JPH0821156A - 窓枠の取付構造および取付方法 - Google Patents

窓枠の取付構造および取付方法

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JPH0821156A
JPH0821156A JP15592494A JP15592494A JPH0821156A JP H0821156 A JPH0821156 A JP H0821156A JP 15592494 A JP15592494 A JP 15592494A JP 15592494 A JP15592494 A JP 15592494A JP H0821156 A JPH0821156 A JP H0821156A
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Hirooki Terasawa
太沖 寺沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外壁を構成する建築用パネル間の開口部に、
簡単に、かつ精度よく取り付けることができる窓枠の取
付構造および取付方法を提供する。 【構成】 まず下側の胴縁21bに建築用パネル1をビ
ス4で取り付ける。建築用パネル1の開口位置に面する
上部の嵌合凸部2に、窓枠を構成する下枠11b下面の
嵌合凹部13を上から嵌め込み、下枠13bの水平方向
の位置決めを行う。続いて、建築用パネル1で下枠13
bを支持した状態で、開口周辺の建築用パネル1と左右
の竪枠および上枠11aを、順次、構造体(胴縁21
a,21b)にビス4,17等で止め付けて行く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、外壁を構成する建築
用パネル間の開口部に設けられる窓枠の取付構造および
取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、窓枠を建物の開口部に取り付ける
方法としては、次の2つの方法が一般的である。
【0003】 窓枠を構造材にビスなどのファスナー
でネジ止めする方法。
【0004】 窓枠をアンカーと呼ばれる金物を用い
て構造材に溶接する方法。
【0005】また、特開平6−2466号公報には、窓
枠の上枠および下枠の屋内側に係止金具を取り付け、係
止金具を介して窓枠を構造体に係止して仮支持し、その
状態で窓枠を構造体に固定する方法が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】窓枠を構造材にビス止
めする場合は、構造材の取付け位置の誤差によって、窓
枠の取付け位置の誤差が生じる欠点がある。
【0007】また、アンカーで構造材に溶接する場合、
窓枠を適当な方法で支持しながら溶接を行うため、取付
け位置の誤差が発生しやすく、また、熟練した人手を多
く必要とし、施工費がかさみ、工期が長くなる欠点があ
る。
【0008】また、いずれの方法によっても、外壁パネ
ルと窓枠との水密性を確保するためにシーリングなどの
方法で、外壁パネルと窓枠の隙間を埋める必要があり、
工程の増加により、施工費がかさみ、工期も延びる欠点
がある。
【0009】また、特開平6−2466号公報記載の方
法も、係止金具が必要であること、さらに、窓枠にボル
ト頭用の溝枠を設けるために窓枠が複雑な形状となり、
経済的に不利であるといった問題がある。
【0010】本願発明は上述のような従来技術における
問題点の解決を図ったものであり、外壁を構成する建築
用パネルどうしの連結のために形成されている嵌合凸部
あるいは嵌合凹部を利用して、簡単に、かつ精度よく取
り付けることができる窓枠の取付構造および取付方法を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明の窓枠の取付構
造は、外壁を構成する建築用パネル間の開口部に設けら
れる窓枠の取付構造であって、この開口部のある辺、少
なくとも1辺について、建築用パネルと窓枠の一方に嵌
合凸部を他方に嵌合凹部を設け、嵌合凸部と嵌合凹部ど
うしの嵌合により建築用パネルと窓枠を連結したもので
ある。
【0012】建築用パネルとしては、例えば幅方向の両
端部に嵌合凸部と嵌合凹部を設け、建築物の構造材に取
り付ける際、上下(横張りの場合)または左右(縦張り
の場合)の建築用パネルの嵌合凸部と嵌合凹部どうしを
嵌合する形式のものが知られており(図3参照)、この
ような建築パネルの嵌合凸部あるいは嵌合凹部を利用す
ることができる。ただし、このようなパネルに限定する
必要はなく、開口部位置にのみ嵌合凸部または嵌合凹部
を設けるのでもよい。
【0013】本願発明の窓枠の取付方法は、外壁を構成
する建築用パネル間の開口部に設けられる窓枠の取付方
法であって、この開口部のある辺、少なくとも1辺につ
いて、建築用パネルと窓枠の一方に嵌合凸部を他方に嵌
合凹部を設け、嵌合凸部と嵌合凹部どうしの嵌合により
既に建築物の構造体に固定した建築用パネルと窓枠とを
連結し、建築用パネルで窓枠を仮支持した状態で、窓枠
の全部または一部を建築物の構造体に固定するものであ
る。
【0014】建築用パネルが横張りの場合は、通常、窓
枠の下枠と接する位置に建築用パネルの嵌合凸部がくる
ようにし、下枠に形成した嵌合凹部を嵌め込むようにす
れば、建築用パネルによる窓枠の仮支持、水密性の確保
の面などで有利であるが、上に述べた範囲でそれ以外の
組み合わせも可能である。
【0015】また、建築用パネルが縦張りの場合は、通
常、竪枠の一方と接する位置に建築用パネルの嵌合凸部
がくるようにし、竪枠に形成した嵌合凹部を嵌め込むよ
うにするのが有利であるが、それ以外の組み合わせも可
能である。
【0016】建築用パネルと窓枠の1辺の嵌合凸部と嵌
合凹部どうしを単に嵌合した状態においては、窓枠を建
築用パネルからなる外壁に沿って摺動させて位置調整が
可能であり、位置決めが完了したら、窓枠を構造体に定
着することで取り付けが完了する。
【0017】この場合、嵌合位置はビス等で構造体に止
め付けても、構造体には直接止め付けずに建築用パネル
のみで支持してもどちらでも構わない。
【0018】
【実施例】次に、図示した実施例について述べる。
【0019】図1および図2は、本願発明の第1実施例
を示したもので、建築用パネル1を横張りして使用する
建物の開口部に取り付けた場合である。
【0020】図1において、符号21a,21bは、そ
れぞれ室内側に位置する開口部上側の胴縁と下側の胴縁
を示し、Hは室内側からの窓枠の開口高さを示している
(ただし、作図上、高さ方向中間を縮めており、後に説
明する図4、図6、図9についても同様である)。
【0021】この第1実施例では、まず下側の胴縁21
bに建築用パネル1をビス(パネル取付けファスナー)
4で横張りし、建築用パネル1の開口位置に面する上部
の嵌合凸部2に窓枠を構成する下枠11b下面の嵌合凹
部13を上から嵌め込む。なお、この実施例における下
枠11bの嵌合凹部13は下枠13bの本体に取り付け
た下枠アタッチメント14bに形成されている。
【0022】図中、16は水密性を確保するためのシー
リング材であり、あらかじめ下枠アタッチメント14b
に取り付けておく。
【0023】次に、下枠13bの水平方向の位置決めを
行い、続いて開口周辺の建築用パネル1と左右の竪枠
(図2では室外側からみて左側の竪枠11cのみを図
示)および上枠11aを、順次、構造体(胴縁)にビス
4,17等で止め付けて行く。
【0024】なお、下枠11bは構造体に止め付けて
も、下側の建築用パネル1のみで支持してもどちらでも
かまわい(図示したものは下枠11bを構造体に対し、
直接止め付けない場合である)。
【0025】建築用パネル1のみで下枠11b支持する
場合には、下側の建築用パネル1を取り付けるビス4を
窓枠を支持するのに十分な数だけネジ止めする。下枠1
1bを構造体に止め付ける場合は、必要に応じ接合金具
を介在させる等してビス止めする。
【0026】しかし、後者の場合、接合金具の材料と取
付けの分だけ経済性、施工性がよくないので、強度上可
能な限り前者の方法によるのが好ましい。
【0027】図4および図5は本願発明の第2実施例
を、図6および図7は本願発明の第3実施例を示したも
ので、基本的な構成は第1実施例と同様である。
【0028】り付けた場合である。
【0029】第2実施例、第3実施例とも、下枠11b
は下側の建築用パネル1で支持している。また、第1実
施例、第2実施例では窓枠を構成する各枠材がアタッチ
メントを有する組立て式であるのに対し、第3実施例で
は下枠11bを含め、各枠材が一体の押出成形品からな
っている。
【0030】図8および図9は、本願発明の第4実施例
を示したもので、建築用パネル1を縦張りして使用する
建物の開口部に取り付けた場合である。
【0031】図8において、Wは室内側からの窓枠の開
口幅を示している(ただし、作図上、幅方向中間を縮め
ている)。
【0032】この場合、まず、パネルの張り方向に従っ
て、建築用パネル1を開口部の際まで取り付ける。
【0033】次に、窓枠の竪枠11cの張り方向の元側
の嵌合凹部13を建築用パネル1の嵌合凸部2に嵌め込
み、窓枠の水平位置を決める。
【0034】続いて、垂直方向の位置調整を行った後、
反対側の竪枠11dと、上枠11aおよび下枠11bを
構造体(胴縁)にビス17で取り付ける。
【0035】
【発明の効果】 建築用パネルと窓枠の嵌合凸部および嵌合凹部どう
しを嵌合することにより、窓枠を簡単に部品を増やすこ
となく、精度よく取り付けることができる。この場合、
建築用パネルとの嵌合部で位置決めが行え、また建築用
パネルで窓枠を仮支持しながら取付け作業を行うことが
できる。
【0036】 窓枠を取り付けると同時に、建築用パ
ネルのと窓枠の嵌合部の間の防水処理が行われるので、
工程の削減が可能である。
【0037】 窓枠の一部を建築用パネルで支持でき
るため、接合金具等の削減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の第1実施例を示す鉛直断面図であ
る。
【図2】 第1実施例における水平断面図である。
【図3】 建築用パネルの一例を示したもので、(a) は
パネル長手方向と直角方向の断面図、(b) はパネルどう
しの嵌合部の断面図である。
【図4】 本願発明の第2実施例を示す鉛直断面図であ
る。
【図5】 第2実施例における水平断面図である。
【図6】 本願発明の第3実施例を示す鉛直断面図であ
る。
【図7】 第3実施例における水平断面図である。
【図8】 本願発明の第4実施例を示す鉛直断面図であ
る。
【図9】 第4実施例における水平断面図である。
【符号の説明】
1…パネル、2…嵌合凸部、3…嵌合凹部、4…ビス、
11a…上枠、11b…下枠、11c,11d…竪枠、
12…嵌合凸部、13…嵌合凹部、14a,14b,1
4c,14d…アタッチメント、15c…ジョイナー、
16…シーリング材、17…ビス、21a,21b,2
1c,21d…胴縁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁を構成する建築用パネル間の開口部
    に設けられる窓枠の取付構造であって、前記開口部の少
    なくとも1辺について、建築用パネルと窓枠の一方に嵌
    合凸部を他方に嵌合凹部を設け、前記嵌合凸部と嵌合凹
    部どうしの嵌合により建築用パネルと窓枠を連結したこ
    とを特徴とする窓枠の取付構造。
  2. 【請求項2】 外壁を構成する建築用パネル間の開口部
    に設けられる窓枠の取付方法であって、前記開口部の少
    なくとも1辺について、建築用パネルと窓枠の一方に嵌
    合凸部を他方に嵌合凹部を設け、前記嵌合凸部と嵌合凹
    部どうしの嵌合により既に建築物の構造体に固定した建
    築用パネルと窓枠とを連結し、前記建築用パネルで窓枠
    を仮支持した状態で、窓枠の全部または一部を建築物の
    構造体に固定することを特徴とする窓枠の取付方法。
JP15592494A 1994-07-07 1994-07-07 窓枠の取付方法 Expired - Lifetime JP3146860B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003519737A (ja) * 2000-01-14 2003-06-24 パロック グループ オイ アーベー フレーム構造
JP2018150729A (ja) * 2017-03-13 2018-09-27 株式会社日建設計 建物の外壁構造及び建物の外壁構造の施工方法、並びに外壁用の建具

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JP2003519737A (ja) * 2000-01-14 2003-06-24 パロック グループ オイ アーベー フレーム構造
JP2018150729A (ja) * 2017-03-13 2018-09-27 株式会社日建設計 建物の外壁構造及び建物の外壁構造の施工方法、並びに外壁用の建具

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