JPH08201064A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JPH08201064A
JPH08201064A JP7014805A JP1480595A JPH08201064A JP H08201064 A JPH08201064 A JP H08201064A JP 7014805 A JP7014805 A JP 7014805A JP 1480595 A JP1480595 A JP 1480595A JP H08201064 A JPH08201064 A JP H08201064A
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JP
Japan
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vibration
vibrating body
piezoelectric vibrating
intermediate holding
substrate
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JP7014805A
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English (en)
Inventor
Mutsuaki Hirota
睦明 廣田
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で、且つ組立・接続工程が非常に簡単
で、周囲の温度の変化によって特性が変動しにくい角速
度センサを提供する。 【構成】 駆動側振動部1A、検出側振動部1Bの振動
枝3、4、6、7との延出方向に、その駆動入力電極5
1、52、検出出力電極81、82を被着した中間保持
枝5、8を設け、この中間保持枝5、8に弾性ピン5
4、55、84、85を介して基板11の上部に吊設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの振動枝、該振動
枝間に中間保持枝を有する駆動側振動部及び検出側振動
部とから成る圧電振動体を有する角速度センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】カメラのブレ補正、自動車のナビゲーシ
ョン、移動体の姿勢制御に用いられる角速度センサが種
々提案されている。このような角速度センサに用いられ
る圧電振動体の構造として、例えば、米国特許明細書第
4524619号や特開平3−291517号などは、
駆動側振動部と検出側振動部とを結合基部で結合した圧
電振動体が提案されている。
【0003】この圧電振動体91は、図10に示すよう
に、基本的には、H状の圧電基板、即ち結合基部92を
挟んで両端面方向に駆動側振動部91A及び検出側振動
部91Bが配置されており、駆動側振動部91Aの2本
の振動枝93、94の四つの側面には、それぞれ振動駆
動電極93a〜93d、94a〜94d(尚、93b、
93c、94b、94cは図に現れない)が夫々形成さ
れている。また、検出側振動部91Bの2本の振動枝9
5、96の夫々の側面に第1及び第2の振動検出電極9
5a〜95d、96a〜96d(尚、95a、95b、
96a、96bは図に現れない)が形成されている。
【0004】この駆動側振動部91Aの振動枝93、9
4の四側面に形成した振動駆動電極93a〜93d、9
4a〜94dに駆動用交番電圧信号を与えると、駆動側
振動部91Aで一平面内で音叉振動が発生する。尚、両
振動部91A、91Bの音叉振動モードの固有共振周波
数が異なるため検出側振動部91Bは共振しない。
【0005】ところが、この圧電振動体91に回転運動
(角速度)が加わると、駆動側振動部91Aの2つの振
動枝93、94はコリオリの力が作用して、回転運動の
角速度に比例した振動が、圧電基板の平面に対して垂直
な方向に発生する。この振動をバタ足振動という。この
バタ足振動は圧電基板全体に伝わり、検出側振動部91
Bの第1及び第2振動検出電極95a〜95d、96a
〜96d間に、バタ足振動方向、圧電基板の分極方向
(水晶基板においては分極電気軸方向)によって決定さ
れた電界が発生することになり、所定角速度に対応した
検出信号を得ることができる。
【0006】尚、上述の圧電基板は、例えば、結晶軸方
向を考慮して所定結晶面でカットされた水晶基板が用い
られ、全体がH状となるようにエッチング処理された
後、圧電基板の両主面、該両主面と直交する両側面に夫
々蒸着法によって各振動駆動電極93a〜93d、94
a〜94d、振動検出電極95a〜95d、96a〜9
6dが被着形成されて構成される。
【0007】このような圧電振動体91を角速度センサ
として用いる場合は、この振動体を容器の一部であるス
テム基板など(図示せず)に、駆動側及び検出側の各振
動部を構成する振動枝93、94、95、96が自由に
振動できるように固定することが重要である。このた
め、上述の従来の圧電振動体91においては、2つの振
動部91A、91Bを結合する結合基部92に、各振動
枝93、94、95、96が延出する方向と直交する方
向に保持部97、98を設けていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の圧電振
動体91において、安定した特性を得るためには、検出
側振動部91Bに形成する第1及び第2の振動検出電極
95a〜95d、96a〜96dを高い精度でもって形
成することが非常に重要であり、しかも、容器などに収
容して角速度センサとして用いた場合、角速度センサが
大型化しないように配慮する必要がある。
【0009】また、保持部97、98が圧電振動体91
の幅方向に突出していることから、容器などに収容して
角速度センサとして用いる場合、非常に大型化してま
う。
【0010】また、圧電振動体91を容器体などに固定
するにあたり、接着材を介して接着固定する場合には、
周囲の温度変化に伴って、特に圧電振動体91を固定す
る部材に熱膨張、熱収縮などが発生すると、保持部9
7、98を介して、この収縮による応力が振動枝93、
94、95、96に影響して、特性が安定しないという
問題点が考えられる。
【0011】本発明は上述の問題点に鑑みて案出された
ものであり、その目的は、特性の温度による変動が小さ
く、且つ組立・接続工程が非常に簡単な角速度センサを
提供することになる。
【0012】
【問題点を解決するための手段】本発明は、結合基部の
対向しあう一方端面に、振動駆動電極が形成された2本
の振動枝と両主面に駆動入力電極が形成された1本の中
間保持枝とから成る駆動側振動部を、他方端面に、振動
検出電極が形成された2本の振動枝と両主面に検出出力
電極が形成された1本の中間保持枝とから成る検出側振
動部を一体的に形成した圧電振動体と、所定配線導体を
有する基板とから成り、 前記圧電振動体
の2本の中間保持枝に接合する弾性ピンによって、前記
圧電振動体を基板の上部に吊設したことを特徴とする角
速度センサ。
【0013】請求項2の発明は、前記圧電振動体の中間
保持枝の上面側主面に形成された駆動入力電極及び検出
出力電極に接合する概略C字状の弾性ピンによって、前
記圧電振動体を基板の上部に吊設した角速度センサであ
る。
【0014】請求項3の発明は、前記圧電振動体の中間
保持枝の両主面を弾性ピンの一端に挟持させるととも
に、該弾性ピンの他端を基板上に配置されたホルダー部
材に固定させた角速度センサである。
【0015】
【作用】本発明によれば、圧電振動体の構造は、結合基
部の両端部に配置される駆動側振動部及び検出側振動部
には、夫々各振動枝の延出方向と同一方向に延びる中間
保持枝が形成され、この中間保持枝の主面には各振動枝
に形成された振動駆動電極や振動検出電極に接続された
駆動入力電極や検出出力電極が形成されている。
【0016】そして、このような構造の圧電振動体は、
中間保持枝に接合する弾性ピンによって、外部回路と接
続するための所定配線導体が形成された基板の上部に吊
設されている。
【0017】従って、圧電振動体の形状である圧電振動
体、即ち、保持手段である中間保持枝が他の振動枝と同
一方向に延びて配置されているため、従来のように圧電
振動体の幅方向が極端に大きくならないことから小型な
角速度センサとなる。
【0018】また、圧電振動体が、弾性ピンによって吊
設されているため、周囲の温度の変化によって、仮に容
器を構成する基板などに熱膨張などが発生しても、熱膨
張に起因する応力は圧電振動体を吊設する弾性ピンで吸
収されることになり、圧電振動体に温度変化による影響
を与えることがなく、特性の変動を抑えることができ
る。
【0019】さらに、この弾性ピンを各駆動入力電極、
各検出出力電極などに接合することによって、圧電振動
体の機械的な接合手段及び電気的な接続手段を兼ねさせ
ることができ、組立・接続工程が非常に簡単となる。
【0020】また、請求項2の発明では、弾性ピンの形
状が概略C字状となっているので、弾性ピンの成型が非
常に簡単となり、確実且つ安定的に圧電振動体を基板の
上部に吊設することができる。
【0021】また、請求項3の発明では、中間保持枝の
延出方向と同一に延びる2本の直線状の弾性ピンによっ
て、その一方側端部で中間保持枝の両主面を挟持し、他
端側端部をホルダー部材に固定している。即ち、弾性ピ
ンの加工が非常に簡単になり、圧電振動体の長手方向か
ら圧電振動体を吊設しているので、角速度センサー全体
が幅方向に大きくなることがなく、小型な角速度センサ
ーが達成できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の角速度センサを図面を用いて
説明する。
【0023】図1は本発明の角速度センサの外観斜視図
であり、図2(a)は蓋体を省略した状態の平面図、図
2(b)は同じく平面図、図2(c)は図1のA−A線
断面図であり、図3はこの角速度センサに用いる圧電振
動体の外観斜視図であり、図4(a)〜(d)は圧電振
動体の両主面、両側面の平面図であり、図5は駆動側振
動部及び検出側振動部の電極の接続状況と振動状態を説
明するための概略図であり、図6は角速度センサを含む
外部検出回路の等価回路図である。
【0024】本発明の角速度センサは、圧電振動体1と
この圧電振動体1を気密的に収容するための容器体10
とから構成されている。例えば、容器体10は、所定配
線導体12〜15、入出力端子16〜19が形成された
基板11と蓋体20とから構成されている。
【0025】図1に示すように、容器体10は、内部に
中空部を形成するように、基板11と蓋体20とを気密
的封止材29を介して気密封止されている。基板11及
び蓋体20はアルミナなどセラミック材料から構成さ
れ、気密的封止材29はエポキシ樹脂や低融点ガラス部
材などから構成される。
【0026】このような容器体10の内部には、図2に
示すように、圧電振動体1の振動を妨げられないよう
に、図3に示す圧電振動体1の中間保持枝5、8部分に
接合される所定形状の弾性ピン54、55、84、85
によって、圧電振動体1を基板11の上部に吊設されて
いる。尚、図2において、圧電振動体1の振動駆動電
極、振動検出電極は省略した。
【0027】基板11は、その表面に形成された4つの
配線導体12〜15と、その端面に形成された入出力端
子16〜19を有している。配線導体12〜15はAg
などを主成分とする厚膜導体膜上に必要に応じてNiメ
ッキや半田メッキなどが施されて構成されており、入出
力端子16〜19は、基板11の端面に形成された半円
形状の凹部の内壁に形成した厚膜導体膜、さらに必要に
応じてその表面にNiメッキや半田メッキなどが施され
て構成されている。
【0028】そして、配線導体12は入力端子16に、
配線導体13は入力端子17に、配線導体14は出力端
子18に、配線導体15は出力端子19に夫々接続され
ている。
【0029】弾性ピン54、55、84、85は、例え
ばAuメッキやNiメッキが施されたピアノ線、リン青
銅などの材料から成り、0.10〜0.20mmなどの
直径を有している。
【0030】弾性ピン54、55、84、85は、夫々
脚部を有するL字状に形成され、例えば、弾性ピン54
の脚部は基板11上の配線導体13に、弾性ピン55の
脚部は基板11上の配線導体12に、弾性ピン84の脚
部は基板11上の配線導体15に、弾性ピン85の脚部
は基板11上の配線導体14に夫々半田などの導電性接
着材を介して接合されている。
【0031】また、弾性ピン54、55、84、85の
他端は、夫々駆動入力電極51、52、検出出力電極8
1、82の各接続パッド部51a、52a、81a、8
2aに接合されている。尚、弾性ピン54、55、8
4、85は、夫々圧電振動体1の保持枝5、8の外側
で、樹脂などの絶縁部材で一体的にされ、そこから夫々
の接続パッド部51a、52a、81a、82a方向に
延びるようにしても構わない。
【0032】このような弾性ピン54、55、84、8
5によって吊設される圧電振動体1は、具体的には、図
3、図4に示す構造となっている。
【0033】圧電振動体1は、駆動側振動部1Aと検出
側振動部1Bと結合基部2とから構成され、例えば水晶
の結晶軸に応じて所定カット、Zカットされた水晶基板
などからなっている。その他に所定方向に分極処理され
た圧電性セラミック基板なども例示できる。
【0034】圧電振動体1は、上述のように中央部に2
つの振動部1A、1Bを結合する結合基部2を有してお
り、この結合基部2の対向する両端面には、各振動部1
A、1Bを構成するための複数、例えば2つの振動枝が
延びている。また、結合基部2の一方側に配置された駆
動側振動部1Aは、2つの振動枝3、4の他にその振動
枝3、4の又部分に中間保持枝5が延出されている。ま
た、結合基部2の他方側に配置された検出側振動部1B
は、2つの振動枝6、7の他にその振動枝6、7の又部
分に中間保持枝8が延出されている。これにより、圧電
振動体1は全体として、「王」字状となっている。従っ
て、圧電振動体1は、特に所定振動に関係しない駆動側
振動部1Aの中間保持枝5及び検出側振動部1Bの中間
保持枝8を有することになる。
【0035】圧電振動体1の電極構造を説明すると、各
振動部1A、1B及び結合基部2には、所定電極及び接
続導体などが、クロム、Auなどの金属導体を蒸着など
の薄膜技法によって形成されている。
【0036】駆動側振動部1Aを構成する2つの振動枝
3、4の各4面には、所定駆動信号を振動に変換させる
ための振動駆動電極31〜34、41〜44が形成され
ており、中間保持枝5の両主面には交番駆動信号が入力
される第1の駆動入力電極51、第2の駆動入力電極5
2が形成されている。
【0037】また、検出側振動部1Bを構成する2つの
振動枝6、7及び中間保持枝8には、角速度に対応する
バタ足振動を検出信号に変換するための振動検出電極6
1〜64、71〜74が、中間保持枝8の両主面には変
換された検出信号を出力するための検出出力電極81、
検出出力電極82が形成されている。具体的には、振動
枝6の一方主面には、第1の振動検出電極61と第2の
振動検出電極62とが振動枝6の長さ方向に平行に並ん
で形成されており、振動枝7の一方主面には、第1の振
動検出電極71と第2の振動転出電極72とが振動枝7
の長さ方向に平行に並んで形成されており、同様に、振
動枝6、7の他方主面には第1の振動検出63、73と
第2の振動検出電極64、74とが平行に並んで形成さ
れている。
【0038】さらに、駆動側振動部1Aと検出側振動部
1Bとを結合する結合基部2には、夫々の電極と各入出
力電極とを接続するための接続導体21、22、23、
2425、26が形成され、また、振動枝3、4、6、
7の先端部には3側面に引き回された接続導体35、4
5、65、75が夫々形成され、さらに、駆動側振動部
1Aの振動枝3、4の基部部分に引き出し接続導体3
6、46が形成されている。
【0039】駆動側振動部1Aの図4(a)に示す一方
主面側の第1の駆動入力電極51は、中間保持枝5の先
端部に接続パッド部51aを有し、結合基部2の接続導
体21を介して振動枝4の振動駆動電極41に接続さ
れ、接続導体21、引き出し導体36を介して振動枝3
の振動駆動電極34に接続されている。さらに、第1の
駆動入力電極51と接続する接続導体21は、図4
(d)に示す側面に延出し、振動駆動電極32に接続さ
れ、第1の駆動入力電極51と接続する振動駆動電極4
1は振動駆動電極43に引き回し接続導体45を介して
接続されている。
【0040】また、図4(c)に示す他方主面側の第2
の駆動入力電極52は、中間保持枝5の先端部に接続パ
ッド部52aを有し、結合基部2の接続導体22を介し
て振動枝3の振動駆動電極33に接続され、接続導体2
2、引き出し導体46を介して振動枝4の振動駆動電極
42に接続されている。また、第2の駆動入力電極52
に接続する接続導体22は、図4(b)に示す側面に延
出し、振動駆動電極44に接続され、第2の駆動入力電
極52に接続する振動駆動電極33は振動駆動電極33
に引き回し接続導体35を介して接続されている。
【0041】検出側振動部1Bの図4(a)に示す一方
主面側の第1の検出出力電極81は、中間保持枝8の先
端部に接続パッド部81aを有し、結合基部2の接続導
体23を介して振動枝6の第1の振動検出電極61と振
動枝7の第2の振動検出電極71に接続されている。
尚、振動枝6の第2の振動検出電極62と振動枝7の第
2の振動検出電極72とは、接続導体24を介して接続
されている。
【0042】また、図4(c)に示す他方主面側の第2
の検出出力電極82は、中間保持枝8の先端部に接続パ
ッド部82aを有し、結合基部2の接続導体25を介し
て振動枝6の第1の振動検出電極63と振動枝7の第1
の振動検出電極73に接続されている。尚、振動枝6の
第2の振動検出電極64と振動枝7の振動検出電極74
とは、接続導体26を介して接続されている。
【0043】さらに、振動枝6の一方主面側の第1の振
動検出電極61の一端は、引き回し接続導体65を介し
て、振動枝6の他方主面側の第2の振動検出電極64に
接続されており、振動枝7の一方主面側の第2の振動検
出電極72の一端は、引き回し接続導体75を介して、
振動枝7の他方主面側の第1の振動検出電極73に接続
されている。
【0044】上述の駆動側振動部1Aの各電極31〜3
4、41〜44、中間保持枝5の駆動入力電極51、5
2との関係、及び検出側振動部1Bの各電極61〜6
4、71〜74、中間保持枝8の駆動入力電極81、8
2との関係は、図5に示す概略図となる。
【0045】上述の構造の圧電振動体1において、駆動
入力電極51、52の接続パッド部51a、52aに駆
動交番電圧を与えることにより、駆動側振動部1Aの振
動枝3、4は、例えば、図5に示す実線矢印方向、又は
点線矢印方向に音叉振動する。この音叉振動モードにお
ける各振動部1A、1Bの固有共振周波数は異なるよう
に、振動枝3、4、6、7の長さ、幅などが設定されて
いるため、駆動側振動部1Aの音叉振動によって検出側
振動部1Bは共振しない。
【0046】この状態で、圧電振動体1全体に、回転運
動が加わると、コリオリ力が作用してバタ足振動が発生
する。その結果、検出側振動部1Bに、図5の矢印に示
すように、圧電基板の平面に対して実線矢印方向のよう
に、振動枝6が下面方向に、振動枝7が上面方向に振動
し、次の瞬間、点線矢印方向のように、振動枝6が上面
方向に、振動枝7が下面方向に振動する。このモードの
固有共振周波数は、前記駆動側振動部1Aの共振周波数
の近くに設定されている。
【0047】また、上述したように、振動枝6、7の各
主面には、第1の振動検出電極61、63、71、73
と第2の振動検出電極62、64、72、74とが平行
に並設されているため、このバタ足振動によって、振動
枝6、7の両主面に形成された第1の振動検出電極6
1、63、71、73と第2の振動検出電極62、6
4、72、74との間で夫々電位差が発生する。
【0048】この一方の電位は、中間保持枝8の上面側
に形成され、且つ上面側の第1の振動検出電極71、6
1に接続する検出出力電極81の接続パッド部81aか
ら、もう一方の電位は、中間保持枝8の下面側に形成さ
れ、且つ下面側の第1の振動検出電極73、63に接続
する検出出力電極82の接続パッド部82aから出力さ
れる。
【0049】このような、接続パッド部81a、82a
間で得られた検出信号は、図6に示す外部の等価回路で
処理して実際の角速度を測定・検出する。即ち、図中、
点線は図1、図2に示す角速度センサであり、圧電振動
体1を構成する駆動側振動部1Aの駆動入力電極51、
52は、駆動側振動部1Aに所定振動を与える発振回路
60Aに接続されている。
【0050】また、点線で示す圧電振動体1を構成する
検出側振動部1Bの両検出出力電極81、82は、増幅
器60Bに接続されている。さらに、増幅器60Bは、
位相検波回路60Cに接続されている。この位相検波回
路60Cは同時に駆動側振動部1Aに所定振動を与える
発振回路60Aに接続されており、増幅器60Bから供
給される検出信号と、発振回路60Aの駆動信号との位
相を比較して、これを直流増幅回路60Dを介して出力
されることになる。
【0051】ここで、図6の点線で示す部分は角速度セ
ンサであるが、これを構成する基板11上に発振回路6
0A、増幅器60B、位相検波回路60C、直流増幅回
路60Dを形成しても構わない。
【0052】次に、上述の圧電振動体1を基板11との
機械的な接合構造及び電気的な接続構造を説明する。
【0053】上述ように、圧電振動体1は、その中間保
持枝5、8に接合される弾性ピン54、55、84、8
5によって、圧電振動体1と基板11との間に所定振動
空間が維持されて基板11の上部に吊設される。
【0054】弾性ピン54、84の先端は、中間保持枝
5、8の上面側主面に形成された駆動入力電極51の接
続パッド部51a、検出出力電極81の接続パッド部8
1aに半田などの導電性接着材を介して、また、弾性ピ
ン54、84の脚部は基板11上の配線導体13、15
に半田などの導電性接着材を介して、夫々機械的に接合
して、且つ電気的に接続されている。この2つの弾性ピ
ン54、84によって、圧電振動体1は基板11の上部
に吊設されることになる。
【0055】さらに、弾性ピン55、85の先端は、中
間保持枝5、8の下面側主面に形成された駆動入力電極
52の接続パッド部52a、検出出力電極82の接続パ
ッド部82aに半田などの導電性接着材を介して、ま
た、弾性ピン55、85の脚部は基板11上の配線導体
12、14に半田などの導電性接着材を介して、夫々機
械的に接合して、且つ電気的に接続されている。この2
つの弾性ピン55、85によって、基板11の上部に吊
設された圧電振動体1を支持することになる。
【0056】ここで重要なことは、中間保持枝5側を吊
設する弾性ピン54と中間保持枝5を支持する弾性ピン
55、中間保持枝8側を吊設する弾性ピン84と中間保
持枝8を支持する弾性ピン85とが互いに短絡すること
なく、且つ圧電振動体1を安定的に吊設することであ
る。
【0057】このため、例えば中間保持枝8側におい
て、弾性ピン84、85の延出方向は、互いに接触して
短絡しないようにすれば、種々の方向が選択できる。ま
た、中間保持枝5側についても同様である。
【0058】これにより、4つの弾性ピン54、55、
84、85が圧電振動体1を基板11の上部で吊設し、
さらに支持するとともに、外部回路との接続のための配
線12〜15(入出力端子16〜19)に接続される。
【0059】例えば、圧電振動体1の2つの駆動入力電
極51、52は、弾性ピン54、55、基板11の配線
導体12、13、入力端子16、17を介して外部回路
からの駆動信号が供給され、また、2つの検出出力電極
81、82は、弾性ピン84、85、基板11の配線導
体14、15、出力端子18、19を介して外部回路に
検出信号が導出されることになる。
【0060】以上、角速度センサでは、圧電振動体1の
構造が、結合基部2の両端部に配置される駆動側振動部
1A及び検出側振動部1Bに中間保持枝5、8が形成さ
れ、この中間保持枝5、8を介して機械的接合及び電気
的な接続が行われている。即ち、圧電振動体1の機械的
な接合手段及び電気的な接続手段が中間保持枝5、8の
みで行うことができ、しかも、実際には、基板11に弾
性ピン54、55、84、85を介して圧電振動体1を
吊設するだけなので、機械的な保持と電気的な接続とを
兼ねることができ、組立・接続工程が簡単となる。
【0061】また、圧電振動体1の中間保持枝5、8
が、他の振動枝3、4、6、7と同一方向に延びて配置
されているため、従来のように圧電振動体91の幅方向
が極端に大きくならないことから小型な角速度センサと
なる。
【0062】しかも、圧電振動体1を基板11に吊設し
た後、さらに蓋体20で被覆した後に周囲の温度が変動
して、基板11などに熱膨張・熱収縮が発生しても、圧
電振動体1を吊設する弾性ピン54、55、84、85
で熱膨張・熱収縮に伴う応力を吸収することができるた
め、圧電振動体1に応力が影響することがなく、周囲の
温度変化による特性の変動を抑えることができる。
【0063】上述の実施例においては、4つの弾性ピン
54、55、84、85を用いており、特に中間保持枝
5、8の上面側に接合される弾性ピン54、84と中間
保持枝5、8の下面側に接合される弾性ピン55、85
と異なる形状となっている。
【0064】また、弾性ピン54、55、84、85の
基板11への立設は、実質的に弾性ピン54、55、8
4、85の一端側の先端のみで行われている。その結
果、弾性ピン54、55、84、85と基板11との安
定的な接合に細心の注意のもとで組立作業を行う必要が
ある。
【0065】図7には、2つの弾性ピン841で圧電振
動体1を吊設した角速度センサを示す。尚、図において
は、検出側振動部1B側、即ち中間保持枝8側のみを示
しており、駆動側振動部1A側も同様の構造となってい
る。また、振動駆動電極及び振動検出電極は省略した。
【0066】この実施例の圧電振動体1の構造は、図7
に示すように、検出側振動部1Bの中間保持枝8の両主
面に形成された検出出力電極81、82の各接続パッド
部のうち、特に、検出出力電極82の接続パッド部を中
間保持枝8の上面側に形成する。即ち、中間保持枝8の
上面側の先端部には、検出出力電極81、82の各接続
パッド部81a、82bが並設されている。このような
接続パッド部82bは中間保持枝8の先端端面に引き回
し接続導体83を形成することによってに達成できる。
【0067】また、基板11は、出力端子18に接続す
る配線導体141の先端が、中間保持枝8の先端部分に
相当する位置に近接して形成されている。また、圧電振
動体1の接続パッド部81aが形成された位置と同一直
線上の圧電振動体1の幅方向の近傍には、出力端子19
と接続する配線導体151及びダミー導体(図には現れ
ない)が形成されている。尚、配線導体151とダミー
導体と1つの帯状導体として形成しても構わない。
【0068】また、圧電振動体1を吊設する弾性ピン8
41は、圧電振動体1の幅方向に全体を横切るように概
略C字状であり、その両端には配線導体151、ダミー
導体と接合される脚部841a、841b(図には現れ
ない)が形成され、さらにその中央部付近には、中間保
持枝8と接合する接合部841cが突出するように形成
されている。
【0069】そして、圧電振動体1を弾性ピン841を
介して基板11の上部に吊設するには、まず、圧電振動
体1の中間保持枝8の上面側の検出出力電極81の接続
パッド部81aと弾性ピン841の接合部841cとを
半田などの導電性接着材で接合し、この状態で、弾性ピ
ン841の一方の脚部841aと配線導体15とを、弾
性ピン841の他方の脚部841bと配線導体151と
を夫々半田などの導電性接着材で接合する。これによ
り、圧電振動体1を基板11の上部に安定的に吊設する
ことができ、中間保持枝8の上面側主面に形成した検出
出力電極81と配線導体151(出力端子19)との電
気的な接続が完了することになる。
【0070】続いて、中間保持枝8の先端付近にまで延
出させた配線導体141と中間保持枝8の上面側に引き
回した接続パッド部82bを、ワイヤボンディング細線
86でもって電気的に接続を行う。
【0071】図7に示す上述の実施例によれば、弾性ピ
ン841の形状が概略C字状となっており、その両端部
が脚部841a、841bとなっているため、基板11
上に弾性ピン841を安定的に立設することができ、こ
れにより、圧電振動体1を安定して吊設することができ
る。
【0072】また、弾性ピン841の形状は圧電振動体
1を中心に対称形状となり、その成型が非常に簡単且つ
確実とすることができる。
【0073】上述の実施例では、弾性ピン54、55、
84、85、841は、所定形状に屈曲加工が必要とな
る。
【0074】図8、図9では直線状弾性ピンを用いて、
圧電振動体1を吊設する構造を示すものである。尚、図
8、図9において、振動駆動電極及び振動検出電極は省
略した。
【0075】図8(a)は、圧電振動体1の吊設構造を
示す蓋体を省略した状態の断面図であり、図8(b)
は、中間保持枝8部分の接合構造を示す斜視図である。
【0076】また、図8(a)において、図3に示す圧
電振動体1の駆動側振動部1Aの中間保持枝5の両主面
は夫々実質的に直線状の弾性ピン542、552に接合
され、また、圧電振動体1の検出側振動部1Bの中間保
持枝8の両主面は夫々実質的に直線状の弾性ピン84
2、852に接合されている。即ち、中間保持枝5、8
は、その上下面主面で直線状の弾性ピン542、55
2、842、852の先端部分で挟持されている。尚、
この接合は半田などの導電性接着材を介して行われてい
る。
【0077】また、上述の弾性ピン542、552、8
42、852のもう一端の先端部は、ホルダー部材5
7、87によって接合されている。
【0078】このホルダー部材87は、概略直方体形状
の絶縁体本体871と該本体の上面に形成された弾性ピ
ン842を保持するための溝部872と、該本体の下面
に形成された弾性ピン852を保持するための溝部87
3が形成されている。
【0079】また、絶縁本体871の溝部872を含ん
で導体膜874が、本体の上面の一部、側面及び下面の
一部に形成され、下面には、溝部873を含んで導体膜
875が導体膜874と短絡しないよう下面の一部に形
成されている。
【0080】さらに、基板11は、出力端子18と接続
し且つホルダー部材87の配置位置の一部に延びる配線
導体142が、出力端子19と接続し且つホルダー部材
87の配置位置の一部に延びる配線導体152が形成さ
れている。
【0081】このような構造では、圧電振動体1の中間
保持枝8の検出出力電極81、82の接続パッド部81
a、82aに夫々接合した直線状の弾性ピン842、8
52をホルダー部材87の溝部872、873に夫々半
田などのを導電性接着材を介して接合して、さらにホル
ダー部材87を、基板11の配線導体142、152に
跨がるように、導電性接着材を介して配置するだけで、
圧電振動体1を基板11の上部に吊設することができ、
しかも、簡単に電気的な接続を行うこともできる。
【0082】特に、弾性ピン842、852が実質的に
直線状であるため、その加工が非常に簡単となり、圧電
振動体1の吊設信頼性が非常に高くなる。
【0083】尚、ホルダー部材87の2つの導体膜を、
溝部873を含む上面側と、溝部872を含む下面側に
夫々分離して形成し、溝部873に接合される弾性ピン
852を上述のように導電性接着材を介して配線導体1
42に接続し、溝部872に接合される弾性ピン842
を、ホルダー部材87の上面に形成した導体膜と配線導
体152との間でワイヤボンディング細線を用いて接続
しても構わない。
【0084】さらに、図9に示すように、ホルダー部材
58、88を小型化して、振動枝3、4間、6、7間の
間隔に配置し得る程度の形状とし、さらに中間保持枝8
9、59が結合基部2から延出する長さを短くすること
によって、長さ方向に非常に小型化した角速度センサー
を達成することができる。
【0085】上述の何れの実施例でも、基板11が平板
形状であるが、その内部にキャビティーを有する基板を
用いてもかまなわい。
【0086】また、基板11と弾性ピン54、55、8
4、85、841との接合が配線導体12〜15、14
1、151上に導電性接着材を介して行われているが、
この配線導体部分に弾性ピンの脚部が嵌入される凹部を
形成しても構わない。
【0087】尚、上述の実施例では、圧電振動体1とし
て、図3〜図5に示すように、検出出力電極81、82
間で極性が反転する検出信号を得るように振動検出電極
61〜64、71〜74をそれぞれ接続しているが、例
えば、振動検出電極62、64、72、74を基準電位
に接続して、振動検出電極61と71との接続する上面
側検出出力電極と、振動検出電極63と73との接続す
る下面側検出出力電極との間で極性を反転させた状態の
検出信号が得られるようにしても構わない。
【0088】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば結合基部
から各振動枝の延出方向と同一方向に延びる中間保持枝
が形成され、この中間保持枝には各振動枝に形成された
振動駆動電極や振動検出電極に接続された駆動入力電極
や検出出力電極が形成されているため、圧電振動体の形
状が従来に比較して小型化することができる。
【0089】そして、中間保持枝部分に弾性ピンを用い
て、圧電振動体を容器体の基板に吊設しているので、組
立・及び電気的な接続構造が非常に簡単となる。
【0090】また、圧電振動体が弾性ピンによって吊設
されているため、周囲の温度の変化によって、仮に基板
などに熱膨張などが発生しても、熱膨張に起因する応力
を弾性ピンで吸収することができ、周囲の温度変化によ
る特性の変動を安定して抑えることができる。
【0091】また、特に、弾性ピンの形状を概略C字状
にすることによって、確実且つ安定的に圧電振動体を基
板の上部に吊設することができる。
【0092】また、特に、中間保持枝の延出方向と同一
に延びる2本の直線状の弾性ピンを用いて、その一方側
端部で中間保持枝の両主面を挟持し、他端側端部をホル
ダー部材に固定して、圧電振動体を基板の上部に吊設す
ることによって、角速度センサー全体が幅方向に大きく
なることがなく、小型な角速度センサーが達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の角速度センサの外観斜視図である。
【図2】(a)は蓋体を省略した状態の平面図、(b)
は同じく正面図、(c)は図1中A−A線断面図であ
る。
【図3】本発明の角速度センサに用いる圧電振動体の外
観斜視図である。
【図4】(a)〜(d)は圧電振動体の両主面、両側面
の平面図である。
【図5】(a)は駆動側振動部の電極の接続状況と振動
状態を説明するための概略図であり、(b)は検出側振
動部の電極の接続状況と振動状態を説明するための概略
図である。
【図6】本発明の角速度センサと接続される外部回路を
説明する概略図である。
【図7】本発明の角速度センサの他の吊設構造を示す一
部斜視図である。
【図8】本発明の角速度センサのさらに他の接合構造を
示すものであり、(a)は蓋体を省略した状態の断面
図、(b)はその吊設構造の一部斜視図である。
【図9】さらに別の吊設構造を示す斜視図である。
【図10】従来の圧電振動体の外観斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・圧電振動体 1A・・・・駆動側振動部 1B・・・・検出側振動部 5・・・・・駆動側振動部の中間保持枝 8・・・・・検出側振動部の中間保持枝 51、52 ・・・駆動入力電極 81、82 ・・・検出出力電極 51a、52a、81a、82a、82b・・接続パッ
ド部 54、55、84、85、841、851・・・弾性ピ
ン 11・・・・・・・基板 20・・・・・・・蓋体 12〜15、141、142、151、152、・・配
線導体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結合基部の対向しあう一方端面に、振動
    駆動電極が形成された2本の振動枝と両主面に駆動入力
    電極が形成された1本の中間保持枝とから成る駆動側振
    動部を、他方端面に、振動検出電極が形成された2本の
    振動枝と両主面に検出出力電極が形成された1本の中間
    保持枝とから成る検出側振動部を一体的に形成した圧電
    振動体と、所定配線導体を有する基板とから成り、前記
    圧電振動体の2本の中間保持枝に接合する弾性ピンによ
    って、前記圧電振動体を基板の上部に吊設したことを特
    徴とする角速度センサ。
  2. 【請求項2】 前記圧電振動体の中間保持枝の上面側主
    面に形成された駆動入力電極及び検出出力電極に接合す
    る概略C字状の弾性ピンによって、前記圧電振動体を基
    板の上部に吊設したことを特徴とする請求項1記載の角
    速度センサ。
  3. 【請求項3】 前記圧電振動体の中間保持枝の両主面を
    弾性ピンの一端に挟持させるとともに、該弾性ピンの他
    端を基板上に配置されたホルダー部材に固定させたこと
    を特徴とする請求項1記載の角速度センサ。
JP7014805A 1995-01-31 1995-01-31 角速度センサ Pending JPH08201064A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997037195A1 (fr) * 1996-03-29 1997-10-09 Ngk Insulators, Ltd. Capteur gyroscopique d'oscillations, capteur composite et procede de production d'un capteur gyroscopique

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