JPH08205400A - 電子機器類の電源供給回路 - Google Patents

電子機器類の電源供給回路

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JPH08205400A
JPH08205400A JP7028669A JP2866995A JPH08205400A JP H08205400 A JPH08205400 A JP H08205400A JP 7028669 A JP7028669 A JP 7028669A JP 2866995 A JP2866995 A JP 2866995A JP H08205400 A JPH08205400 A JP H08205400A
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thyristor
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power
cpu
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Masayuki Fujisawa
政幸 藤澤
Fumio Tokukasa
文男 徳嵩
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Hioki EE Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オートパワーオフの動作時にCPUの電源電
圧低下などを気にすることなく、負荷への電力供給を自
動的に、かつ、確実に停止させる電源供給回路を提供す
ること。 【構成】 CPUが発するパワーオフ信号によりターン
オンするサイリスタと、同サイリスタにコレクタ抵抗を
介してオン電流を供給するトランジスタを含む制御回路
を設け、コレクタ抵抗に発生する電圧降下によりHレベ
ルからLレベルに低下したサイリスタのアノード側電圧
をDC−DCコンバータに与えてシステム電源電圧の形
成機能を非動作化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子機器類の電源供給
回路に係り、更に詳しく言えば、特に電池を電源に用い
た機器において、電力供給を開始してから所定時間経過
すると自動的に電源を断つオートパワーオフ機能を備え
た電源供給回路に関するものである。
【0002】
【従来例】図2に従来装置の一般的な例を示す。同図に
おいて、電源スイッチSをONに入れると電池1の電圧
はFET2のソース側に加わり、ゲート側には抵抗
R1を介してバイアス電圧が加わるからFET2はON
となる。よって、電池電圧VはDC−DCコンバータ
3の端子Vinと定電圧回路5に加わる。
【0003】DC−DCコンバータ3は端子Vinに電
源が供給され、かつ端子OFFがHレベルになっていれ
ば能動状態(Active)となり、電池電圧Vから
一定レベルのシステム電源電圧Vccを形成して端子V
oから出力する。この電圧Vccは装置内の他のユニッ
トに加えられる。また、定電圧回路5にて一定レベルに
された電源電圧+VccはCPU4に加えられ、CPU
4は動作を開始する。
【0004】この場合、CPU4の出力ポートOUTは
例えばその内部で接地側に接続され、Lレベルにされて
いるのでトランジスタQ2はOFFになっている。他
方、トランジスタQ1はONになっており、端子OFF
に加わる電圧は例えばDC−DCコンバータ3の内部で
図示しない基準電圧と比較されるようになっている。
【0005】この電圧が基準電圧を上回っていれば、D
C−DCコンバータ3はシステム電源電圧を形成するよ
うになっているので、端子OFFに加わる電圧は上記基
準電圧を超えるHレベルとなるようにトランジスタQ1
の動作点が設定されている。
【0006】ここで、例えば図示しない操作キーにより
オートパワーオフが設定されていると、その情報はCP
U4に入力される。CPU4は定電圧回路5から電源電
圧Vccが供給されてから所定時間例えば5分経過する
と、出力ポートを接地側から所定の電圧路に切り換え接
続し、Hレベルのパワーオフ信号を送出する。
【0007】これにより、トランジスタQ2はONとな
り、電池電源からトランジスタQ1,Q2を通って接地
側へ比較的大きい電流が流れる。この電流にて抵抗R3
に発生する電圧降下により端子OFFの電圧は急速に低
下する。この場合、端子OFFの電圧が上記基準電圧を
下回るLレベルになると、DC−DCコンバータ3はシ
ステム電源電圧の形成機能を停止させるようになってい
る。したがって、端子Voの出力電圧Vccはゼロとな
り、スイッチSの切り忘れなどによる電池の消耗が軽減
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置は構成が
比較的簡単であるという長所がある。ところで、オート
パワーオフの動作に入ると、DC−DCコンバータ3は
その機能を停止するから、その電力消費はほとんどない
が、CPU4は定電圧回路5から電源供給を受けてHレ
ベルのパワーオフ信号を出し続けるため、ある程度の電
力が消費される。
【0009】あるいは、例えばソフトウェアによって低
消費電力動作モードへ移行し、省電力化することも可能
であるが、いずれにしてもCPU専用の電源が必要であ
り、また、低電力モードとなってもCPUは少なからず
電力を消費するため、好ましくない。
【0010】この発明は上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的は、オートパワーオフの状態において
はCPUの動作も完全に停止させ、電池の消耗をほとん
どなくすことができるようにした電源供給回路を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては例えばCPUから発せられるH
レベルのパワーオフ信号を受けてONとなるサイリスタ
を備え、同サイリスタのON電流を従来装置と同様に配
設されたトランジスタQ1のコレクタから抵抗R3を介
して供給されるようにしている。
【0012】
【作用】サイリスタはCPUからHレベルのパワーオフ
信号をゲートに受けるとONとなり、そのアノード側は
ON電流にて抵抗R3に発生する電圧降下によりLレベ
ルになる。よってサイリスタのアノード側をDC−DC
コンバータのOFF端子に接続しておけば、同コンバー
タ内のシステム電源電圧形成回路は機能が停止し、その
出力電圧Vccはゼロとなる。
【0013】この場合、CPUも電源電圧Vccが供給
されなくなって機能を停止しパワーオフ信号は消滅する
が、サイリスタはゲート信号がなくなってもトランジス
タQ1を介して電流が供給されるのでON動作を続け、
確実にパワーオフの状態が維持される。
【0014】
【実施例】この発明の実施例が示されている図1を参照
すると、従来装置のトランジスタQ2がこの発明ではサ
イリスタQ3に置き換えられている。また、CPU4に
はDC−DCコンバータ3から直接電源電圧Vccが供
給されるようになっており、それに伴って従来の定電圧
回路がこの発明では不要のため省かれているが、その他
の構成は従来装置と同様になっている。
【0015】さて、電源スイッチSをONに入れ、続い
てオートパワーオフを設定したとする。FET2がON
となり、電池電源VがトランジスタQ1とDC−DC
コンバータ3に加わって両者はそれぞれONになる。D
C−DCコンバータ3は電池電源Vからシステム電源
電圧Vccを形成して出力し、CPU4は電源電圧Vc
cの供給を受けてONとなり定められた動作を行う。
【0016】この時点ではCPU4の出力ポートOUT
は例えばその内部で接地側に接続されており、サイリス
タQ3はゲート電流が流れないのでOFFになってい
る。またトランジスタQ1はONになっているが、流れ
る電流が小さいので抵抗R3の電圧降下も少なく、DC
−DCコンバータ3の端子OFFにはコレクタ電圧とほ
ぼ等しいHレベルの電圧が加わっている。
【0017】ここで所定の時間が経過すると、CPU4
は出力ポートOUTをその内部でHレベルの電圧端子に
切り換え接続する。この電圧はパワーオフ信号として出
力ポートOUTからサイリスタQ3のゲートに加えら
れ、ゲート電流が流れてサイリスタQ3はONとなる。
【0018】これにより、電池電圧路からトランジスタ
Q1と抵抗R3を経てサイリスタQ3のアノードからカ
ソードへ電流が流れ、抵抗R3に発生する電圧降下のた
め端子OFFに加わる電圧がLレベルに低下する。DC
−DCコンバータ3においては、この端子電圧が図示し
ない基準電圧を下回るとシステム電源電圧の形成機能が
停止させられ、端子Voの出力電圧Vccはゼロに低下
してパワーオフの状態になる。
【0019】端子Voの出力がゼロになると、CPU4
は電源電圧の供給が断たれて動作を停止し、出力ポート
OUTから送出していたHレベルのパワーオフ信号もゼ
ロとなる。この場合、サイリスタQ3はいったんONに
なると、CPU4からのパワーオフ信号が消滅してもO
N動作を継続するから、電源スイッチSがON側に入っ
ていてもパワーオフの状態は確実に維持される。
【0020】
【効果】以上、説明したようにこの発明によると、CP
U専用の電源装置などを特に必要とすることなく、容易
にパワーオフ状態が得られ、かつ、その状態を確実に維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された電源供給回路の電気的構
成を示すブロック線図。
【図2】従来装置の電気的構成を示すブロック線図。
【符号の説明】
1 電池 3 DC−DCコンバータ 4 CPU Q1 トランジスタ Q3 サイリスタ R2 ベース抵抗 R3 コレクタ抵抗 R4 分圧抵抗 R5 分圧抵抗 S 電源スイッチ V 電池電源 Vcc システム電源電圧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池電源から負荷へ電力を供給するとと
    もに、所定時間経過後は上記負荷への電力供給を自動的
    に停止する電子機器類の電源供給回路において、電源ス
    イッチのON操作により上記電池電源を受けて作動し、
    該電池電源から一定レベルのシステム電源電圧を形成し
    て上記負荷へ供給するDC−DCコンバータと、上記電
    池電源を受けて作動し、上記DC−DCコンバータへH
    レベルの電圧信号を与えて同DC−DCコンバータのシ
    ステム電源電圧形成機能を能動化させ、もしくはLレベ
    ルの電圧信号を与えてそのシステム電源電圧形成機能を
    非能動化させる半導体素子を含む制御回路と、上記シス
    テム電源電圧を受けて作動し、所定時間に達する以前は
    上記制御回路へLレベルの電圧信号を発して同制御回路
    から上記DC−DCコンバータ(端子OFF)へHレベ
    ルの電圧信号を送出させるとともに、所定時間に達した
    時点で上記制御回路へHレベルの電圧信号を発し、同制
    御回路から上記DC−DCコンバータ(端子OFF)へ
    Lレベルの電圧信号を送出させるCPUとを備えている
    ことを特徴とする電子機器類の電源供給回路。
  2. 【請求項2】 上記制御回路はトランジスタとサイリス
    タとを含み、該トランジスタのエミッタは上記電池電源
    路に接続され、そのベースはベース抵抗を経て電源スイ
    ッチのON操作により接地されるとともに、コレクタは
    コレクタ抵抗を介して上記サイリスタのアノードと上記
    DC−DCコンバータ(端子OFF)に共通接続されて
    なり、上記サイリスタのカソードは接地され、そのゲー
    トは分圧抵抗を経て上記CPUの電圧信号出力ポート
    (OUT)に接続された請求項1に記載の電子機器類の
    電源供給回路。
  3. 【請求項3】 上記制御回路において、上記サイリスタ
    のゲートに上記CPUの出力ポート(OUT)からLレ
    ベルの電圧信号が加わった場合は同サイリスタは非動作
    状態(オフ)となり、そのアノードと上記DC−DCコ
    ンバータ(端子OFF)との共通接続箇所は上記トラン
    ジスタのコレクタ電圧とほぼ等しいHレベルの電圧とな
    る請求項1に記載の電子機器類の電源供給回路。
  4. 【請求項4】 上記制御回路において、上記サイリスタ
    のゲートに上記CPUの出力ポート(OUT)からHレ
    ベルの電圧信号が加わった場合は同サイリスタが動作状
    態(オン)となり、そのアノードと上記DC−DCコン
    バータ(端子OFF)との共通接続箇所は、同サイリス
    タに流れるオン電流にて上記コレクタ抵抗に発生する電
    圧降下によりLレベルの電圧となる請求項1に記載の電
    子機器類の電源供給回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003067060A (ja) * 2001-08-27 2003-03-07 Mitsumi Electric Co Ltd パワーコントロール回路および電子装置
US6900788B2 (en) 1998-02-09 2005-05-31 Seiko Epson Corporation Electrooptical apparatus and driving method therefor, liquid crystal display apparatus and driving method therefor, electrooptical apparatus and driving circuit therefor, and electronic equipment
JP2008236900A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Toshiba Corp 電気機器

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