JPH08203567A - 鉛蓄電池の劣化状態検出装置 - Google Patents
鉛蓄電池の劣化状態検出装置Info
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- JPH08203567A JPH08203567A JP7034215A JP3421595A JPH08203567A JP H08203567 A JPH08203567 A JP H08203567A JP 7034215 A JP7034215 A JP 7034215A JP 3421595 A JP3421595 A JP 3421595A JP H08203567 A JPH08203567 A JP H08203567A
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- storage battery
- voltage
- detection device
- voltage detection
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 保守作業者が蓄電池の良好状態の確認を安全
に短時間で行うことができる鉛蓄電池の劣化状態検出装
置を提供する。 【構成】 電圧設定値ｖ２以下となった場合に点灯する
電圧低下表示ＬＥＤを備え、かつ蓄電池に着脱可能な装
置本体と、蓄電池の主配線接続を外すことなく蓄電池端
子に取付および取外しが可能な電圧検出端子とからなる
電圧検出装置を蓄電池に装着し、組電池を構成する個々
の蓄電池における、各々の蓄電池の端子電圧を監視し、
電圧低下表示ＬＥＤの表示により、浮動充電電圧の点検
と蓄電池の良好状態の確認を、保守作業者が目視でおこ
なえるようにした鉛蓄電池の劣化状態検出装置。
に短時間で行うことができる鉛蓄電池の劣化状態検出装
置を提供する。 【構成】 電圧設定値ｖ２以下となった場合に点灯する
電圧低下表示ＬＥＤを備え、かつ蓄電池に着脱可能な装
置本体と、蓄電池の主配線接続を外すことなく蓄電池端
子に取付および取外しが可能な電圧検出端子とからなる
電圧検出装置を蓄電池に装着し、組電池を構成する個々
の蓄電池における、各々の蓄電池の端子電圧を監視し、
電圧低下表示ＬＥＤの表示により、浮動充電電圧の点検
と蓄電池の良好状態の確認を、保守作業者が目視でおこ
なえるようにした鉛蓄電池の劣化状態検出装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鉛蓄電池の劣化状態検
出方法として、浮動充電電圧の点検を行い、その電圧低
下を検出することにより、鉛蓄電池の劣化状態を検出す
る装置に関するものである。
出方法として、浮動充電電圧の点検を行い、その電圧低
下を検出することにより、鉛蓄電池の劣化状態を検出す
る装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、陰極吸収式密閉形鉛蓄電池の
劣化状態検出方法として、浮動充電電圧の点検を実施す
る手段がある。これは、内部短絡もしくは気密不良とい
った劣化状態を検知する上で有効な手段であるが、キュ
ービクル・架台等に収納された蓄電池の浮動充電電圧を
全数点検するには、保守作業者が組電池を構成する個々
の蓄電池の端子それぞれに電圧検出プローブをあてて、
実測値を読みとらねばならず、近年、蓄電池の高密度収
納化が進む中で、作業空間の減少により、作業に多大な
労力と時間を必要とする欠点があった。
劣化状態検出方法として、浮動充電電圧の点検を実施す
る手段がある。これは、内部短絡もしくは気密不良とい
った劣化状態を検知する上で有効な手段であるが、キュ
ービクル・架台等に収納された蓄電池の浮動充電電圧を
全数点検するには、保守作業者が組電池を構成する個々
の蓄電池の端子それぞれに電圧検出プローブをあてて、
実測値を読みとらねばならず、近年、蓄電池の高密度収
納化が進む中で、作業空間の減少により、作業に多大な
労力と時間を必要とする欠点があった。
【０００３】そこで、この欠点を解決し、浮動充電電圧
の点検を少労力で短時間におこなう方法として、１個以
上のセル電圧が設定値以下となった場合の出力機能を電
池内に内蔵する陰極吸収式密閉形鉛蓄電池や、個々の蓄
電池の端子から電圧検出線をキュービクル・架台前面の
端子台に集中的に引き出す方法が提案されている。
の点検を少労力で短時間におこなう方法として、１個以
上のセル電圧が設定値以下となった場合の出力機能を電
池内に内蔵する陰極吸収式密閉形鉛蓄電池や、個々の蓄
電池の端子から電圧検出線をキュービクル・架台前面の
端子台に集中的に引き出す方法が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法では、蓄電池のセル毎に電圧検出部を有するために
蓄電池の構造が複雑となり、コストが割高になるととも
に、電圧検出部に破損が生じた場合には、蓄電池毎交換
せねばならないので、バックアップ機能を一旦停止し、
主配線接続を外さなければならず、信頼性が下がるとい
う問題点があった。
方法では、蓄電池のセル毎に電圧検出部を有するために
蓄電池の構造が複雑となり、コストが割高になるととも
に、電圧検出部に破損が生じた場合には、蓄電池毎交換
せねばならないので、バックアップ機能を一旦停止し、
主配線接続を外さなければならず、信頼性が下がるとい
う問題点があった。
【０００５】また、後者の方法では、蓄電池個々の端子
から電圧検出線を引き出すため、配線が煩雑となり、誤
接続の可能性が高くなるとともに、前面に電圧検出線を
集中的に配置するため、組電池が蓄電池数の多い直列接
続であるような場合には、高電圧が一カ所に集中するこ
とになり危険性が高いという問題点があった。
から電圧検出線を引き出すため、配線が煩雑となり、誤
接続の可能性が高くなるとともに、前面に電圧検出線を
集中的に配置するため、組電池が蓄電池数の多い直列接
続であるような場合には、高電圧が一カ所に集中するこ
とになり危険性が高いという問題点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のような背
景の下になされたものであり、組電池を構成する個々の
蓄電池における、各々の蓄電池の端子電圧を監視し、電
圧低下表示ＬＥＤの表示によって、浮動充電電圧の点検
と蓄電池の良好状態の確認を、保守作業者が目視でおこ
なえることにより、前述した問題点を解決し、信頼性を
下げることなく、かつ安全に、浮動充電電圧の点検を少
労力で短時間におこなえるようにした、鉛蓄電池の劣化
状態検出装置を提供することにある。
景の下になされたものであり、組電池を構成する個々の
蓄電池における、各々の蓄電池の端子電圧を監視し、電
圧低下表示ＬＥＤの表示によって、浮動充電電圧の点検
と蓄電池の良好状態の確認を、保守作業者が目視でおこ
なえることにより、前述した問題点を解決し、信頼性を
下げることなく、かつ安全に、浮動充電電圧の点検を少
労力で短時間におこなえるようにした、鉛蓄電池の劣化
状態検出装置を提供することにある。
【０００７】本発明による鉛蓄電池の劣化状態検出装置
は、浮動充電電圧と蓄電池残存容量との関係から、あら
かじめ設定されてあった電圧設定値ｖ２以下となった場
合に点灯する電圧低下表示ＬＥＤを備え、かつ蓄電池に
着脱可能な装置本体と、蓄電池の主配線接続を外すこと
なく蓄電池端子に取付および取外しが可能な電圧検出端
子とからなる電圧検出装置を蓄電池に装着し、組電池を
構成する個々の蓄電池における、各々の蓄電池の端子電
圧を監視し、電圧低下表示ＬＥＤの表示により、浮動充
電電圧の点検と蓄電池の良好状態の確認を、保守作業者
が目視でおこなえるようにしたことを特徴とする。
は、浮動充電電圧と蓄電池残存容量との関係から、あら
かじめ設定されてあった電圧設定値ｖ２以下となった場
合に点灯する電圧低下表示ＬＥＤを備え、かつ蓄電池に
着脱可能な装置本体と、蓄電池の主配線接続を外すこと
なく蓄電池端子に取付および取外しが可能な電圧検出端
子とからなる電圧検出装置を蓄電池に装着し、組電池を
構成する個々の蓄電池における、各々の蓄電池の端子電
圧を監視し、電圧低下表示ＬＥＤの表示により、浮動充
電電圧の点検と蓄電池の良好状態の確認を、保守作業者
が目視でおこなえるようにしたことを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明の鉛蓄電池の劣化状態検出装置におい
て、蓄電池と装置本体とは着脱可能となっており、電圧
検出端子は、蓄電池の主配線接続を外すことなく容易に
接続の取付および取外しが可能になっている。従って、
本発明の鉛蓄電池の劣化状態検出装置は、蓄電池から独
立した構造となり、また製造できるため、組電池を構成
する個々の蓄電池の数が少なく、作業空間が広くとられ
ている場合のように、点検作業が容易な場合において
も、逆に利用しなくては点検作業が困難な場合において
も、蓄電池の構造は変更を伴わず複雑とならない。この
ことから、コストが割高にならず、また、電圧検出部に
破損が生じた場合にも蓄電池毎交換する必要がないの
で、信頼性が下がることもない。
て、蓄電池と装置本体とは着脱可能となっており、電圧
検出端子は、蓄電池の主配線接続を外すことなく容易に
接続の取付および取外しが可能になっている。従って、
本発明の鉛蓄電池の劣化状態検出装置は、蓄電池から独
立した構造となり、また製造できるため、組電池を構成
する個々の蓄電池の数が少なく、作業空間が広くとられ
ている場合のように、点検作業が容易な場合において
も、逆に利用しなくては点検作業が困難な場合において
も、蓄電池の構造は変更を伴わず複雑とならない。この
ことから、コストが割高にならず、また、電圧検出部に
破損が生じた場合にも蓄電池毎交換する必要がないの
で、信頼性が下がることもない。
【０００９】加えて、組電池を構成する個々の蓄電池に
おいて、各々の蓄電池の端子電圧を監視するので、表示
部と対になる蓄電池との接続を誤る可能性は低い。更に
電圧検出線が不必要に長くならず、一カ所に集中するこ
ともないため、高電圧がかかるという危険性も少ない。
おいて、各々の蓄電池の端子電圧を監視するので、表示
部と対になる蓄電池との接続を誤る可能性は低い。更に
電圧検出線が不必要に長くならず、一カ所に集中するこ
ともないため、高電圧がかかるという危険性も少ない。
【００１０】また、電圧低下表示ＬＥＤは、各々の蓄電
池の端子電圧を常時監視するものであり、あらかじめ設
定されてあった設定値ｖ２以下となった場合に点灯す
る。密閉形鉛蓄電池では、内部短絡，気密不良といった
劣化が生じた場合、劣化が進むに従って、不良蓄電池の
みが他の良好な蓄電池に比べて自己放電速度が次第に大
きくなり、分極が小さくなることで浮動充電電圧が低下
する。自己放電量が充電量よりも多くなると更に内部の
電解液比重が下がり、有効作用物質が徐々に放電状態と
なり、浮動充電電圧はよりいっそう低くなって、蓄電池
残存容量は減少する。
池の端子電圧を常時監視するものであり、あらかじめ設
定されてあった設定値ｖ２以下となった場合に点灯す
る。密閉形鉛蓄電池では、内部短絡，気密不良といった
劣化が生じた場合、劣化が進むに従って、不良蓄電池の
みが他の良好な蓄電池に比べて自己放電速度が次第に大
きくなり、分極が小さくなることで浮動充電電圧が低下
する。自己放電量が充電量よりも多くなると更に内部の
電解液比重が下がり、有効作用物質が徐々に放電状態と
なり、浮動充電電圧はよりいっそう低くなって、蓄電池
残存容量は減少する。
【００１１】保守作業者は、電圧低下表示ＬＥＤの表示
によって、前述のような劣化が生じて浮動充電電圧が低
下した場合に、組電池を構成する個々の蓄電池の中から
不良電池を、個々の蓄電池の端子電圧を実測することな
く、目視で判別することができる。また通常の、定期的
な点検の場合においても、保守作業者は電圧低下表示Ｌ
ＥＤが点灯していないことを確認することで、蓄電池の
良好状態の確認を目視にて容易におこなうことが可能で
ある。
によって、前述のような劣化が生じて浮動充電電圧が低
下した場合に、組電池を構成する個々の蓄電池の中から
不良電池を、個々の蓄電池の端子電圧を実測することな
く、目視で判別することができる。また通常の、定期的
な点検の場合においても、保守作業者は電圧低下表示Ｌ
ＥＤが点灯していないことを確認することで、蓄電池の
良好状態の確認を目視にて容易におこなうことが可能で
ある。
【００１２】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を更に詳細
に説明する。
に説明する。
【００１３】図１は、本発明による密閉形鉛蓄電池の劣
化状態検出装置を取り付けた蓄電池の平面図であって、
１１は蓄電池本体であり、２１は検出装置本体である。
図２は本発明による密閉形鉛蓄電池の劣化状態検出装置
を取り付けた蓄電池の正面図である。また、図３は装置
本体２１の側面図であって、２５は装置本体２１を蓄電
池本体１１に取り付けるための両面テープである。本例
では、両面テープ２５にて装置本体２１を保守作業者が
表示を目視しやすい箇所に貼着し、取り付ける構造と
し、着脱可能とした。また本例では、装置本体２１は、
蓄電池本体１１に貼着してあるが、貼着箇所は、表示が
わかりやすく取り付けが可能な箇所であれば、接続板カ
バーやキュービクル本体等であってもかまわない。
化状態検出装置を取り付けた蓄電池の平面図であって、
１１は蓄電池本体であり、２１は検出装置本体である。
図２は本発明による密閉形鉛蓄電池の劣化状態検出装置
を取り付けた蓄電池の正面図である。また、図３は装置
本体２１の側面図であって、２５は装置本体２１を蓄電
池本体１１に取り付けるための両面テープである。本例
では、両面テープ２５にて装置本体２１を保守作業者が
表示を目視しやすい箇所に貼着し、取り付ける構造と
し、着脱可能とした。また本例では、装置本体２１は、
蓄電池本体１１に貼着してあるが、貼着箇所は、表示が
わかりやすく取り付けが可能な箇所であれば、接続板カ
バーやキュービクル本体等であってもかまわない。
【００１４】図４は蓄電池の端子電圧を検出するための
接続部分を拡大した平面図であって、２２は電圧検出端
子の一例である。３１は接続板であり、３２は六角ボル
トである。本例において、六角ボルト３２は導通を有し
ており、電圧検出端子２２は、りん青銅を材質としてい
て、導通および弾性を有している。図５は電圧検出端子
２２を取り付ける前の状態を示す正面図であって、３３
はワッシャーであり、１２は蓄電池端子である。本例に
おいて蓄電池端子１２はボルト取付穴が加工した状態と
なっており、これに六角ボルト３２を螺着して、接続板
３１を蓄電池端子１２に圧着する。主配線接続をなすも
のであるので、接続板３１をむやみやたらに取り外した
り、また、六角ボルト３２を緩めたりすることは実運用
上好ましいことではない。本例では、電圧検出端子２１
は六角ボルト３２にそのまま挿嵌し、電圧検出端子２２
の弾性力によって拘止されるので、主配線接続を外すこ
となく容易に接続の取付および取外しが可能である。
接続部分を拡大した平面図であって、２２は電圧検出端
子の一例である。３１は接続板であり、３２は六角ボル
トである。本例において、六角ボルト３２は導通を有し
ており、電圧検出端子２２は、りん青銅を材質としてい
て、導通および弾性を有している。図５は電圧検出端子
２２を取り付ける前の状態を示す正面図であって、３３
はワッシャーであり、１２は蓄電池端子である。本例に
おいて蓄電池端子１２はボルト取付穴が加工した状態と
なっており、これに六角ボルト３２を螺着して、接続板
３１を蓄電池端子１２に圧着する。主配線接続をなすも
のであるので、接続板３１をむやみやたらに取り外した
り、また、六角ボルト３２を緩めたりすることは実運用
上好ましいことではない。本例では、電圧検出端子２１
は六角ボルト３２にそのまま挿嵌し、電圧検出端子２２
の弾性力によって拘止されるので、主配線接続を外すこ
となく容易に接続の取付および取外しが可能である。
【００１５】図６は、本発明による密閉形鉛蓄電池の劣
化状態検出装置の回路図の一例であって、２３は電圧低
下表示ＬＥＤであり、２４は電源表示ＬＥＤである。電
源表示ＬＥＤ２４は、本発明において必須構成部品では
ないが、電圧検出端子２２の接続忘れや、電圧検出部に
断線のような破損があった場合等に有効である。２６は
可変抵抗であり、２７は固定抵抗である。また、２８は
基準電圧発生部であり、２９はオペアンプである。蓄電
池の端子電圧は、可変抵抗２６と固定抵抗２７の比によ
って分圧され、オペアンプ２９にて、基準電圧発生部２
８の出力と比較される。蓄電池の端子電圧が設定値ｖ２
以下となった場合に、オペアンプのＬレベルとＨレベル
の切り替えがおこり、電源表示ＬＥＤ２４が消灯し、電
圧低下表示ＬＥＤ２３が点灯するよう、可変抵抗２６の
調節により、あらかじめ設定値ｖ２を、設定しておく。
化状態検出装置の回路図の一例であって、２３は電圧低
下表示ＬＥＤであり、２４は電源表示ＬＥＤである。電
源表示ＬＥＤ２４は、本発明において必須構成部品では
ないが、電圧検出端子２２の接続忘れや、電圧検出部に
断線のような破損があった場合等に有効である。２６は
可変抵抗であり、２７は固定抵抗である。また、２８は
基準電圧発生部であり、２９はオペアンプである。蓄電
池の端子電圧は、可変抵抗２６と固定抵抗２７の比によ
って分圧され、オペアンプ２９にて、基準電圧発生部２
８の出力と比較される。蓄電池の端子電圧が設定値ｖ２
以下となった場合に、オペアンプのＬレベルとＨレベル
の切り替えがおこり、電源表示ＬＥＤ２４が消灯し、電
圧低下表示ＬＥＤ２３が点灯するよう、可変抵抗２６の
調節により、あらかじめ設定値ｖ２を、設定しておく。
【００１６】図７は、浮動充電電圧と蓄電池残存容量の
関係を示す一例であって、ｖ１は、正常な浮動充電電圧
値であり、ｖ２は電圧低下表示ＬＥＤを点灯させる設定
値である。本例では、設定値ｖ２を、従来より、保守作
業者が実測によって浮動充電電圧の点検をおこない、運
用・管理してきた、取扱基準値（下限）と等しくした。
関係を示す一例であって、ｖ１は、正常な浮動充電電圧
値であり、ｖ２は電圧低下表示ＬＥＤを点灯させる設定
値である。本例では、設定値ｖ２を、従来より、保守作
業者が実測によって浮動充電電圧の点検をおこない、運
用・管理してきた、取扱基準値（下限）と等しくした。
【００１７】図８は、本発明を利用した組電池の体積エ
ネルギーを示す一例であって、従来方式との比較によ
り、作業空間を半減することが可能となり、組電池の体
積エネルギー密度が約３０％向上した。
ネルギーを示す一例であって、従来方式との比較によ
り、作業空間を半減することが可能となり、組電池の体
積エネルギー密度が約３０％向上した。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、本発明による密閉形鉛蓄
電池の劣化状態検出装置によれば、組電池を構成する個
々の蓄電池における、各々の蓄電池の端子電圧を監視
し、電圧低下表示ＬＥＤの表示によって、浮動充電電圧
の点検と蓄電池の良好状態の確認を、保守作業者が目視
でおこなえることにより、従来の方法の問題点を解決
し、信頼性を下げることなく、かつ安全に、浮動充電電
圧の点検を少労力で短時間におこなうことが可能となる
ので、その工業的な価値は極めて大きい。
電池の劣化状態検出装置によれば、組電池を構成する個
々の蓄電池における、各々の蓄電池の端子電圧を監視
し、電圧低下表示ＬＥＤの表示によって、浮動充電電圧
の点検と蓄電池の良好状態の確認を、保守作業者が目視
でおこなえることにより、従来の方法の問題点を解決
し、信頼性を下げることなく、かつ安全に、浮動充電電
圧の点検を少労力で短時間におこなうことが可能となる
ので、その工業的な価値は極めて大きい。
【図１】本発明鉛蓄電池の劣化状態検出装置を取り付け
た蓄電池の平面図。
た蓄電池の平面図。
【図２】本発明鉛蓄電池の劣化状態検出装置を取り付け
た蓄電池の正面図。
た蓄電池の正面図。
【図３】検出装置本体の側面図。
【図４】蓄電池の端子電圧を検出するための接続部分を
拡大した平面図。
拡大した平面図。
【図５】電圧検出端子を取り付ける前の状態を示す正面
図。
図。
【図６】本発明鉛蓄電池の劣化状態検出装置の回路の一
例を示す回路図。
例を示す回路図。
【図７】浮動充電電圧と蓄電池電圧の関係の一例を示す
特性図。
特性図。
【図８】本発明を利用した組電池の体積エネルギーの一
例を示す説明図。
例を示す説明図。
１１ 蓄電池本体 １２ 蓄電池端子 ２１ 検出装置本体 ２２ 電圧検出端子 ２３ 電圧低下表示ＬＥＤ ２４ 電源表示ＬＥＤ ２５ 両面テープ ２６ 可変抵抗 ２７ 固定抵抗 ２８ 基準電圧発生部 ２９ オペアンプ ３１ 接続板 ３２ 六角ボルト ３３ ワッシャー ｖ１ 浮動充電電圧値 ｖ２ 電圧設定値
Claims (1)
- 【請求項１】 浮動充電電圧と蓄電池残存容量との関係
から、あらかじめ設定されてあった電圧設定値ｖ２以下
となった場合に点灯する電圧低下表示ＬＥＤを備え、か
つ蓄電池に着脱可能な装置本体と、蓄電池の主配線接続
を外すことなく蓄電池端子に取付および取外しが可能な
電圧検出端子とからなる電圧検出装置を蓄電池に装着
し、組電池を構成する個々の蓄電池における、各々の蓄
電池の端子電圧を監視し、電圧低下表示ＬＥＤの表示に
より、浮動充電電圧の点検と蓄電池の良好状態の確認
を、保守作業者が目視でおこなえるようにしたことを特
徴とする鉛蓄電池の劣化状態検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034215A JPH08203567A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 鉛蓄電池の劣化状態検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034215A JPH08203567A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 鉛蓄電池の劣化状態検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08203567A true JPH08203567A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=12407939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7034215A Pending JPH08203567A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 鉛蓄電池の劣化状態検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08203567A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000063713A1 (en) * | 1999-04-16 | 2000-10-26 | The Gillette Company | Pass/fail battery indicator |
| WO2000063712A1 (en) * | 1999-04-16 | 2000-10-26 | The Gillette Company | Gauge effect battery tester |
| US6573685B2 (en) | 2000-04-28 | 2003-06-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of replacing secondary battery |
| JP2015159017A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | エスペック株式会社 | 電池試験装置 |
| US9755218B2 (en) | 2013-03-12 | 2017-09-05 | K-Tec Engineering, Inc. | Stationary lead battery performance improvement method |
| CN113787001A (zh) * | 2021-08-28 | 2021-12-14 | 黄娜 | 一种可减小误差的自洁式锂离子电池制造用鼓包检测装置 |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP7034215A patent/JPH08203567A/ja active Pending
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| US6291096B1 (en) | 1999-04-16 | 2001-09-18 | The Gillette Company | Pass/fail battery indicator and tester |
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