JPH08200519A - 開閉弁 - Google Patents
開閉弁Info
- Publication number
- JPH08200519A JPH08200519A JP3184995A JP3184995A JPH08200519A JP H08200519 A JPH08200519 A JP H08200519A JP 3184995 A JP3184995 A JP 3184995A JP 3184995 A JP3184995 A JP 3184995A JP H08200519 A JPH08200519 A JP H08200519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- washing
- opening
- port
- water port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lift Valve (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 動力を必要としない脱水口の開閉弁を提供す
る。 【構成】 弁１１と弁１１を支える予め決められたバネ
力を有するコイルバネを封入して***の多数の排水口側
壁に設けた一方向のみが開口した開閉弁１５を脱水口１
８の開閉弁としたので、脱水時以外は、バネ力が弁１１
によって生じる遠心力に優るので、脱水口から排水され
ることはなく、脱水時には、弁１１によって生じる遠心
力がバネ力に優り、コイルバネ１２が収縮するから弁１
１が脱水口から離れるので、脱水口１８が開き、開閉弁
１５に設けられた多数の排水口を介して洗濯槽１６から
洗浄水が排水される。
る。 【構成】 弁１１と弁１１を支える予め決められたバネ
力を有するコイルバネを封入して***の多数の排水口側
壁に設けた一方向のみが開口した開閉弁１５を脱水口１
８の開閉弁としたので、脱水時以外は、バネ力が弁１１
によって生じる遠心力に優るので、脱水口から排水され
ることはなく、脱水時には、弁１１によって生じる遠心
力がバネ力に優り、コイルバネ１２が収縮するから弁１
１が脱水口から離れるので、脱水口１８が開き、開閉弁
１５に設けられた多数の排水口を介して洗濯槽１６から
洗浄水が排水される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動モータにより回転
駆動される洗浄かごを備えた洗浄機に係り、特にその排
水機構に関するものである。
駆動される洗浄かごを備えた洗浄機に係り、特にその排
水機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、洗浄かごの側壁に設けられた多数
の脱水口は開閉機構は取り付けられておらず、常時開口
している。このために、洗浄かごを内槽と外槽の２槽構
造とし、内槽には常時開口している脱水口を設けて、外
槽に電動などで開閉される主排水口を設けている。この
従来の方式の洗浄かごの概略断面図を図４に示す。図４
において、４１は被洗浄物が排出されない程度の大きさ
の多数の脱水口４２をもつ洗浄かごの内槽、４３は洗浄
かごの外部に洗浄水を排出する主排水口４４をもつ外槽
である。この排水口４４は停止時、洗浄時は閉じてお
り、脱水時にのみ電動などで開き、外部へ洗浄水を排水
する。このような、２槽構造をもつ洗浄かごの内槽４１
に洗浄水を注水すると、脱水口４２が開口しているの
で、外槽４３にも注水する形となり、内槽と外槽の間隙
にも注水される。
の脱水口は開閉機構は取り付けられておらず、常時開口
している。このために、洗浄かごを内槽と外槽の２槽構
造とし、内槽には常時開口している脱水口を設けて、外
槽に電動などで開閉される主排水口を設けている。この
従来の方式の洗浄かごの概略断面図を図４に示す。図４
において、４１は被洗浄物が排出されない程度の大きさ
の多数の脱水口４２をもつ洗浄かごの内槽、４３は洗浄
かごの外部に洗浄水を排出する主排水口４４をもつ外槽
である。この排水口４４は停止時、洗浄時は閉じてお
り、脱水時にのみ電動などで開き、外部へ洗浄水を排水
する。このような、２槽構造をもつ洗浄かごの内槽４１
に洗浄水を注水すると、脱水口４２が開口しているの
で、外槽４３にも注水する形となり、内槽と外槽の間隙
にも注水される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の方
法では、外槽４３の主排水口４４の開閉には電動などの
外部駆動力が必要であるということ、また、内槽と外槽
との間隙にも洗浄水が必要であり、洗浄には本来必要で
はない無駄な洗浄水が必要であるという欠点があった。
法では、外槽４３の主排水口４４の開閉には電動などの
外部駆動力が必要であるということ、また、内槽と外槽
との間隙にも洗浄水が必要であり、洗浄には本来必要で
はない無駄な洗浄水が必要であるという欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転駆動され
ることによって洗浄する洗浄機の洗浄かごの側壁に設け
られた多数の脱水口に固着される開閉機において、一方
向のみが開口し、内部に止水用の蓋と弾性体をこの蓋を
開口側に弾性体の伸縮方向に並べて封入し、外壁に多数
の排水口が設けられた筒状体で、予め決められた回転数
に達した場合にのみ、洗浄かごの回転駆動によって前記
止水用の蓋に生じる遠心力で前記弾性体を収縮させるこ
とによって前記止水用の蓋を移動させ、その結果前記排
水口から排水するものである。
ることによって洗浄する洗浄機の洗浄かごの側壁に設け
られた多数の脱水口に固着される開閉機において、一方
向のみが開口し、内部に止水用の蓋と弾性体をこの蓋を
開口側に弾性体の伸縮方向に並べて封入し、外壁に多数
の排水口が設けられた筒状体で、予め決められた回転数
に達した場合にのみ、洗浄かごの回転駆動によって前記
止水用の蓋に生じる遠心力で前記弾性体を収縮させるこ
とによって前記止水用の蓋を移動させ、その結果前記排
水口から排水するものである。
【０００５】
【作用】本発明によれば、止水用の蓋とこの止水用の蓋
を支える予め決められたバネ力を有する弾性体を用いて
脱水口の開閉弁としたので、脱水時以外は、前記洗浄か
ごの低速回転によって生じる遠心力では前記弾性体は収
縮することはないので、止水用の蓋は脱水口に押しつけ
られたままで、脱水口から排水されることはなく、脱水
時には前記洗浄かごの高速回転によって生じる遠心力で
弾性体は収縮するので、止水用の蓋が脱水口から離れる
ので、脱水口が口が開き、開閉弁に設けられた多数の排
水口を介して内槽から洗浄水が排水される。
を支える予め決められたバネ力を有する弾性体を用いて
脱水口の開閉弁としたので、脱水時以外は、前記洗浄か
ごの低速回転によって生じる遠心力では前記弾性体は収
縮することはないので、止水用の蓋は脱水口に押しつけ
られたままで、脱水口から排水されることはなく、脱水
時には前記洗浄かごの高速回転によって生じる遠心力で
弾性体は収縮するので、止水用の蓋が脱水口から離れる
ので、脱水口が口が開き、開閉弁に設けられた多数の排
水口を介して内槽から洗浄水が排水される。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の開閉弁の１実施例を示す全自
動洗濯機の概略断面図、図２は停止時または洗濯時の図
１に示す実施例の拡大断面図、図３は脱水時の図１に示
す実施例の拡大断面図である。図１において、１は洗濯
槽、２は洗濯槽１に多数設けられた脱水口の外壁に固着
された開閉弁、３は外槽、４は外槽に設けられた常時開
口している主排水口である。図２、図３において、１１
は止水用の蓋であるステンレス真球（以下弁とい
う。）、１２は弁１１を後記脱水口１８に押しつけて止
水するに足るバネ力を有するように適宜調整された弾性
体であるコイルバネ、１３は弁１１とコイルバネ１２を
封入する一方向のみが開口した筒状体、１４は筒状体１
３に多数設けられた排水口で、これらで開閉弁１５を構
成する。また、１６は洗濯槽、１７は洗濯槽１６の内壁
に固着された水以外の異物が開閉弁１５に入り込まない
ようにするためのメッシュシート、１８は洗濯槽１６に
設けられた脱水口、１９ａ、１９ｂは弁１１が脱水口１
８に密着して、完全に止水するようにテーパー状に加工
された上に貼り付けられたゴムなどのパッキンである。
動洗濯機の概略断面図、図２は停止時または洗濯時の図
１に示す実施例の拡大断面図、図３は脱水時の図１に示
す実施例の拡大断面図である。図１において、１は洗濯
槽、２は洗濯槽１に多数設けられた脱水口の外壁に固着
された開閉弁、３は外槽、４は外槽に設けられた常時開
口している主排水口である。図２、図３において、１１
は止水用の蓋であるステンレス真球（以下弁とい
う。）、１２は弁１１を後記脱水口１８に押しつけて止
水するに足るバネ力を有するように適宜調整された弾性
体であるコイルバネ、１３は弁１１とコイルバネ１２を
封入する一方向のみが開口した筒状体、１４は筒状体１
３に多数設けられた排水口で、これらで開閉弁１５を構
成する。また、１６は洗濯槽、１７は洗濯槽１６の内壁
に固着された水以外の異物が開閉弁１５に入り込まない
ようにするためのメッシュシート、１８は洗濯槽１６に
設けられた脱水口、１９ａ、１９ｂは弁１１が脱水口１
８に密着して、完全に止水するようにテーパー状に加工
された上に貼り付けられたゴムなどのパッキンである。
【０００７】図２に示すように、停止時または洗濯時は
弁１１が完全に脱水口１８を閉じるように脱水口１８の
外壁側の縁をテーパー状にし、そのうえにゴムなどの弾
性体のパッキン１９ａ、１９ｂを設けてある。また、脱
水口１８から排水された洗濯水が外槽３側に排水可能と
なるように、***１４を設けた開閉弁１５の中に、外側
にはコイルバネ１２を内側には脱水口１８の外径よりも
大きく、開閉弁１５の外径よりも小さい外径の弁たるス
テンレス真球を配置し、コイルバネ１２のバネ力によっ
て弁１１が押されて脱水口１８を閉じる状態で、脱水口
１８の中心と開閉弁１５の中心が一致するように開閉弁
１５を洗濯槽１６の外壁に固着する。ここで、コイルバ
ネ１２のバネ力は予め脱水時にのみ弁１１が洗浄かごの
回転駆動に伴って生じる遠心力によって移動し、洗濯槽
から排水されるように、次のように調整しておく。 バネ力＞洗濯時の遠心力＋洗浄水の静止圧力 バネ力＜脱水時の遠心力＋洗浄水の静止圧力 以上のように調整されているので、洗濯槽が回転駆動さ
れることによって生じる弁１１の遠心力をコイルバネ１
２のバネ力で押さえ、脱水時以外は弁１１によって脱水
口１８を閉じることにしたので、停止時や洗濯時には洗
濯槽１から水が流れ出すことはなく、脱水時にのみ、洗
濯槽１から排水される。従って、特別な動力を必要とす
ることなく、洗濯槽１の排水管理ができる。
弁１１が完全に脱水口１８を閉じるように脱水口１８の
外壁側の縁をテーパー状にし、そのうえにゴムなどの弾
性体のパッキン１９ａ、１９ｂを設けてある。また、脱
水口１８から排水された洗濯水が外槽３側に排水可能と
なるように、***１４を設けた開閉弁１５の中に、外側
にはコイルバネ１２を内側には脱水口１８の外径よりも
大きく、開閉弁１５の外径よりも小さい外径の弁たるス
テンレス真球を配置し、コイルバネ１２のバネ力によっ
て弁１１が押されて脱水口１８を閉じる状態で、脱水口
１８の中心と開閉弁１５の中心が一致するように開閉弁
１５を洗濯槽１６の外壁に固着する。ここで、コイルバ
ネ１２のバネ力は予め脱水時にのみ弁１１が洗浄かごの
回転駆動に伴って生じる遠心力によって移動し、洗濯槽
から排水されるように、次のように調整しておく。 バネ力＞洗濯時の遠心力＋洗浄水の静止圧力 バネ力＜脱水時の遠心力＋洗浄水の静止圧力 以上のように調整されているので、洗濯槽が回転駆動さ
れることによって生じる弁１１の遠心力をコイルバネ１
２のバネ力で押さえ、脱水時以外は弁１１によって脱水
口１８を閉じることにしたので、停止時や洗濯時には洗
濯槽１から水が流れ出すことはなく、脱水時にのみ、洗
濯槽１から排水される。従って、特別な動力を必要とす
ることなく、洗濯槽１の排水管理ができる。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、特別な動力を必要とす
ることなく、洗濯槽１の排水管理ができる。また、洗濯
槽１の脱水口１８は脱水時以外は閉じているので、水は
洗濯槽だけに貯水させればよいから、従来の２槽構造式
の場合と比較して３〜４割の節水が可能となり、外槽の
主排水口は常時開口のままでよくなるので、洗濯機の構
造が簡単になり、コストの低減がはかれる。
ることなく、洗濯槽１の排水管理ができる。また、洗濯
槽１の脱水口１８は脱水時以外は閉じているので、水は
洗濯槽だけに貯水させればよいから、従来の２槽構造式
の場合と比較して３〜４割の節水が可能となり、外槽の
主排水口は常時開口のままでよくなるので、洗濯機の構
造が簡単になり、コストの低減がはかれる。
【図１】図１は本発明の開閉弁の１実施例を示す全自動
洗濯機の概略断面図である。
洗濯機の概略断面図である。
【図２】図２は洗濯時または静止時の図１に示す実施例
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図３】図３は脱水時の図１に示す実施例の拡大断面図
である。
である。
【図４】従来の実施例を示す概略断面図である。
１、１６ 洗濯槽 ２、１５ 開閉弁 ４ 主排水口 １１ 止水用弁 １２ コイルバネ １３ 筒状体 １４ 排水口 １７ メッシュシート １８ 脱水口 １９ａ、１９ｂ パッキン
Claims (2)
- 【請求項１】回転駆動されることによって洗浄する洗浄
機の多数の脱水口を有する洗浄かごにおいて、 外壁に多数の排水口が設けられた有底筒状体内部の底側
に弾性体を収納し、かつ開口側に前記脱水口より大径の
止水用蓋を収納し、この有底筒状体の開口端を前記洗浄
かご外壁の脱水口周縁に固着したことを特徴とする開閉
弁。 - 【請求項２】前記弾性体は圧縮コイルバネであり、次の
バネ力（圧縮力）を有することを特徴とする請求項１記
載の開閉弁。 バネ力＞洗濯時の遠心力＋洗浄水の静止圧力 バネ力＜脱水時の遠心力＋洗浄水の静止圧力
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3184995A JPH08200519A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 開閉弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3184995A JPH08200519A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 開閉弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200519A true JPH08200519A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12342507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3184995A Pending JPH08200519A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 開閉弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200519A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008036966A1 (de) * | 2008-08-08 | 2010-02-11 | Kendrion Binder Magnete Gmbh | Kugelsitzventil, dessen Verwendung und Verfahren zum Steuern einer Ventilanordnung mit einem Kugelsitzventil |
| CN101982598A (zh) * | 2010-09-09 | 2011-03-02 | 任文涛 | 一种脱水孔自动开闭的单桶滚筒洗衣机 |
| CN102849646A (zh) * | 2012-09-27 | 2013-01-02 | 太原重工股份有限公司 | 非能动安全制动***及其带限速装置的方向阀 |
| KR200472733Y1 (ko) * | 2013-10-25 | 2014-05-19 | 대류산업 주식회사 | 양변기용 후레쉬 세척 절수기 |
| CN113668193A (zh) * | 2020-05-15 | 2021-11-19 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机内桶、洗衣机及其控制方法 |
| CN115058862A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-09-16 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 一种衣物处理设备及控制方法 |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP3184995A patent/JPH08200519A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008036966A1 (de) * | 2008-08-08 | 2010-02-11 | Kendrion Binder Magnete Gmbh | Kugelsitzventil, dessen Verwendung und Verfahren zum Steuern einer Ventilanordnung mit einem Kugelsitzventil |
| US8322371B2 (en) | 2008-08-08 | 2012-12-04 | Kendrion (Villingen) Gmbh | Ball seat valve, use of the same, and method for controlling a valve assembly comprising a ball seat valve |
| DE102008036966B4 (de) * | 2008-08-08 | 2014-07-31 | Kendrion (Villingen) Gmbh | Elektromagnetisch betätigbares Kugelsitzventil |
| CN101982598A (zh) * | 2010-09-09 | 2011-03-02 | 任文涛 | 一种脱水孔自动开闭的单桶滚筒洗衣机 |
| CN102849646A (zh) * | 2012-09-27 | 2013-01-02 | 太原重工股份有限公司 | 非能动安全制动***及其带限速装置的方向阀 |
| KR200472733Y1 (ko) * | 2013-10-25 | 2014-05-19 | 대류산업 주식회사 | 양변기용 후레쉬 세척 절수기 |
| CN113668193A (zh) * | 2020-05-15 | 2021-11-19 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机内桶、洗衣机及其控制方法 |
| CN115058862A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-09-16 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 一种衣物处理设备及控制方法 |
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