JPH0820101B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0820101B2
JPH0820101B2 JP61118706A JP11870686A JPH0820101B2 JP H0820101 B2 JPH0820101 B2 JP H0820101B2 JP 61118706 A JP61118706 A JP 61118706A JP 11870686 A JP11870686 A JP 11870686A JP H0820101 B2 JPH0820101 B2 JP H0820101B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、吹出風の方向を上下方向において調節す
る上下風向グリルを備えた空気調和機に関する。
(従来の技術) 一般に、暖房運転を可能とするヒートポンプ式の空気
調和機において、暖房運転時、初めは室内温度が低いの
で、温風の比重が室内空気の比重よりも小さく、このた
め温風が浮力を受けて室内の上部に移行し、下部の床面
付近がなかなか暖まらないという不具合がある。
これに対処し、吹出口の上下風向グリルを真下に向
け、強制的な真下吹出しを行なうことが考えられるが、
そうすると温風が室内の遠くまで行き渡らず、室内全体
が暖まらなくなるという新たな不具合を生じる。かとい
って上下風向グリルをいちいち手動操作するのは使用者
にとって非常に面倒なことである。
そこで、上下風向グリルを回動駆動するモータを設
け、温度の変化や時間経過に応じて吹出方向を最適な状
態に自動設定するようにしたものがある。一例を第18図
ないし第20図に示す。
1は室内ユニットで、この室内ユニット1の前面には
吸込口2および吹出口3が上下に配設されている。室内
ユニット1内には、吸込口2から吹出口3にかけて断熱
材4による送風路が形成されている。そして、送風路に
おいて、吸込口2の近傍には室内熱交換器5が配設さ
れ、その室内熱交換器5の下方部にはドレンパン6が設
けられている。さらに、送風路には吹出口3に向かって
室内ファン7,左右風向グリル8,上下風向グリル9が順次
設けられている。左右風向グリル8は、吹出風の方向を
左右方向において手動調節するためのもので、室内ユニ
ット1の左右方向に沿って複数枚が配設されている。上
下風向グリル9は、吹出風の方向を上下方向において自
動調節するためのもので室内ユニット1の左右方向に伸
びる板形状を有し、かつ回動軸がモータ(図示しない)
の回転軸に連結されている。
すなわち、暖房運転の開始時は上下風向グリル9を第
18図に示す回動位置に設定し、強制的な真下吹出し行な
い、室内の人を足下から暖めるようにしている。その
後、定常運転に入ると上下風向グリル9を第19図に示す
回動位置に設定し、斜め下吹出しを行ない、温風を室内
の遠くまで行き渡らせて室内全体を暖めるようにしてい
る。なお、第20図に示す上下風向グリル9の回動位置は
冷房用の水平吹出しを行なうためのものである。
ただし、斜め下吹出し(第19図)を行なうと、室内の
全体を暖めることができるという利点がある反面、噴出
し風が室内の人に直接当たり、室内の人に不快感を与え
ることがある。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、暖房運転の開始時におい
て室内の床面付近を十分に暖めることができ、しかも開
始後の定常運転において室内の人に不快感を与えること
なく室内の全体を効率良く暖めることができ、快適性の
向上および信頼性の向上を可能とするすぐれた空気調和
機を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の空気調和機は、吹出口にそれぞれ回動自在
に設けられ、吹出風の方向を上下方向において調節する
ための第1および第2上下風向グリルと、上記第1上下
風向グリルを水平吹出位置および垂直吹出位置の範囲で
回動させるためのモータと、上記第2上下風向グリルに
水平吹出位置から真下吹出位置に向かう回動力を与える
スプリングと、暖房運転時、上記モータを駆動すること
により、上記第1上下風向グリルを初めに真下吹出位置
に設定し次に斜め下吹出位置まで回動させる手段と、上
記第1上下風向グリルまたは上記第2上下風向グリルに
取付けられ、上記第1上下風向グリルの水平吹出位置か
ら真下吹出位置に向かう回動については上記スプリング
の力による第2上下風向グリルの回動を許容し、第1上
下風向グリルの斜め下吹出位置から水平吹出位置に向か
う回動については当接作用により第2上下風向グリルを
第1上下風向グリルの回動に追従させる部材と、を備え
る。
(作用) この発明の空気調和機では、暖房運転時、第1上下風
向グリルが、初めに真下吹出位置に設定され、次に斜め
下吹出位置まで回動される。第1上下風向グリルが真下
吹出位置に設定されると、第2上下風向グリルはスプリ
ングの力を受けて回動し、同じ真下吹出位置に設定され
る。第1上下風向グリルが真下吹出位置から斜め下吹出
位置に回動されるとき、第2上下風向グリルはスプリン
グの力を受けたまま真下吹出位置を保つ。第1上下風向
グリルが斜め下吹出位置から水平吹出位置に回動される
と、部材の当接作用により、第2上下風向グリルがスプ
リングの力に抗しながら第1上下風向グリルの回動に追
従する。
(実施例) 以下、この発明の第1の実施例について図面を参照し
て説明する。ただし、図面において第18図ないし第20図
と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略
する。
第1図,第2図,および第3図に示すように、吹出口
3内にアーム11,11が設けられ、これらアーム11に上下
風向グリル12が軸支されている。アーム11は、室内ユニ
ット1の前面パネルに一体成形されたもので、左右風向
グリル8側に一旦延びてから吹出口3に向かって屈折す
る形状を有している。上下風向グリル12は、吹出風の方
向を上下方向において自動調節するためのもので、室内
ユニット1の左右方向に伸びる板形状を有している。
また、上下風向グリル12は、左右方向において複数に
分割され、それぞれ回動自在に設けられた第1上下風向
グリルたとえばメイングリル12aおよび第2上下風向グ
リルたとえばサブグリル12bからなっている。メイング
リル12aは、両側に左グリル12a1および右グリル12a2
有している。サブグリル12bは、メイングリル12aの長手
方向中央部と対応する位置、つまり左グリル12a1と右グ
リル12a2との間(アーム11,11間)に回動可能に軸支さ
れている。しかして、メイングリル12aは後述する風向
グリルモータ28の回転軸に連結されている。
さらに、サブグリル12bの前端縁にはスプリング13の
一端が取付けられ、スプリング13の他端はアーム11に取
付けられている。このスプリング13は、サブグリル12b
に水平吹出位置から真下吹出位置に向かう回動力を与え
る。そして、サブグリル12bの裏面には部材たとえばL
字形のフック14が取付けられている。このフック14は、
メイングリル12aにおける左グリル12a1と右グリル12a2
との連結部12a3と対向する位置まで延びており、メイン
グリル12aの水平吹出位置から真下吹出位置に向かう回
動については連結部12a3の当接を受けず、これによりス
プリング13の力によるサブグリル12bの回動を許容し、
メイングリル12aの斜め下吹出位置から水平吹出位置に
向かう回動については連結部12a3の当接を受け、これに
よりサブグリル12bをメイングリル12aの回動に追従させ
る。
なお、第1図ないし第3図は冷房用の水平吹出し状態
を示しており、第4図に示すように水平方向に風が吹出
されることになる。
第5図は制御回路である。
20は制御部で、マイクロコンピュータおよびその周辺
回路などからなり、外部にはタイマ回路21、輻射熱温度
センサ22、室内温度センサ23、熱交温度センサ24、運転
操作部25、ファン駆動回路26、風向グリル駆動回路27な
どが接続されている。ここで、タイマ回路21は、暖房運
転開始からの経過時間をカウントするものである。輻射
熱温度センサ22は、室内ユニット1が取付けられている
壁面の温度を検知するものである。室内温度センサ23
は、吸込口2から吸込まれる室内空気の温度を検知する
ものである。熱交温度センサ24は、室内熱交換器5の温
度を検知するものである。運転操作部25は、各種操作ス
イッチなどからなり、使用者の操作に応じた運転設定デ
ータを制御部20に供給するものである。ファン駆動回路
26は、室内ファン7の駆動モータ7Mを駆動するものであ
る。風向グリル駆動回路27は、風向グリルモータ28を駆
動するものである。この風向グリルモータ28は、上下風
向グリル12を回動駆動するものである。
つぎに、上記のような構成において第6図を参照しな
がら動作を説明する。
運転操作部25で暖房運転を設定するとともに、所望の
室内温度Tasを設定し、かつ運転開始操作を行なう。す
ると、制御部20は、圧縮機(図示しない)および室外フ
ァン(図示しない)の運転をオンするとともに、四方弁
(図示しない)を切換作動し、冷凍サイクルにおいて暖
房サイクルを形成する。さらに、制御部20は、熱交温度
センサ24によって室内熱交換器5の温度(以下、熱交温
度と称す)Tcを検知し、その熱交温度Tcが32℃以上にな
ればファン駆動回路27によって室内ファン7の運転をオ
ンする。したがって、吸込口2から室内ユニット1内に
室内空気が吸込まれ、この吸込まれた空気は凝縮器とし
て作用する室内熱交換器5を通り、そこで熱を奪って吹
出し口3から室内に吹出される。すなわち、暖房運転の
開始となる。
なお、制御部20は、熱交温度Tcが32℃〜40℃の範囲に
あれば、室内ファン7の速度を超低速ULoないし中速M
に設定する。また、熱交温度Tcが40℃以上であれば、室
内ファン7の速度を室内設定温度Tasと室内温度センサ2
3で検知される室内温度Taとの差(Tas−Ta)に応じて制
御する。
しかして、制御部20は、運転開始と同時に輻射熱温度
センサ22によって壁面の温度(以下、壁面温度Tbと称
す)を検知しており、さらにタイマ回路21によって経過
時間をカウントしており、壁面温度Tbが室内設定温度Ta
sを上限とするαの範囲内にまだ達していなくて、しか
も運転開始からの経過時間がまだ一定時間tsに達して
いなければ、風向グリル駆動回路27に真下吹出し指令を
与える。すると、風向グリルモータ28が動作して上下風
向グリル12が第7図に示す位置まで回動し、真下吹出し
が設定される。この場合、先ず上下風向グリル12のメイ
ングリル12aがモータ28の駆動力を受けて図示の位置ま
で回動し、次にサブグリル12bがスプリング13の偏倚力
を受けて図示の位置まで回動する。したがって、第8図
および第9図のように室内ユニット1から室内Rの真下
に向かって温風が吹出され、室内Rの床面付近を十分に
暖めることができる。
しかる後、壁面温度Tbが室内設定温度Tasを上限とす
るαの範囲内に達すると、制御部20は風向グリル駆動回
路27に斜め下吹出し指令を与える。すると、風向グリル
モータ28が動作して上下風向グリル12が第10図に示す位
置まで回動し、斜め下吹出しが設定される。この場合、
上下風向グリル12のメイングリル12aがモータ28の駆動
力を受けて左右風向グリル8側に所定角度だけ回動する
が、サブグリル12bはスプリング13の偏倚力を受けてい
るため真下吹出し時の回動位置をそのまま保持する。し
たがって、第11図のように、吹出口3の両側からそれぞ
れ斜め下方向に温風が吹出されるとともに、吹出口3の
中央部から真下方向に温風が吹出される。こうして、第
12図のように、吹出口3の両側から吹出される温風は室
内Rの中央部分の周りに行き渡り、吹出口3の中央部か
ら吹出される温風は室内Rの真下に到達する。よって、
室内Rの人に風が直接当たることなく、つまり室内Rの
人に不快感を与えることなく、室内Rの全体を効率良く
暖めることができる。
また、制御部20は、壁面温度Tbがαの範囲内に達しな
いまま一定時間tsが経過すると、そこで上記同様の斜
め下吹出しを設定する。すなわち、これは、壁面の断熱
性が低い家屋の場合、壁面温度Tbの上昇が遅くて吹出方
向の切換えに遅れを生じてしまうからである。
なお、真下吹出しまたは斜め下吹出しの状態から水平
吹出しを設定する場合、メイングリル12aが左右風向グ
リル8側に回動駆動され、第1図ないし第3図に示す状
態となる。この場合、メイングリル12aはモータ駆動に
よって水平位置まで回動するが、サブグリル12bは連結
部12a3によるフック14の押圧とその途中から働くスプリ
ング13の引張りとによって水平位置まで回動する。
このように、暖房運転の開始時は真下吹出しを設定し
て温風を室内の真下方向に吹出すようにしたので、室内
の下部を十分に暖めることができる。さらに、開始後の
定常運転においては自動的に斜め下吹出しを設定し、温
風を斜め下方向に吹出すようにしたので、室内の全体を
効率良く暖めることができる。特に、この斜め下吹出し
においては、吹出口3の中央において部分的な真下吹出
しを行なうようにしたので、室内の人に風が直接当たる
のを避けることができ、つまり室内の人に不快感を与え
ることがなく、快適性および信頼性の向上が図れる。
次に、この発明の第2の実施例について説明する。こ
の場合、第1の実施例と同一部分には同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。
第13図,第14図,および第15図に示すように、アーム
11,11に上下風向グリル31が軸支されている。この上下
風向グリル31は、吹出風の方向を上下方向において自動
調節するためのもので、それぞれ回動自在に設けられた
第1上下風向グリルたとえばメイングリル31aおよび第
2上下風向グリルたとえばサブグリル31bからなってい
る。メイングリル31aは、室内ユニット1の左右方向に
伸びる基板31a1の両側に箱形の左グリル31a2および右グ
リル31a3を有している。サブグリル31bは、メイングリ
ル31aを長手方向中央部と対応する位置に回動可能に軸
支されており、そのメイングリル31aの基板31a1との間
に通風空間を形成するようになっている。
そして、サブグリル31bの前端縁にはスプリング32の
一端が取付けられ、スプリング32の他端はアーム11に取
付けられている。このスプリング32は、サブグリル31b
に水平吹出位置から真下吹出位置に向かう回動力を与え
る。そして、メイングリル31aの基板31a1において、サ
ブグリル31bと対向する位置には部材たとえば突起33が
取付けられている。この突起33は、メイングリル31aの
水平吹出位置から真下吹出位置に向かう回動については
サブグリル31bに当接せず、これによりスプリング32の
力によるサブグリル31bの回動を許容し、メイングリル3
1aの斜め下吹出位置から水平吹出位置に向かう回動につ
いてはサブグリル31b当接し、これによりサブグリル12b
をメイングリル12aの回動に追従させる。
なお、第13図ないし第15図は冷房用の水平吹出し状態
を示している。
したがって、暖房運転時、初めは上下風向グリル31が
第16図に示す位置まで回動し、真下吹出しが設定され
る。この場合、先ず上下風向グリル31のメイングリル31
aがモータ駆動力を受けて図示の位置まで回動し、次に
サブグリル31bがスプリング32の偏倚力を受けて図示の
位置まで回動する。したがって、室内ユニット1から室
内の真下に向かって温風が吹出され、室内の床面付近を
十分に暖めることができる。
しかる後、上下風向グリル31が第17図に示す位置まで
回動し、斜め下吹出しが設定される。この場合、メイン
グリル31aがモータ駆動力を受けて左右風向グリル8側
に所定角度だけ回動するが、サブグリル31bはスプリン
グ32の偏倚力を受けているため真下吹出し回動位置をそ
のまま保持する。したがって、吹出口3の両側からそれ
ぞれ斜め下方向に温風が吹出されるとともに、吹出口3
の中央部から真下方向に温風が吹出される。こうして、
吹出口3の両側から吹出される温風は室内の中央部分の
周りに行き渡り、吹出口3の中央部から吹出される温風
は室内の真下に到達する。よって、室内の人に風が直接
当たることなく、つまり室内の人に不快感を与えること
なく、室内の全体を効率良く暖めることができる。
なお、真下吹出しまたは斜め下吹出しの状態から水平
吹出しを設定する場合、メイングリル31aが左右風向グ
リル8側に回動駆動され、第13図ないし第15図に示す状
態となる。この場合、メイングリル31aはモータ駆動に
よって水平位置まで回動するが、サブグリル31bはメイ
ングリル31aの基板31a1に取付けられている突起33の押
圧とその途中から働くスプリング32の引張りとによって
水平位置まで回動する。
この第2の実施例によれば、第1の実施例と同様、暖
房運転開始時に室内の下部を十分に暖めることができ、
しかも開始後の定常運転においては室内の人に不快感を
与えることなく室内の全体を効率良く暖めることができ
るという利点があるが、さらに吹出口3が意匠的にすっ
きりするという利点もある。
なお、上記各実施例では、上下風向グリルを左右方向
に3つに分割したが、その数に限定はなく、吹出口3の
大きさなどに応じて適宜設定すればよい。また、真下吹
出しおよび斜め下吹出しを暖房運転時のみ設定するよう
にしたが、冷房運転時において設定するようにしてもよ
く、そうすれば蒸し暑いときに冷気を直接浴びるような
こともでき、便利である。さらに、第1の実施例におい
て、フック14を回動可能とすることにより水平吹出し時
にサブグリル12bだけ真下吹出しを行なうこともでき、
細かな吹出方向調節が可能となる。その他、この発明は
上記実施例に限定されるものではなく、要旨を変えない
範囲で種々変形実施可能である。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、吹出口にそれぞ
れ回動自在に設けられ、吹出風の方向を上下方向におい
て調節するための第1および第1上下風向グリルと、第
1上下風向グリルを水平吹出位置および垂直吹出範囲で
回動させるためのモータと、第2上下風向グリルに水平
吹出位置から真下吹出位置に向かう回動力を与えるスプ
リングと、暖房運転時、モータを駆動することにより、
第1上下風向グリルを初めに真下吹出位置に設定し次に
斜め下吹出位置まで回動させる手段と、第1上下風向グ
リルまたは第2上下風向グリルに取付けられ、第1上下
風向グリルの水平吹出位置から真下吹出位置に向かう回
動についてはスプリングの力による第2上下風向グリル
の回動を許容し、第1上下風向グリルの斜め下吹出位置
から水平吹出位置に向かう回動については当接作用によ
り第2上下風向グリルを第1上下風向グリルの回動に追
従させる部材と、を備えたので、暖房運転の開始時にお
いて室内の床面付近を十分に暖めることができ、しかも
開始後の定常運転において室内の人に不快感を与えるこ
となく室内の全体を効率良く暖めることができ、快適性
の向上および信頼性の向上を可能とするすぐれた空気調
和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の全体的な構成を示す
斜視図、第2図は同実施例における上下風向グリルの部
分的な構成を示す斜視図、第3図は同実施例の内部機構
を示す図、第4図は同実施例の水平吹出し状態を示す
図、第5図は同実施例の制御回路の構成を示す図、第6
図は同実施例の動作を説明するためのフローチャート、
第7図,第8図,および第9図はそれぞれ同実施例の真
下吹出し状態を示す図、第10図,第11図,および第12図
はそれぞれ同実施例の斜め下吹出し状態を示す図、第13
図はこの発明の第2の実施例の全体的な構成を示す斜視
図、第14図は同実施例における上下風向グリルの部分的
な構成を示す斜視図、第15図は同実施例の内部機構を示
す図、第16図は同実施例の真下吹出し状態を示す図、第
17図は同実施例の斜め下吹出し状態を示す図、第18図,
第19図,および第20図はそれぞれ従来の空気調和機の内
部機構を示す図である。 1……室内ユニット、2……吸込口、3……吹出口、12
……上下風向グリル、12a……メイングリル、12b……サ
ブグリル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吹出口にそれぞれ回動自在に設けられ、吹
    出風の方向を上下方向において調節するための第1およ
    び第2上下風向グリルと、 前記第1上下風向グリルを水平吹出位置および垂直吹出
    位置の範囲で回動させるためのモータと、 前記第2上下風向グリルに水平吹出位置から真下吹出位
    置に向かう回動力を与えるスプリングと、 暖房運転時、前記モータを駆動することにより、前記第
    1上下風向グリルを初めに真下吹出位置に設定し次に斜
    め下吹出位置まで回動させる手段と、 前記第1上下風向グリルまたは前記第2上下風向グリル
    に取付けられ、前記第1上下風向グリルの水平吹出位置
    から真下吹出位置に向かう回動については前記スプリン
    グの力による第2上下風向グリルの回動を許容し、第1
    上下風向グリルの斜め下吹出位置から水平吹出位置に向
    かう回動については当接作用により第2上下風向グリル
    を第1上下風向グリルの回動に追従させる部材と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
JP61118706A 1986-05-23 1986-05-23 空気調和機 Expired - Lifetime JPH0820101B2 (ja)

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