に前記入出力装置の
    選択手段で選択可能な領域を付加する位置をパラメータ
    情報として記憶する記憶手段と、業務仕様情報および用
    語辞書を検索して該当する情報を取り出し、ガイダンス
    画面1を生成して入出力装置に表示し、上記パラメータ
    情報に従って生成したガイダンス画面1に選択手段で選
    択可能な領域を付加し、ガイダンス画面1に付加した領
    域が選択された場合に表示する情報を業務仕様情報およ
    び用語辞書を検索して取り出し、ガイダンス画面2を生
    成して入出力装置に表示し、ガイダンス画面1に付加し
    た領域とガイダンス画面2とのリンク情報を取得する手
    段と、生成されたガイダンス画面を記憶する記憶手段
    と、リンク情報を記憶するリンク情報記憶手段を備えて
    いることを特徴とする業務マニュアル作成支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】業務処理システムの端末としてマルチウイ
    ンドウ表示機能を持つディスプレイとディスプレイ装置
    に表示される表示カーソルを移動するカーソル移動手段
    と前記ディスプレイの表示内容を選択する選択手段を備
    えた入出力装置と、画面記憶手段およびリンク情報記憶
    手段を検索する検索手段を備え、前記検索手段は入出力
    装置の選択手段によってガイダンス画面に付加された選
    択手段で選択可能な領域が選択された場合に、選択され
    た領域のリンク情報をリンク情報記憶手段を検索して取
    り出し、該当するリンク情報に従って表示すべき画面を
    画面記憶手段から取り出して入出力装置に出力すると共
    に、取り出したリンク情報を記憶手段に出力することを
    特徴としている。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6728717B2 (en) 2000-05-25 2004-04-27 Hitachi, Ltd. Storage system with online manual
JP2015141464A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 キヤノン株式会社 管理装置、その制御方法およびプログラム

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US6728717B2 (en) 2000-05-25 2004-04-27 Hitachi, Ltd. Storage system with online manual
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